JP3219972U - 出庫管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】保管庫から物品を収集して出庫する作業の効率化を図れる出庫管理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本考案の出庫管理装置は、出庫指示情報に基づいて保管庫から出庫する物品を収集する収集作業の移動経路である動線を作成する動線作成手段と、動線に沿った収集作業に要する作業時間を算出する作業時間算出手段と、作業時間を考慮して収集作業を経時的に示した作業計画を作成する作業計画作成手段と、実際になされる収集作業である実作業の進捗状況を作業計画と対比して表示する表示手段とを備える。表示手段は、実作業の完了予測時刻を表示し、作業計画に対して実作業が遅れているときに警告を発する。表示手段は、作業計画に対して遅れている実作業を援助する援助作業が導入されたとき、その進捗状況も併せて表示する。
【選択図】図5C

Description

本考案は、保管庫から所望の物品を収集して出荷する出庫作業の効率化を図れる出庫管理装置に関する。
多種多様な物品(完成品、部品(補給部品を含む)等)が収容された保管庫から、所望の物品を適切に収集して出荷する出庫作業は、益々効率化が求められている。これらに関連する記載が、例えば、下記の特許文献にある。
実用新案登録第3187207号公報
上記文献は、棚を区画して形成され物品の品番に応じて、多数配置される間口(ロケーション)の状態を俯瞰的に把握できる間口管理装置を提案している。本提案によれば、適切な間口管理が可能となるため、出庫作業が間接的に効率化される。但し、その装置により出庫作業が直接的に効率化される訳ではない。
本考案はこのような事情に鑑みて為されたものであり、出庫作業の直接的な効率化を図れる出庫管理装置を提供することを目的とする。
本考案者はこの課題を解決すべく鋭意研究した結果、保管庫から物品を収集する際に予想される動線と作業時間を的確に予測し、それらに基づいて作成した作業計画と実作業の進捗状況とを比較して表示することにより、出庫作業を的確に管理することを着想した。これを具現化することにより、以降に述べる本考案を完成するに至った。
《出庫管理装置》
(1)本考案は、出庫指示情報に基づいて保管庫から出庫する物品を収集する収集作業の移動経路である動線を作成する動線作成手段と、該動線に沿った該収集作業に要する作業時間を算出する作業時間算出手段と、該作業時間を考慮して該収集作業を経時的に示した作業計画を作成する作業計画作成手段と、実際になされる該収集作業である実作業の進捗状況を該作業計画と対比して表示する表示手段と、を備える出庫管理装置である。
(2)本考案の出庫管理装置によれば、的確で効率的な出庫管理が可能となる。この理由は次の通りである。先ず、動線作成手段により、出庫する物品の収集作業に沿った効率的な移動経路(動線)が画定(作成)される。次に、作業時間算出手段により、その動線に沿った収集作業に要する作業時間が高精度に算出される。さらに作業計画作成手段は、その予測される作業時間を利用して、収集作業を経時的に示す作業計画(スケジュール)を作成する。そして表示手段は、実際の収集作業(実作業)の進捗状況(作業実績)を、作業計画と対比させつつ表示する。こうして本考案の出庫管理装置によれば、実作業の進み具合や遅れ具合等が、精度よく的確に把握される。
こうして、管理者や作業者等は、既定の出庫(出荷)時間までに収集作業が完了するか否かの判断、遅れている収集作業に援助(救援、補助等)が必要か否かの判断等を的確に行えるようになる。その結果、収集作業の効率化が図られると共に、出庫作業を納期(出庫締切時刻)までに、より確実に完了させることが可能となる。
《その他》
(1)本考案の出庫管理装置は、具体的にいうと、各種コンピュータに上述した各手段を構成するプログラムを実行させることにより実現される。コンピュータには、ホストコンピュータのみならず、ホストコンピュータと通信可能な端末を含めてもよい。
(2)本考案は、上述した各手段をコンピュータに実行させるためのプログラムとしても把握できる。また、上述した手段をステップに読み替えれば、本考案は出庫管理方法等としても把握される。さらに、通信可能なホストコンピュータと端末により、各手段が実現される場合、本考案は出庫管理システムとしても把握される。
出庫管理に係るフローチャートである。 倉庫内に作成された動線の一例を示す図である。 作業時間の算出例を示す表である。 作業計画の作成例を示す図である。 作業計画と実作業の進捗状況(作業実績)を比較した表示例を示す図である。 実作業の完了予測時刻が出庫締切時刻を超過するときの表示例を示す図である。 援助作業が導入されたときの表示例を示す図である。
本明細書で説明する内容は、出庫管理装置としてのみならず、出庫管理プログラム、出庫管理方法、出庫管理システム等にも該当し得る。上述した本考案の構成要素に、本明細書中から任意に選択した一つまたは二つ以上の構成要素を付加し得る。いずれの実施形態が最良であるか否かは、対象、要求性能等によって異なる。
《動線作成手段》
動線作成手段は、出庫指示情報に基づいて、収集作業に係る保管庫内の移動経路(動線)を画定する。このとき、通常、その移動距離が最短となるルート(動線)が作成される。
出庫指示情報は、出庫する場所(出荷先)、出庫(締切)時刻、出庫する物品の種類や数量等、種々の情報(データ)を含む。1周回(1サイクル)当りの収集作業で、複数の出庫指示情報に対応できると、出庫作業の効率化が図られる。そこで動線作成手段は、出庫指示情報が複数あるとき、少なくとも二以上の出庫指示情報(コア)を集約して動線を作成するとよい。
《作業時間算出手段》
作業時間算出手段は、画定された動線に沿って収集作業を行うときの所要時間(作業時間)を算出する。作業時間は、収集する物品の種類(間口)、その数量、動線に沿った移動距離や移動速度、出庫指示情報の集約数、1回あたりの収集作業の開始時や終了時に行う段取に係る工数や時間等を考慮して算出される。作業時間の算出に必要な数式や定数は予め設定されるが、作業履歴等を考慮して、適宜、変更されてもよい。
少なくとも作業時間には、動線に沿った移動時間と動線上にある間口からの物品の取出時間とを含む。移動時間は、例えば、動線上の移動距離とその移動速度とに基づいて算出される。通常、動線距離を移動速度で除することにより移動時間が求まる。但し、移動速度は一定である必要はない。保管庫の形態や収集作業の内容(収集する物品のタイプ(例えば重量、サイズ等)や量)等に応じて、動線上の移動区間毎や作業内容毎に、異なる移動速度が設定されてもよい。各移動速度を適切に設定することにより、より正確な移動時間の算出、ひいては作業計画の作成が可能となる。
取出時間は、物品を収容している間口(棚や棚を区切った区画)から、少なくとも一種以上の物品を、少なくとも一個以上取り出すために必要な時間である。1周回(1サイクル)の収集作業で複数の間口間を移動するとき、各間口における物品の取出に要する時間(単位取出時間)の合計が取出時間となる。取出時間も、収集する物品が収容されている間口数の他、各間口で取り出す物品の種類や数量等を考慮して算出される。各単位取出時間を適切に設定することにより、より正確な取出時間の算出、ひいては作業計画の作成が可能となる。
《作業計画作成手段》
作業計画作成手段は、収集作業に応じて算出された作業時間に基づいて、収集作業を経時的に示した作業計画(スケジュール)を作成する。作業計画は、例えば、次のようにして作成される。先ず、時間軸上に、出庫指示情報に基づいて、収集作業の開始時刻と、その完了予測時刻または出庫締切時刻とを設定する。
また、作業時間算出手段で求めた全体の作業時間を、作業者一人当たりの1日分の作業時間(例えば、8Hr/日)で割ることにより、必要作業者数を算出する。その作業人数分の作業者を割り当てる。
次に、開始時刻から順に、例えば、作業時間が長いサイクル順に収集作業を配列する。この際、各作業者の作業終了時間が均等になるよう自動で配列する。各収集作業(コア)の長さは、それぞれの(単位)作業時間とする。
作業計画作成手段は、出庫指示情報に基づいて、作業計画を自動的に作成すると効率的である。作業計画作成手段は、さらに、その作業計画を変更できる計画変更手段を備えるとよい。これにより、出庫管理者等が、個別な事情(収集する作業者や物品等に係る事情、その他の外部事情等)を考慮して作業計画の最適化を図ることも可能となる。
《表示手段》
表示手段は、実際になされる収集作業である実作業の進捗状況(「作業実績」ともいう。)を、作業計画と対比して表示する。これにより、作業計画に対する実作業の進捗状況を視覚的に効率よく把握できる。なお、表示手段には、単なる表示機器(ディスプレー)のみならず、その表示内容を処理するプログラムも含まれる。
表示手段は、少なくとも、実作業の完了予測時刻を表示するとよい。これにより、例えば、予定している出庫(出荷)時刻までに実作業が完了するか否かの判断が容易になる。また、その時刻に対する実作業の進み・遅れ具合等も視覚的に把握できる。
表示手段は、作業計画に対して実作業の進捗に所定の遅れがあるとき、警告を発する警告手段を備えるとよい。これにより出庫管理者等は、例えば、遅れている実作業の援助を的確に行える。警告は、作業実績と作業計画を表示している画面上だけに表示する他、別途設けたランプ(いわゆる「あんどん」)を点灯等させてもよい。
また表示手段は、作業計画に対して進捗が遅れている実作業を援助する場合、その援助作業の進捗状況も併せて表示するとよい。これにより、収集作業全体が明らかとなり、援助作業の過不足等も適切に判断できる。
《その他》
物品の収集作業や援助作業は、人間(作業者・管理者等)が行う他、ロボットや自動搬送装置等が行ってもよい。
本考案の出庫管理装置の一例として、倉庫(保管庫)に収納されている多種多様な自動車の補給部品(物品)の出庫管理を行うシステム取り上げて、本考案を具体的に説明する。
《構成》
出庫管理システムは、補給部品を収集する各作業者が保有する端末と、これら端末と通信可能なホストコンピュータと、ホストコンピュータにより演算処理された内容を表示するディスプレと、警告灯を備える。
端末は、タブレットとバーコードリーダを備える。タブレットには、作業者が収集すべき補給部品の種類と数、その収納場所、倉庫内の移動経路(動線)、作業に要する時間やその作業を完了すべき時刻等が表示される。バーコードリーダは、各種の指示書や収集した部品の品番等を読み込む。タブレットは、無線によりホストコンピュータと双方向通信が可能となっている。バーコードリーダとタブレットは、有線または無線により通信可能となっている。バーコードリーダにより読み取られたデータはタブレットに取り込まれる。
この他、ホームポジション(出庫の開始位置かつ、出庫後に戻ってくる場所)に、作業者毎に開始時刻と終了時刻を記録してもよい。例えば、バーコードスキャナで作業者IDと次に出庫行う出庫指示データの識別子(サイクルNo)を読ませて、作業者毎の作業時刻を登録してもよい。
ホストコンピュータは、通常のコンピュータと同様に、入力機器、プログラムや各種のデータを記憶する記憶機器、プログラムを作動させてデータを処理する演算機器等を備える。ホストコンピュータは、出庫指示データ(出庫指示情報)を読み込むため、倉庫の外部(補給部品の供給会社やディーラ等)とも通信可能となっている。
ディスプレには、ホストコンピュータからの指令により、補給部品の収集や出庫に関する作業計画、作業実績、出庫締切時刻、実作業の進捗状況、警告等を表示する。警告灯(例えば赤色灯等)は、ディスプレに警告が表示されるとき(例えば、収集作業が出庫締切時刻に間に合わず、収集作業の救援が必要なとき)に点灯する。これにより、倉庫内にいる管理者や作業者は、収集作業に相当な遅延が生じていることを認識する。
《処理》
出庫管理システムによる処理(出庫管理処理)は、ホストコンピュータがインストールされているプログラムを実行することによりなされる。以下、図1に示すフローチャートに基づいて、その内容を具体的に説明する。
(1)ホストコンピュータは、出庫指示データ(発注データ)を読み込む(ステップS1)。出庫指示データは、倉庫から出庫すべき補給部品の種類、その数量(個数)、出庫締切時刻(または補給部品の収集完了時刻)、出庫先(出荷先)等の一群からなる。このような一群からなる一つの出庫指示データを、適宜、「コア」という。通常、ホストコンピュータは、一つの出庫締切時刻に対して、多数の出庫指示データを一度に読み込む。
(2)ホストコンピュータは、出庫締切時刻と関連付けて、読み込んだ多数の出庫指示データ(コア)を集約処理する(ステップS21)。集約された補給部品の全てが最も効率的に収集される倉庫内の移動経路(動線)が演算され、画定される(ステップS22)。この集約処理と動線画定が本考案でいう動線作成に相当する。
こうして作成された動線(折れ曲がった太実線)の一例を図2に示した。図2からわかるように、倉庫内には、縦方向および横方向にそれぞれ規則的に多数の棚が配列されており、さらに各棚も縦方向および横方向にそれぞれ多数の区画(間口)に区切られている。各間口毎に、品番により区別された一種または二種以上の補給部品がそれぞれ収納されている。動線は、棚間の通路に沿って作成される。図2中の動線に付した番号は、移動経路の順番を示している。なお、通常、出庫管理を行っているホームから出発して、そのホームに帰着する動線が作成される。そのホームで、収集前の段取がなされ、収集された補給部品は、そのホームを経由して出庫(出荷)される。
(3)ホストコンピュータは、画定された動線に沿って、各補給部品の収集に要する時間(作業時間)を算出する(ステップS3)。例えば、図3に示すように、予め既定しておいた単位に基づいて、各パラメータの小計を算出する。それら小計に基づいて、合計の作業時間が算出される。
なお、図3に示した段取数は、収集した補給部品を収納するボックスやそれを運ぶ台車の用意等に必要な時間を算出するために必要な工数である。集約数は、集約した出庫指示データの数である。集約数が増加すると、収集作業に必要な情報を端末へ取り込む時間も増加する。図3に例示した場合なら、ベース時間:10秒に、コア数に応じた時間:3秒×2=6秒が必要となる。数量は補給部品の取出時間の算出に必要であり、動線距離は作業者の移動時間の算出に必要である。
(4)ホストコンピュータは、算出された作業時間に基づいて、自動で作業計画を立案する(ステップS4)。その様子をディスプレに表示した一例を図4に示した。ここでは、2名の作業者に収集作業を割り振られ、各作業者の作業計画が上段側に示されている。なお、作業計画に付されている数字(No.1〜8)は、集約処理(コア集約)した際の順番である。
各収集作業の各作業者への割り振りは、例えば、作業終了時刻が一番早い作業者に、作業時間の長い収集作業を順に割り振ることにより、全作業者間の作業終了時刻が近接するようになされる。具体的にいうと次の通りである。作業時間の長い順に(本例では、No.4→No.3→No.6→No.1→No.2→No.7→No.8→No.5)、各収集作業が各作業者(本例では作業者Aと作業者B)に割り振られる。作業時間が最長な収集作業(No.4)が或る作業者(本例では作業者A)に割り当てられた場合、作業時間が次に長い収集作業(No.3)は、作業終了見込み時刻が最も早い別な作業者(本例では作業者B)に割り振られる。
その次に作業時間が長い収集作業(No.6)は、作業者Aと作業者Bの作業終了見込み時刻を比較して、作業者Bの方が早いため、作業者Bに割り当てられる。 その次に作業時間が長い収集作業(No.1)も、作業者Aと作業者Bの作業終了見込み時刻を比較して、未だ作業者Bの方が早いため、作業者Bに割り当てられる。このように、各作業者の作業終了見込み時刻を比較しつつ、作業時間が長い収集作業から順に、各作業者への割り振りがなされる。なお、各収集作業を各作業者へ割り振る作業計画は、管理者等が手動で修正することも可能である。
(5)作業者が補給部品の収集作業(実作業)を開始すると、その進捗状況(作業実績)が、作業計画の下段側に示される(ステップS51)。なお、作業者は、補給部品を収集する毎に、補給部品や間口等に表示されたバーコードをバーコードリーダで読み込む。そのデータが作業者の端末からホストコンピュータへ通信される。こうしてホストコンピュータは、各作業者の収集作業の進捗状況を把握する。
なお、ホームポジション(出庫開始、終了位置)でバーコードスキャンして、1サイクルの出庫開始、終了時間を記録して進捗を把握してもよい。
作業実績と作業計画が対比してディスプレに表示される一例を図5Aに示した。この場合、時刻を示すタイムバーが最上部に表示されると共に、現時刻を示すライン(縦の太実線)も示されている。また、収集作業の各状態(作業計画に対する遅れ・進み、進行中、未着手)が色別で示されている。さらに、出庫締切時刻を示すライン(縦の太破線)と、現状から予測される収集作業の完了時刻を示すライン(折れた二重線)も示されている。このように、作業計画と作業実績が比較表示されることにより、収集作業の進捗状況が一目瞭然となる。また、現時刻、収集作業の完了予測時刻および出庫締切時刻が併せて示されるため、出庫締切時刻までに収集作業が完了しそうか否か等を的確に判断できる。
収集作業中、その完了予測時刻が出庫締切時刻を超過するか否かが監視されている(ステップS52)。完了予測時刻が出庫締切時刻を超過する場合、警告表示がなされる(ステップS53)。その様子をディスプレに表示した一例を図5Bに示した。この場合、作業者Bの収集作業の完了予測時刻が出庫締切時刻を超過している。つまり、作業者Bに割り振られている最後のコア(一つ)に係る収集作業が出庫締切時刻に間に合わないことが予測される。そこで、図5Bの右下部分に示すような警告表示がなされる。警告表示には、出庫締切時刻を超過するコア数と、そのコアに係る収集作業に要する時間とが表示される。この警告表示がディスプレ上にされると、併せて、倉庫内に設けた警告灯も点灯する。これにより倉庫内にいる各作業者等も、収集作業の現状把握が可能となる。
警告表示がなされると、管理者は、完了予測時刻が出庫締切時刻を超過する収集作業に対して、援助作業を導入するか否かを判断する。この判断は、全体的な収集作業の進捗状況等を踏まえてなされる。
援助作業が導入されると、援助対象である収集作業の進捗状況に加えて、その援助作業自体の進捗状況(作業計画と作業実績)も併せてディスプレに表示される(ステップS54)。その一例を図5Cに示した。この場合、作業者Bに割り振られていた最後の収集作業(コア)が、援助者によりなされる。その結果、いずれの収集作業も、完了予測時刻が出庫締切時刻内となる。ちなみに、ステップS51〜S54に係る処理(実行プログラム)が、本考案でいう表示手段に相当する。
なお、上記のような作業履歴の解析結果を、図3に示した各設定値の修正・調整、作業者の指導等へ反映(フィードバック)させてもよい。これを繰り返すことにより、より的確な作業計画の立案と、さらなる高効率な出庫作業の実現が可能となる。

Claims (7)

  1. 出庫指示情報に基づいて保管庫から出庫する物品を収集する収集作業の移動経路である動線を作成する動線作成手段と、
    該動線に沿った該収集作業に要する作業時間を算出する作業時間算出手段と、
    該作業時間を考慮して該収集作業を経時的に示した作業計画を作成する作業計画作成手段と、
    実際になされる該収集作業である実作業の進捗状況を該作業計画と対比して表示する表示手段と、
    を備える出庫管理装置。
  2. 前記動線作成手段は、前記出庫指示情報が複数あるとき、少なくとも二以上の該出庫指示情報を集約して前記動線を作成する請求項1に記載の出庫管理装置。
  3. 前記作業時間は、前記動線に沿った移動時間と該動線上にある間口からの物品の取出時間とを少なくとも含む請求項1または2に記載の出庫管理装置。
  4. 前記作業計画作成手段は、前記作業計画を変更する計画変更手段を備える請求項1〜3のいずれかに記載の出庫管理装置。
  5. 前記表示手段は、前記実作業の完了予測時刻を表示する請求項1〜4のいずれかに記載の出庫管理装置。
  6. 前記表示手段は、前記作業計画に対して前記実作業に所定の遅れがあるとき、警告を発する警告手段を備える請求項1〜5のいずれかに記載の出庫管理装置。
  7. 前記表示手段は、前記作業計画に対して遅れている前記実作業を援助する援助作業の進捗状況も併せて表示する請求項1〜6のいずれかに記載の出庫管理装置。
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