JP3218004B2 - 試験署名検証方法 - Google Patents

試験署名検証方法

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JP3218004B2
JP3218004B2 JP02617498A JP2617498A JP3218004B2 JP 3218004 B2 JP3218004 B2 JP 3218004B2 JP 02617498 A JP02617498 A JP 02617498A JP 2617498 A JP2617498 A JP 2617498A JP 3218004 B2 JP3218004 B2 JP 3218004B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人間の署名を検証
する方法に関し、特に、走査された試験署名を、登録手
続き中に取得されたオンライン参照署名と比較すること
を含む方法に関する。
【0002】
【従来の技術】すべての署名検証方法は、試験署名を、
データベースに記憶されている参照署名と比較すること
を含む。しばしば、登録手続き中に入力された署名の集
合の平均あるいは合成である参照署名が用いられる。署
名検証方法は一般に2種類に分けられる。いわゆるオフ
ライン(あるいは静的)方法では、試験署名および参照
署名は静的な2次元画像として扱われ、動的情報への参
照なしに、形状解析の技術を用いて比較される。形状解
析の技術には、高速フーリエ変換、カルフーネン・レー
ヴ変換(KLT)、およびウェーブレット法のような空
間的変換に基づくものが含まれる。一般に、このような
技術は、ある事前に定義された特徴の数値を抽出するた
めに用いられる。各特徴が有する値の、試験署名と参照
署名の間の差を表すエラー評点が計算される。ある判断
基準を設けて、いくつかのあるいはすべてのエラーを考
慮に入れた総エラー評点が高すぎる場合に、試験署名を
却下する。静的署名検証方法の有用な説明は、F. Lecle
rc and R. Plamondon, "Automatic Signature Verifica
tion: The State of the Art - 1989-1993", Int. J.of
Pattern Recogn. And Art. Intellig. 8, Special Iss
ue: Automatic Signature Verification, J. Plamondo
n, Ed., World Scientific Publishing Company (June
1994) 643-660、に記載されている。
【0003】いわゆるオンライン(あるいは動的)署名
検証方法では、各署名は、2次元(2D)平面状にある
時間順序点集合として扱われる。後述のように、生デー
タは、サンプリング・ディジタル化装置によって供給さ
れる。その後の解析に適した曲線を提供するために、生
のディジタル化された署名を平滑化するアルゴリズムが
一般に使用される。ある動的署名検証方法では、試験署
名と参照署名の間でいくつかの特徴が評価され相互比較
される。これらの特徴には、(xy平面における)1次
および2次のモーメントのような純粋に空間的な特徴
や、平均速度、加速度、および加速度の微分のような動
的特徴が含まれる。この種の方法についての有用な説明
は、W. Nelson et al., "Statistical Methods for On-
Line Signature Verification", Int. J. of Pattern R
ecogn. And Art. Intellig. 8, Special Issue: Automa
tic Signature Verification, J. Plamondon, Ed., Wor
ld Scientific Publishing Company (June 1994) 749-7
70、に記載されている。
【0004】他の動的署名検出方法では、各署名は、要
素運筆(ストローク)の時間順序系列へとセグメント化
され、試験署名のストローク系列が参照署名のストロー
ク系列と比較される。この種の方法についての有用な説
明は、R. S. Kashi et al.,"On-Line Handwritten Sign
ature Verification Using Stroke Direction Coding",
Optical Engineering 35 (September 1996) 2526-253
3、に記載されている。
【0005】署名検証の動的方法が静的方法よりも優れ
ている1つの利点は、動的方法がもう1つの次元、すな
わち時間次元を有し、これにより署名の性質を特徴づけ
ることができることである。その結果、動的方法は、静
的方法ではアクセスすることができないか、あるいは部
分的にしかアクセスすることができない署名特徴を捕捉
することができる。このような特徴は、個人に特有の生
体力学的性質によってしばしば決定されるため、検証の
精度を改善するために非常に有効である可能性がある。
動的特徴および静的特徴は、偽造に対する判別において
次のような意味で相補的でもある。すなわち、一般的
に、偽造者が空間的パターンを一致させようとすればす
るほど、動的パターンをも一致させることはますます困
難となる。
【0006】このような特性の1つは、手書き文字を構
成するストロークの筆順である。オンライン署名データ
は、署名中の文字の明確な時間順序づけされたセグメン
テーションを提供する。他方、純粋に静的な署名画像を
セグメント化しようとするとしばしば曖昧さが生じる。
交点、尖点、変曲点、ギャップなどが、静的署名のスト
ローク間に休止を挿入するための指針として用いられ
る。しかし、ギャップによって分離されるストロークの
対や、交差するストロークの対の相対的順序に関する曖
昧さを解決するには、静的情報ではしばしば不十分とな
る。
【0007】少なくともある程度は、共通の言語的背景
を有する人間は、手書きを表す与えられた線パターンの
筆順を「自然に」たどる共通の傾向を示す。このような
傾向は、一部は個々の文字の筆順のような手書きに関す
る学習した知識に由来し、一部は経験に由来する。この
ような傾向は、発見的規則によってまとめることができ
る。こうして、与えられた発見的規則の集合は、与えら
れた人々の手書き筆順の仮説的経験的モデルを表す。
【0008】発見的規則を静的署名のセグメンテーショ
ンに適用しようとするいくつかの研究がある。その目的
は、失われた動的情報の代わりに発見的規則を代用し
て、曖昧な筆順を解決することである。このようなアプ
ローチは、S. Lee and J. C. Pan, "Office Tracing an
d Representation of Signatures", IEEE Transactions
on Systems, Man, and Cybernetics 22 (July/August 1
992) 755-771、に記載されている。もう1つのそのよう
なアプローチは、G. Boccignone et al., "Recovering
Dynamic Information from Static Handwriting", Patt
ern Recognition 26 (1993) 409-418、に記載されてい
る。
【0009】このような発見的規則に基づくアプローチ
は、多くの人々に一般化される署名ダイナミクスを捕捉
することができるかもしれないが、それらの人々の個人
個人の署名ダイナミクスを捕捉するオンライン法の能力
には匹敵しない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】実際、検証に静的試験
署名のみが利用可能であっても、参照署名には少なくと
も原理的には動的データが利用可能であるような多くの
署名検証アプリケーションがある。このようなアプリケ
ーションの1つは、個人小切手の署名の検証である。こ
のアプリケーションでは静的方法が使用されるが、その
検証精度は良好ではない。署名を登録する銀行顧客は、
オンラインデータを提供する(例えば、機器を備えたタ
ブレットを用いて)ように要求されることがあるが、現
在までのところ、このような動的データを用いて静的署
名の検証精度を改善する技術はない。
【0011】[定義]本願において、以下に列挙する用
語はそれぞれ次のような特別の意味を有する。
【0012】「オンライン署名」とは、空間的および時
間的データを提供することが可能なサンプリング・ディ
ジタル化装置によって捕捉された人間の署名を意味す
る。
【0013】「オフライン署名」とは、通常は光走査装
置によって得られる静的画像によって表される人間の署
名を意味する。
【0014】「参照署名」とは、登録手続きの一部とし
て人間によって入力された1つ以上の署名から導出さ
れ、後で試験署名を検証する際に使用するためにデータ
ベースに記憶された、署名あるいは例えばパラメータ値
の集合として表される署名モデルのことである。
【0015】「試験署名」とは、試験署名と以前に入力
された参照署名の間の十分に良好な一致を確認すること
によって署名者の主張する身元を証明する検証のために
人間によって提供される署名のことである。試験署名は
「未知署名」と呼ばれることもある。
【0016】署名の「局所的特徴」とは、単一のストロ
ークのような、署名の単一の空間的に描かれた部分で指
定される性質のことである。
【0017】署名の「大域的特徴」とは、署名の全体と
しての空間的あるいは動的特性を表す、署名で指定され
るうまく定義された数学的量のことである。
【0018】署名の「静的」特徴とは、署名の走査画像
から得られる性質のことである。静的特徴は、大域的の
ことも局所的のこともある。静的特徴は時間情報を含ま
ない。
【0019】署名の「動的」特徴とは、オンライン法に
よって得られるような署名から得られる性質のことであ
る。動的特徴は、大域的のことも局所的のこともある。
動的特徴は時間情報を含む。
【0020】「テンプレート署名」とは、参照署名また
は参照署名の合成であって、後で1つ以上の試験署名と
比較するために特徴値が計算されるもののことである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、例えば
登録手続きにおいて得られる動的データを用いて、オフ
ライン署名の検証精度を改善する方法が実現される。本
発明の1つの特徴によれば、1つ以上のオンライン署名
から得られる動的データを用いて、オフライン試験署名
の筆順の曖昧さが解決される。本発明のもう1つの特徴
によれば、1つ以上のオンライン署名から導出される2
次元形状情報が、静的形状解析法によるオフライン試験
署名との比較のために使用される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図1を参照して、例えば銀
行などの正当な顧客の署名を検証する本発明の方法の実
施例について説明する。登録段階10において、参照署
名(参照署名の集合中の1つの参照署名とすることも可
能である)が、機器を備えた装置15を用いて顧客から
取得される。装置15は、ディジタル記憶媒体に記憶す
るために署名のディジタル化された記録を提供する。こ
のようなディジタル化された記録は、好ましくは、x、
y、および時間座標と、複数のサンプリングされた点に
おけるペン圧力(あるいは少なくとも「ペンアップ」ま
たは「ペンダウン」の表示)を提供する。この目的のた
めに有用な1つの装置は、米国特許第5,463,38
8号(発明者:Robert A. Boie他、発行日:1995年
10月31日)に記載されている。
【0023】ディジタル化されたデータのその後の処理
(後述)は、例えば、適当なソフトウェアの制御下で動
作する汎用または専用のディジタルコンピュータによっ
て実行される。
【0024】次に、図のブロック20で表されるよう
に、参照署名は前処理される。すなわち、平滑化した
後、サイズ、位置、および回転に関して正規化され、そ
れを記述する座標系の原点が正規化された曲線の重心に
平行移動される。多くの正規化手続きが当業者に周知で
あるので、ここでその詳細について説明するまでもな
い。本発明において有用な正規化手続きは、署名のフー
リエ分解を正規化することに基づくものである。この手
続きは、R. S. Kashi et al., "On-Line HandwrittenSi
gnature Verification Using Stroke Direction Codin
g", Optical Engineering 35 (September 1996) 2526-2
533、に記載されている。(ここで注意すべき点である
が、正規化手続きには、ずりの正規化の要素を含むもの
がある。ずり正規化は手書き認識の目的で使用されるこ
とが多いが、署名検証では一般に使用されない。その理
由は、ずりは実際には署名者の有用な個人的特徴を提供
することがあるからである。)
【0025】次に、図のブロック25で表されるよう
に、参照署名は、時間順序のある空間的に向きづけられ
たセグメントへと分割される。セグメンテーションの1
つの簡単なアプローチは、署名を等長のセグメントに分
割することである。しかし、より良好な署名表現を達成
するには、この簡単なアプローチの何らかの精緻化が有
効である。例えば、ペンアップからペンダウンまでの系
列を単一のセグメントとして扱うと有用である。署名の
うち曲率の高い部分を、より短い長さのセグメントに分
割して、試験署名を処理するためにより高い解像度の空
間情報を提供する(後述)。同様に、尖点および交点の
近傍をより短い長さのセグメントに分割して、試験署名
を処理するためにより高い解像度の空間情報を提供す
る。
【0026】上記のセグメンテーション方法に加えて、
あるいはその方法の代わりに、参照署名を臨界点でセグ
メントに分解することも可能である。臨界点には、例え
ば、ペンアップ点、ペンダウン点、尖点、変曲点、高曲
率の点、および交点がある。スタイラスの筆圧を表すデ
ータが利用可能である場合、このようなデータを補助と
して用いて臨界点の位置を決定することが可能である。
さらに、速度、加速度、および加速度の時間微分に関す
る情報をそのような補助として用いることが可能であ
る。例えば、スタイラスの速度の最小、あるいは、スタ
イラス速度の急激な変化は、署名曲線に沿ったある位置
への臨界点の割当てに対するサポートとなる。
【0027】セグメンテーション手続きの結果は適当な
ディジタルデータ記憶媒体27に記憶される。
【0028】図のブロック28において、オプションと
して、参照署名は、静的テンプレート署名として使用す
るための静的2次元画像としてレンダリングされる(後
述)。
【0029】その後の登録段階30で、試験書名(試験
署名の集合中の1つの試験署名とすることも可能であ
る)が、静的画像35の形式で提供される。図のブロッ
ク40で表されるように、この画像は、周知技術によっ
て走査され、ディジタル化され、ディジタルデータ記憶
媒体に記憶される。参照署名と同様に、試験署名は、図
のブロック45で表されるように、サイズ、位置、およ
び回転に関して正規化され、それを記述する座標系の原
点が正規化された(試験署名の)曲線の重心に平行移動
される。上記のように、試験署名は一般にずりに関して
は正規化されない。
【0030】注意すべき点であるが、参照署名は、1ピ
クセル幅の曲線として得られる。(一般に、スタイラス
の震えおよびディジタル化誤差によるこの曲線のファジ
ー性は、適当な補間および平滑化のアルゴリズムによっ
て除去される。)これに対して、試験署名は、ある太さ
を有する、すなわち、1ピクセル幅よりも太い曲線とし
て得られる。
【0031】正規化後、図のブロック50で表されるよ
うに、試験署名は、細線化アルゴリズムにより1ピクセ
ル幅の曲線に還元される。多くの細線化アルゴリズムが
当業者に周知であるので、ここでその詳細について説明
するまでもない。本発明で有用な細線化アルゴリズム
は、例えば、A. Rosenfeld, "Axial representation of
shape", Computer Vision, Graphics and Image Proces
sing 33 (1986) 156-173、に記載されている。
【0032】代表的な細線化アルゴリズムでは、図の黒
ピクセルにおいて、ある幅および高さの走査ウィンドウ
内で、図のうち1ピクセル幅のスケルトンが残るまでエ
ッチングする。図のうち分岐および交点を含む部分は、
この細線化アルゴリズムによって誤って処理されること
がある。その理由は、一方の分枝の黒ピクセルが他の分
枝に属するとして除去されることがあるためである。
【0033】このような場合、細線化アルゴリズムの性
能は、参照署名を参照することによって改善することが
可能である。すなわち、適当なウィンドウ(例えば、幅
8ピクセルおよび高さ8ピクセル)内の黒および白のピ
クセルの分布を、交点あるいは分岐点の存在確率を示す
ものとして指定することが可能である。
【0034】1つの例示的なシナリオによれば、図2に
示したように、このような分布が試験署名55で検出さ
れると、試験署名の分岐点あるいは交点の可能性のある
点70と同じまたはほとんど同じ座標を有する点65
で、参照署名60が参照される。細線化アルゴリズムを
実行しているデータ処理装置(プロセッサ)75は、与
えられた点から発するストロークのそれぞれの方向を参
照署名から取得する。細線化アルゴリズムの性能は、試
験署名の細線化後のストロークが、参照署名の対応する
ストロークと同じあるいはほとんど同じ方向に発してい
なければならないようにして修正される。対応が見つか
らない場合、細線化アルゴリズムはそのような修正なし
に実行されることも可能である。
【0035】図1に戻って、細線化後、試験署名は追跡
(トレーシング)手続き80を受ける。追跡の目的は、
試験署名のすべてのサンプリングされた点、またはそれ
らの点のうちから選択された点の部分集合に対して、時
間順序を割り当てることである。参照署名の始点と同じ
あるいはほとんど同じ座標を有する試験署名の端点に最
初の時間値が割り当てられる。その後、試験署名曲線を
周知技術によってたどり、後続の時間値が、曲線の選択
された点に順次割り当てられる。
【0036】図3を参照すると、追跡手続き中に交点お
よび分岐点に遭遇したときには特別の手続きを適用す
る。これらの点の位置は、前の細線化手続き中に記憶さ
れるか、あるいは、追跡手続きとともに新たに検出され
ることが可能である。
【0037】交点あるいは分岐点85に遭遇すると、参
照署名の同じあるいはほとんど同じ座標にある対応する
点90を参照する(図のブロック95参照)。追跡系列
における現在の点からとるべき方向を、参照署名に関す
る方向データから読み出す(ブロック100)。重要な
点であるが、分岐点あるいは交点は一般に複数回通る。
従って、参照署名データを参照する際には、そのような
点の現在の通過を示すタイムスタンプ105が考慮され
る。すなわち、与えられた点の複数の通過について記憶
されているタイムスタンプ110の比較により、現在の
通過が第1、第2、あるいはその後の通過のいずれであ
るかが示される。これらの引き続く各通過は一般に、参
照署名の対応する点からの相異なる方向への発出に関係
している。
【0038】図のブロック115および120で表され
るように、どの発出の方向が何番目の通過のものである
かが適当に選択される。さらに、オフライン署名の追跡
中に参照するために、ルックアップテーブル(図示せ
ず)に参照署名の始点および終点の座標を記憶すると有
効である。(これらの座標は、参照署名の重心に関して
定義される。)ペンアップおよびペンダウンのデータが
これらの点を指定するために適宜使用される。すなわ
ち、始点は、最初のペンアップセグメントの終了として
定義され、終点は、最後のペンアップセグメントの開始
として定義される。(あるいは、始点は最初のペンダウ
ンセグメントの開始点として定義され、終点は最後のペ
ンダウンセグメントの終了点として定義される。)
【0039】図1に戻って、追跡手続き80の結果は、
試験署名のストロークの時系列(時間順序列)である。
各ストロークは、選択された2点間の曲線部分である。
この後の参照署名と試験署名の比較のために、試験署名
のストローク端点が、参照署名のそれぞれの点に、少な
くともおおよそ、対応するように選択されることが好ま
しい。
【0040】試験署名が順序づけられているため、両方
とも動的データとともに得られた2つの署名を比較する
ために通常使用される方法を用いて参照署名と比較する
ことができる。特に、動的計画法(動的マッチング、D
Pマッチング)を用いて、参照署名の点あるいはストロ
ークと、試験署名の点あるいはストロークとの間の最良
一致を求めると同時に、2つの署名の間の距離あるいは
誤差評点を求めることができる。動的計画法について
は、例えば、H. Sakoe and S. Chiba, "DynamicProgram
ming Algorithm Optimization for Spoken Word Recogn
ition", IEEE Trans. Acoust., Speech, Sig. Process.
ASSP-26 (1978) 43-49、に記載されている。このよう
な点ごとあるいはストロークごとの比較は、それぞれの
署名の局所的特徴を比較する一例である。
【0041】このような1つの比較方法は、R. S. Kash
i et al.によるOptical Engineeringの前掲論文に記載
されている。そこに記載されている方法はストローク方
向符号化(SDC(stroke-direction coding))と呼ば
れる。簡単に言えば、SDCは、各署名を、固定数のス
トロークの時間順序付けされた連接として扱い、それら
のストロークの空間的向きに関する情報を導出する。符
号化段階では、正規化された署名がk個の時間順序付け
されたリンクへとセグメント化され、各リンクのストロ
ーク方向には、0からMまでの範囲の固定数の量子化値
に最も近いものが割り当てられる。(Mの代表的値は1
5である。)こうして、与えられた署名のSDC表現は
ベクトルCとなり、その各成分は、与えられたリンクの
(量子化された)ストローク方向を表す。
【0042】署名中の自然な不整合により、同一人によ
る2つの署名でも、それぞれのリンクの不整合につなが
る長さの差を含むことになる。動的計画法を適用して、
2つの署名間の適当に定義された距離を最小化するよう
な一方の署名のリンクから他方の署名のリンクへの連続
で単調な写像が求められる。結果として得られる最小距
離は、2つの署名間の誤差DLOCALとなる。
【0043】SDCを用いて参照署名と試験署名の間で
比較を実行すると、その結果得られる誤差DLOCALは、
単独で、あるいは、別の誤差評点と組み合わせて、試験
署名を正当であるとして認容するかそれとも偽造である
として却下するかの判断基準として使用される。
【0044】実際には、多くの場合、DLOCALのような
局所的誤差評点を、それぞれの署名の大域的特徴を比較
することによって導出される別の誤差評点DGLOBALで補
強すると有効である。大域的情報はある意味で局所的情
報と相補的であるため、この追加の評点の使用により、
多くの場合に、検証プロセスの精度が増大する可能性が
高い。さらに、大域的誤差評点は、局所的誤差評点の計
算に失敗した場合にも利用可能である。実際、状況によ
っては、大域的誤差評点を単独で使用するように作用す
る理由(計算資源の使用における経済性のような)があ
る場合がある。
【0045】理解されるように、全時間のようないくつ
かの大域的特徴は動的データが利用可能である場合に限
り評価可能であるが、他の多くの大域的特徴は純粋に空
間的な情報から計算することができる。動的情報なしで
計算可能な有用な形状関連の大域的特徴には、長さ対幅
の比、水平スパン比、水平および垂直の重心(正規化さ
れた境界ボックスの左下隅に対して定義される)、およ
び1次モーメントがある。さらに、有用な大域的特徴に
は、署名のそれぞれのリンクのパス接線角のヒストグラ
ムがある。例えば、円を8個の扇形に分割すると、対応
する扇形内の向きのリンクの数を各成分とする8成分の
特徴ベクトルが計算される。さらに、特徴の例として、
隣接するリンク間の相対回転のヒストグラムがある。例
えば、円を4個の扇形に分割すると、このヒストグラム
は、対応する4成分の特徴ベクトルによって表される。
【0046】図1のブロック130で、局所的誤差評点
が上記のように動的情報を用いて計算される。既に詳細
に説明したように、試験署名の細線化は、1つ以上の
(オンライン)参照署名から得られるストローク系列お
よびストローク方向に関する情報を考慮することによっ
て改善される。追跡の後、試験署名は、少なくとも一部
の動的情報を用いた大域的および局所的な誤差評点を計
算するために擬似オンライン署名として扱うことができ
る。ブロック135で、例えば大域的誤差評点が、形状
情報(および、オプションとして、動的情報も用いて)
計算される。
【0047】局所的誤差評点および大域的誤差評点はブ
ロック136で結合され、DDYNAMI Cで表される動的誤
差評点が生成される。本発明において有用なDLOCAL
GLOB ALの結合の一例は、(DLOCAL 2+DGLOBAL 21/2
である。他の結合も当業者には明らかである。
【0048】ここで説明する方法の1つの重要な利点
は、登録に用いられる機器を備えた装置が時系列データ
セットを出力し、このデータは、レンダリングされる
と、試験署名と形状照合(マッチング)するための本質
的にクリーンなテンプレート署名を生成することであ
る。
【0049】すなわち、従来の方式のオフライン参照署
名は一般に、特徴を抽出する前に走査し細線化する必要
がある。画像走査は好ましくない人工産物を生成する可
能性がある。さらに、上記の説明から明らかなように、
細線化手続きは署名の形状を曖昧にし、細線化された署
名の誤ったレンダリングを生じる可能性がある。
【0050】これに対して、参照署名がオンライン署名
として提供される場合、平滑化および正規化のようない
くつかの比較的信頼性の高い処理ステップの後には、
(静的)テンプレート署名として用いることができる。
試験署名の正規化の後(追跡および細線化の後である必
要はない)、この静的テンプレート署名と走査された試
験署名の間の空間的誤差評点が容易に計算される。フー
リエ変換や周知のKLTあるいはウェーブレット法を用
いた標準的なアルゴリズムにより、静的2D画像照合を
行うことができる。
【0051】こうして、一般に、参照署名および試験署
名のそれぞれの動的局所的性質、動的大域的性質、静的
局所的性質、および静的大域的性質を、単独であるいは
組み合わせて反映するさまざまな誤差評点を導出するこ
とが可能である。
【0052】ここで、静的画像データに基づいた大域的
あるいは局所的誤差評点を表すのにDSTATICあるいは
「静的誤差評点」という用語を用いることにする。空間
的誤差評点をこのような本質的にクリーンなテンプレー
ト署名に関して計算すると、従来の操作され処理された
2次元署名画像に関して計算した場合よりも、真正な署
名と偽造とが非常に高い精度で区別されると考えられ
る。これにより、静的および動的な誤差をともに用いる
場合のみならず、静的誤差評点のみに基づいて検証が実
行される場合にも、署名検証プロセスにおける頑強さが
増大する。
【0053】例えば、静的2次元画像照合手続きが図1
のブロック137で実行され、図に示されるように誤差
評点DSTATICが生成される。
【0054】動的誤差評点DDYNAMICおよび静的誤差評
点DSTATICは、図のブロック140で、例えば、経験的
に最適化された重み係数で線形結合することによって、
全誤差評点Dへと結合される。当業者に周知のように、
与えられた試験署名を認容するかそれとも却下するか
は、1つ以上のしきい値テストに依存する。ある場合に
は、例えば図1に示されるように、テスト142では、
全誤差評点Dに単一のしきい値が適用される。別の場合
には、例えば図4に示されるように、DDYNAMICおよび
STATICのそれぞれに異なるしきい値を用いて別々のテ
ストを適用することも可能である。2つのテストを使用
する場合、試験署名を真正であるとして認容するかどう
かは、結果の何らかの論理的結合に依存する。すなわ
ち、(図でANDゲートで表されるように)両方とも真
の場合、あるいは、いずれか一方が真の場合に認容とす
ることが可能である。明らかなように、複数のしきい値
を用いて、さらに複雑な認容の判断基準を構成すること
も可能である。
【0055】当業者には理解されるように、これらの誤
差評点を用いた他の多くのしきい値テストや、このよう
なテストの組合せが可能である。
【0056】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、動
的データを用いて静的署名の検証精度を改善することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施例を実現するために使用されるサ
ブプロセスの機能ブロック図である。オンライン参照署
名から得られる情報が、静的試験署名の細線化を改善す
るために使用される。
【図3】本発明の実施例を実現するために使用されるサ
ブプロセスの機能ブロック図である。オンライン参照署
名から得られる情報が、静的試験署名の追跡を改善する
ために使用される。
【図4】しきい値試験の相補対の結果の論理的結合に基
づいて試験署名を認容あるいは却下する例示的な判定手
続きの機能ブロック図である。
【符号の説明】
10 登録段階 15 ディジタル化装置 20 前処理 25 セグメンテーション 27 ディジタルデータ記憶媒体 28 2Dレンダリング 30 登録段階 35 静的画像 40 走査ディジタル化記憶 45 正規化 50 細線化 55 試験署名 60 参照署名 75 データ処理装置(プロセッサ) 80 追跡 105 タイムスタンプ 110 タイムスタンプ 130 動的マッチング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New J ersey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 ウィンストン ロウェル ネルソン アメリカ合衆国、07960 ニュージャー ジー、モリスタウン、アースカイン ド ライブ 24 (72)発明者 ゴードン トーマス ウィルフォン アメリカ合衆国、07933 ニュージャー ジー、ギレット、ホーム ストリート 23 (56)参考文献 特開 平3−118672(JP,A) 特開 平5−217024(JP,A) 特開 平9−288729(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 7/00 G06K 9/62

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A) 静的2次元パターンとして提供
    される試験署名をディジタル化するステップと、 (B) 前記試験署名をテンプレート署名と比較して誤
    差評点を取得する第1比較ステップと、 (C) 前記誤差評点をしきい値と比較する第2比較ス
    テップとからなる試験署名検証方法において、 前記テンプレート署名は、オンライン参照署名の入力中
    に取得される実時間データから導出され、 (D) 前記実時間データから、前記テンプレート署名
    のストロークの順序リスト(以下「ストローク順列」と
    いう。)を導出するステップと、 (E) 前記(B)第1比較ステップを実行する前に、
    前記試験署名を細線化する細線化ステップと、 (F) 前記試験署名に方向の曖昧な位置が存在する場
    合、前記(E)細線化ステップ中に、前記試験署名の方
    向の曖昧な位置を識別するステップと、 (G) 前記曖昧な位置を検出した場合、前記ストロー
    ク順列から、前記(E)細線化ステップ中で検出され
    た、方向の曖昧な位置に出入りする順序づけられたスト
    ローク方向のリストを取得するステップとからなること
    を特徴とする試験署名検証方法。
  2. 【請求項2】 (A) 静的2次元パターンとして提供
    される試験署名をディジタル化するステップと、 (B) 前記試験署名をテンプレート署名と比較して誤
    差評点を取得する第1比較ステップと、 (C) 前記誤差評点をしきい値と比較するステップと
    からなる試験署名検証方法において、 前記テンプレート署名は、オンライン参照署名の入力中
    に取得される実時間データから導出され、 (D) 前記実時間データから、前記テンプレート署
    名のストロークの順序リスト(以下「ストローク順列」
    という。)を導出するステップと、 (E) 前記試験署名を複数のストロークへとセグメン
    ト化するステップと、 (F) 前記第1比較ステップの実行前または実行中
    に、前記テンプレート署名のストローク順列と少なくと
    も部分的に対応するように前記ストロークを順序づける
    ステップとからなることを特徴とする試験署名検証方
    法。
  3. 【請求項3】 前記オンライン参照署名を取得しディジ
    タル化するステップをさらに有することを特徴とする請
    求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第1比較ステップは、それぞれ少な
    くとも部分的には時間順序を有する1ピクセル幅の曲線
    として前記テンプレート署名および前記試験署名を処理
    することにより実行され、誤差評点DDYNAMICを取得す
    ることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第1比較ステップは、前記試験署名
    の順序づけられたストロークを、前記テンプレート署名
    の順序づけられたストロークと照合するストローク照合
    ステップを含むことを特徴とする請求項2に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 前記ストローク照合ステップは動的計画
    法によって実行されることを特徴とする請求項5に記載
    の方法。
  7. 【請求項7】 前記オンライン参照署名の静的2次元レ
    ンダリングとしてさらにテンプレート署名を導出するス
    テップと静的テンプレート署名に関して少なくとも1つ
    の特徴(以下「静的特徴」という。)を計算するステッ
    プと、 前記試験署名に関して静的2次元パターンとして少なく
    とも1つの静的特徴を計算するステップと、 前記静的テンプレート署名の少なくとも1つの静的特徴
    値を、前記試験署名の対応する静的特徴値と比較して、
    さらに誤差評点(以下「静的誤差評点」という。)DS
    TATICを取得するステップとをさらに有することを
    特徴とする請求項5に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記第2比較ステップは、DDYNAMIC
    STATICを単一の誤差評点Dへと結合し、Dをしきい値
    と比較するステップからなることを特徴とする請求項7
    に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記第2比較ステップは、DDYNAMIC
    第1しきい値と比較しDSTATICを第2しきい値と比較す
    るステップからなることを特徴とする請求項7に記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 誤差評点DDYNAMICは、誤差評点D
    LOCALおよびDGLOBALの結合として評価され、 誤差評点DLOCALは、動的計画法によって前記試験
    署名の順序づけられたストロークを前記テンプレート署
    名の順序づけられたストロークと照合することによって
    評価され、 誤差評点DGLOBALは、前記試験署名および前記参
    照署名に関して少なくとも1つの大域的特徴を計算し、
    結果として得られる対応する大域的特徴値を比較するこ
    とによって評価されることを特徴とする請求項4、8ま
    たは9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 静的2次元パターンとして提供される
    試験署名をディジタル化するステップと、 前記試験署名をテンプレート署名と比較して誤差評点を
    取得する第1比較ステップと、 前記誤差評点をしきい値と比較する第2比較ステップと
    からなる試験署名検証方法において、 前記テンプレート署名は、オンライン参照署名の入力中
    に取得される実時間データから導出される動的テンプレ
    ート署名であり、 前記方法はさらに、 前記動的テンプレート署名の点の時間順序を生成するス
    テップと、 前記動的テンプレート署名の部分と前記試験署名の部分
    との相関をとることによって、前記試験署名から、時間
    順序づけられた点を有する1ピクセル幅の曲線からなる
    処理済み試験署名を導出するステップとからなり、 前記誤差評点は、前記動的テンプレート署名を前記処理
    済み試験署名と比較することによって取得されることを
    特徴とする試験署名検証方法。
  12. 【請求項12】 前記動的テンプレート署名の静的2次
    元レンダリングとしてさらにテンプレート署名(以下
    「静的テンプレート署名」という。)を導出するステッ
    プと前記静的テンプレート署名に関して少なくとも1つ
    の特徴(以下「静的特徴」という。)を計算するステッ
    プと、 前記試験署名に関して静的2次元パターンとして少なく
    とも1つの静的特徴を計算するステップと、 前記静的テンプレート署名の少なくとも1つの静的特徴
    値を、前記試験署名の対応する静的特徴値と比較して、
    さらに誤差評点を取得するステップとをさらに有するこ
    とを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記動的テンプレート署名を用いて取
    得された誤差評点をDDYNAMICと表し、前記静的テンプ
    レート署名を用いて取得された誤差評点をDSTATICと表
    して、前記第2比較ステップは、DDYNAMICとDSTATIC
    を単一の誤差評点Dへと結合し、Dをしきい値と比較す
    るステップからなることを特徴とする請求項12に記載
    の方法。
  14. 【請求項14】 前記動的テンプレート署名を用いて取
    得された誤差評点をDDYNAMICと表し、前記静的テンプ
    レート署名を用いて取得された誤差評点をDSTATICと表
    して、前記第2比較ステップは、DDYNAMICを第1しき
    い値と比較しDSTATICを第2しきい値と比較するステッ
    プからなることを特徴とする請求項12に記載の方法。
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