JP3219629B2 - リニアコンプレッサ - Google Patents

リニアコンプレッサ

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JP3219629B2
JP3219629B2 JP01285995A JP1285995A JP3219629B2 JP 3219629 B2 JP3219629 B2 JP 3219629B2 JP 01285995 A JP01285995 A JP 01285995A JP 1285995 A JP1285995 A JP 1285995A JP 3219629 B2 JP3219629 B2 JP 3219629B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば空調・冷凍用に
用いられるリニアコンプレッサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種リニア(振動式)コンプレ
ッサは、例えば実公昭57−26061号公報(F04
B35/04)に示されるように、永久磁石から成る固
定子の磁界内に電磁石(駆動コイル)から成る可動体
(振動子)を設け、この可動体にピストンとスプリング
を取り付け、可動体に交番電流を流すことで生じる永久
磁石と電磁石との吸引・反発作用と、スプリングの圧縮
・伸長とによりピストンをシリンダ内にて往復動させ、
冷媒を圧縮している。
【0003】また、例えば実公昭63−2628号公報
(F04B35/04)に示される如く固定子側を電磁
石とし、可動体側を永久磁石とするものもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シリンダ内
にて往復動を行うピストンとシリンダ間には摩擦が発生
するため、オイルを供給して潤滑する必要があるが、従
来ではピストンの下部に設けた羽によりオイルをシリン
ダとピストンとの摺動部に振り掛けたり、冷媒中にオイ
ルを混在させたオイルミストの雰囲気によって潤滑を行
うのみであったため、十分に摺動部にオイルを供給する
ことができず、耐久性と信頼性に問題が生じていた。
【0005】本発明は係る従来の技術的課題を解決する
ために成されたものであり、シリンダとピストンとが摺
動するピストン部に十分にオイルを供給し、耐久性と信
頼性を向上することができるリニアコンプレッサを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のリニア
コンプレッサは、密閉容器内に電動要素と圧縮要素とを
収納し、この圧縮要素を、シリンダと、電動要素の振動
子に取り付けられて往復動するピストンとから構成した
ものであって、ピストンの一端に形成され、シリンダ内
に往復動自在に遊挿されたピストン部と、シリンダと対
向する位置に設けられ、ピストンの他端を往復動自在に
保持する副軸受と、この副軸受に形成されたオイル吸込
孔と、ピストンのピストン部に形成されたオイル流出孔
と、ピストン内の他端に設けられたオイルポンプとを備
えており、このオイルポンプは、オイル流出孔に連通す
る小孔と、副軸受内に開放した開口と、この開口から小
孔に向けて徐々に狭くなる吹出通路とを備えているもの
である。
【0007】請求項2の発明のリニアコンプレッサは、
密閉容器内に電動要素と圧縮要素とを収納し、この圧縮
要素を、シリンダと、電動要素の振動子に取り付けられ
て往復動するピストンとから構成したものであって、ピ
ストンの一端に形成され、シリンダ内に往復動自在に遊
挿されたピストン部と、シリンダと対向する位置に設け
られ、ピストンの他端を往復動自在に保持する副軸受
と、この副軸受に形成されたオイル吸込孔と、ピストン
のピストン部に形成されたオイル流出孔と、ピストン内
の他端に設けられたオイルポンプとを備えており、この
オイルポンプは、オイル流出孔と副軸受内とを連通する
開口と、この開口をピストン内側から閉塞する弁体と、
この弁体を常時開口に押し付けるバネ部材とを備えてい
るものである。
【0008】請求項3の発明のリニアコンプレッサは、
密閉容器内に電動要素と圧縮要素とを収納し、この圧縮
要素を、シリンダと、電動要素の振動子に取り付けられ
て往復動するピストンとから構成したものであって、ピ
ストンの一端に形成され、シリンダ内に往復動自在に遊
挿されたピストン部と、このピストン部に形成されたオ
イル流出孔と、ピストン内の他端に設けられ、オイル流
出孔にオイルを供給するオイルポンプとを備えており、
ピストン部の外面にはオイル流出孔に連続した溝を形成
したものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明のリニアコンプレッサによれ
ば、ピストンがシリンダ側に移動したときにオイル吸込
孔より副軸受内にオイルが吸い込まれ、ピストンが副軸
受側に移動したときに、この吸い込まれたオイルが開口
からオイルポンプ内に流入する。オイルポンプ内に流入
したオイルは吹出通路を通過する過程で圧縮され、小孔
から吹き出されてピストン部のオイル流出孔に至る。こ
れによって、シリンダとピストンとの摺動部分は円滑、
且つ、十分に潤滑され、耐久性と信頼性が向上する。
【0010】請求項2の発明のリニアコンプレッサによ
れば、ピストンがシリンダ側に移動したときにオイル吸
込孔より副軸受内にオイルが吸い込まれ、ピストンが副
軸受側に移動したときの圧力により、バネ部材に抗して
弁体がオイルポンプの開口を開放する。これによって、
副軸受内に吸い込まれたオイルが開口から流入し、やが
てピストン部のオイル流出孔に到達するので、シリンダ
とピストンとの摺動部分は円滑、且つ、十分に潤滑さ
れ、耐久性と信頼性が向上する。
【0011】請求項3の発明のリニアコンプレッサによ
れば、ピストンのピストン部にオイル流出孔に連続した
溝を形成したので、オイルポンプから供給されてオイル
流出孔から流出したオイルは、シリンダとピストンとの
摺動部分全体に円滑に行き渡るようになる。これによっ
て、収納部分は十分に潤滑され、耐久性と信頼性を向上
させることができる。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図1は本発明のリニアコンプレッサ1の縦断側面図
を示す。リニアコンプレッサ1の密閉容器2内には、電
動要素3と圧縮要素4とが収納されており、前記電動要
素3は固定子6とその内側に配設された振動子7、及び
バネ部材8、9などから構成され、圧縮要素4は前記固
定子6を取り付けるモータケースとなるシリンダ11
と、このシリンダ11のシリンダ部11A内に、上端の
ピストン部12Aを往復動(上下動)自在に遊挿された
ピストン12などから構成されている。
【0013】前記シリンダ11のシリンダ部11A上端
部には図示しない吸込弁及び吐出弁が取り付けられ、各
弁に連通して吸込マフラ13及び吐出マフラ14がシリ
ンダ11上部に取り付けられている。
【0014】前記固定子6は、ピストン12の移動方向
(上下方向)に積層された複数枚の電磁鋼板16・・か
ら成る固定子鉄心17と、各電磁鋼板16・・の内周部
に複数形成された溝内に溝絶縁紙を介して巻装されたコ
イル19とから構成されている。この場合コイル19に
電流を流した場合、固定子6には水平面内で電磁鋼板1
6の中心を通過する磁束が発生し、電流の向きによって
磁束の向きも反転する。
【0015】次に、前記振動子7内には半円弧状の永久
磁石26〜29が設けられており、ピストン12はこの
振動子7の内側に固着されている。また、ピストン12
を含む振動子7は固定子6の電磁鋼板16の中心と同心
的に挿入されており、これによって、固定子6の磁束は
ピストン12を含む振動子7を水平方向に横切る向き、
実際にはピストン12の移動方向(上下方向)に直交す
る平面(水平面)内に発生することになる。
【0016】前記永久磁石26と27は振動子7の上部
に、永久磁石28と29は下部に設けられ、これによっ
て、永久磁石26と28、27と29はピストン12の
移動方向(上下方向)に並設され、また、永久磁石26
と27、28と29は前記振動子7を横切る磁束の方向
に並設されている。更に、永久磁石26と27は相反す
る極を対向させ、永久磁石28と29も相反する極を対
向させている。また、永久磁石26と28、及び、永久
磁石27と29も極性の相異なるものとされている。
【0017】前記固定子6の下端にはフレーム34が取
り付けられており、このフレーム34の上面にはシリン
ダ部11Aの下方に対向して上向きの副軸受36が取り
付けられている。そして、前記ピストン36の下部はこ
の副軸受36内に上下移動自在に支持されていると共
に、副軸受36の側面にはオイル吸込孔37、37が穿
設されている。また、密閉容器2内下部には副軸受36
の周囲までオイルが満たされている。
【0018】ここで、前記ピストン36は上端が閉塞さ
れ、下端が開放した内部中空円筒状を呈しており、その
内部下端にはオイルポンプ38が取り付けられている。
このオイルポンプ38は、図2に示す如く上面の小孔4
1と、下面の開口42と、この開口42から小孔41に
向けて放物線を描いて徐々に狭くなる吹出通路43とを
備えており、開口42は副軸受36内に開放している。
尚、吹出通路43は図3の如く直線的な傾斜面(テーパ
状)としても良い。
【0019】また、ピストン36のピストン部にはシリ
ンダ11のシリンダ部11Aとの摺動部分に対応してオ
イル流出孔46が穿設されており、のオイル流出孔46
はピストン36内を介して前記オイルポンプ38の小孔
41と連通している。
【0020】更に、前記バネ部材8、9はコイルスプリ
ングから成り、バネ部材8はシリンダ11と振動子7の
上面間に介設され、バネ部材9はフレーム34と振動子
7の下面間に介設されて、非通電状態で振動子7を固定
子6の上下方向の中央、即ち、ピストン12の往復動の
中央部に保持する。これによって、ピストン12の動作
が円滑化される。尚、バネ部材8、9は所謂オックスフ
ォード板バネで構成しても良い。
【0021】以上の構成で、コイル19に交番電流を流
すとピストン12の移動方向に直交する平面内にて振動
子7を横切る磁束が発生する。振動子7は、この磁束が
通過し易い例えば永久磁石26、27が固定子6に対向
するよう、バネ部材8を伸長、バネ部材9を圧縮させて
下方に移動する。そして、電流の向きが反転すれば今度
は逆に永久磁石28、29が固定子6に対向するよう上
方に移動するので、これによって、ピストン12はシリ
ンダ部11A内で往復振動(上下動)することになる。
このピストン12の往復動によって、吸込マフラ13を
介して吸込弁から冷媒が吸引され、圧縮されて吐出弁よ
り吐出マフラ14に吐出される。
【0022】ここで、ピストン12が上方のシリンダ1
1側に移動すると、副軸受36内の圧力が低下するた
め、図4中矢印で示す如くオイル吸込孔37、37より
副軸受36内にオイルが吸い込まれる。そして、ピスト
ン12が下方の副軸受36側に移動すると、オイル吸込
孔37、37が閉塞されるので、この吸い込まれたオイ
ルは開口42からオイルポンプ38内に流入する。オイ
ルポンプ38内に流入したオイルは徐々に狭くなる吹出
通路43を通過する過程で圧縮され、上端の小孔41か
ら図5中矢印で示す如く吹き出され、やがて上方のピス
トン部12Aのオイル流出孔46に到達する。このオイ
ル流出孔46に達したオイルは、そこからピストン部1
2Aとシリンダ部11Aとの間に流出するので、シリン
ダ11とピストン12Aとの摺動部分は円滑、且つ、十
分に潤滑され、耐久性と信頼性が向上するようになる。
【0023】次に、図6は本発明のリニアコンプレッサ
1のオイルポンプ38の他の構成を示している。この場
合オイルポンプ38は、ピストン12の下端に取り付け
られた弁座51と、弁体52と、バネ部材としてのスプ
リング53及び弁座51の上方に位置した基板54とか
ら構成されている。前記弁座51の内面は下端の開口5
1Aから徐々に拡開する傾斜面とされており、基板54
にはピストン12内面との間に間隙54Aが形成されて
いる。そして、弁体52は弁座51の開口51A上に配
置され、これを開閉自在に閉塞すると共に、スプリング
53は基板54と弁体52間に挿入され、常時弁体52
を弁座51の開口51Aに押し付けて閉塞するよう付勢
する。
【0024】以上の構成で、ピストン12が上方のシリ
ンダ11側に移動すると前述同様にオイル吸込孔37、
37より副軸受36内にオイルが吸い込まれる。そし
て、ピストン12が下方の副軸受36側に移動すると、
オイル吸込孔37、37が閉塞されるので、副軸受36
内の圧力が上昇する。この圧力により、スプリング53
に抗して弁体52が上昇し、弁座51の開口51Aを開
放する。これによって、副軸受36内に吸い込まれたオ
イルは図7中矢印の如く開口51Aからピストン12内
に流入し、徐々に溜まって行ってやがてピストン部12
Aのオイル流出孔46に到達するので、シリンダ11と
ピストン12との摺動部分は円滑、且つ、十分に潤滑さ
れ、耐久性と信頼性が向上する。
【0025】尚、図6及び図7では弁座51の内面形状
を傾斜面としたが、それに限らず、図8の如く単純な板
状のものとし、弁体52もそれを閉塞できる板体で構成
しても差し支えない。
【0026】次に、図9は本発明のリニアコンプレッサ
1のオイル流出孔46部分の他の構成を示している。こ
の場合、ピストン12とシリンダ11が摺動するピスト
ン部12Aの外面には、オイル流出孔46に連続して下
方に延在する溝61が凹陥して形成されている。また、
オイル流出孔46の内側に対応するピストン12内には
環状のオイル溜62が取り付けられている。
【0027】これによって、上述の如くオイルポンプ3
8によりピストン12内に流入したオイルは、オイル溜
62上に貯留された後、オイル流出孔46から流出して
溝61内に入り、流下するようになるので、シリンダ1
1とピストン12との摺動部分全体に円滑に行き渡るよ
うになる。これによって、収納部分は十分に潤滑され、
耐久性と信頼性を向上させることができる。尚、溝61
の延在方向を図11の如く上下方向に対して傾斜させれ
ば、より広い範囲にてオイルを行き渡らせることが可能
となる。
【0028】また、図12の如く溝61の下端部にピス
トン12内に連通した孔63を穿設しても良い。係る構
成によれば孔63により溝61内の圧力はピストン12
内とバランスされるようになるので、オイル流出孔46
から溝61内にオイルが入り易くなる。更に、図13の
如く溝61の下端から更に下方に延在する細溝64を形
成しても良い。尚、この細溝64はピストン12が下死
点に降下したときに、シリンダ11のシリンダ部11A
より下方に臨むものとする。これによって、溝61内は
細溝64を介して密閉容器2内の低圧域に連通するの
で、オイル流出孔46から溝61内にオイルが入り易く
なり、シリンダ11とピストン12との摺動部分をより
円滑、且つ、有効に潤滑することができるようになる。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ピストンがシ
リンダ側に移動したときにオイル吸込孔より副軸受内に
オイルが吸い込まれ、ピストンが副軸受側に移動したと
きに、この吸い込まれたオイルが開口からオイルポンプ
内に流入する。オイルポンプ内に流入したオイルは吹出
通路を通過する過程で圧縮され、小孔から吹き出されて
ピストン部のオイル流出孔に至るので、シリンダとピス
トンとの摺動部分は円滑、且つ、十分に潤滑され、耐久
性と信頼性が向上する。
【0030】請求項2の発明によれば、ピストンがシリ
ンダ側に移動したときにオイル吸込孔より副軸受内にオ
イルが吸い込まれ、ピストンが副軸受側に移動したとき
の圧力により、バネ部材に抗して弁体がオイルポンプの
開口を開放する。これによって、副軸受内に吸い込まれ
たオイルが開口から流入し、やがてピストン部のオイル
流出孔に到達するので、シリンダとピストンとの摺動部
分は円滑、且つ、十分に潤滑され、耐久性と信頼性が向
上する。
【0031】請求項3の発明によれば、ピストンのピス
トン部にオイル流出孔に連続した溝を形成したので、オ
イルポンプから供給されてオイル流出孔から流出したオ
イルは、シリンダとピストンとの摺動部分全体に円滑に
行き渡るようになる。これによって、収納部分は十分に
潤滑され、耐久性と信頼性を向上させることができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリニアコンプレッサの縦断側面図であ
る。
【図2】本発明のリニアコンプレッサのオイルポンプ部
分の拡大縦断側面図である。
【図3】図2の他の実施例を示す図である。
【図4】図3のオイルポンプの作用を説明する図であ
る。
【図5】同じく図3のオイルポンプの作用を説明する図
である。
【図6】もう一つの本発明のリニアコンプレッサのオイ
ルポンプ部分の拡大縦断側面図である。
【図7】図6のオイルポンプの動作を説明する図であ
る。
【図8】図6のオイルポンプの他の実施例を示す図であ
る。
【図9】更にもう一つの本発明のリニアコンプレッサの
オイル流出孔部分の拡大縦断側面図である。
【図10】図9のオイル流出孔と溝の正面図である。
【図11】図10の他の実施例を示す図である。
【図12】図9の他の実施例を示す本発明のリニアコン
プレッサのオイル流出孔部分の拡大縦断側面図である。
【図13】図12の他の実施例を示すオイル流出孔と溝
の正面図である。
【符号の説明】
1 リニアコンプレッサ 2 密閉容器 3 電動要素 4 圧縮要素 7 振動子 11 シリンダ 11A シリンダ部 12 ピストン 12A ピストン部 36 副軸受 37 オイル吸込孔 38 オイルポンプ 41 小孔 42 開口 43 吹出通路 46 オイル流出孔 51A 開口 52 弁体 53 スプリング 61 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−189384(JP,U) 実開 昭58−8761(JP,U) 実開 昭57−84371(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 35/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内に電動要素と圧縮要素とを収
    納し、この圧縮要素を、シリンダと、前記電動要素の振
    動子に取り付けられて往復動するピストンとから構成し
    たリニアコンプレッサにおいて、 前記ピストンの一端に形成され、前記シリンダ内に往復
    動自在に遊挿されたピストン部と、前記シリンダと対向
    する位置に設けられ、前記ピストンの他端を往復動自在
    に保持する副軸受と、この副軸受に形成されたオイル吸
    込孔と、前記ピストンのピストン部に形成されたオイル
    流出孔と、前記ピストン内の他端に設けられたオイルポ
    ンプとを備え、このオイルポンプは、前記オイル流出孔
    に連通する小孔と、前記副軸受内に開放した開口と、こ
    の開口から前記小孔に向けて徐々に狭くなる吹出通路と
    を備えていることを特徴とするリニアコンプレッサ。
  2. 【請求項2】 密閉容器内に電動要素と圧縮要素とを収
    納し、この圧縮要素を、シリンダと、前記電動要素の振
    動子に取り付けられて往復動するピストンとから構成し
    たリニアコンプレッサにおいて、 前記ピストンの一端に形成され、前記シリンダ内に往復
    動自在に遊挿されたピストン部と、前記シリンダと対向
    する位置に設けられ、前記ピストンの他端を往復動自在
    に保持する副軸受と、この副軸受に形成されたオイル吸
    込孔と、前記ピストンのピストン部に形成されたオイル
    流出孔と、前記ピストン内の他端に設けられたオイルポ
    ンプとを備え、このオイルポンプは、前記オイル流出孔
    と副軸受内とを連通する開口と、この開口をピストン内
    側から閉塞する弁体と、この弁体を常時前記開口に押し
    付けるバネ部材とを備えていることを特徴とするリニア
    コンプレッサ。
  3. 【請求項3】 密閉容器内に電動要素と圧縮要素とを収
    納し、この圧縮要素を、シリンダと、前記電動要素の振
    動子に取り付けられて往復動するピストンとから構成し
    たリニアコンプレッサにおいて、 前記ピストンの一端に形成され、前記シリンダ内に往復
    動自在に遊挿されたピストン部と、このピストン部に形
    成されたオイル流出孔と、前記ピストン内の他端に設け
    られ、前記オイル流出孔にオイルを供給するオイルポン
    プとを備え、前記ピストン部の外面には前記オイル流出
    孔に連続した溝を形成したことを特徴とするリニアコン
    プレッサ。
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