JP3225278U - 出入口扉兼用飾り棚 - Google Patents

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奈津子 西牟田
奈津子 西牟田
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Abstract

【課題】閉塞感の生じやすい玄関とリビングとをつなぐ廊下の通路空間において、室空間への出入口となる壁面に設けられる扉を有効利用して、閉塞感の抑制及び収納力を確保できる出入口扉兼用飾り棚を提供する。
【解決手段】出入口扉兼用飾り棚11において、玄関とリビング17とをつなぐ廊下19の壁面21に開口する室空間23の出入口25に、壁面21より突出して取り付けられる扉枠29と、扉枠29に取り付けられて閉扉される扉27と、扉枠29に連結されて壁面21に取り付けられる棚枠33と、壁面21からの棚枠33の突出寸法と同一またはそれより小さい寸法で突出して棚枠33の内側に配置されるとともに扉27の扉外面においても配置され全ての突出先端が面一となる複数の棚板41と、棚枠33に包囲される壁面21及び扉外面を覆って設けられる同一意匠の化粧材55と、化粧材55と面一となって扉27に取り付けられ扉27を開閉自在とする取手75とを設けた。
【選択図】図2

Description

本考案は、出入口扉兼用飾り棚に関する。
扉は部屋の出入口に設けられる建具の1つであるが、この扉に物品を収容等する構成として、例えば冷蔵庫本体の前面開口に取り付けられる扉には、食料品等の種々の形状に対応させた複数箇所の収納部が庫内側の面に設けられ、収納力が高められている(例えば特許文献1等)。また、書庫や飾り棚家具には、収納枠体を、蝶番により家具本体に開閉自在に取り付けるものもある(例えば特許文献2等)。この種の家具では、収納枠体に棚を設けることにより、家具本体の棚と、収納枠体の棚とに収容した双方の収納物の取り出しやすさを図っている。
実開昭56−172686号公報 実開昭59−48250号公報
しかしながら、住居の建具としての扉に、収納手段を設けることは、大きな収納力があまり期待できない。一方、玄関とリビングとをつなぐ廊下は、両側の壁面に挟まれることから、比較的、閉塞感が生じやすい。このような、廊下壁面に、室空間への扉が設けられている場合においても、閉扉状態では、扉外面が壁面と面一となって連続するため、閉塞感の生じることには、変わりがない。このような廊下では、閉塞感を解消しながら、収納等の有効な利用方法が模索される。
本考案は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、閉塞感の生じやすい玄関とリビング等とをつなぐ比較的長い廊下の通路空間において、この廊下の外に配置される居室などの室空間への出入口となる扉を有効利用して、閉塞感の抑制及び収納力を確保できる出入口扉兼用飾り棚を提供することにある。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本考案の請求項1記載の出入口扉兼用飾り棚11は、玄関15とリビング17とをつなぐ廊下19を挟む一方の壁面21に開口する室空間23の出入口25に、前記壁面21より突出して取り付けられる扉枠29と、
前記扉枠29に開閉自在に取り付けられて前記壁面21に平行に閉扉される扉27と、
前記扉枠29に連結されて前記壁面21に取り付けられる棚枠33と、
前記壁面21からの前記棚枠33の突出寸法と同一またはそれより小さい突出寸法で突出して前記棚枠33の内側に配置されるとともに前記廊下19に面する前記扉27の扉外面45においても配置され全ての突出先端が面一となる複数の棚板41と、
前記棚枠33に包囲される前記壁面21及び前記扉外面45を覆って設けられる同一意匠の化粧材55と、前記化粧材55と面一となって前記扉27に取り付けられ前記扉27を開閉自在とする取手75と、
を具備することを特徴とする。
この出入口扉兼用飾り棚11では、玄関15とリビング17とをつなぐ廊下19の壁面21に設けられる扉27の扉外面45に、棚板41が取り付けられる。扉27は、壁面21に開口する出入口25に取り付けられる扉枠29に開閉自在に取り付けられる。この扉枠29は、壁面21から廊下側へ若干突出する。
壁面21には、扉枠29に連結して棚枠33が取り付けられる。この棚枠33の内側には、棚枠33に包囲されるようにして複数枚の棚板41が配置される。これらの棚板41は、廊下側の突出先端が全て面一に揃えられ、廊下歩行時の障害とならいように、壁面21から突出する奥行き寸法が短尺(例えば70mm程度)に設定される。
扉外面45、及び棚枠33に包囲される壁面21には、同一意匠の化粧材55が施工される。化粧材55としては、木目柄化粧シートや石目調、織物調、柄や模様等のパターンを有する所謂壁紙クロス等が用いられる。これにより、扉外面45や棚枠33に包囲された壁面21の仕上げ施工が省略可能となる。化粧材55は、他の内壁に貼着されるクロス材と共通にして、統一感を持たせることができる。また、上記のように木目柄化粧シートや原色シート等を用いることにより、デザインに変化を与えて閉塞感を緩和させることも可能となる。
また、扉27は、化粧材55と面一となって取手75が設けられるので、扉27の存在を目立たなくして、デザインの自由度を高めることができる。
出入口扉兼用飾り棚11を設けることにより、本来、リビング17等に置く飾り棚、書棚、小物台、新聞ラック等の小型の家具を減らすことができる。これにより、その分、リビング17を広く使うことができる。
さらに、出入口扉兼用飾り棚11は、物を置いていない空の状態においても、色、照明等の効果によりインテリアとしての役目も果たすことができる。
本考案の請求項2記載の出入口扉兼用飾り棚11は、請求項1に記載の出入口扉兼用飾り棚11であって、
前記室空間23に面する前記扉27の扉内面81に、ドアクローザー85が設けられることを特徴とする。
この出入口扉兼用飾り棚11では、通常の状態において、扉27を常に閉扉状態にできる。つまり、扉27が開け放された状態にならないで済む。これにより、通常の扉に比べて厚みのある構成である出入口扉兼用飾り棚11が、廊下19内で中途に存在してしまうことがなくなり、出入口扉兼用飾り棚11を設けたことによる廊下19側でのデザイン性の低下が抑制できる。
本考案の請求項3記載の出入口扉兼用飾り棚89は、請求項1または請求項2に記載の出入口扉兼用飾り棚11であって、
前記玄関15に配設される下足入れ87が、前記棚枠33を挟んで前記扉枠29の反対側となる前記棚枠33の側部に連結され、
前記下足入れ87の表面に前記化粧材55が設けられるとともに、前記化粧材55の設けられた前記下足入れ87の前記玄関15に面する前面が、前記棚板41の突出先端と面一に配置されることを特徴とする。
この出入口扉兼用飾り棚89では、玄関15に設置される下足入れ87が、棚枠33,扉枠29にさらに連結される。これらには、同一の化粧材55が施工されるので、玄関15からリビング17に至る廊下19の奥行き方向に、下足入れ87に化粧材55を施工した分、統一された奥行き感を持たせることができる。
本考案に係る請求項1記載の出入口扉兼用飾り棚によれば、閉塞感の生じやすい玄関とリビングとをつなぐ比較的長い廊下の通路空間において、廊下壁面に設けられる扉を廊下壁面と同様に飾り棚として有効利用することにより、玄関から続く廊下をギャラリーのように飾りつけることができ、閉塞感の抑制及び収納力を確保できる。
本考案に係る請求項2記載の出入口扉兼用飾り棚によれば、扉が廊下側や室空間側へ中途な位置で開け放された状態とならず、扉が廊下や室空間の障害とならずに、この扉の閉鎖状態を促し、すなわち常に扉が壁面と同一面となるよう助勢され、見栄えが良く、棚としての視認も常に良好となる。
本考案に係る請求項3記載の出入口扉兼用飾り棚によれば、通常、玄関から廊下への連続する空間でありながら、玄関内の構造物として違和感の生じやすい下足入れに対し、バリアフリー化が進む玄関から廊下への連続したデザインの一部となるように下足入れを存在させ、整然とした奥拡がり感を得ることが可能となる。
本考案の実施形態に係る出入口扉兼用飾り棚が設けられた住宅の間取り図である。 出入口扉兼用飾り棚が取り付けられる前の壁面及び出入口の斜視図である。 出入口扉兼用飾り棚の正面図である。 出入口扉兼用飾り棚が取り付けられた出入口近傍の平断面図である。 下足入れが連結される変形例に係る出入口扉兼用飾り棚が設けられた住宅の間取り図である。
以下、本考案に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本考案の実施形態に係る出入口扉兼用飾り棚11が設けられた住宅の間取り図である。
本実施形態に係る出入口扉兼用飾り棚11は、例えば、マンションタイプの集合住宅に好適に用いることができる。特に、玄関扉13を有した玄関15と、リビング・ダイニング室17(以下、単に「リビング」と称す。)とをつなぐ、直線状の廊下19を備える間取りに設けて有効となる。ここでは、出入口扉兼用飾り棚11は、廊下19の壁面21(図2)に、室空間23の出入口25となる扉27が設けられていることが要件となる。室空間23は、図1に示すような寝室などの居室の他、例えば収納室、洗面所、トイレ等であってもよい。
図2は、出入口扉兼用飾り棚11が取り付けられる前の壁面21及び出入口25の斜視図である。
扉枠29は、玄関15とリビング17とをつなぐ廊下19を挟む、一方の壁面21に開口する室空間23の出入口25に取り付けられる。室空間23は、壁31(図4)により仕切られる。すなわち、出入口25は、この壁31に設けられている。また、廊下19に面した壁31の面が壁面21となっている。扉枠29は、壁面21より若干寸法突出して取り付けられる。なお、扉枠29は、壁面21と面一で建て込まれてもよい。この場合においても、扉枠29は、壁面21と面一で表出する。扉枠29は、例えば床側を除く三方枠として形成される。
棚枠33は、扉枠29に連結されて壁面21に取り付けられる。棚枠33は、左右の棚枠側板35と、両側の棚枠側板35の上端同士を連結する棚枠天板37と、両側の棚枠側板35の下端同士を連結する棚枠幅木39とにより四角形の枠状に形成される。棚枠33は、一方の棚枠側板35が扉枠29に連結される(図4)。
棚板41は、壁面21からの棚枠33の突出寸法と同一またはそれより小さい突出寸法で突出して棚枠33の内側に配置される。棚枠33は、仕切板43により左右方向が分割されてもよい。本実施形態では、棚枠33が、仕切板43により例えば二等分割されている。それぞれの棚枠側板35と仕切板43との間には、棚板41が複数段(図例では3段)で配置されている。
棚板41は、棚枠側板35の内面及び仕切板43の両側面に設けた複数の棚支持部(図示略)により上下方向の任意位置に取付可能となる。棚板41は、廊下19に面する扉27の扉外面45にも配置される。扉外面45には、一対の扉側板47(図4)が固定される。扉側板47は、扉外面45に左右端に設けられた連結ダボ49(図4)を介して扉外面45に固定される。扉外面45に配置される棚板41は、棚枠33と同様に、扉側板47の内面に設けられた複数の棚支持部により上下方向の任意位置に取付可能となる。
棚板41は、棚枠33に包囲された壁面21、廊下19に面する扉27の扉外面45において、全ての突出先端が面一となるように配置される。
壁面21のリビング側の終端には、壁面21と垂直方向の袖壁51が設けられる。棚枠33は、この袖壁51よりも小さい寸法で壁面21から突出する。袖壁51は、例えばリビング17における出入口開口53の端を形成する。
棚枠33に包囲される壁面21、及び扉外面45には、同一意匠の化粧材55が設けられる。化粧材55としては、例えば木目柄化粧シートや石目調、織物調、柄や模様等のパターンを有する所謂壁紙クロス等を用いることができる。すなわち、棚枠33に包囲される壁面21、扉外面45は、木目柄化粧シート等により統一して覆われる。
図3は、出入口扉兼用飾り棚11の正面図である。
出入口扉兼用飾り棚11には、例えば写真57、小型の観葉植物59、トロフィー61、置き時計63、子供の絵本65、本67、雑誌69、新聞71等が収容される。扉27には、一対の扉側板47に渡って、柵パイプ73が取り付けられる。柵パイプ73は、それぞれの棚板41に応じて設けられることにより、扉開閉時における収容物の落下を防止する。
扉27には、取手75が凹設される。取手75は、化粧材55と面一となって扉27に取り付けられる。この取手75としては、例えばアトムリビンテック株式会社製のフラットハンドル等を用いることができる。このフラットハンドルは、ハンドルが、扉外面45に設けた化粧材55とフラットになるため、レバーハンドルのような出っ張りがなくなる。フラットハンドルは、扉27を閉めると、マグネットラッチが飛び出し、ストライク(図示略)に掛かり扉27を閉止状態にできる。
図4は、出入口扉兼用飾り棚11が取り付けられた出入口近傍の平断面図である。
扉27は、扉枠29に開閉自在に取り付けられて壁面21に平行に閉扉される。扉27は、扉枠29に、蝶番77を介して吊元側が回転自在に取り付けられる。蝶番77は、通常の耐荷重のものよりも大きい荷重に耐える仕様のものが用いられる。これにより、収容物の分、増加する荷重を受けられるようにする。蝶番77としては、例えばアトムリビンテック株式会社製のノイズレス旗蝶番等を用いることができる。
本実施形態において、扉27は、廊下19側へ開く外開きとなる。なお、扉27は、室空間側へ開く内開きとすることもできる。扉枠29の内面には、戸当たり79が設けられる。戸当たり79には、扉内面81と対向する面に、パッキン83が取り付けられる。扉枠29の戸先側には、フラットハンドルのラッチが入るストライクが設けられる。
出入口扉兼用飾り棚11は、室空間23に面する扉27の扉内面81に、ドアクローザー85が設けられる。ドアクローザー85は、閉扉するように扉27に回転力を付与する。なお、ドアクローザー85は、扉27の全開状態で、扉27の回転を規制する保持機能を備えてもよい。
次に、上記した構成の作用を説明する。
本実施形態に係る出入口扉兼用飾り棚11では、玄関15とリビング17とをつなぐ廊下19の壁面21に設けられる扉27の扉外面45に、棚板41が取り付けられる。扉27は、壁面21に開口する出入口25に取り付けられる扉枠29に開閉自在に取り付けられる。この扉枠29は、壁面21から廊下側へ若干突出する。
壁面21には、扉枠29に連結して棚枠33が取り付けられる。この棚枠33の内側には、棚枠33に包囲されるようにして複数枚の棚板41が配置される。これらの棚板41は、廊下側の突出先端が全て面一に揃えられ、廊下歩行時の障害とならいように、壁面21から突出する奥行き寸法が短尺、例えば70mm程度に設定される。
扉外面45、及び棚枠33に包囲される壁面21には、同一意匠の化粧材55が施工される。化粧材55としては、木目柄化粧シート等が用いられる。これにより、扉外面45や棚枠33に包囲された壁面21の仕上げ施工が省略可能となる。化粧材55は、他の内壁に貼着されるクロス材と共通にして、統一感を持たせることができる。また、上記のように木目柄化粧シートや石目調、織物調やパターン、原色シート等を用いることにより、デザインに変化を与えて閉塞感を緩和させることも可能となる。
この場合、棚枠内には、間接照明の設けられることがより望ましい。さらに、間接照明の色を時間帯により変化させることで、閉塞感の生じやすい廊下19に、朝日や夕焼け感を演出させることも可能となる。
また、扉27は、化粧材55と面一となって取手75が設けられるので、扉27の存在を目立たなくして、デザインの自由度を高めることができる。
出入口扉兼用飾り棚11を設けることにより、本来、リビング17等に置く飾り棚、書棚、小物台、新聞ラック等の小型の家具を減らすことができる。これにより、その分、リビング17を広く使うことができる。
また、出入口扉兼用飾り棚11は、集中して小物を収納することができる。通常、しまい込むと見つけにくくなる小物を垂直の視認性のよい大面積で、見やすく収納することが可能となる。特に、子供の絵本65、新聞71、雑誌69、時計63、写真57、小型の観葉植物59等の置き場所として好適に利用が可能となる。
また、出入口扉兼用飾り棚11は、しまい込んである小さな置物、トロフィー61、絵はがきの他、短期的にみたいもの、季節のもの、例えば正月の飾り物、干支の置物、節句の置物、人形等を置くのにも有効となる。
また、出入口扉兼用飾り棚11は、室空間23に置く家具と異なり、小物を分かりやすく多数置けるので、小物の整理や管理がしやすくなる効果もある。例えば、外出時に必要となる携帯品の忘れ物防止用のスペースとしても有効となる。
さらに、出入口扉兼用飾り棚11は、物を置いていない空の状態においても、色、照明等の効果によりインテリアとしての役目も果たすことができる。
また、この出入口扉兼用飾り棚11では、通常の状態において、ドアクローザー82を備えることで、扉27を閉扉状態にできる。つまり、扉27が開け放された状態にならないで済む。これにより、出入口扉兼用飾り棚11を設けたことによる廊下側でのデザイン性の低下が抑制できる。その結果、扉27が廊下側や室空間側へ開け放された状態とならず、見栄えが良く、棚板41の視認も常に良好となる。
次に、出入口扉兼用飾り棚11の変形例を説明する。
図5は、下足入れ87が連結される変形例に係る出入口扉兼用飾り棚89が設けられた住宅の間取り図である。
この変形例に係る出入口扉兼用飾り棚89は、玄関15に配設される下足入れ87が、棚枠33を挟んで扉枠29の反対側となる棚枠33の側部に連結される。出入口扉兼用飾り棚89は、下足入れ87の表面に化粧材55が取り付けられる。出入口扉兼用飾り棚89は、化粧材55の取り付けられた下足入れ87の玄関15に面する前面が、棚板41の突出先端と面一に配置される。
変形例に係る出入口扉兼用飾り棚89によれば、玄関15に設置される下足入れ87が、棚枠33、扉枠29にさらに連結される。これらには、同一の化粧材55が施工されるので、リビング17に至る廊下19の奥行き方向に、下足入れ87に化粧材55を施工した分、統一された奥行き感、連続感を持たせることができる。その結果、通常、玄関内の構造物として認識され違和感の生じやすい下足入れ87に対し、玄関内を含む屋内として整然とした奥拡がり感を玄関から廊下へと続けて得ることが可能となる。
従って、本実施形態に係る出入口扉兼用飾り棚11、出入口扉兼用飾り棚89によれば、閉塞感の生じやすい玄関15とリビング17とをつなぐ比較的長い廊下19の通路空間において、壁面21に設けられる扉27をギャラリーのように有効利用することにより、閉塞感の抑制及び収納力を確保できる。
11…出入口扉兼用飾り棚
15…玄関
17…リビング
19…廊下
21…壁面
23…室空間
25…出入口
27…扉
29…扉枠
33…棚枠
41…棚板
45…扉外面
55…化粧材
75…取手
81…扉内面
85…ドアクローザー
87…下足入れ
89…出入口扉兼用飾り棚

Claims (3)

  1. 玄関とリビングとをつなぐ廊下を挟む一方の壁面に開口する室空間の出入口に、前記壁面より突出して取り付けられる扉枠と、
    前記扉枠に開閉自在に取り付けられて前記壁面に平行に閉扉される扉と、
    前記扉枠に連結されて前記壁面に取り付けられる棚枠と、
    前記壁面からの前記棚枠の突出寸法と同一またはそれより小さい突出寸法で突出して前記棚枠の内側に配置されるとともに前記廊下に面する前記扉の扉外面においても配置され全ての突出先端が面一となる複数の棚板と、
    前記棚枠に包囲される前記壁面及び前記扉外面を覆って設けられる同一意匠の化粧材と、
    前記化粧材と面一となって前記扉に取り付けられ前記扉を開閉自在とする取手と、
    を具備することを特徴とする出入口扉兼用飾り棚。
  2. 請求項1に記載の出入口扉兼用飾り棚であって、
    前記室空間に面する前記扉の扉内面に、ドアクローザーが設けられることを特徴とする出入口扉兼用飾り棚。
  3. 請求項1または請求項2に記載の出入口扉兼用飾り棚であって、
    前記玄関に配設される下足入れが、前記棚枠を挟んで前記扉枠の反対側となる前記棚枠の側部に連結され、
    前記下足入れの表面に前記化粧材が設けられるとともに、前記化粧材の設けられた前記下足入れの前記玄関に面する前面が、前記棚板の突出先端と面一に配置されることを特徴とする出入口扉兼用飾り棚。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111485800A (zh) * 2020-03-27 2020-08-04 北京建工一建工程建设有限公司 一种高强度检修门

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