JP3223335B2 - 表示データ補間回路 - Google Patents

表示データ補間回路

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JP3223335B2
JP3223335B2 JP04178093A JP4178093A JP3223335B2 JP 3223335 B2 JP3223335 B2 JP 3223335B2 JP 04178093 A JP04178093 A JP 04178093A JP 4178093 A JP4178093 A JP 4178093A JP 3223335 B2 JP3223335 B2 JP 3223335B2
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孝志 宮村
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Nippon Avionics Co Ltd
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  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば超音波診断装置
における断面映像をAスコープ表示するときに表示され
るデータを見易く補間する表示データ補間回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】医療分野では患部を切開せずに内部情報
を得る手段として、超音波により断面情報を得る超音波
診断装置が用いられている。これは皮膚に接して設けた
センサから超音波を送出し、それが体内から反射された
情報によって患部の断面情報を得るものである。この方
法により得られたデータは通常は2次元図形として表示
されるが、例えば心臓の鼓動状態等は専門医の目でみる
と2次元図形では細部の動きが分かりにくいという指摘
がある。
【0003】そこで2次元図形の着目する部分を横切る
線分を想定し、その線上における各位置の濃度を表示す
るようにする。この表示はその線分と直交する軸上の位
置と濃度変化を対応させる。そのような表示を行うと、
例えばある2次元図形がありその着目する部分を横切る
線分上の輝度は図3に示すように表示される。このよう
な表示状態をAスコープ表示と称している。
【0004】図3においてX軸上のP点より左側は理解
の容易なように表示点が連続する形で記載してあるが、
現実の表示はP点より右側に記載してあるように飛び飛
びになることが多い。そのような飛び飛びの表示状態で
は波形の連続性が失われ、見難くなるため、隣接する表
示点を結んだ図4のように表示する必要があり、この処
理を補間と定義している。
【0005】今、X軸が画素単位で走査され、Y軸が3
2個の画素の濃淡を表し、B点とC点の補間を例に取っ
て説明する。B点の数値が2、C点の数値が11とする
と、補間を行うには3から10を点で埋める必要がある
ことになる。
【0006】そのひとつの方法は、Bのデータを1画素
分遅らせてCのデータと同位相にして、これらのデータ
をROMに入力する。ROMには一つ前のデータと現在
のデータが入力されたとき0から31のどの点を表示す
べきかというデータがプリセットされている。
【0007】ROMの容量を考慮したとき、入力データ
はそれぞれ5ビットで合計10ビット必要になる。更に
0から31の位置を走査するとき、現時点の走査位置が
何処であるかを識別するために5ビットが必要になる。
出力は点を表示するか、表示しないかであるから、1ビ
ットで識別できる。そして、32Kビットで、アクセス
タイムが50ns程度のROMが必要になる。
【0008】しかしこのようなROMは入手できないの
で1K×4ビットのROMを8個使用して実現すること
になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の装置はROMを8個使用することにより、電源
電流を1アンペア程度供給する必要があり、このため容
量の大きな電源を使用する必要があるという課題を有し
ていた。
【0010】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、電源容量を増加させることなく波形の連続性を
確保するようにしたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、ラスタ位置を検出する位置検出回路
と、現時点の直前に供給されていたデータと位置検出回
路の検出結果を比較する第1の比較器と、現時点に表示
されるデータと位置検出回路の検出結果を比較する第2
の比較器と、第1の比較器の比較結果および第2の比較
器の比較結果から、「現時点の直前に供給されたデータ
<ラスタ位置検出結果≦現時点のデータ」「現時点の直
前に供給されたデータ>ラスタ位置検出結果≧現時点の
データ」の判断の少なくとも一方が真であるとき表示を
行う信号を出力する判定装置とを備えたものである。
【0012】
【作用】ラスタスキャンされる画面の時間軸をX軸に取
った場合、X軸上の隣接した位置のデータをそのデータ
の値に対応したY軸上の位置に表示するとき、現時点の
直前に表示されていたデータの値と、現時点に表示され
るデータの値を第1および第2の比較器によって調べ、
その比較結果によって、 「現時点の直前に供給されたデータ<ラスタ位置検出結果≦現時点のデータ」 ・・・・(3) 「現時点の直前に供給されたデータ>ラスタ位置検出結果≧現時点のデータ」 ・・・・(4) の少なくとも一方が真であるときラスタ上の画素を表示
させる信号を出力する。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すブロック図で
あり、この装置において図2に示す表示データを補間す
るときの例について説明する。図2において白抜きの四
角は得られたデータによって表示される画素であり、X
軸上の位置「イ」から「ヌ」に対して濃度が0から31
まで有り、従来例と同様にその濃度に対応したY軸上の
位置に表示されるものとする。図1において外部からの
データがレジスタ1および比較器2に供給される。レジ
スタ1はデータが供給される度にそのデータを取り込ん
で、それ以前に取り込んでいたデータを出力するように
なっている。
【0014】この例では表示画面のX軸を時間軸に取っ
てラスタスキャンするようにしており、レジスタ1はあ
る時点でデータが供給され、それが取り込まれると、そ
の取り込まれたデータよりも1時点前に取り込まれたデ
ータを出力するようになっている。この結果、比較器2
には現時点のデータが与えられ、比較器3にはその時点
の直前に供給されていたデータが与えられることにな
る。
【0015】一方、カウンタ4はラスタスキャンされる
Y軸上の位置をカウントするカウンタであり、図2に示
すようにラスタが表示位置の一番上の位置にあるとき
「31」とし、ラスタが下側に移動するに従い、カウン
ト値が減少するように構成されている。そして、このよ
うにしてカウントされた値が比較器2、3に供給されて
いる。
【0016】比較器3はレジスタ1から供給されるラッ
チ後のデータ、すなわち現時点の直前に供給されていた
データをカウンタ4からのデータと比較して、それが等
しいか、カウンタ4のデータの方が大きいか、あるいは
小さいかの情報を判定装置5に供給する。
【0017】また、比較器2はレジスタ1でラッチされ
る前のデータ、すなわち現時点のデータをカウンタ4か
らのデータとを比較して、それが等しいか、カウンタデ
ータの方が大きいか、あるいは小さいかの情報を判定装
置5に供給する。
【0018】判定装置5は供給された結果に基づいて次
の判断のいずれかが正しいときにそのラスタ上のデータ
を表示するようになっている。 現時点の直前に供給されたデータ<カウンタ4のデータ≦現時点のデータ ・・・・(5) 現時点の直前に供給されたデータ>カウンタ4のデータ≧現時点のデータ ・・・・(6)
【0019】このように構成された装置において、外部
から供給されるデータはイ、ロ、ハ・・・・に順に供給
されるので、「0」、「4」、「30」、「28」の順
に供給される。ラスタが図2におけるY軸上の濃度
「3」の部分を走査している場合の例で説明すると、カ
ウンタ4は「3」のデータを送出している。
【0020】最初、すなわち図2のa点を表示するか否
かは、イとロのデータで比較する。この結果を(5)式
に当てはめると「0<3≦4」となり、(6)式に当て
はめると0>3≧4となる。この場合いずれか一方が正
しければ判定装置5はラスタを表示させる信号を出力す
るようになっており、この場合は(5)式が真であるこ
とから、判定装置はa点を表示する信号を出力する。こ
の結果、「0」と「4」の間は斜線で示したように補間
され連続して表示される。
【0021】次は、ロとハを比較してb点を表示するか
否かを判断するが、同様にして(5)式に当てはめると
「4<3≦30」となり、(6)式に当てはめると4>
3≧30」となり、両者とも偽であるから、判定装置5
はb点を表示しないと判断する。
【0022】同様にしてc点は「30<3≦28」、
「30>3≧28」で両者とも偽であるから表示しな
い。また、d点は「28<3≦3」、「28>3≧3」
で後者が真であるから表示する。
【0023】このように次々と判断をしていけば濃度位
置「3」のラスタ上の判断が完了するので、その判断結
果によって表示画素と、非表示画素が決まる。この判断
を濃度「0」の位置から濃度31の位置まで行うことに
よって図2のように補間すべき個所が斜線で示す枠のよ
うに決定される。このように次々と処理して行けば、全
体の補間が行える。
【0024】このように本願発明でも従来例でも同様の
機能を実現できるが、この機能を実現させるために従来
のものは、ROM容量に32Kビット、アクセスタイム
が50nsの大容量高速ROMが必要となる。しかし、
そのようなものは現存しないので、ROMを分割して実
現することになる。この場合、ROM自体の電力消費が
大きく、8個のROMを使用すると1A程度要する。全
体の消費電流が6A程度であるから非常に多くの電流が
ROMで消費されることになる。しかし、本願発明の方
法によれば消費電流は80mA程度であり、従来のもの
に比べて90%程度の削減になる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明は比較器とそ
の比較結果を判断する判断装置によって構成したので、
ROMを複数用いるもののように大きな消費電流が必要
ないので、電源の構成が簡単で済むという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の装置で補間した例を示す図である。
【図3】測定データをプロットした状態を示す図であ
る。
【図4】図3の各点を補間した状態を示す図である。
【符号の説明】
1 レジスタ 2、3 比較器 4 カウンタ 5 判定装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 8/00 - 8/15 G01N 29/00 - 29/28 G06T 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元表示される図形を横切る線上の位
    置を第1の座標軸の位置に対応させ、その位置における
    2次元図形のデータ値を前記第1の座標軸と直交する第
    2の座標軸に対応させた位置にラスタスキャンによって
    表示するときに、隣接する表示データを補間してその隣
    接するデータ間を連続した線として表示する表示データ
    補間回路において、 前記第2の座標軸上におけるラスタ位置を検出する位置
    検出回路と、 現時点の直前に供給されていたデータと前記位置検出回
    路の検出結果を比較する第1の比較器と、 現時点に供給されるデータと前記位置検出回路の検出結
    果を比較する第2の比較器と、 前記第1の比較器の比較結果および前記第2の比較器の
    比較結果から「現時点の直前に供給されたデータ<ラス
    タ検出位置≦現時点のデータ」「現時点の直前に供給さ
    れたデータ>ラスタ検出位置≧現時点のデータ」の少な
    くとも一方が真であるときラスタを表示状態にする信号
    を出力する判定装置とを備えたことを特徴とする表示デ
    ータ補間回路。
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