JP3223401U - 可搬式脱線復旧装置 - Google Patents

可搬式脱線復旧装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3223401U
JP3223401U JP2019002761U JP2019002761U JP3223401U JP 3223401 U JP3223401 U JP 3223401U JP 2019002761 U JP2019002761 U JP 2019002761U JP 2019002761 U JP2019002761 U JP 2019002761U JP 3223401 U JP3223401 U JP 3223401U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
pair
block
attached
jack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019002761U
Other languages
English (en)
Inventor
弘一 橋詰
弘一 橋詰
薫 三澤
薫 三澤
Original Assignee
橋詰機工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 橋詰機工株式会社 filed Critical 橋詰機工株式会社
Priority to JP2019002761U priority Critical patent/JP3223401U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3223401U publication Critical patent/JP3223401U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)

Abstract

【課題】人力により組立てることができる可搬式脱線復旧装置であって、その取外しにより、保線車両本体を軽量化する。【解決手段】可搬式脱線復旧装置を人力で組立て可能とし、レールブロック8に持ち手ハンドル6を、ジャッキ13に取手11を、電磁ブロックに持ち手を設け、それぞれの構成部品を人力で移動自在に組み立てられるようにしている。レールブロック8と、ジャッキ13と、電磁ブロックとに分離できるようにし、予め車両本体1の下面にベースプレート4を固定しておく。このベースプレート4には、車輪の軸線方向に平行に対向する一対の断面鈎形に形成された取付溝3を有する。【選択図】図1

Description

本考案は、保線車両が脱線した場合に、それを迅速に且つ効率よく回復する装置に関する。
下記特許文献1に記載の鉄道の保線車両は、鉄道のレールの矯正等のために、使用される。
この保線車両は、車両にレールの検査装置、ダンピング装置、脱線回復装置、その他が搭載されている。
その脱線回復装置は、保線車両の前部及び後部の車両下部の両側に、上下動自在なジャッキ手段及び、ジャッキ手段を水平に移動する水平移動手段を備えている。
そして、保線車両はジャッキ手段及び、水平移動手段を介して、水平方向および垂直方向に保線車両を移動する。
特開平6−219276号公報
保線車両には、常時、検査装置、ダンピング装置、脱線回復装置が取付けられている。これら各種装置が保線車両に取付けられると、保線車両の重量が重くなり、機動性に欠ける欠点がある。
そこで、本考案は車両の下部に取付けられる脱線回復装置を、人力により、着脱自在に組み立てられる可搬式脱線復旧装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の考案は、保線車両本体(1)の下面に予め設けられ、車輪(2)の軸線方向に平行で対向する一対の断面鈎形に形成された取付溝(3)を有するベースプレート(4)に、着脱自在に取付られ、
そのベースプレート(4)の取付溝(3)に、上端プレート(8a)の両側が着脱自在に挿入され、前記軸線方向に平行な一対の対向するガイドレール(5)を有し、両側に搬送用の持ち手ハンドル(6)が設けられると共に、ガイドレール間に水平シリンダ(7)が配置されたレールブロック(8)と、
前記レールブロック(8)の下端に突設された一対のピン孔(9)に、上端取付部(13a)が取付ピン(10)を介して着脱自在に取付られ、両側に一対の搬送用の取手(11)が取付られると共に、垂直シリンダ(12)のロッド(12a)が上下方向に伸縮するジャッキ(13)と、
保線車両本体(1)の近傍に配置されて、前記車両本体(1)の油圧装置に接続されると共に、前記水平シリンダ(7)および垂直シリンダ(12)に油圧ホース(14)を介して着脱自在に連結され、両側に搬送用の持ち手(15)を有する電磁弁ブロック(16)と、を具備し、
レールブロック(8)と、ジャッキ(13)と、電磁ブロック(16)とが持ち手ハンドル(6)、取手(11)、持ち手(15)により人力で搬送可能に形成され、
前記水平シリンダ(7)の伸縮により、前記垂直シリンダ(12)が水平方向に移動し、前記垂直シリンダ(12)の伸縮により、その下端が線路に接離自在に着地する可搬式脱線復旧装置である。
本考案の可搬式脱線復旧装置は、レールブロック8と、ジャッキ13と、電磁ブロック16とにそれぞれ搬送用の持ち手ハンドル6、取手11、持ち手15が設けられているので、可搬式脱線復旧装置を構成する各部品を人力で搬送し、それらをベースプレート4に、順次着脱自在に取付けることができる。そのため、場所を選ばず、可搬式脱線復旧装置の組立てを可能とする。
そして、その装置の取外しにより、保線車両の軽量化を達成できる。それと共に、可搬式脱線復旧装置を構成する各部品のメンテナンス性を向上する。即ち、各部品を単独で保守点検することができる。
本考案の可搬式脱線復旧装置の組立て手順の説明図。 同装置により車両の脱線を回復させる説明図。 本考案のレールブロック8の(A)平面図、(B)底面図、(C)断面図。 同装置のジャッキ13の側面図及び、その取手11の開状態を示す説明図。 同装置の電磁ブロック16の正面図及び、側面図。
次に、図面に基づいて本考案の実施の形態につき、説明する。
本考案の可搬式脱線復旧装置の特徴は、装置を人力で組立て可能としたことにある。そのために、レールブロック8に持ち手ハンドル6を、ジャッキ13に取手11を、電磁ブロック16に持ち手15を設け、それぞれの構成部品を人力で移動自在に組み立てられるようにしている。
すなわち、図1及び図2において、装置をレールブロック8と、ジャッキ13と、電磁ブロック16とに分離できるようにし、予め車両本体1の下面にベースプレート4を固定しておく。
このベースプレート4には、車輪2の軸線方向に平行に対向する一対の断面鈎形に形成された取付溝3を有する。
(組立て順序)
次に、本考案の可搬式脱線復旧装置の組立て順序につき説明する。
予め、車両本体1の下面に取付けられたベースプレート4に、レールブロック8の上端プレート8aの両側を挿入し、図示しない締結具で取付溝3とベースプレート4とを固定する。このレールブロック8は、図3(A)〜(C)に示す如く、その上端プレート8aの下部に一対のガイドレール5が突設され、そこに下部ブロック8bの上端部が取付けられる。
この下部ブロック8bには、水平シリンダ7が取付けられている。さらに、このレールブロック8には、その上端プレート8aの両側に一対ずつの持ち手ハンドル6が突設されている。そして、上端プレート8aのボルト孔8c(図3(A))に、図示しないボルトを介して、上端プレート8aがベースプレート4に締結固定される。また、水平シリンダ7のロッド7aの先端は、ブラケット20に接続され。下部ブロック8bを上端プレート8aに対して水平方向に移動自在に支持する。
このようにしてなるレールブロック8は、左右一対ずつの持ち手ハンドル6を保持して、図1(B)のごとく、取付けられる。
次に、図1(C)の如く、ジャッキ13をレールブロック8に取付ピン10を介して、装着する。
このジャッキ13は、図4(A)、(B)に示す如く、上下方向に伸縮するロッド12aを有するシリンダーからなる。その上端部には端板13aが設けられ、その両側のピン孔とレールブロック8の下部ブロック8bのピン孔9とが整合され、それらに取付ピン10が挿入される。その端板13aに近接して、シリンダーの外周には、上部のブラケット11aが設けられ、そのブラケット11aには一対の取手11が、90度、上下動自在に取り付けられている。
さらに、そのシリンダーの下部には、下部のブラケット11bを介して支持アーム12bが上下動自在に取り付けられている。この支持アーム12bは、ロッド12aの基部プレート21を係脱自在に支持するものである。
このようなジャッキ13は、人力により、そのシリンダーの両側に配置された取手11を水平にすることにより、ジャッキ13全体を持ち上げて移動でき、それをレールブロック8に、図1(C)のごとく、取付ける。
次いで、図2に示す如く、車両本体1に隣接して、電磁ブロック16を配置する。
この電磁ブロック16は、図5に示す如く、上端部に一対の持ち手15を有し、人力により電磁ブロック16を移動することができるものである。
この電磁ブロック16の下部には、この例では8個の弁開閉ハンドル17が設けられるとともに、上端部に8個のコネクタ18が設けられている。
そこで、垂直シリンダ12及び水平シリンダ7の各コネクタ18と、電磁ブロック16のコネクタ18とを、油圧ホース14を介して連結する。それと共に、車両本体1の油圧装置と電磁ブロック16との間を図示しない油圧ホースを介して連結する。
そこで、電磁ブロック16の弁開閉ハンドル17の操作により、水平シリンダ7及びジャッキ13を伸縮させることにより、垂直シリンダ12を水平移動させるとともに、垂直移動させ、その基部プレート21を線路上の支持ブロック19に着座させて、車両本体1を上昇し、脱線を回復する。
なお、このような可搬式脱線復旧装置は、車両本体1の前後左右に一対ずつ配置され、それらが同時に操作される。
1 車両本体
2 車輪
3 取付溝
4 ベースプレート
5 ガイドレール
6 持ち手ハンドル
7 水平シリンダ
7a ロッド
8 レールブロック
8a 上端プレート
8b 下部ブロック
8c ボルト孔
9 ピン孔
10 取付ピン
11 取手
11a ブラケット
11b ブラケット
12 垂直シリンダ
12a ロッド
12b 支持アーム
13 ジャッキ
13a 端板
14 油圧ホース
15 持ち手
16 電磁ブロック
17 弁開閉ハンドル
18 コネクタ
19 支持ブロック
20 ブラケット
21 基部プレート

Claims (1)

  1. 保線車両本体(1)の下面に予め設けられ、車輪(2)の軸線方向に平行に対向する一対の断面鈎形に形成された取付溝(3)を有するベースプレート(4)に、着脱自在に取付られ、
    そのベースプレート(4)の取付溝(3)に、上端プレート(8a)の両側が着脱自在に挿入され、前記軸線方向に平行な一対の対向するガイドレール(5)を有し、両側に搬送用の持ち手ハンドル(6)が設けられると共に、ガイドレール間に水平シリンダ(7)が配置されたレールブロック(8)と、
    前記レールブロック(8)の下端に突設された一対のピン孔(9)に、上端取付部(13a)が取付ピン(10)を介して着脱自在に取付られ、両側に一対の搬送用の取手(11)が取付られると共に、垂直シリンダ(12)のロッド(12a)が上下方向に伸縮するジャッキ(13)と、
    保線車両本体(1)の近傍に配置されて、前記車両本体(1)の油圧装置に接続されると共に、前記水平シリンダ(7)および垂直シリンダ(12)に油圧ホース(14)を介して着脱自在に連結され、両側に搬送用の持ち手(15)を有する電磁弁ブロック(16)と、を具備し、
    レールブロック(8)と、ジャッキ(13)と、電磁ブロック(16)とが持ち手ハンドル(6)、取手(11)、持ち手(15)により人力で搬送可能に形成され、
    前記水平シリンダ(7)の伸縮により、前記垂直シリンダ(12)が水平方向に移動し、前記垂直シリンダ(12)の伸縮により、その下端が線路に接離自在に着地する可搬式脱線復旧装置。
JP2019002761U 2019-07-25 2019-07-25 可搬式脱線復旧装置 Active JP3223401U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019002761U JP3223401U (ja) 2019-07-25 2019-07-25 可搬式脱線復旧装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019002761U JP3223401U (ja) 2019-07-25 2019-07-25 可搬式脱線復旧装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3223401U true JP3223401U (ja) 2019-10-03

Family

ID=68095800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019002761U Active JP3223401U (ja) 2019-07-25 2019-07-25 可搬式脱線復旧装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3223401U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111114581A (zh) * 2020-01-19 2020-05-08 中铁第四勘察设计院集团有限公司 一种适用于100%低地板有轨电车的脱轨起复设备及救援方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111114581A (zh) * 2020-01-19 2020-05-08 中铁第四勘察设计院集团有限公司 一种适用于100%低地板有轨电车的脱轨起复设备及救援方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107208464A (zh) 用于钻机的模块化排管***
CA2871406C (en) Mounting structure with storable transport system
JP3223401U (ja) 可搬式脱線復旧装置
CN107476146B (zh) 高铁道岔长重部件更换吊装车及其更换方法
KR101473721B1 (ko) 레일간 수평이동이 가능한 터널 작업 및 안전진단용 대차 구조물
CN201165855Y (zh) 钻杆滑道车
JP5610849B2 (ja) 鉄道車両用連結器の着脱用作業台車
JP4097668B2 (ja) Pc枕木用穿孔機
CN102528372A (zh) 敞车车体的检修装置
DK2935698T3 (en) MACHINE MANUFACTUALLY TRANSFERABLE FOR TRACK MAINTENANCE
JP5980743B2 (ja) レール吊上装置
KR101262736B1 (ko) 터널 작업 및 안전진단용 대차 구조물
CN109403167B (zh) 一种钢轨焊复工程用钢轨拨弯小车
CN209011748U (zh) 一种钻机步进式移运装置
JP2018001959A (ja) 脱着用治具、クローラフレームの取付方法、クローラフレームの取り外し方法及び建設機械
JP5634335B2 (ja) 下部槽交換システム及び下部槽交換方法
JP5341012B2 (ja) 脱線復旧用ジャッキ装置
CN105089271A (zh) 机械式预埋螺栓定位安装组件
CN215668773U (zh) 一种盾构机台车轨枕
CN209755118U (zh) 一种用于地铁车辆组装的可移动式支撑墩
CN214192340U (zh) 循环流化床的再生器的检修装置
CN214693113U (zh) 一种汽车工程车检修设备
CN215335373U (zh) 一种铁路轨旁扫描设备安装基座
JP2019001363A (ja) キャスター取付構造
RU194167U1 (ru) Узел сочленения грузового вагона

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3223401

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250