JP3205941B2 - 自動絞り調整装置 - Google Patents

自動絞り調整装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動絞り調整装置を有す
るテレビジョンカメラにおいて、映像信号に係る出力信
号を入力信号に基づいてガンマ補正するに当たってこの
補正量の操作に関する。
【0002】
【従来の技術】受像機のブラウン管の光学特性の補正を
テレビジョンカメラ側で行う非線形処理としてガンマ補
正が知られている。かかるガンマ補正は、図5に示すよ
うに、映像入力信号Yに対して、映像出力信号をY
r (γ:ガンマ補正係数)とするものである。 ところ
で、テレビジョンカメラにおいて、自動絞り調整に用い
られる測光方式は主に以下の方式がある。即ち、図3に
示すような映像信号4の尖頭値1が基準値3と同一にな
るように絞りを調整する尖頭値測光方式と、図4に示す
ような映像信号8の平均値が基準値7と同一になるよう
に絞りを調整する平均値測光方式とである。
【0003】テレビジョンカメラによっては、前記尖頭
値測光方式と平均値測光方式とを切替える機能を有して
いるものがある。ここで、主に明るい被写体を重点的に
撮影する場合は画面の全ての部分において映像を飽和さ
せないで前記尖頭値測光方式を用いて絞り調整を行い、
一方被写体の暗い所を主に重点的に撮影する場合は平均
値測光方式を用いて絞り調整を行う方法を採っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動絞り調整装置に係る尖頭値測光方式は、大きい輝度
範囲の被写体を有限の階調しか表現できないカメラにお
いて、原理的に平均値測光方式に比較して、被写体の明
るさの程度の輝度の高い部分を重点的に階調差が付くよ
うにする方式である。しかし、どちらの測光方式におい
ても、撮像しようとする目的の被写体を階調度のある範
囲に設定するのが目的である。ここで、尖頭値測光の場
合は輝度の高い部分を基準にするため、この輝度の高い
部分を階調度のある範囲の中央ではなく、階調度のある
範囲の限界に尖頭値を持った被写体のレベルを設定する
ことになる。この場合、尖頭値の輝度から離れた輝度を
持つ被写体の映像レベルは小さな値となり、モニターで
見た場合、暗くなりすぎてしまう場合が多い。効果とし
ては、コントラストがあって良い場合もあるかもしれな
いが、一般的には見にくい映像となる場合が多い。尖頭
値を持った被写体の映像レベルを階調度のある範囲外に
設定すれば、尖頭値のレベルは飽和してしまうため、尖
頭測光方式としての意味がなくなってしまう。平均値測
光方式による絞り制御における映像信号処理に加え、こ
の処理方法を基本において尖頭値レベル近辺の階調を崩
さず、かつ比較的低レベルの輝度の被写体の映像レベル
を上げて見やすくする技術が望まれていた。
【0005】本発明は、このような従来の実情に鑑みな
されたもので、尖頭値測光方式、あるいは平均値測光方
式を用いた自動絞り調整回路を有するテレビジョンカメ
ラにおける自動絞り調整装置において、夫々の方式に最
も適した階調度補正が行われるような自動絞り調整装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、レンズ系若し
くは光源系に対して、映像信号の尖頭値が所定の第1基
準値と同一になるように絞りを調整する尖頭値測光方式
及び映像信号の平均値が所定の第2基準値と同一になる
ように絞りを調整する平均値測光方式のいずれかの方式
を選択して自動絞り調整を行うと共に、映像信号に係る
出力信号を入力信号に基づいてガンマ補正するガンマ補
正回路を有するテレビジョンカメラの自動絞り調整装置
において、尖頭値測光方式でのガンマ補正の演算式にお
けるガンマ補正係数を平均値測光方式でのガンマ補正の
演算式におけるガンマ補正係数より小さく設定して、尖
頭値測光方式での映像信号の補正量が平均値測光方式で
の映像信号の補正量よりも大きくするようにした。
【0007】
【作用】ガンマ補正係数が小さくなる程ガンマ補正前の
映像入力信号が小さい時に大きなレベル補正がなされ、
もってガンマ補正後の映像出力信号が大きくなるので、
尖頭値測光方式に係るガンマ補正係数を平均値測光方式
に係るガンマ補正係数より小さく設定することにより、
前記映像入力信号が小さい時には尖頭値測光方式に係る
レベル補正量が平均値測光方式に係るレベル補正量より
大きい。もって尖頭値のレベルを変えること無く前記映
像入力信号レベルが小さいとき即ち、画面の暗い部分
程、尖頭値測光方式では大きなレベル補正がなされるこ
ととなり、尖頭値測光方式を用いた自動絞り調整を行っ
ても被写体の暗い部分が観測し易い映像信号を得ること
ができる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1には本発明の一実施例に係る回路のブロック図
を示すものであり、本回路は測光方式に係る回路として
平均値測光方式に係るガンマ補正回路18と尖頭値測光方
式に係るガンマ補正回路19とを有し、また、自動絞り調
整回路として平均値測光自動絞り調整回路20と尖頭値測
光自動絞り調整回路21とを有している。
【0009】自動絞り調整回路系における制御ループに
おける映像信号のレベル検出は、図1における映像信号
17を対象にしており、その信号からそれぞれの測光方式
のための映像信号のレベル検出を行っている。平均値測
光レベル検出回路20は映像信号のレベル平均値が規定値
(例、ガンマ補正回路出力において70%値になる値)の
ときに、規定のレベルの電圧を出力し、尖頭値測光レベ
ル検出回路21は映像信号の尖頭値が規定のレベル(例、
ガンマ補正回路出力において 110%値になる値)のとき
に規定の電圧を出力するようになっている。このそれぞ
れの測光方式によって規定された映像信号の次段のガン
マ補正回路によって補正するようにしている。ここで測
光方式の選択に従ってこのガンマ補正のカーブを切り換
えている。
【0010】さらに、測光方式に係る回路と自動絞り調
整回路とは連動スイッチ22により連動して切換えられる
ようになっており、本回路に入力された映像信号17はガ
ンマ補正がなされた映像出力信号23及び絞りの制御信号
24として出力される。ここで、ガンマ補正回路18に係る
映像出力信号Hは、 H=Yr ・・・ 但し、Y ; ガンマ補正前の映像入力信号 γ ; 正規のガンマ補正係数(0<γ<1) なる式で表されるものであり、またガンマ補正回路19に
係る映像出力信号Sは、 S=Y(r-a) ・・・ 但し、Y ; ガンマ補正前の映像入力信号 γ−a ; ガンマ補正係数(0<γ<1,0<a<
γ) aは正規値からの補正量 なる式で表されるものである。
【0011】前記式で表される尖頭値測光方式に係る
ガンマ補正回路19においては、aが大きくなるに従って
γ−aは小さくなるので前記映像入力信号Yのレベルが
小さい時により大きなガンマ補正がなされるようにな
り、この範囲では、前記映像出力信号Sのレベルが大き
くなる。平均値測光の自動絞り調整回路においては、ガ
ンマ補正回路の入力信号レベルは映像の平均値レベルが
規定された値になるように絞りが制御され、尖頭値測光
においては、映像の尖頭値レベルが規定された値になる
ように絞りが制御される。ここで規定値はそれぞれ異な
る。平均値測光による絞り制御の場合は、輝度の高い部
分は結果と圧縮されることになる。これに比べ、尖頭値
測光による絞り制御が使用される多くの場合、尖頭値が
映像信号の規格としての上限値に設定されるため、映像
信号の平均値は、ガンマの補正係数が同一である場合、
通常では平均値測光に較べて低い。また逆にいえば、平
均値と尖頭値との差が大きく、尖頭値レベルを持った被
写体を主被写体として撮像する場合の絞り制御の方法と
して尖頭値測光方式がある。この尖頭値測光の場合で
も、平均値付近のレベルを持った被写体の画像を、少し
でも輝度レベルを上げて観測し易くするために、尖頭値
測光方式のガンマ補正係数を平均値測光方式における係
数の値より小さくしている。
【0012】即ち、図2に示すように、尖頭値測光方式
に係るガンマ補正係数を平均値測光方式に係るガンマ補
正係数より小さく設定することにより、前記映像入力信
号Yのレベルが小さい時には平均値測光方式に係るレベ
ル補正に比較して、尖頭値測光方式では大きなレベル補
正がなされ、その結果として、映像出力信号Sは映像出
力信号Hに比較して映像入力信号Yのレベルが小さい時
大きなレベルとなる。
【0013】もって尖頭値のレベルを変えることなく映
像入力信号Yのレベルが小さいとき即ち、画面の暗い部
分程、尖頭値測光方式では大きなレベル補正がなされる
こととなり、尖頭値測光方式を用いた自動絞り調整を行
っても被写体の暗い部分が観測し易い画像信号を得るこ
とが出来る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
尖頭値測光方式に係るガンマ補正係数を平均値測光方式
に係るガンマ補正係数より小さく設定するようにして自
動絞り調整を行う自動絞り調整装置としたので、被写体
の暗い部分程、尖頭値測光方式では大きなレベル補正が
なされることとなり、尖頭値測光方式を用いた自動絞り
調整を行っても被写体の暗い部分が観測し易い映像信号
を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る回路のブロック図
【図2】 尖頭値測光方式の場合と平均値測光方式の場
合のガンマ補正作用を示す特性図
【図3】 尖頭値測光方式の場合の映像信号を示す図
【図4】 平均値測光方式の場合の映像信号を示す図
【図5】 ガンマ補正を説明するための特性図
【符号の説明】
18 平均値測光方式に係るガンマ補正回路 19 尖頭値測光方式に係るガンマ補正回路 20 平均値測光自動絞り調整回路 21 尖頭値測光自動絞り調整回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/222 - 5/257 H04N 5/202

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズ系若しくは光源系に対して、映像信
    号の尖頭値が所定の第1基準値と同一になるように絞り
    を調整する尖頭値測光方式及び映像信号の平均値が所定
    の第2基準値と同一になるように絞りを調整する平均値
    測光方式のいずれかの方式を選択して自動絞り調整を行
    うと共に、映像信号に係る出力信号を入力信号に基づい
    てガンマ補正するガンマ補正回路を有するテレビジョン
    カメラの自動絞り調整装置において、 尖頭値測光方式でのガンマ補正の演算式におけるガンマ
    補正係数を平均値測光方式でのガンマ補正の演算式にお
    けるガンマ補正係数より小さく設定して、尖頭値測光方
    式での映像信号の補正量が平均値測光方式での映像信号
    の補正量よりも大きくしたことを特徴とする自動絞り調
    整装置。
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