JP3214746B2 - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
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    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/32Excitation or detection systems, e.g. using radio frequency signals
    • G01R33/34Constructional details, e.g. resonators, specially adapted to MR
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  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気共鳴イメージング
装置に用いられ被検者を撮影する際の受信コイル、特
に、表面コイルについての改良装置に関する。
【0002】
【従来の技術】核磁気共鳴現象は、静磁場中に置かれた
零でないスピンおよび磁気モーメントを持つ原子核が特
定の電磁波のみを共鳴的に吸収・放出する現象であり、
この原子核は下記式に示す角周波数ω0 (ω0 =2πν
0 ,ν0 ;ラーモア周波数)で共鳴する。 ω0 =γ・H0 ここで、γは原子核の種類に固有の磁気回転比であり、
また、H0 は静磁場強度である。
【0003】以上の原理を利用して生体診断を行う装置
は、上述の共鳴吸収の後に誘起される上記と同じ周波数
の電磁波を受信コイルで受信し信号処理して、原子核密
度,縦緩和時間T1 ,横緩和時間T2 ,流れ,化学シフ
ト等の情報が反映された診断情報、例えば被検者のスラ
イス像等を無侵襲で得るようにしている。
【0004】そして、核磁気共鳴による診断情報の収集
は、静磁場中に配置した被検者の全部位を励起し、かつ
信号収集することができるものであるが、装置構成上の
制約やイメージング像の臨床上の要請から、実際の装置
としては特定の部位に対する励起とその信号収集とを行
うようにしている。
【0005】この場合、イメージング対象とする特定部
位は、一般にある厚さを持ったスライス部位であるのが
通例であり、このスライス部位からのエコー信号やFI
D信号の核磁気共鳴信号(NMR信号)を多数回のデー
タエンコード過程を実行することにより収集し、これら
データ群を、例えば2次元フーリエ変換法により画像再
構成処理することにより前記特定スライス部位の画像を
生成するようにしている。
【0006】このような磁気共鳴イメージング装置によ
る脊椎などの撮影では、平らかな形をした表面コイルが
受信コイルとして用いられる。従来、この受信コイルと
して単一のコイルエレメントを有するものが使用されて
きた。しかし、近年、複数個のコイルエレメントを持
ち、それらを組み合わせて使用するコイルが開発されて
いる。例えば、図3に示すような、大きな巻き枠1にそ
れぞれコイル2a,2b,および2cを巻いて作成され
ているようなものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の受信コイル装置では、大きな巻き枠材料から削
ってコイルを取り付けなければならないので、製造が大
変である。また、類似形状の繰り返し加工なので無駄が
ある。さらに、受信コイルが故障した場合などには全ユ
ニット(大きな巻き枠)全体を交換しなければならず不
経済であるという欠点があった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、製造が簡易であり、コストダウンを
達成でき、かつ故障した場合でも交換の効率を向上させ
ることのできる受信コイルを用いた磁気共鳴イメージン
グ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、磁気共鳴イメージング装置の構成を以下
のようにして、受信コイルの製造を容易にしかつコスト
ダウンを図ることができた。即ち、静磁場中で被検者に
電磁波を照射する手段と、この電磁波に対する応答を検
出する手段としての受信コイルとを有する磁気共鳴イメ
ージング装置において、前記受信コイルとして、一つま
たは複数のコイルを一つのブロックに組み付け、このブ
ロックを複数個用意しこれらをそれぞれ機械的に繋げる
とともにコイルを電気的に接続して、より大きなコイル
とすることのできるものを用いるようにしたことを特徴
とする。
【0010】また、静磁場中で被検者に電磁波を照射す
る手段と、この電磁波に対する応答を検出する手段とし
ての受信コイルとを有する磁気共鳴イメージング装置に
おいて、前記受信コイルとして、一つまたは複数のコイ
ルを一つのブロックに組み付け、このブロックを複数個
用意しこれらをそれぞれ一つのベースに対して機械的に
繋げるとともにコイルを電気的に接続して、より大きな
コイルとすることのできるものを用いるようにしたこと
を特徴とする。これら磁気共鳴イメージング装置におい
て、各ブロックに調整用基板を設け、この調整用基板に
コイルを接続するようにしたことを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成によれば、一つまたは複数のコイルを
一つのブロックに組み付け、このブロックを複数個用意
しこれらをそれぞれ機械的に繋げるか、またはそれぞれ
を一つのベースに対して機械的に繋げるようにして受信
コイルを作成するので、類似形状部品は型成形を行うこ
とによって製造することができ、コストダウンを図るこ
とができる。また、各ブロックに調整用基板を設け、こ
の調整用基板にコイルを接続するようにしたので、効率
よくNMR信号を受信できるようになった。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の磁気共鳴イメージング装置の受
信コイルの一実施例である。図1(a)はコイルエレメ
ントの例であり、図1(b)はコイルエレメントを複数
個機械的に繋げた例であり、図1(c)はコイルエレメ
ント間を機械的に繋げ固定した例である。
【0013】図1(a)において、導電性のコイル2
は、例えばプラスチックのような非磁性で非導電性かつ
工業的に加工性のよいブロック3に取り付けられてお
り、同じくブロック3に設けられた調整用基板4に接続
されている。これらコイル2、ブロック3、および調整
用基板4によって一つのコイルエレメントを形成してい
る。コイル2はブロック3に対して複数ターン取り付け
てもよいが、この実施例では1ターンである。共鳴周波
数は磁場の強さによって変わり、コイルのインダクタン
スもこれに応じて変わる、従って、共鳴周波数さえ合え
ば1ターンでなくてもよい。また、調整用基板4には、
例えば、プリアンプや同調回路などの電気的素子が形成
されていて、NMR信号を受信しやすくしている。そし
て、ブロック3はコイルエレメントを複数個機械的に繋
げた場合にも十分な強度を維持するような形状に型成形
されて製造されている。図においては3個のコイルエレ
メントが示されているが、これらは図1(b)に示すよ
うに、繋げられて一つの大きな受信コイル(表面コイ
ル)を形成している。この場合、電気的な接続は調整用
基板4の間をケーブル5で接続して行っている。そし
て、これらケーブル5で接続されたコイルエレメントか
らの出力は筐体側のコンピュータに接続している受信器
に接続されている。コイルエレメントを何個繋げるかは
使用態様によって異なるが脊椎などの撮影に用いる場合
には6個程度繋げて用いる。図1(c)はコイルエレメ
ント間を機械的に繋げ固定する場合の例であり、ブロッ
ク3の側部を複数箇所ボルト6とナット7を用いて固定
している。
【0014】このようにして作成されたコイルは、例え
ば架台内に形成されている静磁場中で被検者に電磁波を
照射する手段に対する応答を検出する手段としての受信
コイルとして用いられる。なお、調整用基板4の間の接
続にケーブル5を使用せずに、コネクタを用いるかまた
は基板どおしを接続する方法もある。
【0015】図2は本発明の磁気共鳴イメージング装置
の受信コイルの第2の実施例であり、図2(a)に示す
ようなコイルエレメントを用いて、図2(b)に示すよ
うに、コイルエレメントを機械的に繋げ固定する場合の
例である。図2(a)において、コイル2および調整用
基板4は図1に示す例と同じであり、異なるのはブロッ
ク3の形状であり、前後端部に突起部3aおよび3bが
形成されている。そして、これらコイルエレメントを機
械的に繋げ固定する場合、図2(b)に示すように、一
つのベース8に前記突起部3aおよび3bに対応する位
置に穴9aおよび9bをそれぞれ配設して、ブロックの
突起部3aおよび3bをこれらの穴9aおよび9bに挿
入して組み込んで固定する。このような固定方法にする
と、ブロック3が多少やわらかく機械的強度が十分でな
くても組み込んだ後のベース8の強度で全体的な強度を
維持することができる。これらコイルエレメントの電気
的な接続は、図1の実施例と同じく調整用基板4の間を
ケーブル5で接続して行ない、この受信コイルの出力は
やはり受信器に接続されている。また、調整用基板4の
間の接続にケーブル5を使用せずに、コネクタを用いる
かまたは基板どおしを接続する方法もある。
【0016】なお、ブロック3の形状は、図1および図
2に示されているものに限定されるものではなく、機械
的強度および機械的に繋げ固定するのに都合のよいよう
に適宜変形可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
つまたは複数のコイルを一つのブロックに組み付け、こ
のブロックを複数個用意しこれらをそれぞれ機械的に繋
げるか、またはそれぞれを一つのベースに対して機械的
に繋げるようにして受信コイルを作成するので、類似形
状部品は型成形を行うことによって製造することがで
き、いわゆる製造上の数のメリットを生じコストダウン
を達成することができる。また、型成形を行うことによ
って製造することができるので、製造時間が短くなると
同時にコイルの構成が簡素化する。さらに、コイルが故
障した場合などに、故障したコイルエレメントのみを交
換すればよいので、効率が向上すると同時に経済的でも
あるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気共鳴イメージング装置の受信コイ
ルの一実施例である。
【図2】本発明の磁気共鳴イメージング装置の受信コイ
ルの別の実施例である。
【図3】従来技術を説明するための図である。
【符号の説明】
1 巻き枠 2 コイル 3 ブロック 4 調整用基板 5 ケーブル 6 ボルト 7 ナット 8 ベース 9 穴

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静磁場中で被検者に電磁波を照射する手
    段と、この電磁波に対する応答を検出する手段としての
    受信コイルとを有する磁気共鳴イメージング装置におい
    て、前記受信コイルとして、一つまたは複数のコイルを
    一つのブロックに組み付け、このブロックを複数個用意
    しこれらをそれぞれ機械的に繋げるとともにコイルを電
    気的に接続して、より大きなコイルとすることのできる
    ものを用いるようにしたことを特徴とする磁気共鳴イメ
    ージング装置。
  2. 【請求項2】 静磁場中で被検者に電磁波を照射する手
    段と、この電磁波に対する応答を検出する手段としての
    受信コイルとを有する磁気共鳴イメージング装置におい
    て、前記受信コイルとして、一つまたは複数のコイルを
    一つのブロックに組み付け、このブロックを複数個用意
    しこれらをそれぞれ一つのベースに対して機械的に繋げ
    るとともにコイルを電気的に接続して、より大きなコイ
    ルとすることのできるものを用いるようにしたことを特
    徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、各ブロック
    に調整用基板を設け、この調整用基板にコイルを接続す
    るようにしたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装
    置。
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