JP3207257U - 収容体 - Google Patents

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弘道 野口
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白金化成株式会社
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Abstract

【課題】収容容器を汚損することなく様々な用途に応じて使用可能にすることができる収容体を提供する。【解決手段】裏面が収容容器に取り付け可能な背面シートと、背面シートの前面との間でシート状物を収容可能な収容空間16を画成するように、端部が背面シートの端部と連結された正面シート14と、収容空間16に連通するスリット142とを備えた。【選択図】図1

Description

本考案は、シート状物を収容すると共に収容容器に取り付け可能な収容体に関する。
従来、物品または材料等の収容物の保管または輸送に用いられる収容容器には、収容物の内容や所持者、輸送先等の収容物情報を特定するために、その側面や上面に収容物情報を直接記入、または当該情報が記載されたシール等の貼着物を貼り付けることが広く実施されている。
しかしながら、収容容器に直接収容物情報を書き込む場合、当該収容容器に他の収容物を収容する等、他の用途に流用することが困難になり、使用後には破棄することとなってしまう。一方、貼着物を収容容器に貼り付けた場合は、当該貼着物を剥がすことにより再度収容容器を他の用途に流用することができるが、貼着物の接着層(接着剤)の跡が残ってしまうことや、収容容器が段ボールといった紙製容器である場合にその表面が剥離してしまうことがあるため、収容容器を汚損させてしまうという問題があった。
そこで、本考案は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、収容容器を汚損することなく様々な用途に応じて使用可能にすることができる収容体を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の一態様は、裏面が収容容器に取り付け可能な背面シートと、前記背面シートの前面との間でシート状物を収容可能な収容空間を画成するように、端部が前記背面シートの端部と連結された正面シートと、前記収容空間に連通する開口とを備える。
本考案によれば、収容容器を汚損することなく様々な用途に応じて使用可能にすることができる。
実施の形態1に係る収容ポケットを示す概略正面図である。 実施の形態1に係る収容ポケットに対し伝票を挿入または抜去する状態を示す概略正面図である。 図1に示されるA−A線断面図である。 実施の形態1に係る収容ポケットを収容容器に貼着した状態を示す概略斜視図である。 実施の形態2に係る収容ポケットを示す概略正面図である。 実施の形態2に係る収容ポケットに対し伝票を挿入または抜去する状態を示す概略正面図である。 実施の形態3に係る収容ポケットを示す概略正面図である。 実施の形態3に係る収容ポケットの側面を示す概略側面図である。 図7に示される収容ポケットに対しシート状物を挿入または抜去する状態を示す概略正面図である。
以下に図面を参照しながら、本考案の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<実施の形態1>
先ず、本考案の実施の形態1に係る収容ポケットについて、図1〜図4を用いて説明する。
本実施の形態に係る収容ポケット1は、可撓性を有する平板状をなしており、矩形の背面シート12(図2および図3参照)と、当該背面シート12と同形状の正面シート14とを備える。背面シート12および正面シート14は、四方の端部、即ち上下方向両端部および左右方向両端部において互いに連結されており、これにより背面シート12の前面と正面シート14の裏面との間に情報シートを収容可能な収容空間16が画成される。ここでの情報シートとは収容物情報が記載または記録されたシート状物であり、例えば伝票、写真、およびICタグ等である。背面シート12の裏面には、接着剤が塗布されており、図4に示されるように段ボールといった収容容器2の側面または上面等の要所に収容ポケット1を貼着可能としている。この接着剤は収容ポケット1を収容容器2から剥離可能な接着力を有するものを用いることが好ましく、このような接着剤としては強粘着の接着剤が挙げられる。
背面シート12および正面シート14は、収容された状態にある情報シート記載の収容物情報を外部から目視する観点から、透明または半透明であることが好ましい。このようなシートを構成する素材としては可撓性を有するプラスチック材料、例えばポリ塩化ビニルやポリエチレン、ポリプロピレン、紙等が挙げられる。また、これらシート間の連結は、例えば熱圧着や適宜の接着剤による接着によりなされることが好ましいが、背面シート12および正面シート14が一体的に形成されるようにしてもよい。なお、紙を素材とする場合、収容容器2も同様に段ボール等の紙製品であれば収容ポケット1と収容容器2とを一緒に破棄することができるため、ごみの分別時に収容ポケット1を剥がすといった煩雑な作業を省くことができる。
本実施の形態においては、正面シート14の上端部近傍に直線状のスリット142が左右方向両端部の連結部分まで延在するよう形成されている。このスリット142を形成することにより、収容空間16内に情報シートを外部から挿脱自在に収容することが可能となる。例えば収容ポケット1に情報シートを収容したい場合は上方からスリット142の隙間(開口)に挿入することにより簡単に情報シートを収容ポケット1内に収容することができる。一方、収容ポケット1から情報シートを抜去したい場合は、図2に示されるように正面シート14におけるスリット142の上方部分と下方部分とを互いに離間する方向に押し広げることでスリット142の隙間を広げることで容易に情報シートを取り出すことができる。
情報シートの挿脱を容易にするために、図3に示されるように、背面シート12と正面シート14との互いに対向する面、即ち収容空間16を画成する2つのシートそれぞれの内面は互いに異なる表面構造を有している。本実施の形態においては、正面シート14の内面に複数の突部144が形成されており、これにより当該内面表面が凹凸状をなして適度な間隙が背面シート12との間に生じて背面シート12と正面シート14との鏡面圧着が防止されている。この鏡面圧着が防止されることにより、情報シートの挿脱時のスライドが容易となる。なお、鏡面圧着を防止するためには背面シート12と正面シート14との間で間隙が画成されればよく、例えば本実施の形態の他に、背面シート12と正面シート14とで素材を変える、突部144を背面シート12にのみに形成する、等することが挙げられる。
また、図1に示されるように収容ポケット1の角隅部には、収容ポケット1の本体側に折り曲げられた略半楕円形の把持片18が設けられている。この把持片18は、例えば収容容器2を破棄する場合等に用いられるものであり、その際には図2に示されるように外側に折り返され、これを使用者が把持することにより収容ポケット1を容易に収容容器2から引き剥がすことが可能となる。把持片18は、コスト面からみて背面シート12または正面シート14と同一素材で作成されることが好ましく、当然把持できればどのような形状であってもよい。
以上に説明した収容ポケット1によれば、予め収容ポケット1を収容容器2に貼着しておき、収容物や搬送先の変更等に応じて情報シートを取り換えるのみで収容容器2を汚損することなく様々な用途に応じて収容容器2を流用することが可能となる。また、収容ポケット1は、2枚のプラスチックシートを背面シート12および正面シート14として互いの端部を連結し、スリット142を設け、背面シート12の裏面に接着剤を塗布する(または予め塗布しておく)ことにより作製可能であるため、低コストで且つ極めて製造工程が簡単である。
なお、本実施の形態においては、収容ポケット1が、即ち背面シート12および正面シート14が矩形であると説明したが、これに限定されるものではなく、情報シートを収容可能な収容空間を画成できれば円形や楕円形、多角形等、どのような形状であってもよい。また、背面シート12の裏面に接着剤が塗布されていると説明したが、収容ポケット1をビス等によって収容容器2の壁面に止め付けるようにしてもよい。
<実施の形態2>
上述した実施の形態1では、収容空間16へ連通するために収容ポケット1に直線状のスリット142が形成されると説明した。しかしながら、このスリットの形状は直線に限定されるものではない。本実施の形態では異なるスリットが異なる形状の収容ポケットについて図5及び図6を用いて説明する。
本実施の形態に係る収容ポケット1’は、図5に示されるようにスリット142の代わりに、中心から左右方向に向かうにつれて上方に傾斜する所謂V字型をなすスリット142’が正面シート14に形成されている点で実施の形態1に係る収容ポケット1と異なる。このスリット142’の左右方向両端部は、正面シート14の左右方向両端部までは達していない。そのため、スリット142’の左右方向両端部には裂け防止のために2つの孔146がそれぞれ形成されている。なお、2つの孔146は収容ポケット1の場合においても、即ち直線状のスリット142が左右方向両端部に達していない場合には設けられることが好ましい。
このようなスリット142’が形成された収容ポケット1’によれば、スリット142が形成された収容ポケット1と同様に情報シートをスリット142’に挿入するのみで簡単に収容空間16内に収容することができる。一方で、情報シートを抜去する場合には、正面シート14に形成されるスリット142’の上方近傍部分148を図6に示されるように略三角形をなすように上方に折り曲げることができるため、極めて容易に情報シートを取り出すことができる。なお、収容ポケット1’のその他の効果については収容ポケット1と同様である。
なお、スリットの形状は実施の形態1で説明した直線または本実施の形態で説明したV字型に限定されるものではなく、情報シートを収容空間16内に挿入または抜去することができれば湾曲や波形等適宜の形状をとればよい。また、スリット142,142’は左右方向ではなく、上下方向または傾斜して延在するようにしてもよい。
<実施の形態3>
上述した実施の形態1及び2では、収容空間16へ連通するために収容ポケット1にスリットが形成されると説明した。しかしながら、シートの一端部を連結せずに開放させることでスリットに代わり収容空間16と連通する開口を形成するようにしてもよい。本実施の形態では当該開口が形成された収容ポケットについて図7〜図9を用いて説明する。
本実施の形態に係る収容ポケット1’’は、図7に示されるように正面シート14にスリット142が形成されておらず、背面シート12’および正面シート14の上下方向一端部(上端部)以外の端部がそれぞれ連結されることで収容空間16とこれに連通する開口142’’が形成されている点で実施の形態1に係る収容ポケット1と異なる。更に、図7及び図8に示されるように、背面シート12’は、正面シート14よりも上下方向に長く延在するように、その上端部が正面シート14よりも上方に突出しており、その縁部に開口142’’を覆うように下方に延在する矩形のカバーシート30が設けられている。この収容ポケット1’’に情報シートを挿入または抜去する場合、図9に示されるようにカバーシート30を上方に捲り、開口142’’を露出させればよい。
このような開口142’’とこれを覆うカバーシート30とを有する収容ポケット1’’によれば、収容容器2の搬送時における情報シートの落下や、埃、水等の収容空間16内への侵入を防止することができる。
本考案は、その要旨または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本考案の範囲は、実用新案登録請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。更に、実用新案登録請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、全て本考案の範囲内のものである。
1,1’,1’’ 収容ポケット(収容体)
12,12’ 背面シート
14 正面シート
142,142’,142’’ スリット(開口)
16 収容空間
18 把持片(把持部)
30 カバーシート

Claims (7)

  1. 裏面が収容容器に取り付け可能な背面シートと、
    前記背面シートの前面との間でシート状物を収容可能な収容空間を画成するように、端部が前記背面シートの端部と連結された正面シートと、
    前記収容空間に連通する開口と
    を備えることを特徴とする収容体。
  2. 前記正面シートは、透明または半透明である
    ことを特徴とする請求項1記載の収容体。
  3. 前記正面シートと前記背面シートとの互いに対向する面は、表面構造が互いに異なる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の収容体。
  4. 前記正面シートと前記背面シートとで素材が異なることにより、前記互いに対向する面の表面構造が互いに異なる
    ことを特徴とする請求項3記載の収容体。
  5. 前記正面シートまたは前記背面シートに、前記背面シートを前記収容容器から取り外す際に把持するための把持部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の収容体。
  6. 前記背面シートと前記正面シートとは左右方向両端部および上下方向両端部において連結されており、
    前記開口は、前記正面シートに形成されたスリットである
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の収容体。
  7. 前記背面シートと前記正面シートとが左右方向両端部および上下方向一端部において連結されることにより、前記開口が上下方向他端部に画成され、
    前記背面シートは、前記正面シートよりも上下方向に長く延在するように、その上下方向他端部が前記正面シートよりも突出しており、該他端部の縁部に前記開口を覆うためのカバーシートが設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の収容体。
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