JP3208721U - 中空凹溝管部材構造 - Google Patents

Abstract

【課題】中空凹溝管部材構造を提供する。【解決手段】中空凹溝管部材１０と、複数個の第１固定摺動部材２０と、複数個の第２固定摺動部材３０と、複数個の固定部品４０とを備える。中空凹溝管部材は、中空領域１５を包囲するために、第１面１１、第２面１２、第３面１３及び第４面１４を有し、それらのうちの相対する２つの面は凹溝１２Ａ、１４Ａを有し、かつ凹溝の底部を開口よりも大きくして凹溝の底部には貫通孔１２Ｂ、１４Ｂを含み、突出部を有する複数個の板部材は凹溝内に係止されると共に、突出部２１、３１を有する第１及び第２固定摺動部材により、板部材を凹溝の２つの貫通孔の間に挟設して、固定部品が、第１固定摺動部材の貫通孔２２と、凹溝の貫通孔と、第２固定摺動部材の貫通孔３２とに挿通されることで、板部材を固定して一体的に結合させる。このため、容易に取り外すことができ、もう一度組み合わせ直して再利用することができ、省エネルギーなどの環境保護機能が達成される。【選択図】図１

Description

本考案は、中空凹溝管部材構造に係り、特に、長軸上に長条状の凹溝を有する中空凹溝管部材を利用し、かつ凹溝の底部を開口よりも大きくして板部材の突出部に係止されるのに適合すると共に、固定摺動部材により挟設することができ、及び固定部品により固定して一体的に結合させることができる、中空凹溝管部材構造に関する。

伝統的に、大きさ、重さが適度で、かつ複数個の穴を有する角鉄、角鋼は、常に異なる用途の支持台を組み合わせるために用いられると共に、支持板を敷設して商品陳列台又は展示台に形成される。なお、大型の角鉄、角鋼は、まだ鉄骨ハウスの骨組み又はパーゴラを建てることができる。利点としては、角鉄、角鋼は、人力によってネジを締め付け、便利に取り外して新たな構造体をもう一度組み合わせるのに適合し、回収・再利用の効果を有することがある。

大型又はさらに大きい負荷重量を必要とする構造に対し、通常、より高い機械強度を有するＣ形鋼が必要となり、甚だしくは２つのＣ形鋼は、断面が矩形の閉鎖空間になるようにろう付け接合された柱状体を主要な骨組みとして用いられ、またＣ形鋼自身は、ネジを締め付けるための貫通孔がないので、ろう付け接合方式で組み合わせを行わなければならないため、その短所としては、直接回収して再利用することにより、その他の形状の構造を結合させることができないことがある。

交差する２のＣ形鋼に対し、特殊な連結部品を使用する必要があり、例えば、ブリッジ型連結器が挙げられ、その中間部がＣ形突起状であり、横向き管部材を収容するために用いられ、また両側が水平延設部であり、縦向き管部材に貼り付けるために用いられると共に、横向き管部材と縦向き管部材とがブリッジ型連結器にろう付け接合されて十字交差状に結合される。その短所としては、Ｃ形突起状により、平面全体の完全性が破壊されて格子状の突起の形成を引き起こし、後続の敷設作業に不利を招き、例えば、木板を格子状の突起に基づいて適当な大きさに裁断する必要があり、特に、床、外壁、室内壁面や天井などの使用時の利便性及び美観に影響を及ぼす。なお、一般の平面構造と垂直構造との間のろう付け接合強度が十分に強くない場合では、例えば、構造体全体が水平せん断力により引っ張ったり、破壊されたりする地震発生時に形崩れ、分離、変形がよく起こり、人身安全への影響が懸念される。

従って、上述した従来技術の問題を解決するため、相対する面の上に台形凹溝を提供し、係止方式により相対応する突起部を有する２つの相互に交差する板部材を一体的に結合させ、平面の完全性を維持するのみならず、複雑な立体構造体を形成することができると同時に、より高い機械強度を有する、中空凹溝管部材構造が必要である。

本考案の主要な目的は、中空凹溝管部材構造を提供することであり、主に、中空凹溝管部材と、複数個の第１固定摺動部材と、複数個の第２固定摺動部材と、複数個の固定部品とを備え、これらを互いに結合させて一体化することができ、突出部を有する複数個の板部材を係止して固定するために用いられ、その中、中空凹溝管部材は、長軸上に延在している中空領域を包囲するために、順次接続されて長軸上に延設される第１面、第２面、第３面及び第４面を有し、かつ第１面、第２面、第３面及び第４面のうちの少なくとも相対する２つの面は、それぞれ長軸上に延設される長条状の第１凹溝及び第２凹溝を有し、かつ第１凹溝及び第２凹溝の底部を開口よりも大きくし、また第１凹溝及び第２凹溝の底部には、それぞれ互いに位置が揃う少なくとも２つの貫通孔を含む。

具体的に言えば、板部材の突出部は、摺動により第１凹溝及び第２凹溝内に係止されると共に、２つの貫通孔の間に位置しており、かつ突出部を有する２つの第１固定摺動部材は、摺動によってそれぞれ第１凹溝内に配置され、第１凹溝内の板部材を挟持するために用いられ、また突出部を有する２つの第２固定摺動部材は、摺動によってそれぞれ第２凹溝内に配置され、その中の板部材を挟持するために用いられる。なお、各々の第１及び第２固定摺動部材は、第１凹溝及び第２凹溝の貫通孔と位置が揃うように配置される貫通孔を有するので、固定部品を利用して第１固定摺動部材の貫通孔と、第１凹溝の貫通孔と、第２凹溝の貫通孔と、第２固定摺動部材の貫通孔とに挿通されて締め付けられることで、板部材を結合させて一体化することができる。
中空凹溝管部材構造は、木質材料、プラスチック材料又は金属材料から構成されてもよく、また固定部品は、ネジ、拡開ネジ又はボルト杆であってもよい。

従って、本考案は、中空凹溝管部材の両側の凹溝を利用して突出部を有する板部材を係止すると共に、凹溝内の２つの固定摺動部材により板部材を挟設すると同時に、固定部品により固定摺動部材及び中空凹溝管部材に挿通されることで、板部材を固定する目的が達成される。特に、本考案の中空凹溝管部材、第１固定摺動部材、第２固定摺動部材及び固定部品は、簡単な機械方式を利用して組み立てるので、例えば、メタナール溶剤や粘着剤などのどんな化学薬品も使用不要とし、大気汚染を完全に防止することができ、室内の間仕切用壁面、建築物の外壁、戸外のパーゴラ又は垣根構造の組み立てに適合される。なお、本考案の中空凹溝管部材構造は、容易に取り外すことができ、回収して再利用することができ、実際の需要に応じてもう一度、架台やパーゴラなどになるように組み合わせ直すことができ、確実に省エネルギー、炭素排出削減の環境保護機能が達成される。

本考案による中空凹溝管部材構造の概略図である。 図１中の中空凹溝管部材の破断線Ａの断面図である。 本考案による中空凹溝管部材構造の応用実例を示す概略図である。 本考案による中空凹溝管部材構造の応用実例を示す概略図である。 本考案による中空凹溝管部材構造の別の応用実例を示す斜視図である。 本考案による中空凹溝管部材構造のさらに別の応用実例を示す斜視図である。 本考案の別の実施例による中空凹溝管部材構造の断面図である。 図７中の中空凹溝管部材構造の応用実例を示す断面図である。

以下に本考案の技術内容、構造特徴、達成する目的及び作用効果について、例を挙げ並びに図面を組み合わせて詳細に説明する。

本考案による中空凹溝管部材構造の概略図が示されている図１を参照する。図１に示すように、本考案の中空凹溝管部材構造１は、中空凹溝管部材１０と、２つの第１固定摺動部材２０と、２つの第２固定摺動部材３０と、２つの固定部品４０とを備え、これらを互いに結合させて一体化することができる。
具体的に言えば、中空凹溝管部材１０は、順次接続されて長軸Ｘ上に延設され、かつ長軸Ｘ上に延在している中空領域１５を包囲する第１面１１、第２面１２、第３面１３及び第４面１４を有し、その中、第１面１１及び第３面１３（即ち、図中の水平方向の左右両側）は、相対する両平面で、かつ平坦な表面を有し、また第２面１２及び第４面１４は、相対する両表面で、かつそれぞれ長軸Ｘ上に延設される第１凹溝１２Ａ及び第２凹溝１４Ａを有する。第１凹溝１２Ａ及び第２凹溝１４Ａの断面が台形であり、かつ第１凹溝１２Ａ及び第２凹溝１４Ａの底部を開口よりも大きくすると同時に、第１凹溝１２Ａ及び第２凹溝１４Ａの底部には、それぞれ互いに位置が揃う少なくとも２つの貫通孔１２Ｂ及び貫通孔１４Ｂを含む。

第１固定摺動部材２０は、突出部２１を有し、第１凹溝１２Ａ内に収容され、かつ第１固定摺動部材２０は、さらに貫通孔２２を有する。同様に、第２固定摺動部材３０は、突出部３１を有し、第２凹溝１４Ａ内に収容され、かつ第２固定摺動部材３０は、さらに貫通孔３２を有する。特に、第１固定摺動部材２０の貫通孔２２、第１凹溝１２Ａの貫通孔１２Ｂ、第２固定摺動部材３０の貫通孔３２及び第２凹溝１４Ａの貫通孔１４Ｂは、相互に位置が揃うように配置されると共に、固定部品４０によりそれらを順次挿通させて結合される。

上述した本考案の中空凹溝管部材構造の技術特徴をさらに理解するために、図２を同時に参照し、その中、破断線Ａの断面図には、中空凹溝管部材１０の第１横軸Ｙと第２横軸Ｚで構成される平面における断面が具体的に示されており、その断面の詳細な特徴としては、例えば、第１凹溝１２Ａの貫通孔１２Ｂは、第２凹溝１４Ａの貫通孔１４Ｂと位置が揃うようにし、かつ第１凹溝１２Ａ及び第２凹溝１４Ａの形状が台形であることが挙げられる。

上述した中空凹溝管部材１０は、チタン合金、アルミ合金、鉄材、ステンレス鋼、亜鉛めっき鉄材又は亜鉛めっきステンレス鋼材料を含む金属材料から構成されてもよい。第１固定摺動部材２０及び第２固定摺動部材３０は、金属材料又はプラスチック材料から構成されてもよく、また固定部品４０は、ネジ、拡開ネジ又はボルト杆を含んでもよい。

本考案による中空凹溝管部材構造の応用実例の概略図が示されている図３及び図４を参照し、その中、図３には、第１板部材５１及び／又は第２部材５２が中空凹溝管部材１０の第１凹溝１２Ａ及び第２凹溝１４Ａに係止されることが示されており、また図４には、固定部品４０により第１固定摺動部材２０と、中空凹溝管部材１０と、第２固定摺動部材３０とを挿通させて一体的に結合される状態が示されている。

図３において、第１板部材５１は、突出部５１Ａ及び平板本体５１Ｂを有する平板状物であり、かつ突出部５１Ａは縦方向から突出され、平板本体５１Ｂは水平横方向に延設され、また第２板部材５２は、突出部５２Ａ及び平板本体５２Ｂを有する平板状物であり、かつ突出部５２Ａは縦方向から突出され、平板本体５２Ｂは垂直縦方向に延設される。例えば、第１板部材５１及び第２板部材５２は、木質平板ブロック、プラスチック平板ブロック又は鉄材平板ブロックであってもよい。同時に、第１凹溝１２Ａ及び第２凹溝１４Ａは、それぞれ突出部５１Ａ及び突出部５２Ａを収容するように配置される。このため、摺動方式により、図中の方向Ｄ１及び方向Ｄ２に示すように、第１板部材５１の突出部５１Ａ及び第２板部材５２の突出部５２Ａをそれぞれ第１凹溝１２Ａ及び第２凹溝１４Ａ内に係止する。このため、横方向に延設される平板本体５１Ｂは、本考案により縦方向に延設される平板本体５２Ｂに結合されることで、第１板部材５１及び第２板部材５２を直角屈曲面構造又は架台構造に形成させ、図４に示すように水平、垂直平板状物を結合する効果が達成される。

なお、本考案による中空凹溝管部材構造の別の応用実例の概略図が示されている図５をさらに参照し、その中、第１板部材５１は、複数個の突出部５１Ａ及び水平の平板本体５１Ｂを有し、また第２板部材５２は、２つの突出部５２Ａ及び水平の平板本体５２Ｂを有するので、複数個の本考案の中空凹溝管部材構造１を利用して係止、挟設、締め付けにより結合させることができ、多層かつ複数個の仕切空間を有する立体構造体に形成され、物置き台又はパーゴラとして適合され、その中、横方向に配置される第１板部材５１は、支持板として物品を収容するために用いられ、また縦方向に配置される第２板部材５２は、支持台として支持作用を提供する。特に、本考案の中空凹溝管部材構造１は、容易に取り外すことができ、回収して再利用することができ、実際の需要に応じて異なる形状、大きさの構造体をもう一度組み合わせてなる。

本考案のさらに別の応用実例の斜視図が示されている図６を参照し、その中、第２板部材５２の２つの突出部５２Ａは水平に配置され、図中の方向Ｄに示すように、それぞれ本考案の２つの中空凹溝管部材構造１の第１凹溝１２Ａ及び第２凹溝１４Ａに係止されるために用いられる。なお、図中の外側に位置する第１凹溝１２Ａ及び第２凹溝１４Ａには、さらにそれぞれ別の第２板部材５２が連結されるので、このような組み合わせ方式により、大型の立壁体を組み立てることができ、或いは大面積に形成される水平支持面、載置面に水平に配置される。

本考案の別の実施例の中空凹溝管部材構造の断面図が示されている図７をさらに参照し、その中、本実施例の中空凹溝管部材構造２は、中空凹溝管部材１０Ａと、４つの第１固定摺動部材２０と、４つの第２固定摺動部材３０と、４つの固定部品４０とを備え、これらを相互に結合させて一体化することができる。また、注意すべきことは、図７は、本実施例の中空凹溝管部材構造２を断面図で示すので、その中、２つの第１固定摺動部材２０、２つの第２固定摺動部材３０及び２つの固定部品４０しか示されていない。

中空凹溝管部材１０Ａは、中空領域１５Ａを包囲するために用いられる４個の側面１０Ｂを有し、かつ各々の側面１０Ｂには凹溝１０Ｃを含み、かつ具体的に言えば、側面１０Ｂの凹溝１０Ｃは、上述した実施例中の第１凹溝１２Ａ又は第２凹溝１４Ａと類似しているので、ここでは、凹溝１０Ｃの詳細な技術特徴についての説明は省略する。なお、本実施例の第１固定摺動部材２０、第２固定摺動部材３０及び固定部品４０の技術特徴も先の実施例と類似しているので、その繰り返しの説明は省略する。

図７中の本実施例の中空凹溝管部材構造の応用実例の断面図が示されている図８をさらに参照し、その中、本実施例の中空凹溝管部材構造２は、４つの凹溝１０Ｃを利用して第１板部材５１、第２板部材５２、第３板部材５３及び第４板部材５４を係止して一体的に結合させることができる。特に、第１板部材５１、第２板部材５２、第３板部材５３及び第４板部材５４は、水平又は垂直に配置される平板部を有することにより、多種類の構造体を組み合わせてなる。同じように、複数個の本実施例の中空凹溝管部材構造をさらに利用して複数個の板部材を結合させて複雑な立体構造体に形成される。

上記を総合すると、本考案の主要な特長は、中空凹溝管部材の相対する２つの側面には、長条状で、かつ断面が台形である凹溝を有し、板部材の突出部と合致するように構成され、その中、凹溝には少なくとも２つの貫通孔を含み、また板部材は凹溝の２つの貫通孔の間に係止され、貫通孔を有する２つの固定摺動部材を用いて挟持することで、２つの固定部品を用いて凹溝及び固定摺動部材の貫通孔に挿通されて板部材を固定すると共に、それらを結合させて一体化することができる。固定部品を脱着することにより、中空凹溝管部材、固定摺動部材及び板部材を取り外すことができるので、中空凹溝管部材、固定摺動部材及び板部材をもう一度利用してその他の構造の構造体を組み合わせてなり、回収・再利用、及び省エネルギー、炭素排出削減の環境保護機能を有する。

なお、凹溝の貫通孔は、板部材の実際の大きさに基づいて適当な位置に設置されることで、固定摺動部材により板部材を挟持させて固定し、応用上の適応性を向上させ、かつ板部材は水平状又は垂直状であってもよく、そのため、本考案は、水平状板部材及び垂直状板部材を結合して垂直曲げ角の構造に形成される。

本考案の別の特長は、中空凹溝管部材の４つの側面には、それぞれ４つの板部材を係止するために用いられる凹溝を有し、かつ各々の板部材は、少ないとも２つの突出部を有し、板部材の別の突出部を別の中空凹溝管部材の凹溝に係止させて延設されるので、実際の需要を満たすために、複数個の本考案の中空凹溝部材構造を利用して複数個の板部材を結合して多層かつ多区画の立体構造に形成されることに適合される。

本考案は確実に予期された作用効果と目的を達成し、並びにこの技術に習熟した者がこれをもとに実施できるほどに詳細に説明されたが、以上は本考案の好ましい実施例の説明に過ぎず、並びに本考案を限定するものではなく、本考案に提示の精神より逸脱せずに完成されるその他の同等の効果の修飾或いは置換は、いずれも本考案の権利請求範囲内に属する。

１ 中空凹溝管部材構造
２ 中空凹溝管部材構造
１０ 中空凹溝管部材
１０Ａ 中空凹溝管部材
１０Ｂ 側面
１０Ｃ 凹溝
１１ 第１面
１２ 第２面
１２Ａ 第１凹溝

１２Ｂ 貫通孔
１３ 第３面
１４ 第４面
１４Ａ 第２凹溝
１４Ｂ 貫通孔
１５ 中空領域
１５Ａ 中空領域

２０ 第１固定摺動部材
２１ 突出部
２２ 貫通孔
３０ 第２固定摺動部材
３１ 突出部
３２ 貫通孔
４０ 固定部品
５１ 第１板部材
５１Ａ 突出部
５１Ｂ 平板本体
５２ 第２板部材
５２Ａ 突出部
５２Ｂ 平板本体
５３ 第３板部材
５４ 第４板部材
Ａ 破断線
Ｄ 方向
Ｄ１ 方向

Ｄ２ 方向
Ｘ 長軸
Ｙ 第１横軸
Ｚ 第２横軸

Claims (4)

1. それぞれ突出部を有する第１板部材及び第２板部材の少なくとも１つを係止して固定するために用いられる中空凹溝管部材構造であって、
   前記中空凹溝管部材構造は、中空凹溝管部材と、２つの第１固定摺動部材と、２つの第２固定摺動部材と、２つの固定部品とを備え、
   前記中空凹溝管部材は、前記長軸上に延在している中空領域を包囲するために、順次接続されて長軸上に延設される第１面、第２面、第３面及び第４面を有し、前記第１面及び前記第３面は、相対する両面で、かつ平坦な表面を有し、また前記第２面及び前記第４面は、相対する両面で、かつそれぞれ前記長軸上に延設される第１凹溝及び第２凹溝を有し、前記第１凹溝及び前記第２凹溝は、それぞれ前記第１板部材の突出部及び前記第２板部材の突出部を収容するために用いられ、かつ前記第１凹溝の底部及び前記第２凹溝の底部を開口よりも大きくし、前記第１凹溝の底部及び前記第２凹溝の底部には、それぞれ互いに位置が揃う少なくとも２つの貫通孔を含み、
   前記２つの第１固定摺動部材は、突出部を有し、前記第１凹溝内に収容され、かつ前記突出部は貫通孔を有し、
   前記２つの第２固定摺動部材は、突出部を有し、前記第２凹溝内に収容され、かつ前記突出部は貫通孔を有し、
   その中、前記第１板部材の突出部及び／又は前記第２板部材の突出部は、それぞれ前記第１凹溝及び前記第２凹溝の２つの貫通孔の間に係止され、かつ前記２つの第１固定摺動部材及び前記２つの第２固定摺動部材は、それぞれ前記第１凹溝及び前記第２凹溝内に配置され、当該第１固定摺動部材及び当該第２固定摺動部材の貫通孔を、前記第１凹溝の貫通孔及び前記第２凹溝の貫通孔に位置合わせして、各々の当該固定部品が、当該第１固定摺動部材の貫通孔と、前記第１凹溝の貫通孔と、前記第２凹溝の貫通孔と、当該第２固定摺動部材の貫通孔とに挿通されて締め付けられることで、前記第１板部材及び／又は前記第２板部材を固定して一体的に結合させることを特徴とする、中空凹溝管部材構造。
2. 前記中空凹溝管部材は、チタン合金、アルミ合金、鉄材、ステンレス鋼、亜鉛めっき鉄材又は亜鉛めっきステンレス鋼材料を含む金属材料から構成され、前記第１固定摺動部材及び前記第２固定摺動部材は、金属材料又はプラスチック材料から構成され、前記固定部品は、ネジ、拡開ネジ又はボルト杆を含むことを特徴とする、請求項１に記載の中空凹溝管部材構造。
3. それぞれ突出部を有する第１板部材、第２板部材、第３板部材及び第４板部材の少なくとも１つを係止して固定するために用いられる中空凹溝管部材構造であって、
   前記中空凹溝管部材構造は、中空凹溝管部材と、２つの第１固定摺動部材と、２つの第２固定摺動部材と、２つの第３固定摺動部材と、２つの第４固定摺動部材と、４つの固定部品とを備え、
   前記中空凹溝管部材は、前記長軸上に延在している中空領域を包囲するために、順次接続されて長軸上に延設される第１面、第２面、第３面及び第４面を有し、前記第１面、前記第２面、前記第３面及び前記第４面は、それぞれ前記長軸上に延設され、前記第１板部材の突出部、前記第２板部材の突出部、前記第３板部材の突出部及び前記第４板部材の突出部を収容するために用いられる第１凹溝、第２凹溝、第３凹溝及び第４凹溝を有し、前記第１凹溝の底部、前記第２凹溝の底部、前記第３凹溝の底部及び前記第４凹溝の底部を開口よりも大きくし、かつ前記第１凹溝の底部、前記第２凹溝の底部、前記第３凹溝の底部及び前記第４凹溝の底部には、それぞれ互に位置が揃う少なくとも２つの貫通孔を含み、
   前記２つの第１固定摺動部材は、突出部を有し、前記第１凹溝内に収容され、かつ前記突出部は貫通孔を有し、
   前記２つの第２固定摺動部材は、突出部を有し、前記第２凹溝内に収容され、かつ前記突出部は貫通孔を有し、
   前記２つの第３固定摺動部材は、突出部を有し、前記第３凹溝内に収容され、かつ前記突出部は貫通孔を有し、
   前記２つの第４固定摺動部材は、突出部を有し、前記第４凹溝内に収容され、かつ前記突出部は貫通孔を有し、
   その中、前記第１板部材の突出部、前記第２板部材の突出部、前記第３板部材の突出部及び前記第４板部材の突出部は、それぞれ前記第１凹溝、前記第２凹溝、前記第３凹溝及び前記第４凹溝の２つの貫通孔の間に係止され、かつ前記複数の第１固定摺動部材及び前記複数の第２固定摺動部材は、それぞれ前記第１凹溝、前記第２凹溝、前記第３凹溝及び前記第４凹溝内に配置され、当該第１固定摺動部材及び当該第２固定摺動部材の貫通孔を、前記第１凹溝の貫通孔、前記第２凹溝の貫通孔、前記第３凹溝の貫通孔及び前記第４凹溝の貫通孔に位置合わせして、当該固定部品が、当該第１固定摺動部材の貫通孔と、前記第１凹溝の貫通孔と、前記第３凹溝の貫通孔と、当該第２固定摺動部材の貫通孔とに挿通されて締め付けられ、かつ当該固定部品が、当該第２固定摺動部材の貫通孔と、前記第２凹溝の貫通孔と、前記第４凹溝の貫通孔と、当該第２固定摺動部材の貫通孔とに挿通されて締め付けられることで、前記第１板部材、前記第２板部材、前記第３板部材及び前記第４板部材を固定して一体的に結合させることを特徴とする、中空凹溝管部材構造。
4. 前記中空凹溝管部材は、チタン合金、アルミ合金、鉄材、ステンレス鋼、亜鉛めっき鉄材又は亜鉛めっきステンレス鋼材料を含む金属材料から構成され、前記第１固定摺動部材及び前記第２固定摺動部材は、金属材料又はプラスチック材料から構成され、前記固定部品は、ネジ、拡開ネジ又はボルト杆を含むことを特徴とする、請求項３に記載の中空凹溝管部材構造。

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