JP3210929U - 着脱型靴滑り止め具 - Google Patents

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Abstract

【課題】凍結路面を安全に歩行するための着脱型靴滑り止め具を提供する。【解決手段】下向きに複数個の先鋭突起(中央突起、サイド突起5)を有する主板を設け、該主板の平面視左方に左ベルト8を右方に右ベルト11を取り付け、左ベルト下面適所に伸縮性面ファスナーを設け、右ベルトの端部近傍上面に面ファスナーを設け、双方のベルトを適度の弾力性と伸縮性を有する素材にて形成したことを特徴とする。【選択図】図8

Description

この考案は、圧雪路面や凍結路面上を安全に歩行するために、靴に装着して用いる靴滑り止め具に関する。
従来より、上記目的のために靴に装着して用いる靴の滑り止め具はあるが、本案にて示すように、伸縮ベルトと滑り止め本体を組み合わせて構成したものは現在のところ見当たらない。
冬季降雪地域においては、路面に堆積した雪が圧雪状態になったり気温によっては凍結路面ともなる。つまり、日中に少し溶けた部分が夜間に凍るために、つるつる路面となって非常に危険となる。防寒靴ではその対策として靴底面に工夫を凝らして様々な形状の靴底面のものが市販されているが、十分なる滑り止め効果を有していない。
近年、靴底に金属鋲を設けた靴も市販されている。これは上記問題に対しては有効ではあるものの、室内床面に対しては靴底面全体が床に接しないために、一般の靴より滑りやすく、またその金属鋲によって床面を損傷する恐れがある。
以上の問題に対処するべく、着脱型の滑り止め具も市販されている。
これは下向き先鋭部を有する金属板にベルトを設けたもので、靴のつま先部分に装着して用いるものであるが、歩行中に靴から外れやすいという欠点がある。
本案は以上に鑑み、靴に装着するベルトに伸縮性素材を用いるとともに面ファスナーを併用し、その装着位置を靴のかかと部分のやや前方位置とすることにて、靴への装着度を高めるとともに、その着脱も容易なる新規かつ有用なる靴の滑り止め具を提供することを目的として考案されたものである。
課題を解決する手段として本案は以下の構成とした。
すなわち、下向きに複数個の先鋭突起を有する主板を設け、該主板の平面視左方に左ベルトを右方に右ベルトを取り付け、左ベルト下面適所に伸縮性面ファスナーを設け、右ベルトの端部近傍上面に面ファスナーを設け、双方のベルトを適度の弾力性と伸縮性を有する素材にて形成する。本案は以上の構成よりなる着脱型靴滑り止め具である。
本案は下記の効果を有する。
1.主板に硬質金属製下向き先鋭突起を複数個設けることにより、凍結路面に対する大き なグリップ力を得て、安全に歩行することができる。
2.伸縮ベルトおよび伸縮面ファスナーを用いることで、靴に対する装着力を高めること ができる。
3.双方のベルトを面ファスナー係止による保持としたので、靴に対する着脱が容易であ る。
4.靴への本品の装着位置を適宜に選定することにて、使用中の靴からの脱落を防止する ことができる。
本考案の平面図 本考案の正面図 本考案の底面図 本考案の他例説明図(正面視) 本考案の他例説明図(底面視) 本考案の他例説明図(正面視) 本考案の他例説明図(底面視) 本考案の使用説明図
以下、本考案の実施形態について説明する。
図において、1は小型鉄板による平面視略長方形の主板であって、以下の構成による。
この主板左右はやや上向きに折曲された折曲部2を有し、該折曲部にはベルト接続用長穴3が穿設される。この主板の長辺部分の一部は下向きにほぼ直角に折曲されて、図2にて示すように、中央突起4、サイド突起5となる。これらの突起はその下端は先鋭に形成される。また、主板には図3にて示すように、軽量化のために長穴状の切除部6が4個穿設される。7は主板上に貼着されるクッション体で、本例ではクロロプレンゴムを用いている。8は左ベルトで、伸縮性を有するクロロプレンゴムにて形成され、その下面には同形の伸縮性面ファスナー雌片9が貼着される。10は接続布体で、強度を有する適宜厚さの布体であって、その中央部は前記長穴内に位置し、その他の箇所は左ベルトの上下面に縫着される。11は右ベルトで、左ベルトと同様構成であるが、左ベルトよりやや短く設けられる。12は短片状の面ファスナー雄片で、右ベルトの端部近傍上面に縫着される。
以上が本案の一実施形態である。
次に本案の使用について説明する。
本案を使用するには、まず主板のクッション体を靴底のかかとのやや前方にあてがい、左ベルトを回して靴上面に図のようにやや引っ張りながら当て、右ベルトも同様に回してやや引っ張りながら左ベルト上に押し当てる。この作業にて双方の面ファスナーは係着して主板は靴に保持される。以上で装着完了となり、この作業を左右の靴に対して行う。
この状態で凍結路面を歩行すると、先鋭突起は路面に押圧接触するので、歩行中の路面に対するグリップ力が働いて路面に対する靴の滑りは防止されて安全に歩行することができる。室内歩行時は、右ベルト端を持って上方へ引き上げることにて面ファスナー係着は解除されて本品は靴より容易に外れるので、一般の靴同様に室内床面上を安全に歩行することができる。なお、図8にて示す位置に本品を装着することにて、本品装着位置のやや前方の平面視靴幅は大きくなるので、歩行中の靴からの本品脱落は防止される。
図4〜図7は本案の他例を示すものである。図4〜図5の例は、主板20に孔を穿設し、この孔に先鋭なビス21を押圧螺着させたもので、その他の箇所は初例と同様であり、効果も同様である。本例は初例のように突起は主板と別物品のため、例えばクッション体を粘着方式として主板に粘着させ、使用によって先鋭部が摩耗劣化した場合にビス交換することができる。
図6〜図7は本案の他例(別例)を示すもので、前例におけるビスの代わりに鋲を用いたものである。図において、30は主板で既例に比べて幅広となっている。
31は硬質金属による市販の鋲で、主板に穿設した孔の上方より圧入される略細円柱状物品である。32は鋲止め板で、合成樹脂による有孔小円板である。また、上記鋲の中程には小鍔部33が設けられている。本例形成時は、まず主板の孔の上方から鋲を打ち込み、主板下面よりワッシャ34と鋲止め板を鋲に圧入して固定する。上記のように、鋲には小鍔部があるので、固定した鋲の主板からの脱落は阻止される。
本例も既例同様に用い、同様の効果を発揮することができる。
以上、本案について記したが、本案は靴への装着性を高めて従来品のような歩行中の靴からの脱落を防止できるところにその特徴を有するものである。
従来品は既述のように、靴のつま先部分に装着するものであるために、歩行時の前後方向への押圧にて靴より外れやすいものである。本案は従来品と異なり、靴のかかと部分のやや前方位置に装着して用いる。靴の平面視において、かかと位置のやや前方が少し小幅となり、その前方が一番幅広となっている。従って、この小幅部分への装着が外れにくいのであって、そのために本案はこの小幅箇所への装着としたのである。
また、従来品はベルトにて靴に装着するのであるが、このベルトは伸縮機能を有さないものを用いている。従って、歩行を続けているうちに、初期装着位置より位置ずれが生じて緩みがちになり、ついには脱落することになる。
これに対し本案は、ベルトに伸縮性を有するものを用い、かつ、面ファスナーも同様に伸縮性のあるものを用いている。従い、靴への装着時に各ベルトを引張しながら係着させることにより、常に一定の押圧力にて本品は靴へ装着されているために、使用時の緩みは防止できるのである。以上のことから本案は従来品と異なり、使用時の靴からの脱落を防止できるものとなっている。
また、本案は主板上面にクッション材を設けており、これが靴底面に押圧当接する仕組みとなっている。そのため、このクッション材にて歩行時にソフトな感触が得られるとともに、靴底面への摩擦にて本品を安定的に靴へあてがうことができる。
既例に置いては主板両端を折曲した折曲部を設けて、靴へのスムースな取付が行えるよう配慮している。本案で用いたクロロプレンゴムは軽くて伸縮性に富み、使用に適した素材であり、また右ベルト下面にも面ファスナーを設けたので、視覚的違和感はない。
なお、既例においては伸縮性ベルトを用いたが、非伸縮性ベルトにクロロプレンゴムを貼着して用いることもできる。既例で表現したのは実施の一例であって近似の他の構成としてもよい。以上のごとく、本案によって安定的に使用できる着脱型の靴の滑り防止具を得ることができる。
1 主板
2 折曲部
3 ベルト接続用長穴
4 中央突起
5 サイド突起
6 切除部
7 クッション体
8 左ベルト
9 伸縮性面ファスナー雌片
10 接続布体
11 右ベルト
12 面ファスナー雄片
20 主板
21 ビス
30 主板
31 鋲
32 鋲止め板
33 小鍔部
34 ワッシャ

Claims (4)

  1. 下向きに複数個の先鋭突起を有する主板を設け、該主板の平面視左方に左ベルトを右方に右ベルトを取り付け、左ベルト下面適所に面ファスナーを設け、右ベルトの端部近傍上面に面ファスナーを設けたことを特徴とする着脱型靴滑り止め具。
  2. 双方のベルトおよび左ベルト下面の面ファスナーを伸縮性を有するものとした請求項1記載の着脱型靴滑り止め具。
  3. 主板上面にクッション体を設けてなる請求項1または2記載の着脱型靴滑り止め具。
  4. 先鋭突起を、主板に下方突出させて複数個設けた先鋭なビスもしくは鋲とした請求項1から3のいずれかの項に記載の着脱型靴滑り止め具。
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