JP3220789U - 空気圧式着ぐるみ - Google Patents

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勝一 久保
勝一 久保
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Abstract

【課題】空気圧式の着ぐるみにおいて、着ぐるみの一部を移動させることによって着ぐるみの外表面の形態を変更可能な空気圧式着ぐるみを提供する。【解決手段】空気圧式着ぐるみは、立体物の外郭を造形する外面シート10と、外面シート10の内側に積層され立体を形成する空気不透過性又は空気低透過性のシートからなる立体形成内面シート20と、外面シート10の中に空気を供給する空気供給手段と、を備える。空気を供給することにより、膨張状態を維持する着ぐるみにおいて、外面シート10に設けられた開口部41と、開口部41に裏面側に配置された開口部41を開閉可能な開閉シート43と、開閉シート43の一部に設けられ外面シート10の表面側に配置される開閉シート支持部44と、開閉シート43を移動させるために開閉シート43に設けられた移動用紐部材45bと、を有する可動手段40を備える。【選択図】図3

Description

本考案は、空気圧式着ぐるみに関する。
イベントや遊園地のショー等において中に人間が入って全身を覆うことでキャラクター等を演出する着ぐるみが種々提案されている。
かかる着ぐるみにおいて内部に送風機とバッテリーを装着して、空気を外部から内部に供給して着ぐるみ全体を膨らまして形状を維持可能な空気圧式の着ぐるみが提案されている。かかるきぐるみは、丸っこく膨らんだキャラクターの形状を表現するのに向いている。
しかしながら、こうした着ぐるみにおいて、例えば、目をつむったり、開いたりさせたり、口を開いたり閉じたりさせるといったように、外表面の形状を変化させることは、空気圧が抜けてしまうことから困難であった。しかしながら、イベント等においては、表情に変化をつけたりするために、こうした変化をする着ぐるみが望まれていた。
そこで、本考案は、上記課題を鑑みてなされたものであり、空気圧式の着ぐるみにおいて、着ぐるみの一部を移動させることによって着ぐるみの外表面の形態を変更可能な空気圧式着ぐるみを提供することを目的とする。
本考案は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本考案にかかる空気圧式着ぐるみは、
立体物の外郭を造形する外面シートと、前記外面シートの内側に積層され立体を形成する空気不透過性又は空気低透過性のシートからなる立体形成内面シートと、前記外面シートの中に空気を供給する空気供給手段と、を備え、空気を供給することにより、膨張状態を維持する着ぐるみにおいて、
前記外面シートに設けられた開口部と、前記開口部の裏面側に配置された開口部開閉可能な開閉シートと、前記開閉シートの一部に設けられ前記外面シートの表面側に配置される開閉シート支持部と、前記開閉シートを移動させるために前記開閉シートに設けられた移動用紐部材と、を有する可動手段を備えたことを特徴とする。
かかる構成を採用することによって、空気圧式着ぐるみの内部から移動用紐部材を引くという動作のみで開閉シートを移動させることができる。これにより、空気圧式着ぐるみの内側から外部の構造を可動させることができる。
また、本考案に係る空気圧式着ぐるみにおいて、
前記開閉シート支持部は、前記開口部を跨るように設けられていることを特徴とするものであってもよい。
かかる構成を採用することによって、開閉シートを開口部内で平行に移動させることができ、開閉シートが開口部以外の位置に移動することを防止することができる。
さらに、本考案にかかる空気圧式着ぐるみにおいて、
前記移動用紐部材は、前記開閉シートを開く方向には、1本の移動用紐部材が取り付けられており、前記開閉シートを閉じる方向には、前記開口部の両側であってかつ外側に配置されるように2本の移動用紐部材が取り付けられていることを特徴とするものであってもよい。
かかる構成を採用することによって、移動用紐部材が開口部から外部に視認されることを防止することができる。
さらに、本考案にかかる空気圧式着ぐるみにおいて、
前記移動用紐部材の端部は、前記立体形成内面シートに形成された切欠部を介して前記立体形成内面シートの内側に配置されていることを特徴とするものであってもよい。
かかる構成を採用することによって、内部の空気を外部に漏らす量を低くすることができ、膨張に対する影響を低減することができる。
本考案にかかる空気圧式着ぐるみによれば、可動手段の構成のほとんどが立体形成内面シートの外側に配置され、移動用紐部材のみが立体形成内面シートの内側に配置される。そのため、立体形成内面シートに形成されるのは、移動用紐部材を通すための小さな切欠部のみであるため、送風機による空気の漏れを最小限に抑えることができる。そのため、空気圧式着ぐるみの膨張状態に影響を与えることなく可動手段を設置することができる。
図1は、実施形態にかかる空気圧式着ぐるみを示す斜視図である。 図2は、空気圧式着ぐるみ100に人間が入った状態を示す模式図である。 図3は、空気圧式着ぐるみ100の可動手段の構造を示す模式図である。
本考案にかかる空気圧式着ぐるみ100の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態及び図面は、本考案の実施形態の一部を例示するものであり、これらの構成に限定する目的に使用されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更することができる。なお、各図において対応する構成要素には同一又は類似の符号が付されている。
(実施形態)
実施形態にかかる空気圧式着ぐるみ100が図1に示されている。図1は、空気圧式着ぐるみ100の斜視図であり、図2は空気圧式着ぐるみ100に人間が入った状態を示す模式図であり、図3は、空気圧式着ぐるみ100の可動手段の構造を示す模式図である。
はじめに、空気圧式着ぐるみ100について説明する。本実施形態にかかる空気圧式着ぐるみ100は、図2に示すように、主として、外面シート10と、立体形成内面形成シートと20と、空気供給手段30と、を備えている。
外面シート10は、空気圧式着ぐるみ100の外郭を形成するシートであり、中に供給された空気の圧力によって膨張状態でキャラクターや動物といった立体形状を形成する。立体形成内面シート20は、主として空気圧により立体形状を維持するためのシートである。外面シート10は、空気圧式着ぐるみ100のキャラクターや動物等の立体造形物表面の質感を確保するために、モケットで作成されたり、起毛素材で作製されたりと、必ずしも空気不透過性又は空気低透過性のシートで作製されるものとは限らない。そのため、より立体維持性能を向上させるため、外面シート10の内側に空気不透過性又は空気低透過性のシートを積層させることによって、高い立体維持性能を確保することができる。例えば、空気不透過性のシートとしては、ターポリン等の合成樹脂性のシートが挙げられる。空気低透過性シートは、空気圧式着ぐるみ100に供給される空気の量より外面シート10から漏れる空気の量が少ないシートであれば使用することができる。空気低透過性シートとしては、密に編まれた合成樹脂織物等が使用される。なお、ここでいう「膨張」とは、外面シート10や立体形成内面シート20自体が伸張することを指すではなく、内圧により立体形状を維持している状態を指す。外面シート10及び立体形成内面シート20は、空気供給手段30からの空気を取り入れる空気取入口11を除き、密閉された空間となるように縫製、溶着、接着その他の接合方法(以下「接合等」という)によって立体造形されるように接合して作製される。外面シート10及び立体形成内面シート20は、一部にファスナー等を設けることによって人間が入ることができるように設けられている。
空気供給手段30は、電気で駆動する送風機であり、既知の送風機を使用することができ、外気の空気を外面シート10及び立体形成内面シート20に送風することができる構成であれば、特にその構成は限定するものではない。
こうして作製された空気圧式着ぐるみ100は、図2に示すように、バッテリー(図示しない。)を身体に身に着けた人間90(本実施形態においてはバッテリー入りのリュックサック50を背負っている。)が空気圧式着ぐるみ100の内部に入り、バッテリーと送風機を連結することによって、外部の空気が内部に送風され、外郭の形状に膨張し、キャラクター等の形態を維持した状態に保持される。
次に、空気圧式着ぐるみ100の可動手段40について説明する。本実施形態においては、可動手段40の例として、空気圧式着ぐるみ100の目の瞼を開閉する手段を例として説明する。
空気圧式着ぐるみ100の目の部位の拡大図及び断面図が図3に示されている。なお、図3の断面図の断面線は省略されている。
まず、外面シート10の目を開いた状態に相当する部分が切り取られており、開口部41が形成されている。外面シート10の開口部41の内側に配置される立体形成内面シート20には、目の瞳42が描かれている。
外面シート10と立体形成内面シート20の間には、開閉シート43が上下に移動自在に配置されており、開閉シート43を上下に移動することによって、上瞼を閉じたり開いたりすることができる。開閉シート43は、外面シート10の開口部41以外の場所に移動することがないように、開閉シート43に設けられた開閉シート支持部44の一部44aが、外面シート10の表面側に配置されている。本実施形態においては、まつげを模した部分が開閉シート支持部44に相当する。まつげを模した開閉シート支持部44は、開閉シート43の下端部近傍に左右中央部分が縫製され、まつげの左右両側の一部44aが外面シート10の左右の表側に配置されるように開口部41に跨るように配置されている。これにより、開閉シート43と開閉シート支持部44の一部44aとで外面シート10の開口部41の周縁近傍で挟み込むようにして開閉シート43及び開閉シート支持部44は支持される。そのため、開閉シート43及び開閉シート支持部44は、左右にはそれほど大きく移動することはできない一方で、上下には、開口部41の上端近傍と下端近傍の間を移動可能となる。
開閉シート43の上端中央には、一本の上昇用の移動用紐部材45aが設けられている。上昇用の移動用紐部材45aは、図3に示すように上方側端部が立体形成内面シート20の切欠部20aから立体形成内面シート20の内側に引き出されており、内部の人間が端部を引くことができる。上昇用の移動用紐部材45aを上方へ引くことによって開閉シート43を上方へ移動させることができる。すなわち、上瞼を上方へ移動させて目を開くことができる。一方、開閉シート43の下端部近傍には、開口部41から移動用紐部材45bが見えないように、開口部41の左右外側の位置に2本の下降用の移動用紐部材45bが設けられている。下降用の移動用紐部材45bは、図3に示すように下方側端部が立体形成内面シート20の切欠部20bから立体形成内面シート20の内側に配置されており、内部の人間が端部を引くことができる。下降用の移動用紐部材45bを下方に引くことによって開閉シート43を下方へ移動させることができる。すなわち、上瞼を下方へ移動させて目を閉じることができる。
こうして、内部の人間は、上昇用の移動用紐部材45a又は下降用の移動用紐部材45bを引くことによって、瞼を開いたり、閉じたりすることができ、空気圧式着ぐるみ100の一部に可動手段を設けることができる。これにより、着ぐるみの表情を変化させることができる。
本発明にかかる可動手段によれば、可動手段の構成のほとんどが立体形成内面シート20の外側に配置され、上昇用の移動用紐部材45a及び下降用の移動用紐部材45bのみが立体形成内面シート20に配置される。そのため、立体形成内面シート20に形成されるのは、上昇用の移動用紐部材45a及び下降用の移動用紐部材45bを通すための小さな切欠部20a、20bのみであるため、送風機による空気の漏れを最小限に抑えることができる。そのため、空気圧式着ぐるみ100の膨張状態に影響を与えることなく可動手段を設置することができる。
なお、本考案は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本考案の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
上述した実施形態においては、目を例として説明したが、目に限るものではなく、いかなる場所、部位にも応用することができる。
上述した実施の形態で示すように、空気圧式着ぐるみとして産業上利用することができる。
10…外面シート、11…空気取入口、20…立体形成内面シート、20a…切欠部、20b…切欠部、30…空気供給手段、40…可動手段、41…開口部、42…瞳、43…開閉シート、44…開閉シート支持部、45a…移動用紐部材、45b…移動用紐部材、50…リックサック、90…人間、100…空気圧式着ぐるみ




Claims (4)

  1. 立体物の外郭を造形する外面シートと、前記外面シートの内側に積層され立体を形成する空気不透過性又は空気低透過性のシートからなる立体形成内面シートと、前記外面シートの中に空気を供給する空気供給手段と、を備え、空気を供給することにより、膨張状態を維持する着ぐるみにおいて、
    前記外面シートに設けられた開口部と、前記開口部の裏面側に配置された開口部開閉可能な開閉シートと、前記開閉シートの一部に設けられ前記外面シートの表面側に配置される開閉シート支持部と、前記開閉シートを移動させるために前記開閉シートに設けられた移動用紐部材と、を有する可動手段を備えたことを特徴とする空気圧式着ぐるみ。
  2. 前記開閉シート支持部は、前記開口部を跨るように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の空気圧式着ぐるみ。
  3. 前記移動用紐部材は、前記開閉シートを開く方向には、1本の移動用紐部材が取り付けられており、前記開閉シートを閉じる方向には、前記開口部の両側であってかつ外側に配置されるように2本の移動用紐部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気圧式着ぐるみ。
  4. 前記移動用紐部材の端部は、前記立体形成内面シートに形成された切欠部を介して前記立体形成内面シートの内側に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気圧式着ぐるみ。



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