JP3207364U - Air conditioner cap and air conditioner - Google Patents
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Abstract
【課題】 壁と室内機との間の隙間を小さくするエアコンキャップ、およびそのエアコンキャップを用いて隙間を小さくして設置されるエアコンを提供する。【解決手段】 エアコンキャップ１は、筒体２と、蓋体３とを備えたエアコンキャップであって、筒体２は、建物の壁９に設けたエアコン取り付け用の貫通孔９ａに取り付けられるものであり、蓋体３は、筒体２に着脱自在に螺合され、筒体２の外周で室内側壁面に当接する鍔部３３を有する。【選択図】図１PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an air conditioner cap that reduces a gap between a wall and an indoor unit, and an air conditioner that is installed with the gap reduced using the air conditioner cap. An air conditioner cap (1) is an air conditioner cap provided with a cylinder (2) and a lid (3). The lid 3 has a flange 33 that is detachably screwed to the cylinder 2 and abuts against the indoor side wall surface on the outer periphery of the cylinder 2. [Selection] Figure 1
Description
本考案は、エアコンキャップおよびエアコンに関する。 The present invention relates to an air conditioner cap and an air conditioner.
従来のエアコンキャップは、図５（ａ）に示すような、建物の壁９に設けたエアコン取り付け用の貫通孔に取り付けられる筒体１０２と、筒体１０２に取り付けられる蓋体１０３とを備えている。筒体１０２には、室内側端部に、外周に張り出した鍔部１０２ａが設けられている。
As shown in FIG. 5A, the conventional air conditioner cap includes a
エアコンを設置する際には、図５（ｂ）に示すように、蓋体１０３は外して筒体１０２は貫通孔に残した状態で、据付板４を介在させて、室内壁面にエアコンの室内機５を取り付け、筒体１０２内には配管７やドレインパイプ８等を通している。
When installing the air conditioner, as shown in FIG. 5 (b), the
近時、壁に取り付けるエアコンの室内機は、例えば室内機の突出を小さくして圧迫感を低減したり、意匠性を高めたりすることが求められている。 Recently, an indoor unit of an air conditioner that is attached to a wall is required to reduce the feeling of pressure by, for example, reducing the protrusion of the indoor unit or to improve the design.
しかし、従来のエアコンキャップは、図５に示すように、筒体１０２に設けた鍔部１０２ａが室内壁面から突出している為、図５（ｂ）に示すように、筒体１０２を残して室内機５を取り付ける際に、突出した鍔部１０２ａの厚みによって、壁９と室内機５との間の隙間（Ｗ１）が大きくなってしまう。
However, in the conventional air conditioner cap, as shown in FIG. 5, since the
そこで、本考案は、壁と室内機との間の隙間を小さくできるエアコンキャップ、およびそのエアコンキャップを用いて設置されるエアコンを提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide an air conditioner cap that can reduce a gap between a wall and an indoor unit, and an air conditioner that is installed using the air conditioner cap.
請求項１に記載の考案は、筒体と、蓋体とを備えたエアコンキャップであって、前記筒体は、建物の壁に設けたエアコン取り付け用の貫通孔に取り付けられるものであり、前記蓋体は、前記筒体に着脱自在に螺合され、前記筒体の外周で室内側壁面に当接する鍔部を有することを特徴とするエアコンキャップである。
The invention according to
請求項２に記載の考案は、請求項１に記載の考案において、室内側端部に室内側壁面と係合するストッパー部を有することを特徴とする。
The device described in
請求項３に記載の考案は、請求項１または２に記載の考案において、ストッパー部の近傍に周方向の溝が蛇腹状に形成されていることを特徴とする。
The device described in
請求項４に記載の考案は、請求項１から３のいずれか一項に記載のエアコンキャップの蓋体をはずした状態で、建物の室内に配置された室内機と、建物の室外に配置された室外機とが、筒体内に配置された配管で接続されていることを特徴とするエアコンである。
The invention described in
請求項１に記載の考案によれば、蓋体に鍔部を設けることによって、建物の壁に設けたエアコン取り付け用の貫通孔に筒体を残してエアコンを取り付ける際に、筒体には鍔部が無いため、室内機と壁面との間の隙間を小さくできる。 According to the first aspect of the present invention, when the air conditioner is attached to the cylinder body by leaving the cylinder body in the through hole for attaching the air conditioner provided on the wall of the building by providing the collar portion on the lid body, Since there is no portion, the gap between the indoor unit and the wall surface can be reduced.
請求項２に記載の考案によれば、請求項１に記載の効果を奏することができると共に、
筒体の室内側端部に、室内側壁面と係合するストッパー部を有するので、建物の壁に設けたエアコン取り付け用の貫通孔に筒体を装着するときに、筒体全体が入り込まないように装着できる。
According to the invention described in
Since there is a stopper part that engages with the indoor side wall surface at the indoor side end of the cylinder, the entire cylinder does not enter when the cylinder is installed in the air-conditioner mounting through hole provided on the wall of the building. Can be attached to.
請求項３に記載の考案によれば、請求項１または２に記載の効果を奏することができるとともに、ストッパー部の近傍に周方向の溝が蛇腹状に形成されているので、エアコン取り付け用の貫通孔内に、勾配を設けるようにして装着できる。 According to the third aspect of the invention, the effect of the first or second aspect can be achieved, and the circumferential groove is formed in a bellows shape in the vicinity of the stopper portion. It can be mounted so as to provide a gradient in the through hole.
請求項４に記載の考案によれば、請求項１から３のいずれか一項に記載の効果を奏することができるエアコンを提供できる。
According to the device described in
以下に添付図面の図１〜図４を参照して本考案の実施形態を詳細に説明するが、まず、図１〜図３を参照して第１実施の形態について説明する。 The embodiment of the present invention will be described below in detail with reference to FIGS. 1 to 4 of the accompanying drawings. First, the first embodiment will be described with reference to FIGS.
図１および図２に示すように、第１実施の形態に係るエアコンキャップ１は、筒体２と蓋体３とから構成されている。筒体２は、建物の壁９に設けたエアコン取り付け用の貫通孔９ａに取り付けられている。蓋体３は、筒体２に着脱自在に螺合されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
筒体２には、室内側端部の外周に突出するストッパー部２１が設けてあり、このストッパー部２１は、貫通孔９ａの室内側で建物の室内壁面に当接するようになっている。ストッパー部２１の厚さは、例えば、約１〜５ｍｍである。
The
筒体２の室内側端面には、内周側にパッキン２２が設けられている。パッキン２２は、筒体２の内径よりも大きく、ストッパー部２１の外径よりも小さくして設けられている。パッキン２２は、筒体２と蓋体３、もしくは筒体２と室内機５を密着させている。
A
筒体２の内周面には、雌ネジ２３が形成されており、蓋体３と着脱自在に螺合するようになっている。
A female screw 23 is formed on the inner peripheral surface of the
蓋体３は、本体部３１と装着部３２とを有し、本体部３１には外周に筒体２のストッパー部２１を覆う鍔部３３が形成されている。
The
鍔部３３は、壁９の室内側で、筒体２の外周を越えて室内側壁面に当接している。
The
装着部３２には、筒体２の雌ネジ２３に螺合する雄ネジ３４が形成されている。
A male screw 34 that is screwed into the female screw 23 of the
筒体２および蓋体３は、ともにポリアミド、アクリロニトリルブタジエンスチレン等の樹脂製であるが、これらに限定されるものではない。
The
次に、第１実施の形態に係るエアコンキャップ１の使用方法、作用及び効果について説明する。
Next, the usage method, operation, and effect of the
エアコンキャップ１を使用するときには、図２（ａ）に示すように、建物の壁９に設けたエアコン取り付け用の貫通孔９ａに、室内側から筒体２を挿入する。そして、その筒体２に蓋体３を螺合して取り付ける。このようにして、エアコンが未設置である場合には、エアコンキャップ１は、壁に設けられた貫通孔９ａを塞いでいる。そして、筒体２と蓋体３とは螺合した状態で取り付けられている。
When the
エアコンを取り付けるときには、図２（ｂ）または図３に示すように、蓋体３をはずし、筒体２を貫通孔９ａに残した状態とし、筒体２の室内側に室内機５を取り付け、建物の室外に配置された室外機６に筒体２内に配置した配管７およびドレインパイプ８等で接続する。
When installing the air conditioner, as shown in FIG. 2 (b) or FIG. 3, the
室内機５および室外機６は、筒体２内を通して、配管７、ドレインパイプ８、電気的配線等で接続されている。
The
本実施の形態によれば、室内側に取り付けられている筒体２は、従来のエアコンキャップによる隙間（例えば、図５（ｂ）のＷ１）と比べて、従来技術のような鍔部を有さないため、室内機と室内側内壁との隙間（例えば、図２（ｂ）のＷ２）を小さくできる。
According to the present embodiment, the
本実施の形態によれば、筒体２を壁に装着するときに、筒体２は、貫通孔に挿入されるが、自身の室内側端部にストッパー部２１が設けられており、それが室内側壁面と係合するので、筒体２の全てが、貫通孔に入り込んでしまうのを防止する。
According to the present embodiment, when the
以下に本考案の他の実施の形態を説明するが、以下に説明する実施の形態において上述した第１実施の形態と同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付することによりその部分の詳細な説明を省略し、以下の説明では第１実施の形態と主に異なる点を説明する。 Other embodiments of the present invention will be described below. In the embodiments described below, parts having the same operational effects as those of the first embodiment described above are denoted by the same reference numerals. The detailed description will be omitted, and the following description will mainly describe differences from the first embodiment.
図４に示すように、本考案の第２実施の形態にかかるエアコンキャップ１は、筒体２と、筒体２の一方側および他方側に設けた蓋体３とから構成されている。この第２実施の形態では、壁９に設けられているエアコン取り付け用の貫通孔９ａに、勾配のついたスリーブ管４０を装着してある。筒体２は、スリーブ管４０内を通し、勾配をつけるようにして取り付けられている。
As shown in FIG. 4, the
筒体２の内周面には、第１実施の形態の雌ネジ２３に代えて、凸条２４が形成され、周方向に間隔をあけて複数個設けてある。
On the inner peripheral surface of the
筒体２において、ストッパー部２１の近傍および室外側端部には、それぞれ周方向の溝により蛇腹状の凹凸部２５が形成されている。蛇腹状の凹凸部２５により、ストッパー部２１は上下左右に変形自在としてある。
In the
蓋体３の装着部３２には、第１実施の形態の雄ネジ３４に代えて、外周に向けて突設した嵌合部３５が形成されている。嵌合部３５は、周方向に間隔をあけて複数個設けている。
The mounting portion 32 of the
本実施の形態によれば、蓋体３の嵌合部３５を、筒体２の隣り合う凸条２４間を通すようにして、蓋体３を筒体２に挿入し、蓋体３を例えば１／４回転回して嵌合する。
According to the present embodiment, the
本実施の形態によれば、蛇腹状の凹凸部２５を有しているため、図４の（ｂ）に示すように、蛇腹状の凹凸部２５の一部（上部）を伸ばし、他部（下部）を縮ませるように変形することによってスリーブ管４０による勾配があっても、ストッパー部２１が室内壁面に係合するようにして、エアコン取り付け用の貫通孔に装着できる。
According to the present embodiment, since the bellows-like
本実施の形態によれば、筒体２の室外側端部にある蛇腹状の凹凸部２５は、必要に応じて、蛇腹状の凹凸部２５を伸縮するように変形させることによって室外側の端面を揃えることができる。
According to this Embodiment, the bellows-like
本考案は、上述した実施形態に限らず、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々に変形可能である。 The present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be variously modified without departing from the gist of the present invention.
例えば、第１実施の形態において、蓋体３の装着部３２に設けられる雄ネジ３４と、筒体２に設けられる雌ネジ２３とを、蓋体３に雌ネジを設け、筒体２に雄ネジを設けるようにして、筒体２と蓋体３とを着脱自在にしてもよい。
For example, in the first embodiment, a male screw 34 provided on the mounting portion 32 of the
第１実施および第２実施の形態において、筒体２および蓋体３は、アルミニウム、真ちゅう、ステンレス鋼等の金属製であってもよい。
In the first and second embodiments, the
第２実施の形態において、蓋体３は、筒体２の室外側には設けず、室内側の一方のみに設けてもよい。
In the second embodiment, the
また、第２実施の形態において、筒体２の蛇腹状の凹凸部２５は、室外側端部には設けずにストッパー部２１の近傍にだけ設けてもよい。
In the second embodiment, the bellows-like
１…エアコンキャップ、２…筒体、３…蓋体、５…室内機、６…室外機、９…壁、９ａ…貫通孔、２１…ストッパー部、２２…パッキン、２３…雌ネジ、２４…凸条、２５…蛇腹状の凹凸部、３１…本体部、３２…装着部、３３…鍔部、３４…雄ネジ、３５…嵌合部、Ｗ１，Ｗ２…壁と室内機との間の隙間。
DESCRIPTION OF
Claims (4)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016003843U JP3207364U (en) | 2016-08-05 | 2016-08-05 | Air conditioner cap and air conditioner |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016003843U JP3207364U (en) | 2016-08-05 | 2016-08-05 | Air conditioner cap and air conditioner |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3207364U true JP3207364U (en) | 2016-11-10 |
Family
ID=57243485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016003843U Active JP3207364U (en) | 2016-08-05 | 2016-08-05 | Air conditioner cap and air conditioner |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3207364U (en) |
-
2016
- 2016-08-05 JP JP2016003843U patent/JP3207364U/en active Active
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