JP3204816U - 赤外顕微鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】測定光に含まれる可視光が観察光とともにカメラに入射するのを防止することができる赤外顕微鏡を提供する。【解決手段】測定光源2が、位置調整用の可視光、及び、赤外光を測定光として照射する。観察光源3が、試料観察用の可視光を観察光として照射する。ビームスプリッタ6には、測定光及び観察光が同時に入射するとともに、可視光又は赤外光の一方を透過し、他方を反射させる。検出器4には、試料に照射された測定光がビームスプリッタ6を介して入射する。カメラ5には、試料に照射された観察光がビームスプリッタ6を介して入射する。遮蔽板7が、測定光源2からビームスプリッタ6までの測定光の光路上に設けられ、測定光に含まれる可視光を遮蔽する。【選択図】 図1

Description

本考案は、赤外光を測定光として試料に照射しながら、可視光を観察光として試料に照射することにより、試料の測定及び観察を同時に行うことができる赤外顕微鏡に関するものである。
赤外顕微鏡では、測定光としての赤外光(不可視光)を試料に照射し、試料からの反射光又は透過光を検出器で検出することにより、その検出信号に基づいて試料の分析を行うことができる。また、赤外顕微鏡は、観察光としての可視光を試料に照射し、その可視光で照らし出された試料表面の画像をカメラで撮影することにより、試料表面を観察することができる(例えば、下記特許文献1参照)。
この種の赤外顕微鏡では、測定光及び観察光が同じ光路を通って試料に導かれる。赤外顕微鏡には、例えば移動可能な反射ミラーが備えられており、この反射ミラーを光路に対して進入又は退避させることにより、測定光又は観察光のいずれか一方のみを選択的に試料に導くことができるようになっている。
特許第5867194号公報
しかしながら、上記のような赤外顕微鏡では、試料に対して測定光及び観察光を同時に照射することができない。そのため、観察光を用いて試料表面を観察しながら、試料からの測定光の反射光又は透過光を検出器で検出して試料を分析することができない。
そこで、例えばビームスプリッタを用いて、試料に対して同時に照射された測定光及び観察光を分離することにより、測定光を検出器に入射させながら、観察光をカメラに入射させることが考えられる。すなわち、測定光及び観察光の一方を透過し、他方を反射させるようなビームスプリッタを用いれば、測定光及び観察光を分離して、検出器及びカメラへと個別に導くことが可能である。
ところが、フーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)を用いた赤外顕微鏡では、FTIRの構造上、測定光に赤外光だけでなく可視光も含まれる。この測定光に含まれる可視光は、FTIRの干渉計内における移動鏡の位置を調整するための位置調整用のレーザ光であり、例えば赤色のレーザ光からなる。
このような測定光に含まれる赤色のレーザ光は、ビームスプリッタを介して、観察光とともにカメラに入射するため、撮影された画像にレーザ光の赤色のスポットが映り込んでしまうという問題がある。また、FTIRの干渉計内における光学素子で散乱した赤色のレーザ光成分についても、上記のような強いレーザ光線の周囲に広がった状態で観察光とともにカメラに入射し、撮影された画像に赤色のムラが発生する原因となる。
なお、赤色レーザ光は直線偏光なので、カメラに入射する光路に、レーザ光の偏光方向と直行するように偏光フィルタを入れることで、赤色のムラを若干緩和させることができる。しかし、散乱した赤色レーザ光成分は偏光方向が単一では無く、様々な方向成分を持つため、偏光フィルタを入れるだけでは赤色のムラを完全に消すことはできない。
本考案は、上記実情に鑑みてなされたものであり、測定光に含まれる可視光が観察光とともにカメラに入射するのを防止することができる赤外顕微鏡を提供することを目的とする。
(1)本考案に係る赤外顕微鏡は、測定光源と、観察光源と、ビームスプリッタと、検出器と、カメラと、遮蔽板とを備える。前記測定光源は、位置調整用の可視光、及び、赤外光を測定光として照射する。前記観察光源は、試料観察用の可視光を観察光として照射する。前記ビームスプリッタは、測定光及び観察光が同時に入射するとともに、可視光又は赤外光の一方を透過し、他方を反射させる。前記検出器には、試料に照射された測定光が前記ビームスプリッタを介して入射する。前記カメラには、試料に照射された観察光が前記ビームスプリッタを介して入射する。前記遮蔽板は、前記測定光源から前記ビームスプリッタまでの測定光の光路上に設けられ、測定光に含まれる可視光を遮蔽する。
このような構成によれば、測定光源から照射される測定光に含まれる可視光が、ビームスプリッタに入射するまでの間に遮蔽板により遮蔽される。したがって、ビームスプリッタを介して、測定光に含まれる可視光が観察光とともにカメラに入射するのを防止することができる。
(2)前記赤外顕微鏡は、光学フィルタをさらに備えていてもよい。前記光学フィルタは、前記測定光源から前記カメラまでの測定光に含まれる可視光の光路上に設けられ、特定の波長域のみを遮蔽する。この場合、測定光に含まれる可視光は赤色のレーザ光であってもよい。また、前記光学フィルタは、測定光に含まれる可視光の波長を含む赤色の一部を遮蔽してもよい。
このような構成によれば、測定光に含まれる可視光の波長を含む赤色の一部の波長が、カメラに入射するまでの間に光学フィルタにより遮蔽される。遮蔽板を設けた場合であっても、散乱した赤色のレーザ光成分が、ビームスプリッタを介してカメラに向かう場合があるため、光学フィルタを設けることにより、測定光に含まれる可視光が観察光とともにカメラに入射するのを効果的に防止することができる。
赤色の波長域(特に低波長側)を光学フィルタで遮蔽した場合には、カメラにより撮影される画像に含まれる赤色成分が少なくなりすぎ、カラーバランスが悪くなってしまう。これに対し、本考案のように測定光に含まれる可視光の波長を含む赤色の一部(特に高波長側)の波長のみを光学フィルタで遮蔽すれば、カメラにより撮影された画像に含まれる赤色成分が増加し、カラーバランスが悪くなるのを防止できる。
また、光学フィルタを用いることにより、赤色よりも長波長域を透過させることが可能となる。したがって、例えばビームスプリッタが可視光とともに近赤外光をカメラに導くような構成の場合には、例えば近赤外光を光学フィルタで透過させてカメラに入射させることにより、測定光源から照射される測定光に含まれる近赤外光をカメラで撮影して分析に用いることができる。
(3)前記赤外顕微鏡は、カセグレン鏡をさらに備えていてもよい。前記カセグレン鏡は、主鏡、及び、当該主鏡と同軸上に配置され、側方から複数のリブによって支持された副鏡を有し、前記主鏡の軸線上に形成された開口部から入射する測定光を前記副鏡で反射させた後、前記主鏡で反射させて前記副鏡の側方から試料に照射する。この場合、前記遮蔽板は、前記カセグレン鏡に入射する測定光の中央部を遮蔽してもよい。
このような構成によれば、カセグレン鏡に入射する測定光の中央部が遮蔽板により遮蔽されるが、中央部よりも外側の測定光は遮蔽されない。測定光の中央部は、副鏡で反射した後、主鏡で反射して再び副鏡側に向かう際、副鏡に遮られて試料には照射されない。したがって、測定光の中央部に可視光が含まれている場合には、その中央部の測定光を遮蔽板で遮蔽することにより、測定光に含まれる可視光を効果的に遮蔽することができるとともに、検出器に入射する測定光の光量が減少するのを防止することができる。
(4)前記遮蔽板は、当該遮蔽板を支持するための支持棒を有していてもよい。この場合、前記支持棒は、前記主鏡で反射して前記副鏡を支持する複数のリブのいずれかに向かう測定光を遮蔽する位置に配置されてもよい。
このような構成によれば、主鏡で反射して副鏡を支持する複数のリブのいずれかに向かう測定光が遮蔽板の支持棒により遮蔽されるが、複数のリブに向かわない測定光は遮蔽されない。複数のリブに向かう測定光は、当該リブにより遮られて試料には照射されないため、複数のリブのいずれかに向かう測定光を遮蔽する位置に支持棒を配置することにより、検出器に入射する測定光の光量が減少するのを防止することができる。
(5)前記カセグレン鏡は、前記副鏡の中心線を挟んで一方側の領域に入射する測定光を試料に照射し、試料からの反射光を前記副鏡の中心線を挟んで他方側の領域で反射させて前記ビームスプリッタに導くものであってもよい。この場合、前記遮蔽板は、当該遮蔽板を支持するための支持棒を有していてもよい。また、前記支持棒は、前記一方側の領域に入射する測定光を遮蔽しない位置に配置されてもよい。
このような構成によれば、反射測定を行う場合に、副鏡の中心線を挟んで一方側の領域に入射する測定光は、遮蔽板の支持棒により遮蔽されない。したがって、検出器に入射する測定光の光量が減少するのを防止することができる。
(6)本考案に係る別の赤外顕微鏡は、測定光源と、観察光源と、ビームスプリッタと、検出器と、カメラと、光学フィルタとを備える。前記測定光源は、位置調整用の可視光、及び、赤外光を測定光として照射する。前記観察光源は、試料観察用の可視光を観察光として照射する。前記ビームスプリッタは、測定光及び観察光が同時に入射するとともに、可視光又は赤外光の一方を透過し、他方を反射させる。前記検出器には、試料に照射された測定光が前記ビームスプリッタを介して入射する。前記カメラには、試料に照射された観察光が前記ビームスプリッタを介して入射する。前記光学フィルタは、前記測定光源から前記カメラまでの測定光に含まれる可視光の光路上に設けられ、特定の波長域のみを遮蔽する。測定光に含まれる可視光は赤色のレーザ光である。前記光学フィルタは、測定光に含まれる可視光の波長を含む赤色の一部を遮蔽する。
このような構成によれば、測定光に含まれる可視光の波長を含む赤色の一部の波長が、カメラに入射するまでの間に光学フィルタにより遮蔽される。このように、光学フィルタを設けることにより、測定光に含まれる可視光が観察光とともにカメラに入射するのを防止することができる。
赤色の波長域(特に低波長側)を光学フィルタで遮蔽した場合には、カメラにより撮影された画像に含まれる赤色成分が少なくなりすぎ、カラーバランスが悪くなってしまう。これに対し、本考案のように測定光に含まれる可視光の波長を含む赤色の一部(特に高波長側)の波長のみを光学フィルタで遮蔽すれば、カメラにより撮影された画像に含まれる赤色成分が増加し、カラーバランスが悪くなるのを防止できる。
また、光学フィルタを用いることにより、赤色よりも長波長域を透過させることが可能となる。したがって、ビームスプリッタが可視光とともに近赤外光をカメラに導くような構成の場合には、例えば近赤外光を光学フィルタで透過させてカメラに入射させることにより、測定光源から照射される測定光に含まれる近赤外光をカメラで撮影して分析に用いることができる。
本考案によれば、測定光源から照射される測定光に含まれる可視光が遮蔽板又は光学フィルタにより遮蔽されるため、測定光に含まれる可視光が観察光とともにカメラに入射するのを防止することができる。
本考案の一実施形態に係る赤外顕微鏡の構成例を示した概略図である。 カセグレン鏡の内部構成の一例を示した概略断面図である。 カセグレン鏡の外観構成の一例を示した概略平面図である。 遮蔽板の取付位置について説明するための概略図であり、透過測定が行われる場合を示している。 遮蔽板の取付位置について説明するための概略図であり、反射測定が行われる場合を示している。 遮蔽板の変形例について説明するための概略図である。
1.赤外顕微鏡の構成
図1は、本考案の一実施形態に係る赤外顕微鏡100の構成例を示した概略図である。この赤外顕微鏡100は、試料に対して赤外光及び可視光を照射することができる。赤外顕微鏡100には、試料ステージ1、測定光源2、観察光源3、検出器4、カメラ5、ビームスプリッタ6及びカセグレン鏡200などが備えられている。
試料ステージ1には、分析対象となる試料が載置される。試料ステージ1は、例えば水平方向(XY方向)及び鉛直方向(Z方向)に移動可能な構成となっている。本実施形態では、試料ステージ1を挟んで上方及び下方に1対のカセグレン鏡200が設置されている。
試料ステージ1に対して上方に設置されたカセグレン鏡200(上カセグレン鏡200A)、及び、試料ステージ1に対して下方に設置されたカセグレン鏡200(下カセグレン鏡200B)は、それぞれ同一の構成を有しているが、設置される向きが異なっている。上カセグレン鏡200A及び下カセグレン鏡200Bは、それぞれの軸線が鉛直方向に延びるように同軸上に配置される。
測定光源2は、FTIR(フーリエ変換赤外分光光度計)により構成されており、図示しない固定鏡及び移動鏡を用いて、赤外光の干渉波を発生させることができる。この測定光源2からは、赤外光だけでなく、レンズなどの光学系の位置を調整する際に使用する位置調整用の可視光も照射されるようになっている。すなわち、本実施形態における測定光源2は、位置調整用の可視光、及び、赤外光を測定光として照射する。位置調整用の可視光は、例えば赤外光の中央部(光軸上)を通過するように配置されているが、これに限られるものではなく、赤外光の中央部以外を通過してもよいし、赤外光の外側を通過してもよい。
測定光源2から出射した測定光は、カセグレン鏡200を介して試料ステージ1上に照射される。反射測定を行う際には、測定光源2から出射した測定光が、反射ミラー21,22,23,24,25,26,27で順次反射した後、上カセグレン鏡200A内に上方から導入される。反射ミラー25は、例えば反射面が放物面からなる放物面鏡により構成されており、平行光として反射ミラー25に入射した測定光は、当該反射ミラー25で反射することにより集光される。
反射ミラー25は、図1に破線で示すように、回転することにより反射面の角度を変更することができる。透過測定を行う際には、反射ミラー25の角度が変更されることにより、測定光源2から出射した測定光が、反射ミラー21,22,23,24で順次反射した後、反射ミラー25,28,29で順次反射し、下カセグレン鏡200B内に下方から導入される。
観察光源3は、試料観察用の可視光(例えば白色)を観察光として出射し、カセグレン鏡200を介して試料ステージ1上に照射する。観察光源3から出射する観察光は、測定光の光路と大部分が共通する光路を通ってカセグレン鏡200に導かれる。上記反射ミラー24は、例えばビームスプリッタにより構成されており、観察光源3から出射した観察光は、当該反射ミラー24を透過して、測定光と共通する光路上に導かれる。反射ミラー24を透過した観察光は、測定光源2から出射する測定光と同様に、反射ミラー25,26,27を介して上カセグレン鏡200A内に上方から導入することもできるし、反射ミラー25,28,29を介して下カセグレン鏡200B内に下方から導入することもできる。
図2は、カセグレン鏡200の内部構成の一例を示した概略断面図である。また、図3は、カセグレン鏡200の外観構成の一例を示した概略平面図である。図3は、図2における矢印Aの方向からカセグレン鏡200を見た図を示している。
カセグレン鏡200には、例えば主鏡201及び副鏡202が備えられている。主鏡201は、球面状の凹面からなる反射面211を有している。一方、副鏡202は、球面状の凸面からなる反射面221を有している。副鏡202の反射面221は、主鏡201の反射面211よりも小径である。
主鏡201及び副鏡202は、中空状のケーシング203により保持されている。主鏡201及び副鏡202は、それぞれの反射面211,221の中心が同一の軸線L上に位置するようにケーシング203に取り付けられている。より具体的には、主鏡201の反射面211に対して、副鏡202の反射面221が間隔を隔てて対向している。
ケーシング203における主鏡201の反射面211に対向する面には、例えば円形の開口部231が形成されている。図3に示すように、副鏡202は、開口部231の周縁から軸線L側に向かって放射状に延びる複数のリブ232によって側方(径方向外側)から支持され、開口部231の中央部に位置している。これにより、開口部231は、副鏡202の側方において、リブ232により複数の領域に区画されている。
図2に示すように、主鏡201には、軸線L上に開口部212が形成されている。測定光及び観察光は、当該開口部212から入射し、副鏡202の反射面221で反射した後、主鏡201の反射面211で反射する。このとき、主鏡201の反射面211で反射した光は、その一部が副鏡202により遮蔽されることとなるが、他の光は副鏡202の側方から開口部231を介して出射する。開口部231から出射した光は、ケーシング203の外部において測定位置Pに集光される。
図1〜図3に示すように、反射測定が行われる際には、上カセグレン鏡200A内に主鏡201側の開口部212から導入された測定光及び観察光が、副鏡202及び主鏡201で順次反射した後、副鏡202側の開口部231を介して試料ステージ1上の測定位置Pに上方から集光される。このとき、カセグレン鏡200(上カセグレン鏡200A)に入射する光は、副鏡202の第1領域R1で反射した後、主鏡201で反射して副鏡202の側方から測定位置Pに出射する(図2参照)。
測定位置Pに載置された試料からの反射光は、上カセグレン鏡200A内に副鏡202側の開口部231を介して再び入射し、主鏡201及び副鏡202で順次反射した後、主鏡201側の開口部212から出射する。このとき、測定位置Pにおける試料からの反射光は、主鏡201で反射した後、副鏡202の第2領域R2で反射して出射する(図2参照)。図2に示すように、第1領域R1及び第2領域R2は、軸線Lを挟んで互いに重ならないように位置している。このように、反射測定が行われる際には、副鏡202の中心線(軸線L)を挟んで一方側の領域(第1領域R1)に入射する測定光及び観測光が試料に照射され、試料からの反射光が副鏡202の中心線(軸線L)を挟んで他方側の領域(第2領域R2)で反射した後、主鏡201側の開口部212から出射する。
一方、透過測定が行われる際には、下カセグレン鏡200B内に主鏡201側の開口部212から導入された測定光及び観察光が、副鏡202及び主鏡201で順次反射した後、副鏡202側の開口部231を介して試料ステージ1上の測定位置Pに下方から集光される。このとき、カセグレン鏡200(下カセグレン鏡200B)に入射する光は、副鏡202の全体(第1領域R1及び第2領域R2)で反射した後、主鏡201で反射して副鏡202の側方から測定位置Pに出射する(図2参照)。そして、測定位置Pに載置された試料からの透過光が、上カセグレン鏡200A内に副鏡202側の開口部231を介して入射する。
上カセグレン鏡200A内に入射した光は、主鏡201及び副鏡202で順次反射した後、主鏡201側の開口部212から出射する。このとき、主鏡201で反射した光は、副鏡202の全体(第1領域R1及び第2領域R2)で反射した後、主鏡201側の開口部212から出射する(図2参照)。
カセグレン鏡200の主鏡201側の開口部212から出射した試料からの光(反射光又は透過光)は、ビームスプリッタ6に導かれる(図1参照)。このビームスプリッタ6は、可視光又は赤外光の一方を透過し、他方を反射させる。本実施形態では、ビームスプリッタ6が可視光を透過し、赤外光を反射させるような構成について説明するが、ビームスプリッタ6が赤外光を透過し、可視光を反射させるような構成であってもよい。
ビームスプリッタ6には、測定光源2からの測定光と、観察光源3からの観察光とが同時に入射する。したがって、測定光に含まれる赤外光は、ビームスプリッタ6で反射し、測定光に含まれる可視光及び観察光(可視光)は、ビームスプリッタ6を透過することとなる。
試料に照射され、試料で反射又は透過した赤外光(測定光)は、ビームスプリッタ6で反射した後、反射ミラー30で反射して検出器4に入射する。これにより、検出器4から検出信号が出力され、当該検出信号に基づいて試料の反射測定又は透過測定を行うことができる。一方、試料に照射され、試料で反射又は透過した可視光は、ビームスプリッタ6を透過した後、反射ミラー31で反射してカメラ5に入射する。これにより、可視光によって照明された画像をカメラ5で撮像し、その画像を確認することができる。
本実施形態では、測定光の光路上における反射ミラー23から下流側(反射ミラー23から検出器4まで)の部材と、観測光の光路上(観察光源3からカメラ5まで)の部材とが、本体部10に収容されている。本体部10には、接続部20が着脱可能となっており、この接続部20に反射ミラー21,22が収容されている。したがって、測定光源2から出射した測定光は、接続部20を介して本体部10内に導かれる。
測定光源2からビームスプリッタ6までの測定光の光路上には、測定光に含まれる可視光を遮蔽する遮蔽板7が設けられている。具体的には、測定光源2から接続部20への測定光の導入部である窓板(図示せず)に、例えば板金などにより形成された遮蔽板7が取り付けられている。ただし、遮蔽板7は、測定光源2からビームスプリッタ6までの測定光の光路上に設けられた構成であれば、接続部20に取り付けられた構成に限らず、本体部10内などの他の位置に取り付けられてもよい。
2.遮蔽板の取付位置
図4は、遮蔽板7の取付位置について説明するための概略図であり、透過測定が行われる場合を示している。図4では、透過測定が行われる場合に、カセグレン鏡200の副鏡202の側方において測定光及び観察光が通過する領域をハッチングで示している。また、図4では、測定光の光軸を基準として、副鏡202に対する遮蔽板7の相対的な位置を二点鎖線で示している。
図4に示すように、遮蔽板7は、カセグレン鏡200に入射する測定光の中央部、すなわち測定光の光軸を含む一定領域を遮蔽する。上述の通り、測定光の中央部には、位置調整用の可視光が含まれている。中央部よりも外側の測定光は、副鏡202で反射した後、主鏡201で反射して再び副鏡202側に向かう際、図4にハッチングで示すように、副鏡202の側方を通って試料に照射される。これに対して、測定光の中央部は、副鏡202で反射した後、主鏡201で反射して再び副鏡202側に向かう際、副鏡202に遮られて試料には照射されない。このような副鏡202に遮られる部分、すなわち赤外測定に寄与しない領域の測定光が、遮蔽板7により遮蔽されるようになっている。
このように、本実施形態では、測定光源2から照射される測定光に含まれる可視光が、ビームスプリッタ6に入射するまでの間に遮蔽板7により遮蔽される。したがって、ビームスプリッタ6を介して、測定光に含まれる可視光が観察光とともにカメラ5に入射するのを防止することができる。特に、本実施形態のように、測定光の中央部に可視光が含まれている場合には、その中央部の測定光を遮蔽板7で遮蔽することにより、測定光に含まれる可視光を効果的に遮蔽することができるとともに、検出器4に入射する測定光の光量が減少するのを防止することができる。
遮蔽板7は、例えば長尺の矩形状に形成されている。測定光源2では、例えばビームスプリッタとコンペンセータ(いずれも図示せず)との表面反射により、強い可視光が複数本横に並んで出射するため、それらのレーザビームが並ぶ方向に沿って長尺の遮蔽板7を設置することにより、測定光に含まれる可視光を効果的に遮蔽することができる。ただし、遮蔽板7の形状は、長尺の矩形状に限られるものではない。
遮蔽板7は、当該遮蔽板7を支持するための支持棒71を有している。この支持棒71は、測定光の中央部を遮蔽する位置に遮蔽板7を取り付けるためのものであり、本実施形態では、接続部20に支持棒71を介して遮蔽板7が取り付けられる。支持棒71は、カセグレン鏡200における副鏡202のリブ232と同程度、又は、それよりも細い棒状の部材である。
本実施形態では、図4に示すように、透過測定において主鏡201で反射して副鏡202を支持する複数のリブ232のいずれかに向かう測定光を遮蔽する位置に、遮蔽板7の支持棒71が配置されている。すなわち、図4にハッチングで示すような副鏡202の側方を通って試料に照射される測定光が、遮蔽板7の支持棒71により遮蔽されないように、当該支持棒71とリブ232の相対位置が設定されている。
この場合、主鏡201で反射して副鏡202を支持する複数のリブ232のいずれかに向かう測定光、すなわち赤外測定に寄与しない領域の測定光が遮蔽板7の支持棒71により遮蔽されるが、複数のリブ232に向かわない測定光は遮蔽されない。複数のリブ232に向かう測定光は、当該リブ232により遮られて試料には照射されないため、複数のリブ232のいずれかに向かう測定光を遮蔽する位置に支持棒71を配置することにより、検出器4に入射する測定光の光量が減少するのを防止することができる。
図5は、遮蔽板7の取付位置について説明するための概略図であり、反射測定が行われる場合を示している。図5では、反射測定が行われる場合に、カセグレン鏡200の副鏡202の側方において測定光及び観察光が通過する領域をハッチングで示している。また、図5では、測定光の光軸を基準として、副鏡202に対する遮蔽板7の相対的な位置を二点鎖線で示している。
本実施形態では、図5に示すように、副鏡202の中心線Xを挟んで一方側の領域(第1領域R1)に入射する測定光を遮蔽しない位置に、遮蔽板7の支持棒71が配置される。すなわち、副鏡202の中心線Xを挟んで他方側の領域(第2領域R2)に対応する位置に、カセグレン鏡200の副鏡202に対する遮蔽板7の支持棒71の相対位置が設定されている。
このように、反射測定を行う場合に、副鏡202の中心線Xを挟んで一方側の領域(第1領域R1)に入射する測定光は、遮蔽板7の支持棒71により遮蔽されないため、検出器4に入射する測定光の光量が減少するのを防止することができる。
ただし、遮蔽板7は、支持棒71を有する構成に限らず、支持棒71を有していない構成であってもよい。この場合、遮蔽板7は、接着又は吸着などの他の取付態様で、所定の取付位置に取り付けられてもよい。
3.遮蔽板の変形例
図6は、遮蔽板7の変形例について説明するための概略図である。この変形例では、遮蔽板7が、長尺の矩形状ではなく円形状に形成されている。より具体的には、遮蔽板7は、カセグレン鏡200の副鏡202を軸線Lに沿って見た形状(円形状)と同程度、又は、それよりも小さい形状を有している。
このように、遮蔽板7を円形状とした場合には、矩形状の場合とは異なり、軸線Lを中心とする遮蔽板7の角度を任意に設定できる。すなわち、遮蔽板7が矩形状の場合のように、測定光源2から複数本横に並んで出射する強い可視光が並ぶ方向に沿って、遮蔽板7を配置する必要がない。
図4において説明したように、透過測定が行われる場合には、カセグレン鏡200の副鏡202の側方において、ハッチングで示す領域を測定光及び観察光が通過する。図6の例においても、図4の場合と同様に、透過測定において主鏡201で反射して副鏡202を支持する複数のリブ232のいずれかに向かう測定光を遮蔽する位置に、遮蔽板7の支持棒71が配置される。このとき、軸線Lを中心とする遮蔽板7の角度を任意に設定できるため、遮蔽板7の支持棒71の位置を調整しやすい。
4.光学フィルタの構成
図1に示すように、反射ミラー31とカメラ5との間には、光学フィルタ8が設けられている。光学フィルタ8は、特定の波長域の光のみを遮蔽するノッチフィルタである。具体的には、赤色の波長である632.8nmを含む波長域が光学フィルタ8により遮蔽される。
本実施形態では、測定光源2から照射される測定光に含まれる可視光は、赤色のレーザ光である。したがって、反射ミラー31とカメラ5との間に光学フィルタ8を設けることにより、測定光に含まれる可視光をカメラ5に入射するまでの間に遮蔽することができる。遮蔽板7を設けた場合であっても、散乱した赤色のレーザ光成分が、ビームスプリッタ6を介してカメラ5に向かう場合があるため、光学フィルタ8を設けることにより、測定光に含まれる可視光が観察光とともにカメラ5に入射するのを効果的に防止することができる。
赤色の波長である632.8nmを含む波長域を光学フィルタ8で遮蔽する場合、この波長を中心波長にして、例えば590nm〜670nm程度の波長域を遮蔽するような光学フィルタ8を用いることが考えられる。このように、赤色の波長域(特に低波長側)を光学フィルタ8で遮蔽した場合には、カメラ5により撮影される画像に含まれる赤色成分が少なくなりすぎ、カラーバランスが悪くなってしまう。
そこで、本実施形態では、光学フィルタ8が遮蔽する波長の中心波長を長波長側にずらし、例えば620nm〜700nm程度の波長域を遮蔽するような光学フィルタ8を用いている。上記波長域は一例に過ぎないが、下限値は620nm程度であることが好ましく、上限値は780nm以下であることが好ましい。なお、光学フィルタ8の透過率や半値全幅は変更せず、中心波長のみをずらして光学フィルタ8が設計される。
このように、測定光に含まれる可視光の波長を含む赤色の一部(特に高波長側)の波長のみを光学フィルタ8で遮蔽すれば、カメラ5により撮影された画像に含まれる赤色成分が増加し、カラーバランスが悪くなるのを防止できる。
また、光学フィルタ8を用いることにより、赤色よりも長波長域を透過させることが可能となる。より具体的には、光学フィルタ8が遮蔽する波長域には、赤色以外の波長域が含まれておらず、近赤外光などの他の波長域は光学フィルタ8を通過するようになっている。したがって、例えばビームスプリッタ6が可視光とともに近赤外光をカメラ5に導くような構成の場合には、例えば近赤外光を光学フィルタ8で透過させてカメラ5に入射させることにより、測定光源2から照射される測定光に含まれる近赤外光をカメラ5で撮影して分析に用いることができる。
この例では、反射ミラー31とカメラ5との間に光学フィルタ8が設けられているが、測定光源2からカメラ5までの測定光に含まれる可視光の光路上であれば、他の位置に光学フィルタ8が設けられていてもよい。ただし、光学フィルタ8は、ビームスプリッタ6からカメラ5までの観察光の光路上に設けられていることが好ましい。
以上の実施形態では、反射測定及び透過測定の両方を行うことができるような赤外顕微鏡について説明した。しかし、本考案は、反射測定又は透過測定の一方のみを行うことができるような顕微鏡にも適用可能である。
1 試料ステージ
2 測定光源
3 観察光源
4 検出器
5 カメラ
6 ビームスプリッタ
7 遮蔽板
8 光学フィルタ
10 本体部
20 接続部
71 支持棒
100 赤外顕微鏡
200 カセグレン鏡
200A 上カセグレン鏡
200B 下カセグレン鏡
201 主鏡
202 副鏡
203 ケーシング
211 反射面
212 開口部
221 反射面
231 開口部
232 リブ

Claims (6)

  1. 位置調整用の可視光、及び、赤外光を測定光として照射する測定光源と、
    試料観察用の可視光を観察光として照射する観察光源と、
    測定光及び観察光が同時に入射するとともに、可視光又は赤外光の一方を透過し、他方を反射させるビームスプリッタと、
    試料に照射された測定光が前記ビームスプリッタを介して入射する検出器と、
    試料に照射された観察光が前記ビームスプリッタを介して入射するカメラと、
    前記測定光源から前記ビームスプリッタまでの測定光の光路上に設けられ、測定光に含まれる可視光を遮蔽する遮蔽板とを備えることを特徴とする赤外顕微鏡。
  2. 前記測定光源から前記カメラまでの測定光に含まれる可視光の光路上に設けられ、特定の波長域のみを遮蔽する光学フィルタをさらに備え、
    測定光に含まれる可視光は赤色のレーザ光であり、
    前記光学フィルタは、測定光に含まれる可視光の波長を含む赤色の一部を遮蔽することを特徴とする請求項1に記載の赤外顕微鏡。
  3. 主鏡、及び、当該主鏡と同軸上に配置され、側方から複数のリブによって支持された副鏡を有し、前記主鏡の軸線上に形成された開口部から入射する測定光を前記副鏡で反射させた後、前記主鏡で反射させて前記副鏡の側方から試料に照射するカセグレン鏡をさらに備え、
    前記遮蔽板は、前記カセグレン鏡に入射する測定光の中央部を遮蔽することを特徴とする請求項1又は2に記載の赤外顕微鏡。
  4. 前記遮蔽板は、当該遮蔽板を支持するための支持棒を有し、
    前記支持棒は、前記主鏡で反射して前記副鏡を支持する複数のリブのいずれかに向かう測定光を遮蔽する位置に配置されることを特徴とする請求項3に記載の赤外顕微鏡。
  5. 前記カセグレン鏡は、前記副鏡の中心線を挟んで一方側の領域に入射する測定光を試料に照射し、試料からの反射光を前記副鏡の中心線を挟んで他方側の領域で反射させて前記ビームスプリッタに導くものであり、
    前記遮蔽板は、当該遮蔽板を支持するための支持棒を有し、
    前記支持棒は、前記一方側の領域に入射する測定光を遮蔽しない位置に配置されることを特徴とする請求項3に記載の赤外顕微鏡。
  6. 位置調整用の可視光、及び、赤外光を測定光として照射する測定光源と、
    試料観察用の可視光を観察光として照射する観察光源と、
    測定光及び観察光が同時に入射するとともに、可視光又は赤外光の一方を透過し、他方を反射させるビームスプリッタと、
    試料に照射された測定光が前記ビームスプリッタを介して入射する検出器と、
    試料に照射された観察光が前記ビームスプリッタを介して入射するカメラと、
    前記測定光源から前記カメラまでの測定光に含まれる可視光の光路上に設けられ、特定の波長域のみを遮蔽する光学フィルタとを備え、
    測定光に含まれる可視光は赤色のレーザ光であり、
    前記光学フィルタは、測定光に含まれる可視光の波長を含む赤色の一部を遮蔽することを特徴とする赤外顕微鏡。
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