JP3205588U - グリップ保護テープ - Google Patents

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正彦 秋山
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Abstract

【課題】印刷がグリップ保護テープの表面に強固に熱圧着され、擦れても容易に剥離せず、グリップに巻く際にヒビ割れが生じることがなく高い耐久性のある印刷を得ることができるグリップ保護テープを提供する。【解決手段】スポーツ用具や工具などのグリップに巻いて使用するグリップ保護テープの表面に熱圧着シートを用いて印刷を施す。熱圧着シートは、表面側からセパレーターフィルム、意匠層、接着層の順で構成され、裏面側から意匠層と接着層とをロゴ、マーク、文字などの印刷マークの形状に沿ってカットして印刷マーク以外をセパレーターフィルムから剥がして転写印刷部を形成し、グリップ保護テープの表面に熱圧着して印刷を施す。【選択図】図3

Description

本考案は、スポーツ用具や工具などのグリップに巻いて使用するグリップ保護テープに関し、特にロゴやマーク、文字などの印刷を施したグリップ保護テープに関する。
従来、テニス用ラケット、卓球用ラケット、野球やソフトボール、クリケット用バット、ホッケー用スティック、ゴルフクラブなどのスポーツ用具や、ハンマーやノコギリなどの工具などのグリップ部分に巻いて、滑り止め、吸汗、クッション、衝撃吸収などの効果を得るためのグリップ保護テープがよく知られている。例えば、特公平3−12546号公報(特許文献1)に開示された「グリップテープ」を一般的なグリップ保護テープの一般的な技術として示す。
また、これらのグリップ保護テープの表面には、発売元ブランドロゴ、マーク、チームロゴ、あるいは単に前記の名称や必勝などの適宜な文字がシルク印刷や箔押しなどで施されている。また、意匠性を高めるためにグラビア印刷を施したグリップ保護テープもある。例えば、特開2009−28250号公報(特許文献2)「グリップテープ」を参照。
特公平3−12546号公報 特開2009−28250号公報
ところで、前述したグリップ保護テープの表面に、箔押しによって印刷を施した場合、擦れによって容易に印刷が剥離したり、箔自体に伸縮性がないためにグリップ部分に巻く際に印刷にヒビ割れが生じたりといった印刷自体の耐久性の課題や、単色でしか印刷を施すことができずカラフルさに欠けるといった課題があった。また、シルク印刷で施した場合、素材に合った適切なインクを使用すれば箔押しのような課題は生じないが、多色印刷をするには色数分の版と印刷の手間が生じ一般的に低価格で販売されるグリップテープに対して多色印刷を施すにはコストが合わず低価格の売価を維持できないといった課題があった。さらに、特許文献2に示されるようなグラビア印刷を施した場合、耐久性についてはさほど問題はなく、カラフルな印刷が可能である反面、印刷の特性上大きなロットで印刷をしないとコストが著しく嵩むため不必要な数量の生産を余儀なくされ、小ロット、多品種の印刷には適さないといった課題があった。
そこで本考案は、上記課題を解消し、グリップ保護テープの表面への印刷耐久性向上、小ロットかつ低コストでカラフルな印刷を実現可能としたグリップ保護テープを提供することを目的とする。
上記の課題は本考案の請求項1によれば、スポーツ用具や工具、その他の物品のグリップに巻いて使用するグリップ保護テープであって、該グリップ保護テープの表面に熱圧着シートを用いて印刷を施したことで解決される。
上記の課題は本考案の請求項2によれば、該熱圧着シートは、表面側からセパレーターフィルム、意匠層、接着層の順で構成され、裏面側から意匠層と接着層とをロゴ、マーク、文字などの印刷マークの形状に沿ってカットして印刷マーク以外の意匠層と接着層とをセパレーターフィルムから剥がして除去することで転写印刷部を形成し、該グリップ保護テープの表面に該転写印刷部を熱圧着して印刷を施したことで解決される。
本考案においては、スポーツ用具や工具、その他の物品のグリップに巻いて使用するグリップ保護テープであって、該グリップ保護テープの表面に熱圧着シートを用いて印刷を施したので、印刷がグリップ保護テープの表面に強固に熱圧着され、擦れても容易に剥離せず、グリップに巻く際にヒビ割れが生じることがなく高い耐久性のある印刷を得ることができた。また、熱圧着シートは、種々カラーや柄などの多種多様なバリエーションを備えているので、好適なカラーや柄を選択してカラフルな印刷を施すことができ、しかもカラフルであることにかかわらず、小ロット、低コストでの生産が可能なので容易に多品種の印刷パターンを展開することが可能となった。
本考案の実施例を示す正面図である。 図1におけるA−A線断面図である。 熱圧着シートの説明図である。 熱圧着シートの説明図である。 カットしようとするマークの熱圧着シートの制作手順を説明図である。 テニスラケットにグリップ保護テープを巻きつけた状態を示す図である。
本考案の実施例について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明にあたっては、テニスラケット用のグリップ保護テープとして説明をする(図6参照)。図1は、本考案の実施例を示す正面図、図2は、図1におけるA−A線断面図である。
図1は、テニスラケット用のグリップ保護テープの本体(1)の表面(1a)に印刷(2)を施した状態を示している。また、図6は、テニスラケット(4)のグリップ(4a)にグリップ保護テープの本体(1)を巻きつけた状態を示す図で、図6に示す如く印刷(2)が現される。
本体(1)は、ポリエステル製不織布及びポリエステル樹脂から形成され、テニスラケット(4)のグリップ(4a)に巻いて、滑り止め、吸汗、クッション、衝撃吸収、太さ調整などの効果を得ることができる。
印刷(2)は、本体(1)の発売元のブランドロゴやマーク、チームロゴ、あるいは単に前記の名称や必勝などの適宜な文字が施される(以下、総称して「印刷マーク」という)。そして、印刷(2)は、印刷マークが形成された熱圧着シート(3)を本体(1)の表面(1a)の所望の適宜箇所にあてがって熱圧着(アイロンプレスともいう。熱をかけながら押圧して接着する方法)することにより施される。
図3及び図4は、熱圧着シート(3)の説明図である。熱圧着シート(3)は、図3に示されるように表面側からセパレーターフィルム(3c)、意匠層(3a)、接着層(3b)から構成される。意匠層(3a)と接着層(3b)は例えばポリエステルなどの素材からなり引っ張ったり伸ばしたりしてもひび割れない伸縮性を有する。また、熱圧着シート(3)は、種々カラーや柄などの多種多様なバリエーションを備えており、従来の箔押しやシルク印刷の課題であった多色印刷がコスト的に困難であるという課題を容易に解決しカラフルな印刷を低コストで実現することができる。また、グラビア印刷では困難であったカラフルな印刷を低コストかつ小ロットで生産したいといったユーザーニーズや、同様にグラビア印刷では困難であったメタリックカラーやホログラムで作成することも容易であり、さらなる意匠性を高めることができる。ちなみに熱圧着シート(3)の種々カラーや柄のバリエーションとは、ソリッドカラー、メタリックカラー、パールカラー、レインボーカラー、グラデーション、ホログラムであったり、迷彩柄、ストライプ柄、チェック柄、幾何柄、プリント柄など多種多様なものがあげられる。
次に、本体(1)に印刷(2)を施すために熱圧着シート(3)に印刷マーク部分を形成する必要がある。そのためには、機械を用いて意匠層(3a)と接着層(3b)の両層を印刷マークのデザインに沿って図3のカットライン(3d)に示されるようにカットし、転写印刷部(3e)すなわち印刷マークを形成する。そして転写印刷部(3e)以外の部分は取外部(3f)として、図4に示されるようにセパレーターフィルム(3c)から剥がして除去する。このようにして転写印刷部(3e)だけがセパレーターフィルム(3c)の裏面に残されて熱圧着シート(3)に印刷マークの転写印刷部(3e)が形成される。なお、熱圧着シート(3)の意匠層(3a)と接着層(3b)とをカットする機械とは、複雑なデザインの印刷マークであっても正確に短時間でカット可能なレーザーカッターやカッティングプロッターなどが好適に用いられるが、特に機械を限定するものではなく文具のカッターを用いても良い。
図5(A)乃至(E)は、前述した熱圧着シート(3)に印刷マークを形成する手順を順を追って詳細に説明したものである。
図5(A)は、熱圧着シート(3)を表面から見た状態を示している。セパレーターフィルム(3c)は、透明フィルムであるのでその下の層の意匠層(3a)に施されたカラーや柄が容易に判別できる。
図5(B)は、熱圧着シート(3)を裏面から見た状態を示している。印刷マークは裏面側を機械でカットして転写印刷部(3e)を形成するため印刷マークのデザインを反転(鏡像)させてカットする。
図5(C)は、熱圧着シート(3)を裏面から見た状態を示している。転写印刷部(3e)以外の余計な部分である取外部(3f)をセパレーターフィルム(3c)から剥がす。なお、図5(C)は剥がす途中の状態を示している。
図5(D)は、熱圧着シート(3)を裏面から見た状態を示している。図5(C)で示されたように転写印刷部(3e)以外の余計な部分である取外部(3f)のすべてがセパレーターフィルム(3c)から剥がされ、転写印刷部(3e)だけがセパレーターフィルム(3c)に残されている。この状態で熱圧着シート(3)に印刷マークが形成されたことになる。
図5(E)は、熱圧着シート(3)を表面から見た状態を示している。図5(D)に示された熱圧着シート(3)をひっくり返して表面から見た状態で、熱圧着シート(3)に形成された転写印刷部(3e)の印刷マークが正しく形成されていることが示されている。
このように印刷マークの転写印刷部(3e)が形成された熱圧着シート(3)を、印刷対象物である本体(1)の表面(1a)の印刷を施したい箇所にあてがって熱圧着することにより転写印刷部(3e)の接着層(3b)が熱によって溶融するとともに表面(1a)に圧着され印刷(2)が施される。このように施された印刷(2)は、本体(1)の表面(1a)に強固に熱圧着されているので擦れによって容易に剥離しない。また、伸縮性を有するためにグリップ部分に巻く際にヒビ割れが生じることがなく高い耐久性を得ることができる。さらに、熱圧着シート(3)は、種々カラーや柄などの多種多様なバリエーションを備えているので、好適なカラーや柄を選択してカラフルな印刷(2)を施すことができる。さらにまた、カラフルであってもグラビア印刷のように大きなロットを生産する必要はなく極端には本体(1)を1枚から生産することも可能であり、小ロット、多品種の印刷を低コストで実現することができる。なお、印刷(2)は、図1に示されるように本体(1)の一部に1箇所のみ施しても複数箇所に施しても良い。
以上の説明で本体(1)は、テニスラケット用のグリップ保護テープとして説明をしたが、スポーツ用具であれば、テニス用ラケット、卓球用ラケット、野球やソフトボール、クリケット用バット、ホッケー用スティック、ゴルフクラブなどのグリップ。工具であればハンマーやノコギリなどのグリップ。乗り物であれば自転車やオートバイなどのグリップや自動車のステアリング、手持ち品であればアタッシュケースやスーツケースなどのグリップなど、手でグリップする部分を有するものであれば特に物品を限定せず使用することができる。
1 本体
1a 表面
1b 裏面
2 印刷
3 熱圧着シート
3a 意匠層
3b 接着層
3c セパレーターフィルム
3d カットライン
3e 転写印刷部
3f 取外部
4 ラケット
4a グリップ

Claims (2)

  1. スポーツ用具や工具、その他の物品のグリップに巻いて使用するグリップ保護テープであって、該グリップ保護テープの表面に熱圧着シートを用いて印刷を施したことを特徴とするグリップ保護テープ。
  2. 該熱圧着シートは、表面側からセパレーターフィルム、意匠層、接着層の順で構成され、裏面側から意匠層と接着層とをロゴ、マーク、文字などの印刷マークの形状に沿ってカットして印刷マーク以外の意匠層と接着層とをセパレーターフィルムから剥がして除去することで転写印刷部を形成し、該グリップ保護テープの表面に該転写印刷部を熱圧着して印刷を施したことを特徴とする請求項1に記載のグリップ保護テープ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107115647A (zh) * 2017-04-17 2017-09-01 徐丰 一种塑料乒乓球拍
CN111907046A (zh) * 2020-07-10 2020-11-10 蒋楠 一种网球拍手柄缠内柄皮装置

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