JP3211969U

JP3211969U - 収納ホルダー付立・掛両用シート状額縁

Info

Publication number: JP3211969U
Application number: JP2017001478U
Authority: JP
Inventors: 丈夫加藤
Original assignee: 丈夫加藤
Priority date: 2017-03-14
Filing date: 2017-03-14
Publication date: 2017-08-17
Anticipated expiration: 2027-03-14

Abstract

【課題】プラスチックシート・厚紙・アルミシート等の一枚のシートに、自由な印刷及び打抜折加工を施して、スタンド・壁掛両用額縁を成すことができる上、軽く安価でどこにでも手軽に飾れ、種々楽しい形の美麗な額縁を作る。【解決手段】一枚のプラスチックシート・厚紙・アルミシート等に、あらゆる自由な印刷を施した上、自由な形でワンショットの打抜折加工を施して、額枠１部とスタンド足付押え裏板１１部の二ブロックで全形を構成し、その間に額絵を挟んで飾るシート状額縁である。そのスタンド足付押え裏板１１部内には、額縁を立てて飾れるよう、対のスタンド足３と両者を固定するスタンド両足固定板６を、さらに収納ホルダー９を形成する幅出し受板２を打抜折している。そして額枠１部内は、スタンド足３底辺の対切口部を額絵押え凸４とし、額絵を固定するための額窓の両上角に添って額絵押え溝８を、また両上端部に壁掛額縁用の押ピン止めの壁掛押ピン穴１０も設けている。【選択図】図２

Description

本考案は、写真・絵・印刷物・差換カレンダー等（以下文中総称して「額絵」と記載）の小型額絵用で、一枚のプラスチックシート・厚紙・アルミシート等で作る額縁に関する。

従来の額縁は、硝子や透明プラスチック製の透明表面カバーと、押え裏板との間に、額絵を挟みこんで、木製・プラスチック製・アルミやステンレス製・陶器製等の、額枠に前記をセットして用いるものであり、また、各月差換カレンダー等は、一般的に知られるＣＤケースに準じた、透明ケース額縁に収納して用いていた。

従来品額縁は、一枚のシート素材だけで出来るものが無く、額枠・透明表面カバー・押え裏板の三パーツが必用なため、コスト的に高くつく上、重くて嵩高いので置き場所にも限られてくる。また、透明ケース額縁は、透明プラスチックの成型品ケースであるため、透明なだけで装飾性に欠け額縁的でない。また両者は、自由にカラー印刷や立体印刷の装飾を施すことが出来ない上、形も自由に出来ず、これら前述の欠点を解決するものである。

本考案は、一枚のプラスチックシート・厚紙・アルミシート等に、あらゆる自由な印刷を施した上、自由な形でワンショットの打抜折加工を施して、額枠１部とスタンド足付押え裏板１１部の二ブロックで全形を構成、その間に額絵を挟んで飾るシート状額縁である。そのスタンド足付押え裏板１１部内には、額縁を立てて飾れるよう、対のスタンド足３と両者を固定するスタンド両足固定板６を、さらに収納ホルダー９を形成する幅出し受板２を同時に打抜折している。そして額枠１部内には、スタンド足３底辺切口部を額絵押え凸４とした上、額窓の両上角に添って額絵押え溝８を打抜き、両者で額絵を固定。また壁掛額縁としても飾れるよう、両上端部に押ピン止めの壁掛押ピン穴１０を設け問題を解決。

本考案は、一枚のプラスチックシート・厚紙・アルミシート等を、印刷・打抜折加工するだけで作れるので、従来品に無いコスト安で、カラー印刷・立体印刷も自由に施せ、自由な形の額縁にもでき、所望形の楽しく美麗なシート状額縁ができる。またワンタッチでスタンド額縁と壁掛け額縁の両方に組立てられる上、軽くて嵩張らないので何処にでも手軽に簡単に飾れる。また、各月差換カレンダー用等として差換え枚数分を、収納ホルダーを組出すことで、収納ホルダー付額縁として用いる事もでき、以上の多様な効果がある。

一枚の所望大プラスチックシート・厚紙・アルミシート等に、装飾のカラー・立体印刷等を施し、自由な形に打抜折加工して、額枠１部とスタンド足付押え裏板１１部の二ブロックで構成した額縁を成す。そのスタンド足付押え裏板１１部は、額絵より若干縮小した角丸四角形とし、その真ん中垂直に適当幅を開けて、対の台形様スタンド足３を成すに当たり、底辺を円弧状底辺１２とすることで、額枠１に額絵押え凸４も成しており、そして垂直内辺を、幅出し受板２にかかる部分のみ切目で、折目のスタンド足立折目５とし、残り二辺を打抜きとして前記台形様を形成。それに加え上向き半円形のスタンド両足固定板６を、適当高で両スタンド足３の真ん中辺りまで跨いで通して成すに当たり、底辺のスタンド足付押え裏板１１部に係る部分のみ折目として、残り部分を打抜き、前記の半円形部からスタンド足出折目５延長上に、適当長の両スタンド足固定溝７を切込んでいる。また、スタンド足付押え裏板１１を折出して、額枠１との空間を収納ホルダー９とするため、スタンド足付押え裏板１１底辺の前述全打抜き残り部を折目とした上、スタンド足付押え裏板１１内に平行適当幅をとって折目を入れ、両者で幅出し受板２を成している。額枠１内打抜きは角丸額窓であり、額窓の両上角丸と同心円上の、額枠１に適当若干幅をとって円弧状の額絵押え溝８を、額枠１両上端部に壁掛押ピン穴１０も同時に打抜いている。

以下一実施例を説明する。額枠１の抜き額窓にも当たるスタンド足付押え裏板１１は、飾る額絵より若干縮小された大きさなので、表面から見ると額絵は、額枠１の美麗な印刷で縁取飾りされた状態の上、額枠１・額絵押え凸４とスタンド足付押え裏板１１との間に挟まれて外れることなく、さらに、額枠１上部の額絵押え溝８に、額絵の両上端を裏から差し込んで額枠１に固定もできる。また、額絵表面上をカバーする透明プラスチックシート製の、透明表面カバーを挟み込んでセットした額縁にしても良い。

各月差換えカレンダー用等の収納ホルダー付額縁とする場合は、幅出し受板２を両折目で後ろに折出すことで、スタンド足付押え裏板１１をＬ形に幅出しできるので、そこにできる額枠１との空間を収納ホルダー９とし、そこに各月差換え枚数分等を収納しておける。また、額絵用でも差換え用額絵等を同様に収納したり、メモ・はがき等も挟んでおける。

スタンド額縁として用いる場合は、両方のスタンド足立折目５を内折出して、平行に折り合し、スタンド両足固定板６の両スタンド足差込固定溝７を、両方のスタンド足３のスタンド両足固定板６打抜きアール跡に、添わしながら折り倒してはめ込むことができるので、両スタンド足３は固定され、折り戻ることなく額縁を立てて飾る事ができる。

壁掛額縁として用いる場合、額枠１の壁掛押ピン穴１０に押ピン等を差し込んで止めたり、両方の壁掛押ピン穴１０に紐等を通して吊り下げる事ができる。

尚図面では、四角形の額縁となっているが、種々の幾何形・動植物・魚貝類・建物・キャラクター等、自由な形の額縁に打抜折でき、カラー印刷・立体印刷等自由に印刷できる。

本考案の収納ホルダー付立・掛両用シート状額縁のシート展開図。本考案の収納ホルダー付立・掛両用シート状額縁の一実施例を示す斜視図。

１額枠
２幅出し受板
３スタンド足
４額絵押え凸
５スタンド足立折目
６スタンド両足固定板
７両スタンド足差込固定溝
８額絵押え溝
９収納ホルダー
１０壁掛押ピン穴
１１スタンド足付押え裏板
１２円弧状底辺

Claims

一枚のプラスチックシート・厚紙・アルミシート等に、カラー印刷・立体印刷等を施した上、ワンショットの打抜折加工を施して、額枠１部とスタンド足付押え裏板１１部の、二ブロックで出来たシート状額縁で、当該スタンド足付押え裏板１１部内に、対のスタンド足３とその２足を固定するスタンド両足固定板６、それに収納ホルダー９を成す幅出し受板２の三者を成し、当該額枠１部は、前記スタンド足３底辺の対切口跡部を額絵押え凸４とし、スタンド足付押え裏板１１打抜き部を角丸額窓と成し、その額窓の両上角丸に添って適当幅をとり額絵押え溝８を、さらに、額枠１両上端部に壁掛押ピン穴１０も打抜いたものを特徴とする収納ホルダー付立・掛両用シート状額縁。
本考案の全形を種々の幾何形・動植物・魚類・建物・キャラクター等の、自由な印刷及び打抜折形のシート状額縁とし、スタンド足付押え裏板１１を打抜く事によりできる、角丸四角形の額窓以外でも、それらに合った自由な形の額窓にすることも出来る収納ホルダー付立・掛両用シート状額縁。
請求項１・請求項２において、一枚のプラスチックシート・厚紙・アルミシート等に打抜折加工して本考案を成さず、プラスチック成型加工により成す収納ホルダー付立・掛両用シート状額縁。
請求項１・請求項２・請求項３において、額枠１とスタンド足付押え裏板１１との間に、額絵の表面をカバーする透明プラスチック製の、透明表面カバーを挟み込んだ収納ホルダー付立・掛両用シート状額縁。