JP3223105B2 - 信号記録再生装置 - Google Patents

信号記録再生装置

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JP3223105B2
JP3223105B2 JP07184596A JP7184596A JP3223105B2 JP 3223105 B2 JP3223105 B2 JP 3223105B2 JP 07184596 A JP07184596 A JP 07184596A JP 7184596 A JP7184596 A JP 7184596A JP 3223105 B2 JP3223105 B2 JP 3223105B2
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Japan
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signal
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修己 砂川
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダ(VTR)の如く映像信号及び/又は音声信号を記録
媒体に記録し、或いは記録媒体から再生する信号記録再
生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、映像信号や音声信号を記録
し、或いは再生する装置として、アナログ式のVTRが
広く普及している。アナログ式VTRにおいては、原画
や原音に出来るだけ忠実に信号を再生するべく、信号記
録再生時に種々の信号処理が施されている。ところが、
記録すべき信号の種類によっては、その処理によって却
って妨害が増えたり、撮影者或いは番組制作者が信号記
録時に意図した通りに信号再生が行なわれないことがあ
る。例えば、再生時に高域まで再現せんとして、記録時
に高域強調の信号処理を行なった場合、信号再生時にノ
イズが増大することがある。又、制作者が暗い雰囲気の
画像を意図して、全体に明るさを落として記録したもの
を、視聴者が再生時に画面を過度に明るく調整してしま
うなどの問題が生じる。
【0003】ところで、近年になって、信号の記録、再
生をアナログで行なう方式からディジタルで行なう方式
への移行が進んでいる。ディジタル式の信号記録再生装
置においては、信号の劣化が大幅に抑制されることにな
るが、これに伴って、ディジタル映像信号やディジタル
音声信号を信号記録再生装置に入力し、或いは信号記録
再生装置から出力される信号を出力するための入出力装
置の性能が重要となっている。
【0004】例えば、カメラ一体型VTRにおいては、
従来のアナログ方式ではカメラ部分の性能が記録再生部
分の性能を上回っていたが、ディジタル方式では、記録
再生部分の性能が飛躍的に向上した結果、カメラ部分の
性能が、そのまま信号記録再生時の画質、音質に影響を
及ぼすこととなる。従って、特にディジタル方式のVT
Rにおいては、信号再生時の信号処理特性、例えばフィ
ルターの周波数特性の調整をユーザの恣意に任せること
は、忠実な信号再生の上で必ずしも好ましくない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、信号再生時の信号処理特性が信号記録時の条件に応
じて自動的に最適調整される信号記録再生装置を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明に係る信号記録装置
は、映像信号及び/又は音声信号を記録媒体に記録する
際、信号記録時の信号入力源に関する条件を該記録媒体
に記録するものである。該信号記録装置によれば、映像
信号及び/又は音声信号と共に、信号記録時の信号入力
源に関する条件、例えばカメラの絞り、ゲイン等が記録
媒体に記録されるので、信号再生時には、記録媒体から
信号入力源に関する条件を読み出して、その条件に応じ
た信号処理特性に調整することによって、ユーザの恣意
に拘わらず、常に最適な信号処理特性の下で信号再生が
行なわれる。
【0007】又、本発明に係る信号再生装置は、記録媒
体に映像信号及び/又は音声信号と共に記録されている
信号記録時の信号入力源に関する条件を読み出し、読み
出された条件に応じて信号再生時の信号処理特性を調整
するものである。該信号再生装置によれば、予め、信号
記録時に、映像信号及び/又は音声信号と共に、信号入
力源に関する条件、例えばカメラの絞り、ゲイン等を記
録媒体に記録しておくことにより、信号再生時には、記
録媒体から信号入力源に関する条件を読み出して、その
条件に応じた信号処理特性に調整することが出来る。こ
れによって、ユーザの恣意に拘わらず、常に最適な信号
処理特性の下で信号再生が行なわれる。
【0008】
【発明の効果】本発明に係る信号記録再生装置によれ
ば、信号再生時の信号処理特性を信号記録時の条件に応
じて自動的に最適調整することが出来る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明をカメラ一体型のデ
ィジタルVTRに実施した形態につき、図面に沿って具
体的に説明する。尚、民生用のディジタルVTRの標準
規格においては、磁気テープの各トラックに、映像デー
タの記録エリア、音声データの記録エリア、サブコード
の記録エリア、映像補助エリア(VAUX)、音声補助エ
リア(AAUX)等が設けられる。又、磁気テープが収納
されたカセットケースには、MIC(メモリインカセッ
ト)と称されるメモリチップが取り付けられる。
【0010】本発明に係るディジタルVTRの信号記録
系は図1に示す如く、信号記録時の各種条件を設定する
ための条件設定回路(1)を具えている。条件設定回路
(1)は、信号入力端子(2)から入力される映像信号の条
件として、例えば、信号入力源がカメラであることを表
わすソースコード“カメラ”、レンズの絞りを表わす情
報“アイリスが絞り方向”、及びCCDの増幅器のゲイ
ンを表わす情報“ゲインが高い”を設定して、信号処理
回路(3)へ供給する。尚、条件設定回路(1)による条件
の設定は、ユーザのデータ入力に基づいて行なうことも
可能であるが、例えばカメラ部からの情報を取り込ん
で、自動的に設定することも可能である。
【0011】カメラ部からの映像信号は、信号入力端子
(2)から信号処理回路(3)へ供給されて、ディジタル映
像信号に変換されると共に、前記条件設定回路(1)から
供給される条件データと混合されて、ディジタル音声信
号は映像データ記録エリアに、条件データは例えばVA
UXに配置されて、記録回路(4)へ供給される。記録回
路(4)は、全てのデータを所定の記録フォーマットに従
って磁気テープ(5)に記録する。
【0012】本発明に係るディジタルVTRの信号再生
系は図2に示す如く構成され、磁気テープ(5)に記録さ
れているディジタル信号は再生回路(6)によって再生さ
れ、信号処理回路(3)へ供給される。信号処理回路(3)
は、再生ディジタル信号に含まれる条件データ(ソース
コード、レンズ情報、ゲイン情報)を分離して、条件処
理回路(7)へ送出する。条件処理回路(7)では、これら
の条件データに応じて最適な信号処理特性、本実施例で
は、周波数特性を規定するためのパラメータを決定し、
信号処理回路(3)へ供給する。
【0013】信号処理回路(3)においては、前段の信号
処理部(図示省略)にて、再生回路(6)から供給されるデ
ィジタル信号にデータ伸長等の必要な処理が施された
後、処理後の信号が図3に示すディジタル信号入力端子
(12)からディジタルフィルタ(9)へ供給される。又、前
記条件処理回路(7)によって決定されたパラメータがパ
ラメータ入力端子(11)からディジタルフィルタ(9)に入
力されており、これによってディジタルフィルタ(9)の
周波数特性が規定される。
【0014】例えば、信号記録時にソースコード“カメ
ラ”、レンズ情報“アイリスが絞り方向”、及びゲイン
情報“ゲインが高い”が記録されている前述の例では、
図4に実線で示す標準の周波数特性を、二点鎖線で示す
如く中域を持ち上げると共に高域を抑圧する周波数特性
に変更するためのパラメータが作成され、ディジタルフ
ィルタ(9)へ供給される。この結果、ディジタルフィル
タ(9)は、二点鎖線で示す周波数特性に調整される。該
ディジタルフィルタ(9)を通過することによって、ディ
ジタル映像信号は、カメラ特有のノイズが除去されるこ
とになる。
【0015】ディジタルフィルタ(9)を通過したディジ
タル映像信号はD/A変換器(10)を経てアナログ映像信
号に変換された後、信号出力端子(8)から出力される。
この結果、ディスプレイ(図示省略)には、カメラ特有の
ノイズが除去された高画質の映像が映し出されることに
なる。
【0016】上述の如く、本発明に係る信号記録再生装
置によれば、信号記録時には、原画や原音に忠実に信号
記録を行なう様に機器を設定し、信号再生時に、信号記
録時の条件に応じて再生特性を最適調整することが出来
るので、撮影者や番組制作者の意図を充分に反映した信
号再生を行なうことが出来る。
【0017】上記実施例では、映像信号の記録再生処理
について説明したが、音声信号についても同様に、信号
記録時の条件、例えば屋外/屋内の区別や、風の強弱、
音楽の種類(ロック、クラシック)等を音声信号と共に記
録媒体に記録しておき、信号再生時には、記録条件を読
み出して、その条件に最適な再生特性を設定することが
可能である。又、上記実施例では、記録の条件を磁気テ
ープのサブコードエリアやVAUXに記録することとし
ているが、これに限らず、カセットケースに設けられた
MIC(メモリインカセット)に記録することも可能であ
る。
【0018】上記実施の形態の説明は、本発明を説明す
るためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を
限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。
又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許
請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能で
あることは勿論である。例えば、本発明は、記録専用
機、或いは再生専用機に実施することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る信号記録再生装置の信号記録系の
構成を表わすブロック図である。
【図2】同上装置の信号再生系の構成を表わすブロック
図である。
【図3】信号再生系の信号処理回路の主要部の構成を表
わすブロック図である。
【図4】ディジタルフィルタの周波数特性の変化を表わ
すグラフである。
【符号の説明】
(1) 条件設定回路 (3) 信号処理回路 (4) 記録回路 (5) 磁気テープ (6) 再生回路 (7) 条件処理回路 (9) ディジタルフィルタ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号及び/又は音声信号を記録媒体
    に記録する際、信号記録時の信号入力源に関する条件
    該記録媒体に記録することを特徴とする信号記録装置。
  2. 【請求項2】 カメラ部及び信号記録部から構成され、
    前記信号入力源はカメラ部である請求項1に記載の信号
    記録装置
  3. 【請求項3】 記録媒体に映像信号及び/又は音声信号
    と共に記録されている信号記録時の信号入力源に関する
    条件を読み出し、読み出された条件に応じて信号再生時
    の信号処理特性を調整することを特徴とする信号再生装
    置。
  4. 【請求項4】 映像信号及び/又は音声信号を記録媒体
    に記録する際、信号記録時の信号入力源に関する条件
    該記録媒体に記録し、信号再生時には、記録媒体から映
    像信号及び/又は音声信号と共に信号記録時の信号入力
    源に関する条件を読み出し、読み出された条件に応じて
    信号再生時の信号処理特性を調整することを特徴とする
    信号記録再生装置。
JP07184596A 1996-03-27 1996-03-27 信号記録再生装置 Expired - Lifetime JP3223105B2 (ja)

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JP07184596A JP3223105B2 (ja) 1996-03-27 1996-03-27 信号記録再生装置

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JP07184596A JP3223105B2 (ja) 1996-03-27 1996-03-27 信号記録再生装置

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JPH09265604A JPH09265604A (ja) 1997-10-07
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