JP3213273U - 固形石鹸用滑り止め具 - Google Patents

Abstract

【課題】手触り、肌触りがよく、石鹸が小さくなっても掴みやすい固形石鹸用滑り止め具を提供する。【解決手段】固形石鹸用滑り止め具は、固形石鹸３の周囲に巻きつけられるゴム糸を糸で織ったり、編んだり、組んだりして製造された帯状の本体部１と、本体部の両端に設けられ両端同士を固定する固定部材（面ファスナー）とを備えている。【選択図】図３

Description

本考案は、固形石鹸用滑り止め具に関する。

固形石鹸は、水を使いながら、こすりあわせて使用されるが、石鹸を手に持って使用する際、滑り落ちやすい。それに対し、例えば、特許文献１（特開２００６−１３６７０号公報）、特許文献２（実開昭５４−８３９８０号公報）に示されるように、固形石鹸を化学繊維製のネット状の袋にいれて使用することが提案されている。

特開２００６−１３６７０号公報 実開昭５４−８３９８０号公報

上記のように、袋状のネット内に石鹸を収納した場合、ネットを伸縮性のあるネットに収納して使用したとしても、ネット内で、少しずつ減って小さくなった石鹸を年配者などがうまく掴むことが難しく、また、ネットも化学繊維製のため、肌さわりがあまり良くないという問題があった。

本考案は、上述の問題点を解決するためになされたもので、
本考案の固形石鹸用滑り止め具は、ゴム糸を糸で織ったり、編んだり、組んだりして製造された帯状の本体部と、本体部の両端に設けられ両端同士を固定する固定部材とを備えている。

本考案の固形石鹸用滑り止め具によれば、手触り、肌触りがよく、石鹸が小さくなっても掴みやすい。

本考案による固形石鹸用滑り止め具を示す図である。 図１の固形石鹸用滑り止め具を横から見た図である。 本考案による固形石鹸用滑り止め具を固形石鹸に取り付けた状態を示す図である。

本考案の固形石鹸用滑り止め具の一実施例について、図１〜図３を参照しながら説明する。
図１、図２において、１は、帯状の本体部、２は、本体部１の両端に設けられた面ファスナーなどを構成する固定部材である。帯状の本体部１は、１０ｍｍから２０ｍｍの幅で、ゴム糸を糸で織ったり、編んだり、組んだりして製造された平ゴムで構成されている。ゴム糸は、例えば天然ゴム、糸は、例えばレーヨン、ポリエステルで構成されている。レーヨンを主原料とする場合、手触り、肌さわりが良い。
この滑り止め具は、図３に示されるように、固形石鹸の周囲に巻きつけられ、両端部に設けられた固定部材２により、固定される。

１ 本体部
２ 固定部材
３ 固形石鹸

Claims (1)

1. ゴム糸を糸で織ったり、編んだり、組んだりして製造された帯状の本体部と、前記本体部の両端に設けられ前記両端同士を固定する固定部材とを備えた固形石鹸用滑り止め具。

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