JP3219919B2 - タイムレコーダ用データ設定登録装置 - Google Patents

タイムレコーダ用データ設定登録装置

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JP3219919B2
JP3219919B2 JP29420993A JP29420993A JP3219919B2 JP 3219919 B2 JP3219919 B2 JP 3219919B2 JP 29420993 A JP29420993 A JP 29420993A JP 29420993 A JP29420993 A JP 29420993A JP 3219919 B2 JP3219919 B2 JP 3219919B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタイムレコーダの技術分
野で利用されるものであって、具体的には、タイムレコ
ーダの内部時計の設定とか設定パラメータの登録操作等
を容易に行うことができるタイムレコーダ用データ設定
登録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上述した内部時計の設定操作とか、各事
業所毎に設定する締日とか曜日印字の種別、或は、印字
段の切換時刻と云った各種設定パラメータの登録操作を
容易にするために、本出願人は先の特開昭58−139
290号公報及び実開昭63−39746号公報で開示
されているようなタイムレコーダ用データ設定登録装置
を開発した。
【0003】上記前者の設定登録装置は、レコーダのカ
ード挿入口に各種の設定項目を表記した設定用カードを
挿入した後、設定項目に対応するアドレスを同じくレコ
ーダに設けた0〜9のテンキーを用いて入力すると、上
記の設定用カードが上下に搬送され、且つ、その搬送を
入力されたアドレスに対応する設定項目の名称を視認で
きる位置で停止して、設定項目が特定できる仕組に成っ
ており、また、上記後者の設定登録装置は、レコーダに
横一列に並べて設けた複数個の操作ボタンの意味付けを
表わすために、各種設定項目の名称とか出退勤に関する
名称をドラム周面に表記し、このドラムをモータで回転
することによって必要とする項目名称だけを表示窓から
視認できる様に構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】所が、上記前者の設定
登録装置は、登録したい項目を指定するのにいちいちテ
ンキーを用いてアドレスを入力しなくてはならないか
ら、操作が非常に煩わしく、また、このアドレス入力用
のテンキーを出退勤用の操作ボタンとは別に設けなくて
はならないため、構造が複雑化して製造コストが高くな
る問題があった。
【0005】一方、上記後者の設定登録装置は、前者の
設定登録装置のようにアドレスを入力する必要がないも
のの、ドラム周面に表記されている各種の項目名称を一
覧して見渡すことができないため、ユーザが取扱い説明
書を充分に読んでその構造と操作内容を正確に把握しな
いと、登録可能な設定項目の全てを認識することができ
ないから、その結果、設定したい項目を見い出せないま
ま設定を諦めてしまったり、販売店等に問合せてその操
作内容をいちいち教えてもらわなければならないと云っ
た煩わしさもあって、使用操作が非常に面倒であった。
【0006】更に後者の設定登録装置は、ドラムの回転
状態を把握するためのセンサ装置と、ドラム周面に表記
した項目名称を視認させる表示窓に費やされる製造コス
トの分が、上記前者の設定登録装置に比較して割高とな
る問題があり、また、上記後者の設定登録装置の製造コ
スト削減を目的とした改良品として、表示窓とモータを
設けずにタイムレコーダの上面ケースを開くとドラムの
上面が現われて、必要とする設定項目の名称を真上から
視認できるようにし、且つ、使用者が手動でこのドラム
を回転させるように構成したものも開発されたが、しか
し、設定操作の度にいちいち上面ケースを解放しなくて
はならない操作上の煩わしさと、上面ケースの製造と組
立てによるコスト高とが新たなる問題になっていた。
【0007】従って本発明の技術的課題は、登録したい
設定項目の指定を、レコーダに設けた出退勤用の操作ボ
タンを直接押すだけで実現でき、且つ、各種設定項目の
名称を一覧のもとに見渡すことができると共に、ドラム
を用いずにタイムレコーダ全体の製造コストを安価にす
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。 (1) 出勤とか退勤等の勤怠項目に関する複数の操作
ボタンをカード挿入口の手前に横一列に並べて設け、こ
れ等操作ボタンのいずれかをオンして入力したい勤怠項
目を指定した後、上記のカード挿入口にタイムカードを
挿入すると、指定した勤怠項目の入力時刻をタイムカー
ドに印字するように構成したタイムレコーダと、このタ
イムレコーダのカード挿入口に差込み自在であると共
に、各種設定項目の名称若しくはそれ等設定項目に関す
る複数の実現値の名称を、上記横一列に並べられた操作
ボタンに対応するように横一列に表記した設定用カード
とによって構成され、且つ、上記のタイムレコーダに
は、上記のカード挿入口に挿入されるカードの種別を判
定するカード判定手段と、このカード判定手段が設定用
カードの挿入を判定した場合に、上記横一列に表記した
名称が上記カード挿入口のすぐ上の位置に来るまでその
設定用カードを搬送するカード搬送手段と、このカード
搬送手段による設定用カードの搬送が行われると、上記
横一列に並べた各操作ボタンの意味付けを設定用カード
に横一列に表記した各名称の夫々に対応するように切替
えて、これ等各操作ボタンを用いて該当項目の実現値を
登録できるように構成した各種設定項目用の登録手段と
を具備せしめること。
【0009】(2) 設定用カードに横一列に表記され
た設定項目若しくは実現値の名称を、縦方向に複数段に
渡って表記すると共に、タイムレコーダには複数段に渡
って形成されている上記横一列の名称のいずれかの列を
指定できる指定手段を設け、同じくタイムレコーダに設
けたカード搬送手段には、指定した横一列の名称がカー
ド挿入口のすぐ上の位置に来るようにその設定用カード
を搬送する搬送制御機能を具備せしめること。
【0010】(3) タイムレコーダに設けたカード判
定手段に、挿入されたカードの下端縁に形成した切欠き
の深さによってタイムカードと設定用カードとを判別で
きるカード判別機能と、切欠きの位置によってカードの
表裏を判別する表裏判別機能を具備せしめること。
【0011】
【作用】上記の手段は以下の如く作用する。上記(1)
で述べた手段によれば、内部時計およびパラメータの各
種設定項目の名称が設定用カード上に一覧に表記されて
いるため、操作者(ユーザ)は説明書等を見なくても設
定すべき項目の全体を瞬時に把握することができると共
に、通常は出勤とか退勤等の勤怠用として使用している
操作ボタンを、設定用カードの使用によってそのまま内
部時計及びパラメータ登録用の操作ボタンに切替えて使
用することができ、且つ、登録したい設定項目を直接指
定したり、その実現値を直接入力することを可能にす
る。
【0012】上記(2)で述べた手段によれば、1枚の
設定用カードに設定項目の名称が横一列に、且つ、縦方
向に複数段に渡って表記されているため、1枚の設定用
カードに多数の項目名称を表記して多数の項目を設定す
ることができ、また、多数の項目名称を一覧のもとに見
渡して確認することができると共に、指定手段によって
これ等複数段に渡って横一列に表記した項目名称のいず
れかの列を指定すると、カード搬送手段が指定した横一
列の項目名称がカード挿入口のすぐ上の位置に来るよう
に設定用カードを自動搬送するため、登録したい設定項
目の実現値を簡単に、且つ、正確に登録することを可能
にする。
【0013】上記(3)で述べた手段によれば、カード
を挿入口に挿入するだけで、切欠きの深さによってタイ
ムカードであるか設定用カードであるかを自動的に、且
つ、的確に判定することができるため、設定用カード自
身が従来のモード切替用のカギ(キースイッチ)の役目
を果たすことができると同時に、この切欠きの位置によ
ってカードの表裏を判定できるため、タイムカードと設
定用カードの表裏を正しく使い分けることを可能にす
る。以上の如くであるから、上記の手段によって上述し
た技術的課題を解決して、前記従来の技術の問題点を解
消することができる。
【0014】
【実施例】以下に、上述した本発明に係るタイムレコー
ダ用データ設定登録装置の好適な実施例を添付した図面
と共に詳細に説明する。図1は本発明に係るデータ設定
登録装置を実施したタイムレコーダの一例を示した斜視
図であって、符号1で全体的に示したタイムレコーダの
上面にはカード挿入口2(カードポケット)が開口さ
れ、このカード挿入口2の手前には出勤ボタン3と、外
出ボタン4と、戻りボタン5と、退勤ボタン6と、残業
ボタン7と、使用が特定されていないフリーボタン8と
から成る操作ボタンBTが横一列に並べて設けられてい
て、通常時には、これ等各操作ボタンBTは表記した通
りの機能を発揮して、挿入口2に挿入したタイムカード
(図示せず)に対して選択した操作ボタンBTの項目に
対応する勤怠データを記録するように構成されている。
また、9はタイムレコーダ1の前面に設けた表示器であ
る。
【0015】図2は上述したタイムレコーダ1の電気的
構成を説明したブロック図であって、制御部の中心を構
成するCPU20に接続したバスに対して、システムプ
ログラムを格納したROM21と、各種の設定データを
記憶するRAM22と、基準時計信号を発信する内部時
計23と、インターフェイス回路24が接続され、且
つ、このインターフェイス回路24に対して上述した各
種のボタン3〜8から成る操作ボタンBTと、これ等各
ボタン3〜8の表示用ランプBRと、前述した表示器9
と、挿入口2に挿入されたタイムカード又は設定用カー
ドT(図3及び図4参照)をROM21のプログラムに
従って搬送するカード搬送装置25と、挿入されたタイ
ムカードに対して勤怠データを印字する印字装置26
と、挿入されたタイムカードの下端縁に形成された切欠
き(図示せず)と、同じく設定用カードTの下端縁に形
成した切欠きTsを検知して、その深さと左右の位置に
よってタイムカードと設定用カードTを判別し、且つ、
その表裏を判別することができる第1と第2の切欠検知
センサー27,28と、各種のメッセージを発音する発
音装置29が接続されていて、夫々が上述したROM2
1に格納したシステムプログラムに従って作動が制御さ
れる仕組に成っている。
【0016】図3と図4は上述したカード挿入口2に挿
入自在に構成した設定用カードTの表面図と裏面図であ
って、その表面Taには分調整用の設定欄10が表記さ
れ、また、裏面Tbには時計合せ用の設定欄11と、締
日と空段送り用の設定欄12と、曜日印字と印字段切換
用の設定欄13と、二色印字と欄移動用の設定欄14が
縦方向に複数段に渡って表記され、且つ、これ等各設定
欄10〜14は夫々上記計6個の操作ボタン3〜8に対
応するように横一列に計6個の区分に等分割されてい
て、各区分に図示したような各種設定項目の名称若しく
は設定項目に関する複数の実現値の名称が表記されてい
る。
【0017】即ち、図3に示した分調整用の設定欄10
には、始めから3番目〜5番目の区分10b,10c,
10dを跨いだ区分10aに「分調整」の設定項目の名
称が表記され、3番目と4番目と5番目の各区分10
b,10c,10dには分調整を実現するための「分
+」、「分−」、「0秒」の名称が表記されると共に、
6番目の区分10eには「終了」の名称が表記されてい
て、この設定用カードTを図3の如く表に向けた状態で
挿入口2に差込み、且つ、カード搬送装置25によって
この設定用カードTを上記の設定欄10がカード挿入口
2のすぐ上の位置に来るまで引込むと、上述した3番目
〜6番目の操作ボタン、即ち、戻りボタン5と退勤ボタ
ン6と残業ボタン7及びフリーボタン8の意味付けが、
対応する分調整用設定欄10の各区分10a〜10eに
表記した項目の夫々に対応するように前述したプログラ
ムに従って自動的に切替えられて、各ボタン5〜8を用
いて内部時計23の分調整を行える仕組に成っている。
【0018】また、図4に示した時計合せ用の設定欄1
1には、始めから1番目と2番目の区分11b,11c
を跨いだ区分11aに「時計合わせ」の設定項目の名称
が表記され、1番目と2番目の区分11b,11cには
時計の設定項目である「年月日」と「時分」の名称が表
記され、更に、4番目と5番目の区分11e,11fを
跨いだ区分11dに年月日及び時分を送る「送り」の名
称が表記されると共に、4番目と5番目の区分11e,
11fには時計合せを実行するための「+」と「−」の
マークが表記され、且つ、6番目の区分11gには「登
録」の名称とカード送り用の矢印「↓」が表記されてい
る。
【0019】同じく図4に示した締日と空段送り用の設
定欄12には、始めから1番目〜4番目の区分12a,
12b,12c,12dを跨いで「締日」の設定項目の
名称が表記され、且つ、これ等各区分12a〜12dに
はその実現値である「31日」と「25日」と「20
日」と「その他」の名称が表記されると共に、5番目の
区分12eにはタイムカード上の印字しない(使用しな
い)段を意味する「空段送り」の設定項目の名称が表記
され、更に、6番目の区分12fにはカード送り用の上
下方向の矢印「↑↓」が表記されている。
【0020】更に、図4に示した曜日印字と印字段切換
用の設定欄13には、始めから1番目〜4番目の区分1
3a,13b,13c,13dを跨いで「曜日印字」の
設定項目の名称が表記され、且つ、これ等の区分13a
〜13dにはその実現値である「0:日付」と「1:英
語」と「2:漢字」と「3:無し」の名称が表記される
と共に、5番目の区分13eには印字段を翌日の段に切
換える時刻を意味する「印字段切換」の設定項目の名称
が表記され、更に、6番目の区分13fにはカード送り
用の矢印「↑↓」が表記されている。
【0021】同じく図4に示した二色印字と欄移動用の
設定欄14には、始めから1番目と2番目の区分14
a,14bを跨いで「二色印字」の設定項目の名称が表
記されていて、これ等各区分14a,14bには赤印字
に切換える時刻を意味する「赤印字」と、黒印字に戻す
時刻を意味する「黒印字」の名称が表記され、また、3
番目の区分14cには「欄移動」の設定項目と、タイム
カードの印字欄を自動的に退勤に移動する予定時刻を意
味する「退印字」の各名称が表記されると共に、5番目
と6番目の区分14d.14eには上記の各時刻を変更
する「+」と「−」のマークが表記され、更に6番目の
区分14fには「登録」の名称とカード送り用の矢印
「↑」が表記されている。
【0022】図5は上記設定用カードTを裏面Tb側を
正面に向けてカード挿入口2に挿入し、1番上段の時計
合せ用の設定欄11をカード挿入口2のすぐ上の位置に
合せて停止させることにより時計合せを行う場合の状態
を説明したものであって、表示器9には、タイムカード
が挿入可能な状態に於いては、通常、現在日が表示され
ている。設定用カードTはカード挿入口2に挿入される
と、カード搬送装置25によって図示の状態に自動的に
引込まれて停止する。すると、年月日ボタン3(実際は
出勤ボタン)のランプBRがブリンクし、且つ、表示器
9に年月日が表示されるため、これで年月日の入力モー
ドに切替ったことが判る。これと同時に各操作ボタン3
〜8の意味付けが設定欄11の各名称に切替るため、年
月日と時分の設定は、これ等切替った年月日ボタン3と
時分ボタン4と送り用の+ボタン6と−ボタン7、及
び、登録ボタン8を順次操作することによって可能とな
る。また、登録ボタン8を押した後は、ボタン8の意味
付けが「↓」に更に切換わるため、その状態でこの↓ボ
タン8を押すと設定用カードTが図6に示した状態に搬
送され、更に↓ボタン8を2秒間以上押し続けると、こ
の設定用カードTをカード挿入口2に排出する仕組に成
っている。
【0023】図6は、上記↓ボタン8の操作によって設
定用カードTが2段目の締日と空段送り用の設定欄12
をカード挿入口2のすぐ上の位置で停止して、締日の設
定と空段の設定を行う場合の状態を示したものであっ
て、これ等の各設定は上記図4の場合と同様に夫々意味
付けが締日と空段の設定用に切換った各ボタン3〜7を
用いて行われ、表示器9には設定された締日と空段が表
示されると共に、入力された設定データはRAM22に
登録される。尚、その他ボタン6と空段送りボタン7を
1回押すごとに、夫々締日、空段位置の設定値が1ずつ
変化する。また、この状態で↓↑ボタン8を押すと設定
用カードTが図7に示した状態に搬送され、更に、↓↑
ボタン8を2秒間以上押し続けた場合には、この設定用
カードTをカード挿入口2に排出する仕組に成ってい
る。但し、ボタン8による設定用カードTの搬送方向が
図8→図7→図6と逆順に搬送されて来た場合は、この
状態で↓↑ボタン8を押すと、設定用カードTは図5に
示した状態に戻るように搬送される。
【0024】更に図7と図8は、曜日印字と印字段切換
用の設定欄13と、二色印字と欄移動用の設定欄14を
順次カード挿入口2のすぐ上に位置させることによっ
て、各操作ボタン3〜8の意味付けをこれ等各設定欄1
3,14に表記した名称に切替えると共に、これ等各ボ
タン3〜8を適宜操作して曜日印字の種類と印字段の切
換時刻、及び、二色印字の切換時刻と欄移動の切換時刻
を夫々設定している状態を示したものであって、これ等
各ボタン3〜8によって設定された時刻はその都度表示
器9に表示される仕組に成っている。また、図8の状態
で↑ボタン8を操作すると、この設定用カードTが図7
に示した状態に戻るように搬送され、更に、↑ボタン8
を2秒間以上押し続けた場合には、この設定用カードT
をカード挿入口2に排出する仕組に成っている。
【0025】尚、上記設定用カードTに表記された登録
用の各設定欄10〜14は実施の一例であって、これ以
外に同様の構成を用いて例えば時報吹鳴時刻とか残業開
始時刻、或は、メロデイ吹鳴時刻と云った各種のタイム
レコーダ用の設定パラメータの登録を可能にするもので
ある。
【0026】本発明に係るタイムレコーダ用データ設定
登録装置は以上述べた如き構成であるから、設定用カー
ドTをタイムレコーダ1のカード挿入口2に挿入するこ
とによって、出勤とか退勤と云った勤怠用に用いた操作
ボタン3〜8を、そのまま内部時計23の設定用とか、
その他各種パラメータ登録用の操作ボタンとして利用す
ることができ、且つ、カードの各設定欄10〜14に表
記された設定項目の名称とか、その実現値の名称と照合
しながら各操作ボタン3〜8を操作することによって、
登録したい設定項目を直接指定したり、その実現値を直
接入力して、タイムレコーダ1のRAM22に各種の設
定データを確実に登録することを可能にする。
【0027】
【発明の効果】以上述べた次第で、本発明に係るタイム
レコーダ用データ設定登録装置によれば、内部時計とか
パラメータの設定操作に当って、操作ボタンを直接押す
だけで登録したい項目が指定でき、且つ、各種設定項目
の一覧を設定用カードを見るだけで確実に把握すること
ができるから、アドレスを入力したりドラムを用いたり
していた此種従来の装置に比較して設定操作を頗る簡略
化し、合せて、製造コストを低減化できる利点を発揮で
きると共に、設定用カード自身がタイムカードの動作モ
ードを切換えるモード切換用キースイッチの役目を果た
すため、タイムレコーダにモード切換用のキースイッチ
(カギ)を設ける必要がなく、加えて、勤怠用の操作ボ
タンをそのまま設定登録用の操作ボタンとして利用でき
るから、増々タイムレコーダの構造を簡略化して製造コ
ストを安価にできる利点を備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ設定登録装置を実施したタ
イムレコーダの一例を示した斜視図である。
【図2】図1に示したタイムレコーダの電気的構成を説
明したブロック図である。
【図3】本発明で使用する設定用カードの一例を示した
表面図である。
【図4】同じく設定用カードの一例を示した裏面図であ
る。
【図5】設定用カードの時計合せ用の設定欄をカード挿
入口の直上にセットした状態を示した正面図である。
【図6】設定用カードの締日と空段送り用の設定欄をカ
ード挿入口の直上にセットした状態を示した正面図であ
る。
【図7】設定用カードの曜日印字と印字段切換用の設定
欄をカード挿入口の直上にセットした状態を示した正面
図である。
【図8】同じく設定用カードの二色印字と欄移動用の設
定欄をカード挿入口の直上にセットした状態を示した正
面図である。
【符号の説明】
1 タイムレコーダ 2 カード挿入口 3〜8 横一列に並べて設けた操作ボタン 25 カード搬送装置 27,28 切欠検知センサー T 設定用カード Ts 切欠き 10〜14 設定項目若しくは実現値の名称を表記
した設定欄
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07C 1/00 - 15/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出勤とか退勤等の勤怠項目に関する複数
    の操作ボタンをカード挿入口の手前に横一列に並べて設
    け、これ等操作ボタンのいずれかをオンして入力したい
    勤怠項目を指定した後、上記のカード挿入口にタイムカ
    ードを挿入すると、指定した勤怠項目の入力時刻をタイ
    ムカードに印字するように構成したタイムレコーダと、
    このタイムレコーダのカード挿入口に差込み自在である
    と共に、各種設定項目の名称若しくはそれ等設定項目に
    関する複数の実現値の名称を、上記横一列に並べられた
    操作ボタンに対応するように横一列に表記した設定用カ
    ードとによって構成され、且つ、上記のタイムレコーダ
    には、上記のカード挿入口に挿入されるカードの種別を
    判定するカード判定手段と、このカード判定手段が設定
    用カードの挿入を判定した場合に、上記横一列に表記し
    た名称が上記カード挿入口のすぐ上の位置に来るまでそ
    の設定用カードを搬送するカード搬送手段と、このカー
    ド搬送手段による設定用カードの搬送が行われると、上
    記横一列に並べた各操作ボタンの意味付けを設定用カー
    ドに横一列に表記した各名称の夫々に対応するように切
    替えて、これ等各操作ボタンを用いて該当項目の実現値
    を登録できるように構成した各種設定項目用の登録手段
    とを具備せしめたことを特徴とするタイムレコーダ用デ
    ータ設定登録装置。
  2. 【請求項2】 設定用カードに横一列に表記された設定
    項目若しくは実現値の名称を、縦方向に複数段に渡って
    表記すると共に、タイムレコーダには複数段に渡って形
    成されている上記横一列の名称のいずれかの列を指定で
    きる指定手段を設け、同じくタイムレコーダに設けたカ
    ード搬送手段には、指定した横一列の名称がカード挿入
    口のすぐ上の位置に来るようにその設定用カードを搬送
    する搬送制御機能を具備せしめたことを特徴とする請求
    項1記載のタイムレコーダ用データ設定登録装置。
  3. 【請求項3】 タイムレコーダに設けたカード判定手段
    に、挿入されたカードの下端縁に形成した切欠きの深さ
    によってタイムカードと設定用カードとを判別できるカ
    ード判別機能と、切欠きの位置によってカードの表裏を
    判別する表裏判別機能を具備せしめたことを特徴とする
    請求項1記載のタイムレコーダ用データ設定登録装置。
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