JP3223040U - 鞄 - Google Patents

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信雄 ▲堤▼
信雄 ▲堤▼
ちづる 白川
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Abstract

【課題】物品収容室に物品を柔軟に出し入れし易い構成をなし、且つ、使用時において開口部を閉じた状態に維持し易い鞄を提供する。【解決手段】鞄は、鞄本体1と、鞄本体1を支持し得る支持部材2とを備えたものである。鞄本体1が、左のファスナーLFにより物品収容空間と外部空間との間を開閉可能に構成した左開口部Bと、右のファスナーRFにより物品収容空間と外部空間との間を開閉可能に構成した右開口部Cとを備えている。支持部材2が、一端を左のファスナーLFを構成する左スライダーLSに連結したものであり、他端を右のファスナーRFを構成する右スライダーRSに連結したものである。【選択図】図4

Description

本考案は、種々の物品を収容し得る鞄に関するものである。
既知の鞄として、ファスナーを用いて物品収容空間と外部空間との間を連通可能に構成したものが存在している(例えば特許文献1参照)。
この種の鞄は、ファスナーにより開閉可能な上向きの開口部を有しており、当該上向きの開口部が開いた状態のままで使用される(搬送及び載置される)ことも少なくない。鞄は、開口部が開いた状態のまま使用されてしまうと、物品収容空間に収容された物品が外部に落下したり盗難されたりして紛失するという懸念を招きやすいことは明らかである。
実用新案登録第3124625号公報
本考案は、このような課題に着目してなされたものであって、物品収容空間に種々の物品を柔軟に出し入れし易い構成をなし、且つ、使用時において開口部を閉じた状態に保持し得る設計の自由度に優れた鞄を提供することにある。
すなわち、本考案は次の構成をなしている。
請求項1に記載の考案は、物品を収容し得る物品収容空間を有した鞄本体と、この鞄本体を支持し得る帯状部分又は紐状部分を有した支持部材とを備えてなる鞄であって、前記鞄本体が、上下方向に延びるように配設された左のファスナーにより前記物品収容空間と外部空間との間を開閉可能に構成した左開口部と、上下方向に延びるように配設された右のファスナーにより前記物品収容空間と外部空間との間を開閉可能に構成した右開口部とを備えたものであり、前記支持部材が、一端を前記左のファスナーを構成する左スライダーに連結したものであり、他端を前記右のファスナーを構成する右スライダーに連結したものであることを特徴とする鞄である。
請求項2に記載の考案は、前記左のファスナーが、複数の歯が並び設けられた帯状をなす第一、第二の左ファスナー構成要素と、これら第一、第二の左ファスナー構成要素に対するスライド動作により前記複数の歯の接離を実行する前記左スライダーとを備えたものであり、前記右のファスナーが、複数の歯が並び設けられた帯状をなす第一、第二の右ファスナー構成要素と、これら第一、第二の右ファスナー構成要素に対するスライド動作により前記複数の歯の接離を実行する前記右スライダーとを備えたものであり、前記左スライダーが、前記第一、第二の左ファスナー構成要素の上端部に位置する上位置と前記第一、第二の左ファスナー構成要素の下端部に位置する下位置との間を上下方向にスライド移動し得るものであり、前記右スライダーが、前記第一、第二の右ファスナー構成要素の上端部に位置する上位置と前記第一、第二の右ファスナー構成要素の下端部に位置する下位置との間を上下方向にスライド移動し得るものであり、前記左のファスナーは、前記左スライダーが前記上位置に位置するときに前記左開口部を閉じ得るものであり、前記右のファスナーは、前記右スライダーが前記上位置に位置するときに前記右開口部を閉じ得るものである請求項1記載の鞄である。
請求項3に記載の考案は、前記鞄本体が、複数の縦折り線が形成された蛇腹状をなす蛇腹部材を主体に構成されたものであり、前記蛇腹部材が、矩形シート状をなす複数の蛇腹構成シート部を有し、隣り合う前記蛇腹構成シート部の境界部分に前記縦折り線が形成されたものであり、前記複数の蛇腹構成シート部の上端部同士が縫着されているとともに前記複数の蛇腹構成シート部の下端部同士が縫着されており、対向する一対の蛇腹構成シート部の間に前記物品収容空間が形成されている請求項1又は2記載の鞄である。
以上説明したように本考案によれば、物品収容空間に種々の物品を柔軟に出し入れし易い構成をなし、且つ、使用時において開口部を閉じた状態に保持し得る設計の自由度に優れた鞄を提供することができる。
本考案の一実施形態を示す正面図。 図1におけるX−X線概略端面図。 図1におけるY−Y線概略端面図。 同実施形態の使用状態を説明する正面図。
以下、本考案の一実施形態を、図1〜4を参照して説明する。
この実施形態は、本考案を使用者の肩にかけて使用する鞄A(いわゆる「ショルダーバッグ」であるが、本明細書では単に「鞄A」という。)に適用したものである。
鞄Aは、物品を収容し得る複数の物品収容空間すなわち第一、第二、第三の物品収容空間s1、s2、s3を有した鞄本体1と、鞄本体1を支持し得る帯状部分211を有した支持部材2とを備えてなる。
以下、鞄Aの各構成について詳述する。
鞄本体1は、布材を主体に作られている。鞄本体1は、内部に物品を収容し得る構成を有している。
すなわち、鞄本体1は、上下方向に延びるように配設された左のファスナーLFにより単一の物品収容空間たる第一の物品収容空間s1と外部空間との間を開閉可能に構成した左開口部Bと、上下方向に延びるように配設された右のファスナーRFにより二つの物品収容空間たる第二、第三の物品収容空間s2、s3と外部空間との間を開閉可能に構成した右開口部Cとを備えたものである。換言すれば、鞄本体1は、左右の両側部に物品を出し入れ可能な横向き開口部である左開口部B及び右開口部Cを設けてなるものである。
鞄本体1は、図2に示すように、複数の縦折り線fが形成された蛇腹状をなす蛇腹部材Jを主体に構成されたものである。蛇腹部材Jは、左右方向に長手をなす一枚のシート材たる布材を蛇腹折り(外四つ折り)した形態をなしており、当該蛇腹折りに伴って上下方向に延びてなる複数の縦折り線fが形成されている。
蛇腹部材Jは、図2に示すように、略矩形シート状をなす複数の蛇腹構成シート部すなわち前側から後側に向かって順に、第一、第二、第三、及び、第四の蛇腹構成シート部11、12、13、14を有している。蛇腹部材Jは、隣り合う蛇腹構成シート部の境界部分すなわち第一の蛇腹構成シート部11と第二の蛇腹構成シート部12との境界部分、第二の蛇腹構成シート部12と第三の蛇腹構成シート部13との境界部分、及び、第三の蛇腹構成シート部13と第四の蛇腹構成シート部14との境界部分にそれぞれ縦折り線fが形成されている。
鞄本体1は、図3に示すように、第一、第二、第三、第四の蛇腹構成シート部11、12、13、14の上端部同士を縫着するとともに第一、第二、第三、第四の蛇腹構成シート部11、12、13、14の下端部同士を縫着することにより、複数の物品収容空間たる第一、第二、及び、第三の物品収容空間s1、s2、s3を形成している。
より具体的に言えば、鞄本体1は、対向する一対の蛇腹構成シート部の間すなわち対向する第一、第二の蛇腹構成シート部11、12の間に第二の物品収容空間s2が設けられており、対向する第二、第三の蛇腹構成シート部12、13の間に第一の物品収容空間s1が設けられており、対向する第三、第四の蛇腹構成シート部13、14の間に第三の物品収容空間s3が設けられている。
ところで、蛇腹部材Jは、まず、一枚のシート材たる布材を巻四つ折にすることにより巻四つ折体を形成し、次いで、当該巻四つ折体の上端縁部及び下端縁部における布材の重なり合い部分を縫い付けることにより巻四つ折縫着体を製造し、しかる後に、当該巻四つ折縫着体の状態において向き合う関係にある第一の蛇腹構成シート部11の向き合い面と第四の蛇腹構成シート部14の向き合い面とをそれぞれ最外面に位置するように逆転させる(裏返しする)ことにより作られている。第一の蛇腹構成シート部11の向き合い面と第四の蛇腹構成シート部14の向き合い面とを裏返した結果、第一の蛇腹構成シート部11の向き合い面が蛇腹部材1の前面を構成するとともに第四の蛇腹構成シート部14の向き合い面が蛇腹部材1の背面を構成するものとなっている。
この実施形態では、鞄本体1は、横方向に開放され得る左開口部Bを通じて単一の物品収容空間(すなわち第一の物品収容空間s1)を利用し得るとともに横方向に開放され得る右開口部Cを通じて二つの物品収容空間(すなわち第二、第三の物品収容空間s2、s3)を利用し得るものとなっている。
鞄本体1の左開口部Bには、当該左開口部Bを開閉可能な左のファスナーLFが設けられている。左のファスナーLFは、複数の歯Hが並び設けられた帯状をなす第一、第二の左ファスナー構成要素LF1、LF2と、第一、第二の左ファスナー構成要素LF1、LF2に対するスライド動作により複数の歯Hの接離を実行する左スライダーLSを備えたものである。
図2に示すように、第一の左ファスナー構成要素LF1は、左開口部Bを構成する蛇腹部材Jにおける第二の蛇腹構成シート部12の左側端部に縫着されている。第二の左ファスナー構成要素LF2は、左開口部Bを構成する蛇腹部材Jにおける第三の蛇腹構成シート部13の左側端部に縫着されている。
左スライダーLSは、図4に示すように、第一、第二の左ファスナー構成要素LF1、LF2の上端部に位置する上位置(U)と第一、第二の左ファスナー構成要素LF1、LF2の下端部に位置する下位置(D)との間を上下方向にスライド移動し得るものとなっている。
そして、左のファスナーLFは、左スライダーLSが上位置(U)に位置するときに左開口部Bを閉じ得るように構成されており、左スライダーLSが下位置(D)に位置するときに左開口部Bを開き得るように構成されている。
なお、左スライダーLSは、下位置(D)から上位置(U)に向かう方向のスライド動作はスムーズに実行し得るように構成されている一方で、上位置(U)から下位置(D)に向かう方向のスライド動作は所定の姿勢を採らない限り実行できないように構成されている。換言すれば、鞄本体1の左開口部Bは左のファスナーLFの規制機能により使用者の意思に反して開くことが無いように構成されている。
鞄本体1の右開口部Cには、当該右開口部Cを開閉可能な右のファスナーRFが設けられている。右のファスナーRFは、複数の歯Hが並び設けられた帯状をなす第一、第二の右ファスナー構成要素RF1、RF2と、第一、第二の右ファスナー構成要素RF1、RF2に対するスライド動作により複数の歯Hの接離を実行する右スライダーRSとを備えたものである。
図2に示すように、第一の右ファスナー構成要素RF1は、右開口部Cを構成する蛇腹部材Jにおける第一の蛇腹構成シート部11の右側端部に縫着されている。第二の右ファスナー構成要素RF2は、右開口部Cを構成する蛇腹部材Jにおける第四の蛇腹構成シート部14の右側端部に縫着されている。
右スライダーRSは、図4に示すように、第一、第二の右ファスナー構成要素RF1、RF2の上端部に位置する上位置(U)と第一、第二の右ファスナー構成要素RF1、RF2の下端部に位置する下位置(D)との間を上下方向にスライド移動し得るものとなっている。
そして、右のファスナーRFは、右スライダーRSが上位置(U)に位置するときに右開口部Cを閉じ得るように構成されており、右スライダーRSが下位置(D)に位置するときに右開口部Cを開き得るように構成されている。
なお、右スライダーRSは、下位置(D)から上位置(U)に向かう方向のスライド動作はスムーズに実行し得るように構成されている一方で、上位置(U)から下位置(D)に向かう方向のスライド動作は所定の姿勢を採らない限り実行できないように構成されている。換言すれば、鞄本体1の右開口部Cは右のファスナーRFの規制機能により使用者の意思に反して開くことが無いように構成されている。
支持部材2は、鞄本体1を使用者の肩に掛けて支持させるためのものである。支持部材2は、一端すなわち左の連結具2Lの端を左のファスナーLFを構成する左スライダーLSに連結したものであり、他端すなわち右の連結具2Rの端を右のファスナーRFを構成する右スライダーRSに連結したものである。
支持部材2は、使用者の肩に当接する主要部をなす帯状部分211を有した支持部材本体21と、支持部材本体21の一端に設けられ左のファスナーLFにおける左スライダーLSと連結した左の連結具2Rと、支持部材本体21の他端に設けられ右のファスナーRFにおける右スライダーRSと連結した右の連結具2Rとを備えたものである。
以上に述べたように、本実施形態に係る鞄Aは、物品を収容し得る三つの物品収容空間すなわち第一、第二、及び、第三の物品収容空間s1、s2、s3を有した鞄本体1と、鞄本体1を支持し得る帯状部分211を有した支持部材2とを備えてなるものである。
そして、鞄本体1が、上下方向に延びるように配設された左のファスナーLFにより第一の物品収容空間s1と外部空間との間を開閉可能に構成した左開口部Bと、上下方向に延びるように配設された右のファスナーRFにより第二、第三の物品収容空間s2、s3と外部空間との間を開閉可能に構成した右開口部Cとを備えている。
支持部材2が、一端を左のファスナーLFを構成する左スライダーLSに連結したものであり、他端を右のファスナーRFを構成する右スライダーRSに連結したものとなっている。
このため、本実施形態の鞄Aであれば、左開口部Bと右開口部Cを有し、第一、第二、及び、第三の物品収容空間s1、s2、s3に種々の物品を柔軟に出し入れし易い構成をなしているだけでなく、使用時において右開口部Cと左開口部Bとを閉じた状態に保持し得る設計の自由度に優れた鞄Aを提供し得るものとなる。
つまり、鞄Aは、左開口部Bを閉塞し得る左のファスナーLFにおける左スライダーLSに支持部材2の一端が直結しており、右開口部Cを閉塞し得る右のファスナーRFにおける右スライダーRSに支持部材2の他端が直結している。このため、鞄本体1を支持部材2により吊下げ支持する際に、鞄本体1の左開口部B及び右開口部Cを閉じた状態に保持し易いものとなっている。
換言すれば、本実施形態における鞄Aの使用者は、鞄本体1に設けられた左開口部B及び右開口部Cを開けっ放しにし難くなる。その結果、従来の鞄のように、開口部を開けっ放しにした状態が放置されることによる弊害、例えば、内部に収納された物品が落下してしまったり、内部に収容された物品が盗難されてしまったりするという弊害は、好適に抑制されたものとなっている。
左のファスナーLFが、複数の歯Hが並び設けられた帯状をなす第一、第二の左ファスナー構成要素LF1、LF2と、第一、第二の左ファスナー構成要素LF1、LF2に対するスライド動作により複数の歯Hの接離を実行する左スライダーLSを備えたものである。
そして、右のファスナーRFが、複数の歯Hが並び設けられた帯状をなす第一、第二の右ファスナー構成要素RF1、RF2と、第一、第二の右ファスナー構成要素RF1、RF2に対するスライド動作により複数の歯Hの接離を実行する右スライダーRSを備えたものである。
左スライダーLSが、第一、第二の左ファスナー構成要素LF1、LF2の上端部に位置する上位置(U)と第一、第二の左ファスナー構成要素LF1、LF2の下端部に位置する下位置(D)との間を上下方向にスライド移動し得るものである。
右スライダーRSが、第一、第二の右ファスナー構成要素RF1、RF2の上端部に位置する上位置(U)と第一、第二の右ファスナー構成要素RF1、RF2の下端部に位置する下位置(D)との間を上下方向にスライド移動し得るものである。
そして、左のファスナーLFは、左スライダーLSが上位置(U)に位置するときに左開口部Bを閉じ得るものであり、右のファスナーRFは、右スライダーRSが上位置(U)に位置するときに右開口部Cを閉じ得るものである。
このため、支持部材2は、左開口部B及び右開口部Cが閉じられた状態の鞄本体1をバランスよく支持し得るものとなっている。
鞄本体1が、複数の縦折り線fが形成された蛇腹状をなす蛇腹部材Jを主体に構成されている。そして、蛇腹部材Jが、矩形シート状をなす複数の蛇腹構成シート部たる第一、第二、第三、及び、第四の蛇腹構成シート部11、12、13、14を有し、隣り合う蛇腹構成シート部の境界部分である第一、第二の蛇腹構成シート部11、12の境界部分、第二、第三の蛇腹構成シート部12、13の境界部分、及び、第三、第四の蛇腹構成シート部13、14の境界部分に縦折り線fが形成されたものである。そして、第一、第二、第三、及び、第四の蛇腹構成シート部11、12、13、14の上端部同士を縫着するとともに第一、第二、第三及び、第四の蛇腹構成シート部11、12、13、14の下端部同士を縫着することにより、対向する一対の蛇腹構成シート部の間である対向する第一、第二の蛇腹構成シート部11、12の間、対向する第二、第三の蛇腹構成シート部12、13の間、及び、対向する第三、第四の蛇腹構成シート部13、14の間に、第一、第二、第三の物品収容空間s1、s2、s3が形成されたものである。
このため、鞄本体1が、物品を第一、第二、第三の物品収容空間s1、s2、s3に選択的に収容し得るものとなるため、使用者における収納の利便性に優れたものとなっている。
なお、本考案は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
鞄は、ショルダーバッグに限られるものではない。すなわち、支持部材は、使用者の肩に掛けられるような比較的長尺のものに限られるものではなく、使用者の手に把持され得るだけの比較的短い寸法のものであってもよい。また、支持部材は、帯状部分を有するものに限られず、紐状部分を有するものであってもよい。
鞄本体の物品収容空間は単一のものであってもよい。換言すれば、鞄本体は、左開口部及び右開口部から共通の物品収容空間(すなわち単一の物品収容空間)にアクセスし得るものであってもよい。
鞄本体の形態は正面視において矩形状のものに限られるものではなく、どのような形状のものであってもよい。
左スライダー及び右スライダーの直結される支持部材の一端及び他端の具体的構成は適宜のものを採用することができ、上述した実施形態に示されたものに限られるものではない。
左スライダーが下位置に位置するときに左開口部を閉じ得るものであってもよく、右スライダーが下位置に位置するときに右開口部を閉じ得るものであってもよい。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
A…鞄
1…鞄本体
2…支持部材
B…左開口部
C…右開口部
J…蛇腹部材
LF…左のファスナー
RF…右のファスナー

Claims (3)

  1. 物品を収容し得る物品収容空間を有した鞄本体と、この鞄本体を支持し得る帯状部分又は紐状部分を有した支持部材とを備えてなる鞄であって、
    前記鞄本体が、上下方向に延びるように配設された左のファスナーにより前記物品収容空間と外部空間との間を開閉可能に構成した左開口部と、上下方向に延びるように配設された右のファスナーにより前記物品収容空間と外部空間との間を開閉可能に構成した右開口部とを備えたものであり、
    前記支持部材が、一端を前記左のファスナーを構成する左スライダーに連結したものであり、他端を前記右のファスナーを構成する右スライダーに連結したものであることを特徴とする鞄。
  2. 前記左のファスナーが、複数の歯が並び設けられた帯状をなす第一、第二の左ファスナー構成要素と、これら第一、第二の左ファスナー構成要素に対するスライド動作により前記複数の歯の接離を実行する前記左スライダーとを備えたものであり、
    前記右のファスナーが、複数の歯が並び設けられた帯状をなす第一、第二の右ファスナー構成要素と、これら第一、第二の右ファスナー構成要素に対するスライド動作により前記複数の歯の接離を実行する前記右スライダーとを備えたものであり、
    前記左スライダーが、前記第一、第二の左ファスナー構成要素の上端部に位置する上位置と前記第一、第二の左ファスナー構成要素の下端部に位置する下位置との間を上下方向にスライド移動し得るものであり、
    前記右スライダーが、前記第一、第二の右ファスナー構成要素の上端部に位置する上位置と前記第一、第二の右ファスナー構成要素の下端部に位置する下位置との間を上下方向にスライド移動し得るものであり、
    前記左のファスナーは、前記左スライダーが前記上位置に位置するときに前記左開口部を閉じ得るものであり、
    前記右のファスナーは、前記右スライダーが前記上位置に位置するときに前記右開口部を閉じ得るものである請求項1記載の鞄。
  3. 前記鞄本体が、複数の縦折り線が形成された蛇腹状をなす蛇腹部材を主体に構成されたものであり、
    前記蛇腹部材が、矩形シート状をなす複数の蛇腹構成シート部を有し、隣り合う前記蛇腹構成シート部の境界部分に前記縦折り線が形成されたものであり、
    前記複数の蛇腹構成シート部の上端部同士が縫着されているとともに前記複数の蛇腹構成シート部の下端部同士が縫着されており、
    対向する一対の蛇腹構成シート部の間に前記物品収容空間が形成されている請求項1又は2記載の鞄。
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