JP3217703U - ねじ込み式接合金物 - Google Patents
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Abstract
【課題】テーブル脚接続(丸脚に限る)における金物埋込加工を不要にし、脚接続部の衝撃に対する強度を維持し容易に取り付け・取り外しが行える接合冶具を提供する。
【解決手段】木製板面上に取り付けられるつば付き筒状のメスネジ金物1、1′と、キャップ状又はソケット状で丸棒型木製部にかぶせて取り付けられる筒状のオスネジ金物2、3とを備え、オスネジ金物2、3は金属製の先端部を有し、金属部分にある穴で木製部に木ビスにより固定されて、メスネジ金物1、1′とオスネジ金物2、3とのねじ込み接合により取り付けられる。
【選択図】図1
【解決手段】木製板面上に取り付けられるつば付き筒状のメスネジ金物1、1′と、キャップ状又はソケット状で丸棒型木製部にかぶせて取り付けられる筒状のオスネジ金物2、3とを備え、オスネジ金物2、3は金属製の先端部を有し、金属部分にある穴で木製部に木ビスにより固定されて、メスネジ金物1、1′とオスネジ金物2、3とのねじ込み接合により取り付けられる。
【選択図】図1
Description
本考案は、従来のテーブル等木製脚取り付金物の弱点を改善し多目的に活用でき、なお且つ簡易的に着脱可能な、金物に関するものである。
従来から、木製脚をテーブル等に取り付ける場合、木製脚部分に金物を埋め込む加工を施し、金物が外から見えないようにするのが一般的である。
しかしながらこの金物においては、外部からの衝撃によって木の繊維が潰れ、接合面にぐらつきが生じる事や技術的な加工を行なう必要があり、一般の人には、取り付けが困難な問題があった。
上記問題を解決するために、木製脚を角型の金物に差し込み固定する角型脚の金物が存在している。しかしながら今回の提案では木製丸形脚に限定しているので、特許文献1との比較とする。この場合において丸形脚の底部より長ボルトによる天板との接続が記載されている。
しかしながらこの丸形脚の金物の場合、長ボルトで脚全体を締め付ける為脚のぐらつきを防止することが出来るものの次のような課題もある。
第一に座卓等短い脚の場合有効であるが、テーブル等の長い脚の場合丸形脚の中心部に穴を貫通させるには、高度な技術が必要となる。
第2に、衝撃によるボルトの緩みが生じる恐れがある。
本考案は、かかる実情に鑑み金属どうしの接続といった手法により脚部の堅固な接続が可能になり前述の欠点を解決しようとするものである。
上記課題を解決するため、木製板面上に取り付けられるつば付き筒状のメスネジ金物と、丸棒形木製部にかぶせて取り付けられるオスネジ金物とを備え、オスネジ金物は金属製の先端部を有し、それぞれの金属部分にある穴で木製部に木ビスにより固定されて、オス・メスネジ金物どうしのねじ込み接合により取り付けられる事で問題点を解決している。
このように、天板と脚部分をねじ込み式にした場合、運搬搬出の際の組立・分解が、容易に行なえる。
本考案の好ましい形態では、金物のサイズを変える事で、机・テーブル・棚等色々な分野で活用出来る。
本考案の好ましい形態では、天板部分の穴加工により、金物自体を見えにくくすることも出来る。
本考案の好ましい形態では、棚等に使用する際、棚の段数や高さの調整が容易に出来る。
本考案の好ましい形態では、金物を意匠的意味あいで、見せる事が出来るのも特徴的である。
本考案の好ましい形態では、テーブル脚の目的以外でも多用途的な発想をもって、利用可能な点である。
本考案の好ましい形態では、取り外して何度も使用可能な点である。
本考案は、技術的な木材部の掘り込み加工を必要とせず、木ネジだけで取り付けが容易であり、移動・収納時における組立・分解が可能である。
以下本考案を図面に示した好ましい取付形態について詳細に説明する。
本考案の技術的範囲は、添付図面に示した実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された範囲内において、適宜変更が可能である。
本考案の技術的範囲は、添付図面に示した実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された範囲内において、適宜変更が可能である。
図1は、本考案の金物単体形状を示している。木製板に取り付けるつば付き筒状のメスネジ金物(1)を示しており(1)′は取り付け向きを変えた形状となっている。a、c、fは平行ネジとなっており差し込みの方向を選択出来る。bは、木製板に固定するツバ状部分にビス穴があり、a、bは、金属絞り加工により一体となっている。b部で木製板と木ビスにより固定する。(2)は木製丸脚に差し込んで取り付ける金物で、キャップ状のオスネジ金物で頭部分dと差し込み部分eにより木ビスで固定する。(3)は、棚板の場合貫通穴に(1)−(3)を差し込み、位置を決めて両端部分gで固定する形態となっている。
図2は、図1の金物をテーブルに取り付ける場合(1)′−(2)の図では板面四隅に筒状ねじ込み部分を露出した状態で取付ける形態であり、(1)−(2)の図では板面四隅に穴加工を施し筒状ねじ込み部分を埋め込んだ状態で取り付ける形態となっている。(イ)、(ロ)は金物をそれぞれ木材に木ビスにより固定する詳細を示している。
図3は、棚製作の場合には天板部分は図2に示した(1)−(2)の取り付け方であり、下段部分では板面四隅に貫通穴を施し(1)−(3)を木製丸棒に通した状態で位置を決めて取り付けた形態を示しており(1)−(3)の(ハ)は金物をそれぞれ木材に木ビスにより固定する詳細を示している。
(1)、(1)′ つば付き筒状メスネジ金物
(2) 筒状オスネジ金物(キャップ状)
(3) 筒状オスネジ金物(ソケット状)
a、c、f 平行ネジ
b、d、e、g 木ビス固定部
(2) 筒状オスネジ金物(キャップ状)
(3) 筒状オスネジ金物(ソケット状)
a、c、f 平行ネジ
b、d、e、g 木ビス固定部
Claims (3)
- 木製板面上に取り付けられるつば付き筒状のメスネジ金物と、丸棒型木製部にかぶせて取り付けられるオスネジ金物とを備え、オスネジ金物は金属製の先端部を有しそれぞれの金属部分にある穴で木製部に木ビスにより固定されて、オス・メスネジ金物どうしのねじ込み接合により取り付けられる事を特徴とする接合冶具。
- 木製板面上に取り付けられるつば付き筒状のメスネジ金物には、つば部分と木製板面が密着し、つば部分に設けられた複数個所の穴を木ビスにより固定されオスネジ金物には筒状の金物とキャップ状の金物があり、筒状の金物においては、筒方向両端にはネジ山が形成されておらず複数個所の穴により木製丸棒に通した位置で固定されキャップ状の金物においては、木製丸棒にかぶせる際キャップ状の金物の頭部分と差し込み部分にはネジ山が形成されておらず複数個所の穴により木製丸棒先端部分に固定する事を特徴とする請求項1に記載の接合冶具。
- 前記金物にあっては、ネジ山が平行ネジでありネジのどちらからでも挿入出来ることを特徴としており、木製板面上の四隅の穴につば付き筒状のメスネジ金物のネジ部を埋め込みつば部分の穴で木ビスにより固定され、オス・メスネジ金物どうしのねじ込み接合により取り付けられる事を特徴とする請求項1に記載の接合冶具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018001864U JP3217703U (ja) | 2018-05-01 | 2018-05-01 | ねじ込み式接合金物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018001864U JP3217703U (ja) | 2018-05-01 | 2018-05-01 | ねじ込み式接合金物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3217703U true JP3217703U (ja) | 2018-08-30 |
Family
ID=63354638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018001864U Active JP3217703U (ja) | 2018-05-01 | 2018-05-01 | ねじ込み式接合金物 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3217703U (ja) |
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2018
- 2018-05-01 JP JP2018001864U patent/JP3217703U/ja active Active
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