JP3211160U - 紛塵回収装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】付属機器を簡素化し、低電圧を解消して電動工具の高効率と作業効率の促進と、作業者の足下周辺の安全と肉体的疲労の軽減を図る粉塵回収装置を提供する。【解決手段】本体原動部１によって回転する駆動軸２の下部外周部位に回転研削具３を設け、駆動軸２を回転させることにより被研削物を研削する研削機械の粉塵回収装置において、回転研削具３上部の外周部位に複数の羽根を配設した羽根基板４と、駆動軸２を回転させることにより、回転研削具３より発生する粉塵を回収するためのカバー部材５と、粉塵を一定の方向に集約させるための粉塵拡散防止遮蔽板８と、カバー部材５の最下部には空気取入口６と、駆動軸２を回転させることにより、羽根基板４の回転によりカバー部材５内に取り込まれた空気と粉塵を一定の方向に排出させる粉塵排出口７と、カバー部材５の粉塵排出口７より圧送排出された粉塵を回収する袋状の回収装置と、回収装置と粉塵排出口７を連結する連絡ホースと、を設けた。【選択図】図２
Description
本考案は、研削作業に伴う付属機器の削減をし、研削作業の省力化と高効率。研削作業者の周辺安全と負担軽減をする装置に関する。
建築構造物の新築、改修工事において、被研削物の対象であるコンクリート面や外壁面等の表面処理の研削作業には、ハンドタイプの電動工具と集塵機が主に使用されている。
環境問題の重視により、作業者はもちろん、作業者周辺、そして作業場所の周辺への配慮と言うことで、集塵機の使用が常識化となり、粉塵の飛散は基本的にはない。しかし、それに伴い使用電力がハンドタイプの電源工具と集塵機の使用で倍増、現場での作業は電圧降下となり、電動工具全体の能力低下や作業効率の低下現象が起こり、作業者にとってはますます厳しい作業環境となってきているのが現状である。したがって、現在使用されている付属機器を簡素化し、電圧降下の低電圧を解消して電動工具の高効率の使用で作業効率の促進。また作業者の足下や周辺の安全と肉体的疲労の軽減を図る。
この考案は、従来の集塵機接続方式の使用ではなく、本体原動部の駆動軸に取り付ける羽根基板を利用して排出と回収を同時に行うことにより、付属機器の集塵機を削減することを特徴とする。
この考案は、駆動軸に取り付ける羽根基板は下部外周部位の回転研削具から発生する粉塵の排出を行うことを特徴とする。
この考案は、駆動軸に取り付ける羽根基板は下部外周部位の回転研削具の冷却することを特徴とする。
この考案は、本体のカバー部材の排出口より圧送された粉塵を、連絡ホースで経由して紛塵を回収することを特徴とする。
この考案は、粉塵回収装置を、作業者の腰に固定して作業する事により、従来の電源コードと集塵ホースの絡みつきや操作性の妨げを解消し、作業者の足下の安全と作業の効率を大幅に改善することを特徴とする。
本考案の紛塵回収装置は、回転研削具と、羽根基板と、カバー部材を、組み合わせることにより、研削作業と紛塵回収作業を同時に行うことができる。また、回収装置を作業者の腰に固定することにより、簡便な装備で作業性の効率を図る。
以下、本考案の紛塵排出回収装置の実施例を、添付した図１〜図６にしたがって説明する。
図１、は本体原動部▲１▼にカバー部材▲５▼を取り付け、連絡ホース▲９▼と回収装置▲１０▼の全体構成図である。
図２、は本体原動部▲１▼の駆動軸▲２▼にカバー部材▲５▼と羽根基板▲４▼と回転研削具▲３▼を取り付けた左側断面図である。
図３、は本体原動部▲１▼にカバー部材▲５▼を取り付けた上面図である。
図４、は本体原動部▲１▼にカバー部材▲５▼を取り付け、駆動軸▲２▼に羽根基板▲４▼を取り付けた下面図である。
図５は、本体原動部▲１▼にカバー部材▲５▼を取り付け、回転研削具▲３▼取り付けた下面図である。
図６は、本考案の紛塵回収装置で壁面の研削作業である。
図１、は本体原動部▲１▼にカバー部材▲５▼を取り付け、連絡ホース▲９▼と回収装置▲１０▼の全体構成図である。
図２、は本体原動部▲１▼の駆動軸▲２▼にカバー部材▲５▼と羽根基板▲４▼と回転研削具▲３▼を取り付けた左側断面図である。
図３、は本体原動部▲１▼にカバー部材▲５▼を取り付けた上面図である。
図４、は本体原動部▲１▼にカバー部材▲５▼を取り付け、駆動軸▲２▼に羽根基板▲４▼を取り付けた下面図である。
図５は、本体原動部▲１▼にカバー部材▲５▼を取り付け、回転研削具▲３▼取り付けた下面図である。
図６は、本考案の紛塵回収装置で壁面の研削作業である。
本考案の紛塵回収装置は、以上説明をしてきた通り、従来の集塵機を接続して作業をする場合は電源コードの接続するために２ヶ所の電源の確保が必要であった。作業中も２本の電源コードと集塵機のホースが絡み合い、作業効率が悪く作業者を悩ましていた。また電圧降下で低電圧のため電動サンダーの焼き付けで使用不能となるなど、大変な作業環境であった、本考案の粉塵回収装置は、作業者の足下周辺の安全性が確保され作業効率に多いに寄与できる。
▲１▼ 本体原動部
▲２▼ 駆動軸
▲３▼ 回転研削具
▲４▼ 羽根基板
▲５▼ カバー部材
▲６▼ 空気取入口
▲７▼ 粉塵排出口
▲８▼ 粉塵拡散防止遮蔽板
▲９▼ 連絡ホース
▲１０▼ 回収装置
▲２▼ 駆動軸
▲３▼ 回転研削具
▲４▼ 羽根基板
▲５▼ カバー部材
▲６▼ 空気取入口
▲７▼ 粉塵排出口
▲８▼ 粉塵拡散防止遮蔽板
▲９▼ 連絡ホース
▲１０▼ 回収装置
Claims (6)
- 本体原動部によって回転する駆動軸を設ける。この前記駆動軸に下部外周部位に複数個の研削具を配設した回転研削具を設け、前記駆動軸を回転させることにより被研削物（下地）を研削する研削機械において、前記回転研削具の上部に外周部位に複数の羽根を配設した羽根基板を設け、前記駆動軸を回転させることにより、前記回転研削具より発生する粉塵を周囲に飛散させずに回収するためのカバー部材と粉塵が一定の方向に集約させるための粉塵拡散防止遮蔽板を設ける、前記カバー部材の最下部には空気取入口を設け、前記駆動軸を回転させることにより、前記羽根基板の回転により前記カバー部材内に取り込まれた空気と粉塵を一定の方向に排出させる粉塵排出口を設ける、前記カバー部材の前記粉塵排出口より圧送排出された粉塵を回収する回収装置と
前記回収装置と前記粉塵排出口を連結する連絡ホースを設けたことを特徴とする紛塵回収装置である。 - 前記回転研削具の上部に外周部位に複数の羽根を配設した前記羽根基板は、前記回転研削具により研削処理された粉塵を前記カバー部材の前記空気取入口から空気と共に取り入れ、一定方向に圧送排出することを特徴とする、請求項１に記載の紛塵回収装置。
- 前記回転研削具の上部にある前記羽根基板は、前記回転研削具を冷却し、能力維持の時間を伸ばすことを特徴とする、請求項１に記載の紛塵回収装置。
- 前記本体原動部に設けられた前記カバー部材は前記回転研削具を確実に包囲し、最下部の被研削物と接触する部分には複数の前記空気取入口と粉塵が一定の方向に集約させるための前記粉塵拡散防止遮蔽板を設け、前記回転研削具において研削された粉塵を、外側に飛散させずに前記カバー部材の外周部に前記粉塵排出口を設けることにより、粉塵を一定方向に圧送することを特徴とする、請求項１に記載の紛塵回収装置
- 前記連絡ホースは、前記本体原動部の前記カバー部材より圧送された粉塵を、前記回収装置に連絡することを特徴とする、請求項１に記載の紛塵回収装置。
- 前記粉塵回収装置は、前記連絡ホースより圧送された粉塵を回収することを特徴とする、請求項１に記載の粉塵回収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017000910U JP3211160U (ja) | 2017-02-13 | 2017-02-13 | 紛塵回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2017000910U JP3211160U (ja) | 2017-02-13 | 2017-02-13 | 紛塵回収装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3211160U true JP3211160U (ja) | 2017-06-29 |
Family
ID=59219106
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2017000910U Expired - Fee Related JP3211160U (ja) | 2017-02-13 | 2017-02-13 | 紛塵回収装置 |
Country Status (1)
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| JP (1) | JP3211160U (ja) |
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2017
- 2017-02-13 JP JP2017000910U patent/JP3211160U/ja not_active Expired - Fee Related
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