JP3213213U

JP3213213U - 組立用ブロック体

Info

Publication number: JP3213213U
Application number: JP2017003768U
Authority: JP
Inventors: 信彦 ▲今▼野
Original assignee: 信彦 ▲今▼野
Priority date: 2017-07-31
Filing date: 2017-07-31
Publication date: 2017-10-26
Anticipated expiration: 2027-07-31

Abstract

【課題】各種の形態の立方形状体の全面を磁性体に形成する組立用ブロック体であって、子供から老人までの広範囲の人々に楽しみと喜びを与える組立用ブロック体を提供する。【解決手段】内部に空間を形成し他のブロック体と接合可能なすべての外面を有し各種形状からなる立方形状体１と、空間に挿入され縦材２ａと横材２ｂとを隙間を形成した状態で直交して形成される枠体２と、該枠体２の挿入された立方形状体１の挿入部を閉止する蓋体３と、該枠体２内に隙間を介してその隅部に挿入される磁性体４とから形成されるブロック体１００であって磁性体４が立方形状体１の外面を磁性体状に形成する磁力を有するものからなる。【選択図】図１

Description

本考案は、隙間を介して配設される磁性体を隅部に内蔵する枠体が挿入される各種形状の立方形状体からなる組立用ブロック体に関する。

磁性体（磁力）を内蔵又は外接してなるブロック体としたものは数多くのものが存在する。例えばおもちゃ組立ブロック，玩具用組立ブロック、国際特許分類Ａ６３Ｈ３３／１０やＡ６３Ｈ３３／０８等には極めて多数の磁性ブロック体が開示されている。その中で本考案に近いものとして［特許文献１］，［特許文献２］，［特許文献３］，［特許文献４］，［特許文献５］等が挙げられる。これ等はいずれも磁石を使用したブロック体状のものからなるが本考案とは相異するものである。

特願２００８−３３０９７７（図１）実願平３−９７６１２（図２）特開昭６３−１１９２０７（図１）特表２０１０−５１１４７１（図１）得表２０１３−５１８６１３（図１）

図３

前記の「特許文献」５件や図３の「非特許文献１」の資料は夫々特徴を有するものであるが、後に詳説する本考案とは主要構造において大きく相異するものであり、特に枠体やこの枠体の隅部に隙間を介して磁性体を内蔵する構造のものではなく、前記した数多くのおもちゃ組立ブロック，玩具用組立ブロック，Ａ６３Ｈ３３／１０，Ａ６３Ｈ３３／０８等においても本考案のような構造のものは見当らない。

本考案は立方形状体そのものとしても特徴を有するものであり、組立用ブロック体としては全ての面が多くの組立用ブロック体と磁着する形状のものからなりそれ等の組み合わせによって各種の造形物を表現形成されることが出来、子供のみならず老人もこの組立用ブロック体を用いて色々な造形物を自力で作ることが出来、おもちゃとしての遊びや老人のリハビリも出来る極めて有用なブロック体である。また、組立用ブロック体の全体の色を緑色や灰色，赤色，水色等の各種の色彩にすることや絵柄を表示することにより、少年期，青年期，悩み多き時代，老期の全ての時期に使用出来、かつ贈り物としても有用であり、広範囲の人々に喜びと健康を与えることの出来る極めて有用のブロック体である。

本考案は、以上の説明のように極めて有用のものであり、請求項１は内部に空間を形成し他のブロック体と接合可能なすべての外面を有し各種形状からなる立方形状体と、前記空間に挿入され縦材と横材とを隙間を形成した状態で直交して形成される枠体と、該枠体の挿入された前記立方形状体の挿入部を閉止する蓋体と、該枠体内に前記隙間を介してその隅部に挿入される磁性体とから形成されるブロック体であって前記磁性体が前記立方形状体の前記外面を磁性体状に形成する磁力を有するものからなる事を特徴とする。

また、請求項２は前記立方形状体及び前記枠体及び前記蓋体が樹脂又はゴムから形成されることを特徴とする。

また、請求項３は前記各種形状が、円錐形，半円錐形，方形，半方形，半円形，二等辺三角形，二等辺扇形，正四角形，半割正四角形，円柱形等とからなることを特徴とする。

本考案の請求項１の組立用ブロック体によれば、組立用ブロック体はその外面の全てが磁性体からなり同一形状のもののみならず各種のブロック体を磁着することが出来る特徴を有し、かつ内部の磁性体（磁力）が隙間を介して配設されているため相互の干渉もなく、その外面に有力な磁性力を与える事が出来る。

また、本考案の請求項２の組立用ブロック体によれば、立方形状体等が樹脂やゴムからなり、軽量であると共に作成し易いものからなり、容易に、かつ安価に製作することが出来る。また、安全性も高い。

また、本考案の請求項３の組立用ブロック体によれば、その形状が多種類（本考案では１０種類）のものからなり、各種の用途に適用可能である。但し、本説明では１０種類としているが勿論これに限定するものではない。

本考案の組立用ブロック体の一例の全体構造を示す斜視図。本考案の組立用ブロック体の各種の形状の外観を示す斜視図。本考案に関する近似的な従来公知技術を示す模式的使用図であるがこのキットはサイコロ状のブロック体の外面コーナーに磁石を設けたものであり、本考案とは構造的に多きく相違する。

以下、本考案の組立用ブロック体の実施の形態を図面を参照して説明する。

本実施例では正四角形の組立用ブロック体１００の形状を示すものである。なお、本考案の出願人としてノウハウ的な形状は図示等による開示は省略している。
図１に示すように、この組立用ブロック体１００は内部に空間を形成する正四角形の立方形状体１と、前記空間内に挿入される枠体２と、枠体２の挿入される立方形状体１の挿入部を閉止する蓋体３と、枠体２の隅部に挿入される磁性体４等とからなる。
図示のように枠体２は縦材２ａと横材２ｂとを直角に組み合わせ形成したものであり、縦材２ａと横材２ｂとからなる枠体２には隙間５が形成される。本実施例では縦材２ａと横材２ｂとの間には隙間５が上下に夫々９個形成されているが勿論これに限定されるものではない。
磁性体４は立方形状体１の隅部に配設され、相互の磁性体４は隙間５を介して配設され、相互の干渉（磁力干渉）を除去するように配設される。なお、枠体２の全体形状は図示されていないが磁性体４は立方形状体１の下方の隅部にも上方と同様の形態で配設されている。この磁性体４の磁力についてはここでは明示していないが磁性体４を図示のように配設することにより立方形状体１の各面（ここでは６面）が全て磁力を有するものからなり、例えば同一形状の立方形状体１とを各面において磁着可能な磁力を有するものから形成されている。
勿論、後に説明する他の形状の立方形状体については夫々の各面が磁着可能な状態に形成される。

図２は各種の立方形状体の外観を示したものであり、図１に示した立方形状体１は図２の（ｈ）に示されたものからなる。
図２の（ａ）は円錐形の立方形状体であり、（ｂ）は半円錐形のもの、（ｃ）は方形のもの、（ｄ）は半方形のもの、（ｅ）は半円形のもの、（ｆ）は二等辺三角形のもの、（ｇ）は二等辺扇形のもの、（ｈ）は正四角形のもの、（ｉ）は半割正四角形のもの、（ｊ）は円柱形のものからなる。なお、この実施例２では１０種類の立方形状体が示されているが本考案の立方形状体は図２に示すものに限定するものではない。
また、図２では外観しか示されていないが、夫々の立方形状体内には形状に見合った枠体が挿設され、枠体には隙間を介して磁性体が夫々設けられている。この具体的構造についてはここでは開示を省略している。また、図２に示す各々の立方形状体は全面が磁性体からなり、磁着可能に形成されている。従って、夫々の立方形状体は任意の面で互いに磁着可能のものからなる。

立方形状体としてはその外面は一色でもよいが各種の色を用いても良く、数字や絵柄を設けるものであっても良く、広範囲の楽しみ方を作り上げることが出来る。

本考案は以上の説明の内容のものからなるが、勿論これに限定するものではなく、同一技術的範疇のものが適用されることは勿論である。

本考案は、子供から老人及び男女に無関係に使用出来、楽しみや喜びを感じることが出来るものであり、その利用範囲は極めて広く、国内のみならず海外においても広く使用可能のものであり、その利用可能性は極めて大きい。

１立方形状体
２枠体
２ａ縦材
２ｂ横材
３蓋体
４磁性体
５隙間
１００組立用ブロック体

Claims

内部に空間を形成し他のブロック体と接合可能なすべての外面を有し各種形状からなる立方形状体と、前記空間に挿入され縦材と横材とを隙間を形成した状態で直交して形成される枠体と、該枠体の挿入された前記立方形状体の挿入部を閉止する蓋体と、該枠体内に前記隙間を介してその隅部に挿入される磁性体とから形成されるブロック体であって前記磁性体が前記立方形状体の前記外面を磁性体状に形成する磁力を有するものからなる事を特徴とする組立用ブロック体。
前記立方形状体及び前記枠体及び前記蓋体が樹脂又はゴムから形成されることを特徴とする請求項１に記載の組立用ブロック体。
前記各種形状が、円錐形，半円錐形，方形，半方形，半円形，二等辺三角形，二等辺扇形，正四角形，半割正四角形，円柱形等とからなることを特徴とする請求項１に記載の組立用ブロック体。