JP3204533U - 一種のキャップ - Google Patents

Abstract

【課題】良好な密封性を実現し、頻繁的な開閉を容易にするキャップを提供する。【解決手段】瓶の口に付けられる固定蓋１、固定蓋１内部に設置した外しやすい蓋２と押し蓋３を備え、外しやすい蓋２は円形構造でその周辺が固定蓋１内壁に固定され、固定蓋１先端に近い外し易い蓋２の部分にプルタブ２１があり、固定蓋１のてっぺんに環状のしゃくり溝１２がある、固定蓋１の先端にバックル１１があり、押し蓋３の末端と固定蓋１の末端が繋がっており、押し蓋３の底にしゃくり溝１２と合うリング３２がついており、押し蓋３の先端にバックル１１と合う留め金３１がある。【選択図】図１

Description

本考案は一種の密封器具、具体的に一種のキャップである。

キャップは瓶を密封するために使う器具であり、内容物の密封性を保ち、防犯や安全性面の機能を有する、瓶容器の包装における肝心な製品であるため、瓶製品に幅広く使われている。食品や飲料包装における重要な一環として、消費者がその製品と接触する最初の部分である。違う機能による異なった形状・操作方法のキャップ、例えば、ミネラルウォーター瓶のキャップは円形でひねるが、缶のプルタブは引っ張る。

瓶に積めるごま油や醤油、酢などは一回で使い切れないので、何回も使う必要のある調味料にとって、キャップの役割がもっと重要になってくる。しかし、今の調味料瓶のキャップは大体以下の問題を抱えている。

(１)密封性がよいが、頻繁的な開け閉めに向いていない。

(２)開閉操作に便利なキャップは密封性が悪い。市場には密封性も良く、開閉も便利なキャップが出回っていない現状である。

本考案の目的は、密封性がよく、操作に便利なキャップを提供することで、前述の問題を解決することを課題とする。

前述の問題を解決するために、本考案は採用した構成は以下のとおりである。

本考案の一種のキャップは、瓶の口に付けられる固定蓋（１）と、固定蓋（１）内部に設置した蓋（２）と、押し蓋（３）と、を備え、蓋（２）は円形構造でその周辺が固定蓋（１）内壁に脱着可能に固定され、蓋（２）の固定蓋（１）先端に近い部分に引っ張り可能なタブ（２１）が設けられ、固定蓋（１）の頂上に環状のしゃくり溝（１２）、固定蓋（１）の先端にバックル（１１）を有し、押し蓋（３）の末端と固定蓋（１）の末端が繋がっており、押し蓋（３）の底にしゃくり溝（１２）と合うリング（３２）、押し蓋（３）の先端にバックル（１１）と合う留め金（３１）を設けることを、特徴とする。

瓶の口に付けられる固定蓋（１）、固定蓋（１）内部に設置した外しやすい蓋（２）と押し蓋（３）を備える。

外しやすい蓋（２）は円形構造でその周辺が固定蓋（１）の内壁に固定されている。

固定蓋（１）先端に近い外し易い蓋（２）の部分にプルタブ（２１）がある。

固定蓋（１）のてっぺんに環状のしゃくり溝（１２）がある、固定蓋（１）の先端にバックル（１１）がある。

押し蓋（３）の末端と固定蓋（１）の末端が繋がっている。

押し蓋（３）の底にしゃくり溝（１２）と合うリング（３２）がついている。押し蓋（３）の先端にバックル（１１）と合う留め金（３１）がある。

本考案はしゃくり溝（１２）とリング、バックル（１１）と留め金（３１）で良好な密封性を保つことができ、留め金（３１）で開閉の動作を簡単にできる。したがって、本考案は良好な密封性と頻繁的な開閉を行い易くできるメリットがある。

本考案の構造説明図である。

図１を参照し、具体的な実施方式について本考案のキャップを説明する。

図１を参照すると、キャップは瓶の口（図示略）に付けられる固定蓋１、固定蓋１の内部に設置した外し易い蓋２と、押し蓋３と、を備えている。

外し易い蓋２は円形構造でその周辺が固定蓋１内壁に固定されている。

固定蓋１先端に近い外し易い蓋２の部分にプルタブ２１がある。プルタブ２１は指を引っ掛けて引っ張ることができる構造である。

固定蓋１の頂上に環状のしゃくり溝１２がある。固定蓋１の先端にバックル１１がある。

押し蓋３の末端と固定蓋１の末端が繋がっている。この末端同士がヒンジで連結されて固定蓋１に対して押し蓋３が揺動可能となっていることで、開閉が可能である。

押し蓋３の底にしゃくり溝１２と合うリング３２を設けている。押し蓋３の先端にバックル１１と合う留め金３１がある。

固定蓋１、外し易い蓋２、押し蓋３はポリプロピレン（PP）材料を使用するが、材料はこれに限定されるわけではない。

本考案のキャップの使用方法の一例を説明する。瓶に取り付ける時に、固定蓋１は瓶の口に固められる。初めて瓶につめる内容物を使用する時に、まず、バックル（１１）と留め金（３１）を外して、押し蓋３を開ける。プルタブ２１を引っ張って、外し易い蓋２を固定蓋１から外す。その後、瓶の中の内容物を使用する時に、留め金３１で押し蓋３を開けるだけで、瓶に入っている内容物を使用できる。内容物を使い終わったら、タブ２１を利用して蓋２を固定蓋１に固定し、押し蓋３を固定蓋１に閉めるだけでよい。

１…固定蓋
２…蓋
３…押し蓋
１１…バックル
１２…しゃくり溝
２１…プルタブ
３１…留め金
３２…リング

Claims (1)

1. 瓶の口に付けられる固定蓋（１）と、
   固定蓋（１）内部に設置した蓋（２）と、
   押し蓋（３）と、を備え、
   蓋（２）は円形構造でその周辺が固定蓋（１）内壁に脱着可能に固定され、
   蓋（２）の固定蓋（１）先端に近い部分に引っ張り可能なタブ（２１）が設けられ、
   固定蓋（１）の頂上に環状のしゃくり溝（１２）、固定蓋（１）の先端にバックル（１１）を有し、
   押し蓋（３）の末端と固定蓋（１）の末端が繋がっており、
   押し蓋（３）の底にしゃくり溝（１２）と合うリング（３２）、押し蓋（３）の先端にバックル（１１）と合う留め金（３１）を設けることを特徴とする、
   一種のキャップ。

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