JP3206773U - アンテナを有するコンピュータ・スタイラス - Google Patents
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Abstract
【課題】タブレット・コンピュータなどの電子デバイスに入力を供給し、アンテナを有するコンピュータ・スタイラスを提供する。【解決手段】コンピュータ・スタイラス10は、先端部14と、コネクタ及びアンテナなどのコンポーネント18を有する反対側の端部22とを備えた細長い本体を有する。アンテナの金属構造体は、金属トレースを有する成形プラスチック支持部を用いて支持し、又は、フレキシブルプリント回路若しくは他の構造体を用いて形成する。金属管及びプラスチック管を、スタイラスの本体を形成するのに用いる。金属管は、アンテナが取り付けられる開口部を有する。プラスチック管は、スタイラスのための外側ハウジングとして機能し、金属管及びアンテナが取り付けられる開口部を覆う。ケーブルのような伝送線をアンテナ給電装置に結合する。ケーブルは、金属管内の開口部を通り、導電性フォームのストリップを用いて覆う。【選択図】図1
Description
本考案は、一般に、無線通信回路に関し、より具体的には、コンピュータ・スタイラスのような細長い無線デバイスのための無線通信回路に関する。
本出願は、引用によりその全体が本明細書に組み入れられる2015年6月6日に出願された米国特許出願第14/792,516号に対する優先権を主張する。
本出願は、引用によりその全体が本明細書に組み入れられる2015年6月6日に出願された米国特許出願第14/792,516号に対する優先権を主張する。
電子機器のための無線回路を形成するのは困難な場合がある。例えば、アンテナなどの無線コンポーネントを、タブレット・コンピュータ・スタイラスなどのコンパクトな携帯デバイスに組み込むのは困難である場合がある。気を付けなれば、導電性構造体の存在がアンテナ性能に悪影響を与える。アンテナ性能の低下は、トランシーバの電力使用の増大及びバッテリ寿命の低減をもたらす可能性がある。アンテナ性能の低下はまた、無線機能の低下をもたらす可能性がある。
従って、コンピュータ・スタイラスなどの無線デバイスのための改善された無線回路を提供できることが望ましい。
タブレット・コンピュータなどの電子デバイスに入力を供給するコンピュータ・スタイラスを提供することができる。スタイラスは、先端部及び反対側の端部を備えた細長い本体を有することができる。スタイラスの反対側の端部は、コネクタ及びアンテナなどのコンポーネントを含むことができる。コネクタは、キャップで覆うことができる。
アンテナは、逆F形アンテナ、リング・アンテナ、若しくはスタイラスの本体に巻き付けられる他のアンテナとすることができ、又は別のタイプのアンテナとすることができる。アンテナ構造体は、フレキシブルプリント回路上に形成することができ、又はプラスチック支持構造体上の金属トレースから形成することができる。必要に応じて、アンテナの金属構造体は、3次元アンテナを形成する成形プラスチック支持部を用いて支持することができる。
金属管及びプラスチック管を、スタイラスの本体を形成するのに用いることができる。金属管は、アンテナが取り付けられる開口部を有することができる。プラスチック管は、スタイラスのための外側ハウジングとして機能することができ、金属管と、アンテナが取り付けられる開口部とを覆うことができる。内側プラスチック管は、アンテナ・トレースのための支持構造体として機能することができる。
ケーブルなどの伝送線をアンテナ給電装置(antenna feed)に結合することができる。ケーブルは、金属管の開口部を通ることができ、導電性フォームのストリップを用いて覆うことができる。
無線で通信する電子機器を含むシステムが、図1に示される。図1の機器は、電子デバイス120及び電子デバイス10を含む。デバイス120及び10のような電子機器は、一般に、ラップトップ・コンピュータのようなコンピューティング・デバイス、埋め込み型コンピュータを含むコンピュータ・モニタ、タブレット型コンピュータ、携帯電話、メディアプレーヤー、又は他の手持ち式若しくは携帯用電子デバイス、腕時計デバイスなどの小型デバイス、ペンダント型デバイス、ヘッドホン若しくはイヤホン型デバイス、メガネに埋め込まれたデバイス、又はユーザの頭部に着用される他の機器、又は他の着用型若しくは小型デバイス、テレビ、埋め込み型コンピュータを含まないコンピュータ・ディスプレイ、ゲーム機、ナビゲーション・デバイス、電子機器がキオスク若しくは自動車内に取り付けられたシステムのような埋め込み型システム、タッチパッド、コンピュータ・マウス、コンピュータ・スタイラスなどのコンピュータ・アクセサリ、又は他の電子アクセサリ、これらのデバイスの2つ又はそれ以上の機能を実装する機器、又は他の電子機器とすることができる。本明細書で例として説明されることもある図1の例示的な構成において、デバイス120は、タブレット・コンピュータ又はタッチスクリーンを備えた他のデバイスであり、デバイス10はコンピュータ・スタイラスである。描画プログラムがタブレット・コンピュータ120上で実行されると、ユーザは、スタイラス10を用いて、タブレット・コンピュータ120上に描画し、他の入力をタブレット・コンピュータ120に与えることができる。
タブレット・コンピュータ120は、ディスプレイ122が取り付けられる、ハウジング124のようなハウジングを含むことができる。ボタン126のような入力・出力デバイスを用いて、タブレット・コンピュータ120に入力を供給することができる。ディスプレイ122は、容量性タッチスクリーン・ディスプレイ又は他のタイプのタッチセンサ技術を含むディスプレイとすることができる。ディスプレイ122のタッチセンサは、スタイラス10から入力を受け取るように構成することができる。
スタイラス10は、長手方向軸26に沿って延びる円筒形状又は他の細長い本体を有することができる。スタイラス10の本体は、金属管及び/又はプラスチック管及び他の細長い構造体から形成することができる。スタイラス10及びタブレット・コンピュータ120は、無線通信リンク28を介して無線通信をサポートするための無線回路を含むことができる。一例として、スタイラス10は、リンク28を介して、タブレット・コンピュータ120に無線入力を供給することができる(例えば、タブレット・コンピュータ120上で実行されている描画プログラム又は他のソフトウェアにおける設定についての情報、所望の画面上オプションを選択するための入力、スタイラスフリックのようなタッチジェスチャをタブレット・コンピュータ120に供給するための入力、ディスプレイ122上に表示される画像を移動させる又は他の方法で操作するための入力等)。
スタイラス10は、先端部14のような先端部を有することができる。先端部14は、ディスプレイ122の容量性タッチセンサによって検出される導電性エラストマー部材を含むことができる。必要に応じて、先端部14は、能動エレクトロニクス(例えば、ディスプレイ122のタッチセンサに容量結合され、タッチセンサへのタッチ入力として検出される信号を送る回路)を含むことができる。
スタイラス10のシャフト部分16は、スタイラス10の先端部14を、スタイラス10の反対側の端部22に結合することができる。端部22は、導電性エラストマー部材、能動エレクトロニクス(例えば、ディスプレイ122のタッチセンサに容量結合され、タッチセンサへのタッチ入力として検出される信号を送信する回路)、ボタン、外部プラグと嵌合する金属コネクタ、又は他の入力・出力コンポーネントを含むことができる。
スタイラス10の先端部14及び/又は反対側の端部22に、力センサを組み込むことができる。力センサは、ユーザが、どれだけ強くスタイラス10をディスプレイ122の外面に押し付けているかを測定するために使用することができる。次に、力データは、スタイラス10からタブレット120に無線で送ることができるので、それに応じて、ディスプレイ122上に描かれている線の太さを調整することができ、又は、タブレット120が他の適切なアクションをとることができる。
必要に応じて、スタイラス10は、スタイラス10をユーザのシャツのポケット又は他の物体に取り付けるのを助けるクリップを備えること、スタイラス10をデバイス120又は他の構造体の磁気取り付け点に取り付けるのを助ける磁石を備えること、又はユーザがスタイラス10を外部の物体に取り付けるのを助ける他の構造体を備えることができる。端部22は、取り外し可能キャップ、ケーブル(例えば、スタイラス10内のバッテリを充電するための電力信号を供給する及び/又はデジタルデータを供給するケーブル)を受けるためのデータポート・コネクタ、入力・出力デバイス(例えば、ボタン及び/又は発光ダイオード又は他の光ベースの出力デバイス)、又は他のコンポーネント(例えば、金属構造体)を有することができる。
コンポーネント18のようなコンポーネントをスタイラス10上に(例えば、シャフト16上又は他のどこかに)形成することができる。コンポーネント18は、ボタン、タッチセンサ、及び入力を収集するための他のコンポーネント、発光ダイオード又は出力を生成するための他のコンポーネント等を含むことができる。
スタイラス10は、シャフト部分16内に、金属管又は他の導電性コンポーネントを含むことができる。スタイラス10内の金属管又は他の構造体は、アンテナのためのアンテナ接地として機能することができる。アンテナのアンテナ共振要素は、プリント回路又は他の誘電体支持構造体上の金属トレース、及び/又は他の導電性構造体から形成することができる。アンテナ共振要素は、端部領域22の領域20B内に配置してもよく、又はスタイラス10の端部からオフセットした、領域20Aのような位置に形成してもよい。アンテナがオフセット領域20A内に配置される構成においては、コネクタ又は他のコンポーネントを領域20B内に取り付けることができる。必要に応じて、スタイラス10のアンテナは、本体16に沿ったいずれかの場所、先端部領域14、又はデバイス10の他の適切な部分に配置することができる。
スタイラス10において用いることができる例示的コンポーネントを示す概略図が、図2に示される。図2に示されるように、スタイラス10は、格納及び処理回路30のような制御回路を含むことができる。格納及び処理回路30は、不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ、又はソリッドステート・ドライブを形成するように構成された他の電気的にプログラム可能な読み取り専用メモリ)、揮発性メモリ(例えば、スタティック又はダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)等などの格納部を含むことができる。格納及び処理回路30内の処理回路を用いて、スタイラス10の動作を制御することができる。この処理回路は、1又は2以上のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、ベースバンド・プロセッサ集積回路、特定用途向け集積回路等に基づくことができる。
格納及び処理回路30を用いて、スタイラス10上のソフトウェアを実行することができる。ソフトウェアは、ボタン、センサ、及び他の入力コンポーネントからの入力を処理することができる。ソフトウェアを用いて、ユーザに出力を与えることもできる(例えば、発光ダイオード、又は図1のコンポーネントのような他の出力コンポーネントを用いて)。タブレット・コンピュータ120のような外部機器との相互作用をサポートするために、格納及び処理回路30及び他のスタイラス10内の回路は、通信プロトコルを実装するのに用いることができる。スタイラス10内に実装できる通信プロトコルは、Bluetooth(登録商標)プロトコルのような短距離無線通信リンクのためのプロトコルを含む。必要に応じて、他のタイプの無線通信リンクをサポートすることができる。Bluetooth通信の使用は、単なる例示にすぎない。
スタイラス10は、入力・出力回路44を含むことができる。入力・出力回路44は、入力・出力デバイス32を含むことができる。入力・出力デバイス32を用いて、データをスタイラス10に供給するのを可能にし、データをスタイラス10からタブレット・コンピュータ120などの外部デバイスに与えることを可能にすることができる。入力・出力デバイス32は、ユーザ・インターフェース・デバイス、データポート・デバイス、及び他の入力・出力コンポーネントを含むことができる。例えば、入力・出力デバイス32は、タッチスクリーン、タッチセンサ機能のないディスプレイ、ボタン、ジョイスティック、スクロールホイール、タッチパッド、マイクロフォン、カメラ、スピーカー、状態表示器、光源、オーディオ・ジャック及び他のオーディオ・ポート・コンポーネント、デジタルデータ・ポート・デバイス、光センサ、加速度計、又は地球に対する動き及びスタイラスの配向を検出することができる他のコンポーネント、静電容量センサ、近接センサ(例えば、静電容量近接センサ及び/又は赤外線近接センサ)、磁気センサ、並びに他のセンサ及び入力・出力コンポーネントを含むことができる。
入力・出力回路44は、外部機器と無線で通信するための無線通信回路34を含むことができる。無線通信回路34は、1又は2以上の集積回路、電力増幅器回路、低雑音入力増幅器、受動RFコンポーネント、1又は2以上のアンテナ40、伝送線、及びRF無線信号を処理するための他の回路から形成された無線周波数(RF)トランシーバ回路を含むことができる。
無線通信回路34は、2.4GHz Bluetooth(登録商標)通信帯域又は他の適切な通信帯域での無線通信を処理するための無線周波数トランシーバ回路90を含むことができる。Bluetooth信号又は他の無線信号は、アンテナ40などの1又は2以上のアンテナを用いて、トランシーバ回路90により送信及び/又は受信することができる。無線通信回路34内のアンテナは、何らかの適切なアンテナ・タイプを用いて形成することができる。例えば、スタイラス10のアンテナは、ループ・アンテナ構造体、パッチ・アンテナ構造、逆F形アンテナ構造、スロット・アンテナ構造、平面逆F形アンテナ構造、螺旋ヘリカルアンテナ構造、リング・アンテナ、モノポールアンテナ、これらの設計の混成等から形成された共振素子を伴うアンテナを含むことができる。必要に応じて、スタイラス10内のアンテナの1又は2以上は、キャビティ付き(cavity−backed)アンテナとすることができる。
伝送線経路は、アンテナ40をトランシーバ回路90に結合するのに用いることができる。スタイラス10内の伝送線は、同軸ケーブル経路、マイクロストリップ伝送線、ストリップライン伝送線、エッジ結合マイクロストリップ伝送線、エッジ結合ストリップライン伝送線、これらのタイプの伝送線の組み合わせから形成された伝送線等を含むことができる。必要に応じて、フィルタ回路、スイッチング回路、インピーダンス・マッチング回路、及び他の回路を、各伝送線の間に配置することができる。
図3に示されるように、無線回路34内のトランシーバ回路90は、経路92のような経路を用いて、アンテナ40に結合することができる。無線回路34は、制御回路30に結合することができる。制御回路30は、入力・出力デバイス32に結合することができる。入力・出力デバイス32は、スタイラス10からの出力を供給し、スタイラス10の外部にある源から入力を受け取ることができる。
アンテナ40に対象の通信周波数をカバーする能力を与えるために、アンテナ40に、フィルタ回路(例えば、1又は2以上の受動フィルタ、及び/又は、1又は2以上の同調可能なフィルタ回路)などの回路を備えることができる。キャパシタ、インダクタ、及び抵抗器などの個別コンポーネントをフィルタ回路に組み込むことができる。容量性構造体、誘導性構造体、及び抵抗性構造体を、パターン形成された金属構造体(例えば、アンテナの一部)から形成することもできる。必要に応じて、アンテナ40に、同調可能コンポーネント102などの調整可能回路を設けて、対象の通信帯域にわたってアンテナ40を同調させることができる。同調可能コンポーネント102は、同調可能インダクタ、同調可能キャパシタ、又は他の同調可能コンポーネントを含むことができる。これらのような同調可能コンポ―ネントは、固定コンポーネントのスイッチ及びネットワーク、関連した分布キャパシタンス及びインダクタンスを生成する分布型金属構造体、可変のキャパシタンス及びインダクタンス値を生成するための可変ソリッド・ステート・デバイス、同調可能フィルタ、又は他の適切な同調可能構造体に基づくものとすることができる。スタイラス10の動作中、制御回路30は、インダクタンス値、キャパシタンス値、又は他の同調可能コンポーネント102と関連したパラメータを調整する制御信号を、経路88などの1又は2以上の経路上に発し、それにより、所望の通信帯域をカバーするようにアンテナ40を同調させることができる。アンテナ40に同調可能コンポーネントがない構成を用いることもできる。
経路92は、1又は2以上の伝送線を含むことができる。一例として、図3の信号経路92は、線94のような正の信号導体と、線96のような接地信号導体とを有する伝送線とすることができる。線94及び96は、同軸ケーブル又はマイクロストリップ伝送線の部分を形成することができる(例として)。インダクタ、抵抗器、及びキャパシタなどのコンポーネントから形成されたマッチング回路は、アンテナ40のインピーダンスを伝送線92のインピーダンスにマッチングさせるのに用いることができる。マッチング回路のコンポーネントは、個別コンポーネント(例えば、表面実装技術のコンポーネント)として設けることができ、又は、ハウジング構造体、プリント回路基板構造体、プラスチック支持部上のトレース等から形成することができる。これらのようなコンポーネントは、アンテナ40内にフィルタ回路を形成するのにも用いることもできる。
伝送線92は、アンテナ40と関連したアンテナ給電構造体に結合することができる。一例として、アンテナ40は、逆F形アンテナ、スロット・アンテナ、ハイブリッド型逆F形スロット・アンテナ、又は端子98のような正アンテナ給電端子と、接地アンテナ給電端子100のような接地アンテナ給電端子とを備えたアンテナ給電装置を有する他のアンテナを形成することができる。正伝送線導体94は、正アンテナ給電端子98に結合することができ、接地伝送線導体96は、接地アンテナ給電端子100に結合することができる。必要に応じて、他のタイプのアンテナ給電構成を用いてもよい。図3の例示的な給電構成は、単なる例示にすぎない。
図4は、スタイラス10のアンテナ40を実装するのに用いることができる例示的な逆F形アンテナ構造体の図である。図4の逆F形アンテナ40は、アンテナ共振要素106及びアンテナ接地104を有する。アンテナ共振要素106は、アーム108のような主共振要素アームを有することができる。アーム108の長さは、アンテナ40が所望の動作周波数で共振するように選択することができる。例えば、アーム108の長さは、アンテナ40についての所望の動作周波数における波長の4分の1とすることができる(例えば、2.4GHz)。アンテナ40はまた、高調波周波数において共振を示すこともある。
主共振要素アーム108は、戻り経路110によって接地104に結合することができる。アンテナ給電装置112は、正アンテナ給電端子98及び接地アンテナ給電端子100を含むことができ、アーム108と接地104との間の戻り経路110に対して平行に延びることができる。必要に応じて、図4の例示的なアンテナ40のような逆F形アンテナは、1つより多い共振アーム分岐(例えば、複数の周波数共振を生成し、複数の通信帯域における動作をサポートするための)を有することができ、又は他のアンテナ構造体(例えば、無給電アンテナ共振要素、アンテナの同調をサポートするための、図3のコンポーネント102のような同調可能コンポーネント)を有することができる。アンテナ40をスタイラス10内に取り付ける際、アンテナ40の構造体を湾曲させることができる。例えば、接地104及び/又は共振要素106は、スタイラス10の長手方向軸26に巻き付けられた金属から形成することができる。
図5に示されるように、アンテナ40は、平面逆F形アンテナとすることができる(例えば、アーム108は、接地104の部分の上にある平面金属構造体から形成することができる)。給電装置112は、平面要素108から接地104に向かって下向きに延びるアームから形成することができる。戻り経路110は、給電装置112に対して平行に、平面アーム108と接地104との間を延びる平坦な金属壁から形成することができる。
図6の例において、アンテナ40は、モノポール共振要素106を有するモノポールである。モノポール共振要素106は、金属モノポール・アーム108などの金属のストリップから形成される。金属モノポール・アーム108は、正給電端子98から、接地104及び接地給電端子100から離れるように延びる。モノポール・アーム108の長さは、対象の周波数範囲をカバーするように調整することができる(例えば、モノポール要素の長さは、対象の動作周波数における波長の4分の1とすることができる)。
必要に応じて、アンテナ40は、図7のループ・アンテナ40のようなループ・アンテナから形成することができる。ループ・アンテナ40は、正アンテナ給電端子98と接地アンテナ給電端子100との間に延びる導電性材料のループから形成された共振要素106を有することができる。
図8は、アンテナ40をどのようにリング・アンテナにできるかを示す。図8のリング・アンテナ40は、給電端子98のような正アンテナ給電端子と、給電端子100のような接地アンテナ給電端子とを有する。正アンテナ給電端子98は、リング・アンテナ共振要素106(例えば、スタイラス10の本体の周りにリング状に延びる金属構造体等)に結合される。接地アンテナ給電端子100は、接地104に結合される。
必要に応じて、他のタイプのアンテナを、スタイラス10のためのアンテナ40を形成するのに用いることができる(例えば、スロット・アンテナ、螺旋アンテナ、パッチ・アンテナ等)。図4、図5、図6、図7及び図8の構成は、単なる例示にすぎない。
アンテナ40は、金属構造体などの導電性構造体から形成することができる。アンテナ40の金属構造体は、金属被覆層、デバイス・ハウジング若しくは他の構造的金属部材の部分、金属管の部分、金属箔、配線、又は他の金属構造体とすることができる。
図9の例示的な構成において、アンテナ40は、3次元(非平面)誘電体支持部130上の3次元金属アーム108を含む。誘電体支持部130は、例えば、プラスチック(例えば、成形プラスチック)などの誘電体から形成された支持部とすることができる。支持部130を形成するプラスチック材料は、レーザー光からの暴露に対して支持部130を敏感にする金属粒子又は他のフィラー材料を含み得る。レーザー光に対する暴露の後、レーザー光に暴露された支持部130の部分は、電気めっき金属による被覆が促進し、一方、レーザー光に暴露されなかった支持部130の部分は、電気めっき金属の成長が促進されない。レーザー直接構造化(LDS)と呼ばれることもあるこの手法を用いて、図9の金属アンテナ・アーム108のような金属構造体を、電気めっきを用いて堆積させることができる。このように成長された金属アンテナ構造体は、3次元とすることができる(すなわち、図9の例示的な支持構造体130の曲面のような曲面は、金属で被覆することができる)。3次元アンテナ構造体の使用により、アンテナ40を所望の形状のハウジング内に収容しながら、アンテナ40についての所望のアンテナ放射パターンを生成するのを助けることができる。
図10の例において、アンテナ・アーム108の金属トレースが、フレキシブル基板132のようなフレキシブル基板上に堆積され、パターン形成される。アーム108のようなアンテナ構造体を形成するための金属は、ブランケット金属コーティングとして堆積させ、その後、フォトリソグラフィ及び金属エッチングを用いてパターン形成することができる(一例として)。フレキシブル基板132は、ポリイミド基板又は他のポリマー材料の可撓性層から形成されたフレキシブルプリント回路とすることができる。スタイラス10内に取り付けられると、フレキシブル基板132は、スタイラス10の細長い本体に巻き付けることができる。
図11は、接着剤136を用いて誘電体支持部材134に取り付けられた金属部材(例えば、型打ちした金属箔等)から形成されるアンテナ40の例示的なアンテナ・アーム108の分解斜視図である。支持部材134は、プラスチック又は他の誘電材料から形成することができ、スタイラス10の細長い本体の一部分を形成することができる。
図12は、誘電体支持部138の表面の上に導電性インク144を印刷することにより、金属アンテナ・アーム108及び他のアンテナ構造体をどのように形成できるかを示す図である。誘電体支持部138は、プリント回路基板などの平面基板とすることができ、又は、成形プラスチック支持部若しくは3次元形状を有する他の構造体とすることができる。インクジェット・ディスペンサ140は、コンピュータ制御ポジショナ142を用いて制御することができる。方向146に移動すると、ディスペンサ140は、支持構造体138の上に金属インク又は他の導電性インク144を堆積させ、それにより、アンテナ40のアンテナ要素108についての所望の形状を形成することができる。インクジェット印刷、スクリーン印刷、パッド印刷、噴霧、浸漬、滴下、塗装、又は他の適切な堆積技術を用いて、導電性インク(例えば、金属粒子又は他の導電性粒子を含有するバインダ材料)を支持構造体に施工することができる。
図9、図10、図11及び図12に関連して説明されるアンテナ金属構造体製造技術は、単なる例示にすぎない。アンテナ構造体は、金属ハウジングの部分(例えば、スタイラス10の細長い本体の構造体を形成する金属管)、内部金属部材、フレキシブルプリント回路上の金属トレース、成形プラスチック基板及び他の3次元誘電体基板上の3次元金属トレース(例えば、レーザー・パターン形成トレース)、金属配線、金属箔(例えば、アンテナ構造体の形状にパターン形成され、接着剤、ねじ、又は他の取り付け機構を用いて支持構造体に取り付けられた金属箔)から形成することができる。
アンテナ40は、ケーブル、フレキシブルプリント回路上の伝送線、又は他の適切な給電構成を用いて給電することができる。
図13の例において、伝送線92は同軸ケーブルを用いて実装される。ケーブル内の外側導体は、接地給電端子100において接地104に短絡されている。ケーブル内の内側導体は、正給電端子98に短絡されている。はんだ、溶接、導電性接着剤、又は他の導電結合機構を用いて、伝送線92をアンテナ40に結合することができる。
図14は、別の例示的な給電構成を示すアンテナ40の側断面図である。図14の例において、アンテナ40は、誘電体基板156上に金属トレース154を含む。伝送線92は、信号導体150を含む。ばね荷重ピン152は、給電ピンとして機能する。ピン152は、信号導体150にはんだ付けすること、又は他の方法で電気的及び機械的に結合することができる。ピン152内のばねにより、ピン152の突出部分が、金属アンテナ・トレース154を押し付け、それにより、正給電端子又は接地給電端子のためのアンテナ給電接続を完了することができる。
図15に示されるように、ばね160のようなばねを、アンテナ給電接続を形成するのに用いることができる。アンテナ40は、誘電体基板164及びアンテナ・トレース162を含むことができる。伝送線92は、導電性信号線158を含むことができる。ばね160のようなばねを信号線158に結合することができる(例えば、はんだ、溶接、導電性接着剤、ファスナ等を用いて)。ばね160は、付勢力をアンテナ・トレース162に印加して、正又は接地アンテナ給電接続を形成することができる。
図16の例示的構成において、アンテナ40及び伝送線92は、共通の基板から形成される。基板166は、プリント回路又は他の誘電体から形成され、伝送線92を形成するのに伝送線導体168が用いられる第1の部分と、アンテナ40の共振要素構造体及び/又は接地構造体を形成するのにアンテナ・トレース170が用いられる第2の部分とを有する。バイア172のような1又は2以上のバイアは、基板166を通って延びることができ、正及び接地アンテナ給電接続を形成するのに用いることができる。
スタイラス10のハウジングは、金属、プラスチック、炭素繊維複合材、及び他の繊維複合材、ガラス、セラミック、他の材料、及びこれらの材料の組み合わせから形成することができる。スタイラス10の細長い本体のシャフト部分16の側断面図が、図17に示される。図17に示されるように、電気コンポーネント190は、スタイラス10の本体の内部キャビティ188内に取り付けることができる。コンポーネント190は、集積回路、センサ、バッテリ構造体、コネクタ、スイッチ、及び他の回路(例えば、図2の制御回路30及び/又は入力・出力回路44)を含むことができる。コンポーネント190は、基板186のような1又は2以上の基板上に実装することができる。基板186は、プリント回路(例えば、ガラス繊維充填エポキシなどのリジッドプリント回路基板材料から形成されたリジッドプリント回路、又はポリイミドの可撓性シート又は他の可撓性ポリマー層から形成されたフレキシブルプリント回路)などの誘電体支持構造体とすることができる。
内部キャビティ188は、層180、182及び184のような1又は2以上の材料層によって取り囲むことができる。これらの材料層は同心の円筒状管を形成することができ、金属、プラスチック、ガラス、セラミック、他の材料、及び/又はこれらの材料の2つ又はそれ以上から形成することができる。一例として、外側層180は、スタイラス10のための表面的外側として機能するプラスチック管を形成することができ、中間層182は、スタイラス10に構造的支持を与える金属管を形成することができ、内側層184は、支持構造体として機能するプラスチック管を形成することができる。一般に、管180は、金属、プラスチック、又は他の材料から形成することができ、管182は、金属、プラスチック、又は他の材料から形成することができ、管184は、金属、プラスチック、又は他の材料から形成することができる。別の例示的構成では、内側管184を省くことができ、管180は、金属、プラスチック、又は他の材料から形成することができ、管182は、金属、プラスチック、又は他の材料から形成することができる。シャフト16が単一の管を含む構成、又は大きな内部キャビティ部分をもたない中実部分を含む構成を用いることもできる。
図18のスタイラス10の側断面図に示されるように、アンテナ40は、スタイラス10の端部22に形成することができる。このタイプの構成を用いて、ユーザの手でアンテナ40を不注意に遮る危険性を最小にすることができる。
図18のスタイラス10の端部22に取り付けるための例示的なアンテナの斜視図が、図19に示される。図19に示されるように、アンテナ40は、成形プラスチック支持部200のような3次元支持部構造上に形成される金属トレースを有することができる。アンテナ40は、逆F形アンテナとすることができ、金属トレースは、アンテナ共振アーム108(例えば、図4のアーム108)、戻り経路110(例えば、図4の戻り経路110)、及びアンテナ接地104(例えば、図4の接地104)を形成する部分を含むことができる。ねじ206及び/又は他の導電性結合構造体を用いて、接地トレース部分104を、スタイラス10内の金属管又は他のアンテナ接地構造体に結合することができる。伝送線92は、接地104上の接地端子100に結合された接地導体と、正アンテナ給電端子98に結合された正導体とを有する同軸ケーブルを用いて、実装することができる。
必要に応じて、アンテナ40の背面は、磁石202のようなコンポーネントを受けるのに十分に大きい金属トレースから形成することができる(例えば、磁石202が、接着剤又は他の取り付け機構を用いて、方向204においてアンテナ40の背面上に取り付けられる場合)。図19のアンテナ40の背面図が、図20に示される。図20の破線202’は、磁石202を取り付けることができる場所を示す。動作中、アンテナ電流は、磁石202を通って流れることができる(すなわち、磁石202は、アンテナの部分を形成することができる)。アンテナ支持構造体200の上面は、スタイラス10のドーム状端部分内の取り付けに適合するようにドーム形状の構成を有することができ、又は他の適切な形状を有することができる。
図21は、支持構造体200上のアーム108に取り付けられた磁石202の側断面図である。図21に示されるように、磁石202をアンテナ40に取り付けるのに、導電性接着剤208を使用することができる。必要に応じて、磁石202を省くことができる(例えば、クリップ又は他の構造体がスタイラス10内に存在し、未使用時にスタイラス10を固定するのを助ける場合)。
図22のスタイラス10の端部22の側断面図に示されるように、図19のアンテナ40のようなアンテナを、スタイラス・ハウジング210のような1又は2以上の誘電体層で覆うことができる。ハウジング210は、プラスチック又は他の放射線透過性材料から形成することができる。図22の例において、アンテナ40は、スタイラス10の端部に形成されている。必要に応じて、アンテナ40は、スタイラス10の端部からオフセットした位置に配置することができる。図23に示されるように、例えば、アンテナ40は、スタイラスの端部14に直接隣接しない、位置20Aのような位置において、スタイラス10内に取り付けることができる(すなわち、位置20Aは、端部212からオフセットしており、部分20Bは、アンテナ40と端部212との間に配置される)。
図24に示されるように、スタイラス10は、キャップ218のような取り外し可能キャップを有することができる。キャップ218は、スタイラス10の端部22に取り付けること及びそこから取り外すことができる。スタイラス10は、コネクタ214のようなコネクタを有することができる。コネクタ214は、対応するコネクタ(例えば、対の一方の電子デバイス上のコネクタ)と嵌合する接点(ピン)216を有することができる。コネクタ214は、スタイラス10内のバッテリを充電し、設定及び他の情報を外部機器からスタイラス10に伝達し、及び/又は、データ又は電力をスタイラス10から外部機器に伝達するために用いることができる。アンテナ40は、コネクタ214から陥凹した、位置20Aのような位置に配置することができる。
キャップを有する例示的なスタイラスの側断面図が、図25に示される。図25に示されるように、スタイラス10は、(例えば、摩擦により)キャップ218を取り付けること、又は(例えば、キャップ218を外してコネクタ214を露出させることにより)取り外すことができる外側ハウジング232を有することができる。コネクタ214は、プリント回路、又は支持回路222(例えば、集積回路等)を実装できる他の構造体から形成することができる。フレキシブルプリント回路又は信号経路224のような他の信号経路を用いて、コネクタ214及び関連したコネクタ回路222を、プリント回路226及び該プリント回路226上のコンポーネント228に結合することができる。コンポーネント228は、図2の制御回路30及び入力・出力回路44を形成するための回路を含むことができる。
アンテナ40は、スタイラス10の端部からオフセットした、領域20Aのような領域内に配置することができる(例えば、非アンテナ領域20Bは、スタイラス10の端部とアンテナ領域20Aとの間に配置することができる)。
金属管220は、ハウジング232内に取り付けることができる。領域20Aにおいて、金属管220(又は、金属管の大部分)が存在せず、アンテナ40がハウジング232の下に取り付けられることもある。ハウジング232は、放射線透過性のプラスチック管とすることができる。金属管220を領域20Aから取り除くことにより(例えば、管220内に開口部を形成することにより)、ハウジング232の部分222が、アンテナ40のためのアンテナ窓を形成することができる。金属管220が、領域20B内に存在せず、又は金属管の部分220’が領域20B内に配置されることもある。
図26に示されるように、図25のアンテナ40は、支持構造体234のような誘電体支持構造体上の金属トレースから形成することができる。支持構造体234は、プラスチック管又は他の誘電体支持構造体(例えば、多管構成内の内側管)とすることができる。支持部234上に形成されたアンテナ・トレースは、アンテナ共振要素アーム108、給電装置112のための金属構造体、戻り経路110を形成する金属トレース、及びアンテナ40を接地104に結合する金属トレースを含むことができる。伝送線92は、接地給電端子100に結合された外側コネクタと、正給電端子98に結合された内側導体とを有する同軸ケーブルとすることができる(一例として)。金属管220は、アンテナ接地104を形成するのに用いることができ、支持部234上のアンテナ・トレースにおける接地トレースに短絡され得る。必要に応じて、ケーブル92は、フォーム236のような導電性フォームのストリップ又は他の導電性材料(例えば、導電性ファブリック、金属箔等)で覆うことができる。これは、ケーブル92の接地及び遮蔽する助けとなり得る。
アンテナ40の金属トレースは、スタイラス10の周囲の一部又は全てを取り囲むことができる。図27及び図28は、2つの異なる例示的構成におけるスタイラス10の上面断面図である。図27の例において、アンテナ共振要素アーム108の金属トレースは、支持部234の周囲の全てではないが大部分の周りに延びる。図28の例においては、アンテナ共振要素アーム(リング)108の金属トレースは、支持部234の周り全体に延びる。図29は、リング・アンテナ(すなわち、図28の上面図に示されるような、支持部234の周り全体に延びる共振要素)を形成するために、アンテナ共振要素108の金属トレースをどのように構成できるかを示す。図29のリング・アンテナ40又は図26の逆F形アンテナなどのアンテナは、領域20A又は他の適切な領域のようなスタイラス10の領域内に形成することができる。アンテナ構造体は、プラスチック支持部上のパターン形成されたトレース、プラスチック支持部に巻き付けられたプリント回路上の金属トレース、プラスチック支持部に取り付けられた金属箔構造体、金属ハウジング構造体、又は他の適切な金属構造体から形成することができる。
図30は、支持構造体234上に形成された逆F形アンテナの例示的金属アンテナ・トレースの側面図である。アンテナ・トレースは、アーム108、戻り経路110、給電装置112、及び導電性接着剤237を用いて、アンテナ接地を形成するために金属管220(例えば、図26参照)に短絡させることができるストリップ104’のような金属ストリップを形成するためのトレースを含むことができる。
図31に示されるように、金属管220は、アンテナ40を収容するための開口部を形成する切り欠き部分を有する円筒形状を有することができる。図31の金属管220の斜視図が、図32に示される。図32に示されるように、垂直方向部分220’’を用いて、リング形状の上方部分220’を主部分220に取り付けることができる。
アンテナ40近傍のスタイラス10の壁部分の側断面図が、図33に示される。図33の例において、誘電体支持部234は、内側管の形状を有する。接地トレース104’のようなアンテナ40のアンテナ・トレース及び共振要素アーム108を、支持構造体234上に形成することができる。接地領域104において、金属管220は、導電性接着剤237を用いてトレース104’に短絡される。ねじ250は、金属管220を支持部234に取り付けるために使用することができ、管220(アンテナ接地として機能することができる)と接地トレース104’との間の電気接続を形成するのを助けることができる。プラスチック・ハウジング管232は、アンテナ40を覆うことができ、スタイラス10の最外層として機能することができる。
図34に示されるように、図25のプリント回路226は、コネクタ260のようなコネクタを有することができる。同軸ケーブル92は、コネクタ260を用いて、基板226上の無線周波数トランシーバ回路に結合することができる。ケーブル92は、金属管220内の開口部262を貫通することができ、アンテナ40を収容する管220内の開口部を通って、アンテナ給電装置112に結合することができる。導電性接着剤264は、金属管220へのケーブル92の接地導体の短絡を助けることができる。ケーブル92は、図26の導電性フォーム236のような導電性材料のストリップ、又は導電性ファブリック、金属、又は他の材料で覆うことができる。
1つの実施形態によれば、長手方向軸に沿って延び、周囲を有する、シャフトによって結合された先端部及び反対側の端部を有する細長い本体と、周囲の少なくとも一部に巻き付けられたアンテナとを含むコンピュータ・スタイラスが提供される。
別の実施形態によれば、コンピュータ・スタイラスは、複数の接触パッドを有する、反対側の端部におけるコネクタを含み、アンテナは、コネクタと先端部との間のシャフト上に配置される。
別の実施形態によれば、アンテナは、プラスチック管に巻き付けられたフレキシブルプリント回路を含む。
別の実施形態によれば、金属アンテナ共振要素は、プラスチック支持構造体上の金属アンテナ共振要素トレースである。
別の実施形態によれば、コンピュータ・スタイラスは、シャフトの少なくとも一部を形成する金属管を含む。
別の実施形態によれば、アンテナは、導電性接着剤によって金属管に短絡される金属トレースを有する。
別の実施形態によれば、コンピュータ・スタイラスは、同軸ケーブルを含み、金属管は、同軸ケーブルが通る開口部を有する。
別の実施形態によれば、アンテナは給電装置を有し、同軸ケーブルは給電装置に結合される。
別の実施形態によれば、コンピュータ・スタイラスは、同軸ケーブルの少なくとも一部を覆う導電性フォームのストリップを含む。
別の実施形態によれば、コンピュータ・スタイラスは、同軸ケーブルの少なくとも一部を覆う導電性フォームのストリップを含む。
別の実施形態によれば、アンテナは、周囲の全体に巻き付けられた金属アンテナ共振要素を有するリング・アンテナを含む。
別の実施形態によれば、長手方向軸に沿って延びるシャフトによって結合された先端部及び反対側の端部を有する細長い本体と、ドーム形状のプラスチック支持部上の金属トレースから形成された、反対側の端部におけるアンテナとを含むコンピュータ・スタイラスが提供される。
別の実施形態によれば、アンテナは磁石を含む。
別の実施形態によれば、アンテナは逆F形アンテナを含む。
別の実施形態によれば、アンテナは、戻り経路トレースによって結合されたアンテナ接地トレース及びアンテナ共振要素トレースを含む。
別の実施形態によれば、アンテナは、戻り経路トレースによって結合されたアンテナ接地トレース及びアンテナ共振要素トレースを含む。
別の実施形態によれば、アンテナ共振要素トレースは磁石に電気的に結合され、アンテナ電流が磁石を通る。
別の実施形態によれば、コンピュータ・スタイラスは、アンテナ共振要素トレース及びアンテナ接地トレースに結合されたアンテナ給電装置と、シャフトの少なくとも一部を形成し、アンテナ接地トレースに短絡された金属管とを含む。
別の実施形態によれば、コンピュータ・スタイラスは、アンテナ接地トレースに短絡されたねじ、及びアンテナ給電装置に結合された同軸ケーブルを含む。
別の実施形態によれば、コンピュータ・スタイラスは、アンテナ接地トレースに短絡されたねじ、及びアンテナ給電装置に結合された同軸ケーブルを含む。
1つの実施形態によれば、長手方向軸に沿って延び、周囲を有する、シャフトによって結合された先端部及び反対側の端部を有する細長い本体と、複数のコネクタ接触パッドを有する、反対側の端部におけるコネクタと、信号経路によってコネクタに結合された、シャフト内の電気コンポーネントと、電気コンポーネントとコネクタとの間にある、シャフト内のアンテナとを含み、シャフトは、アンテナが取り付けられる開口部を有する金属管と、金属管を覆い、開口部においてアンテナを覆うプラスチック外側管とを含むコンピュータ・スタイラスが提供される。
別の実施形態によれば、アンテナは、共振要素アームを有する逆F形アンテナと、導電性接着剤によって金属管に結合された接地と、共振要素アームと接地との間に延びる戻り経路とを含む。
別の実施形態によれば、アンテナは給電装置を含み、コンピュータ・スタイラスは、給電装置に結合された同軸ケーブルを含む。
別の実施形態によれば、金属管は付加的な開口部を有し、同軸ケーブルは付加的な開口部を通る。
別の実施形態によれば、コンピュータ・スタイラスは、同軸ケーブルの少なくとも一部を覆う導電性フォームのストリップを含む。
別の実施形態によれば、コンピュータ・スタイラスは、コネクタを覆う取り外し可能キャップを含む。
別の実施形態によれば、コンピュータ・スタイラスは、開口部においてアンテナを支持する内側プラスチック管を含む。
別の実施形態によれば、アンテナは、内側プラスチック管上の金属トレースを含む。
別の実施形態によれば、コンピュータ・スタイラスは、開口部においてアンテナを支持する内側プラスチック管を含む。
別の実施形態によれば、アンテナは、内側プラスチック管上の金属トレースを含む。
上記は単なる例示にすぎず、当業者であれば、説明された実施形態の範囲及び趣旨から逸脱することなく、種々の修正を行うことができる。上記の実施形態は、個々に又は任意の組み合わせで実施することができる。
10:スタイラス
14:先端部
16:シャフト
18、228:コンポーネント
20A、20B:領域
22、212:反対側の端部
26:長手方向軸
28:無線通信リンク
30:格納及び処理回路
32:入力・出力デバイス
34:無線通信回路
40:アンテナ
44:入力・出力回路
88、188:内部キャビティ
90:トランシーバ回路
92:伝送線(ケーブル)
94、96:線
98:正アンテナ給電端子
100:接地アンテナ給電端子
102:同調可能コンポーネント
104:アンテナ接地
106:アンテナ共振要素
108:アーム
110:戻り経路
112:アンテナ給電装置
120:タブレット・コンピュータ
122:ディスプレイ
124、210、232:ハウジング
126:ボタン
130:誘電体支持部
132:フレキシブル基板
134:誘電体支持部材
136:接着剤
138:誘電体支持部
140:ディスペンサ
142:コンピュータ制御ポジショナ
144:導電性インク
150:信号導体
152:ばね荷重ピン
154:金属トレース
156、164:誘電体基板
158:信号線
160:ばね
162、170:アンテナ・トレース
166、186:基板
168:伝送線導体
172:バイア
180:外側層
182:中間層
184:内側層
186:基板
190:電気コンポーネント
200:成形プラスチック支持部
202:磁石
206、250:ねじ
208、237、264:導電性接着剤
214、260:コネクタ
218:キャップ
220:金属管
224:信号経路
226:プリント回路
234:支持構造体
262:開口部
14:先端部
16:シャフト
18、228:コンポーネント
20A、20B:領域
22、212:反対側の端部
26:長手方向軸
28:無線通信リンク
30:格納及び処理回路
32:入力・出力デバイス
34:無線通信回路
40:アンテナ
44:入力・出力回路
88、188:内部キャビティ
90:トランシーバ回路
92:伝送線(ケーブル)
94、96:線
98:正アンテナ給電端子
100:接地アンテナ給電端子
102:同調可能コンポーネント
104:アンテナ接地
106:アンテナ共振要素
108:アーム
110:戻り経路
112:アンテナ給電装置
120:タブレット・コンピュータ
122:ディスプレイ
124、210、232:ハウジング
126:ボタン
130:誘電体支持部
132:フレキシブル基板
134:誘電体支持部材
136:接着剤
138:誘電体支持部
140:ディスペンサ
142:コンピュータ制御ポジショナ
144:導電性インク
150:信号導体
152:ばね荷重ピン
154:金属トレース
156、164:誘電体基板
158:信号線
160:ばね
162、170:アンテナ・トレース
166、186:基板
168:伝送線導体
172:バイア
180:外側層
182:中間層
184:内側層
186:基板
190:電気コンポーネント
200:成形プラスチック支持部
202:磁石
206、250:ねじ
208、237、264:導電性接着剤
214、260:コネクタ
218:キャップ
220:金属管
224:信号経路
226:プリント回路
234:支持構造体
262:開口部
Claims (20)
- 長手方向軸に沿って延び、周囲を有する、シャフトによって結合された先端部及び反対側の端部を有する細長い本体と、
前記周囲の少なくとも一部に巻き付けられたアンテナと、
を含むことを特徴とするコンピュータ・スタイラス。 - 複数の接触パッドを有する、前記反対側の端部におけるコネクタをさらに含み、前記アンテナは、前記コネクタと前記先端部との間の前記シャフト上に配置されることを特徴とする、請求項1に記載のコンピュータ・スタイラス。
- 前記アンテナはプラスチック管に巻き付けられたフレキシブルプリント回路を含むことを特徴とする、請求項2に記載のコンピュータ・スタイラス。
- 金属アンテナ共振要素は、プラスチック支持構造体上の金属アンテナ共振要素トレースであることを特徴とする、請求項2に記載のコンピュータ・スタイラス。
- 前記シャフトの少なくとも一部を形成する金属管をさらに含むことを特徴とする、請求項4に記載のコンピュータ・スタイラス。
- 前記アンテナは、導電性接着剤によって前記金属管に短絡される金属トレースを有することを特徴とする、請求項5に記載のコンピュータ・スタイラス。
- 同軸ケーブルをさらに含み、前記金属管は、前記同軸ケーブルが通る開口部を有することを特徴とする、請求項6に記載のコンピュータ・スタイラス。
- 前記アンテナは給電装置を有し、前記同軸ケーブルは前記給電装置に結合され、前記コンピュータ・スタイラスは、
前記同軸ケーブルの少なくとも一部を覆う導電性フォームのストリップをさらに含むことを特徴とする、請求項7に記載のコンピュータ・スタイラス。 - 前記アンテナは、前記周囲の全体に巻き付けられた金属アンテナ共振要素を有するリング・アンテナを含むことを特徴とする、請求項1に記載のコンピュータ・スタイラス。
- 長手方向軸に沿って延びる、シャフトによって結合された先端部及び反対側の端部を有する細長い本体と、
ドーム形状のプラスチック支持部上の金属トレースから形成された、前記反対側の端部におけるアンテナと、
を含むことを特徴とするコンピュータ・スタイラス。 - 前記アンテナは磁石を含むことを特徴とする、請求項10に記載のコンピュータ・スタイラス。
- 前記アンテナは逆F形アンテナを含み、前記アンテナは、戻り経路トレースによって結合されたアンテナ接地トレース及びアンテナ共振要素トレースを含むことを特徴とする、請求項11に記載のコンピュータ・スタイラス。
- 前記アンテナ共振要素トレースは前記磁石に電気的に結合され、アンテナ電流は前記磁石を通ることを特徴とする、請求項12に記載のコンピュータ・スタイラス。
- 前記アンテナ共振要素トレース及び前記アンテナ接地トレースに結合されたアンテナ給電装置と、
前記シャフトの少なくとも一部を形成し、前記アンテナ接地トレースに短絡された金属管と、
前記アンテナ接地トレースに短絡されたねじ、及び前記アンテナ給電装置に結合された同軸ケーブルと、
をさらに含むことを特徴とする、請求項10に記載のコンピュータ・スタイラス。 - 長手方向軸に沿って延び、周囲を有する、シャフトによって結合された先端部及び反対側の端部を有する細長い本体と、
複数のコネクタ接触パッドを有する、前記反対側の端部におけるコネクタと、
信号経路によって前記コネクタに結合された、前記シャフト内の電気コンポーネントと、
前記電気コンポーネントと前記コネクタとの間にある、前記シャフト内のアンテナと、
を含み、前記シャフトは、前記アンテナが取り付けられる開口部を有する金属管と、前記金属管を覆い、前記開口部において前記アンテナを覆うプラスチック外側管とを含むことを特徴とするコンピュータ・スタイラス。 - 前記アンテナは、共振要素アームを有する逆F形アンテナと、導電性接着剤によって前記金属管に結合された接地と、前記共振要素アームと前記接地との間に延びる戻り経路とを含むことを特徴とする、請求項15に記載のコンピュータ・スタイラス。
- 前記アンテナは給電装置を含み、前記コンピュータ・スタイラスは、前記給電装置に結合された同軸ケーブルをさらに含むことを特徴とする、請求項16に記載のコンピュータ・スタイラス。
- 前記金属管は付加的な開口部を有し、前記同軸ケーブルは前記付加的な開口部を通ることを特徴とする、請求項17に記載のコンピュータ・スタイラス。
- 前記同軸ケーブルの少なくとも一部を覆う導電性フォームのストリップをさらに含むことを特徴とする、請求項18に記載のコンピュータ・スタイラス。
- 前記コネクタを覆う取り外し可能キャップと、
前記開口部において前記アンテナを支持する内側プラスチック管と、
をさらに含み、前記アンテナは、前記内側プラスチック管上の金属トレースを含むことを特徴とする、請求項19に記載のコンピュータ・スタイラス。
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