JP3215506B2 - 木綿、化学繊維などの如き原料繊維俵から繊維塊を取り出す方法及び装置 - Google Patents

木綿、化学繊維などの如き原料繊維俵から繊維塊を取り出す方法及び装置

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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G7/00Breaking or opening fibre bales
    • D01G7/06Details of apparatus or machines
    • D01G7/10Arrangements for discharging fibres

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木綿、化学繊維などの
如き原料繊維俵から繊維塊を取り出す方法と装置に関す
るものであって、より詳しくは互いに接して列にされた
繊維俵に沿って少なくとも1つの高速回転する開繊ロー
ラの如き取り出し装置を有する機械基台が往復走行し、
斜めに設置された取り出し装置が所定の往復移動を行
い、その際に斜めに延びる俵表面から繊維塊を取り出
し、コンベヤベルトの如き移送装置が繊維俵と共に一方
向に歩進的に移動され、その際に移送装置の歩進によっ
て往路走行及び復路走行毎の取り出し深さが決定される
原料繊維俵から繊維塊を取り出す方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】公知の方法においては、俵列の端部の斜
面はくさび台形状に形成されており、俵列の前方の境界
(端面)は所定の高さを有する。それによって(作業方
向から見て)俵列の端面の前に自由空間が形成され、そ
の中に取り出し走行(作業通過)の最後で開繊ローラの
作用によって取り出される繊維材料が落下する。さらに
開繊ローラとベルトの上部との間の距離によってコンベ
ヤベルトが前進する際に望ましくない著しい量の繊維材
料が開放されている開口部(間隙)を通過し、この材料
は次にベルトから床へ落下し、そこから取り除かなけれ
ばならない。繊維俵がすでに固く圧縮されているので、
大きな圧力を受けてくさび台の終端領域が垂直に圧縮さ
れることは考えられず、通常は固くなって詰まり、ロー
ラの作用を固くし、駆動の妨げになり、さらに制御技術
的な労働を必要としてしまう。くさび台の前端部をその
高さ全体にわたって捕捉することができるようにするた
めに、取り出し機構は端面を捕捉するために俵列の外側
境界を越えて移動され、その際に繊維塊が好ましくない
やり方で一緒に引きちぎられてしまい、この繊維塊は繊
維屑として床へ落下し、それを除去するにはコストがか
かってしまう。さらに、取り出し機構が端縁を越えて移
動することは空走行(時間のロス)であり、その際には
俵から繊維塊は取り出されないという欠点がある。さら
に構造的にも空走行のためのスペースが必要となるとい
う欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】それに対して本発明の
課題は、上述の欠点を除去し、特に簡単な方法でかつ繊
維のむだなしで垂直の送り(取り出し深さ)の発生を可
能にすることのできる冒頭で述べた種類の方法と装置を
提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1に
記載の特徴によって解決される。
【0005】
【作用】上方のベルト方向転換ローラの領域で取り出し
装置を位置決めすることによって、繊維材料は俵列の前
端部を越えて一緒に引きちぎられることはない。本発明
によれば開繊ローラは回転し、俵の前部は前へ移動し、
その際に斜面が取り出し装置の下方へ達するので、次に
取り出し通過のための垂直の送り(取り出し深さ)が発
生され、従って斜面に食い込む。その際に低速で俵が送
られることによって俵表面は開繊装置に優しく押圧され
るので、故障が防止される。俵前部が前へ移動し、垂直
の送りが発生される間にすでに繊維塊が生産される。そ
れによって同時にコンベヤベルトの前側に繊維材料が不
本意に落下することが防止され、さらに繊維屑を除去す
ることは不要になる。送りの発生の際に取り出される繊
維塊はすでに生産用に得られる繊維材料である。本発明
によれば、送りの発生は繊維塊の取り出しと同時に行わ
れ、すなわち空走行が防止され、その代わりに所定の期
間に送りの発生と繊維塊の取り出しという2つの工程が
同時に行われる。良質繊維の生産と繊維屑の防止は送り
の発生の際に好ましい方法で実施される。
【0006】好ましくは垂直の送りの発生の間取り出し
装置は固定位置に停止する。好ましくは開繊ローラは通
過後に俵列の前端部をほぼ尖ったくさび状部分として形
成する。好ましくは開繊ローラは垂直の送りの発生の間
に俵表面の斜面に凹部を形成する。
【0007】本発明には、繊維俵に沿って往復移動可能
な機械基台と、機械基台に配置され少なくとも1つの高
速回転する開繊ローラの如き取り出しローラを備えた取
り出し機構を有し、木綿、化学繊維などからなり互いに
接して列にされた原料繊維俵から繊維塊を取り出す好ま
しい装置も含まれており、この装置においては取り出し
機構は揺動軸を中心に揺動可能であって、それによって
取り出しのために垂直位置から変位した所定の斜め位置
へ移動可能であって、かつ取り出しのために走行の往復
移動と同時に昇降移動することができ、繊維俵などを移
送するコンベヤベルトなどが歩進的に移動されて、それ
によって取り出し装置の往復移動毎の取り出し深さがコ
ンベヤベルトなどの送り歩進によって決定され、取り出
し装置は垂直送り(取り出し深さ)の発生の間コンベヤ
ベルトなどの前方のベルト方向転換ローラの上方の領域
で斜面の下端部に位置決めされる。好ましくはコンベヤ
ベルトは垂直送り(取り出し深さ)の発生の間に移動さ
れる。好ましくは取り出し装置の位置決めとコンベヤベ
ルトの送り移動は制御ユニットと制御線によって互いに
同調される。好ましくは作業方向に見て前方の開繊ロー
ラの回転方向は、俵表面へ作用する領域において繊維俵
の方向へ延びている。好ましくは作業方向に見て前方の
開繊ローラは俵表面へ作用する間、繊維俵の支持部材
(上方のベルト部分、上方の横支柱)に対してわずかな
距離で配置される。好ましくは繊維塊の吸引装置はコン
ベヤベルトの前方のベルト方向転換ローラの上方の領域
に配置される。好ましくはコンベヤベルトは、縦と横の
支柱を有する枠内に配置される。好ましくは繊維俵は枠
の上方かつ前方の横支柱の上方に接して滑り移動する。
好ましくは枠の前側は前方のベルト方向転換ローラに対
して距離を有する。好ましくは前方かつ上方の横支柱は
前方のベルト方向転換ローラの垂直の直径に対して作業
方向に距離を有する。
【0008】
【実施例】以下、図面に示す実施例を用いて本発明を詳
細に説明する。ツリュツラー社のブレンドマートBDT
020の如き繊維塊を取り出す装置1には、図1によれ
ばタワー2が設けられ、タワーは俵列3に対して平行に
矢印A,B方向に往復走行する。タワー2の一方側にお
いて側方に張り出す取り出し機構4がタワー2と結合さ
れている。取り出し機構4には1つの取り出しローラあ
るいは互いに反対に回転する2つの取り出しローラ5,
6(斜めに走行する開繊ローラ)が設けられる。走行可
能なタワー2に取り出し機構4は保持装置7を介して取
り付けられている。取り出しローラ5,6によって取り
出された繊維塊は材料搬出スリーブ8と吸引パイプ9
(図6,7を参照)を通して吸引される。
【0009】付属の開繊装置を有する取り出し機構4は
タワー2に矢印C,Dに示すように高さ方向に移動可能
に軸承されている。図1によれば、開繊ローラ5,6を
有する取り出し機構4はタワー2内で矢印E,F方向に
回転可能に軸承されている。取り出し機構4を回転でき
るようにすることは、好ましくはタワー2の保持装置7
内の材料搬出スリーブ8の中心軸8′を中心に行われ
る。取り出し機構4はタワー2に対してどの回転方向に
も回転することができるので、開繊ローラ5,6を有す
る取り出し機構4を俵列3に対して所定の傾斜位置
(α)へ移動させることができる。このようにしてタワ
ー取り出し装置を用いて俵3aを所定の角度を有する斜
面に沿って開繊することができる。
【0010】タワー取り出し装置に設けた回転可能な取
り出し機構4によって、俵列3aの自由端に常に俵3b
を補充できることにより(矢印L)、俵列3を連続的に
加工することができる。俵列3はコンベヤベルト10,
11上に載置されており、コンベヤベルトによって俵列
3は回転可能な取り出し機構4の方向(矢印G,H;
I,K)へ移動される。俵列全体3のうち俵3aはコン
ベヤベルト10上に載置され、俵3bはコンベヤベルト
11上に載置されている。駆動中はタワー2は俵列3a
の上方で矢印A,Bに示すように交互に往復走行し、走
行の間に同時に取り出し機構4が矢印C,Dに示すよう
に昇降される。それぞれ取り出し通過を行う往復走行の
間に繊維塊が俵表面3′から開繊ローラ5,6によって
取り出される。それぞれ走行後に次の取り出し通過のた
めに垂直の送り(取り出し深さ)が形成される。図1に
示す駆動段階においては、斜面3′とそれに伴って取り
出し機構4の角度位置が一定に保たれる。コンベヤベル
ト10,11は俵列3全体を好ましくはそれぞれ取り出
し機構4の通過後に予め周期的に移送する。制御可能な
駆動モータ30がチエーン、ベルトなどの如き伝達部材
31を介してコンベヤベルト10のベルト方向転換ロー
タ10aを駆動し、制御可能な駆動モータ32がチェー
ン、ベルトなどの如き伝達部材33を介してコンベヤベ
ルト11のベルト方向転換ローラ11aを駆動する。
【0011】図2には俵列3aの斜面の下端部における
取り出し通過後の取り出し装置4の位置が示されてい
る。作業方向Lから見て、俵列3aの前方端部はほぼ尖
ったくさび状部分として形成されている。斜めに延びる
繊維表面3′に作用する領域における前方の開繊ローラ
5の回転方向Mは繊維俵3a上に向かう方向に延びてい
る。前方の開繊ローラ5は上方のベルト部分10′ない
しはベルト方向転換ローラ10bに対してわずかな距離
cをおいて配置されているので、繊維材料はこの距離c
に相当する間隙を通り抜けないようになっている。吸引
排出スリーブ8はベルト方向転換ローラ10bのほぼ上
方の領域に配置されている。水平の俵送りの前の俵列3
aの始端と終端との距離はaで示されている。図3に示
すように垂直の送りd(次の作業通過のための取り出し
深さ)を発生させるために、俵3aはコンベヤベルト1
0によって開繊ローラ5,6に向かって矢印L方向へ低
速で送られる。開繊ローラ5,6を有する取り出し装置
4は垂直の送りdが形成される間コンベヤベルト10の
前方のベルト方向転換ローラ10bの上方の領域におい
て斜面3′の下端部の固定位置に停止しており、俵3a
の水平の送り移動は開繊ローラ5,6の回転による俵表
面3′からの繊維塊の開繊と同時に行われる。その際に
繊維俵3aの送りdの発生の間に高速回転する開繊ロー
ラ5,6は斜面3′に凹部3c,3dを形成する。俵列
3aの水平の送り後の俵列3aの始端と終端との距離は
bで示されており、bはaより小さい。
【0012】図4,5によればコンベヤベルト10は枠
34内に配置されており、この枠は、コンベアベルト1
0と平行に延びる枠部材34a,34b(片側のみ図
示)、両側の縦枠部材を結合する枠部材34c,34
d及び垂直の支柱34e,34fを有する。繊維俵3a
はコンベヤベルト10の上方のベルト部分10′上に載
置される。上方のベルト部分10′は上方かつ前方に位
置する横枠部材34cの上を通り、その上を滑り移動す
る。繊維俵3aはこの横枠部材34cで支持される。
方かつ前方の横枠部材34cは前方のベルト方向転換ロ
ーラ10bの垂直の直径に対して作業方向に距離eを有
する。
【0013】図6によれば、タワー2はレール12a,
12bに沿って矢印A,B方向に往復走行することがで
きる。図7にはタワー2の回転輪14,15を駆動する
走行モータが符号13で示されている。取り出し装置4
を支持する保持装置7はロープ18aと方向転換ローラ
16,17を介してカウンターウエイト18に懸架され
ており、昇降モータ19は伝達部材20,20aと方向
転換ローラ16a,16bを用いて取り出し機構4の高
さ調節を行う。取り出し機構4の高さ方向(矢印C,
D)の移動量(y)と走行モータ13によるタワー2の
長手方向移動(矢印A,B)は制御装置21と制御線2
2aないし22bによって互いに同調される。取り出し
機構4は回転歯付きリム28を介して保持装置7に固定
されている。符号36a,36bで示すものは低速回転
する押圧ローラである。
【0014】図7によれば、駆動モータ29は制御線2
2cを介して制御ユニット21に接続されている。この
ようにして走行モータ13によって駆動される機械基台
2の速度と駆動モータ29によって駆動される開繊ロー
ラ5,6の回転数は制御ユニット21によって互いに同
調される。さらに駆動モータ30は制御線22d(図1
を参照)を介して、駆動モータ32は制御線22e(図
1を参照)を介して制御ユニット21に接続されてい
る。符号35で示すものは取り出し装置4の位置決め
(長手方向及び高さ方向移動)のためのメモリである。
特にメモリ35には、垂直の送り(取り出し深さ)を発
生させる間に取り出し装置がコンベヤベルト10の前方
のベルト方向転換ローラ10bの上方の領域で斜面3′
の下端部に位置決めされるその位置が格納されている。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば簡単な手段で且つ繊維のむだなしで垂直の送り
の発生を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】取り出し装置とコンベヤベルトを有する本発明
装置の概略側面図である。
【図2】垂直の送りを発生させる前の取り出し装置の位
置を示す概略側面図である。
【図3】垂直の送りを発生させる間、ないしその後の取
り出し装置の位置を示す概略側面図である。
【図4】枠内に配置された、繊維俵を移送するコンベヤ
ベルトを示す概略側面図である。
【図5】図4に示す枠とコンベヤベルトの前面図であ
る。
【図6】斜め位置にある取り出し装置の詳細を示す側面
図である。
【図7】走行モータ、昇降モータ及びコンベヤベルト駆
動モータのための制御ユニットを有する図6に示す装置
の縦断面図である。
【符号の説明】
2…タワー 3…俵列 4…取り出し装置 5,6…開繊ローラ 7…保持装置 8…材料搬出スリーブ 9…吸引パイプ 10,11…コンベヤベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−213414(JP,A) 特開 平1−229824(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D01G 7/08

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 維俵に沿って少なくとも1つの高速
    回転する開繊ローラを含む取り出し装置を有する機械基
    台が往復走行し、斜めに設置された取り出し装置が所定
    の往復移動を行い、その際に斜めに延びる俵表面から繊
    維塊を取り出し、コンベヤベルトを含む移送装置が繊維
    俵と共に一方向に歩進的に移動され、その際に移送装置
    の歩進によって往路走行及び復路走行毎の取り出し深さ
    が決定される木綿、化学繊維などの如き原料繊維俵から
    繊維塊を取り出す方法において、繊維俵の水平の送り移動の間及び俵表面からの繊維塊の
    取り出しの間に 取り出し装置コンベヤベルトの前方の
    方向転換ローラの上方において繊維材料が取り出し装置
    とコンベアベルトとの間に形成される間隙を通り抜ける
    のを防止するほどに十分に小さなコンベアベルトからの
    距離で位置決めすることを特徴とする木綿、化学繊維な
    どの如き原料繊維俵から繊維塊を取り出す方法。
  2. 【請求項2】 取り出し装置は垂直の送りの発生の間、
    固定位置に停止することを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 開繊ローラは通過後に、俵列の前方の端
    部をほぼ尖ったくさび状部分として形成することを特徴
    とする請求項1あるいは2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 開繊ローラが垂直の送りの発生の間に斜
    面に凹部を形成することを特徴とする請求項1から3の
    いずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 繊維俵に沿って往復移動可能な機械基台
    と、この基台に配置され少なくとも1つの高速回転する
    開繊ローラを備えた取り出し装置とを有し、取り出し
    は揺動軸を中心に揺動可能であり、それによって取り
    出しのために垂直位置から変位した所定の斜め位置へ移
    動可能であり、且つ取り出しのために装置の往復移動と
    同時に昇降移動可能であり、さらに、繊維俵を移送す
    進的に移動可能なコンベヤベルトを備え、それによっ
    て取り出し装置の往復走行毎の取り出し深さがコンベヤ
    ベルトの送り歩進によって決定される、木綿、化学繊維
    などからなる互いに接して列にされた原料繊維俵から繊
    維塊を取り出す装置において、繊維俵の水平な送り移動の間及び俵表面からの繊維塊の
    取り出しの間、 取り出し装置(4;5,6)コンベヤ
    ベルト(10)の前方のベルト方向転換ローラ(10
    b)の上方において繊維材料が取り出し装置とコンベア
    ベルトとの間に形成される間隙を通り抜けるのを防止す
    るほどに十分に小さなコンベアベルトからの距離で位置
    決めする制御装置(21)を備えたことを特徴とする原
    料繊維俵から繊維塊を取り出す装置。
  6. 【請求項6】 2つの開繊ローラが設けられており、作
    業方向(2)に見て前方の開繊ローラ(5)の回転方向
    (M)が俵表面へ作用する領域において繊維俵(3a)
    へ向かう方向に延びていることを特徴とする請求項5に
    記載の装置。
  7. 【請求項7】 繊維塊の吸引装置(8)が、コンベヤベ
    ルト(10)の前方の方向転換ローラ(10b)の上方
    の領域に配置されることを特徴とする請求項5又は6
    記載の装置。
  8. 【請求項8】 コンベヤベルト(10)が、縦枠部材
    枠部材を有する枠(34)内に配置されることを特徴
    とする請求項5からのいずれか1項に記載の装置。
  9. 【請求項9】 該横枠部材の1つが前記前方のベルト方
    向転換ローラの上方に配置され、コンベアベルトは該1
    つの横枠部材の上を通り、繊維俵が該1つの横枠部材に
    支持されることを特徴とする請求項5からのいずれか
    1項に記載の装置。
  10. 【請求項10】 枠(34)の前側が前方のベルト方向
    転換ローラ(10b)に対して距離を有することを特徴
    とする請求項に記載の装置。
  11. 【請求項11】 該1つの横枠部材(34c)が前方の
    ベルト方向転換ローラ(10b)の垂直の直径に対して
    作業方向(L)に距離(e)を有することを特徴とする
    請求項5から10のいずれか1項に記載の装置。
  12. 【請求項12】 走行モータ(15)、昇降モータ(1
    9)及びコンベヤベルト駆動モータ(30,32)が制
    御線(22a,22b,22e,22f)を介して制御
    ユニット(21)に接続されることを特徴とする請求項
    5から11のいずれか1項に記載の装置。
  13. 【請求項13】 制御装置(21)に取り出し装置
    (4;5,6)の位置を記憶するメモリ(35)が接続
    されることを特徴とする請求項5から12のいずれか1
    項に記載の装置。
  14. 【請求項14】 高速回転する開繊ローラ(5,6)の
    如き開繊装置が、繊維俵(36)が水平に対して角度
    (α)で取り出されるように、斜めに設置されることを
    特徴とする請求項5から13のいずれか1項に記載の装
    置。
  15. 【請求項15】 昇降モータ(19)による取り出し装
    置(4)の高さ方向の移動距離と、走行モータ(13)
    によるキャリッジを有する機械基台(2)の長手方向移
    動が制御装置(21)によって取り出し装置(4)の角
    度位置に従って互いに同調されることを特徴とする請求
    項5から14のいずれか1項に記載の装置。
  16. 【請求項16】 取り出し装置(4)が取り出しローラ
    (5,6)と共に機械基台(2)に回転可能に軸承さ
    れ、機械基台(2)の水平の長手軸に対して種々の角度
    で調節可能であることを特徴とする請求項5から15
    いずれか1項に記載の装置。
  17. 【請求項17】 取り出し機構(4)が回転歯付きリム
    (28)を介して保持装置(7)に支承されることを特
    徴とする請求項5から16のいずれか1項に記載の装
    置。
  18. 【請求項18】 取り出し装置(4)が材料搬出スリー
    ブ(8)の中心軸(8′)を中心に取り出し装置(4)
    機械基台(2)間で回転可能であることを特徴とする
    請求項5から17のいずれか1項に記載の装置。
  19. 【請求項19】 り出しローラ(5,6)に対して軸
    平行に、取り出し装置(4)と共に回転可能な低速回転
    する押圧ローラ(36a,36b)が設けられることを
    特徴とする請求項5から18のいずれか1項に記載の装
    置。
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