JP3225586B2 - 充電装置 - Google Patents

充電装置

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JP3225586B2
JP3225586B2 JP10357492A JP10357492A JP3225586B2 JP 3225586 B2 JP3225586 B2 JP 3225586B2 JP 10357492 A JP10357492 A JP 10357492A JP 10357492 A JP10357492 A JP 10357492A JP 3225586 B2 JP3225586 B2 JP 3225586B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は充電装置に関するもので
あり,特に,充電すべき二次電池の充電状態を監視し,
その充電状態を出力する充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラ一体型ビデオテープ記録再生装置
(VTR)においてはその駆動源として二次電池(バッ
テリ)が使用されている。二次電池の電力消費が進む
と,二次電池をVTRから取外し,充電装置にかけて充
電を行う。二次電池の充電はその二次電池の種別に応じ
た充電特性に従って行う必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常,充電装置におけ
るVTRに使用する二次電池の充電は,その二次電池の
充電特性に従って規定された時間だけ行われており,実
際の充電状態を簡便な方法で表示することが行われてい
ない。その結果,過充電状態まで充電を行うことが多
く,充電時間の無駄,過充電による電力の無駄などの問
題がある。
【0004】本発明はこのような問題を解決するもので
あり,二次電池の充電特性に応じて二次電池の充電を行
う他,簡便に,その二次電池の充電状態を監視し,充電
状態を出力することが可能な充電装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決し,上述
した目的を達成するため,本発明によれば,二次電池の
充電特性に応じて低電圧状態から該二次電池に充電する
充電手段と,その充電特性に応じて充電状態を監視する
充電状態監視手段と,該充電状態監視手段における充電
状態監視結果からその二次電池の充電状態を出力する手
段とを有する充電装置が提供される。
【0006】上記二次電池がリチウム系二次電池の場
合,前記充電状態監視手段は前記リチウム系二次電池の
端子電圧が低電圧状態から所定の充電電圧に到達するま
で上記リチウム系二次電池の端子電圧を監視し,前記リ
チウム系二次電池の充電電圧が一定値に到達した後,上
記充電手段は充電を瞬断させながら上記二次電池に充電
し,上記充電状態監視手段は上記充電手段による各瞬断
時における上記リチウム系二次電池の前回の電圧と今回
の電圧との電圧差を監視し,上記充電状態を出力する手
段は上記電圧差に基づいて上記リチウム系二次電池の充
電状態を出力する。
【0007】上記二次電池がニッケル系二次電池の場
合,上記充電状態監視手段は上記ニッケル系二次電池の
端子電圧が低電圧状態から所定の大きさに到達後その電
圧が低下する時点を検出し,その後前記ニッケル系二次
電池の充電電流を監視し,上記充電状態を出力する手段
は,前記ニッケル系二次電池の充電電流の低下状態に応
じて前記ニッケル系二次電池の充電状態を出力する。
【0008】
【作用】充電装置における充電手段は二次電池の充電特
性に応じて充電を行う。充電状態監視手段は,その充電
特性に応じて充電状態を監視する。充電状態出力手段
は,充電状態監視手段における充電状態監視結果からそ
の二次電池の充電状態を出力する。その結果,二次電池
に応じて充電が行われ,その充電特性に基づいた充電状
態が監視され,その監視結果に基づいて二次電池の充電
状態が,たとえば,LEDなどに出力される。
【0009】二次電池がリチウム系の二次電池の場合に
は,充電状態監視手段は所定の充電電圧に到達するまで
上記二次電池の電圧を監視し,その後リチウム系電池の
充電電流を監視する。充電状態を出力する手段は,充電
電圧が所定の電圧に到達したときその状態を出力し,そ
の後その二次電池の電流値に応じた充電状態を出力す
る。あるいは,充電状態監視手段は所定の充電電圧に到
達するまでリチウム系電池の電圧を監視し,充電手段は
充電を瞬断させながら上記二次電池に充電し,充電状態
監視手段は瞬断時におけるリチウム系二次電池の電圧の
低下量を監視し,充電状態を出力する手段は上記充電電
圧が所定の電圧に到達したときその状態を出力し,その
後その二次電池の上記電圧低下量に基づいてリチウム系
電池の充電状態を出力する。
【0010】二次電池が,ニッケル・カドミウム電池あ
るいは,ニッケル・水素などのニッケル系二次電池の場
合は,充電状態監視手段はニッケル系電池の電圧が所定
の大きさに到達後その電圧が低下する時点を検出し,そ
の後そのニッケル系電池の電流を監視し,充電状態を出
力する手段は,ニッケル系電池の充電電圧が所定の電圧
に到達後その電圧が低下した時の充電状態を出力し,そ
の後そのニッケル系電池の電流値に応じて充電状態を出
力する。
【0011】
【実施例】図1に本発明の充電装置の基本構成を示す。
充電装置は,二次電池7に充電する充電手段1と,充電
状態監視手段3と,充電状態出力手段5とを有する。充
電手段1は二次電池7の充電特性に応じた充電方式で充
電を行う。充電状態監視手段3は充電手段1と協働して
二次電池7の充電状態を監視する。充電状態出力手段5
は充電状態監視手段3と協働して二次電池7の充電状態
を出力する。
【0012】図2に図1に示した充電装置の外観斜視図
を示す。充電装置のケース11には二次電池7が収容さ
れる二次電池装着部13,二次電池7の電源端子が接続
される充電端子部17と,二次電池7の充電状態が表示
されるLED表示部15とが設けられている。充電装置
のケース11の内部には後述する充電回路20とマイク
ロコンピュータ30とが配設されている。充電装置のケ
ース11内の充電回路20にはAC電源(図示せず)に
接続されるケーブル19が接続されている。LED表示
部15は,この例示では,二次電池7の充電状態を表示
するEMPTY表示LED151,70%充電表示LE
D152,80%充電表示LED153,90%充電表
示LED154,および,過充電表示LED155から
なる。
【0013】二次電池7の第1の例示としてリチウム電
池71を充電する動作について述べる。図3はリチウム
電池71の充電特性を示すグラフである。初期時間t0
において,リチウム電池71のバッテリ充電電圧Vb
電圧V0,バッテリ充電電流Ib は電流I0(最大電流
MAX )である。充電を開始すると,まず,リチウム電
池71の端子電圧V(バッテリ充電電圧Vb )が上昇し
ていく。時間t1に到達すると,リチウム電池71のバ
ッテリ充電電圧Vb は飽和電圧VSAT1に到達し,バッテ
リ充電電流Ib が低下し始める。以下,時間の経過とと
もに,バッテリ充電電圧Vb は一定のまま,バッテリ充
電電流Ib が順次低下していく。
【0014】充電装置はリチウム電池71についての図
3に示した充電特性に応じた充電を行う。図4に図1に
示した充電装置の具体的な回路構成を示す。図4に示し
た充電装置は,充電手段1として機能する充電回路2
0,充電状態監視手段3および充電状態出力手段5の一
部として機能するマイクロコンピュータ30,および,
マイクロコンピュータ30と協働し充電状態出力手段5
の一部として機能するLED表示部15を有している。
充電回路20は,ケーブル19を介して100Vの商用
電源などのAC電源(図示せず)からAC電力を入力し
てDC電圧に変換するAC/DC変換回路21,AC/
DC変換回路21からのDC電圧をスイッチングして所
定の電圧に調整するスイッチングレギュレータ回路2
2,スイッチングレギュレータ回路22の出力電圧を平
滑する平滑回路23を有している。充電回路20はさら
に,マイクロコンピュータ30によって制御される制御
用トランジスタ25,逆流防止用ダイオード26,およ
び,電圧変換用抵抗器27を有している。充電端子部1
7を介してリチウム電池71が接続されている。
【0015】マイクロコンピュータ30は上述したよう
に,充電状態監視手段3および充電状態出力手段5とし
て機能する。マイクロコンピュータ30の動作を図5に
示したフローチャートを参照して述べる。ステップS11 :マイクロコンピュータ30は,図示し
ない充電開始スイッチの状態を入力して,制御用トラン
ジスタ25をオンさせて充電回路20からリチウム電池
71への充電を開始させる。さらにマイクロコンピュー
タ30は,充電端子部17を経由して端子30cに印加
されるリチウム電池71のバッテリ充電電圧Vb を入力
してバッテリ充電電圧Vb を監視する。ステップS12,S13 :マイクロコンピュータ30
は,端子30cからバッテリ充電電圧Vb を入力し,そ
のバッテリ充電電圧Vb が飽和電圧VSAT1に到達したか
否かを検出する(ステップS12)。バッテリ充電電圧
b が飽和電圧VSAT1に到達していないときは,マイク
ロコンピュータ30はLED表示部15内のEMPTY
表示LED151を点灯させ,バッテリ充電電圧Vb
監視を継続する(ステップS13)。EMPTY表示L
ED151は,リチウム電池71の端子電圧(バッテリ
充電電圧Vb )がまで飽和電圧VSAT1まで到達していな
い「EMPTY(空)」の状態を示すLEDである。
【0016】ステップS12,S14,S15:図3に
示す時間t1において,マイクロコンピュータ30はバ
ッテリ充電電圧Vb が飽和電圧VSAT1に到達したとき
は,ステップS14の処理に移行する(ステップS1
2)。マイクロコンピュータ30は,バッテリ充電電流
b を電圧に変換する電圧変換用抵抗器27の端子電圧
を増幅しているアンプ28の出力電圧を端子30bから
入力してバッテリ充電電流Ib が図3に示す電流I2に
到達したか否かを検出する(ステップS14)。つま
り,マイクロコンピュータ30はバッテリ充電電圧Vb
が飽和電圧VSAT1に到達する時間t1まではバッテリ充
電電圧Vb を監視し,バッテリ充電電圧Vb が充電飽和
電圧VSAT1に到達した後の時間t1以降はバッテリ充電
電流Ib を監視する。バッテリ充電電流Ib が電流I2
に到達していないときは,マイクロコンピュータ30は
EMPTY表示LED151を消灯して70%充電表示
LED152を点灯させ(ステップS15),バッテリ
充電電流Ib の監視を継続する。70%充電表示LED
152は,図3に示す特性から,リチウム電池71がほ
ぼ70%程度まで充電されたことを利用者に示すLED
である。
【0017】ステップS14,S16,S17:マイク
ロコンピュータ30はアンプ28の出力電圧を監視し,
図3に示した時間t2において,リチウム電池71のバ
ッテリ充電電流Ib が電流I2まで低下したことを検出
したら(ステップS14),さらにバッテリ充電電流I
b が電流I3まで低下することを検出する(ステップS
16)。バッテリ充電電流Ib が電流I3まで低下して
いないときは,マイクロコンピュータ30は70%充電
表示LED152の表示に代えて,80%充電表示LE
D153を点灯させ,リチウム電池71の充電状態が8
0%程度まで到達したことを利用者に知らせ(ステップ
S17),さらにバッテリ充電電流Ib が電流I3まで
低下すること検出する監視を継続する。
【0018】ステップS16,S18,S19:マイク
ロコンピュータ30はアンプ28の出力電圧を監視し,
図3に示した時間t3において,リチウム電池71のバ
ッテリ充電電流Ib が電流I3まで低下したことを検出
したら(ステップS16),さらにバッテリ充電電流I
b が電流I4まで低下することを検出する(ステップS
18)。バッテリ充電電流Ib が電流I4まで低下して
いないときは,マイクロコンピュータ30は80%充電
表示LED153の表示に代えて,90%充電表示LE
D154を点灯させ,リチウム電池71の充電状態が9
0%程度まで到達したことを利用者に知らせ(ステップ
S19),さらにバッテリ充電電流Ib が電流I4まで
低下すること検出する監視動作を継続する。ステップS18,S20 :マイクロコンピュータ30は
アンプ28の出力電圧を監視し,図3に示した時間t4
において,リチウム電池71のバッテリ充電電流Ib
電流I4まで低下したことを検出したら(ステップS1
8),90%充電表示LED154の点灯に代えて,過
充電表示LED155を表示させる(ステップS2
0)。過充電表示LED155はリチウム電池71が充
分充電されたことを利用者に示すLEDである。
【0019】以上の動作により,図3に示した充電特性
に従ったリチウム電池71に対する充電動作が終了す
る。マイクロコンピュータ30は利用者が充電開始スイ
ッチ(図示せず)をオフ状態にしたことを検出して,制
御用トランジスタ25をオフにして充電回路20からの
充電を停止させる。
【0020】以上に述べたように,利用者は,リチウム
電池71を図2に示した充電端子部17にリチウム電池
71の端子が接続されるようにリチウム電池71を二次
電池装着部13に装着して,図示しない充電開始スイッ
チをオンにすることにより,リチウム電池71の充電が
行われ,その充電状態がLED表示部15を観察するこ
とにより利用者が判るようになっている。
【0021】上記実施例においては,リチウム電池71
への充電開始と充電終了を充電開始スイッチを用いて行
う例を示したが,この充電開始スイッチを使用せずに上
述した充電動作を行うことができる。その動作について
述べる。マイクロコンピュータ30は初期条件として,
起動されたら,制御用トランジスタ25をオンして充電
可能状態にしておく。マイクロコンピュータ30は上述
したバッテリ充電電圧Vb ,バッテリ充電電流Ib の監
視をしながら,LED表示部15の表示制御を行う。マ
イクロコンピュータ30はリチウム電池71の充電状態
が図3に示した時間t4におけるバッテリ充電電流Ib
が電流I4以下に低下した時点において,制御用トラン
ジスタ25を自動的オフして自動的に充電を終了させ
る。
【0022】図6はリチウム電池の他の充電特性を示す
図である。図6はバッテリ充電電圧Vb が充飽和電圧V
SAT2に到達した時間t1以降において,リチウム電池7
1に充電電流をオフにすると,その時の充電電流の大き
さに応じたバッテリ充電電圧Vb の低下が起こることを
示している。たとえば,リチウム電池71の充電電流を
オフにしたとき,時間t1の直後におけるバッテリ充電
電流Ib が大きいときのバッテリ充電電圧Vb の飽和電
圧VSAT2からの落ち込み量V1は,その後の時間におけ
るバッテリ充電電流Ib の大きさが低下したときの飽和
電圧VSAT2からの落ち込み量V2よりも多い。図4に示
したマイクロコンピュータ30は,時間t1まではバッ
テリ充電電圧Vb を監視し,その後,充電電流をオフに
したときのバッテリ充電電圧Vb の低下量を識別するこ
とにより,リチウム電池71の充電状態を判別する。
【0023】図7は図6に示した充電特性に基づくリチ
ウム電池71の充電状態監視動作を示すフローチャート
である。ステップS31〜S33 :図5に示したステップS11
〜S12と同様である。ステップS34〜S36 :マイクロコンピュータ30は
図6に示す時間t1の経過後,まずその時のバッテリ充
電電圧Vb を入力する(ステップS34)。通常,この
電圧は飽和電圧VSAT2である。マイクロコンピュータ3
0は,制御用トランジスタ25を瞬断させて,リチウム
電池71への充電を瞬間的に停止させ,充電電流がオフ
になるようにする。この充電電流がオフの間,マイクロ
コンピュータ30はバッテリ充電電圧Vb を入力する。
その直後,マイクロコンピュータ30は制御用トランジ
スタ25をオンにしてリチウム電池71への充電を再開
させる(ステップS35,S36)。
【0024】ステップS37,S38:マイクロコンピ
ュータ30は制御用トランジスタ25をオフにする直前
のバッテリ充電電圧Vb と直後のバッテリ充電電圧Vb
との電圧差を検出して,電圧の落ち込み量(低下量)を
検出する(ステップS37)。マイクロコンピュータ3
0はその電圧落ち込み量の大きさを事前に記憶している
値と比較して,その電圧差に応じたリチウム電池71の
充電状態を判別し,LED表示部15内の対応するLE
Dを点灯させる(ステップS38)。これにて,LED
表示部15にはリチウム電池71の充電状態に応じたL
EDが点灯する。ステップS39 :マイクロコンピュータ30は所定時
間,遅延する。この遅延動作は充電電流をオフして上記
のように電圧差を検出する動作を規定する周期の時間だ
け遅延するものである。ステップS40 :マイクロコンピュータ30は上記動作
を,リチウム電池71への充電が終了すると判断される
まで反復して行う。
【0025】図8はニッケル・カドミウム電池,または
ニッケル・水素などのニッケル系電池の充電特性を示す
グラフである。二次電池の充電特性はその二次電池の種
類に応じて異なる。ニッケル・カドミウム電池に対する
充電装置も,図3に示したと同様の充電装置を適用でき
るが,そ充電電圧および充電電流はリチウム電池71と
は異なる。ニッケル・カドミウム電池73などにおいて
は,その充電電圧および充電電流も上述したリチウム電
池71とは異なるが,バッテリ充電電圧Vb が時間t1
に到達した時点において,所定電圧−ΔVだけ瞬間的に
低下するという特性を示す。したがって,ニッケル・カ
ドミウム電池またはニッケル・水素の充電の際は「−Δ
V方式」によって行う。
【0026】マイクロコンピュータ30は,まずバッテ
リ充電電圧Vb を監視して上記−ΔVを検出して,ニッ
ケル・カドミウム電池73における充電が所定レベル,
たとえば,70%に到達したこと検出し,その後,バッ
テリ充電電流Ib を監視してその低下状態からニッケル
・カドミウム電池の充電状態をLED表示部15に表示
している。その他の動作は上述したリチウム電池におけ
る充電動作と同様である。
【0027】以上,本発明の充電装置について二次電池
として,リチウム電池,ニッケル系電池の充電を例示し
たが,その他の二次電池の充電も上記同様に,充電すべ
きその二次電池の特性に応じて行う。以上述べたよう
に,本発明においては,充電すべき二次電池の充電特性
に応じた充電を行い,さらにその充電特性に基づいた充
電状態の監視を行い,その充電状態をLED表示部15
などにより利用者に容易に視認できる状態で表示する。
なお二次電池の充電状態を出力する装置としては,LE
D表示部15による離散的な表示形態に代えて,連続的
な%表示にすることができる。あるいは,LEDに代え
て,CRTなどの表示装置に充電状態を表示することが
でき,もしくは,表示装置に代えて,プリンタなどに出
力してもよい。
【0028】二次電池がカメラ一体型VTRなどに使用
する場合,上述した充電装置をカメラ一体型VTRに組
み込むこともできる。その場合,充電装置は二次電池に
充電しながら,そのVTRのビューファインダなどのそ
の二次電池の充電状態を表示させることもできる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように,本発明の充電装置に
よれば,二次電池の充電特性に応じた充電を行い,その
二次電池の充電特性に応じた充電状態の監視を行い,そ
の充電状態の監視結果に基づいてその二次電池の充電状
態を容易に判る形態で表示することができ,利用者にと
って,効果的な充電を行わせることができる。また,利
用者は充電状態表示を監視することにより,適切なタイ
ミングで充電を停止することができ,あるいは,充電装
置内の制御手段によって自動的に充電を停止することが
でき,無駄な電力消費を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の充電装置の基本構成を示す図である。
【図2】図1に示した充電装置の実施例の外観斜視図で
ある。
【図3】二次電池がリチウム電池の場合の第1例として
の充電特性とのその充電状態監視条件を示す特性図であ
る。
【図4】図3に示す充電方式にもとづく充電を行いその
監視を行うための本発明の充電装置の第1実施例として
の充電装置の回路構成を示す図である。
【図5】図4に示した充電装置の動作処理を示すフロー
チャートである。
【図6】二次電池がリチウム電池の場合の第2例として
の充電特性とのその充電状態監視条件を示す特性図であ
る。
【図7】図6に示した充電方式に基づく図4に示した充
電装置の動作処理を示すフローチャートである。
【図8】二次電池がニッケル・カドミウム電池の場合の
第1例としての充電特性とのその充電監視条件を示す特
性図である。
【符号の説明】
1・・充電手段, 3・・充電状態監視手段, 5・・充電状態出力手段, 7・・二次電池, 11・・充電装置のケース, 13・・二次電池装着部, 15・・LED表示部, 17・・充電端子部, 19・・ケーブル, 20・・充電回路, 21・・AC/DC変換回路, 22・・スイッチングレギュレータ回路, 23・・平滑回路, 25・・制御用トランジスタ, 26・・逆流防止用ダイオード, 27・・電圧変換用抵抗器, 28・・アンプ, 30・・マイクロコンピュータ, 71・・リチウム電池, 73・・ニッケル・カドミウム電池, 75・・ニッケル・水素電池, 151・・EMPTY表示LED, 152・・70%充電表示LED, 153・・80%充電表示LED, 154・・90%充電表示LED, 155・・過充電表示LED。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リチウム系二次電池の充電特性に応じて低
    電圧状態から該リチウム系二次電池に充電する充電手段
    と, その充電特性に応じて充電状態を監視する充電状態監視
    手段と, 該充電状態監視手段における充電状態監視結果から前記
    リチウム系二次電池の充電状態を出力する手段と を有するリチウム系二次電池の充電装置であって, 上記充電状態監視手段は前記リチウム系二次電池の端子
    電圧が低電圧状態から所定の充電電圧に到達するまで上
    記リチウム系二次電池の端子電圧を監視し, 前記リチウム系二次電池の充電電圧が一定値に到達した
    後,上記充電手段は充電を瞬断させながら上記二次電池
    に充電し,上記充電状態監視手段は上記充電手段による
    各瞬断時における上記リチウム系二次電池の前回の電圧
    と今回の電圧との電圧差を監視し, 上記充電状態を出力する手段は上記電圧差に基づいて上
    記リチウム系二次電池の充電状態を出力するリチウム系
    二次電池の充電装置。
  2. 【請求項2】ニッケル系二次電池の充電特性に応じて低
    電圧状態から該ニッケル系二次電池に充電する充電手段
    と, その充電特性に応じて充電状態を監視する充電状態監視
    手段と, 該充電状態監視手段における充電状態監視結果から前記
    ニッケル系二次電池の充電状態を出力する手段とを有す
    るニッケル系二次電池の充電装置であって, 上記充電状態監視手段は上記ニッケル系二次電池の端子
    電圧が低電圧状態から所定の大きさに到達後その電圧が
    低下する時点を検出し,その後前記ニッケル系二次電池
    の充電電流を監視し,上記充電状態を出力する手段は,
    前記ニッケル系二次電池の充電電流の低下状態に応じて
    前記ニッケル系二次電池の充電状態を出力するニッケル
    系二次電池の充電装置。
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JPH10172616A (ja) * 1996-12-17 1998-06-26 Sanyo Electric Co Ltd 充電装置

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