JP3224454U - ガラス板廃棄装置及びそれを備えたガラス板の製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】破砕機構でガラス板を破砕した際に飛散するガラス板の破片による搬送装置の搬送ロールへの損傷を抑制し、良好にガラス板を廃棄できるガラス板廃棄装置及びそれを備えたガラス板の製造装置を提供する。【解決手段】ガラス板Gを搬送する複数の搬送ロール5を備えた搬送装置6と、搬送装置6の途中に設けられてガラス板Gを破砕するハンマロールを有する破砕機構20と、を備え、破砕機構20の少なくとも上流側には、搬送装置6を構成する搬送ロール5における少なくとも破砕機構20に隣接する搬送ロール5aを覆う保護カバー25が着脱可能とされている。【選択図】図5
Description
本考案は、ガラス板廃棄装置及びそれを備えたガラス板の製造装置に関する。
ガラス板を製造する工程において、例えば、ガラス板に破損が生じた際に、この破損したガラス板を廃棄する必要がある。この破損したガラス板を廃棄するために、搬送されるガラス板を自重により撓ませ、このガラス板の撓んだ部分に分離溝を形成し、この分離溝からクラックを形成して分離させることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、フロートバスからガラス板を連続的に送り出すガラス板の製造装置は、設備のメンテナンス等の際に、フロートバスから搬送装置によって送り出される帯状のガラス板を連続的に廃棄する必要がある。この場合、自重によってガラス板を分離して廃棄する廃棄方法とは別に、ハンマロールを備えた破砕機構を設置し、連続的に送り込まれるガラス板をハンマロールによって破砕して廃棄することが行われる。しかし、ハンマロールで破砕したガラス板の破片が周囲に飛散し、上下流側の搬送装置の搬送ロールを損傷させてしまうおそれがある。
そこで本考案は、破砕機構でガラス板を破砕した際に飛散するガラス板の破片による搬送装置の搬送ロールへの損傷を抑制し、良好にガラス板を廃棄できるガラス板廃棄装置及びそれを備えたガラス板の製造装置を提供することを目的とする。
本考案は下記構成からなる。
(1) ガラス板を搬送する複数の搬送ロールを備えた搬送装置と、
前記搬送装置の途中に設けられて前記ガラス板を破砕するハンマロールを有する破砕機構と、
を備え、
前記破砕機構の少なくとも上流側には、前記搬送装置を構成する搬送ロールにおける少なくとも前記破砕機構に隣接する搬送ロールを覆う保護カバーが着脱可能とされている、
ガラス板廃棄装置。
(2) ガラスを溶融する溶融炉と、
前記溶融炉から送り込まれる溶融ガラスを溶融金属に浮かばせて平滑なガラス板とするフロートバスと、
前記フロートバスから送り込まれる帯状の前記ガラス板を徐冷する徐冷炉と、
を備え、
上記(1)に記載のガラス板廃棄装置が、前記徐冷炉から送り出される帯状の前記ガラス板を搬送する搬送装置の途中に設けられている、
ガラス板の製造装置。
(1) ガラス板を搬送する複数の搬送ロールを備えた搬送装置と、
前記搬送装置の途中に設けられて前記ガラス板を破砕するハンマロールを有する破砕機構と、
を備え、
前記破砕機構の少なくとも上流側には、前記搬送装置を構成する搬送ロールにおける少なくとも前記破砕機構に隣接する搬送ロールを覆う保護カバーが着脱可能とされている、
ガラス板廃棄装置。
(2) ガラスを溶融する溶融炉と、
前記溶融炉から送り込まれる溶融ガラスを溶融金属に浮かばせて平滑なガラス板とするフロートバスと、
前記フロートバスから送り込まれる帯状の前記ガラス板を徐冷する徐冷炉と、
を備え、
上記(1)に記載のガラス板廃棄装置が、前記徐冷炉から送り出される帯状の前記ガラス板を搬送する搬送装置の途中に設けられている、
ガラス板の製造装置。
本考案のガラス板廃棄装置及びそれを備えたガラス板の製造装置によれば、破砕機構でガラス板を破砕した際に飛散するガラス板の破片による搬送装置の搬送ロールへの損傷を抑制し、良好にガラス板を廃棄できる。
以下、本考案の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
まず、本実施形態に係るガラス板廃棄装置が設けられるガラス板の製造装置について説明する。
図1は、ガラス板の製造装置を示す斜視図である。
まず、本実施形態に係るガラス板廃棄装置が設けられるガラス板の製造装置について説明する。
図1は、ガラス板の製造装置を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係るガラス板廃棄装置が設けられるガラス板の製造装置1は、溶融炉2と、フロートバス3と、徐冷炉4とを備えている。この製造装置1は、フロート法によってガラス板Gを製造する装置である。そして、製造装置1の下流側に、本実施形態に係るガラス板廃棄装置が設けられる。
この製造装置1では、溶融炉2で溶融されたガラスGmがフロートバス3に流れ込む。すると、フロートバス3において、溶融したガラスGmがフロートバス3内の溶融金属(錫)Mに浮かびながら流されて平滑なガラス板Gとされる。そして、このガラス板Gは、徐冷炉4に送られて徐冷され、その後、複数の搬送ロール5からなる搬送装置6によって搬送され、所定の大きさに切断されて送り出される。
図2は、本実施形態に係るガラス板廃棄装置を説明する概略側面図である。
図2に示すように、本実施形態に係るガラス板廃棄装置10は、破砕機構20と、ホッパ30と、スクライバ40とを有している。破砕機構20、ホッパ30及びスクライバ40は、製造装置1から送り込まれる帯状のガラス板Gを搬送方向Aに向かって搬送する搬送装置6の途中に設けられており、ホッパ30は、破砕機構20の上流側に配置され、スクライバ40は、ホッパ30の上流側に配置されている。
図2に示すように、本実施形態に係るガラス板廃棄装置10は、破砕機構20と、ホッパ30と、スクライバ40とを有している。破砕機構20、ホッパ30及びスクライバ40は、製造装置1から送り込まれる帯状のガラス板Gを搬送方向Aに向かって搬送する搬送装置6の途中に設けられており、ホッパ30は、破砕機構20の上流側に配置され、スクライバ40は、ホッパ30の上流側に配置されている。
図3は、破砕機構を説明する模式図である。
図3に示すように、破砕機構20は、ガラス板Gを上下から挟持して送り出す一対の金属ロールからなる挟持ロール21と、これらの挟持ロール21によって送り出されたガラス板Gを回転しながら破砕させるハンマロール22とを有している。この破砕機構20では、ハンマロール22でガラス板Gが破砕されてカレットCとされて廃棄される。
図3に示すように、破砕機構20は、ガラス板Gを上下から挟持して送り出す一対の金属ロールからなる挟持ロール21と、これらの挟持ロール21によって送り出されたガラス板Gを回転しながら破砕させるハンマロール22とを有している。この破砕機構20では、ハンマロール22でガラス板Gが破砕されてカレットCとされて廃棄される。
図2に示すように、破砕機構20の上流側には、保護カバー25が設けられている。この保護カバー25は、例えば、鉄やステンレス等の金属板から形成されたもので、上面板27と、上面板27の両縁から下方へ延在する側面板28と、を有する凹状に形成されている。この保護カバー25は、上面板27と側面板28とによって囲われた空間部分が収容空間Sとされており、この収容空間Sには、搬送装置6の隣接する二つの搬送ロール5aが収容可能とされている。この保護カバー25は、開口側を下方に向けて、破砕機構20の上流側に隣接する二つの搬送ロール5aの上方に配置されている。この保護カバー25は、昇降可能とされており、搬送ロール5aの上方位置である待機位置と、この待機位置から下降し、収容空間S内に二つの搬送ロール5aを収容させた保護位置とに移動される。この保護カバー25が保護位置に配置されて収容空間Sに搬送ロール5aが収容されると、搬送ロール5aは、保護カバー25によって上方及び両側方が覆われる。
図4は、保護カバーの形状を示す模式図である。
図4に示すように、保護カバー25は、上面板27と側面板28との角部に、ガイド面29を有している。このガイド面29は、搬送装置6によるガラス板Gの搬送方向Aに対して上方へなだらかに傾斜されている。
図4に示すように、保護カバー25は、上面板27と側面板28との角部に、ガイド面29を有している。このガイド面29は、搬送装置6によるガラス板Gの搬送方向Aに対して上方へなだらかに傾斜されている。
図2に示すように、破砕機構20の下流側に隣接する搬送ロール5bは、昇降可能とされている。この搬送ロール5bは、昇降されることにより、他の搬送ロール5と同一高さに配置されてガラス板Gを搬送可能な通常位置と、この通常位置から上方へ移動して通常位置から外れた退避位置との間で移動可能とされている。
図2に示すように、破砕機構20の上流側に設けられたホッパ30は、複数(本例では4つ)の可動ロール31を備えている。これらの可動ロール31を備えたホッパ30は、上流端の可動ロール31の軸心を中心として下流側が下降されることにより、上流側から搬送されるガラス板Gの搬送方向Aに対して全体が下方へ傾けられる(図2中二点鎖線参照)。これにより、上流側から搬送されるガラス板Gの斜め下方への送り出しが可能とされている。
このホッパ30の上流側に設けられたスクライバ40は、ガラス板Gの幅方向へ移動するスクライビングホイール41を備えている。そして、このスクライバ40では、スクライビングホイール41がガラス板Gの幅方向へ移動することにより、ガラス板Gにクラックを形成する。
ガラス板の製造装置1は、通常運転において、帯状のガラス板Gを製造する。また、製造装置1では、メンテナンス等を行う場合、上流から送り出される帯状のガラス板Gを途切れさせることなくガラス板廃棄装置10で廃棄させる廃棄運転を行う。
次に、製造装置1における通常運転から廃棄運転への移行について説明する。
図5は、ガラス板廃棄装置の動作を説明する図であって、(a)〜(c)は、それぞれガラス板廃棄装置の概略側面図である。
図5は、ガラス板廃棄装置の動作を説明する図であって、(a)〜(c)は、それぞれガラス板廃棄装置の概略側面図である。
図5の(a)に示すように、ガラス板Gの製造装置1から送り込まれる帯状のガラス板Gに対してスクライバ40によってクラックが形成される。また、ホッパ30が可動して傾斜した状態となる。すると、送り込まれるガラス板Gは、自重によってクラックの形成箇所で切断されてホッパ30から下方へ送り出される。これにより、製造装置1から送り込まれる帯状のガラス板Gが通常の搬送方向Aと異なる下方へ所定の長さに切断されて送り出される。
図5の(b)に示すように、ホッパ30によってガラス板Gが下方へ送り出されている間に、待機位置の保護カバー25が下降されて保護位置に配置される。これにより、破砕機構20の上流側に隣接する二つの搬送ロール5aが保護カバー25の収容空間Sに収容され、上方及び両側方が覆われる。また、この保護カバー25の下降とともに、破砕機構20の下流側に隣接する通常位置の搬送ロール5bが上昇されて退避位置に配置される。
保護カバー25の下降及び搬送ロール5bの上昇が完了すると、ホッパ30が通常の搬送位置に配置されるとともに、スクライバ40によるガラス板Gに対するクラックの形成動作が停止される。
すると、図5の(c)に示すように、製造装置1から送り込まれる帯状のガラス板Gがホッパ30を通過し、搬送ロール5aに被せられた保護カバー25を乗り上げて破砕機構20へ送り込まれる。このとき、保護カバー25には、上面板27と側面板28との角部に、ガイド面29が形成されているので、ガラス板Gは、このガイド面29に摺接して保護カバー25の上面側へ円滑に導かれる(図4参照)。
破砕機構20では、挟持ロール21が互いに近接する方向へ移動し、ガラス板Gを挟持しながら互いに逆方向へ回転する。これにより、ガラス板Gが回転しているハンマロール22へ送り出される。そして、このガラス板Gは、ハンマロール22によって破砕されてカレットCとされて廃棄される。
このとき、破砕機構20では、ハンマロール22によって破砕されるガラス板Gの細かいカレットCが上流側及び下流側へ飛散する。しかし、ガラス板廃棄装置10では、破砕機構20の上流側の搬送ロール5aが保護カバー25によって覆われ、破砕機構20の下流側の搬送ロール5bが上方の退避位置に配置されている。したがって、飛散したガラス板Gの細かいカレットCが搬送ロール5a,5bに付着することによる損傷が抑制される。
以上、説明したように、本実施形態に係るガラス板廃棄装置10によれば、破砕機構20の上流側に隣接する搬送ロール5aを覆う保護カバー25が着脱可能とされている。したがって、破砕機構20によってガラス板Gを破砕させる際に破砕機構Gに隣接する搬送ロール5aを保護カバー25で覆うことにより、破砕機構20から飛散するガラス板Gの破片による搬送ロール5aの損傷を抑制できる。
そして、このガラス板廃棄装置10を備えたガラス板の製造装置1によれば、例えば、設備の入れ替え等のメンテナンスの際に、帯状のガラス板Gを途切れさせることなく円滑に廃棄させることができる。
少なくとも搬送ロール5aは、破砕機構からガラス板Gの破片が飛散してくる上方及び破砕機構20側の側方を保護カバー25が保護カバー25によって覆われるので、飛散してくるガラス板Gの破片による搬送ロール5aの損傷を効果的に抑制できる。
しかも、保護カバー25は、搬送装置6によって送り込まれるガラス板Gを上面側へ案内して破砕機構20へ導くガイド面29を有するので、保護カバー25によって搬送ロール5aを覆った状態で、ガラス板Gを円滑に破砕機構20へ導いて破砕させることができる。
また、破砕機構20の下流側に隣接する搬送ロール5bが、ガラス板Gを搬送可能な通常位置と通常位置から外れた退避位置との間で移動可能とされている。したがって、この搬送ロール5bを退避位置へ移動させることにより、破砕機構20から飛散するガラス板Gの破片による損傷を抑制できる。
このように、本考案は上記の実施形態に限定されるものではなく、実施形態の各構成を相互に組み合わせることや、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者が変更、応用することも本考案の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、保護カバー25が昇降することにより、待機位置と保護位置との間で移動して搬送ロール5aに着脱可能としたが、保護カバー25の移動は昇降に限らない。例えば、保護カバー25を、搬送ロール5aを覆う保護位置と、この保護位置から水平方向にスライドして搬送ロール5aに対して側方に外れた待機位置との間で水平移動可能としてもよい。
以上の通り、本明細書には次の事項が開示されている。
(1) ガラス板を搬送する複数の搬送ロールを備えた搬送装置と、
前記搬送装置の途中に設けられて前記ガラス板を破砕するハンマロールを有する破砕機構と、
を備え、
前記破砕機構の少なくとも上流側には、前記搬送装置を構成する搬送ロールにおける少なくとも前記破砕機構に隣接する搬送ロールを覆う保護カバーが着脱可能とされている、
ガラス板廃棄装置。
(1) ガラス板を搬送する複数の搬送ロールを備えた搬送装置と、
前記搬送装置の途中に設けられて前記ガラス板を破砕するハンマロールを有する破砕機構と、
を備え、
前記破砕機構の少なくとも上流側には、前記搬送装置を構成する搬送ロールにおける少なくとも前記破砕機構に隣接する搬送ロールを覆う保護カバーが着脱可能とされている、
ガラス板廃棄装置。
上記(1)の構成のガラス板廃棄装置によれば、破砕機構の少なくとも上流側に、搬送装置を構成する搬送ロールにおける破砕機構に隣接する搬送ロールを覆う保護カバーが着脱可能とされている。したがって、破砕機構によってガラス板を破砕させる際に破砕機構に隣接する搬送ロールを保護カバーで覆うことにより、破砕機構から飛散するガラス板の破片による搬送ロールの損傷を抑制できる。
(2) 前記破砕機構に隣接する前記搬送ロールは、前記保護カバーによって少なくとも上方及び前記破砕機構側の側方が覆われる、
(1)に記載のガラス板廃棄装置。
(1)に記載のガラス板廃棄装置。
上記(2)の構成のガラス板廃棄装置によれば、搬送ロールにおける破砕機構からガラス板の破片が飛散してくる少なくとも上方及び破砕機構側の側方が覆われるので、飛散してくるガラス板の破片による搬送ロールの損傷を効果的に抑制できる。
(3) 前記保護カバーは、前記搬送装置によって送り込まれるガラス板を上面側へ案内して前記破砕機構へ導くガイド面を有する、
(1)または(2)に記載のガラス板廃棄装置。
(1)または(2)に記載のガラス板廃棄装置。
上記(3)の構成のガラス板廃棄装置によれば、保護カバーによって破砕機構に隣接する搬送ロールを覆った状態で、ガラス板を円滑に破砕機構へ導いて破砕させることができる。
(4) 前記破砕機構の下流側に隣接する搬送ロールは、前記ガラス板を搬送可能な通常位置と前記通常位置から外れた退避位置との間で移動可能とされている、
(1)〜(3)のいずれか一つに記載のガラス板廃棄装置。
(1)〜(3)のいずれか一つに記載のガラス板廃棄装置。
上記(4)の構成のガラス板廃棄装置によれば、破砕機構の下流側に隣接する搬送ロールを退避位置へ移動させることにより、破砕機構から飛散するガラス板の破片による損傷を抑制できる。
(5) ガラスを溶融する溶融炉と、
前記溶融炉から送り込まれる溶融ガラスを溶融金属に浮かばせて平滑なガラス板とするフロートバスと、
前記フロートバスから送り込まれる帯状の前記ガラス板を徐冷する徐冷炉と、
を備え、
(1)〜(4)のいずれか一つに記載のガラス板廃棄装置が、前記徐冷炉から送り出される帯状の前記ガラス板を搬送する搬送装置の途中に設けられている、
ガラス板の製造装置。
前記溶融炉から送り込まれる溶融ガラスを溶融金属に浮かばせて平滑なガラス板とするフロートバスと、
前記フロートバスから送り込まれる帯状の前記ガラス板を徐冷する徐冷炉と、
を備え、
(1)〜(4)のいずれか一つに記載のガラス板廃棄装置が、前記徐冷炉から送り出される帯状の前記ガラス板を搬送する搬送装置の途中に設けられている、
ガラス板の製造装置。
上記(5)の構成のガラス板の製造装置によれば、例えば、設備の入れ替え等のメンテナンスの際に、帯状のガラス板を途切れさせることなく円滑に廃棄させることができる。
1 ガラス板の製造装置
2 溶融炉
3 フロートバス
4 徐冷炉
5,5a,5b 搬送ロール
6 搬送装置
10 ガラス板廃棄装置
20 破砕機構
22 ハンマロール
25 保護カバー
29 ガイド面
G ガラス板
Gm 溶融ガラス
M 溶融金属
2 溶融炉
3 フロートバス
4 徐冷炉
5,5a,5b 搬送ロール
6 搬送装置
10 ガラス板廃棄装置
20 破砕機構
22 ハンマロール
25 保護カバー
29 ガイド面
G ガラス板
Gm 溶融ガラス
M 溶融金属
Claims (5)
- ガラス板を搬送する複数の搬送ロールを備えた搬送装置と、
前記搬送装置の途中に設けられて前記ガラス板を破砕するハンマロールを有する破砕機構と、
を備え、
前記破砕機構の少なくとも上流側には、前記搬送装置を構成する搬送ロールにおける少なくとも前記破砕機構に隣接する搬送ロールを覆う保護カバーが着脱可能とされている、
ガラス板廃棄装置。 - 前記破砕機構に隣接する前記搬送ロールは、前記保護カバーによって少なくとも上方及び前記破砕機構側の側方が覆われる、
請求項1に記載のガラス板廃棄装置。 - 前記保護カバーは、前記搬送装置によって送り込まれるガラス板を上面側へ案内して前記破砕機構へ導くガイド面を有する、
請求項1または請求項2に記載のガラス板廃棄装置。 - 前記破砕機構の下流側に隣接する搬送ロールは、前記ガラス板を搬送可能な通常位置と前記通常位置から外れた退避位置との間で移動可能とされている、
請求項1〜3のいずれか一項に記載のガラス板廃棄装置。 - ガラスを溶融する溶融炉と、
前記溶融炉から送り込まれる溶融ガラスを溶融金属に浮かばせて平滑なガラス板とするフロートバスと、
前記フロートバスから送り込まれる帯状の前記ガラス板を徐冷する徐冷炉と、
を備え、
請求項1〜4のいずれか一項に記載のガラス板廃棄装置が、前記徐冷炉から送り出される帯状の前記ガラス板を搬送する搬送装置の途中に設けられている、
ガラス板の製造装置。
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- 2020-09-30 CN CN202022217121.5U patent/CN214348558U/zh active Active
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