JP3206034U - 懐中厨子 - Google Patents

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JP3206034U
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慎一郎 緒方
慎一郎 緒方
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株式会社保志
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Abstract

【課題】旅先等で自由に礼拝できる懐中厨子を提供する。【解決手段】懐中厨子は、任意形状から成る上段厨子1を有し、上方を開口し、この開口を覆うための鏡付の蓋4を設け、内部には形見や大切なものを入れる収納部が形成してあり、収納部には真鍮製の蓋が着脱自在に設けられている。上段厨子1の下には、上段厨子により覆われる開口10を設けた下段厨子9が用意され、この開口の中にはお椀12、水入れ13、真鍮製のおりん14と鳴らし玉15が入れられている。上段厨子と下段厨子を開き、中から各部品を取り出して揃え、任意に礼拝の対象とすることができる。【選択図】図4

Description

本考案は、旅行等に際し、カバンや懐中に入れて携行し、任意の場所で適時取り出して礼拝することができる懐中厨子に関するものである。
旅行等に際し、旅先まで携行し、旅館やホテル等において日常と同じく礼拝したいと願う人は多い。
しかし、そのためには礼拝の対象となるものがあるわけではないので、何かその代わりとなるものが欲しいと望む人は多い。
このようなことから、次のような提案がある。
特許文献1(実用新案登録第3196387号)。
この特許文献1は、
室内の省スペースに安置することができ、住宅事情が悪い都市部の人であっても、身近に手元供養(自宅供養)ができる遺骨を粉骨化して収納するための納骨箱と、納骨箱を収納可能な納骨仏壇であって、その構成は、
納骨箱は、粉骨化した遺骨を納めた納骨袋を収納する所要長さ、幅、深さを有して上方が開口した収納室を備える収納箱体と、収納箱体の開口を閉塞する蓋体と、から構成されており、納骨仏壇は、本尊や位牌等の礼拝仏具が供えられる厨子部の下方位置に納骨部を設け、納骨部には棚段が設けられて納骨箱を縦置きまたは平置きに収納可能な構成である。
しかし、上記特許文献1の場合、個人の遺骨を携行するだけで、礼拝のための厨子類がない。
このため、家庭の仏壇の前で礼拝するときに比べて物足りなさがある。
本考案は、この物足りなさ感を払拭することができる懐中厨子を提供するのが目的である。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の考案は、懐中厨子において、任意形状から成る上段厨子は、上方を開口し、この開口を覆うための蓋を設け、内部には形見や大切なものを入れる上方を開放した収容部が形成してあり、この収容部には蓋が着脱自在に設けられていると共に、前記上段厨子の下には、この上段厨子により覆われる取り出し口を上方に開口し、この開口した中にはお椀、水入れ、真鍮製のおりんと鳴らし玉を入れた納品下段厨子が具えられていること、を特徴とするものである。
また、請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の懐中厨子において、前記上段厨子と下段厨子は、木材をくり抜いて加工した平面視円形からなること、を特徴とするものである。
また、請求項3に記載の考案は、請求項1に記載の懐中厨子において、前記上段厨子の上方に形成した開口を覆う蓋は、上段厨子と蝶番で開閉自在に取り付けてあり、その内面には鏡が取り付けられていることを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の考案は、請求項1に記載の懐中厨子において、前記上段厨子の下縁と下段厨子の開口縁間には、下段厨子上に上段厨子を重ねたときに、妄りに外れたりしないように双方の合わせ目には永久磁石が取り付けられていること、を特徴とするものである。
なお、本考案において、上段厨子と下段厨子は、それぞれ平面視で円形としたが、この平面視の形状は四角形、六角形、楕円形等でもよく、携行に便利な形状であれば、その形状は限定されない。
また、それぞれの厨子部品の大きさも、上段厨子と下段厨子内に収まる大きさならば任意である。
本考案は以上の構成から成り、上段厨子と下段厨子を一体化することにより小型化と携帯に便利な形状となるため、バッグ等に収納してどこへでも携行し、任意の場所で自由に家庭の仏壇と同様に礼拝を行うことができる。
本考案に係る懐中厨子を組み立てた状態の全体を示す斜視図 上段厨子において蓋を開いた状態の斜視図 上段厨子において、蓋を開き、真鍮の蓋を取り外した状態の斜視図 下段厨子から上段厨子を取り外した状態の斜視図 (A)〜(D)下段厨子内に納めたおりんと鳴らし玉、水入れ、器類を取り外した状態の斜視図 上段厨子と下段厨子を一体に組み立てた状態の断面図
本考案に係る懐中厨子は、小型で携帯に便利な形状から成り、部品構成は仏壇とほぼ同じものが揃っている。
上段厨子と下段厨子は、それぞれ偏平化された小太鼓状を呈していて、重ねて持ち歩きしやすいように工夫されている。
図において、符号の1は上段厨子であって、この上段厨子1は上方を開口2した有底状を呈し、蝶番3により前記開口2を覆うように蓋4が取り付けられている。
また、蓋4の内面には、平鏡5が取り付けられていると共に、上段厨子1の内部には収納室6が形成されていて、この収納室6には真鍮製の蓋7が取り外し自在に取り付けられている。
なお、収納室6内には形見8や大切な物が収容できるようになっている。
9は下段厨子であって、この下段厨子9は腕状を呈し、開口10は前記上段厨子1を載せて下縁1aを重ね合わせることにより閉じられる。
そして、この上段厨子1と下段厨子9は、重ね合わせたときに永久磁石11で固定され、妄りに開いたりしないように工夫されている。
図5において、12は下段厨子9内に収容されている器、13は水入れ、14は真鍮製のおりん、15は鳴らし玉であって、携行あるいは収納時には図6に示すように器12、水入れ13、おりん14、鳴らし玉15の順で重ねるようにして下段厨子9内に納められている。
上記構成の懐中厨子は、上段厨子1及び下段厨子9を開放し、内部から任意に部品を取り出して祭壇を作り、思いのままに礼拝を行う。
1 上段厨子
2 開口
3 蝶番
4 蓋
5 平鏡
6 収納部
7 真鍮の蓋
8 形見
9 下段厨子
10 開口
11 永久磁石
12 器
13 水入れ
14 おりん
15 鳴らし玉

Claims (4)

  1. 任意形状から成る上段厨子は、上方を開口し、この開口を覆うための蓋を設け、内部には形見や大切なものを入れる上方を開放した収容部が形成してあり、この収容部には蓋が着脱自在に設けられていると共に、前記上段厨子の下には、この上段厨子により覆われる取り出し口を上方に開口し、この開口した中にはお椀、水入れ、真鍮製のおりんと鳴らし玉を入れた納品下段厨子が具えられていること、を特徴とする懐中厨子。
  2. 前記上段厨子と下段厨子は、木材をくり抜いて加工した平面視円形からなること、を特徴とする請求項1に記載の懐中厨子。
  3. 前記上段厨子の上方に形成した開口を覆う蓋は、上段厨子と蝶番で開閉自在に取り付けてあり、その内面には鏡が取り付けられていること、を特徴とする請求項1に記載の懐中厨子。
  4. 前記上段厨子の下縁と下段厨子の開口縁間には、下段厨子上に上段厨子を重ねたときに、妄りに外れたりしないように双方の合わせ目には永久磁石が取り付けられていること、を特徴とする請求項1に記載の懐中厨子。
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