JP3215894U - 介護用車椅子 - Google Patents

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JP3215894U
JP3215894U JP2018000478U JP2018000478U JP3215894U JP 3215894 U JP3215894 U JP 3215894U JP 2018000478 U JP2018000478 U JP 2018000478U JP 2018000478 U JP2018000478 U JP 2018000478U JP 3215894 U JP3215894 U JP 3215894U
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山橋重隆
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山橋 重隆
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Abstract

【課題】肘とか袖口が駆動輪に接することがなく、構造が単純化され、多くの構成部品を必要としない介護用車椅子を提供する。【解決手段】座席11後部に手押しハンドル2を、前後部に左右一対の前輪3および後輪4を備えた介護用車椅子1において、車体フレーム5の前部に水平に設けた左右一対のハンドル座6の上に水平方向に回転する左右一対の手動回転ハンドル7を備え、右側の手動回転ハンドル7は右回転とし、左側の手動回転ハンドル7は左回転とし、左右一対の手動回転ハンドル7の回転駆動力を、ギアーボックス9内のギアーを介してフレキシブルシャフト8により左右それぞれの後輪4に伝達する構成としている。【選択図】図3

Description

本考案は被介護者自身が手動操作により走行操作することも可能な介護用車椅子に関するものである。
従来の介護用車椅子で人力型のものは、左右後輪の駆動輪の外側に同軸設けられた小径のハンドリムを直接、両手で回転させて駆動させるのが一般的であった。
特許第3831907号 実登第3125178号
従来の介護用車椅子では、大径の駆動輪が内側にあり外側に同軸設けられた小径のハンドリムを手動で回転させるため、肘とか袖口が駆動輪に接することがあり、操作性の面で十分なものでは無かった。
また、これらの改善品として介護用車椅子本体の前方に垂直方向に回転させる手動ハンドルを設け、前輪を駆動する車椅子が公表されているが、介護者の乗降が不便で、多くの構成部品を必要としている。
本考案は、座席後部に手押しハンドルを、前後部に左右一対の前輪および後輪を備えた介護用車椅子において、車体フレームの前部に水平に設けた左右一対のハンドル座の上に水平方向に回転する左右一対の手動回転ハンドル備え、右側の手動回転ハンドルは右回転とし、左側の手動回転ハンドルは左回転とし、前記左右一対の手動回転ハンドルの回転駆動力を、ギアーボックス内のギアーを介してフレキシブルシャフトにより左右それぞれの後輪に伝達する構成としている。
そして、介護者の乗降を容易にするため、車体フレームの前部に水平に設けた左右一対のハンドル座は、左右方向に90度回転させることができ、乗降時の出入り口スペースを広くすることができるようにしてある。
車椅子本体の前方の回転手道ハンドルで駆動できるので、肘とか袖口が駆動輪に接することがなく、フレキシブルシャフトを使用して回転手動ハンドルの駆動力を後輪に伝達しているので構造が単純化され、多くの構成部品を必要としない。
本考案の介護用車椅子を示す平面図 本考案の介護用車椅子を示す正面図 本考案の介護用車椅子を示す側面図
本考案の介護用車椅子は、座席後部に手押しハンドルを有し、後輪の左右に大径の駆動輪を前輪の左右に小径で全方向に回転可能なキャスターを備え、車体フレームにより車椅子全体を支えるている。車体フレームの前部に水平に設けた左右一対のハンドル座を取り付け、その上に水平方向に回転する左右一対の手動回転ハンドル備えている。右側の手動回転ハンドルは右回転とし、左側の手動回転ハンドルは左回転とし、前記左右一対の手動回転ハンドルの回転駆動力をギアーボックス内のギアーを介してフレキシブルシャフトにより左右それぞれの後輪に連結し、駆動力を伝達する構成としている。
そして、介護者の乗降を容易にするため、車体フレームの前部に水平に設けた左右一対のハンドル座は、左右方向に90度回転させることができ、乗降時の出入り口スペースを広くすることができるようにしてある。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。
1は介護用車椅子で、左右の大径の後輪4とこれらと同軸に直結されたハンドリム10、左右の小径の前輪3、車椅子全体を支える車体フレーム5で構成されている。2は手押しハンドルである。
6はハンドル座、7は手動回転ハンドル、9はギアーボックスで前記ハンドル座6に取り付けられており、このギアーボックス9内で手動回転ハンドル7とフレキシブルシャフト8は夫々に直結した2つの歯車を介して接合されている。手動回転ハンドル7が右回転するとフレキシブルシャフト8は左回転し、手動回転ハンドル7の回転数と後輪4の回転数の比率は歯車のギアー比率により選択できる。
左右のハンドル座6は介護者が車椅子への乗降を容易にするため、左右の90度上方へ回転できる構造としている。
右側の手動回転ハンドル7と右側の後輪4が、左側の手動回転ハンドル7と左側の後輪4が、夫々フレキシブルシャフト8で接続されている。左右の手動回転ハンドル7は夫々単独で回転させることができ、夫々右回転、左回転させる事ができる。右側の手動回転ハンドル7を右回転させれば後輪4は前進方向に、左回転させれば後輪4は後進方向に回転する。同様に左側の手動回転ハンドル7を左回転させれば後輪4は前進方向に、右回転させれば後輪4は後進方向に回転する。即ち、左右それぞれの手動回転ハンドル7を夫々、同時に左右回転させれば左右それぞれの後輪4は前進方向に回転し介護用車椅子1は前進する。左側の手動回転ハンドル7を固定し右側の手動回転ハンドル7を右回転すれば左方向に回転することができ、同様に右側の手動回転ハンドル7を固定し左側の手動回転ハンドル7を左回転すれば右方向に回転することができる。

1 介護用車椅子
2 手押ハンドル
3 前輪
4 後輪
5 車体フレーム
6 ハンドル座
7 手動回転ハンドル
8 フレキシブルシャフト
9 ギアーボックス
10 ハンドリム
11 座席



Claims (1)

  1. 座席後部に手押ハンドルを、前後部に左右一対の前輪および後輪を備えた介護用車椅子において、車体フレームの前部に水平に設けた左右一対のハンドル座の上に水平方向に回転する左右一対の手動回転ハンドル備え、右側の手動回転ハンドルは右回転とし、左側の手動回転ハンドルは左回転とし、前記左右一対の手動回転ハンドルの回転駆動力を、ギアーボックス内のギアーを介してフレキシブルシャフトにより左右それぞれの後輪に伝達する構成とし、前記左右一対のハンドル座は、左右方向に90度回転させることができるようにした事を特徴とする介護用車椅子。








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