JP3218179U - Handrail mounting jig for nursing pole - Google Patents
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Abstract
【課題】掃き出し窓、人の出入り口、物の出し入れ口等において、掃き出し窓や出入り口等を挟んで並行に設置された縦型介護用ポール装置の間に設けた手摺りの脱着を簡単かつ容易にする介護ポール用手摺り取付治具を提供する。
【解決手段】取付治具Bは、ポール1に固定される基部71と、その基部71から横方向に突出する把持部72とからなる。その把持部は、基部から突出する対の円弧状片74aを有する二股状となっている。取付冶具は、弾力を有する合成樹脂からなり、対の円弧状片の対向先端が向き合う間隙75から、手摺り40を嵌めて対の円弧状片でその手摺を円弧状に把持して支持する。掃き出し窓や出入り口等を挟んで並行に設置されたポール1間に一方を着脱ブラケット、他方を回転ブラケットで支持された手摺り40を架設する。手摺りが邪魔の場合、鎖線のように、手摺りを跳ね上げてこの取付治具に支持する。
【選択図】図14[PROBLEMS] To easily and easily attach and detach a handrail provided between vertical nursing care pole devices installed in parallel with a sweeping window, an entrance / exit, etc. across a sweeping window, a person's entrance / exit, an entry / exit port, etc. A handrail mounting jig for a nursing pole is provided.
A mounting jig B includes a base portion 71 fixed to a pole 1 and a gripping portion 72 projecting laterally from the base portion 71. The gripping portion has a bifurcated shape having a pair of arcuate pieces 74a protruding from the base. The mounting jig is made of a synthetic resin having elasticity, and the handrail 40 is fitted from the gap 75 where the opposed tips of the pair of arcuate pieces face each other, and the handrail is gripped and supported by the pair of arcuate pieces in an arc shape. A handrail 40 supported on one side by a detachable bracket and on the other side by a rotating bracket is installed between poles 1 installed in parallel with a sweeping window and an entrance / exit. When the handrail is in the way, the handrail is flipped up and supported by the mounting jig as shown by a chain line.
[Selection] Figure 14
Description
この考案は、一般家庭や介護施設等において、身障者、高齢者等の要介護者が歩行時等に捕まって安定した姿勢を確保するために用いる縦型介護用ポール装置等に使用される、そのポールに手摺りを取付ける治具に関するものである。 This device is used in vertical nursing care pole devices, etc. used to secure a stable posture when a care recipient such as a disabled person or an elderly person walks etc. The present invention relates to a jig for attaching a handrail to a pole.
従来、足の弱った人が椅子、ベッドや便器等から立ち上がるのを補助する介護装置として、天井面と床面の間に立設する縦型ポールが知られている。
その縦型ポールは、例えば、上下方向のポールと、そのポールの上端に取付けられる天井側アタッチメントと、ポールの下端に取付けられる床側アタッチメントとを備えたものであり、その天井側アタッチメントとポール上端との間に弾性支持機構を設け、床側アタッチメントとポール下端との間に突張力調整機構を設けている(特許文献1段落0020〜0067、図1、特許文献2〜4等参照)。
Conventionally, a vertical pole standing between a ceiling surface and a floor surface is known as a care device for assisting a person with weak legs to get up from a chair, a bed, a toilet, or the like.
The vertical pole includes, for example, a vertical pole, a ceiling attachment attached to the upper end of the pole, and a floor attachment attached to the lower end of the pole. The ceiling attachment and the upper end of the pole Is provided with an elastic support mechanism, and a thrust adjusting mechanism is provided between the floor attachment and the lower end of the pole (see paragraphs 0020 to 0067 of
この縦型介護用ポール装置には、歩行時等の補助のため、手摺りが適宜に取り付けられる(特許文献2図1、段落0036〜同0037、符号40参照)。
その手摺りは、ポールに沿って上下方向に取付けられる場合のみならず、掃き出し窓等は手摺りを取り付ける壁がないため、また、人の出入り口、物の出し入れ口等においては、手摺りを取り付けると、その出入りや出し入れができないため、掃き出し窓や出入り口等を挟んで対のポールを並行して設け、その両ポール間に手摺りを設けている(本願図1、図2参照)。この並行のポール間の手摺りは、窓からの出入りを行う場合や、人の出入り、物の出し入れをする場合には、邪魔となるため、ポールから取り外すこととなる。
A handrail is appropriately attached to the vertical nursing care pole device for assistance during walking or the like (see Patent Document 2, FIG. 1, paragraphs 0036 to 0037, reference numeral 40).
The handrails are not only installed vertically along the pole, but also because there are no walls to which the handrails are attached to the sweep window, etc., and handrails are attached at the entrances and exits of people. Therefore, a pair of poles are provided in parallel with a sweeping window and an entrance / exit in between, and a handrail is provided between both poles (see FIGS. 1 and 2). This handrail between the parallel poles becomes an obstacle when entering / exiting from a window, entering / exiting a person, and taking in / out an object, and is therefore removed from the pole.
しかし、ポールへの手摺りの取付けは、通常、対の半割状リングでポールを挟み、その両半割状リングをボルトで締結し、一方の半割状リングに手摺り端部を円盤状取付板を介して行っている(特許文献3、段落0031〜0032、図1、図10参照)。
このボルトによる締結は、その取外し作業が煩雑であり、その改善が望まれる。このため、手摺りの取付けを簡単とするとともに、取外した手摺りをポールの別の位置にあずける(取付ける)ことが要求される。
However, a handrail is usually attached to a pole by sandwiching the pole between a pair of halved rings, fastening both halved rings with bolts, and a handrail end on one of the halved rings. This is done via an attachment plate (see Patent Document 3, paragraphs 0031 to 0032, FIGS. 1 and 10).
The fastening with this bolt requires a complicated removal work, and an improvement is desired. For this reason, it is required to simplify the attachment of the handrail and to move (attach) the removed handrail to another position of the pole.
この考案は、以上の実情の下、ポールから取外した手摺り端部の嵌め込み・脱着を容易にすることを課題とする。 This invention makes it a subject to make easy insertion and removal of the handrail end part removed from the pole under the above circumstances.
前記課題を達成するために、この考案は、まず、介護ポール用手摺り取付治具(手摺りキャッチャー)を合成樹脂製としたのである。合成樹脂は、射出成形等によって、種々の形状に成形することができる上に、組成を調整することによって、種々の適宜な弾力を有するものとすることができる。
つぎに、この考案は、その構成を、ポールに固定される基部と、その基部から横方向に突出する把持部とからなり、その把持部は、前記基部から突出する対の円弧状片を有する二股状となっている構成としたのである。
この構成のキャッチャー(取付冶具)は、弾力を有する合成樹脂からなるため、対の円弧状片の対向先端が向き合う間隙から、前記手摺りを嵌めて対の円弧状片でその手摺りを円弧状に把持して支持することができる。
In order to achieve the above object, in the present invention, a handrail mounting jig (handrail catcher) for a nursing pole is first made of a synthetic resin. The synthetic resin can be molded into various shapes by injection molding or the like, and can have various appropriate elasticity by adjusting the composition.
Next, the present invention comprises a base part fixed to the pole and a grip part projecting laterally from the base part, and the grip part has a pair of arcuate pieces projecting from the base part. The configuration is bifurcated.
Since the catcher (mounting jig) of this structure is made of a synthetic resin having elasticity, the handrail is fitted into the arcuate piece with a pair of arcuate pieces from the gap where the opposed tips of the arcuate piece of the pair face each other. Can be held and supported.
この考案は、以上のように構成して、手摺りの取付け・脱着を容易にしたので、その作業の簡単な手摺り取付冶具となる。 Since the present invention is configured as described above to facilitate attachment / detachment of the handrail, it becomes a handrail attachment jig for simple operation.
この考案に係る縦型介護用ポール装置の各実施形態を図1、図2に示し、この縦型介護用ポール装置Aは、掃き出し窓、人の出入り口、物の出し入れ口等において、掃き出し窓や出入り口等を挟んで(間にして)並行に対で設置されており、従来と同様に、床面Fと天井面Cの間に垂直(上下)に介設する。
その上下方向のポール1の下端に床面Fに固定する床用台座21、上端に天井面Cに固定する天井用台座31がそれぞれ設けられている。
Each embodiment of the vertical nursing care pole device according to the present invention is shown in FIG. 1 and FIG. 2, and this vertical nursing care pole device A has a sweeping window, They are installed in pairs in parallel with (in between) the entrance and the like, and are vertically (up and down) interposed between the floor surface F and the ceiling surface C, as in the past.
A
ポール1は、鋼管パイプ等の中空管からなって上下の部材1a、1bに分かれている。その一方(上側)のポール部材1aに対して他方(下側)のポール部材1bが大径となっており、他方のポール部材1bに一方のポール部材1aが隙間無く(ピッタリ)嵌って出没自在となっている。両ポール部材1a、1bの長さは、両ポール部材の嵌り合い長さを考慮して設置する床面Fと天井面Cの間隔に応じて適宜に設定する。この両ポール部材1a、1bは接続締結金具(連結金具)10によって適宜な伸縮長さ(出没長さ)で固定される。
The
その接続締結金具10は、特許文献3段落0016〜同0017、本願図3に示すように、円筒状半割リング11、11の対からなり、その各リング11の両側にはそれぞれフランジ12、12、12、12が設けられている。対向するフランジ12には同一軸上の孔13が形成されて、その一方がタッピングねじ孔となっている。半割リング11は軸方向中程で肉薄となって段差14が形成されている。
このため、この対の円筒状となった半割リング11、11に他方(下側)のポール部材1bを嵌めると、その段差14にポール部材1bの上端が係止して、その上端に接続締結金具10が取付けられる。接続締結金具10は、対向するフランジ12の一方の孔13にボルト15を差し込んで同他方の孔13にねじ込むことによって両リング11、11が締まって(縮径して)接続締結機能を発揮する。
As shown in Patent Document 3, paragraphs 0016 to 0017 and FIG. 3 of this application, the
For this reason, when the other (lower)
ポール1の長さ(両台座21、31の間隔)は、床面Fと天井面Cとの間隔より少し短い程度になるように、両ポール部材1a、1bをその軸方向に嵌め込んで接続締結金具10で一体とする。この締結は、他方のポール部材1bに一方のポール部材1aを嵌め込んで所要の長さにした後、その嵌め込み部に接続締結金具10を嵌めて行ったり、他方のポール部材1bの上端にこの接続締結金具10を落ちない程度に嵌め込み、その状態で、一方のポール部材1aを他方のポール部材1bに嵌め込んで所要の長さにした後、その嵌め込み状態で接続締結金具10のボルトをねじ込んで行ったりする。
The
床固定具20の台座21は、鋼板製ベース板から成り、図4〜図8(特許文献4段落0014〜同0019、同図2〜図6参照)に示すように、そのベース板21(床用台座)の中心には全長に亘ってねじが形成されたボルト22が立設(植設)されている。このボルト22は、その下端22aを研削して縮径し、その縮径端部22aを台座21の孔21aに嵌めて溶接することによって強固に立設されている。
ボルト22には、ロックナット23、ジャッキコマ24、回転防止コマ25、上昇防止用ナット23a及び固定ナット23bが設けられている。ロックナット23、ジャッキコマ24、上昇防止用ナット23a及び固定ナット23bはボルト22にねじ通されている。
ベース板21は床面Fにビス21bにより固定され、その裏面(下面)には滑り止めシート(板)を貼着することができる。回転防止コマ25の周りにはガイド筒26が設けられている。
前記ロックナット23はジャッキコマ24下面に圧接されてその弛みを防止する。上昇防止用ナット23a及び固定ナット23bは相互に締め付けられてボルト22の所要位置に固定されて回転防止コマ25(ジャッキコマ24)が必要以上に上昇するのを阻止して、天井が損傷されるのを防止する。
The
The
The
The
回転防止コマ25は、MCナイロン(6ナイロンと呼ばれるポリアミド樹脂)等の樹脂製であって、ボルト22に上下動自在に嵌め込まれている。回転防止コマ25の上面は円状凹部に形成されてこの凹部にポール部材1bの下端が嵌っている。回転防止コマ25の外周等分位置(この実施形態では周囲8等分位置)に上下方向全長に亘るガイド溝25aが形成されている。
ガイド筒26は、アルミニウム製の円筒状引き抜き品であって、円筒の内面に上下方向の対の弧状突条26a、26aが形成されて、その対の弧状突条26aは凹側が向き合って円状空間を形成しており、その対の突条26aが前記溝25aに嵌る突条となるとともに、床用台座21からのビス21cが前記空間を介してねじ込まれてガイド筒26が床用台座21に固定されている。
The
The
この構成によって、ジャッキコマ24がボルト22に対して回転することによって昇降し、それに伴って回転防止コマ25が昇降する。このため、回転防止コマ25の上面に他方のポール部材1bの下端が当接して(嵌って)いることによって、ポール部材1b(ポール1)も昇降する。ジャッキコマ24の回転は外周面の孔24aに棒材を嵌める等によって行う。
With this configuration, the
回転防止コマ25には埋め込みビス(イモネジ)25dが周囲等間隔に設けられており(図5参照)、このビス25dをねじ穴にねじ込んで、そのビス25dの尖った先端をポール部材1bに圧接することによってポール部材1bと回転防止コマ25が一体になる。この一体化によって、回転防止コマ25はガイド筒26を介して台座21に固定のため、ポール部材1b(ポール1)の回転が阻止される。ビス25dの数は任意である。
The
ボルト22の頂部にはABS樹脂(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合合成樹脂)製振れ止め用安定コマ27がねじ込まれている。安定コマ27は他方のポール部材1b内に移動可能にぴったり嵌り込む(ポール部材1b内径と安定コマ27の外径はほぼ同一となっている。)。
At the top of the
このボルト22、ジャッキコマ24等によって突張力調整機構が構成され、この突張力調整機構(床固定具)20に円錐台筒状のASA樹脂(アクリロニトリル・スチレン・アクリルゴム)製状カバー28が被せられる。このカバー28は他方のポール部材1bに嵌めてその軸方向に移動自在である。
以上のボルト22と、安定コマ27と、ジャッキコマ24と、回転防止コマ25と、ガイド筒26とから床固定具20は成る。
The
The
天井固定具30の台座31は鋼板製円形板からなる。この台座31の上面(天井面Cに接する面)にも前記床用台座21と同様の滑り止めシート(板)が貼着されている。
この台座31の下面に図9、図10A〜図10Dに示す弾性支持機構が構成されている。この弾性支持機構は、天板32bを有する(有蓋の)円筒状ケーシング(筐体)32内に構成されて、コイルばね33、摺動板34からなる。ばね33の数は、図示の対の2個に限らず、複数の場合はポール1の軸心に対して対称位置とする。1つのコイルばね33であれば、そのばね33の中心とポール1の軸心を同じとする。
The
The elastic support mechanism shown in FIGS. 9 and 10A to 10D is formed on the lower surface of the
ケーシング32はアルミニウム製の引き抜き品であって、円筒状を呈してその内面に上下方向の突条32aが形成されている(図10A参照)。この実施形態では、突条32aは対の弧状突片を対向させたものであり、対の突片の内面によって下記の皿ねじ32fのねじ込み面(孔)を形成する。
The
摺動板34は少なくとも側面が滑性の高い樹脂からなり、この実施形態ではPOM(ポリアセタール)樹脂からなる。この摺動板34はケーシング32の内部円形状と同一の円板状であり、その周囲等間隔に溝34aを有している(図10B参照)。この溝34aにケーシング32内面の前記突条32aが嵌る。この突条32aは、少なくとも摺動板34が上下に移動する長さがあれば良い。摺動板34に突条、ケーシング32内面に溝を形成することもでき、このとき、溝は少なくとも摺動板34が上下に移動する長さがあれば良い。溝34a及び突条32aの数及び間隔は、摺動板34の昇降を円滑に案内できる限りにおいて1つ、2つ、3つ等、及び非等間隔などと任意である。
The sliding
摺動板34の上面は適宜にリブ34bが形成されて補強とともにばね座34cが形成されている。
一方、摺動板34の下面にはアルミニウム板製当て板35が嵌められてボルト・ナット36によって固定されている。その当て板35下面の中央にはアルミニウム製無垢棒37がボルト37aによって固定され、その無垢棒37に一方のポール部材1aの上端が嵌め込まれてビス37b止めされている(図9、図10C参照)。
A
On the other hand, an aluminum
ケーシング32の上面には図10Dに示す天板32bが嵌って、その天板32bは前記突条32aに透孔32eを介して皿ビス32fをねじ込むことによってケーシング32に一体となっている。さらに、天板32bは台座31にビス32g止めされて、ボルト38がねじ込まれている。このボルト(ナット)38と底板(当て板)35のボルト・ナット36の間にコイルばね33が介装されている(図9参照)。
A
なお、図9中、39はASA樹脂製カバーであり、このカバー39、ケーシング32は断面円形の箱状に限らず、断面方形等と任意であり、その材料も金属や樹脂に限定されない。このとき、ケーシング32の断面形状に対応させてコイルばね33の数や配置等を適宜に変更することは勿論である。
In FIG. 9, 39 is an ASA resin cover, and the
この実施形態の縦型介護用ポール装置Aは以上の構成であり、床面Fと天井面Cの間にこの介護用ポール装置Aを設置する場合、図1、図2に示すように、上下の台座21、31の間隔(ポール1の自然長)が床面Fと天井面Cの間隔の少し短い長さとして、この縦型介護用ポール装置Aを床面Fと天井面Cの間に位置させる。
その状態で、図7、図8に示すように、カバー28を上方にずらし、ジャッキコマ24を回して回転防止コマ25を上昇させ、他方(下側)のポール部材1b(ポール1)を上方に持ち上げる。このポール1の上昇につれ台座31が天井面Cに強固に押し付けられてポール1が不動となる。このジャッキコマ24の回転はガイド筒26の開口26bから棒材を孔24aに差し込んで行う。
The vertical nursing care pole device A of this embodiment is configured as described above. When this nursing care pole device A is installed between the floor surface F and the ceiling surface C, as shown in FIG. 1 and FIG. The vertical pedestal pole device A is placed between the floor surface F and the ceiling surface C so that the distance between the
In this state, as shown in FIGS. 7 and 8, the
なお、必要であれば、固定ナット23bの上側にさらにナットを設け、そのナットを安定コマ27の下面に圧接してボルト22と安定コマ27の一体化を高めることもできる。また、天井用台座31も天井面Cにビス止めすることができる。
If necessary, a nut may be further provided on the upper side of the fixing
以上のように構成された並行な縦型介護用ポール装置A、Aのポール1、1の間に手摺り40が設けられている(架設されている)。その図1に示す手摺り40は、一端部は取外し可能となって、他端部はヒンジ構造となっている。図2に示す手摺り40は、両端部が取外し可能となっている。この手摺り40は、図11に示す締結金具(取付金具・接続金具)41、図12に示す着脱ブラケット50、図13に示す回転ブラケット60でポール部材1bに固定する(取付ける)。
A
その締結金具41は、図11に示すように、前記接続締結金具10と同様に、対の円環状半割リング43、43と、一方の半割リング43から横方向に突出した取付板44とからなる。
半割リング43の両側にはそれぞれフランジ43aが設けられている。対向するフランジ43aには同一軸上の透孔45が形成されている。このため、この対の半割リング43をポール部材1bに嵌め、対向する透孔45にボルトを差し込んで袋ナット締め(ボルト・ナット46締め)することによって両リング43、43が締まって(縮径して)この締結金具41がポール部材1bに固定される。ボルト・ナット締めに代えて、一方の透孔45をタップねじ孔として、前記接続締結金具10のように、そのねじ孔へのボルト締めで両リング43を締めても良い。一方、接続締結金具10も同様なボルト・ナット締めとし得る。
As shown in FIG. 11, the
図1の手摺り40は、一方端部に着脱ブラケット50がボルト止めされ、他端部に回転ブラケット60がボルト止めされている。図2の手摺り40は両端部とも着脱ブラケット50がボルト止めされている。
The
着脱ブラケット50は、図12に示すように、前記締結金具41に固定される一方の部材51と、手摺り40の端部が嵌る有底円筒体の他方の部材57とからなる。両部材51、57は金属や硬質樹脂等の機械的強度を有するものとする。
一方の部材51は、筒状体52の一の端面に前記締結金具41の取付板44に重ねる取付板53を有し、その両取付板44、53を取付孔53aを介してボルト締めやボルト・ナット締めによって締結金具41に固定される。筒状体52は一側面から他側面に向かって半径方向の長方形溝52aが形成され、その奥に爪材54が溝52aに直交方向の摺動溝55を介して横方向(側面方向)に出没自在に設けられている。この爪材54は、図示しないばねによって突出方向に付勢されているとともに、図12に示すように抜け出ない程度に突出する。
As shown in FIG. 12, the
One
他方の部材57は、有底円筒体58とその底壁表面から突出した連結片59とからなる。その連結片59の両側面に溝59aが形成されており、この連結片59を一方の部材51の溝52aに上方から(図12(b)において上方から下方)に嵌め込むと、爪材54がばねに抗して後退し、やがてばねによりその三角状部54aが前記溝59aに嵌って、両部材51、57の抜け出しを防止(抜け止め)する。図12(b)鎖線で示すように、爪材54の頭部54bを押して三角状部54aを溝59aから退去させれば、両部材51、57は切り離すことができる。
この他方の部材57の円筒体58に手摺り40の端部を嵌め込み、円筒体58の底壁の孔58aからビスをねじ込んでこの着脱ブラケット50に手摺り40の一端部を固定する(図12(a)鎖線状態)。
The
The end portion of the
回転ブラケット60は、図13に示すように、前記締結金具41に固定される一方の部材61と、手摺り40の端部が嵌る有底円筒体の他方の部材67とからなる。両部材61、67も金属や硬質樹脂等の機械的強度を有するものとする。
一方の部材61は、だるま状球状体62の一の端面に前記締結金具41の取付板44に重ねる取付板63を有し、その両取付板44、63を孔63aを介しボルト締めやボルト・ナット締めによって締結金具41にこの部材61は固定される(図13(a)参照)。球状体62の先端部62aは半球状となっている。
As shown in FIG. 13, the rotating
One
他方の部材67は、有底円筒体68とその底壁表面から突出した半球状連結片69とからなる。その連結片69を一方の部材61の半球状先端部62aに重ねて球状とし、その両者をボルト64により連結し、一方の部材61と他方の部材67とがそのボルト64を介して相互に回転可能となっている。ボルト64の挿通孔には栓65をすることができる。
この他方の部材67の円筒体68に手摺り40の端部を嵌め込み、円筒体68の側面からビスをねじ込んで、この回転ブラケット60に手摺り40の端部を固定する。この固定された手摺り40は、図13(a)鎖線に示すように、回転ブラケット60を介して上下方向に回転可能である。
The
The end of the
この考案の特徴である取付治具(キャッチャー)Bは合成樹脂ゴム(例えば、硬度ショアA:80のウレタンゴム等)からなって、図14、図15に示すように、前記ポール1に固定される基部71と、その基部71から横方向に突出する把持部72とからなる。基部71は一部が割られた円筒体であり、その割面部にそれぞれ前方に突出する支持片73、73を有している。この基部71は、ポール1に嵌めて両支持片73、73をビス73aで締結することによってポール1に固定する。このとき、基部71は合成樹脂ゴムからなって弾力性を有するとともに接触抵抗が大きいため、ポール1にしっかり(強固に)締結される(固定される)。
The mounting jig (catcher) B, which is a feature of the present invention, is made of synthetic resin rubber (for example, urethane rubber having a hardness of Shore A: 80) and is fixed to the
把持部72は、前記基部71の支持片73、73からそれぞれ突出する対の円弧状片74a、74aを有する二股状であって、その対の円弧状片74aは、外側に突出する円弧が対向する構成となっている。このため、その円弧状片74aの対向先端が向き合う間隙75から、図14矢印で示すように、手摺り40を嵌めて(同図実線から鎖線状態)対の円弧状片74aでその手摺り40を円弧状に把持して支持する。
この円弧状片74aの大きさ(曲率)は、手摺り40の太さに対応して適宜に設定する。基部71の円筒体の大きさ(内径)もポール1の太さに応じて適宜に設定する。
The
The size (curvature) of the
図1に示す実施形態においては、両ポール1、1間に手摺り40を取り付けた状態において、その手摺り40を外す場合は、着脱ブラケット50の爪材54の頭部54bを押して三角状部54aを溝59aから退去させて両部材51、57を切り離した後、同図実線から鎖線に示すように、その着脱ブラケット50で支持する手摺り40の一端部を回転ブラケット60を介し跳ね上げて、他端のポール1上の取付冶具Bに嵌める。このとき、取付治具Bの位置は、取り付けた手摺り40が邪魔にならないように適宜に設定する。取付治具Bから手摺り40を外して着脱ブラケット50に嵌め込めば、両ポール1、1間の手摺り40となる(同図実線状態)。
In the embodiment shown in FIG. 1, when the
図2に示す実施形態においては、一方のポール1の上下に取付冶具Bをそれぞれ固定し、手摺り40を外す場合は、両ポール1、1の着脱ブラケット50、50から手摺り40を外し、その手摺り40の両端部を上下の取付冶具Bに嵌める。このとき、上下の取付治具B、Bの間隔及び位置は、取り付けた手摺り40が邪魔にならないように適宜に設定する。手摺り40を両ポール1、1間に設ける場合は、取付冶具Bから手摺り40の両端を外して着脱ブラケット50に嵌め込めば、両ポール1、1間の手摺り40となる(同図実線状態)。
In the embodiment shown in FIG. 2, when the mounting jig B is fixed to the top and bottom of one
以上の手摺り40の端部を取付治具(キャッチャー)Bに脱着する際、その取付治具Bが合成樹脂からなるため、対の円弧状片74a、74aの対向先端が向き合う間隙75から、手摺り40の嵌め込み・取外し(脱着)が容易であると共に、対の円弧状片74aでその手摺り40の端部を円弧状に弾力を持って把持するため、その支持も強固である(容易に外れることはない)。
このように、取付治具Bは、ポール1に強固に固着し、手摺り40をしっかり把持し得れば、材料としては、上記ウレタンゴムに限定されず、他の種々の合成樹脂ゴムを使用できることは勿論であり、また、可能であれば、天然ゴムを採用でき、ゴム以外の同様な機能を有する合成樹脂を採用することもできる。
When attaching and detaching the end portion of the
Thus, the mounting jig B is not limited to the urethane rubber as long as it can be firmly fixed to the
この考案は、前記取付治具(キャッチャー)が特徴であって、接続締結金具10、床固定具(突張力調整機構)20、天井固定具(弾性支持機構)30、手摺り40、着脱ブラケット50、回転ブラケット60等の他の構成は、前記の態様に限定されるものではなく、例えば、天井固定具30は弾性支持機構が付設されているが、その弾性支持機構を省略したり、その弾性支持機構を、特許文献2図7に記載の構成としたり、床固定具20は突張力調整機構を省略したり、その突張力調整機構を、特許文献2図4〜図6に記載の構成としたり、特許文献3図4〜図6に記載の構成としたりすることができる。また、回転ブラケット60を自在継手構造としたりすることができる。
さらに、介護用ポール1は、並行に設けた物であれば、前記実施形態のように、天井と床面との間に設けた態様に限らず、壁等に取付けた態様等の並行に向けた介護用ポール1などの何れの態様でもこの考案は採用することができることは勿論である。
This device is characterized by the mounting jig (catcher), and includes a
Furthermore, if the
なお、各部材(ポール1、台座21、31、カバー28、ケーシング32、カバー39等)に塗装を行う場合は、その塗装表面にパーカー処理を施すことは言うまでもない。また、その各部材はその機能を発揮する限りにおいて前記の材料に限定されないことは言うまでもない。
このように、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この考案の範囲は、実用新案登録請求の範囲によって示され、実用新案登録請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
Needless to say, when coating each member (the
Thus, it should be thought that embodiment disclosed this time is an illustration and restrictive at no points. The scope of the invention is indicated by the scope of the utility model registration request, and is intended to include all modifications within the meaning and scope equivalent to the scope of the utility model registration request.
A 縦型介護用ポール装置
B 手摺り取付治具(キャッチャー)
1 ポール
1a 一方(上側)のポール部材
1b 他方(下側)のポール部材
10 ポール部材の接続締結金具
20 床固定具
21 床用台座
22 ポール長さ調整用ボルト
23 ロックナット
23a 上昇防止用ナット
23b 固定ナット
24 ジャッキコマ
25 回転防止コマ
25a ガイド溝
26 ガイド筒
26a 突条
27 振れ止め用安定コマ
28 カバー
30 天井固定具
31 天井用台座
40 手摺り
41 手摺りの締結金具(取付金具)
43 同締結金具の半割リング
43a 同リングのフランジ
44 同リングの取付板
47 手摺りの取付板
50 着脱ブラケット
51 着脱ブラケットの一方の部材
52 同一方の部材の筒状体
52a 同長方形溝
53 同取付板
54 同爪材
54a 爪材の三角状部
54b 爪材の頭部
55 摺動溝
57 着脱ブラケットの他方の部材
58 同他方の部材の円筒体
59 同連結片
59a 同連結片の溝
60 回転ブラケット
61 回転ブラケットの一方の部材
62 同一方の部材の球状体
63 同取付板
67 回転ブラケットの他方の部材
68 同他方の部材の円筒体
69 同連結片
71 手摺り取付治具の基部
72 同把持部
73 手摺り取付治具の支持片
74a 把持部の円弧状片
75 両円弧状片の先端部の間隙
A Vertical pole device for nursing care B Handrail mounting jig (catcher)
DESCRIPTION OF
43
Claims (1)
合成樹脂からなって、前記ポール(1)に固定される基部(71)と、その基部(71)から横方向に突出する把持部(72)とからなり、その把持部(72)は、前記基部(71)から突出する対の円弧状片(74a、74a)を有する二股状であって、その対の円弧状片(74a)の対向先端が向き合う間隙(75)から、前記手摺り(40)を嵌めて対の円弧状片(74a)でその手摺り(40)を円弧状に把持して支持する介護ポール用手摺り取付治具。 A jig (B) for attaching the handrail (40) to another position of the pole (1) in a state where the handrail (40) is attached between a pair of nursing poles (1) in the vertical direction provided in parallel. ) And
The base portion (71) made of synthetic resin and fixed to the pole (1) and the grip portion (72) protruding laterally from the base portion (71), the grip portion (72) A bifurcated shape having a pair of arcuate pieces (74a, 74a) protruding from the base (71), and the handrail (40) from the gap (75) where the opposing tips of the pair of arcuate pieces (74a) face each other. ) And a pair of arc-shaped pieces (74a) gripping and supporting the handrail (40) in an arc shape.
Priority Applications (1)
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JP2018002687U JP3218179U (en) | 2018-07-13 | 2018-07-13 | Handrail mounting jig for nursing pole |
Applications Claiming Priority (1)
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