JP3205125U - ブルートゥース受信機能付き楽器ケーブル - Google Patents

Abstract

【課題】ケーブルのブルートゥース受信機能を通じてタイムリーに軽音楽を放送することで、騒音干渉や音声共鳴の発生を抑え、結果的に現場の演奏効果を向上させることができるブルートゥース受信機能付きの楽器ケーブルを提供する。【解決手段】ブルートゥース受信機能付き楽器ケーブルは、音声入力端子１と、音声出力プラグ２と、音声入力端子１と音声出力プラグ２を接続するケーブルと、ブルートゥース（登録商標）受信装置とを備え、ブルートゥース受信装置の信号出力端子を音声出力プラグ２と接続する。本考案は楽器ケーブルにブルートゥース受信装置を設置することによって、ケーブルで楽器とスピーカーを接続後、ケーブルのブルートゥース受信機能を通じて携帯電話などのワイヤレスクライアントの音声信号を無線で受信・再生し、また音声出力プラグ２経由でスピーカーに転送し、楽器演奏前又は終了後に発生する騒音干渉や音声共鳴を抑え、現場の演奏効果を向上させる。【選択図】図３

Description

本考案は、楽器とスピーカーを接続するケーブルに関し、具体的にはブルートゥース（登録商標）受信機能付き楽器ケーブルに関する。

コンサート開催時に、ある楽器の独奏音などを増幅する必要がある場合、通常、一方を楽器に挿入し、もう一方をスピーカーに挿入するケーブルがある。より良い演奏効果を生じ、また観客が演奏音を鑑賞できるように、スピーカーを通じて楽器の演奏音を増幅する。しかし、実際のパフォーマンス過程中に、よく次の状況になる。この楽器を演奏する前に又は演奏終了後に、演奏者が準備中又は舞台から降りる時、舞台裏のスタッフがまだスピーカーの電源をオフにしていないため、騒音の干渉や音声の共鳴で、スピーカーが急に甲高いノイズを出し、観客に大きな刺激を与え、情緒を破壊し、更に出演効果に影響を与える。

本考案は、上記従来の問題点に鑑みなされたもので、ブルートゥース受信機能付きの楽器ケーブルを提供し、ケーブルのブルートゥース受信機能を通じてタイムリーに軽音楽を放送することで、騒音干渉や音声共鳴の発生を抑え、結果的に現場の演奏効果を向上させることを目的とする。

本考案の目的は、以下の技術案で達成する。

本考案に係るブルートゥース受信機能付き楽器ケーブルは、音声入力端子、音声出力プラグ及び音声入力端子と音声出力プラグを接続するケーブルから構成される。また、ブルートゥース受信装置を有し、前記ブルートゥース受信装置の信号出力端子が音声出力プラグと接続することを特徴とする。

具体的には、前記ブルートゥース受信装置は以下の部分から構成される。

ブルートゥース受信モジュールは、外付けのワイヤレス通信クライアントからのＲＦ（Ｒａｄｉｏ Ｆｒｅｑｕｅｎｔｌｙ）信号を受信し、またそれをデジタル音声信号に変換する。

ブルートゥース制御モジュールは、ブルートゥース受信モジュールと外付けのワイヤレス通信クライアントとの通信を制御し、またブルートゥース受信モジュールが受信したデータの信号出力端子への出力を制御する。

ブルートゥース給電モジュールは、ブルートゥース受信モジュールとブルートゥース制御モジュールに電源を提供する。前記ブルートゥース制御モジュールは、ブルートゥース給電モジュールやブルートゥース受信モジュールとそれぞれ接続し、前記ブルートゥース給電モジュールはブルートゥース受信モジュールと接続する。

前記ブルートゥース給電モジュールは、充電インターフェース、充電式電池及び給電回路から構成される。前記充電インターフェースは充電式電池と接続し、充電式電池は給電回路経由でブルートゥース受信モジュールやブルートゥース制御モジュールに給電する。

本考案は従来の技術に比べ、以下の利点及び有益な効果を有する。

本考案は、楽器ケーブルにブルートゥース受信装置を設置することにより、楽器をケーブルでスピーカーと接続後、ケーブルのブルートゥース受信機能で、携帯電話などワイヤレスクライアントの音声信号を無線で受信・再生し、また音声出力プラグでスピーカーに転送し、楽器演奏の開始前又は終了後の騒音干渉や音声共鳴の発生を抑え、現場の演奏効果を向上させる。

本考案に係るブルートゥース受信機能付き楽器ケーブルの構造見取り図である。 本考案に係るブルートゥース受信機能付き楽器ケーブルの分解図である。 本考案に係るブルートゥース受信機能付き楽器ケーブルのモジュールのダイアグラムである。

以下、実施例及び添付図面を参照して本考案を詳細に説明する。但し、本考案の実施方法はこれには限らない。

（実施例）
図１に示すように、本実施例に係るブルートゥース受信機能付き楽器ケーブルは、音声入力端子１、音声出力プラグ２及び音声入力端子１と音声出力プラグ２を接続するケーブル３、ブルートゥース受信装置４から構成される。ブルートゥース受信装置４の信号出力端子は音声出力プラグ２と接続する。

図２と図３に示すように、ブルートゥース受信装置４は以下の部分から構成される。

ブルートゥース受信モジュール４０１は、外付けのワイヤレス通信クライアントからのＲＦ信号を受信し、またそれをデジタル音声信号に変換する。

ブルートゥース制御モジュール４０２は、ブルートゥース受信モジュール４０１と外付けのワイヤレス通信クライアントとの通信を制御し、またブルートゥース受信モジュール４０１によるデジタル音声信号の信号出力端子への出力を制御する。

ブルートゥース給電モジュール４０３は、ブルートゥース受信モジュール４０１及びブルートゥース制御モジュール４０２に電源を提供する。ブルートゥース制御モジュール４０２は、ブルートゥース給電モジュール４０３とブルートゥース受信モジュール４０１とにそれぞれ接続される。ブルートゥース給電モジュール４０３は、ブルートゥース受信モジュール４０１に接続される。本実施例においては、前記外付けのワイヤレス通信クライアントとしてモバイルクライアントを選択する。上述した構造を通じて、楽器演奏の開始前又は終了後に、ブルートゥース受信モジュール４０１でモバイルクライアントと接続し、モバイルクライアントが放送する音声信号に対して、騒音干渉や音声共鳴の発生を抑え、結果的に現場の演奏効果を向上させる。

また、ブルートゥース給電モジュール４０３は、充電インターフェース４０３１、充電式電池４０３２及び給電回路４０３３から構成される。充電インターフェース４０３１は充電式電池４０３２と接続し、充電式電池４０３２は給電回路４０３３経由でブルートゥース受信モジュール４０１とブルートゥース制御モジュール４０２に給電する。

以上の記載は、単に本考案の好ましい実施例及び適用する技術原理であり、本考案を限定するものではない。本技術分野を熟知するいかなる技術者が、本考案の真髄と原理に乖離せずに実施した変更・修飾・代替・組合せ・簡略化は、いずれも本考案の技術的範囲に属するものである。

１…音声入力端子（楽器音声入力端子）、２…音声出力プラグ（音声出力端子）、３…接続するケーブル、４…ブルートゥース受信装置、４０１…ブルートゥース受信モジュール、４０２…ブルートゥース制御モジュール（ブルートゥース制御回路）、４０３…ブルートゥース給電モジュール、４０３１…充電インターフェース、４０３２…充電式電池、４０３３…給電回路

Claims (3)

1. 音声入力端子と、
   音声出力プラグと、
   前記音声入力端子と前記音声出力プラグを接続するケーブルと、
   ブルートゥース（登録商標）受信装置と、
   を備え、
   前記ブルートゥース受信装置の信号出力端子を前記音声出力プラグと接続する、
   ことを特徴とするブルートゥース受信機能付き楽器ケーブル。
2. 前記ブルートゥース受信装置は、
   外付けのワイヤレス通信クライアントからのＲＦ信号を受信し、受信したＲＦ信号をデジタル音声信号に変換するブルートゥース受信モジュールと、
   前記ブルートゥース受信モジュールと外付けのワイヤレス通信クライアントとの通信を制御し、前記ブルートゥース受信モジュールが受信したデータの信号出力端子への出力を制御するブルートゥース制御モジュールと、
   前記ブルートゥース受信モジュールと前記ブルートゥース制御モジュールに電源を提供するブルートゥース給電モジュールと、
   を備え、
   前記ブルートゥース制御モジュールは、前記ブルートゥース給電モジュールと前記ブルートゥース受信モジュールとにそれぞれ接続し、
   前記ブルートゥース給電モジュールは前記ブルートゥース受信モジュールと接続する、
   ことを特徴とする請求項１に記載のブルートゥース受信機能付き楽器ケーブル。
3. 前記ブルートゥース給電モジュールは、充電インターフェース、充電式電池及び給電回路から構成され、
   前記充電インターフェースが前記充電式電池と接続し、前記充電式電池から前記給電回路経由で前記ブルートゥース受信モジュールと前記ブルートゥース制御モジュールに給電する、
   ことを特徴とする請求項２に記載するブルートゥース受信機能付き楽器ケーブル。