JP3213724U - 介護施設入居者管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】患者に対し、定期的な薬剤の服用を確実に遂行させることができるシステムを提供し、さらに、患者の身体測定情報を集約して最適な介護法を選択することを可能にするシステムを提供する。【解決手段】医師の処方に基づいて各服用時ごとの薬剤を封入したブリスターカードを作成し、ブリスターカードから切り離された薬包に付されたBC識別部材をBC読取装置71により読み取らせ、薬局端末20から送られてきた薬剤処方情報Ifと照合して患者への投薬が適切に行われているかを管理する。【選択図】図1

Description

本考案は、主として、介護老人福祉施設や養護老人ホームなどの介護施設に入居している患者に対し、必要とする定期的な薬剤の服用を確実に遂行させると共に、患者の身体測定情報を集約して最適な介護法を選択することを可能にするシステムに関するものである。
従来のこの種のシステムとしては、特開2010−42136号において「介護入居者への薬剤供給システム」が提示されている。このシステムは、各入居者について各薬剤服用時(例えば、朝、昼、夜、寝る前)ごとの収納ケースを用意し、その中に、服用すべき1回分の薬剤を入れた薬袋を収納し、薬剤服用時に、対応する入居者の収納ケースの中の薬袋を取り出して各入居者に服用させることにより、服薬管理をより容易に行おうとするものである。
しかしながら、この薬剤供給システムは、各入居者、各薬剤服用時ごとに個別の収納ケースを必要とするために、取り出すべき薬袋が収納されている収納ケースを判別するのが煩雑となるだけでなく、間違って取り出した薬袋を患者に服用させてしまう虞を有するものであった。
特開2010−42136号公報
本考案の課題は、基本的に介護施設に入居する患者に対し、定期的な薬剤の服用を確実に遂行させることができるシステムを提供し、さらに、患者の身体の測定情報を集約して最適な介護方法を選択することを可能にするシステムを提供することである。
本考案によるシステムは、診療所や医院や病院などの医療機関に設けられる医療機関端末と、調剤薬局に設けられる薬局端末と、介護老人福祉施設や養護老人ホームなどの介護施設に設けられる施設端末と、医療機関端末、薬局端末および施設端末にインターネットなどの通信回線を介してそれぞれ接続される管理サーバとから構成される。ここにおいて、本システムにおける医師の診療は、医師が介護施設へ出向いて患者を診察する「往診」を基本とするものであるが、患者が医療機関に出向く「外来診察」の場合であっも適用できることに留意されたい。
管理サーバは、医療機関基本情報、薬局基本情報、施設基本情報および患者基本情報を含む基本情報と、後述する各種の情報とをそれぞれ記憶するためのデータベースを有する。基本情報の各々は、これらに限定されるものではないが、それぞれ次のようなデータを含む。
・医療機関基本情報:
医療機関の住所、名称、電話番号等の基本データ、医療機関ごとに付与される医療 機関識別コード、診療科目データ、往診スケジュールデータ
・薬局基本情報:
調剤薬局の住所、名称、電話番号等の基本データ、調剤薬局ごとに付与される薬局 識別コード、配薬の内容
・施設基本情報:
介護施設の住所、名称、電話番号等の施設基本データ、介護施設ごとに付与される 施設識別コード、介護施設の患者を診察する医療機関に付与される医療機関識別コ ード、介護施設の患者に薬剤を提供する調剤薬局に付与される薬局識別コード
・患者基本情報:
患者の氏名、生年月日、年齢、性別などの個人特定データ、患者ごとに付与された 患者識別コード、患者が入居する介護施設の施設識別コード、患者に適用される健 康保険や年金保険などの保険データ
ここにおいて、医療機関基本情報、薬局基本情報および施設基本情報は、システムの運用前にデータベースに記録され、追加の情報があるたびに書き加えられることができるものであるのに対し、患者基本情報は医師の処方箋の発行によりデータベースへの記録が必要となるものであることは容易に理解されよう。
データベースには、さらに、薬剤処方情報、ウェルネス情報およびブリスターカード管理情報(以下、「BC管理情報」と言う。)が患者基本情報にリンク付けされて記憶される。基本的に、a)薬剤処方情報は、処方ごとに付与される薬剤コード、用法別薬品別の処方日数および配薬日データを含み、b)ウェルネス情報は、患者の血圧や体重や消費カロリーなどの身体的データを含み、そして、c)BC管理情報は、薬剤をその中に封止した各ブリスターカードごとに付与されるブリスターカード識別コード(以下、「BC識別コード」と言う。)、ブリスターカードの薬剤を服用する患者の患者識別コード、ブリスターカードを保管する介護施設のBC保管カートに付与されるカートコード、ブリスターカードに封止された薬剤の用法データ、服用開始日および服用日数データを含む。ここにおいて、ウェルネス情報は、血圧計や体重計や歩数計などで測定した患者の血圧や体重や消費カロリーなどをインターネットを介してクラウドに保存する既存の健康支援サービス、例えば、オムロンヘルスケア株式会社が提供するWellnessLINK(登録商標)で企業のクラウドに集められるバイタルデータを利用することができる。
薬剤を封止したブリスターカードは、各患者毎、各服用時点(朝食後や就寝前など)ごとに作成される。例えば、1人の患者に対し、朝昼晩の3回、食後に服用する薬剤と、朝昼晩の3回、食前に服用する薬剤と、就寝前の1回だけ服用する薬剤が処方されたとき、朝昼晩の食後用と、朝昼晩の食前用と、就寝前用の7枚のブリスターカードが作成される。ブリスターカードは、相対的に剛性のある部材からなる台紙の一面に、各服用時点ごとに服用すべき薬剤をそれぞれプラスチックフィルムによりブリスター包装した薬包を有する。各薬包はそれぞれブリスターカードから個別に切り離すことができるように形成される。ブリスターカードには、そのブリスターカードに封止された薬剤を服用する患者の氏名、その薬剤の用法および用量、調剤年月日、調剤した薬剤師の氏名、調剤した機関の名称を記載する薬袋情報欄が設けられる。また、各薬包上には、服用する患者の氏名、薬剤の服用時点を表示する薬包情報欄が設けられる。
ブリスターカードはさらに、各ブリスターカードごとに付与されたBC識別コードを記録した光学的または電子的なブリスターカード識別手段(以下、「BC識別部材」と言う。)を備えることができる。BC識別部材としては、QRコード(登録商標)やバーコードなどの光学的識別部材または非接触ICタグのような電子的識別部材が用いられる。光学的または電子的識別部材は、各薬包上にも光学的または電子的識別部材をそれぞれ表示または付着するのが好ましい。このとき、ブリスターカードに付される光学的または電子的識別部材は、BC識別コードのほかに、服用する患者の患者識別コードを記録する一方、患者識別コードのみを記録した光学的または電子的識別部材をリストバンド等の形態で患者に所持させるのが好ましい。
介護施設に設置されるBC保管カートは各服用時点ごとに分けて設けられる。BC識別部材に記録された情報を光学的または電子的に読み取るためのブリスターカード読取装置(以下、「BC読取装置」と言う。)が設けられる。BC読取装置は、好ましくは、ハンディタイプのBC読取装置であり、施設端末と必要に応じて接続するか或いはオンラインで接続できるように構成される。BC読取装置は、ブリスターカードの薬包を切り離して患者に渡すときに、ブリスターカードのBC識別部材に記録されたデータを読み取り、読み取ったデータは施設端末の記憶装置に記録すると共に、好ましくは定時的に、施設端末から管理サーバへ送信される。施設端末はブリスターカードの薬包の患者への投薬データを記憶するための記憶装置を有する。
ここにおいて、BC保管カートおよびブリスターカードには、ブリスターカードが収納されるべきBC保管カートを表示する手段を備えることが好ましい。この表示手段は、BC保管カート毎(或いは、BC保管カートの収納棚毎)に付された符号(以下、「カート番号」と言う。)を表示する一方、ブリスターカードにも収納すべきBC保管カートのカート番号を表示することにより行われる。このカート番号はBC識別コードの一部として組み入れることもできる。また、BC保管カートへのブリスターカードの収納については、各服用時点ごとに分けてブリスターカードを収納できるように設定される。BC読取装置またはBC読取装置を接続された施設端末は、BC識別コードと患者の患者識別コードとその服用時点を予め記憶した記憶装置を備え、患者への薬剤配布の際に読み取った識別部材に含まれるデータおよびその時刻と照合して適正に投薬が行われているかを判別する。
上述の如く構成される本考案のシステムは、次のようにして運用される。
(1)処方箋の発行
介護施設に入居する患者を医師が往診し、診察した患者の処方箋を発行して調剤薬局に送付する。処方箋は、本出願の時点においては電子処方箋が法的に認められていないために紙で出されるが、電子処方箋が認可されたときは、医療機関端末から薬局端末に処方内容を送ることになることは容易に理解されよう。
(2)ブリスターカードの作成
調剤薬局では、基本的な業務として、薬剤師が処方箋に記載された処方内容が妥当であるかを監査し、必要であれば、処方内容について医師に疑義照会した後、処方内容に基づいて薬剤を調製し、調製した薬剤と処方内容を照合して最終的な監査を行い、調製した薬剤をブリスター包装してブリスターカードを作成し、患者のいる介護施設に送るという作業が行われる。
薬剤が調製されると、薬局端末の演算処理装置は、その薬剤処方情報、すなわち、薬剤の用法および用量、調剤年月日、調剤した薬剤師の氏名などの処方情報と、調剤した患者の患者基本情報と、作成したブリスターカードのBC識別コードとを、薬剤服用歴管理やレセプト作成などのために薬局端末の記憶装置に記録すると共に、通信回線を介して管理サーバに送信する。薬局端末の演算処理装置はまた、薬剤処方情報のうちの服用時点データと、調剤した患者の患者識別コードと、作成したブリスターカードのBC識別コードとを含む薬剤配布情報を生成して施設端末に送信し、施設端末の記憶装置に記録させるのが好ましい。この薬剤処方情報に含まれる患者基本情報は、薬剤調製した患者が初めての場合、薬局端末の演算処理装置は、その患者の患者識別コードを生成してその他のデータと共に記憶装置に記録すると共に管理サーバに送信する。これ以後の薬剤処方情報の送受には、患者基本情報の代わりに患者識別コードが用いられる。
薬局端末の演算処理装置は、ブリスターカードの作成時、作成するブリスターカードのBC識別コードを生成し、そのBC識別コードをブリスターカードのBC識別部材に記録するようにブリスター包装装置に指示する。このBC識別部材にはBC識別コードのほかに患者識別コードおよび服用時点データが含まれ、好ましくは、BC識別部材はブリスターカードの各薬包にそれぞれ設けられる。BC識別コードは、BC識別部材に記録されると共に、介護施設の職員が視覚的に確認できるようにブリスターカードに表示される。
管理サーバの演算処理装置は、薬剤処方情報を薬局端末から受け取ると、そこに含まれた薬剤の処方情報、服用する患者の患者基本情報(初回または記録済事項の変更時のみ)および/または患者識別コード、およびブリスターカードのカート番号を相互にリンク付けしてデータベースにそれぞれ記録する。好ましくは、管理サーバの演算処理装置は、介護施設に配送されたブリスターカードの各々のBC識別コード、患者識別コード、ブリスターカードのカート番号および薬剤の処方情報のうちの服用時点のデータをデータベースから読み出してブリスターカード配布情報(以下、「BC配布情報」と言う。)を生成し、そのブリスターカードが配布される介護施設の介護端末に送信して介護端末の記憶装置に記憶させる。
(3)ブリスターカードの保管
介護施設に送られたブリスターカードは、ブリスターカードに表示されたカート番号に従って、介護施設職員の手でBC保管カートに収納される。BC保管カートへの収納時、介護施設職員は、BC識別部材に記録されたBC識別情報をBC読取装置によって読み取る。読み取ったBC識別情報は、BC読取装置から施設端末に送られ、演算処理装置によって記憶装置記録されたBC配布情報と照合し、配布されたブリスターカードに過不足などがないかを確認するか、或いは、MCU一体型BC読取装置を使用する場合、読み取ったBC識別情報をBC読取装置に記録されたBC配布情報と照合し、配布されたブリスターカードに過不足などがないかを確認する。
(4)薬剤の服用
服用時刻が近づいたとき、介護施設の職員は、その服用時点のブリスターカードをBC保管カートから取り出し、薬包を切り離してから、ブリスターカードを元のBC保管カートに戻し、切り離した薬包を患者に渡して服用させる。このとき、職員は、ブリスターカードのBC識別部材に記録されたBC識別コードをBC読取装置で読み取らせる。BC読取装置は読み取ったBC識別コードをその読取時刻と共にオンタイムまたは配布作業終了後或いはその他の適当なタイミングで介護端末に送る。施設端末の演算処理装置は、読み取ったBC識別コードおよび読取時刻に基づいて、その服用時点におけるブリスターカードの薬剤が患者の服用に供されたと判断する。ここにおいて、BC読取装置自体にデータ記憶機能と演算処理機能を持たせるか、或いはオンタイムで施設端末と接続させるのが好ましく、それにより、薬局端末から送られてBC読取装置または施設端末の記憶装置に記憶されたBC配布情報と、読み取ったBC識別コードおよび読取時刻とを照合することで、適正に薬剤が配布・服用されているかを監視することができる。より好ましくは、予め、患者識別コードを記憶した患者識別部材を患者に持たせておき、薬包を配布する際に、患者が所持する患者識別部材をもBC読取装置で読み取らせることにより、どの患者にどの薬包を配布して服用させたかを検知すると同時に、BC配布情報とオンタイムで照合することにより、患者に誤って別の薬剤を配布する危険性を回避できる。
介護端末の演算処理装置は、BC読取装置から送られてきたデータをBC識別コードごとに記憶装置に記録すると共に、その記憶装置に記録されたデータを読み出して患者服用情報を生成し、通信回線を介して管理サーバへ送信する。
管理サーバの演算処理装置は、介護端末から受領した患者服用情報に基づいてデータベースに薬剤服用歴管理情報として記録する。好ましくは、管理サーバの演算処理装置は、この受領した患者服用情報を、薬局端末から受領した処方情報と照合し、正しく服用が行われているかを判別すると共に、薬剤の残数を計算して薬剤服用歴管理情報に追加記録する。適正な服用が行われていないと判別したとき、管理サーバの演算処理装置は、服用警告情報を生成して介護施設の介護端末に送信し、介護施設の職員に注意喚起させる。薬剤の残数が所定数となったとき(一般的に、介護施設の患者は定常的に同一の薬剤を服用するため)、管理サーバの演算処理装置は、配薬準備情報を生成して調剤薬局の薬局端末に送信する。
(5)ウェルネス管理
ウェルネス管理に要するバイタルデータは、前述したように、既存の企業が提供する健康支援サービスによって企業のクラウドに集められたデータを使用する。この健康支援サービスの例としては、オムロンヘルスケア株式会社が提供するWellnessLINK(登録商標)が知られており、そこでは、例えば、オムロン自動血圧計HEM-6310、オムロン体重体組成計HBF-252F、オムロン活動量計HJA-700T、オムロン睡眠計HSL-101(いずれも商品名)などの通信機能が搭載されたバイタル測定器を使用して、患者の血圧、体重、体脂肪率、内臓脂肪レベル、骨格筋率、体年齢、基礎代謝、BMI(肥満度)、総歩数、階段上り歩数、早歩き歩数、歩行距離、総消費カロリー、眠りの状態などのバイタルデータがデジタルデータとして企業クラウドに記録される。
管理サーバの演算処理装置は、企業クラウドから得た患者のバイタルデータをその患者のバイタル情報として管理サーバのデータベースに記録する。管理サーバの演算処理装置はまた、医療機関または介護施設からの要求に応じて、要求された患者のバイタル情報および薬剤服用歴管理情報をデータベースから読み出し、例えば、両情報を時系列的に紐付けしてその患者のウェルネス情報を生成し、医療機関端末および/または施設端末に送信すると共にデータベースに記録する。より好ましくは、管理サーバの演算処理装置は、バイタル情報および薬剤服用歴管理情報を分析または解析して、患者に対する留意事項などを追加したウェルネス情報を生成する。
本考案のシステムは、ブリスターカードをBC保管カートから取り出して服用1回分の薬剤封止した薬袋を切り離したのちに、ブリスターカードをBC保管カートに戻すという通常の作業によってそのブリスターカードの薬剤が服用されたと認識できることにより、介護施設に入居する患者に対し、定期的な薬剤の服用を確実に遂行させることができ、また、企業クラウドから得た患者のバイタルデータと、管理サーバに集められた患者の服用履歴とを統合的に判断することにより、患者の身体に関する測定情報を集約して最適な介護方法を選択することを可能にする。
図1は、本考案の実施例による介護施設入居者管理システムのブロック図である。 図2は、図1に示すシステムで用いられるブリスターカードの一形態を示す図である。
本考案による実施例について、以下、図面と共に説明する。なお、冗長を避けるため、前述の課題を解決するための手段において説明した種々の用語、手段、構成、情報などに関する説明は、そのまま以下の説明に組み込まれることに留意されたい。
本考案の実施例による介護施設入居者管理システムは、図1に示すように、診療所や医院や病院などの医療機関1に設けられる医療機関端末10と、調剤薬局2に設けられる薬局端末20と、介護老人福祉施設や養護老人ホームなどの介護施設3に設けられる施設端末30と、医療機関端末10、薬局端末20および施設端末30にインターネットなどの通信回線Nを介してそれぞれ接続される管理センター4の管理サーバ40とから構成される。さらに、施設端末30は、既存の健康支援サービスの企業クラウド5に接続して患者のバイタルデータDvをアップロードできるように構成される一方、管理サーバ40は、企業クラウド5に接続して患者のバイタルデータDvを入手できるように構成される。
医療機関端末10、薬局端末20および施設端末30は、種々のデータを演算処理するための演算処理装置11、21および31と、種々のデータや演算結果などを記憶するための記憶装置12、22および32とをそれぞれ有し、管理サーバ40もまた種々のデータを演算処理するための演算処理装置41と、種々のデータや演算結果などを記憶するためのデータベース42とを有する。図示されていないが、医療機関端末10、薬局端末20、施設端末30および管理サーバ40は、データや演算処理指令などを入力するためのキーボードやキーパッドなどの入力装置、入力データや演算処理結果等を表示するための表示装置、接続された端末またはサーバと通信を行うための通信ポートなどの所要の装置を備える。
管理サーバ4のデータベース42は、介護施設の患者への往診を行う医療機関に関する医療機関基本情報Im、介護施設の患者が服用する薬剤を用意する調剤薬局に関する薬局基本情報Id、患者が入居する介護施設に関する施設基本情報Inおよび薬剤を服用する患者に関する患者基本情報Isを含む基本情報と、その他の後述において説明する各種の情報とをそれぞれ記憶するように用いられる。
本考案のシステムにおいて、患者が服用する薬剤はブリスターカード6の形態で用意される。ブリスターカード6は、図2に示すように、相対的に剛性のある部材(例えば、厚紙、プラスチックシートなど)からなる台紙61の一面に、プラスチックフィルム62によって1回の服用分の薬剤63を個別にブリスター包装することにより形成された薬包64を有する。各薬包64はミシン目線65によって区分けされており、ミシン目線65に沿ってブリスターカード6から個別に切り離すことができる。ブリスターカード6の薬包64が配置されていない領域(図示の場合、ブリスターカード6の上端部分)には、薬袋への記載が法的に義務付けられている薬袋情報Ip、すなわち、患者の氏名、用法・用量、調剤年月日、調剤した薬剤師の氏名、調剤した機関の名称、が記載された薬袋情報表示欄66が設けられる。ミシン目線65により画定される各薬包64には、薬包をブリスターカードから切り離した後であっても、どの患者にどの服用時点で服用させる薬包であるのかを視覚的に確認できるように、少なくとも患者の氏名および服用時点を含む薬包情報Icが記載された薬包情報表示欄67が設けられる。
ブリスターカード6の薬袋情報表示欄66および/または薬包情報表示欄67の各々、またはそれらの近傍には、光学的または電子的なBC識別部材68が設けられる。BC識別部材68には、各ブリスターカード6ごとに付与されたBC識別コードCb、および各患者ごとに付与された患者識別コードCpが記録される。
介護施設3はブリスターカード6を収納するためのBC保管カート7を備える。BC保管カート7は、図1に示されているような固定棚の形態であっても、移動可能なワゴンの形態であってもよいが、各服用時点、すなわち、朝食前、朝食後、食間(午前)、昼食前、昼食後、食間(午後)、夕食前、夕食後、就寝前、頓服などのように、服用する時刻ごとに区分してブリスターカード6を収納できるように形成される。
BC保管カート7が固定棚形態であるとき、患者への配薬の際に用いるワゴン(図示なし)を備えるのが好ましい。この配薬用ワゴンは、ブリスターカード6から切り離された薬包64を載置するためのトレーと、薬包64に設けられたBC識別部材68のデータ、そして好ましくは、患者に持たせたBC識別部材と同様な患者識別部材のデータもまた読み取るためのBC読取装置71を保持するためのトレーまたはその他の適当な保持具とを有する。BC読取装置71は、機器設置タイプのものであってもよいが、好ましくは、自由な読み取り作業を行えるようにハンディタイプのものが用意される。BC読取装置71は施設端末30とオンタイムで接続されるか、または、好ましくは、MCUを内蔵した一体型の読取装置が用いられる。
上述の如く構成される本考案のシステムにおいて遂行される処方箋の発行から薬剤の配布・服用までの管理、集積したデータの活用等について、以下、説明する。
まず、介護施設に入居する患者を医師が往診し、診察した患者の処方箋を発行して調剤薬局に送付することから始まる。処方箋に記載された処方内容は、処方箋を受領した調剤薬局2の薬局端末20で入力されて薬局端末20の記憶装置22に記録される。処方箋については、電子処方箋が認可されたとき、医療機関端末から薬局端末に電子的な処方内容を送ることになる。
調剤薬局2は、受領した処方箋に基づいて所定の確認作業および調剤を行う一方、作成するブリスターカードのBC識別コードCb、および、初めての患者の場合にはその患者の患者識別コードCpを薬局端末20で生成する。生成されたBC識別コードCbおよび患者識別コードCpは、薬局端末20の演算処理装置21により、そのブリスターカードの薬剤処方情報If、および初めての患者の場合の患者基本情報Isと共に薬局端末20の記憶装置22に記録する一方、通信回線Nを介して管理センター4の管理サーバ40に送信される。
薬局端末20の演算処理装置21はまた、記憶装置22に記憶された作成したブリスターカード6の薬剤処方情報Ifのうちの服用時点データDdと、調剤した患者の患者識別コードCpと、BC識別コードCbとを含むBC配布情報Igを生成し、そのブリスターカードが配布される介護施設3の施設端末30に送信する。施設端末30の演算処理装置31は、受信したBC配布情報Igを記憶装置32に記録すると共に、MCU一体型のBC読取装置71が用いられる場合には、BC読取装置71の記憶部に記録させる。
薬局端末20の演算処理装置21は、記憶装置22に記録された薬剤処方情報Ifに基づいて、各患者毎の各服用時点ごとに服用する薬剤の種類および量とその服用回数を取り纏め、必要なブリスターカード6の作成枚数を算出し、その作成枚数に応じた数のBC識別コードCbを生成する。次いで、薬局端末20の演算処理装置21は、ブリスターカード6の薬袋および薬包情報表示欄66および67に記載すべき薬袋および薬包情報IpおよびIcをそれぞれ生成し、作成するブリスターカード6のBC識別コードCbおよびそのブリスターカード6に封止すべき薬剤の種類および量と薬包の数と共にブリスター包装装置8に送信する。
ブリスター包装装置8は、薬局端末20から受領した情報に基づいて、薬剤をブリスター包装すると共に、薬袋および薬包情報表示欄66および67に薬袋および薬包情報IpおよびIcをそれぞれ記載する。ブリスター包装装置8はまた、ブリスターカード6の薬袋および薬包情報表示欄66および67またはそれらの近傍に設けられる電子的なBC識別部材68に、BC識別コードCb、患者識別コードCpおよび服用時点データDdを記録するか、或いは、BC識別コードCb、患者識別コードCpおよび服用時点データDdを記録した光学的なBC識別部材68を、薬袋および薬包情報表示欄66および67またはそれらの近傍に記載する。ブリスターカード6には、そのブリスターカードを収納すべきBC保管カート7を介護施設の職員が視覚的に直接確認できるように、ブリスターカードの適当な位置に、ブリスターカード6の収納場所を表すカート番号72がブリスター包装装置8によって記載される。
薬局端末20から薬剤処方情報Ifを受け取った管理センター4の管理サーバ20は、薬剤処方情報Ifに含まれた薬剤の処方に関する情報、服用する患者の患者基本情報Is(初回または記録済事項の変更時のみ)および患者識別コードCp、およびブリスターカード6のカート番号72を相互にリンク付けしてデータベース42にそれぞれ記録する。ここにおいて、前述のBC配布情報Igは、薬局端末20で生成して施設端末30に送信するように説明したが、管理サーバ20で生成して施設端末30に送信するように構成してもよい。
介護施設3に送られたブリスターカード6は、ブリスターカード6に表示されたカート番号72に従って、対応するBC保管カート7に介護施設職員の手で収納される。ブリスターカード6をBC保管カート7へ収納するとき、介護施設職員は、BC読取装置71によって各ブリスターカード6のBC識別部材68に記録されたBC識別情報Ibを読み取らせる。読み取られたBC識別情報Ibは施設端末30に送られ、演算処理装置31によって施設端末の記憶装置32に記憶されたBC識別情報Ibと照合されて、配布されたブリスターカードの過不足などを確認する。BC読取装置71がMCU一体型の読取装置の場合、読み取られたBC識別情報Ibは、適当なタイミングで施設端末30に送られて記憶装置32に記録される一方、BC読取装置71の記憶部に記憶されたBC識別情報Ibとオンタイムで照合される。
所定の服用時刻が近づいたとき、介護施設の職員は、通常、その服用時点のブリスターカード6を収納したBC保管カート7からすべてのブリスターカード6を取り出す。職員は、取り出したブリスターカード6から1回分の薬包64をそれぞれ切り離したのち、ブリスターカード6を元のBC保管カート7に戻す。切り離された薬包64は配薬用ワゴンに載せられて患者のもとに運ばれる。好ましくは、職員は、患者が所持する患者識別部材(図示なし)に記憶された患者識別コードCpをBC読取装置71で読み取ると共に、患者に渡す薬包64に付されたBC識別部材68のBC識別情報Ibを、その読取時の時刻と共に読み取る。この読み取られた患者識別部材の患者識別コードCpとBC識別部材68のBC識別情報Ibに含まれた患者識別コードCpとを照合し、読取時刻とBC識別部材68のBC識別情報Ibに含まれた服用時点データDdとを照合することにより、適正な患者への適正な投薬であるのかが判別される。この判別は、BC読取装置71が施設端末30に接続されるタイプの場合、施設端末30の演算処理装置31によって遂行され、BC読取装置71がMCU一体型の読取装置の場合、内蔵のMCUによって行われる。
BC読取装置71で読み取られたBC識別情報Ibおよびその読取時刻は、施設端末30の演算処理装置31によって、記憶装置32に既に記憶されているBC配布情報IgにBC識別コードCbごとに追加されると共に、それらのデータに基づいて患者服用情報Ieを生成して、管理センター4の管理サーバ40に通信回線Nを介して送信される。
管理サーバ40の演算処理装置41は、介護端末30から送られてきた患者服用情報Ieに基づいてデータベース42に薬剤服用歴管理情報Ihとして記録すると共に、介護端末30から受領した患者服用情報Ieと、薬局端末20から受領した薬剤処方情報Ifとを照合し、患者の適正な薬剤服用が行われているかを判別する。適正な服用が行われていないと判断されたとき、管理サーバ40の演算処理装置41は、服用警告情報Iaを生成して、対応する介護施設3の介護端末30に服用警告情報Iaを送信することにより、介護施設の職員に注意喚起する。管理サーバ40の演算処理装置41はまた、薬剤処方情報Ifと患者服用情報Ieとに基づいて、BC保管カート7における薬剤毎の残数を計算して薬剤服用歴管理情報Ihに追加記録する。一般的に、介護施設の患者は定常的に同一の薬剤を服用するため、薬剤の残数が所定数となったとき、管理サーバ40の演算処理装置41は、どの薬剤がどの程度必要になるかを演算して配薬準備情報Irを生成し、対応する調剤薬局の薬局端末20に配薬準備情報Irを送信する。
介護施設3の介護端末30は、各患者に装着された種々の通信機能搭付きバイタル測定器50と接続される。通信機能搭付きバイタル測定器50により測定される種々の測定値は、既存の企業が提供する健康支援サービスを介して企業クラウド5に記録される。管理センター4の管理サーバ40は、企業クラウド5から患者のバイタルデータDvを適宜に入手する。企業クラウド5から得たバイタルデータDvは、その患者のバイタル情報Ivとしてデータベース42に記録される。
管理サーバ40の演算処理装置41は、医療機関1または介護施設2からの要求に応じて、所要の患者のバイタル情報Ivおよび薬剤服用歴管理情報Ihをデータベース42から読み出し、例えば、両情報の時系列的紐付け等の演算処理を行うことにより、患者の健康状態と薬剤投与の関係などに関するウェルネス情報Iwを生成してデータベースに記録すると共に、要求のあった医療機関の医療機関端末10または介護施設の施設端末30にウェルネス情報Iwを送信する。より好ましくは、管理サーバ40は、バイタル情報Ivおよび薬剤服用歴管理情報Ihを定期的に分析または解析し、患者に対する留意事項などが追加記録されたウェルネス情報Iwを生成してデータベースに記録すると共に、医療機関端末10および施設端末30に送信する。
1 医療機関
10 医療機関端末
11 演算処理装置
12 記憶装置
2 調剤薬局
20 薬局端末
21 演算処理装置
22 記憶装置
3 介護施設
30 施設端末
31 演算処理装置
32 記憶装置
4 管理センター
40 管理サーバ
41 演算処理装置
42 データベース
5 企業クラウド
50 通信機能付きバイタル測定器
6 ブリスターカード
61 台紙
62 プラスチックフィルム
63 薬剤
64 薬包
65 ミシン目線
66 薬袋情報表示欄
67 薬包情報表示欄
68 BC識別部材
7 BC保管カート
71 BC読取装置
72 カート番号
8 ブリスター包装装置
Cb BC識別コード
Cp 患者識別コード
Dv バイタルデータ
Dd 服用時点データ
Ia 服用警告情報
Ib BC識別情報
Ic 薬包情報
Id 薬局基本情報
Ie 患者服用情報
If 薬剤処方情報
Ig BC配布情報
Ih 薬剤服用歴管理情報
Im 医療機関基本情報
In 施設基本情報
Ip 薬袋情報
Ir 配薬準備情報
Is 患者基本情報
Iv バイタル情報
Iw ウェルネス情報
N 通信回線

Claims (4)

  1. 管理する患者が入居する介護施設に設けられた施設端末と、患者を診察する医療機関に設けられた医療機関端末と、患者が服用する薬剤を処方する調剤薬局に設けられた薬局端末と、管理センターに設けられた管理サーバとから構成され、
    前記施設端末、医療機関端末、薬局端末および管理サーバはそれぞれ通信回線を介して相互に接続され、
    前記管理サーバは、管理する患者に関する患者基本情報と、患者が入居する介護施設に関する施設基本情報と、患者を診察する医療機関に関する医療機関基本情報と、患者が服用する薬剤を処方する調剤薬局に関する薬局基本情報と、必要に応じて随時に受領または生成された各種の情報とを記憶するデータベースと、受領または生成された各種の情報をデータベースに記憶すると共に、データベースに記憶された所要の情報を読み出して演算処理する演算処理部とを有し、
    前記調剤薬局は、患者が服用すべき1回分の薬剤を個別に封入し、かつ、作成するブリスターカードのBC識別コードおよび封入される薬剤を服用する患者の患者識別コードを記憶したBC識別部材を付されたブリスターカードを作成するブリスター包装装置をさらに備え、前記薬局端末は、薬剤を処方する患者の患者基本情報と、患者に処方される薬剤処方情報とを記憶する記憶装置と、記憶装置に記憶された薬剤処方情報に基づいて各患者が服用時点ごとに服用すべき薬剤を各服用時点ごとに集約して封入したブリスターカードを作成すると共に、作成するブリスターカードのBC識別コードを生成し、生成したBC識別コードおよび患者識別コードをBC識別部材に記憶させるようにブリスター包装装置に指示する一方、作成したブリスターカードのBC識別コード、患者識別コードおよび服用時点データを含むBC配布情報を生成して施設端末に送る演算処理部とを有し、
    前記介護施設は、ブリスターカードを各服用時点ごとに収納するBC保管カートと、施設端末に接続可能なBC読取装置をさらに備え、前記施設端末は、薬局端末から送られてくるBC配布情報を記憶する記憶装置と、BC読取装置で読み取られたBC識別コード、患者識別コードおよびその読取時刻を記憶装置に記憶されたBC配布情報と照合する、或いは、記憶装置に記憶されたBC配布情報をMCUを内蔵したBC読取装置に記憶させる演算処理装置とを有し、
    前記施設端末の演算処理装置またはMCU一体型BC読取装置は、BC読取装置によって読み取られたBC識別コード、患者識別コードおよびその読取時刻と、記憶装置またはMCU一体型BC読取装置に記憶されたBC配布情報のBC識別コード、患者識別コードおよび服用時点データとを照合して適正な投薬であるかを判別する、
    介護施設入居者管理システム。
  2. 前記介護施設は、健康支援サービスにバイタルデータを送るための通信機能を有するバイタル測定器をさらに備え、施設端末は、バイタル測定器により得られたバイタルデータを健康支援サービスを提供する企業の企業クラウドにアップロードし、管理サーバは、企業クラウドにアップロードされた患者のバイタルデータをダウンロードしてバイタル情報を生成する、請求項1に記載のシステム。
  3. 医師の処方に基づいて、薬局端末が各患者の患者基本情報および各患者に処方される薬剤処方情報を入力して記憶部に記憶する工程と、
    薬局端末の記憶部から患者の薬剤処方情報を読み出し、その薬剤処方情報に基づいてブリスター包装装置により各患者が服用時点ごとに服用すべき薬剤を各服用時点ごとに集約して封入したブリスターカードを作成すると共に、作成するブリスターカードのBC識別コードを生成し、生成したBC識別コードおよび患者識別コードをBC識別部材に記憶させる工程と、
    作成したブリスターカードのBC識別コード、患者識別コードおよび服用時点データを含むBC配布情報を薬局端末により生成して施設端末に送ると共に、作成したブリスターカードのBC識別コードおよび薬剤処方情報を管理サーバに送る工程と、
    受け取ったBC配布情報を施設端末の演算処理装置により施設端末の記憶装置またはMCU一体型BC読取装置に記録する工程と、
    介護施設に設けられたBC保管カートに調剤薬局から送られてきたブリスターカードを各服用時点ごとに収納し、各服用時点ごとに、BC保管カートからすべてのブリスターカードの取り出し、各ブリスターカードから薬包の一つを切り離したのちにブリスターカードをBC保管カートに戻すと共に、BC読取装置により各薬包またはブリスターカードのBC識別部材に記録されたBC識別コードおよび患者識別コードをその読取時刻と共に読み取り、施設端末の記憶装置またはMCU一体型BC読取装置に記憶されたBC配布情報と照合して適正な投薬であるかを判別する工程と、
    介護端末の演算処理装置によりBC読取装置から送られてきた読取りデータをBC識別コードごとに記憶装置に記録すると共に、そのデータに基づいて患者服用情報を生成して管理サーバへ送信する工程と、
    施設端末から送られてきた患者服用情報を管理サーバのデータベースにへ記録すると共に、データベースに記録された薬剤処方情報を読み出して患者服用情報と照合し、薬剤投与が適切に行われているかを判別して薬剤服用歴管理情報を生成する工程と
    から構成される、薬剤配布服用管理システム。
  4. 患者に装着された健康支援サービスにバイタルデータを送るための通信機能を有するバイタル測定器から得られたバイタルデータを健康支援サービスを提供する企業の企業クラウドに施設端末によりアップロードし、この企業クラウドにアップロードされた患者のバイタルデータを管理サーバによりダウンロードしてバイタル情報を生成する工程をさらに含む、請求項3に記載のシステム。
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