JP3224314B2 - ガスメータ - Google Patents

ガスメータ

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JP3224314B2
JP3224314B2 JP22344893A JP22344893A JP3224314B2 JP 3224314 B2 JP3224314 B2 JP 3224314B2 JP 22344893 A JP22344893 A JP 22344893A JP 22344893 A JP22344893 A JP 22344893A JP 3224314 B2 JP3224314 B2 JP 3224314B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガス流入ポート部に
遮断弁及びこの遮断弁の復帰手段を設けたガスメータに
関する。
【0002】
【従来の技術】ガスメータとしては、図5に示すような
外観を有するものが知られている。このガスメータ1
は、膜式のものであって、ガス流入ポート11から流入
したガスを膜式の計量機構12で計量し、その結果を表
示部13で表示するようになっている。流量を計量した
後のガスはガス流出ポート14から流出し、ガスコンロ
等の各ガス器具へ供給される。
【0003】ガス流入ポート11には、図6〜図に示
すように、異常時に、ガスメータ1内へのガスの流入を
阻止する遮断弁2が設けられている。遮断弁2は、ガス
流入ポート11からガスメータ1内へ通じるノズル21
と、このノズル21に離接する方向に移動して同ノズル
21を開閉する弁体22と、この弁体22をノズル21
に離接する方向に駆動するプランジャ23と、弁体22
をノズル21に当接するように付勢する閉塞用スプリン
グ24と、プランジャ23を軸方向に駆動するソレノイ
ド25とを備えている。そして、プランジャ23、閉塞
用スプリング24、及びソレノイド25によって、弁体
22の駆動手段を構成している。
【0004】ソレノイド25は、非通電時には、内部に
設けた永久磁石(図示せず)でプランジャ23を吸引し
て、弁体22をノズル21から離れた位置に保持し、通
電時には、上記永久磁石の磁力を相殺して、プランジャ
23の吸引力を解除し、閉塞用スプリング24の付勢力
によって弁体22をノズル21に当接させるようになっ
ている。ただし、弁体22がノズル21に当接した場合
には、ソレノイド25への通電を停止しても、永久磁石
だけの力では、弁体22をノズル21から離して元の位
置にもどすことができない。このために、復帰手段3が
ある。
【0005】復帰手段3は、ノズル21内に挿通した復
帰筒31と、この復帰筒31からガスメータ1の外部へ
延在する操作棒32とを備えている。そして、ガスメー
タ1の外側から操作棒32を押すことによって、復帰筒
31を介して、弁体22をノズル21から離し、永久磁
石でプランジャを保持するようになっている(図7参
照)。
【0006】また、遮断弁2をガス流入ポート11部に
設けた場合、弁体22が表示部13側を向くようにな
り、これにより操作棒32を表示部13の正面側から操
作することができるようになる。ただし、操作棒32
は、表示部13のカウンタ13aなどの主要部品を避け
るように配置しなければならず、通常、図7及び図8に
示すように、ノズル21の内径の範囲内で横方向にずら
し、カウンタ13a等に当たらないようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ガスメータ1においては、操作棒32を横にずらせる範
囲がノズル21の内径内であって非常に狭いので、設計
の自由度が小さく、カウンタ13a等に当たらないよう
に操作棒32を配置することが非常に難しいという問題
があった。
【0008】この発明は上述した問題を解消するために
なされたもので、その目的は、ノズルの内径に制約され
ることなく、操作棒の横方向の位置を任意に設定するこ
とのできるガスメータを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、ガス流入ポート部に遮断弁及びこの遮
断弁の復帰手段を設けたガスメータであって、前記遮断
弁は、前記ガス流入ポート部に設けたノズルと、このノ
ズルにガス流入ポート側から当接して同ノズルを閉塞す
る弁体と、前記ガス流入ポート側に位置し、通常時には
前記弁体をノズルから離れた位置に保持し、異常時には
前記弁体をノズルに当接させる駆動手段とを備えてお
り、前記復帰手段は、先端部が前記ノズルを通って前記
弁体に当接し、基端部がノズルからさらにガスメータの
外側に延在する復帰棒と、前記ノズル近傍に設け前記復
帰棒を移動自在に軸方向に案内する軸受部材と、前記復
帰棒の基端部から横方向に延在する連絡部材と、この連
絡部材からガスメータの外側に延在し、外部からの押圧
力で前記連絡部材を前記弁体側に移動し、前記復帰棒を
介して、前記弁体を前記駆動手段で保持可能な復帰位置
まで移動する操作棒とを備えていることを特徴としてい
る。そして、前記復帰棒は弁体の軸線上に配置すること
が好ましい。
【0010】
【作用】上記のように構成されたガスメータにおいて
は、操作棒の操作力が連絡部材及び復帰棒を介して弁体
に伝えられ、弁体がノズルから離れた元の位置まで移動
する。この際、弁体が駆動手段によって保持され、ノズ
ルが開いたままの状態になる。また、操作棒の横方向の
位置は、連絡部材の横方向の長さによって、任意に変え
ることができる。したがって、操作棒を配置する上での
設計の自由度が増し、操作棒の位置決めが非常に簡単に
なる。また、復帰棒を弁体の軸線上に配置したものにあ
っては、弁体がこじれなくなる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1〜図5を参照
して説明する。なお、図6〜図7に示す構成要素と共通
する要素には同一の符号を付し、その説明を簡略化す
る。まず、図1、図3及び図5を参照してこの発明の第
1の実施例を説明する。
【0012】復帰手段4は、図1に示すように、復帰棒
41と、軸受部材42と、連絡部材43と、操作棒44
とを備えた構造になっている。
【0013】復帰棒41は、その先端部がノズル21を
通って弁体22に当接し、基端部がノズル21からさら
にガスメータ1の内方に延在している。この復帰棒41
の側面には、回り止め手段として、先端から基端側に延
在する平面状のカット面Aが形成されている。軸受部材
42は、復帰棒41を弁体22及びプランジャ23と同
一軸線上に、軸方向に摺動自在に保持するようになって
おり、図2及び図3に示すように、外筒部42aと、軸
受部42bと、連結部42cとにより形成されている。
軸受部42bには、復帰棒41に合致する形状のカット
面Bが形成されている。この軸受部材42は、ノズル2
1と共にガスメータ1の本体1aに固定されている。
【0014】連絡部材43は、その一端部が復帰棒41
の基端部に固定され、他端部が復帰棒41と直交する方
向に延在している。なお、この連結部材43は、復帰棒
41と一体に形成してもよい。操作棒44は、その先端
部が連絡部材43の他端部に当接し、基端部がガスメー
タ1の表示部13側に延在している。この操作棒44
は、ガスメータ1の本体1aによって軸方向に摺動自在
に保持されている。
【0015】また、復帰棒41の先端側には、ばね受け
45が固定されており、このばね受け45と軸受部42
bとの間にスプリング46が設けられている。このスプ
リング46は、閉塞用スプリング24より付勢力が十分
小さなものであり、復帰棒41の先端を弁体22に常に
当接するようにしている。
【0016】上記のように構成されたガスメータ1にお
いては、非通電時にはプランジャ23がソレノイド25
内の永久磁石によって吸引され、弁体22がノズル21
から離れた状態になる。このため、ガス流入ポート11
に流入したガスがノズル21を通って計量機構12に入
り、さらにガス流出ポート14を通って、末端のガス器
具に供給されるようになる。ところが、異常等により、
ソレノイドに電流が流れると、永久磁石の磁力が相殺さ
れ、プランジャ23の吸引力が解除される。そうする
と、弁体22が閉塞用スプリング24の力でノズル21
側に移動し、同ノズル21が閉塞された状態になる。こ
のため、ガスボンベ等から供給されたガスがガスメータ
1のガス流入ポート11でせきとめられ、ガス漏れ等に
よる事故が防止される。
【0017】また、遮断弁2を復帰するには、表示部1
3側から操作棒44を押す。そうすると、連絡部材43
を介して復帰棒41が弁体22側に移動し、同弁体22
がノズル21から離れた元の位置に移動する。この際、
永久磁石がプランジャ23を吸引して保持するので、操
作棒44を放しても、弁体22がノズル21側に移動す
ることがない。また、操作棒44の横方向の位置は、連
絡部材43の長さ方向に位置によって、自由に選択する
ことができる。
【0018】したがって、上記ガスメータ1によれば、
操作棒44を横方向の自由な位置に配置することができ
るので、設計の自由度が増し、カウンタ13a等の主要
部品を避けた位置に、操作棒44を簡単に設置すること
ができる。また、復帰棒41の軸心が弁体22やプラン
ジャ23の軸心と一致しているから、復帰棒41の押圧
力を受けて弁体22やプランジャ23がこじれることが
なく、弁体22を復帰位置までスムーズに移動すること
ができる。
【0019】なお、上記実施例において、連絡部材43
を復帰棒41に直交するように設けたが、この連絡部材
43は復帰棒41に対して斜め横方向に延在するように
設けてもよいことはいうまでもない。
【0020】次に、図4を参照してこの発明の第2の実
施例を説明する。ただし、図1〜図3に示す構成要素と
共通する要素には同一の符号を付しその説明を簡略化す
る。この第2の実施例が第1の実施例と異なる点は、操
作棒44と連絡部材43とが固定的に連結されている
点、及び連絡部材43と復帰棒41とが離接可能になっ
ている点である。なお、操作棒44と連絡部材43とを
一体に形成してもよい。
【0021】このように構成されたガスメータによれ
ば、復帰棒41に曲げモーメントを生じないので、復帰
棒41が軸受部42bでこじれることがなく、復帰棒4
1の移動がスムーズになるという利点がある。
【0022】なお、上記第2の実施例にあっては、復帰
棒41のカット面A及び軸受部42bのカット面Bの代
わりに、操作棒44又は連絡部材43に、回り止め手段
を設ける必要がある。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、連絡部材の横方向の
長さを変えることによって、操作棒の横方向の位置を自
由に設定することができる。したがって、ガスメータの
主要部品等を避けた位置に、操作棒を簡単に設置するこ
とができる。また、復帰棒を弁体の軸線上に配置したも
のにあっては、復帰棒の押圧力によって弁体がこじれる
ことがなく、弁体の移動がスムーズになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例として示したガスメー
タの断面図。
【図2】同ガスメータを示す図であって、図1のII−II
線に沿う断面図。
【図3】同ガスメータにおける復帰手段の軸受部材を示
す斜視図。
【図4】この発明の第2の実施例として示したガスメー
タの断面図。
【図5】この発明及び従来例として示したガスメータの
外観斜視図。
【図6】従来例として示したガスメータであって、図5
のVI−VI線に沿う断面図。
【図7】同ガスメータであって、図6のVII −VII 線に
沿う断面図。
【図8】同ガスメータの復帰手段であって、図7のVIII
−VIII線に沿う断面図。
【符号の説明】
1 ガスメータ 2 遮断弁 11 ガス流入ポート 21 ノズル 22 弁体 41 復帰棒 43 連絡部材 44 操作棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 17/36 F16K 31/44 - 31/60 G01F 3/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス流入ポート部に遮断弁及びこの遮断
    弁の復帰手段を設けたガスメータであって、 前記遮断弁は、前記ガス流入ポート部に設けたノズル
    と、このノズルにガス流入ポート側から当接して同ノズ
    ルを閉塞する弁体と、前記ガス流入ポート側に位置し、
    通常時には前記弁体をノズルから離れた位置に保持し、
    異常時には前記弁体をノズルに当接させる駆動手段とを
    備えており、 前記復帰手段は、先端部が前記ノズルを通って前記弁体
    に当接し、基端部がノズルからさらにガスメータの外側
    に延在する復帰棒と、前記ノズル近傍に設け前記復帰棒
    を軸方向に移動自在に案内する軸受部材と、前記復帰棒
    の基端部から横方向に延在する連絡部材と、この連絡部
    材からガスメータの外側に延在し、外部からの押圧力で
    前記連絡部材を前記弁体側に移動し、前記復帰棒を介し
    て、前記弁体を前記駆動手段で保持可能な復帰位置まで
    移動する操作棒とを備えていることを特徴とするガスメ
    ータ。
  2. 【請求項2】 復帰棒を弁体の軸線上に配置しているこ
    とを特徴とする請求項1記載のガスメータ。
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