JP3222280U - 気体脱臭浄化用ブースシステム - Google Patents

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勢治 一居
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Abstract

【課題】タバコの煙や臭気、VOCなどの除去性能に優れ、しかも、経済的有利に施工や設置することができる気体脱臭浄化用ブースシステムを提供する。【解決手段】利用者が出入り可能な閉鎖空間4を形成する壁部2と天井部3とを少なくとも備え、前記閉鎖空間の一部に、前記閉鎖空間内の気体を吸引して脱臭浄化処理した後に排出させる気体浄化装置5を配設してあり、前記気体浄化装置は、その下部に気体吸引部5aを有するとともに、その上部と前記天井部との間に設けられた配管6により、前記閉鎖空間から外部へ脱臭浄化処理された気体を排出するように構成してある。【選択図】図1

Description

本考案は、気体脱臭浄化用ブースシステムに関する。より詳しくは、利用者が出入り可能な閉鎖空間を形成する壁部と天井部とを少なくとも備えた気体脱臭浄化用ブースシステムに関する。
近年、タバコの煙が周囲に与える影響に関心が高まっていることから、飲食店やオフィスなどにおいて、喫煙者と非喫煙者とを区分し、喫煙ブース等を設けることが広く行なわれている。また、そのような喫煙ブースの構造や空気浄化方法に関する幾つかの提案もなされている。
例えば、特許文献1には、箱形の壁部と外壁部の上部に設けられる天板部とを有し、前記壁部は、所定の高さに形成された前面板の開口部に設けられる第1の吸気口から汚染空気を吸引し、該汚染空気を浄化して、該前面板の下部に設けられる第1の排気口から清浄空気を排気する集塵装置と、該集塵装置とは独立して設けられ、該前面板の開口部に設けられる第2の吸気口から汚染空気を吸引し、該汚染空気を上面に設けられる第2の排気口から排気する送風装置とを備え、前記天板部は、前記第2の排気口から排気される汚染空気が下面に沿って流れるように、前記壁部の背面板の上端から前方へ突出して設けられると共に、先端には下方に垂れ下がる形状の気流制御部が延設されている構造であることを特徴とする分煙ブースが開示されている。
特許文献2には、ブース基体の上部に、集塵コレクタを設けた天井を設けると共に、該天井の上に、排気孔を設けた屋根を取付け、前記天井の集塵コレクタと屋根の排気孔の間に吸引ファンを配設して集塵ユニットを形成し、前記ブース基体の内部に喫煙により生じる煙等の含塵空気を天井の集塵コレクタを通して吸引ファンにより吸引し屋根の排気孔から外部に排出するようにしたことを特徴とする喫煙ブースが開示されている。
特許文献3には、喫煙する際に、タバコの煙が拡散しないように周囲を取囲む密閉型ブースにおいて、ガラスパネルを主体とした側壁部にてブースを構成し、側壁部には出入口となる引戸を装着し、また側壁部の下側には外部の空気を取入れる為にガラリを取付けると共に天井又は側壁部の上端部には換気扇を設け、そしてブース内には分煙機を設置した分煙ブースが開示されている。なお、同文献にはブース内の時間平均浮遊粉塵濃度や一酸炭素濃度が記載されているが、その根拠や測定方法は記載されていない。
特許文献4には、部屋の内部に配置され、かつ、天井面および側面を囲ってほぼ密閉状態に設けた喫煙ブースの空気を清浄する空気清浄方法において、前記喫煙ブース内の空気を換気する換気手段と前記喫煙ブース内に空気を流入させる空気流入手段とを前記喫煙ブースの中央を経てほぼ対向する位置に配置し、かつ、中央付近に集塵機能を有する空気清浄機を配置し、前記空気清浄機で集塵した後の空気を前記換気手段で排出することを特徴とする空気清浄方法が開示されている(請求項10参照)。また、同文献にはブース内における粉塵濃度および一酸化炭素濃度の測定データが記載されているが、必ずしも十分なものではない。
特開2000−218115号公報 特開2001−152680号公報 特開2005−155224号公報 特開2005−207078号公報
受動喫煙が健康に悪影響を及ぼすことは科学的に明らかであり、受動喫煙防止対策の必要性に関する共有認識が拡大している。また、揮発性有機化合物(VOC)を取り扱う工場等の固定発生源からのVOCの排出及び飛散についても、排出規制や自主的取組の促進などの施策が講じられている。このような社会的要請を踏まえ、本考案は、タバコの煙や臭気、VOCなどの除去性能に優れ、しかも、経済的有利に施工や設置することができる気体脱臭浄化用ブースシステムを提供することを課題とする。
本考案者は、利用者が出入り可能な閉鎖空間を形成する壁部と天井部とを少なくとも備えた気体脱臭浄化用ブースシステム内に設置する気体浄化処理装置の構造や気体の流路などについて鋭意検討した結果、特定の構成を採用することにより前記課題を解決できることを見いだし、本考案を完成するに至った。
すなわち、本考案によれば、利用者が出入り可能な閉鎖空間を形成する壁部と天井部とを少なくとも備え、前記閉鎖空間の一部に、前記閉鎖空間内の気体を吸引して脱臭浄化処理した後に排出させる気体浄化装置を配設してあり、前記気体浄化装置は、その下部に気体吸引部を有するとともに、その上部と前記天井部との間に設けられた配管により、前記閉鎖空間から外部へ脱臭浄化処理された気体を排出するように構成してあることを特徴とする気体脱臭浄化用ブースシステムが提供される。
本考案においては、前記閉鎖空間の一部に、前記閉鎖空間内の気体を吸引して脱臭浄化処理した後に排出させる連携気体浄化装置を更に配設してあり、前記連携気体浄化装置は、その上部から前記閉鎖空間内の気体を吸引するとともに、その下部から脱臭浄化処理された気体を前記閉鎖空間内へ排出して循環するように構成してあることが好ましい。
本考案の気体脱臭浄化用ブースシステムは、タバコの煙や臭気、VOCなどの除去性能に優れ、しかも、それらの有害物質の除去を必要する場所において極めて容易に施工して設置することができる。
本考案の気体脱臭浄化ブースシステムの全体斜視図である。 気体脱臭浄化用ブースシステムの内部の状態を示す参考写真である。 気体浄化装置の配置状態を示す平面図(A)(B)(C)である。 気体浄化装置の外観を示す参考写真である。 気体浄化装置の気体吸引部内の浄化処理部を示す参考写真である。 壁部、天井部および配管の状態を示す参考写真である。 連携気体浄化装置の外観を示す参考写真である。 気体脱臭浄化ブースシステムの処理範囲を示す参考図である。
本考案の気体脱臭浄化用ブースシステムを実施するための好ましい形態を図面に基づいて説明する。なお、本考案の気体脱臭浄化用ブースシステムは本実施形態に限定されるものではない。
図1に示すように、本考案の気体脱臭浄化用ブースシステム1は、利用者が出入り可能な閉鎖空間4を形成する壁部2と天井部3とを少なくとも備えている。閉鎖空間4の形状、形成方法や設置場所などは特に限定されず、通常の建物等の床9の上に壁部2を立設し、壁部2の上端部に天井部3を連設することにより閉鎖空間4を形成することができる。また、必要に応じて、所定形状の床9を建物等のフロアー上に配設した後に壁部2と天井部3とを設けて閉鎖空間4を形成することもできる。
閉鎖空間4の内部へ利用者が出入り可能とするために、壁部2には利用者出入口4aが設けられている。利用者出入り口4aの位置や形状等は特に限定されず、気体脱臭浄化用ブースシステム1の設置環境や設置条件などに応じて適宜選択することができる。利用者出入り口4aの具体例としては、例えば、引き戸やドアなどが挙げられる。また、図2に示すように、必要に応じて、壁部2にガラス窓4bを設けることもできる。
本考案の気体脱臭浄化用ブースシステム1においては、閉鎖空間4の一部に、閉鎖空間内の気体を吸引して脱臭浄化処理した後に排出させる気体浄化装置(本体)5を配設してある。そして、気体浄化装置(本体)5は、その下部に気体吸引部5aを有するとともに、その上部と天井部3との間に設けられた配管6により、閉鎖空間4から外部へ脱臭浄化処理された気体を天井部の排気口7から排出するように構成してあることを必須の特徴とする。図3(A)(B)(C)に示すように、気体浄化装置(本体)5の設置数は特に限定されず、通常、1〜3基の範囲から適宜選択される。
気体浄化装置(本体)5の外観を図4に拡大して示す。気体浄化装置(本体)の外観形状は特に限定されないが、その下部に気体吸引部5aが設けられている。気体吸引部5aの上部には排気ファン内蔵部5bがあり、その内部に電動式ファン(図示せず)が設置されている。この電動式ファンを駆動することにより、閉鎖空間内に滞留する気体を気体吸引部5aから吸引するように構成されている。ここで気体の種類は特に限定されず、例えば、タバコの煙や臭気、VOCなどを含む空気などが挙げられる。
図5に気体浄化装置(本体)5の気体吸引部5aの内部にある浄化処理部5dの状態を示す。浄化処理部カバー5eの内側には、タバコの煙や臭気、VOCなどを吸着除去する浄化処理剤5fが充填されている。浄化処理剤5fの材質、形状などは特に限定されないが、脱臭浄化処理性能の観点から粒状の活性炭が好ましく用いられる。活性炭の充填量や粒子径は特に限定されない。
図1及び図6に示すように、閉鎖空間内部の気体は、前記浄化処理部において脱臭浄化処理された後に、気体浄化装置(本体)5と天井部3との間に設けられた配管6内を通って、天井部3に設けた排気口7から排出される。配管6の外観形状、材質や管径は特に限定されない。
上述したような本考案の気体脱臭浄化用ブースシステム1においては、図1及び図2に示すように、閉鎖空間4の一部に、閉鎖空間内の気体を吸引して脱臭浄化処理した後に排出させる連携気体浄化装置(本体)8を更に配設してあり、前記連携気体浄化装置(本体)は、その上部から前記閉鎖空間内の気体を吸引するとともに、その下部から脱臭浄化処理された気体を前記閉鎖空間内へ排出して循環するように構成してあることが好ましい。すなわち、閉鎖空間4内に気体浄化装置(本体)5と別体の連携気体浄化装置(本体)8とを併設することにより、本考案の気体脱臭浄化用ブースシステム1の浄化処理効率を一層向上させることが可能となる。
連携気体浄化装置(本体)8は、通常、気体吸引部カバー8a、気体吸引部(フィルター)8b、浄化処理部8c、気体排出ファン(図示せず)、気体排出部8dなどから構成される。図7に示される連携気体浄化装置(本体)8の外観のように、本考案の気体脱臭浄化用ブースシステム1を喫煙ブースとして使用する場合は、連携気体浄化装置(本体)8の上部にある気体吸引部カバー8aの近傍に吸い殻入れ8eや灰皿8fを設けることができる。
連携気体浄化装置(本体)8の浄化処理部8cには、タバコの煙や臭気、VOCなどを吸着除去する浄化処理剤(図示せず)が充填されている。その浄化処理剤の材質、形状などは特に限定されないが、前述した気体浄化装置(本体)5と同様に粒状の活性炭が好ましく用いられる。活性炭の充填量や粒子径は特に限定されない。
図8には、本考案の気体脱臭浄化用ブースシステム、とりわけ、気体浄化装置(本体)5及び連携気体浄化装置(本体)8の浄化処理剤として好ましく用いられる活性炭の処理範囲を示す。
1 気体脱臭浄化用ブースシステム
2 壁部
3 天井部
4 閉鎖空間
4a 閉鎖空間の利用者出入口
4b ガラス窓
5 気体浄化装置(本体)
5a 気体浄化装置の気体吸引部
5b 気体浄化装置の排気ファン内蔵部
5c 気体浄化装置と配管との接続部
5d 気体浄化装置の浄化処理部
5e 気体浄化装置の浄化処理部カバー
5f 気体浄化装置の浄化処理剤(活性炭)
6 配管
7 天井部の排気口
8 連携気体浄化装置(本体)
8a 連携気体浄化装置の気体吸引部カバー
8b 連携気体浄化装置の気体吸引部(フィルター)
8c 連携気体浄化装置の浄化処理部
8d 連携気体浄化装置の気体排出部
8e 連携気体浄化装置の吸い殻入れ
8f 連携気体浄化装置の灰皿
9 床

Claims (2)

  1. 利用者が出入り可能な閉鎖空間を形成する壁部と天井部とを少なくとも備え、
    前記閉鎖空間の一部に、前記閉鎖空間内の気体を吸引して脱臭浄化処理した後に排出させる気体浄化装置を配設してあり、
    前記気体浄化装置は、その下部に気体吸引部を有するとともに、その上部と前記天井部との間に設けられた配管により、前記閉鎖空間から外部へ脱臭浄化処理された気体を排出するように構成してあることを特徴とする気体脱臭浄化用ブースシステム。
  2. 前記閉鎖空間の一部に、前記閉鎖空間内の気体を吸引して脱臭浄化処理した後に排出させる連携気体浄化装置を更に配設してあり、
    前記連携気体浄化装置は、その上部から前記閉鎖空間内の気体を吸引するとともに、その下部から脱臭浄化処理された気体を前記閉鎖空間内へ排出して循環するように構成してある請求項1に記載の気体脱臭浄化用ブースシステム。
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