JP3207878B2 - 生体物質の固相化方法 - Google Patents

生体物質の固相化方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生体物質を固相化する方
法に関する。より具体的には、ゼラチン及び水溶性多糖
類の複合コアセルベーションを担体として、これに生体
物質を結合して固相化するための、該担体の表面処理方
法に関する。なお、ここで生体物質とは、抗原、抗体、
酵素等のタンパク質、ペプチド、細胞、核酸をいうもの
とする。
【0002】
【従来の技術】ゼラチンと水溶性多糖類との複合コアセ
ルベーションによってつくられる粒子は、タンパク質固
相化のための優れた担体として知られている。該粒子
は、非特異的なタンパク質等の吸着や自然凝集が少な
く、それ自体に抗原性を持たない点で優れた担体であ
る。このような担体粒子は、例えば特開昭57-153658
号、特開昭57-160465 号、特開昭58-113754 号、特開昭
58-113755 号、特開昭58-113756号、特開昭58-113757
号、特開昭59-35143号、特開昭59-35143号、特開昭59-1
95161 号に記載されている。
【0003】上記担体粒への生体物質の固相化には、従
来、タンニン酸、ホルマリン、グルタルアルデヒド、ピ
ルビックアルデヒド、ビス- ジアゾ化ベンジジン、トル
エン-2,4- ジイソシアネート、或いはアミノ基、カルボ
キシル基、水酸基などを活用して固相化する公知の方
法、例えばジアゾカップリング法または酸アジド化法が
用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ゼラチ
ンと水溶性多糖類との複合コアセルベーションによって
つくられる粒子は、抗原、抗体または酵素のようなタン
パクや、核酸を固相化するための担体として本質的に極
めて優れた素材である。しかしながら、唯一、タンパク
質等の固相化効率が悪いと言う欠点があった。
【0005】この欠点を解決する方法として、特開昭63
-18268号に開示されているように、粒子表面にイミノポ
リマー等のアミノ基含有物質を結合させ、このアミノ基
を橋渡しとしてタンパク質を共有結合させることが考え
られる。
【0006】しかし、特開昭63-18268号で用いられてい
る担体粒子は、例えばTSK-GEL TOYOPEARL HF75F のよう
に、−OH基を有する合成ポリマー粒子であり、ゼラチ
ンと水溶性多糖類との複合コアセルベーションによって
得られた粒子ではない。従って、特開昭63-18268号の方
法をそのまま適用した場合には、以下のような問題が生
じる。
【0007】まず、ゼラチンと水溶性多糖類との複合コ
アセルベーションからなる粒子は、特に多糖類に由来す
る−COOH基を有する。このため、イミノポリマー等
を作用させる際に、イミノポリマーがイオン的相互作用
により粒子を強く凝集させてしまうことが予想される。
この点については、TSK-GEL TOYOPEARL HF75F と比較し
た場合だけでなく、アガロース、デキストラン、セルロ
ース等の−OH基を多量に含む一般的なクロマトグラフ
ィー用親水性粒子と比較した場合にも同様である。
【0008】また、イミノポリマー等を粒子に結合させ
るためには、アミノ基と結合性の高いエポキシ基を粒子
表面に導入する必要がある。そして、特開昭63-18268号
の実施例では、強アルカリ条件下で難溶性のエピクロロ
ヒドリン等のエポキシ化合物を作用させている。しか
し、ゼラチンと水溶性多糖類との複合コアセルベーショ
ンからなる粒子は耐アルカリ性に乏しいから、この方法
は好ましい手法とは言えない。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その課題は、ゼラチンと水溶性多糖類との複合コア
セルベーションからなる粒子にイミノポリマーを作用さ
せ、自然凝集が少なく且つ固相化効率が高い生体物質の
固相化方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による生体物質の
固相化方法は、ゼラチンと水溶性多糖類との複合コアセ
ルベーションからなる粒子に、水溶性エポキシ化合物を
用いるか、又は粒子に直接イミノポリマーを吸着させ、
更にそのイミノポリマーを介して抗原、抗体、酵素等の
タンパクを効率よく固相化することを特徴とする。な
お、本発明はタンパクだけではなく、核酸や細胞等の他
の生体物質の固相化にも有用である。
【0011】発明者らは、上記複合コアセルベーション
からなる粒子について、種々の固相法を検討した。その
結果、強アルカリによる触媒作用なしでも、該粒子に有
効にエポキシ基を導入してイミノポリマーを結合できる
ことを見出だし、本発明を完成するに至った。
【0012】即ち、エポキシ化合物を用いて本発明を実
施する場合は、ジグリシジルエーテル類のように、強ア
ルカリなしでエポキシ化し得る水溶性エポキシ化合物で
あれば、何れのエポキシ化合物を用いてもよい。
【0013】また、意外なことに、上記複合コアセルベ
ーションによる粒子においては、エポキシ基を介さずと
も、直接的かつ有効にイミノポリマーを物理吸着でき、
タンパク質を固相化することができる。更に、本発明に
おいては、イミノポリマーによる不都合な自然凝集は殆
んど起こらなかった。
【0014】エポキシ基の導入やイミノポリマーの結合
に関しては、弱アルカリ性または中性条件下で処理する
のが良い。強アルカリ条件によるエポキシ化は、粒子の
材質を考慮すると分散性の悪化を招く恐れがあるからで
ある。
【0015】本発明における担体粒子に使用できる水溶
性多糖類としては、アラビアゴム、カルボキシセルロー
ス、アルギン酸ナトリウム、キチン、デキストラン、デ
ンプンといった増粘剤が挙げられる。また、本発明で使
用するゼラチンとしては、酸性ゼラチンの方が分散安定
性等に寄与するので好ましい。
【0016】本発明の固相化に用いる担体粒子のサイズ
については、分析項目や測定法、その他の条件に応じて
あらゆる粒径のものを用いることができ、何れの場合に
も同様の効果を達成し得る。
【0017】固相化後の粒子は、従来の粒子試薬と同様
に種々の目的に用いられる。また、必要に応じて凍結乾
燥を行うことにより、長期の保存が可能となる。更に、
粒子自体は無色であるから、固相化の前後いずれかの段
階で染色処理を施すことができる。なお、ポリエチレン
イミン類の有効処理濃度については、多少のばらつきを
考慮しても、0.1 %(W/V)以上で充分な固相化効率
の向上を示すものである。
【0018】
【実施例】
実施例1:ゼラチン担体粒子の作製
【0019】まず、ゼラチンに水を添加し、加温して溶
解した。続いて水酸化ナトリウム水溶液を添加し、pH
を8.5に調節することにより、5重量%のゼラチン溶
液を調製した。なお、この実施例では、ゼラチンとして
酸性ゼラチンを用いた。一方、アラビアゴムに水を加
え、完全に溶解させた後にろ過することにより、4重量
%のアラビアゴム溶液を調整した。さらに、メタノール
に水を添加することにより、40重量%メタノール溶液
を調製した。
【0020】次に、上記で調製した夫々の溶液を加温し
た後に混合した。この混合液に酢酸を徐々に添加し、p
Hを低下させることにより粒子を形成させた。続いてこ
の溶液を冷却し、グルタルアルデヒドを添加して1昼夜
放置することにより、ゼラチン/アラビアゴムの分子間
を架橋して不溶化させた。その後、粒子懸濁液を遠心
し、上澄みを吸引して廃棄することにより担体粒子を得
た。得られた担体粒子を、遠心機を用いて水で洗浄した
後、ホルムアルデヒドを加えて5日間放置することによ
り、粒子をさらに不溶化した。上記の方法により、約1
0μmの粒径を有する無色透明なゼラチン担体粒子を得
た。 実施例2:ポリエチレンイミンによる表面活性化ゼラチ
ン担体粒子の作製
【0021】実施例1で得られたゼラチン担体粒子を、
遠心機を用いて水で洗浄した後、エポキシ試薬(1,4-bu
thanediol diglycidyl ether)を添加し、加温して反応
させた。その後、遠心機を用いて水で洗浄した。
【0022】次に、ポリエチレンイミン3%水溶液を添
加し、加温して反応させた。続いて、遠心機を用いて界
面活性剤を含有する水で洗浄した。こうして、ポリエチ
レンイミンにより表面活性化されたゼラチン担体粒子を
得た。 実施例3:ポリエチレンイミンによる表面活性化担体粒
子を用いたグロブリン固相化粒子の作製
【0023】実施例2で得られたポリエチレンイミンに
よる表面活性化担体粒子を、遠心機を用いて界面活性剤
を含有する水で洗浄した。これにグルタルアルデヒドを
含有するPBSを添加し、室温で反応させた。その後、
遠心機を用いて界面活性剤を含有する水で洗浄した。
【0024】次に、ヤギグロブリンを含有するPBSを
添加し、加温することにより、粒子表面にグロブリンを
吸着させた。その後、粒子懸濁液を遠心し、この上澄み
中に残存しているグロブリンの濃度を測定することによ
り、担体粒子へのグロブリン固相化効率を求めた。 比較例1:グルタルアルデヒドによる表面活性化ゼラチ
ン担体粒子の作製
【0025】上記実施例1によるゼラチン担体粒子のう
ち、ホルムアルデヒドによる不溶化処理を行っていない
ものを遠心機を用いて水で水浄した。続いて、グルタル
アルデヒド溶液を添加し、加温して反応させた。その
後、遠心機を用いて水で洗浄し、グルタルアルデヒドに
よる表面活性化ゼラチン粒子を得た。 比較例2:グルタルアルデヒドによる表面活性化担体粒
子を用いたグロブリン固相化粒子の作製
【0026】上記比較例1で得られたグルタルアルデヒ
ドによる表面活性化担体粒子に、ヤギグロブリンを含有
する炭酸水素ナトリウム水溶液を添加し、加温すること
により、粒子表面にグロブリンを吸着させた。その後、
粒子懸濁液を遠心し、この上澄み中に残存しているグロ
ブリンの濃度を測定することにより、担体粒子へのグロ
ブリン固相化効率を求めた。 比較例3:タンニン酸による表面活性化ゼラチン担体粒
子の作製
【0027】実施例1で得られたゼラチン担体粒子を、
遠心機を用いて水で洗浄した後に、タンニン酸を含有す
るリン酸緩衝生理的食塩水(以下PBSと略す)を添加
し、加温して反応させた。その後、遠心機を用いてPB
Sで洗浄することにより、タンニン酸による表面活性化
ゼラチン担体粒子を得た。 比較例4:タンニン酸による表面活性化担体粒子を用い
たグロブリン固相化粒子の作製
【0028】比較例3で得られたタンニン酸による表面
活性化担体粒子に、ヤギグロブリンを含有するPBSを
添加し、加温することにより、粒子表面にグロブリンを
吸着させた。その後、えられた粒子懸濁液を遠心し、こ
の上澄み中に残存しているグロブリンの濃度を測定する
ことにより、担体粒子へのグロブリン固相化効率を求め
た。 比較例5:ポリスチレンラテックス粒子を用いたグロブ
リン固相化粒子の作製
【0029】ポリスチレンラテックス粒子(日本合成ゴ
ム社製 IMMUTEX H1004)を、遠心機を用いて水で洗浄し
た。続いて、ヤギグロブリンを含有するPBSを添加
し、加温することにより、粒子表面にグロブリンを吸着
させた。その後、粒子懸濁液を遠心し、この上澄み中に
残存しているグロブリンの濃度を測定することにより、
担体粒子へのグロブリン固相化効率を求めた。上記実施
例3および比較例2,4,5により得られたグロブリン
固相化効率は、下記の表1に示す通りであった。 表1 グロブリン固相化効率 実施例3 比較例2 比較例4 比較例5 固相化効率 75.6% 33.8% 27.0% 22.3%
【0030】表1の結果から明らかなように、ポリエチ
レンイミンによる表面活性化ゼラチン担体粒子(実施例
3)は、従来既知の方法(比較例2,4,5)と比較し
て、2倍以上のグロブリンを固相化することができた。 実施例4:エポキシ試薬およびポリエチレンイミン濃度
の影響
【0031】実施例1で得られたゼラチン担体粒子を、
遠心機を用いて水で洗浄した後、エポキシ試薬(1,4-bu
thanediol diglycidyl ether)を添加し、加温して反応
させた。一方、洗浄後のゼラチン粒子にエポキシ試薬を
添加せず、そのまま加温する系も併せて実験した。その
後、遠心機を用いて粒子を水で洗浄した。
【0032】次に、エポキシ処理した粒子およびエポキ
シ処理しなかった粒子の双方に、ポリエチレンイミン濃
度 0,0.1 ,0.2 ,0.5 ,1.0 ,2.0 ,5.0 ,10.0%の
水溶液を添加し、加温して反応させた。更に、遠心機を
用いてこれら粒子を界面活性剤を含有する水で洗浄し、
ポリエチレンイミンによる表面活性化ゼラチン担体粒子
を得た。これにグルタルアルデヒドを含有するPBSを
添加し、室温で反応させた。その後、遠心機を用いて界
面活性剤を含有する水で洗浄した。
【0033】次に、ヤギグロブリンを含有するPBSを
添加し、加温して粒子表面にグロブリンを吸着させた。
その後、粒子懸濁液を遠心し、その上澄み中に残存して
いるグロブリンの濃度を測定することにより、担体粒子
へのグロブリン固相化効率を求めた。上記実施例4によ
って得られたグロブリン固相化効率を表2に示す。 表2 グロブリン固相化効率 PEI濃度(%) 0 0.1 0.2 0.5 1.0 2.0 5.0 10.0 エポキシ処理 有(%) 25.3 70.0 59.9 67.3
72.5 72.8 32.4 78.2 無(%) 24.8 56.1 59.4 65.7
62.9 72.8 79.0 75.2
【0034】すなわち、ポリエチレンイミンによる表面
活性化処理において、その中間処理としてエポキシ処理
を行う、行わないにかかわらず、タンパク質を高効率に
固相化できる粒子を作製できた。また、ポリエチレンイ
ミンを0.5%以上の濃度で使用することにより、十分
高効率な粒子を作製できた。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に従えば、
ゼラチンと水溶性多糖類との複合コアセルベーションか
らなる粒子に、必要に応じて水溶性エポキシ化合物を用
いた後、イミノポリマーを吸着させる。更に、そのイミ
ノポリマーを介して抗原、抗体等のタンパク質を固相化
することによって、分散安定性に優れ、且つきわめて効
率のよいタンパク質の固相化を実現することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12N 11/08 - 11/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゼラチンと水溶性多糖類との複合コアセ
    ルベーションからなる粒子に、イミノポリマーを直接的
    に結合させた後に、タンパク質、ペプチド、核酸または
    細胞を固相化することを特徴とする生体物質の固相化方
    法。
  2. 【請求項2】 前記イミノポリマーを、0.5%以上の濃
    度で前記粒子に吸着させて使用することを特徴とする請
    求項1に記載の生体物質の固相化方法。
  3. 【請求項3】 ゼラチンと水溶性多糖類との複合コアセ
    ルベーションからなる粒子に、アルカリ触媒を作用させ
    ずに結合させた水溶性エポキシ化合物を介してイミノポ
    リマー結合させた後に、タンパク質、ペプチド、核酸ま
    たは細胞を固相化することを特徴とする生体物質の固相
    化方法。
  4. 【請求項4】 前記粒子に対する前記イミノポリマーの
    結合及び前記タンパク質、ペプチド、核酸または細胞の
    固相化を、弱アルカリ性もしくは中性条件下で行うこと
    を特徴とする請求項1または3に記載の生体物質の固相
    化方法。
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