JP3218716B2 - 入力装置、及び入力システム - Google Patents

入力装置、及び入力システム

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JP3218716B2 JP22356992A JP22356992A JP3218716B2 JP 3218716 B2 JP3218716 B2 JP 3218716B2 JP 22356992 A JP22356992 A JP 22356992A JP 22356992 A JP22356992 A JP 22356992A JP 3218716 B2 JP3218716 B2 JP 3218716B2
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F2300/00Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game
    • A63F2300/10Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game characterized by input arrangements for converting player-generated signals into game device control signals
    • A63F2300/105Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game characterized by input arrangements for converting player-generated signals into game device control signals using inertial sensors, e.g. accelerometers, gyroscopes

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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Gyroscopes (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は所定機器に対して操作情
報等を入力するための入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】操作情報等の入力装置としては、例えば
オーディオ/ビジュアル機器に対するリモートコマンダ
ーや、コンピュータ装置に用いるマウス、ゲーム機器に
おける操作部、等が一般に広く知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の入力装
置は、必ずしも人間が使用して操作する手段として最適
であるとはいえなかった。即ち、ヒューマンインターフ
ェースに優れていない。
【0004】また、操作内容が多様化すればするほど入
力装置の操作が煩雑になり、入力装置を使用して各種機
器の操作を行なうことが困難になるという問題もあっ
た。例えばA/V機器に対するリモートコマンダーでは
機器の高機能化に伴い操作キーの数も増え、ユーザーが
或る操作を実行したいときにどのキーを押せばよいのか
がわからなくなるといったことも発生する。また、コン
ピュータ入力装置としてのマウスの場合は、下部の回転
体を動かすために、机上等の操作スペースが必要にな
り、手軽に操作できない場合も生ずる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点にかんがみてなされたもので、人間の動作等に対応し
て所定の入力すべき信号を発生させることにより、操作
性の優れた入力装置を提供することを目的とする。
【0006】このために入力装置として、片手で所持可
能なサイズに形成された本体筐体と、本体筐体の第1の
方向の移動についての第1の検出信号を発生させる第1
の角速度センサ手段と、本体筐体の第2の方向の移動に
ついての第2の検出信号を発生させる第2の角速度セン
サ手段と、を備えるようにする。
【0007】また、上記の第1及び第2の検出信号に基
づいて情報を発生させる情報発生手段と、この情報発生
手段によって発生された情報を所定機器に対する入力情
報として送信する送信手段とをさらに備えて構成される
ようにする。
【0008】また、第1及び第2の角速度センサ手段
は、当該入力装置内においてフローティング状態で保持
され、重力方向に対して常に一定の位置状態が保たれる
ように構成する。
【0009】本発明の入力システムとしては、入力装置
と制御装置から成り、入力装置は、片手で所持可能なサ
イズに形成された本体筐体と、本体筐体の第1の方向の
移動についての第1の検出信号を発生させる第1の角速
度センサ手段と、本体筐体の第2の方向の移動について
の第2の検出信号を発生させる第2の角速度センサ手段
と、第1及び第2の検出信号に基づいて情報を発生させ
る情報発生手段と、情報発生手段によって発生された情
報を所定機器に対する入力情報として送信する送信手段
と、を備えるようにする。 また制御装置は、上記の送信
手段からの入力情報を受信する受信手段と、画像表示手
段と、入力情報に応じて、画像表示手段上で表示される
カーソルの移動を制御する画像制御手段と、を備えるよ
うにする。
【0010】また上記入力システムにおいて、第1の検
出信号は、入力装置の本体筐体の左右方向の移動の検出
信号であり、情報発生手段は、第1の検出信号に応じ
て、画像表示手段上でカーソルの水平方向の移動を制御
するための情報を発生するようにする。 さらに、第2の
検出信号は、入力装置の本体筐体の上下方向の移動の検
出信号であり、情報発生手段は、第2の検出信号に応じ
て、画像表示手段上でカーソルの垂直方向の移動を制御
するための情報を発生するようにする。 また、第1及び
第2の角速度センサ手段は、入力装置内においてフロー
ティング状態で保持され、重力方向に対して常に一定の
位置状態が保たれるように構成する。
【0011】
【作用】上記の第1、第2の検出信号、即ち入力装置の
物理的位置変位又は移動速度の検出信号によって得られ
たを情報を、所定の機器(制御装置)に対する入力情報
として出力することで、入力装置に対する人間の動作自
体が入力操作となる。例えばユーザーが入力装置を保持
して左右や上下に振ったり、回転させたりすることが、
そのまま所定の操作として対応させることができる。
【0012】また、このような操作の際にユーザーが入
力装置を傾けて保持したりしても、検出手段が入力装置
内においてフローティング状態で保持されて常に重力方
向に対して一定の位置を保つようにすることで、ユーザ
ーの手の動き(入力装置を保持した手)に正しく対応し
入力情報を得ることができる。
【0013】
【実施例】まず、図1〜図7により本発明の入力装置の
一実施例として角速度センサを用いたリモートコマンダ
ーの基本的構成について説明する。図1はリモートコマ
ンダーの内部構成のブロック図であり、1は角速度セン
サとしての振動ジャイロを示している。
【0014】振動ジャイロとは、振動している物体に回
転角速度を加えると、その振動と直角方向にコリオリ力
が生じる特性を有しており、このコリオリ力Fは、次の
ように表わされる。 F=2mvω (m:質量、v:速度、ω:角速度) 従って、角速度ωはコリオリ力Fに比例することにな
り、コリオリ力Fを検出することで回転角速度を検出す
ることができる。
【0015】振動ジャイロ1には駆動用圧電磁器1aと
検出用圧電磁器1bが取り付けられており、駆動用圧電
磁器1aにはオシレータ2の発振出力である交番信号が
印加されるようになされる。この状態で振動ジャイロ1
がΩ0 方向に回転されると、検出用圧電磁器1bにコリ
オリ力Fが加わり、電圧Eが発生する。
【0016】検出用圧電磁器1bから得られる微少な電
圧はアンプ3で増幅されてA/D変換器4に供給され、
デジタルデータとされる。5はCPU5a、ROM5
b、RAM5cを有するマイクロコンピュータによって
形成される制御部を示し、ROM5b又はRAM5cに
は送信すべきコマンド信号が記憶されている。6はクロ
ック発振器を示す。
【0017】7は例えば図4のようにリモートコマンダ
ー10に操作キーとして設けられたエンターキーを示
し、エンターキー7の操作情報も制御部5に供給され
る。制御部5はエンターキー7の操作に応じてエンター
コマンドをROM5b又はRAM5cから読み出して出
力し、送信部8に供給する。
【0018】また、制御部5はA/D変換器4から入力
された、電圧Eのデジタルデータに応じてROM5b又
はRAM5cからアップコマンド又はダウンコマンドを
読み出し、送信部8に供給する。振動ジャイロ1に加わ
った角速度ωと発生する電圧Eは図2のように比例関係
にあり、制御部5は例えば、入力された電圧E(デジタ
ルデータ)を電圧値Va,Vb,Vc,Vdと比較する
ことによってユーザーがリモートコマンダー10に対し
て行なった操作に応じたコマンドコードを出力すること
ができる。
【0019】例えばリモートコマンダー10を上方向に
振ったときの角速度により電圧Eが上昇し、下方向に振
ったときの角速度により電圧Eが下降するように、リモ
ートコマンダー10内に振動ジャイロ1を配置したとす
るとき、制御部5は例えば図3のフローチャートに従っ
て発生すべきコマンドコードを判別する。
【0020】エンターキー7が押された場合は、無条件
にエンターコマンドを発生させる (F101→F102) が、そ
れ以外の場合、入力された電圧E(デジタルデータ)を
電圧値Va,Vb,Vc,Vdと比較する。そして、V
c<E<Vdであれば、即ちリモートコマンダー10が
上方へ振られた場合はアップコマンドをROM5b又は
RAM5cから読み出す (F103→F104) 。また、Va<
E<Vbであれば、即ちリモートコマンダー10が下方
へ振られた場合はダウンコマンドを読み出す (F105→F1
06) 。
【0021】このようにして制御部5から発生されたコ
マンドコードは送信部8において所定の変調処理が施さ
れ、赤外線信号、又は電波により、所定機器に対して出
力される。なお、制御部5において入力された電圧E
が、Vb≦E≦Vcの場合は、コマンドコードの発生を
行なわないが、これは、リモートコマンダー10に対し
てユーザーがちょっと触ったり持ち歩いたりした際にコ
マンドコードが出力されないように不感帯として設定し
ているものである。
【0022】このリモートコマンダー10からは、エン
ターコマンド、アップコマンド、ダウンコマンドの3種
類のコマンドコードしか出力されないが、この場合、例
えばコマンドコードの受信機器側に図5のような構成の
入力コマンド対応制御部を操作対象となる機器と一体に
又は別体に設けることにより、多種類の操作が実行でき
る。
【0023】図5において21はリモートコマンダー1
0から赤外線又は電波で送信されたコマンドコードを受
信し、電気信号に変換して復調する受信部、22は受信
部21で受信復調されたコマンドコードに基づいて制御
を行なうマイクロコンピュータによる入力制御部であ
り、CPU22a、ROM22b、RAM22cを有す
る。また、23は制御部22の制御に応じて、その機器
と一体に形成され又は別体で接続された表示部(例えば
CRT)24に対して所定のキャラクタを供給し、表示
動作をなさしめるグラフィックコントローラである。な
お、25はクロック発振器である。
【0024】制御部22はグラフィックコントローラ2
3に対して、たとえばCRT24に図6のようなVT
R、CDプレーヤ、テレビジョン受像機等に対応した操
作内容の表示及びカーソルKの表示を実行させる。そし
て、制御部22は、リモートコマンダー10から供給さ
れたアップコマンド又はダウンコマンドに応じて、CR
T画面上でカーソルKを移動させる。
【0025】そして、ユーザーがリモートコマンダー1
0を上下に振りながらカーソルKを例えば図示するよう
にVTRの再生ボタンに相当する画面上の位置に移動さ
せた際に、エンターキー7を押したとすると、この『V
TR:再生』を示すコマンドコードをROM22b又は
RAM22cから読み出し、送信部26に供給し、例え
ば赤外線信号による変調信号として図示しないVTR装
置に送信する。又は、この図5の入力コマンド対応制御
部がVTR装置内に設けられている場合は、『VTR:
再生』のコマンドコードを端子27から所定の動作制御
部に供給して、再生動作を実行させる。
【0026】即ち制御部22には、CRT24における
表示画面上の各種操作内容の表示領域と対応した座標デ
ータが保持されるとともに、実際のコマンドコードが記
憶されており、アップコマンド又はダウンコマンドの位
置指定情報に応じてカーソルKを移動させた際に、現在
カーソルKによって指定されている座標位置を把握して
いる。そして、エンターコマンドが入力されることによ
ってその座標位置の指定が決定されたと判断して、その
座標位置に対応したコマンドコードとして保持している
コマンドコードを読み出し、送信部26又は端子27に
出力するようになされているものである。
【0027】従って、ユーザーはCRT24の画面をみ
ながらリモートコマンダーを上下に振ってカーソルKを
移動させ、所要位置でエンターキー7を押すという操作
で各種機器に対する操作を行なうことができ、リモート
コマンダー10に対するキー操作は非常に簡便なものと
なる。またカーソルKの動きはユーザーの手の動きに連
動したものとなるため、所謂ヒューマンインターフェー
スに著しく優れた操作手段となる。もちろん操作キーの
数は最低限の数でよく、キーの増加による操作の混乱と
いうことは完全に解消され、また、画面を見ながら操作
できるため操作が煩わしくなることもない。
【0028】なお、このようなリモートコントロールシ
ステムの場合、リモートコマンダー10にはエンターキ
ー7を設けることは必ずしも必要ではない。即ち受信側
の制御部22は、その座標データ上においてカーソルK
の動きを把握しているため、例えばユーザーが『VT
R:再生』の操作内容の表示部分を上下に数回往復させ
た場合などにエンターと判別することも可能であり、こ
のようにすれば、リモートコマンダー10は操作キーの
全く存在しないものとすることができる。
【0029】また、各ユーザーによってリモートコマン
ダー10の操作(上下振り)が激しかったり弱かったり
する差があるため、アップコマンド、ダウンコマンドの
出力感度を可変させるようにしてもよい。例えばリモー
トコマンダー10のアンプ3にボリュームを設けて調整
したり、或は受信側で制御部22において座標移動情報
としてのアップコマンド及びダウンコマンドに対して座
標移動量の係数を変化させて調節することができるよう
にすればよい。
【0030】以上は角速度センサとして振動ジャイロを
用いた入力装置の基本的な構成であるが、応用例とし
て、例えば図7に示すように振動ジャイロ1をリモート
コマンダー10内において垂直方向y及び水平方向xに
対応する移動情報(角速度)検出手段として、直交方向
に2単位設ける(1x,1y)ことが考えられる。即ち
リモートコマンダー10を上下方向へ振った時の角速度
ωx を検出して、アップコマンド又はダウンコマンドを
出力するとともに、リモートコマンダー10を左右方向
へ振った時の角速度ωy を検出して、例えば左移動コマ
ンド又は右移動コマンドを出力するようにする。
【0031】これを受信側の制御部22では指定される
座標位置(=カーソルKの表示位置対応座標)の上下方
向移動及び左右方向移動として把握し、上記動作を行な
うようにすれば、さらに入力操作性は向上することにな
る。
【0032】なお、所定機器に対する入力すべき情報と
して、エンターコマンド、アップコマンド、ダウンコマ
ンドのみでよい場合、もしくはこれに加えて左移動コマ
ンド、右移動コマンドのみでよい場合は、図のような入
力コマンド対応制御部を設ける必要はなく、コマンド受
信側機器においてリモートコマンダー10から送信され
たコマンドコードを直接機器制御コードとして用いれば
よい。この場合、例えばパーソナルコンピュータに置け
るマウスと同等の機能を有する入力装置として採用でき
るとともに、ローラの回転動作を入力情報とするマウス
と異なり、入力装置を机上等に接触させることなく移動
情報を入力情報に変換して送信できるという利点も生ず
る。
【0033】本発明の入力装置の他の実施例として、位
置指定情報を加速度センサによる検出出力を用いて発生
させてもよい。入力装置としての構成は前記図1とほぼ
同様であり、角速度センサに代えて加速度センサを設け
る。
【0034】加速度センサを例えば図8のように、入力
装置としてのリモートコマンダー10内に3単位設け
る。即ち、リモートコマンダー10の左右方向(x方
向)の変位動作における加速度を検出する加速度センサ
11xと、上下方向(y方向)の変位動作における加速
度を検出する加速度センサ11yと、前後方向(z方
向)の変位動作における加速度を検出する加速度センサ
11zとを配置する。すると、リモートコマンダー10
に対してユーザーが行なった上下、左右、前後の移動に
対応させてを所定のコマンドコード出力することができ
る。もちろん、搭載する加速度センサの数は、操作対象
機器に応じて設定すればよく、1又は2単位、もしくは
4単位以上であってもよい。
【0035】さらに、物理的変位を検出する検出手段と
して、図9のように傾斜センサ12を設けてもよい。こ
の場合、傾斜センサ12により検出されたリモートコマ
ンダー10の上下方向θy の傾きに基づいて、これを所
定のコマンドコードを発生させ、出力する。
【0036】また、物理的変位を検出する検出手段とし
て、図10のようにレール13上を移動する金属ボール
14によるものも考えられる。即ち入力装置をいづれの
方向かに傾けることによって金属ボール14はレール1
3上を端子15a、15bのいづれかの方向に転がり、
端子15a又は15bの接点を閉じる。端子15aか1
5bのいづれが閉じられたかの情報を制御部5が取り込
み、それに応じて所定のコマンド信号を発生させ、送信
部8から出力するようにする。
【0037】ところで、以上各種の検出手段により、入
力装置の物理的変位、所定方向への角速度、加速度を検
出し、それらに基づいた位置指定情報を出力するように
したが、ユーザーが入力装置自体を常に水平垂直方向に
正しく保持して操作することは殆ど稀である。
【0038】例えば図7のようにx方向とy方向の変位
情報を検出するようにした入力装置に対して、ユーザー
が傾いた状態で保持して入力装置を水平に振ると、x方
向の変位情報とy方向の変位情報が合成されて検出さ
れ、例えば図5のような入力コマンド対応制御部を設け
て操作する場合、カーソルKは画面上で斜めに移動して
しまう。つまり、ユーザーの操作動作と入力情報の対応
が正しくとれない。このため、検出手段は入力装置の傾
きにかかわりなく、常に一定の方向性を保つようにする
ことが望ましい。
【0039】そこで、例えば検出手段(振動ジャイロ1
x、1y)を、図11に示すように直交状態に固着する
とともに、左右方向(x方向)の角速度を検出するため
に垂直状態に配置される振動ジャイロ1xの上部に軸J
を挿通し、軸受15によって保持するようにする。即
ち、検出手段をフローティング状態で入力装置内に装着
するようにする。すると、入力装置(リモートコマンダ
ー10)を背面斜め上方から示した図12(a)(b)
のように、リモートコマンダー10の傾き状態によら
ず、内部の検出手段(振動ジャイロ1x、1y)は常に
重力方向に対して一定の方向状態を保つことになる。こ
れにより、入力装置に対するユーザーの持ち方によら
ず、正しい操作情報を出力することができる。なお、フ
ローティング構造はこのように軸支方式に限られるもの
ではない。
【0040】本発明の各種実施例における使用例として
は、もちろん上記したように本発明の入力装置をAV機
器やエアコンディショナー等の電子機器に対するリモー
トコマンダーや、パーソナルコンピュータ等に対応する
マウスと同等の入力装置として採用するができるが、さ
らにそれ以外に、ゲーム機器に対する操作部としても採
用できる。例えば図13のように表示画面上にレーシン
グゲームの画面及びハンドルを表示させるとともに、角
速度センサを内蔵した入力装置10を左右方向に回転状
に振ることでハンドル操作がなされるようにする。
【0041】また、図14のようにバーチャルリアリテ
ィ(人工現実感)装置における、x,y,zの3次元方
向の変位情報を発生させるために3単位の加速度センサ
を内蔵した入力装置として構成し、入力装置を保持した
ユーザーの手の動きをx,y,z方向の移動量としてデ
ータ化する。この入力情報に基づいて本体装置側ではデ
ィスプレイ装置において手が空間上を動くようにシュミ
レート画面を表示するようにすることができる。
【0042】さらに、ポインティングデバイスとして採
用することも好適である。例えば大画面映像を用いて説
明者がプレゼンテーションを行なう場合、ロッドアンテ
ナ式の従来のポインタ又はレーザ光を用いたレーザポイ
ンタでは、ポインタが示したい位置に届かなかったり、
説明者が画面の邪魔になったり、さらに、説明しながら
継続して画面上の所定部位を示していたい場合にその動
作が大変である。ここで本発明をポインティングデバイ
スとして採用し、入力装置の移動に応じて画面上でポイ
ンタとしてのカーソルKを移動させて、所定部位を示す
ようにすることにより、上記不都合は解消される。
【0043】なお、上述の各種実施例は***作機器に対
してワイヤレスの入力装置として説明したが、もちろん
有線接続された入力装置としてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明の入力装置
び入力システムでは、第1及び第2の検出信号、即ち入
力装置の物理的位置変位又は移動速度の検出信号を、所
定の機器に対する入力信号として出力することで、人間
の動作等に対応して所定の入力すべき信号を発生させる
ことになり、操作性及びヒューマンインターフェースの
優れた入力装置、入力システムとして実現されるという
効果がある。
【0045】また、第1及び第2の検出信号を得るため
の第1及び第2の角速度センサ手段は、入力装置内にお
いてフローティング状態で保持されて常に重力方向に対
して一定の位置を保つようにすることで、操作の際にユ
ーザーが入力装置を傾けて保持したりしてもユーザーの
手の動き(入力装置を保持した手)に正しく対応した
力情報を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の角速度センサ用いた実施例の構成図で
ある。
【図2】実施例の角速度センサにおける角速度と電圧出
力の関係の説明図である。
【図3】実施例の角速度検出に基づくコマンドコード判
別動作のフローチャートである。
【図4】実施例のリモートコマンダーの外観図である。
【図5】実施例のリモートコマンダーに対応する入力コ
マンド対応制御部の構成図である。
【図6】実施例の入力コマンド対応制御部による操作内
容表示例の説明図である。
【図7】実施例の角速度センサの配置状態の説明図であ
る。
【図8】本発明の加速度センサ用いた実施例の説明図で
ある。
【図9】本発明の傾斜センサ用いた実施例の説明図であ
る。
【図10】本発明の金属ボールによる角度変位センサ用
いた実施例の説明図である。
【図11】実施例における検出手段のフローティング構
造の説明図である。
【図12】実施例における検出手段の一定位置保持状態
の説明図である。
【図13】実施例の入力装置をゲーム機器の操作手段と
して採用した場合の説明図である。
【図14】実施例の入力装置をバーチャルリアリティシ
ステムの位置変位情報入力手段として採用した場合の説
明図である。
【図15】実施例の入力装置をポインティングデバイス
として採用した場合の説明図である。
【符号の説明】
1,1x,1y 振動ジャイロ 5 制御部 7 エンターキー 10 リモートコマンダー 11x,11y,11z 加速度センサ 12 傾斜センサ 14 金属ボール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 19/00 G06F 3/033 310 G08C 17/00 H04Q 9/00 371

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片手で所持可能なサイズに形成された本
    体筐体と、 前記本体筐体の第1の方向の移動についての第1の検出
    信号を発生させる第1の角速度センサ手段と、 前記本体筐体の第2の方向の移動についての第2の検出
    信号を発生させる第2の角速度センサ手段と、 を備え、 前記第1及び第2の角速度センサ手段は、当該入力装置
    内においてフローティング状態で保持され、重力方向に
    対して常に一定の位置状態が保たれるように構成したこ
    とを特徴とする入力装置。
  2. 【請求項2】 入力装置と、制御装置から成る入力シス
    テムとして、 前記入力装置は、 片手で所持可能なサイズに形成された本体筐体と、 前記本体筐体の第1の方向の移動についての第1の検出
    信号を発生させる第1の角速度センサ手段と、 前記本体筐体の第2の方向の移動についての第2の検出
    信号を発生させる第2の角速度センサ手段と、 前記第1及び第2の検出信号に基づいて情報を発生させ
    る情報発生手段と、 前記情報発生手段によって発生された情報を所定機器に
    対する入力情報として送信する送信手段と、 を備え、 前記制御装置は、 前記送信手段からの前記入力情報を受信する受信手段
    と、 画像表示手段と、 前記入力情報に応じて、前記画像表示手段上で表示され
    るカーソルの移動を制御する画像制御手段と、 を備え、 前記第1及び第2の角速度センサ手段は、前記入力装置
    内においてフローティング状態で保持され、重力方向に
    対して常に一定の位置状態が保たれるように構 成したこ
    とを特徴とする入力システム。
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