JP3216992B2 - ネットワーク・システムにおける接続方式、及びサーバ・マシン - Google Patents

ネットワーク・システムにおける接続方式、及びサーバ・マシン

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JP3216992B2 JP15373096A JP15373096A JP3216992B2 JP 3216992 B2 JP3216992 B2 JP 3216992B2 JP 15373096 A JP15373096 A JP 15373096A JP 15373096 A JP15373096 A JP 15373096A JP 3216992 B2 JP3216992 B2 JP 3216992B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバ・マシンの
クライアントとしてネットワーク・システムに接続可能
なユーザ・マシン同士を接続するためのネットワーク・
システムにおける接続方式及びサーバ・マシンに係り、
特に、インターネットにIP(Internet Protocol)接
続可能なユーザ・マシン同士を接続するためのネットワ
ーク・システムにおける接続方式及びサーバ・マシンに
関する。更に詳しくは、本発明は、インターネットの一
般ユーザに簡便なインターネット・テレビ電話の接続形
態を提供する、ネットワーク・システムにおける接続方
式及びサーバ・マシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電話回線等によって遠隔地の
コンピュータ同士をつなぐ「テレコンピューティング・
システム」の研究開発が行われている。例えば日本国内
では、1985年の電気通信事業法の施行に端を発して
パソコン通信が盛んになってきた。
【0003】パソコン通信の動向:最近のパソコン通信
の主要な動向として、高速通信化と相互接続(ゲートウ
ェア・サービス)、インターネット(Interne
t)の利用などが挙げられよう。
【0004】インターネットとは、そもそもは学術研究
の情報交換の目的で世界54カ国の大学や研究機関等を
結ぶための国際的な通信ネットワークであり、1970
年代から米国政府機関の援助を受けて研究開発が進めら
れていたが、大学や研究機関に置かれたサーバ(主にU
NIXワークステーション)が自主的に相互接続してい
った結果、全世界を網羅する巨大なネットワークに成長
したものである。現在のインターネットは、全世界に散
在する数十万を超えるサーバーで構成される。遠隔地の
各サーバ・マシンは、"TCP/IP(Transmission Co
ntrol Protocol/Internet Protocol)"と呼ばれる通信
プロトコルに従って相互接続されており、データ転送や
電子掲示板(BBS:Bulletin Board System)上での
コミューニケーションを行うことができる。
【0005】従来のインターネットは、UNIXベース
のコンピュータ同士の接続、というイメージがあった
が、1994年になって一般開放され、日本のパソコン
通信サービスでもインターネットと接続ができるように
なった。インターネットは、海外の情報に比較的安価に
アクセスできる利便性や画像表示を用いた先進的なユー
ザ・インターフェースを備えていることなどの理由によ
り、最近では一般ユーザからも注目されるに至ってい
る。
【0006】インターネットの機能:インターネットに
は以下のような主要機能がある。 (1)電子メール(E−mail) (2)遠隔操作(telnet) (3)ファイル検索・転送(ftp:file transfer pr
otocol) (4)電子掲示板(usenet)
【0007】ここでいう電子掲示板とは、パソコン通信
のBBSと同じ仕組みであり、一人から不特定多数への
連絡、情報提供などに用いられる。BBSによれば、例
えば興味あるテーマについて問いかければ短時間のうち
に多数の未知の人からの反応を期待できる。特に、イン
ターネットによるBBSは世界的な規模でニュースの授
受やディスカッションが可能であり、まさに世界で最も
大きな"掲示板"と言えよう。最近話題の電子会議システ
ムは、発表者名による検索機能やメッセージの表示機能
などを強化してBBSを発展させたものである。
【0008】インターネットへの接続:インターネット
の実体は、特定の企業や団体によって運営される単一の
コンピュータ・ネットワークではなく、情報を蓄えたコ
ンピュータ(サーバ・マシン)が構成するネットワーク
同士を接続したものである。
【0009】ユーザがインターネットを利用するために
は、自身のパソコンをどこかの加入サーバにクライアン
トとして接続する必要がある。研究者や学生であれば、
大学や研究機関が所有するサーバにクライアントとして
接続すればよい。これに対して、一般ユーザの場合に
は、クライアント用のサーバを提供する商用インターネ
ット・サービス会社(以下、「インターネット接続プロ
バイダ」又は「サービス・プロバイダ」という)と契約
を結ぶ必要がある。サービス・プロバイダとしては、例
えば日本アイ・ビー・エム(株)の「IBMインターネ
ット接続サービス」や、ベッコアメ・インターネットの
「BEKKOAME/INTERNET」などが挙げら
れる。
【0010】サービス・プロバイダとの契約には数種類
あるが、個人ユーザでも手軽に利用できるのは「ダイヤ
ルアップIP(Internet Protocol)接続」(以下、単
に「IP接続」ともいう)と呼ばれるサービスである。
IP接続によれば、電話回線とモデムを用いることによ
って自身のPCをサービス・プロバイダのサーバ・マシ
ンに対してクライアントとして接続させ、サーバ・マシ
ンを通じてインターネット内の他のサーバにアクセスす
ることも可能になる。
【0011】なお、世界中に散在するサーバ・マシン間
は常時接続されているので、インターネットそのものの
利用は無料であるが、サービス・プロバイダによる接続
サービスは一般には有料である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】最近では、インターネ
ットの用途は、電子メールやftpといった単なる情報
伝達手段として利用には限定されない。オーディオ/ビ
デオ情報などのリアルタイムの情報通信手段として利用
する動きも出てきている。このような用途拡大の動き
は、インターネットの通信媒体としての高機能性・優位
性に依拠するものである(インターネットは画像表示を
用いた先進的なユーザ・インターフェースを備えている
等の点で高機能である。また、利用料金を考えれば、優
位性は明らかである。世界中のサーバ・マシンは常時つ
ながった状態なので、同一料金で国内通信と国際通信の
両方が可能である。遠隔地の情報にアクセスするために
は、契約プロバイダの最寄のアクセス・ポイント(A
P)に接続するための電話料金はかかるが、国際電話料
金は実質的に不要である。)。例えば、インターネット
をテレビ電話の代わりに利用することも可能である(以
下、「インターネット・テレビ電話」という)。
【0013】ところが、一般ユーザがインターネット・
テレビ電話を利用するときに最も大きな障害となるの
が、現在のサービス・プロバイダが提供している接続形
式である。例えば一般ユーザAから一般ユーザBに接続
したい場合、ユーザAがサービス・プロバイダに電話を
かけてIP接続しなければならないのは当然であるが、
同時にユーザBもサービス・プロバイダにIP接続して
ユーザAからの接続を待機していなければならない。ユ
ーザBが常にIP接続して待機しておくことはできない
(何故なら、ユーザBはサービス・プロバイダに多大な
接続サービス料を課金されることになる!)。したがっ
て、インターネット・テレビ電話を実行するときには、
予め送信者と受信者がスケジュールを申し合わせておか
なければならないことになる。しかしながら、電話をか
けるのに接続時間を予め取り決めなければならないので
は、日常の会話手段としては簡便性に著しく欠けると言
わざるを得ない。
【0014】本発明の目的は、インターネットの一般ユ
ーザにとって簡便なインターネット・テレビ電話の接続
形態を備えた、優れたサービス・プロバイダのプロトコ
ルを提供することにある。
【0015】本発明の更なる目的は、一般電話を利用し
たときと同じように接続することができるインターネッ
ト・テレビ電話の接続形態を備えた、優れたサービス・
プロバイダのプロトコルを提供することにある。
【0016】本発明の更なる目的は、サーバ・マシンの
クライアントとしてネットワーク・システムに接続可能
なユーザ・マシン同士を接続するための、優れたネット
ワーク・システムにおける接続方式及びサーバ・マシン
を提供することにある。
【0017】本発明の更なる目的は、インターネットに
IP(Internet Protocol)接続可能なユーザ・マシン
同士を接続するための、優れたネットワーク・システム
における接続方式及びサーバ・マシンを提供することに
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記
課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面
は、インターネットと、複数のユーザ・マシンと、各ユ
ーザ・マシンに対して前記インターネットにIP接続す
るサービスを提供する複数の常時接続されたサーバ・マ
シンとを有するネットワーク・システムにおける接続方
式において、(a)第1のユーザ・マシンが第1のサー
バ・マシンにダイヤルアップIP接続する段階と、
(b)第1のユーザ・マシンが、第1のサーバ・マシン
に対して、第2のユーザ・マシンの識別情報とともに接
続要求を送信する段階と、(c)第1のサーバ・マシン
が、受信した識別情報を基に、第2のユーザ・マシンを
管轄する第2のサーバ・マシンを特定する段階と、
(d)第1のサーバ・マシンが第2のサーバ・マシンに
接続要求を通知する段階と、(e)第2のサーバ・マシ
ンが、接続要求に応答して、第2のユーザ・マシンにダ
イヤルアップしてIP接続する段階と、(f)第2のサ
ーバ・マシンが、第1のサーバ・マシン経由で、第1の
ユーザ・マシンに対して、第2のユーザ・マシンとの接
続完了を通知する段階と、(g)第1のユーザ・マシン
と第2のユーザ・マシン間のインターネット上での接続
を開始する段階と、を具備することを特徴とするネット
ワーク・システムにおける接続方式である。
【0019】また、本発明の第2の側面は、複数の常時
接続されたサーバ・マシンを含んだ複数のネットワーク
で構成されるネットワーク・システムにおいて、サーバ
・マシンのクライアントとしてネットワーク・システム
に接続可能な複数のユーザ・マシン同士を接続するため
の、ネットワーク・システムにおける接続方式におい
て、(a)第1のユーザ・マシンが第1のサーバ・マシ
ンと接続する段階と、(b)第1のユーザ・マシンが、
第1のサーバ・マシンに対して、第2のユーザ・マシン
の識別情報とともに接続要求を送信する段階と、(c)
第1のサーバ・マシンが、受信した識別情報を基に、第
2のユーザ・マシンを管轄する第2のサーバ・マシンを
特定する段階と、(d)第1のサーバ・マシンが第2の
サーバ・マシンに接続要求を通知する段階と、(e)第
2のサーバ・マシンが、接続要求に応答して、第2のユ
ーザ・マシンと接続する段階と、(f)第2のサーバ・
マシンが、第1のサーバ・マシン経由で、第1のユーザ
・マシンに対して、第2のユーザ・マシンとの接続完了
を通知する段階と、(g)第1のユーザ・マシンと第2
のユーザ・マシン間での接続を開始する段階と、を具備
することを特徴とするネットワーク・システムにおける
接続方式である。
【0020】また、本発明の第3の側面は、世界中に散
在する複数の小規模ネットワークの集合である大規模ネ
ットワークと、前記大規模ネットワークにより常時接続
された複数のサーバ・マシンと、前記サーバ・マシンの
クライアントとして前記大規模ネットワークに接続可能
な複数のユーザ・マシンとで構成されるネットワーク・
システムにおいて、ユーザ・マシン同士を接続するため
の、ネットワーク・システムにおける接続方式におい
て、(a)第1のユーザ・マシンが第1のサーバ・マシ
ンと接続する段階と、(b)第1のユーザ・マシンが、
第1のサーバ・マシンに対して、第2のユーザ・マシン
の識別情報とともに接続要求を送信する段階と、(c)
第1のサーバ・マシンが、受信した識別情報を基に、第
2のユーザ・マシンを管轄する第2のサーバ・マシンを
特定する段階と、(d)第1のサーバ・マシンが第2の
サーバ・マシンに接続要求を通知する段階と、(e)第
2のサーバ・マシンが、接続要求に応答して、第2のユ
ーザ・マシンと接続する段階と、(f)第2のサーバ・
マシンが、第1のサーバ・マシン経由で、第1のユーザ
・マシンに対して、第2のユーザ・マシンとの接続完了
を通知する段階と、(g)第1のユーザ・マシンと第2
のユーザ・マシン間の前記大規模ネットワーク上での接
続を開始する段階と、を具備することを特徴とするネッ
トワーク・システムにおける接続方式である。
【0021】また、本発明の第4の側面は、インターネ
ットに常時接続され、自身のクライアント・ユーザ・マ
シンをインターネットに接続可能なタイプのサーバ・マ
シンにおいて、(a)自身のクライアントであるユーザ
・マシンからのダイヤルアップによりIP接続するため
の手段と、(b)常時接続されている他のサーバ・マシ
ンからの接続要求に応じて、自身のクライアントである
ユーザ・マシンにダイヤルアップしてIP接続するため
の手段と、(c)自身のクライアントであるユーザ・マ
シンから他のユーザ・マシンと接続する旨の接続要求を
受け取るための手段と、(d)各ユーザ・マシンの識別
名と管轄サーバ・マシンの識別名と現在の接続状況を記
録管理するための格納場所と、(e)自身のクライアン
トであるユーザ・マシンからの接続要求に応答して、前
記格納場所を参照することによって、該当するサーバ・
マシンを探索するための手段と、(f)常時接続されて
いる他のサーバ・マシンに対して、該他のサーバ・マシ
ンのクライアントであるユーザ・マシンとの接続を要求
するための手段と、(g)自身のクライアントであるユ
ーザ・マシンに対して、他のサーバ・マシンがユーザ・
マシンとのIP接続を完了した旨を通知するための手段
と、を含むことを特徴とするサーバ・マシンである。
【0022】また、本発明の第5の側面は、複数のネッ
トワークで構成されるネットワーク・システムに常時接
続され、自身のクライアント・ユーザ・マシンを前記ネ
ットワーク・システムに接続可能なタイプのサーバ・マ
シンにおいて、(a)自身のクライアントであるユーザ
・マシンからの接続要求により接続するための手段と、
(b)常時接続されている他のサーバ・マシンからの接
続要求に応じて、自身のクライアントであるユーザ・マ
シンと接続するための手段と、(c)自身のクライアン
トであるユーザ・マシンから他のユーザ・マシンと接続
する旨の接続要求を受け取るための手段と、(d)各ユ
ーザ・マシンの識別名と管轄サーバ・マシンの識別名と
現在の接続状況を記録管理するための格納場所と、
(e)自身のクライアントであるユーザ・マシンからの
接続要求に応答して、前記格納場所を参照することによ
って、該当するサーバ・マシンを探索するための手段
と、(f)常時接続されている他のサーバ・マシンに対
して、該他のサーバ・マシンのクライアントであるユー
ザ・マシンとの接続を要求するための手段と、(g)自
身のクライアントであるユーザ・マシンに対して、他の
サーバ・マシンがユーザ・マシンとの接続を完了した旨
を通知するための手段と、を含むことを特徴とするサー
バ・マシンである。
【0023】また、本発明の第6の側面は、世界中に散
在する複数の小規模ネットワークの集合である大規模ネ
ットワークに常時接続され、自身のクライアント・ユー
ザ・マシンを前記大規模ネットワークに接続可能なタイ
プのサーバ・マシンにおいて、(a)自身のクライアン
トであるユーザ・マシンからの接続要求により接続する
ための手段と、(b)常時接続されている他のサーバ・
マシンからの接続要求に応じて、自身のクライアントで
あるユーザ・マシンと接続するための手段と、(c)自
身のクライアントであるユーザ・マシンから他のユーザ
・マシンと接続する旨の接続要求を受け取るための手段
と、(d)各ユーザ・マシンの識別名と管轄サーバ・マ
シンの識別名と現在の接続状況を記録管理するための格
納場所と、(e)自身のクライアントであるユーザ・マ
シンからの接続要求に応答して、前記格納場所を参照す
ることによって、該当するサーバ・マシンを探索するた
めの手段と、(f)常時接続されている他のサーバ・マ
シンに対して、該他のサーバ・マシンのクライアントで
あるユーザ・マシンとの接続を要求するための手段と、
(g)自身のクライアントであるユーザ・マシンに対し
て、他のサーバ・マシンがユーザ・マシンとの接続を完
了した旨を通知するための手段と、を含むことを特徴と
するサーバ・マシンである。
【0024】本発明によれば、例えばインターネットの
一般ユーザAがユーザBとインターネット経由で通話
(インターネット・テレビ電話)したいときには、ユー
ザAは自身を管轄するサーバ(すなわち最寄のアクセス
・ポイントであるサーバ・マシン:サーバA)にダイヤ
ルアップIP接続して、ユーザBとの接続要求をサーバ
Aに対して発行するだけでよい。
【0025】接続要求を受け取ったサーバAは、自身の
管理下の格納場所にアクセスする。この格納場所は、サ
ーバA自身の記憶装置であっても、物理的に独立した他
のサーバ・マシン(例えばファイル・サーバ)であって
もよい。この格納場所には、各ユーザ毎に、ユーザ名
や、管轄サーバ名、ユーザの電話番号、ユーザのIP接
続状況を記述したレコードが用意されている。サーバA
は、ユーザAから送られるユーザB固有のユーザ名
(「ホスト名」ともいう)を基に該当するレコードを参
照して、ユーザBを管轄するサーバBとユーザBの電話
番号を探し出し、サーバBに接続要求を通知する。
【0026】インターネット上のサーバ・マシンである
サーバAとサーバBとは常時接続されているので、サー
バBはサーバAからの要求に直ちに応答することができ
る(但し、サーバAとサーバBは同一のサービス・プロ
バイダに属するサーバ・マシン同士、若しくは、相互接
続サービスを提供するサービス・プロバイダのサーバ・
マシンであることが望ましい)。サーバBは、格納場所
中の該当レコードを参照して、ユーザBが現在IP接続
中かどうかを確認する。もし、IP接続中でなければ、
サーバBが自らユーザBにダイヤルアップIP接続を行
う。そして、サーバBは、サーバAに対してユーザBの
IP接続完了を通知するとともに、サーバAはユーザA
に対してユーザBのIP接続完了を通知する。
【0027】IP接続中のユーザAとユーザBとは、例
えばテレビ会議アプリケーション・プログラムのプロト
コルに従って接続することによって、トランスパレント
な状態(すなわち互いのアプリケーションを共有した状
態)となり、インターネット経由で通話(インターネッ
ト・テレビ電話)を行うことが可能になるのである。こ
の際、ユーザBは、自身も予めIP接続してサーバAか
らの接続要求を待機する、といった手間は全く要しな
い。
【0028】要するに、本発明は、一般ユーザAが他の
一般ユーザBと通話(インターネット・テレビ電話)し
たいときには、サービス・プロバイダがユーザAの代わ
りにユーザBに電話をかける、という形式のサービス・
プロバイダ・プロトコルを具現したものである。これに
よって、インターネット上で一般ユーザ同士が簡便に接
続することができる。
【0029】したがって、本発明によれば、インターネ
ットの一般ユーザにとって簡便なインターネット・テレ
ビ電話の接続形態を提供することができる訳である。
【0030】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例を詳解する。
【0032】A.システム構成 ネットワーク・システム: 図1には、本発明を実現する
のに適した典型的なネットワーク・システム1の構成を
模式的に示している。本実施例のネットワーク・システ
ムはインターネットであるものと仮定する。
【0033】ネットワーク・システム1は、大規模ネッ
トワークとしてのインターネット10と、インターネッ
ト10に常時IP接続されている複数のサーバ・マシン
a,Sb…と、各サーバ・マシンのクライアントとして
インターネット10にIP接続可能な複数の個人ユーザ
・マシンPa,Pb…で構成される。以下では、図示の2
つのサーバ・マシンSa及びSbは同一のサービス・プロ
バイダに所属するものとして説明する。
【0034】サーバ・マシン20をインターネット10
に接続する形態は多種類あるが、図1では、そのうちの
代表的な2例を紹介している。図1(a)では、同一の
サービス・プロバイダに所属する各サーバ・マシン
a,Sbは、ルータ12経由でインターネット10と接
続された個別ネットワーク(LAN又はWANであって
もよい)11上のコンピュータ・システムである。この
ような個別ネットワークの一例は、米IBM社が提供す
る「IBM] Global Network」であ
る。また、図1(b)では、各サーバ・マシンSa,Sb
は、それぞれ専用のルータによってインターネット10
に直接的に接続されている。
【0035】インターネット10は、無数の遠隔地のコ
ンピュータ・システム(サーバ・マシン)をTCI/I
Pに従って相互接続して構成された、国際的なネットワ
ークである。すなわち、インターネット10の実体は、
情報を蓄えた無数のコンピュータが構成するネットワー
クの集合体である。
【0036】サーバ・マシンSa…は、上述したよう
に、自身が所属する個別ネットワーク11経由で、ある
いは自身専用のルータを介して、インターネット10に
常時IP接続されている。また、サーバ・マシンSa
は、自身がアクセス可能な情報格納場所を備えている。
この情報格納場所は、サーバ・マシン自身の周辺装置
(図示しない)であっても、あるいはネットワーク11
又は10を介して接続された物理的に独立したリモート
・ディスク又はサーバ・マシン(例えばファイル・サー
バ)21であってもよいが、同一サービス・プロバイダ
に所属する全てのサーバ・マシンがアクセス可能である
必要がある。この情報格納場所には、各サーバ・マシン
が共有する「クライアント管理テーブル」がセーブされ
ているが、詳細については後述する。
【0037】サーバ・マシンSa…は、例えば"UNI
X"や"Windows NT"のようなマルチタスク/マ
ルチユーザ・タイプのOS(オペレーティング・システ
ム)が稼働する高性能PC若しくはワークステーション
であり、多数のシリアル・ポート(マルチプル・シリア
ル・カード)22を備えている。各シリアル・ポートに
はモデム23…が接続され、モデム23経由で自身のク
ライアントである個人ユーザ・マシンPa…と電話接続
が可能である。また、サーバ・マシンSa…は、自身専
用のIPアドレスによってインターネット10に常時I
P接続されているとともに、他の多数のIPアドレスを
持っている。自身のクライアント・ユーザ・マシンがダ
イヤルアップしてインターネットへの接続を要求する
と、サーバ・マシンSa…は、未使用のIPアドレスの
1つを用いてユーザ・マシンをIP接続するようになっ
ている。
【0038】一方、ユーザ・マシンPa…は、例えばサ
ービス・プロバイダにサービス契約している個人ユーザ
が所有する汎用PCである。ユーザ・マシンPa…は、
少なくとも1つのシリアル・ポート32を備えている。
シリアル・ポート32にはモデム33が接続され、他の
物理的に独立したコンピュータ・システム(例えばサー
バ・マシンSa)と電話接続することが可能である。な
お、本実施例のユーザ・マシンにとって重要なのは、自
身が加入しているサーバ・マシン経由でインターネット
にIP接続できることであり、接続方式はダイヤルアッ
プIP接続方式には限定されない。
【0039】サーバ・マシン:図2には、サーバ・マシ
ン20の概略的構成を例示している。サーバ・マシン2
0は、例えば"UNIX"や"Windows NT"のよ
うなマルチタスク/マルチユーザ・タイプのOS(オペ
レーティング・システム)が稼働する高性能PC若しく
はワークステーションで構成される。
【0040】サーバ・マシン20は、そのハードウェア
構成要素として、高性能PC若しくはワークステーショ
ンと呼ばれるにふさわしいCPU、メイン・メモリ、入
力装置、表示装置、外部記憶装置等(図示しない)を備
えている。本実施例のサーバ・マシン20は、マルチプ
ル・シリアル・カード22と、LANアダプタ・カード
24を、さらに装備する必要がある。マルチプル・シリ
アル・カード22は、複数のモデム23…を接続するた
めに複数のシリアル・ポートを備えたアダプタ・カード
である。モデム23は、電話回線経由のデータ伝送を実
現するためのハードウェアであり、コンピュータ・シス
テム内のデジタル信号や電話回線上のアナログ信号を夫
々変復調するようになっている。また、LANアダプタ
・カード24は、LAN経由のデータ交換を実現するた
めのアダプタ・カードであり、例えば「トークンリング
・カード」や「Ethernetカード」がこれに該当
する。サーバ・マシン20は、LANアダプタ・カード
22によって、個別ネットワーク11経由でインターネ
ットとIP接続されている。
【0041】サーバ・マシン20は、自身のハードウェ
ア及びソフトウェアを総合的に管理するための基本ソフ
トウェアであるオペレーティング・システム(OS)の
環境下で、動作するようになっている。OSは、例え
ば"UNIX"や"Windows NT"のようなマルチ
タスク・タイプであり(前述)、その他、サーバ・マシ
ン20自身のローカル・ディスク(図示しない)やネッ
トワーク11/10上に存在するリモート・ディスク
(例えばファイル・サーバ21のローカル・ディスク)
へのアクセスを管理するための「ファイル・マネージ
ャ」や、メイン・メモリ中のデータの管理を行うための
「メモリ・マネージャ」、CPUのタスク実行を管理す
るための「スケジューラ」などを含んでいる。また、本
実施例のOSは、さらに、LANアダプタ・カード24
をハードウェア操作して個別ネットワーク11経由のデ
ータ入出力を実現するための「LANカード・デバイス
・ドライバ」(仮称)や、マルチプル・シリアル・カー
ド22をハードウェア操作して各モデム23…経由の電
話接続を実現するための「マルチプル・シリアルI/O
デバイス・ドライバ」(仮称)を装備する必要がある。
【0042】OS層の上には、「PPP(Point to Poi
nt Protocol)」及び「TCP/IP(Transmission Co
ntrol Protocol/Internet Protocol)」という2層のプ
ロトコルが存在する。このうちPPPは、電話回線を介
して他の物理的に独立した機器と1対1でシリアル通信
を行うためのプロトコルであり、また、TCP/IP
は、インターネット10経由でデータ交換を実現するた
めのプロトコルであり、通信速度や伝送パケットの形式
を定める機能を持っている。
【0043】サーバ・マシン20は、OS環境下で、イ
ンストールされた多種類のアプリケーション・プログラ
ムを実行することができる。本実施例のサーバ・マシン
20は、特に、ユーザ・マシン間をインターネット10
上での接続させるための「(サーバ用)テレビ会議アプ
リケーション・プログラム」をインストールする必要が
ある。サーバ用テレビ会議アプリケーション・プログラ
ムは、 1)自身のクライアント・ユーザ・マシンからのダイヤ
ルアップに応答して、ユーザ・マシンをIP接続させ
る。 2)自身のクライアント・ユーザ・マシンから、他のユ
ーザ・マシン(相手ユーザ・マシン)とインターネット
上で接続したい旨の接続要求を受け取る。 3)相手ユーザ・マシンをクライアントに持つサーバ・
マシンを探し出して、接続要求を転送する。 4)他のサーバ・マシンからの接続要求に応答して、自
身のクライアントである相手ユーザ・マシンに自らダイ
ヤルアップして、該ユーザ・マシンをIP接続させる。 5)相手ユーザ・マシンとのIP接続が完了した旨を、
要求元のサーバ・マシンに通知する。などのファンクシ
ョンを備えたプログラムである。
【0044】また、サーバ・マシン20は、その他、フ
ァイル検索・転送用のアプリケーション・プログラム
(ftp)などをインストールしていてもよい。
【0045】ユーザ・マシン:図3には、ユーザ・マシ
ン30の概略的構成を例示している。ユーザ・マシン3
0は、例えば個人ユーザがパソコン通信やインターネッ
トを利用するために購入するものであり、汎用PCで充
分である。
【0046】ユーザ・マシン30は、そのハードウェア
構成要素として、汎用PCとして適当なCPU、メイン
・メモリ、入力装置、表示装置、外部記憶装置等(図示
しない)を備えている。本実施例のユーザ・マシン20
は、シリアルI/Oコントローラ32と、ビデオ・キャ
プチャ・コントローラ35と、オーディオ・コントロー
ラ38を、さらに装備している必要がある。シリアルI
/Oコントローラ32は、シリアル転送データを処理す
るための専用コントローラであり、モデム33…を接続
するためのシリアル・ポートを含んでいる。また、ビデ
オ・キャプチャ・コントローラ35は、ビデオ・カメラ
34による捕捉画像(ビデオ信号)をコンピュータ・デ
ータとして処理するための専用コントローラである。ま
た、オーディオ・コントローラ38は、マイク36やス
ピーカ37によって入出力されるオーディオ信号を処理
するための専用コントローラである。ビデオ・カメラ3
4や、マイク36、スピーカ37は、テレビ会議のビデ
オ/オーディオ・データの入出力に必要となる。
【0047】ユーザ・マシン20は、自身のハードウェ
ア及びソフトウェアを総合的に管理するための基本ソフ
トウェアであるオペレーティング・システム(OS)の
環境下で、動作するようになっている。OSは、ユーザ
・マシン30自身のローカル・ディスク(図示しない)
やネットワーク11/10上に存在するリモート・ディ
スク(例えばファイル・サーバ21のローカル・ディス
ク)へのアクセスを管理するための「ファイル・マネー
ジャ」や、メイン・メモリ中のデータの管理を行うため
の「メモリ・マネージャ」、CPUのタスク実行を管理
するための「スケジューラ」などを含んでいる。また、
本実施例のOSは、さらに、シリアルI/Oコントロー
ラ32をハードウェア操作してシリアル・ポート経由の
シリアル・データ転送を実現するための「シリアルI/
Oデバイス・ドライバ」(仮称)、ビデオ・キャプチャ
・コントローラ35をハードウェア操作してビデオ信号
の入力を実現するための「ビデオ・キャプチャ・デバイ
ス・ドライバ」(仮称)や、オーディオ・コントローラ
38をハードウェア操作してオーディオ信号の入出力を
実現するための「オーディオ・デバイス・ドライバ」
(仮称)を装備する必要がある。但し、ユーザ・マシン
30のOSは、"UNIX"や"WindowsNT"ほど
高機能・高価である必要はなく、"OS/2 Warp"
や"Windows 95"のようなパーソナル・ユース
向けのもので充分である。
【0048】OS層の上には、「PPP(Point to Poi
nt Protocol)」及び「TCP/IP(Transmission Co
ntrol Protocol/Internet Protocol)」という2層のプ
ロトコルが存在する。このうちPPPは、電話回線を介
して他の物理的に独立した機器と1対1でシリアル通信
を行うためのプロトコルであり、また、TCP/IP
は、インターネット経由でデータ交換を実現するための
プロトコルである。
【0049】ユーザ・マシン30は、OS環境下で、イ
ンストールされた多種類のアプリケーション・プログラ
ムが実行可能である。本実施例のユーザ・マシン30で
は、特に、ユーザ・マシン間をインターネット10上で
の接続させるための「(クライアント用)テレビ会議ア
プリケーション・プログラム」をインストールする必要
がある。クライアント用テレビ会議アプリケーション・
プログラムは、 1)自身のサーバ・マシンに対してダイヤルアップして
自身のIP接続を要求する。 2)自身のサーバ・マシンに対して、他のユーザ・マシ
ン(相手ユーザ・マシン)とのインターネット上での接
続を要求する。 3)インターネット上で接続された相手ユーザ・マシン
とのテレビ電話接続を行う。 などのファンクションを備えたプログラムである。ま
た、テレビ会議アプリケーション・プログラムは、相手
ユーザ・マシンとトランスパレント状態になってアプリ
ケーションを共有するための「テレビ電話プロトコル」
も装備している。また、テレビ会議アプリケーション・
プログラムは、自システムで入力・編集した圧縮ビデオ
・データや圧縮オーディオ・データを混合しパケットに
分割して、モデム33経由で電話回線に伝送するファン
クションや、モデム33経由で受信したパケットを元の
ビデオ・データやオーディオ・データに組み立てて出力
するファンクションも持っている。
【0050】また、ユーザ・マシン30は、その他、フ
ァイル検索・転送用のアプリケーション・プログラム
(ftp)などをインストールしていてもよい。
【0051】なお、サーバ・マシン20やユーザ・マシ
ン30となり得るコンピュータ・システムは、図2や図
3に示した以外にも多くのハードウェア/ソフトウェア
が必要である。但し、これらは当業者には周知であり、
また、本発明の要旨を構成するものではないので、本明
細書中では省略している。また、サーバ・マシン20と
ユーザ・マシン30との間を連絡する電話回線は、旧来
の一般公衆回線(POTS)だけでなく、ISDN(In
tegratedServives Digital Network)であっても当然よ
い。
【0052】B.システム・オペレーション 前項では、本発明を具現するネットワーク・システム
1、ネットワーク10に常時接続されたサーバ・マシン
20、及び、サーバ・マシン20によってネットワーク
10に接続可能なユーザ・マシン30各々のハードウェ
ア/ソフトウェア構成について説明してきた。本項で
は、該システム10の動作とともに本発明の作用を、図
4乃至図7を参照しながら説明する。但し、以下では、
2つのサーバ・マシンSaとSbは同一のサービス・プロ
バイダに所属するサーバ・マシンであること、各ユーザ
・マシンPaとPbは夫々サーバ・マシンSaとSbのクラ
イアントとしてサービス・プロバイダに加入しているこ
と、及びユーザ・マシンPaがユーザ・マシンPbとイン
ターネット上での接続を要求していること、を前提とし
て説明する。
【0053】始めに、本実施例における接続手順を、図
9を参照しながら要約しておく。ユーザ・マシンP
aは、サーバ・マシンSaにダイヤルアップして、インタ
ーネットへのIP接続を要求する(トランザクション
(Tr)1)。そして、ユーザ・マシンPaは、相手ユ
ーザ・マシンPbとインターネット10上で接続したい
旨の接続要求をサーバ・マシンSaに発行する(Tr
2)。サーバ・マシンSaは、ファイル・サーバ21
(若しくは自身のローカル・ディスク)にアクセスし
て、相手ユーザ・マシンPbの所属するサーバ・マシン
bを突き止めて(Tr3)、相手サーバ・マシンSb
接続要求を転送する(Tr4)。相手サーバ・マシンS
bは、これに応答して、ファイル・サーバ21(若しく
は自身のローカル・ディスク)にアクセスして、IP接
続状況を確認する(Tr5)。相手ユーザ・マシンPb
が既にIP接続中であれば、接続完了を要求元サーバ・
マシンSaに通知する(Tr7)。また、相手ユーザ・
マシンPbがIP接続中でなければ、サーバ・マシンSb
は自ら相手ユーザ・マシンPbにダイヤルアップしてI
P接続させ(Tr6)、その後に接続完了を要求元サー
バ・マシンSaに通知する(Tr7)。要求元ユーザ・
マシンPaは、サーバ・マシンSa経由で接続完了を通知
されると(Tr8)、相手ユーザ・マシンPbとテレビ
電話アプリケーション・レベルで接続を行い、テレビ会
議を実行可能となる(Tr9)。
【0054】要求元ユーザ・マシンPaのオペレーショ
ン:図4には、インターネット接続の要求元であるユー
ザ・マシンPaの動作手順をフローチャート化して示し
ている。なお、この処理は、クライアント用テレビ会議
アプリケーション・プログラムによって実行可能である
点に留意されたい。
【0055】ユーザ・マシンPaは、自身のユーザから
コールの指示(すなわちダイヤルアップIP接続の要
求)があったことに応答して(ステップS100)、モ
デム33に対して、ATコマンド"ATD"を発行する
(ステップS102)。ATコマンドとはモデム制御用
のコマンドであり、この場合のATDは自動ダイヤリン
グ要求を意味し、サーバ・マシンSaの電話番号(Ph
one#)を含んでいる。
【0056】ユーザ・マシンPa側のモデム33は、A
TDコマンドを受け取ると、サーバ・マシンSaにダイ
ヤルアップする。サーバ・マシンSa側のモデム23が
このダイヤルアップに応答して着信すると、両者のモデ
ム23,33がハードウエア・レベルで接続される(ス
テップS104)。次いで、サーバ・マシンSaとのP
PPレベル、TCP/IPレベルという順序で、ソフト
ウェア・レベルの接続処理が順次行われる(ステップS
106,S108)。この時点で、ユーザ・マシンPa
はインターネット10にIP接続されている。
【0057】次いで、ユーザ・マシンPaは、相手ユー
ザ・マシンPbの固有のユーザ名(「ホスト名」とも言
う)を送信することによって、サーバ・マシンSaに相
手ユーザ・マシンPbとの接続要求(インターネット1
0上での接続要求)を発行する(ステップS110)。
【0058】相手ユーザ・マシンPbとの接続作業が完
了するまで、ユーザ・マシンPaは待機する(ステップ
S112)。この間、サーバ・マシンSa、サーバ・マ
シンSb、及び相手ユーザ・マシンPbでは、相手ユーザ
・マシンPbをIP接続させるための作業が行われてい
るが、その詳細は後に図5乃至図7を参照しながら説明
する。
【0059】相手ユーザ・マシンPbがIP接続された
旨の通知を受け取ると、ユーザ・マシンPaは、相手ユ
ーザ・マシンPbとのTCP/IPレベルでの接続、及
びテレビ会議アプリケーション・レベルでの接続を順次
行う(ステップS114,S116)。テレビ会議アプ
リケーション・レベルでの接続は、実際には該アプリケ
ーション・プログラム内のテレビ電話プロトコル(前
述)が行う。
【0060】テレビ会議アプリケーション・レベルでの
接続が完了すると、ユーザ・マシンPaとPbは、インタ
ーネット10上で互いにトランスパレント、すなわち互
いのアプリケーションを共有した状態となる。この状態
では、ユーザ・マシンPaとPbはビデオ/オーディオ・
データの交換が自由となり、テレビ会議(インターネッ
ト・テレビ電話)を実行可能である(ステップS11
8)。
【0061】テレビ会議を終了するときには(ステップ
S120)、予め後処理を実行する(ステップS12
2)。後処理は、実際には、テレビ会議アプリケーショ
ン・クローズ(ステップS122a)、TCP/IPレ
ベルでの終了処理(ステップS122b)、PPPレベ
ルでの終了処理を経て(ステップS122c)、ソフト
ウェア・レベルでの切断処理を行う。そして、最後にモ
デム34にATコマンド"ATH"を送りモデム33をハ
ングアップさせて、ハードウェア・レベルでも切断する
(ステップS122d)。
【0062】要求元サーバ・マシンSaのオペレーショ
ン:図5には、インターネット接続の要求元ユーザ・マ
シンを管轄するサーバ・マシンSaの動作手順をフロー
チャート化して示している。この処理は、サーバ用テレ
ビ会議アプリケーション・プログラムによって実行可能
である点に留意されたい。
【0063】サーバ・マシンSaは、自身のクライアン
トであるユーザ・マシンPaがダイヤルアップするなど
して自身に対するコールが発生すると、モデム23が発
呼する(ステップS200:ステップS102に対
応)。
【0064】サーバ・マシンSaは、この発呼に応答し
て、モデム23に対してATコマンド"ATA"を発行す
る。ATAは、アンサーモード接続を意味し、モデム2
3はこのコマンドに従って着信する(ステップS20
2)。
【0065】次の判断ステップS204では、自身のク
ライアント(ここではユーザ・マシンPaと仮定する)
からのコールか否かを判断する。クライアントからのコ
ールでない(例えば間違い電話)場合、IP接続等の後
続の処理が全く不要なので、モデム23にATコマン
ド"ATH"を送って、回線を切断し(ステップS204
a)、先頭ステップに復帰する。
【0066】一方、自身のクライアントPaからのコー
ルであれば、PPPレベルでの接続(ステップS20
6:ステップS106に対応)、TCP/IPレベルで
の接続(ステップS208:ステップS108に対応)
という順序で、ユーザ・マシンPaとのソフトウェア・
レベルでの接続処理を行う。このとき、サーバ・マシン
aは、自身が保有するIPアドレスのうち未使用のも
のをユーザ・マシンPaに割り振り、この結果、ユーザ
・マシンPaはインターネットにIP接続されることに
なる。
【0067】次いで、ユーザ・マシンPaが送った相手
ユーザ・マシンPbのユーザ名を受信すると(ステップ
S210:ステップS110に対応)、サーバ・マシン
aは、自身の情報格納場所にある「クライアント管理
テーブル」を参照して、相手ユーザ・マシンPbの電話
番号と、相手ユーザ・マシンPbを管轄するサーバ・マ
シンSbを突き止める。ここで、情報格納場所とは、サ
ーバ・マシンSa自身のローカル・ディスクであって
も、ネットワーク11(又は12)を介して接続された
リモート・ディスク(若しくは他のサーバ・マシン)2
1であってもよい(前述)。また、クライアント管理テ
ーブルは、サービス・プロバイダに所属する全てのクラ
イアントについての情報を保管するためのテーブルであ
り、図8に示すような管理レコードを各クライアント毎
に1つずつ用意している。この管理レコードは、クライ
アントのユーザ名、クライアントが所属するサーバ・マ
シンのサーバID、クライアントの電話番号、クライア
ントが現在IP接続中かどうかを示すフラグを書き込む
ための各フィールドを含んでいる。フラグの内容は、各
サーバ・マシンが自分の管轄下の各ユーザ・マシンをI
P接続/切断する際に適宜更新するようになっている。
クライアント管理テーブルは、同一サービス・プロバイ
ダに所属する他のサーバ・マシンSbで共用される。要
するに、サーバ・マシンSaは、ユーザ・マシンPbの管
理レコードを参照することによって、サーバ・マシンS
bと、相手ユーザ・マシンPbの電話番号を突き止めるこ
とができる訳である。
【0068】次いで、サーバ・マシンSaは、サーバ・
マシンSbに対して、ユーザ・マシンSaからの接続要求
を、ユーザ・マシンPbの電話番号とともに通知する
(ステップS214)。
【0069】次いで、サーバ・マシンSaは、サーバ・
マシンSbがユーザ・マシンPbとのIP接続が完了する
まで待機する(ステップS216:ステップS112に
対応)。この間、サーバ・マシンSbはユーザ・マシン
bをIP接続するための作業を行っているが、その詳
細は後に図6及び図7を参照しながら説明する。一方、
所定時間以上待ってもユーザ・マシンPbがIP接続さ
れない場合には、ATコマンド"ATH"を発行するなど
して回線を切断し(S204a)、例外処理する。
【0070】次いで、ユーザ・マシンPbがIP接続さ
れた旨の通知を、サーバ・マシンSbから受け取ると、
この通知をユーザ・マシンSaに転送する(ステップS
218)。
【0071】次いで、ユーザ・マシンPaとPbの間で
は、テレビ会議アプリケーション・レベルでの接続がな
され(既述)、両者間でインターネット上でのテレビ電
話が実行される(ステップS220:ステップS118
〜S120に対応)。
【0072】その後、ユーザ・マシン間でのテレビ会議
が終了する際には、サーバ・マシンSaでは予め終了処
理が行われる(ステップS222)。この終了処理の内
容は前述のステップS122と略同一である。
【0073】相手サーバ・マシンSbのオペレーショ
ン:図6には、インターネット接続の相手ユーザ・マシ
ンを管轄するサーバ・マシンSbの動作手順をフローチ
ャート化して示している。この処理は、サーバ用テレビ
会議アプリケーション・プログラムによって実行可能で
ある点に留意されたい。
【0074】サーバ・マシンSbは、同一のサービス・
プロバイダに所属する他のサーバ・マシンSaから、自
身の管轄下のユーザ・マシンPbへの接続要求を受け取
ると(ステップS300:ステップS110及びS21
4に対応)、情報格納場所にある「クライアント管理テ
ーブル」を参照する(ステップS302)。クライアン
ト管理テーブルは、Saと共用されている(前述)。
【0075】サーバ・マシンSbは、ユーザ・マシンPb
の管理レコードのフラグの設定状況を基に、現在ユーザ
・マシンPbがIP接続中かどうかを判断する(ステッ
プS304)。既にIP接続中であれば、改めてユーザ
・マシンPbをIP接続処理する必要はないので、ステ
ップS306,S308,及びS310をスキップし
て、ステップS312にてサーバ・マシンSaにIP接
続処理終了の旨を通知する。
【0076】一方、ユーザ・マシンPbが未だIP接続
されていなければ、サーバ・マシンSbは、まず、自身
のモデム23に対してATコマンド"ATD"を発行し
て、ユーザ・マシンPbをダイヤルアップする(ステッ
プS306)。次いで、ユーザ・マシンPbと、モデム
・レベル及びPPPレベルで接続すると(ステップS3
08,S310)、ステップS312に進んで、サーバ
・マシンSaにIP接続処理終了の旨を通知する。な
お、ユーザ・マシンPbは、インターネット上の交信相
手であるユーザ・マシンPaとのみTCP/IP接続す
れば足りるので、サーバ・マシンSbとユーザ・マシン
aとのTCP/IP接続処理は行わない。
【0077】PbとのIP接続完了通知は、サーバ・マ
シンSa経由でユーザ・マシンPaに送付される(前述の
ステップS218)。そして、ユーザ・マシンPaとPb
との間では、PbとのTCP/IPレベルでの接続、及
びテレビ会議アプリケーション・レベルでの接続が行わ
れ(ステップS114,S116に対応)、両ユーザ・
マシンはテレビ会議(インターネット・テレビ電話)の
実行が可能な状態になる(ステップS314:ステップ
S118,S120に対応)。
【0078】その後、ユーザ・マシン間でのテレビ会議
が終了する際には、サーバ・マシンSbでは予め終了処
理が行われる(ステップS316)。この終了処理の内
容は前述のステップS122と略同一である。
【0079】相手ユーザ・マシンPbのオペレーショ
ン:図7には、インターネット接続の相手であるユーザ
・マシンPbの動作手順をフローチャート化して示して
いる。この処理は、クライアント用テレビ会議アプリケ
ーション・プログラムによって実行可能である点に留意
されたい。
【0080】ユーザ・マシンPbは、自身がクライアン
ト加入しているサーバ・マシンSbがダイヤルアップす
るなどして自身に対するコールが発生すると、モデム3
3が発呼する(ステップS400:ステップS306に
対応)。
【0081】ユーザ・マシンPbは、この発呼に応答し
て、モデム33に対してATコマンド"ATA"を発行し
て、着信する(ステップS402)。
【0082】次の判断ステップS404では、ユーザ・
マシンPbは自身のサーバ・マシンSbからのコールかど
うかを判断する。サーバ・マシンSbからのコールでな
い(例えば間違い電話)場合には、IP接続等の後続の
処理が全く不要なので、モデム33にATコマンド"A
TH"を送るなどして回線を切断し(ステップS404
a)、先頭ステップに復帰するという例外処理を行う。
【0083】一方、サーバ・マシンSbからのコールで
あれば、サーバ・マシンSbとPPPレベルでの接続を
行う(ステップS406:ステップS310に対応)。
そして、今度は、IP接続完了通知を受け取ったユーザ
・マシンPaとの間で、TCP/IP接続を行う(ステ
ップS408:ステップS114に対応)。この結果、
ユーザ・マシンPaとPbは、インターネット10上で相
互接続されたことになる。
【0084】次いで、ユーザ・マシンSaからテレビ電
話接続要求が送られてくると(ステップS410:ステ
ップS116に対応)、ユーザ・マシンPaとPbは、テ
レビ電話プロトコル・レベルでの接続を行う。この結
果、ユーザ・マシンPaとPbは互いにトランスパレン
ト、すなわちアプリケーションを共有した状態となる。
この状態では、ユーザ・マシンPaとPbはビデオ/オー
ディオ・データの交換が自由となり、テレビ会議(イン
ターネット・テレビ電話)を実行可能である(ステップ
S412及びS414:ステツプS118に対応)。
【0085】その後、ユーザ・マシン間でのテレビ会議
が終了する際には、サーバ・マシンSbでは予め終了処
理が行われる(ステップS416)。この終了処理の内
容は前述のステップS122と略同一である。
【0086】C.追補 以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳
解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成し得ることは
自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示
してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。
本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許
請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0087】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
サーバ・マシンのクライアントとしてネットワーク・シ
ステム(例えばインターネット)に接続可能なユーザ・
マシン同士を接続するための、優れたネットワーク・シ
ステムにおける接続方式及びサーバ・マシンを提供する
ことができる。
【0088】また、本発明によれば、一般ユーザAが一
般ユーザBと通話したいときに、仲介するサービス・プ
ロバイダがAの代わりにBに電話をかける、という形式
のサービス・プロバイダ・プロトコルを採用することに
よって、インターネット(テレビ)電話のユーザビリテ
ィを確保することができる。
【0089】また、本発明によれば、インターネットの
一般ユーザにとって簡便なインターネット・テレビ電話
の接続形態を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を実現するのに適した典型的な
ネットワーク・システムの構成を模式的に示した図であ
る。
【図2】図2は、サーバ・マシンの構成(例)を示した
図である。
【図3】図3は、ユーザ・マシンの構成(例)を示した
図である。
【図4】図4は、インターネット接続の要求元であるユ
ーザ・マシンPaの動作手順をフローチャート化した図
である。
【図5】図5は、インターネット接続の要求元ユーザ・
マシンを管轄するサーバ・マシンSaの動作手順をフロ
ーチャート化した図である。
【図6】図6は、インターネット接続の相手ユーザ・マ
シンを管轄するサーバ・マシンSbの動作手順をフロー
チャート化した図である。
【図7】図7は、インターネット接続の相手ユーザ・マ
シンPbの動作手順をフローチャート化した図である。
【図8】図8は、クライアント管理テーブル中のの管理
レコードの構造を概略的に示した図である。
【図9】図9は、各ユーザ・マシン及びサーバ・マシン
の間で行われるトランザクションの様子を模式的に示し
た図である。
【符号の説明】
1…ネットワーク・システム、10…インターネット、
11…個別ネットワーク、12…ルータ、20…サーバ
・マシン、21…ファイル・サーバ、22…マルチプル
・シリアル・カード、23/33…モデム、24…LA
Nアダプタ・カード、30…ユーザ・マシン、32…シ
リアルI/Oコントローラ、34…ビデオ・カメラ、3
5…ビデオ・キャプチャ・コントローラ、36…マイ
ク、37…スピーカ、38…オーディオ・コントロー
ラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04M 11/00 302 H04M 11/00 302 (56)参考文献 特開 平9−168033(JP,A) 特開 平8−32714(JP,A) 特開 平8−88686(JP,A) 特開 平9−172462(JP,A) 特開 平9−321914(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/00 500 - 540 G06F 15/00 310 H04L 12/28 H04L 12/46 H04L 12/56 H04L 12/66 H04M 3/42 H04M 3/56 H04M 11/00 H04N 7/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネットと、複数のユーザ・マシン
    と、各ユーザ・マシンに対して前記インターネットにI
    P接続するサービスを提供する複数の常時接続されたサ
    ーバ・マシンとを有するネットワーク・システムにおけ
    る接続方式において、 (a)第1のユーザ・マシンが第1のサーバ・マシンに
    ダイヤルアップIP接続する段階と、 (b)第1のユーザ・マシンが、第1のサーバ・マシン
    に対して、第2のユーザ・マシンの識別情報とともに接
    続要求を送信する段階と、 (c)第1のサーバ・マシンが、受信した識別情報を基
    に、第2のユーザ・マシンを管轄する第2のサーバ・マ
    シンを特定する段階と、 (d)第1のサーバ・マシンが第2のサーバ・マシンに
    接続要求を通知する段階と、 (e)第2のサーバ・マシンが、接続要求に応答して、
    第2のユーザ・マシンがIP接続中かどうかを判断し、
    接続中でなければ第2のユーザ・マシンにダイヤルアッ
    プしてIP接続する段階と、 (f)第2のサーバ・マシンが、第1のサーバ・マシン
    経由で、第1のユーザ・マシンに対して、第2のユーザ
    ・マシンとの接続完了を通知する段階と、 (g)第1のユーザ・マシンと第2のユーザ・マシン間
    のインターネット上での接続を開始する段階と、 を具備することを特徴とするネットワーク・システムに
    おける接続方式。
  2. 【請求項2】複数の常時接続されたサーバ・マシンを含
    んだ複数のネットワークで構成されるネットワーク・シ
    ステムにおいて、サーバ・マシンのクライアントとして
    ネットワーク・システムに接続可能な複数のユーザ・マ
    シン同士を接続するための、ネットワーク・システムに
    おける接続方式において、 (a)第1のユーザ・マシンが第1のサーバ・マシンと
    接続する段階と、 (b)第1のユーザ・マシンが、第1のサーバ・マシン
    に対して、第2のユーザ・マシンの識別情報とともに接
    続要求を送信する段階と、 (c)第1のサーバ・マシンが、受信した識別情報を基
    に、第2のユーザ・マシンを管轄する第2のサーバ・マ
    シンを特定する段階と、 (d)第1のサーバ・マシンが第2のサーバ・マシンに
    接続要求を通知する段階と、 (e)第2のサーバ・マシンが、接続要求に応答して、
    第2のユーザ・マシンが接続中かどうかを判断し、接続
    中でなければ第2のユーザ・マシンと接続する段階と、 (f)第2のサーバ・マシンが、第1のサーバ・マシン
    経由で、第1のユーザ・マシンに対して、第2のユーザ
    ・マシンとの接続完了を通知する段階と、 (g)第1のユーザ・マシンと第2のユーザ・マシン間
    での接続を開始する段階と、 を具備することを特徴とするネットワーク・システムに
    おける接続方式。
  3. 【請求項3】世界中に散在する複数の小規模ネットワー
    クの集合である大規模ネットワークと、前記大規模ネッ
    トワークにより常時接続された複数のサーバ・マシン
    と、前記サーバ・マシンのクライアントとして前記大規
    模ネットワークに接続可能な複数のユーザ・マシンとで
    構成されるネットワーク・システムにおいて、ユーザ・
    マシン同士を接続するための、ネットワーク・システム
    における接続方式において、 (a)第1のユーザ・マシンが第1のサーバ・マシンと
    接続する段階と、 (b)第1のユーザ・マシンが、第1のサーバ・マシン
    に対して、第2のユーザ・マシンの識別情報とともに接
    続要求を送信する段階と、 (c)第1のサーバ・マシンが、受信した識別情報を基
    に、第2のユーザ・マシンを管轄する第2のサーバ・マ
    シンを特定する段階と、 (d)第1のサーバ・マシンが第2のサーバ・マシンに
    接続要求を通知する段階と、 (e)第2のサーバ・マシンが、接続要求に応答して、
    第2のユーザ・マシンが接続中かどうかを判断し、接続
    中でなければ第2のユーザ・マシンと接続する段階と、 (f)第2のサーバ・マシンが、第1のサーバ・マシン
    経由で、第1のユーザ・マシンに対して、第2のユーザ
    ・マシンとの接続完了を通知する段階と、 (g)第1のユーザ・マシンと第2のユーザ・マシン間
    の前記大規模ネットワーク上での接続を開始する段階
    と、 を具備することを特徴とするネットワーク・システムに
    おける接続方式。
  4. 【請求項4】インターネットに常時接続され、自身のク
    ライアント・ユーザ・マシンをインターネットにIP接
    続可能なタイプのサーバ・マシンにおいて、 (a)自身のクライアントであるユーザ・マシンからの
    ダイヤルアップによりIP接続するための手段と、(b)各ユーザ・マシンの識別名と管轄サーバ・マシン
    の識別名と現在の接続状況を記録管理するための格納場
    所と、 (c) 常時接続されている他のサーバ・マシンからの接
    続要求に応じて、自身のクライアントであるユーザ・マ
    シンがIP接続中かどうかを前記格納場所を参照するこ
    とによって判断し、接続中でなければ当該ユーザ・マシ
    にダイヤルアップしてIP接続するための手段と、(d) 自身のクライアントであるユーザ・マシンから他
    のユーザ・マシンと接続する旨の接続要求を受け取るた
    めの手段と、 (e)自身のクライアントであるユーザ・マシンからの
    接続要求に応答して、前記格納場所を参照することによ
    って、該当するサーバ・マシンを探索するための手段
    と、 (f)常時接続されている他のサーバ・マシンに対し
    て、該他のサーバ・マシンのクライアントであるユーザ
    ・マシンとの接続を要求するための手段と、 (g)自身のクライアントであるユーザ・マシンに対し
    て、他のサーバ・マシンがユーザ・マシンとのIP接続
    を完了した旨を通知するための手段と、を含むことを特
    徴とするサーバ・マシン。
  5. 【請求項5】複数のネットワークで構成されるネットワ
    ーク・システムに常時接続され、自身のクライアント・
    ユーザ・マシンを前記ネットワーク・システムに接続可
    能なタイプのサーバ・マシンにおいて、 (a)自身のクライアントであるユーザ・マシンからの
    接続要求により接続するための手段と、(b)各ユーザ・マシンの識別名と管轄サーバ・マシン
    の識別名と現在の接続状況を記録管理するための格納場
    所と、 (c) 常時接続されている他のサーバ・マシンからの接
    続要求に応じて、自身のクライアントであるユーザ・マ
    シンが接続中かどうかを前記格納場所を参照することに
    よって判断し、接続中でなければ当該ユーザ・マシン
    接続するための手段と、(d) 自身のクライアントであるユーザ・マシンから他
    のユーザ・マシンと接続する旨の接続要求を受け取るた
    めの手段と、 (e)自身のクライアントであるユーザ・マシンからの
    接続要求に応答して、前記格納場所を参照することによ
    って、該当するサーバ・マシンを探索するための手段
    と、 (f)常時接続されている他のサーバ・マシンに対し
    て、該他のサーバ・マシンのクライアントであるユーザ
    ・マシンとの接続を要求するための手段と、 (g)自身のクライアントであるユーザ・マシンに対し
    て、他のサーバ・マシンがユーザ・マシンとの接続を完
    了した旨を通知するための手段と、 を含むことを特徴とするサーバ・マシン。
  6. 【請求項6】世界中に散在する複数の小規模ネットワー
    クの集合である大規模ネットワークに常時接続され、自
    身のクライアント・ユーザ・マシンを前記大規模ネット
    ワークに接続可能なタイプのサーバ・マシンにおいて、 (a)自身のクライアントであるユーザ・マシンからの
    接続要求により接続するための手段と、(b)各ユーザ・マシンの識別名と管轄サーバ・マシン
    の識別名と現在の接続状況を記録管理するための格納場
    所と、 (c) 常時接続されている他のサーバ・マシンからの接
    続要求に応じて、自身のクライアントであるユーザ・マ
    シンが接続中かどうかを前記格納場所を参照する ことに
    よって判断し、接続中でなければ当該ユーザ・マシン
    接続するための手段と、(d) 自身のクライアントであるユーザ・マシンから他
    のユーザ・マシンと接続する旨の接続要求を受け取るた
    めの手段と、 (e)自身のクライアントであるユーザ・マシンからの
    接続要求に応答して、前記格納場所を参照することによ
    って、該当するサーバ・マシンを探索するための手段
    と、 (f)常時接続されている他のサーバ・マシンに対し
    て、該他のサーバ・マシンのクライアントであるユーザ
    ・マシンとの接続を要求するための手段と、 (g)自身のクライアントであるユーザ・マシンに対し
    て、他のサーバ・マシンがユーザ・マシンとの接続を完
    了した旨を通知するための手段と、 を含むことを特徴とするサーバ・マシン。
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