JP3208926U - 喫煙品用スリーブ - Google Patents
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Abstract
【課題】紙巻きタバコなどの喫煙品用のスリーブを提供する。【解決手段】スリーブ8が紙巻きタバコ1に設けられ、主流煙の成分が巻きタバコ1の使用中に周囲の紙に吸収される。またはなんらかの換気手段から出る主流煙の成分からユーザーの指2、3を使用の際に保護する。スリーブ8は、紙巻きタバコ1の吸い口端5上へとスライドさせて紙巻きタバコの長手方向軸に沿ってあらゆる位置に移動させてもよい。これによりユーザーは、完全に自由にスリーブ8の紙巻きタバコ1での位置を選択することができ、ユーザーにとっては喫煙品をつかむ際に快適かつ便利である。スリーブ8の内面には、複数のフィンまたは突起が設けられている。【選択図】図2
Description
本考案は、タバコなどの喫煙可能な物を含む紙巻きタバコなどの喫煙品用の鞘またはスリーブに関する。
喫煙品が喫煙される際、喫煙品は、ユーザーの手の指の間で保持され、煙を吸引するためにユーザーの唇の間に入れられる。所謂、主流煙と呼ばれているものがユーザーの口に供給されるように通常喫煙品の吸い口端にあるフィルターを介して引き込まれる。また所謂、副流煙と呼ばれているものが発せられ、喫煙品の外部を通過する。
主流煙は、喫煙品を介して引き込まれるので、煙の成分が喫煙品を囲んでいる紙に浸出し、喫煙品を掴んでいる指と接触する場合がある。煙は、なんらかの喫煙品の換気手段(フィルターセクションの換気孔またはフィルターセクションを囲む多孔性、予め穿孔処理された、またはレーザー処理されたプラグラッパーまたはチッピング紙などの)から出る場合がある。これによりユーザーの指に臭気または染みが付着する場合がある。
本考案の1つの態様では、喫煙品用のユニット式スリーブが提供され、このスリーブは、複数の内方に突出した可撓性の突起を有する。
本考案の別の態様では、喫煙品用スリーブが提供され、このスリーブは、吸い口端を有し、スリーブ内の喫煙品と弾性的に係合し、喫煙品からスリーブを間隔を開けて保持する手段と吸い口端でスリーブと喫煙品の外面との間の空気の流れを封鎖する手段とを含む。
本考案の別の態様では、喫煙品用スリーブが提供され、このスリーブは、吸着材を含み、エンドユーザーによって喫煙品に装着される。
別の態様では本考案のスリーブが嵌められた喫煙品が提供される。
別の態様では複数の喫煙品および少なくとも1つの本考案のスリーブを含むパッケージが提供される。
別の態様では喫煙品からユーザーの指への臭気の移行を減少させる方法が提供される。この方法は、本考案のスリーブを提供することを含む。
別の態様では喫煙中にユーザーの指への臭気の移行を減少させるための本考案のスリーブの使用を提供する。
本明細書中で使用する「喫煙品」なる用語は、タバコ、タバコ派生物、膨張タバコ、再生タバコまたはタバコ代替え品をベースにしているかに関係なく紙巻きタバコ、シガーおよびシガリロなどの喫煙可能な製品を含む。喫煙品には喫煙者によって吸引される煙流用のフィルターを設けてもよい。
本考案がより理解されるように、本考案の実施態様を添付図面を参照して説明する。
図1を参照すると紙巻きタバコ1の形状の喫煙品がユーザーの手の指2、3の間で保持されている。紙巻きタバコ1は、長手方向軸に沿って近位または吸い口端5からタバコロッドが煙を発生させるために着火される遠位端6へと延びた円筒状の外周を有するタバコのロッド4を含む。よく知られているように紙巻きタバコ1の吸い口端5は、ユーザーの唇の間で咥えられ、遠位端6からタバコロッド4の内部を介して吸い口端5へと主流煙を吸引する。吸い口端5は、フィルターセクション7内に位置するフィルター(図示せず)を含んでもよい。
主流煙の成分は、使用中に紙巻きタバコを囲む紙に浸出する場合があり、またはなんらかの喫煙品の換気手段から出る場合がある。これらの成分は、ユーザーの手の指2、3と接触する場合があり、望ましくない臭気または染みを指に付着させる可能性がある。
図2を参照するとスリーブ8が紙巻きタバコ1に設けられており、これは紙巻きタバコ1の使用中に周囲の紙に吸収される、またはなんらかの換気手段から出る主流煙の成分からユーザーの指2、3を使用の際に保護する。スリーブ8は、紙巻きタバコ1の吸い口端5上へとスライドさせて紙巻きタバコの長手方向軸に沿ってあらゆる位置に移動させてもよい。これによりユーザーは、完全に自由にスリーブ8の紙巻きタバコ1での位置を選択することができ、ユーザーにとっては喫煙体験中に喫煙品をつかむ際に快適かつ便利である。
図2はフィルターセクション(図示せず)を囲み、タバコロッド4に沿って途中まで延びているスリーブ8を示している。しかしながら当然のことながら、スリーブ8は、タバコロッド4の一部またはフィルターセクションの全てまたは一部に関係なく紙巻きタバコの長手方向軸に沿ったあらゆる場所に設置することも可能である。スリーブ8は、フィルターセクションの長さに沿って少なくとも部分的に延びるのが好適である。
スリーブ8は、紙巻きタバコ1の着火される遠位端6の上流に位置して、喫煙中に臭気および/または煙成分からユーザーの指2、3を保護するので好適である。スリーブ8は、喫煙体験中のあらゆる時点で着火された遠位端6またはその近辺に位置させないのが好適である。いくつかの実施態様ではスリーブは、喫煙体験中に紙巻きタバコ1の吸い口端5に維持される。
本明細書中で使用する「吸い口端で」なる語句は、喫煙品1の吸い口端5に近い全ての位置、即ちあらゆる時点で遠位端6に対してより吸い口端5に対して近い全ての位置を含む。
スリーブ8は、紙巻きタバコ1に沿って長手方向にスライドするようにしてもよい。従って必要に応じて、喫煙体験中に燃えさし6が近づくにつれて、スリーブ8を紙巻きタバコ1の吸い口端5に近づくように配置し直すことができる。従って消費者が喫煙中に直接紙巻きタバコ1に触れる必要がないので、紙巻きタバコ1を喫煙体験の間、衛生的に吸うことができる。
図3を参照すると本考案の1つの態様によるスリーブを例示しているが、スリーブ8の内面は、複数のフィンまたは突起9(この例では8つの突起)が設けられているという特徴を有し、これらはスリーブ8の長手方向軸に沿って配置されている。いくつかの実施態様では突起9は、実質的にスリーブ8の全長に沿って配されている。このことは、スリーブ8の内側の突起9の例示的配置を示す図4に明確に示されている。これとは別に突起9は、スリーブ8の一部のみに沿って配置してもよく、例えば突起は、スリーブ8の長さの半分より長く、またはそれより短く延びて、喫煙品1の周囲の開口した環状の経路を残すようにしてもよい。
突起9は、好適には内方に延び、即ち突起は、スリーブ8の内側の空気スペース内に向く。突起9は、例えば図5に例示するように非半径方向内方に延びるのが好ましい。突起の延びる角度(θ)は、鋭角であってもよい。突起9は、喫煙品と係合する寸法で内方直径を画定するのに充分な長さで内方に延びてもよい。選択的に突起9は、締まりばめを有するスリーブ内で喫煙品を把持するのに充分な長さで内方に延びる。
含まれる突起9の数は、変更可能であり、スリーブ8の喫煙品1に沿った移動のしやすさおよびスリーブ8の構造的強度に影響を与える場合がある。1つの実施態様ではスリーブ8は、2〜20、好ましくは6〜12個の突起、例えば8個の突起を有する。
図6を参照すると突起9は好適には可撓性であり、これにより喫煙品1上にスリーブ8を配置しやすくなる。また突起9の可撓性により、異なる軸方向直径の喫煙品にもスリーブ8を使用することができる。図6に例示するように突起9の長さは、それらが喫煙品1の表面と接触して、握り部を供するように選択される。従ってスリーブ8の喫煙品1の長さに沿ったあらゆる想定外の移動が避けられる。またスリーブ8のための支持部を供してもよい。
またいくつかの実施態様では、スリーブ8が所定の場所に位置すると、突起9はスリーブ8と喫煙品1の外面の間の周囲空気流のための小さい溝10を生じさせる。溝の幅は、スリーブ8の内側の突起9の数によって決まる。図示した実施態様では、8個の突起9があり、8個の溝10を画定している。8個の溝10それぞれは、例えば0.1〜0.5cmの幅、好ましくは0.1〜0.3cmの幅を有してもよい。溝10は、スリーブ8の全長に沿って長手方向に延びてもよい。溝10は、1つ以上の機能を奏してもよい。例えば、関連する喫煙品1が好適な換気の手段(通気性または穿孔されたチッピング紙などの)を有していれば、スリーブ8の内側に吸引される周囲空気が喫煙品1を通過するようにしてもよい。これとは別に、または加えて溝10は、スリーブ8を冷やして、取り扱いおよび/またはスリーブ8の内面に形成する望ましくない縮合を妨げる役割を果たすのに好適な温度に維持されるようにしてもよい。
いくつかの実施態様では溝10は、あらゆる好適な手段によってスリーブ8の吸い口端の位置で封鎖してもよい。全ての溝10を同様に封鎖してもよい。例えばスリーブ8は、その吸い口端面で環状のフランジを含んでもよく、あるいは短い管をスリーブ8の吸い口端の内側に配置して、突起の吸い口端で突起9と当接させてもよい。封鎖手段は、突起9と同じ長さでスリーブ8の開口部内に延びるようにすると好適である。スリーブ8をその吸い口端から見ると、スリーブ8は、スリーブ8の内側が封鎖手段によって見えないので突起9によって厚いリングのように見える。それでもスリーブ8は、封鎖手段を含むが必要に応じて喫煙品1に沿って移動させることができる。
図7を参照すると封鎖手段がスリーブ8の吸い口端面で環状のフランジ11を含むまたは環状のフランジの形状である場合、フランジ11は、突起よりも長くスリーブ8の開口部内に延びてもよい。従ってフランジ11は、所定の場所にあるとき、喫煙品1の吸い口端面と面一に嵌合する「キャップ」またはそれと同様のものを形成し、喫煙品1の遠位端の方へのスリーブ8の移動を妨げる。スリーブ8が所定の場所にあり、喫煙品1をその吸い口端から見たとき、フランジ11はスリーブ8の内側の突起および喫煙品1の吸い口端面の一部を図7に例示するように(破線は、フランジ11によって隠れて見えるフィルターセクション7の外周を示す)見えなくしている。しかしながら、フランジ11の開口部は、喫煙品1の吸い口端からユーザーによって吸引される煙流に影響を与えないように充分な大きさのままであると有利である。フランジ11は、喫煙品1に沿ったスリーブ8の移動を妨げるようにすると、スリーブ8が封鎖手段があらゆる喫煙品1の換気手段(フィルターセクション7を囲む多孔性、予め穿孔処理されたまたはレーザー処理プラグラッパーおよび/またはチッピング紙などの)を覆う位置へと移動するのを妨げるので有利である。
本考案の第2の態様に関する図8を参照するとスリーブ8は、封鎖手段12を含んでもよいが、内方に延びる突起は含まない。図示の実施態様では封鎖手段12は、第1の態様で説明したように短い管の形状を取っている。これとは別の実施態様では封鎖手段12は、第1の態様で説明したようにスリーブ8の吸い口端面にある環状のフランジであってもよく、あるいはあらゆる他の好適な形状であってもよい。この態様の封鎖手段12は、「スペーサー」としての役割を果たし、スリーブ8を喫煙品1から離れた所定の場所に保持する。これにより喫煙品1の表面とスリーブ8の内側との間で空気が流れるようになる。封鎖手段12は、第1の態様で説明したように「キャップ状の」環状のフランジを含んで、封鎖手段があらゆる換気手段を覆う喫煙品1の位置にスリーブ8が移動するのを妨げるようにするので有利である。
ここで説明する態様または実施態様のいずれかにおいて、封鎖手段は、喫煙品1の選択された位置にスリーブ8を配置しやすくするために可撓性であってもよい。しかしながら封鎖手段は、喫煙品1に含まれるあらゆる換気手段を覆わないようにするのが好適である。封鎖手段が可撓性を有することによって、異なる軸方向の直径の喫煙品にもスリーブ8を使用することが可能になる。
封鎖手段は、実質的にスリーブ8と喫煙品1の外面の間で吸引されるすべての空気がスリーブ8の吸い口端を通過して出るのを妨げてもよい。従って封鎖手段は、喫煙品1からの煙がユーザーの方へと、特にユーザーの指2、3の方へと通過するのを妨げる。従ってスリーブ8は、封鎖手段を含む場合、喫煙中にユーザーの指2、3を臭気および/または煙成分から良好に保護する。なんらかの溝10を含むスリーブ8は、その遠位端で開口したままなので、それでも周囲空気がスリーブ8の内側で吸引され、喫煙品1に位置する換気孔内に引き込まれる(図8の矢印で示すように)。
本明細書中で説明したスリーブは、喫煙品の内側の喫煙材の感覚刺激性および喫煙の質に影響を与えないので有利である。
当然のことながらスリーブを紙巻きタバコまたは同様の喫煙品の一体部品として提供してもよく、複数のそのような喫煙品をパッケージで供給してもよい。従って、いくつかの実施態様ではスリーブは、喫煙品の製造時に加えられる。スリーブは、単一の製品として喫煙品と共に製造してもよく、またはスリーブと喫煙品を別々に製造して、最終製造工程で組み合わせてもよい。最終製品においてスリーブは、各喫煙品の吸い口端に位置するのが好ましく、例えばスリーブは、紙巻きタバコのフィルターセクションをこのセクションの長さに沿って少なくとも部分的に延びて囲んでもよい。多くの実施態様においてスリーブは、移動可能であるので、使用の前にパッケージから喫煙品を取り出した後、消費者がスリーブを所望の位置へとスライドさせることができる。
これとは別にスリーブを独立した物として提供して、喫煙の直前にユーザーがスリーブのない喫煙品にスリーブを嵌めるようにしてもよい。例えば複数のスリーブのない喫煙品およびこれとは独立した少なくとも1つのスリーブを含むパッケージを提供することが可能である。いくつかの実施態様ではスリーブは、スライドさせて喫煙品に付けたり、外したりでき、再利用可能であるので、パッケージ1つにつきスリーブ1つだけで充分である。従って使用後スリーブは、パッケージに戻され、別の喫煙品に簡単に再利用可能になる。これとは別に2つ以上のスリーブをパッケージに入れることも可能である。このことは、デザインおよび/または外観が異なる多くのスリーブを供する場合に有利になる。これとは別にスリーブを喫煙品とは別個に購入させるようにしてもよい。これにより製造工程における工程数を減らすことができ、従って喫煙品の値段を下げることができる。また消費者は、スリーブをあらゆる好適な喫煙品と組み合わせて使用することができる。
あらゆる内方に延びる可撓性突起およびあらゆる封鎖手段を含むスリーブは、プラスチック材、特にセルロースアセテート、ポリビニルアルコールまたはポリ乳酸などの成型可能なプラスチック材またはスターチフィルムなどのあらゆる好適な材料から作製してもよい。例えば、内側にカーボンペーパーそして外側にコークまたはホワイトペーパーなど材料を組み合わせたものから作製することも可能である。いくつかの実施態様ではスリーブは、プラスチックから製せられる。スリーブは、以下の第3の態様で詳しく説明したように多孔性炭素材またはセピオライトなどの吸着材から製してもよく、またはこれを含んでもよい。
スリーブは、穿孔処理されてなく、実質的に気体不透過性であり、これによりスリーブが喫煙品とユーザーの指の間で物理的バリアを供する。スリーブは消費者が人間工学的に容易に使用でき、軽量で可撓性であることが好ましい。スリーブは、使用の際に喫煙品上を容易にスライドできるのが好ましい。またスリーブは、使用の際に知覚または煙の送出に影響を与えないことが好ましい。
スリーブは、当業者によく知られているあらゆる好適な手段で作製してもよい。スリーブは、デザイン上ユニット式であることが好ましく、単独の物に接合されるのではなく、単独の物である。従って内方に延びる可撓性突起および封鎖手段を含むスリーブは、例えば射出成形などによって単独のユニットとして形成することができる。突起および封鎖手段を含むスリーブは、巻かれて実質的に円筒形状を形成するシートとして供給することが可能である。好ましくはスリーブは、巻型の周囲で材料を予め加工することによって作製される。スリーブは、不連続のユニットに製造してもよく、あるいは多くのスリーブユニットを含む長いセクションを作製し、その後切断してもよい。
これとは別に封鎖手段がスリーブに含まれる場合、封鎖手段をスリーブの本体とは別個に作製し、その後スリーブの端部に接合する、またはスリーブの内側に挿入してもよい。
スリーブは、非半径方向内方に延びる可撓性突起を有する円筒状の管の形を取るのが好ましい。スリーブの壁は、単層であるのが好ましく、積層体でないことが好ましい。スリーブは、その長さ全体に沿って同じデザインであることが好ましく、即ちデザイン的および/または機能的に異なるセクションから構成されない。当然のことながら、喫煙品の所定の場所にあるときにスリーブを通る空気の流れを遮断するためのなんらかの手段が含まれる場合、スリーブの吸い口部分は、遠位にある部分とデザインが異なることになる。
スリーブの長さは、複数の要因によって決定される。その長さは、使用の際に消費者の指がスリーブの近位および/または遠位端に触れてしまわないような充分な長さでなければならない。しかしながら、スリーブは、通常紙巻きタバコを消費している際に喫煙品の燃焼している部分と接触しないような長さでなければならない。スリーブがフィルターセクションを有する紙巻きタバコと共に使用するためのものである場合、スリーブは、フィルターセクションの長さの少なくとも一部に沿って延びているのが望ましく、フィルターセクションまたはチッピング紙とほぼ同じ長さであってもよい。通常、スリーブの長さは、10〜20mm、好ましくは10〜15mm、または約12mmである。
しかしながらスリーブは、長さが可変な延伸自在な喫煙品と共に使用されるためのものである場合、これより長くてもよい。例えばスリーブの長さは、15〜45mm、好ましくは20〜35mmまたは約25mmであってもよい。
スリーブの直径も複数の要因によって決定される。その直径は、スリーブが使用される喫煙品を囲むのに充分な大きさでなければならない。理想的には1つ以上の溝がスリーブの少なくとも一部の内面と喫煙品の間に形成される。これらの溝は、周囲空気が流れるような充分な大きさでなければならない。溝の大きさは、消費者がスリーブを指でつかんだ際に崩壊しないような充分な構造的完全性をスリーブが有するのに充分大きいものでなければならない。スリーブの直径は、スリーブがある、またはスリーブのない喫煙品を消費した際の感覚にほとんどまたは全く認識し得る違いが認められないような消費者が快適に感じるものでなければならない。
いくつかの実施態様ではスリーブは、円周が16〜18mmのスリム紙巻きタバコに使用するためのものである。これらの実施態様ではスリーブは、その直径がスリム紙巻きタバコの直径より大きいことによってスリム紙巻きタバコの消費者に幅の大きい紙巻きタバコを吸っているような感覚を与える。
スリーブは薄い壁を有するのが好ましい。内方に延びる突起もまた薄いことが好ましい。例えばスリーブの壁および/または突起は、厚さが2mm未満、好ましくは1mm未満、最も好ましくは約0.5mmである。スリーブの壁は、消費者が喫煙品上の選択された位置にスリーブをスライドさせやすくするために可撓性であることが好ましい。
スリーブの外観は、無色であってもよく、例えば青、黒または他の色に着色されてもよい。これとは別にスリーブは、選択された製品または個々の消費者に対してカスタマイズしてもよく、またはカスタマイズ可能であってもよい。例えば喫煙品のパッケージは、その製品にカスタマイズされたスリーブを含んでもよい。またスリーブは、個々の消費者が自分流にアレンジして、その消費者によって無限に使用されるようにしてもよい。
スリーブは、スリーブの使用の際に喫煙品から発せられる臭気をマスキングするのを補うためにアロマまたはマスキング剤を含んでもよい。アロマまたはマスキング剤は、スリーブの内面、外面および/またはその構造全体に配置されてもよい。アロマまたはマスキング剤は、スリーブの内側または外側にコートしてもよい。
アロマまたはマスキング剤は、なんらかの手段によってスリーブから放出させてもよい。例えばアロマまたはマスキング剤は、自然に発散するものでもよく、またはスリーブを保持するまたは擦るユーザーによって、あるいはスリーブ内を空気が移動することによって発生させてもよい。従ってアロマまたはマスキング剤は、その放出するモードと一致するスリーブの位置に配置してもよく、例えばスリーブの外側に組み込んで、つかんだりまたは擦ったりして指に移行させてもよい。
本明細書で用いられる用語「アロマ」および「マスキング剤」とは、法令で許される場合に、所望のアロマを作り出すまたは喫煙品またはその煙の既存のアロマをマスクするために使用することができる材料を言う。これらは、抽出物(例えば甘草、アジサイ、オオガシワ(Japanese white bark magnolia leaf)、カモミル、コロハ、クローブ、メンソール、ハッカ、アニス果実、シナモン、ハーブ、ウィンターグリーン、チェリー、ベリー、ピーチ、アップル、ドランブイ、バーボン、スコッチ、ウィスキー、スペアミント、ペパーミント、ラベンダー、カルダモン、セルリー、カスカリラ、ナツメグ、ビャクダン、ベルガモット、ゼラニウム、ハチミツエキス、バラ油、バニラ、レモン油、オレンジ油、カッシア、キャラウェー、コニャック、ジャスミン、イランイランノキ、セージ、フェンネル、ピメント、ジンジャー、アニス、コリアンダー、コーヒーおよびハッカ属のいずれかの種由来のミント油)、風味マスキング剤、苦みレセプター部位遮断剤(bitterness receptor site blocker)、レセプター部位エンハンサー、甘味料(例えばスクラロース、アセスルファムカリウム、アスパルテーム、サッカリン、シクラメート、ラクトース、スクロース、グルコース、フルクトース、ソルビトールまたはマンニトール)およびチャコール、クロロフィル、ミネラル類、植物類または息消臭剤などの他の添加剤などが挙げられる。これらは、模造、合成または天然成分であってもよく、これらの混合物であってもよい。これらは、例えば油、液体または粉体等の如何なる適切な形態であってもよい。レモンまたはミントなどの芳香物が特に好ましい。
スリーブは、滑らかな質感を有してもよい。これとは別にスリーブは、より立体的な質感、例えばエンボス加工されたチッピング紙のような質感を有してもよい。
使用の際にはスリーブは、通常の消費時にそれが使用されている喫煙品の燃焼している部分と接触してはならない。スリーブは、消火装置として意図したものではない。従って必要に応じて消費者は、燃えさしが近づくにつれてスリーブをそれが使用されている喫煙品に沿ってより近位の位置へ、即ち吸い口端の方に移動させなければならない。
第3の態様では本考案は、吸着材を含む喫煙品用スリーブを提供する。スリーブは、エンドユーザーによって喫煙品に装着されるための独立した物として提供される。
あらゆる好適な吸着材を使用してもよい。好ましくは多孔性炭素材および/またはセピオライトが使用される。有利である、このような吸着材は、喫煙中に吸い込まれるタバコ煙の特定の粒状物および/または蒸気相成分の量を減少させるために喫煙品および喫煙品用フィルターに組み込むことができるので有利である。
この点に関して従来から使用されている多孔性炭素材としては、有機充填材の炭化したものから製せられるもの、最も一般的にはココナッツシェルなどの植物系の材料などがある。これとは別に重縮合反応によって調製された樹脂などの合成炭素が使用される。
今まで海泡石(海泡)として知られていたセピオライトは、非膨潤、軽量、多孔性で大きな比表面積(約300m2/g)および蒸気および臭気の高い吸着力をするクレーである。化学的にはセピオライトSi12Mg8O30(OH)4(OH2)4.8H2Oという式で表される含水ケイ酸マグネシウムである。セピオライト粒子は、平均長さが1〜2μm、幅が0.01μmの針状の形態を有する。これらの粒子は、セピオライトの高表面積、多孔度、軽量を説明し、このクレーの顕著な吸着および吸収性を明らかにするゆるく固まった多孔性の凝集体を形成して配置されている。使用されるセピオライト粒子は、好ましくは0.2mm〜2mm、最も好ましくは0.5mm〜1.3mmの直径を有する。
従って本明細書中で説明したように、喫煙品用スリーブにこのような吸着材を組み込むことは、喫煙品を囲む紙に浸出する、あるいは喫煙品のあらゆる換気手段から出る、またそうでなければ使用中に喫煙品を掴んでいるユーザーの指と接触する主流煙の成分の量を減少させることに役立つ。同様に吸着材は、使用中にスリーブと喫煙品の外面の間で吸引され、またそうでなければユーザーの指と接触する副流煙の1つ以上の成分を減少させることに役立つ。従って本明細書中で説明したように多孔性炭素材またはセピオライトなどの好適な吸着材を含むスリーブは、特に喫煙中にユーザーの指を臭気および/または煙成分から良好に保護する。
物性の組み合わせによって特徴付けられている多孔性炭素材は、タバコ煙から1つ以上の成分を減少させることに特に有効であることが判っている。ここに開示した性質を有するスリーブは、この有利な特徴の組み合わせを有する多孔性炭素材を含んでもよい。
特にスリーブは、少なくとも800m2/gのBET表面積、0.5g/cc未満の密度、メソ孔およびミクロ孔を含む孔構造および少なくとも0.9cm3/gの孔容積(窒素吸着によって測定される)を有する多孔性炭素材料を含んでもよい。孔容積(窒素吸着によって測定される)の25%〜65%、例えば、40%は、メソ孔であってもよい。通常、多孔性炭素材のメソ孔容積は、メソ孔とミクロ孔容積を合わせたものの35〜55%の範囲内にある。特に孔径分布を調整することによって、特定の煙検体の特異的除去が向上する。
本当業者に使用されている命名法に従って、明細書中で使用するような吸着材の孔は、孔径が2nm未満の場合には「ミクロ孔」と呼ばれ、孔径が2〜50nmの範囲にある場合は「メソ孔」と呼ばれ、孔径が50nmを超える場合には「マクロ孔」と呼ばれる。直径が500nmを超える孔は、通常は多孔性材料の吸着性に著しく貢献しない。
本考案のこの態様に使用するための多孔性炭素材またはセピオライトなどの吸着材は、当業界で知られている方法などのあらゆる好適な方法によって製造することができる。例えば、多孔性炭素材は、樹脂から得てもよい。樹脂は、求核性成分(フェノール系樹脂などの)を求電子性架橋剤(ホルムアルデヒドなどの)で、選択的に孔形成剤(ジオールなどの)存在下で縮合することによって得られる。樹脂は、所望の度合いに硬化させ、選択的に粉砕され、選択した最適な大きさを有する粒子であってもよい。
スリーブは、粉砕された樹脂粒子を好適な生地状の材料に形成し、(水などの樹脂粒子が溶解しない液体と混合することによって)、あらゆる好適な方法を使用して該材料を押し出すことによって製造してもよい。乾燥工程を通常は室温で行ってもよく、選択的にゆるやかに加熱してもよい。炭化は、スリーブを不活性雰囲気中または真空で少なくとも600℃に通常約1時間加熱することによって行われる。
賦活は、空気、蒸気および/または二酸化炭素中で少なくとも400℃、750℃および850℃の温度で3〜24時間、加熱することによって行われる。賦活および炭化は、同じ工程の一部として行ってもよい。賦活は、通常、多孔性材の表面積を増加させ、これはその吸着性を増加させる。
別の実施態様においてスリーブは、吸着材からなるのではなく、吸着材を含んでもよい。好適には多孔性炭素材またはセピオライトなどの吸着材の粒子は、スリーブの製造中に含浸または単に原料を混合することによって加えられる。スリーブは、内面、外面および/またはその構造全体に吸着材の粒子を含んでもよい。粒子は、スリーブの内側に、例えば粒子を直接接着することによってコートしてもよい。熱溶融接着剤(例えば、種々のポリエステル接着剤)、ポリエチレングリコールまたはエマルジョン型接着剤(ポリ酢酸ビニルなどの)をこの目的のために使用してもよい。
また吸着材は、スリーブの使用中に喫煙品から生じるあらゆる臭気を遮断するのを補助するためのアロマまたはマスキング剤を含んでもよい。アロマは、スリーブの内側の空気が移動する際に発せられるようにしてもよい。これとは別にアロマは、自然に発散してもよい。
好ましいアロマまたはマスキング剤は、インディアンメンソールなどのメンソールであり、吸着材1g当たり約0.2g〜約 0.6g、好ましくは吸着材1g当たり約0.4gの量で使用される。
吸着材にアロマまたはマスキング剤を加えることは、2つの利点がある。1つは、ユーザーが喫煙品を吸引すると、アロマまたはマスキング剤が吸着材から主流煙に取り込まれるということである。2番目は、吸着材によって吸着されない臭気がアロマまたはマスキング剤によってマスキングされるということである。
本考案のこの態様によるスリーブは、本考案の他の態様について説明した特徴をさらに含んでもよい。従って本考案のこの態様によるスリーブは、本明細書中で説明したようにそのデザインにおいてユニット式であってもよく、複数の内方に延びた可撓性の突起を有してもよい。本考案のこの態様によるスリーブは、本明細書中で説明したように吸い口端を有してもよく、喫煙品と弾性的に係合し、スリーブを喫煙品から間隔をおいて保持する手段と吸い口端でスリーブと喫煙品の外面との間の空気の流れを封鎖する手段とを含んでもよい。
同様に本考案の最初の2つのいずれかの態様によるスリーブは、本明細書中で説明したように多孔性炭素材料またはセピオライトなどの吸着材を含んでもよい。吸着材の粒子は、このようなスリーブの内面、外面 および/またはその構造全体に位置してもよい。吸着材は、あらゆる封鎖手段を含む内方に延びる突起内または突起上に位置してもよい。スリーブは、スリーブを吸着材の粒子に含浸させるまたは単純に原料を混合するなどのあらゆる好適な方法で製造してもよい。このようなスリーブに吸着材を添加する好適な技術は、当業者に知られている。
従って本考案の実施態様は、喫煙品から臭気および/または染みがユーザーの指に移行するのを減少させる鞘またはスリーブを提供する。いくつかの実施例において、本考案は実質的にユーザーの指に臭気および/または染みが移行するのを防ぎ、指が変色するのを防ぐ。
ここで説明した例の多くの変更例および変形例が可能である。例えば、スリーブは、あらゆる長さまたは表面の外観に構成してもよく、ユーザーに注目され得る多くのデザインが可能である。当然のことながら、図面に示した8つ以外の異なる数の突起も使用可能であり、突起は全て同じ大きさでなくてもよく、喫煙品の中央軸を中心に等間隔である必要はなく、図に示した方向に向いてなくてもよい。スリーブと突起は、可撓性が異なってもよい。当然のことながらスリーブは、シガーまたはシガリロなどの他の喫煙品に使用することも可能である。
あらゆる実施態様のあらゆる特徴は、別のあらゆる実施態様の特徴と組み合わせてもよい。ここで説明した態様および実施態様のいずれおよび全ての組み合わせは、予測され得るものであり、包含される。
Claims (18)
- 複数の内方に突出した可撓性の突起を有し、再利用可能な喫煙品用のユニット式スリーブ。
- 実質的に非通気性であることを特徴とする請求項1に記載のスリーブ。
- 6〜12個の前記突起を有することを特徴とする請求項1または2に記載のスリーブ。
- 前記突起が前記スリーブの実質的に全長に沿って長手方向に配されていることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載のスリーブ。
- 吸着材を含むことを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載のスリーブ。
- 長さに沿って同じデザインであることを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項に記載のスリーブ。
- 穿孔されていないことを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項に記載のスリーブ。
- 吸い口端を有し、スリーブ内の喫煙品と弾性的に係合し、喫煙品からスリーブを間隔を開けて保持する手段と吸い口端でスリーブと喫煙品の外面との間の空気の流れを封鎖する手段とを含み、前記スリーブは、ユーザーの手の指の間で保持されるようになっている喫煙品用スリーブ。
- 吸着材を含み、ユーザーによって喫煙品に装着される喫煙品用スリーブ。
- 実質的に非通気性であることを特徴とする請求項8または9に記載のスリーブ。
- 請求項1乃至7いずれか1項に記載のスリーブが嵌められた喫煙品。
- 前記スリーブが喫煙品の吸い口端に位置することを特徴とする請求項11に記載の喫煙品。
- 周囲空気流用の溝がスリーブと喫煙品の外面の間で隣接する突起によって形成されていることを特徴とする請求項11または12に記載の喫煙品。
- 前記スリーブは、スリーブの吸い口端で各溝を塞ぐための手段を含むことを特徴とする請求項13に記載の喫煙品。
- 吸い口端を有する通常円筒状の胴体およびその吸い口端で円筒状胴体に嵌められる再利用可能なスリーブを有し、このスリーブは、ユーザーの手の指の間で掴まれるように円筒状の胴体を囲む外方円筒状スリーブ部材と、円筒状の胴体と弾性的に係合し、スリーブ部材を円筒状胴体から間隔をおいて保持するスリーブ部材の内方に延びた複数の可撓性突起とを含む喫煙品。
- 請求項8または9に記載のスリーブが嵌められた喫煙品。
- 前記スリーブが喫煙品の吸い口端に位置していることを特徴とする請求項16に記載の喫煙品。
- 複数の喫煙品と請求項1乃至9いずれか1項に記載のスリーブを少なくとも1つとを含むパッケージ。
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