JP3203495U - フェンス支柱 - Google Patents

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Abstract

【課題】施工が容易で耐用年数が長いフェンス支柱を提供する。【解決手段】フェンス支柱は、設置面Gに打設した支持杭10と、支持杭10に外挿した支柱本体20と、支持杭10と支柱本体20とを離脱可能に固定する固定手段30と、を備え、支柱本体20の下端部に形成した貫入部22を設置面Gに貫入させ、貫入部22と地上部21の範囲に亘って支持杭20と重合させて補強したことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案はフェンス支柱に関し、特に支柱の設置作業の作業効率が高く耐用年数が長い、フェンス支柱に関する。
従来のフェンス支柱には、地中に埋設したコンクリートブロックや鋼管の内部に支柱を配置し、モルタルを充填して固定するフェンス支柱がある。
また、特許文献1には、支柱と剛性基礎からなるフェンス支柱であって、コンクリートブロックからなる剛性基礎の埋設孔に支柱を挿入し、支柱の下端と埋設孔の下端との間に支柱を保持する保持手段を設けたフェンス支柱が開示されている。本発明によれば、支柱の長さを任意の長さとすることができ、支柱の形成に係る加工を簡便なものとすることができるとされている。
特開2006―328860号公報
従来のフェンス支柱には、次のような欠点がある。
<1>支柱と設置面との境界部に応力が集中するため、フェンスパネルの荷重によって支柱が変形したり破損しやすい。よって、支柱の耐用年数が短い。
<2>設置面に不陸がある場合、支柱の立設に先立って整地作業が必要となる。よって、作業効率が悪い。
<3>ブロック等を根入れする場合、予め設置面を掘削する必要があるため、作業効率が悪い。また、設置面に支柱を直接打設する場合、設置面への打込み抵抗が大きく、作業効率が悪い。
<4>支柱の打設に伴って支柱の内部に土砂やコンクリートが入り込む。よって、解体後の支柱は産業廃棄物扱いとなり、再利用することができない。
上記のような課題を解決するための、本考案のフェンス支柱は、設置面に打設した支持杭と、支持杭に外挿した支柱本体と、支持杭と支柱本体とを離脱可能に固定する固定手段と、を備え、支柱本体の下端部に形成した貫入部を設置面に貫入させ、貫入部と地上部の範囲に亘って支持杭と重合させて補強したことを特徴とする。
本考案のフェンス支柱は、固定手段は、自穿孔式ビスであり、支柱本体の地上部と支持杭の重合部に螺入して固定したことを特徴とする。
本考案のフェンス支柱は、支柱本体の外周面に、自穿孔式ビスを螺入するための下穴を有することを特徴とする。
本考案のフェンス支柱は、下穴の径が、自穿孔式ビスの径より小さいことを特徴とする。
本考案のフェンス支柱は、以上説明した構成であるため、次の効果を少なくともひとつ備えている。
<1>応力が最も集中する支柱本体と設置面との境界部が、支柱本体と支持杭との二重構造になるため、曲げ耐力が向上する。よって、支柱本体が変形しにくく、耐用年数が長い。
<2>支柱本体下端の貫入部を設置面に貫入して立設するため、設置面の不陸を解消するための整地作業が必要ない。よって、作業効率が非常に高い。
<3>支柱本体を、支持杭の外周に沿って設置面に打設するため、打込み抵抗が小さい。また、支持杭が鉛直方向への支柱本体のガイド機能を有する。よって、支柱本体の立設が容易である。
<4>支柱本体の下端部が支持杭で塞がれるため、支柱本体の内部に土砂等が入り込まない。よって、解体後、支柱本体を再利用することができる。
本考案に係るフェンス支柱の説明図。 図1の部分拡大図(1)。 図1の部分拡大図(2)。
以下、図面を参照しながら本考案のフェンス支柱について詳細に説明する。
<1>全体の構成(図1)。
本考案のフェンス支柱は、支持杭10と、支柱本体20と、固定手段30と、を備え、設置面Gに先行して打設した支持杭10に、支柱本体20を外挿して地中まで貫入し、支持杭10と支柱本体20とを固定手段30で離脱可能に固定してなる。
連続して立設した本考案のフェンス支柱の前面に、フェンスパネル40を付設し、取付具50で取り付けることで、フェンスを立設することができる。
<2>支持杭。
支持杭10は、支柱本体20を設置面Gに固定するための杭材である。
本例では、支持杭10に、両端を封鎖し、先細にテーパーさせた単管パイプ杭を採用する。但しこれに限られず、他の公知の材料を採用してもよい。
支持杭10の外径は支柱本体20の内径に対応する。すなわち、支持杭10に支柱本体20を外挿した際に、がたつきが生じない程度の径であることが望ましい。
<3>支柱本体。
支柱本体20は、フェンスパネル40を支持するための、中空の筒状体である。
本例では、支柱本体20に、防食メッキ仕上げの円筒鋼管を採用する。但しこれに限られず、他の公知の材料を採用してもよい。
支柱本体20の内径は支持杭10の外径に対応する。
支柱本体20の頂部はキャップ等で被覆する。
支柱本体20を設置面Gに貫入させた状態において、支柱本体20の、地上に突出した部分を地上部21、地中に貫入した部分を貫入部22とする。
<3.1>下穴(図2)。
支柱本体20の地上部21下部の外周面には、固定手段30を螺入するための下穴23を設ける。下穴23は支柱本体20の外周面を貫通しない、非貫通式とする。
下穴23の下穴径d1は、後述する自穿孔式ビスのビス径d2より小さくする(d1<d2)。
<4>固定手段。
固定手段30は、支持杭10と支柱本体20とを、離脱可能に固定する手段である。
本例では固定手段30として自穿孔式ビスを採用するが、これに限られず、他の公知の固定手段を採用してもよい。
本願のフェンス支柱は、固定手段30に自穿孔式のビスを用いるため、支持杭10と支柱本体20とを強固に固定できる一方、自穿孔式ビスを取り外すだけで、支柱本体20を支持杭10から容易に離脱させることができる。
[フェンス支柱の施工方法]
次に、本願のフェンス支柱の施工方法について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<1>支持杭の打設。
電動ハンマーや油圧ブレーカー等を使用して、設置面Gに支持杭10を打設する。支持杭の打設方法は公知であるため、ここでは詳述しない。
支持杭10の全長の1/3程度を設置面Gから地上に突出させる。
<2>支柱本体の立設。
地上に突出した支持杭10の頭部に、支柱本体20を外挿する。
支柱本体20下端の貫入部22を、支持杭10の外周に沿って設置面G内に貫入させる。貫入部22の長さは支柱本体20の全長やフェンスの高さによって異なるが、本例では10〜20cm程度とする。
支持杭10の外周が支柱本体20のガイドの役目をするため、支柱本体20を設置面Gに円滑に貫入させることができる。
また、支柱本体20の貫入部22が支持杭10の外周と設置面Gとの隙間に入り込むため、打込み抵抗が少なく、支柱本体20を小さな力で貫入することができる。
支柱本体20内部に雨水等が入らないように、立設後の支柱本体20の頂部をキャップで被覆する。
本考案のフェンス支柱は、支柱本体20の地上部21と貫入部22との範囲に亘って、支持杭10を重合させて補強するため、変形しにくく、耐用年数が長い。
<3>支柱本体と支持杭の固定。
支柱本体20の外周から支柱本体20に内挿された支持杭10へと、固定手段30として自穿孔式ビスを螺入し、両者を固定する。自穿孔式ビスは、支柱本体20の地上部21の、高さの異なる複数個所に螺入することが望ましい。
支柱本体20の外周には下穴23が設けられているため、自穿孔式ビスを螺入しやすい(図2)。
また、下穴23は非貫通式であり、下穴径d1がビス径d2より小径であるため、自穿孔式ビスの螺入に伴い、自穿孔式ビスの外径が支柱本体20と支持杭10の内部に密着する(図3)。このため、自穿孔式ビスの螺入に伴う支柱本体20の断面欠損を最小限に抑えることができる。
10 支持杭
20 支柱本体
21 地上部
22 貫入部
23 下穴
30 固定手段
40 フェンスパネル
50 取付具
d1 下穴径
d2 ビス径
G 設置面

Claims (4)

  1. 設置面に打設した支持杭と、前記支持杭に外挿した支柱本体と、前記支持杭と前記支柱本体とを離脱可能に固定する固定手段と、を備えるフェンス支柱であって、
    前記支柱本体の下端部には、設置面に貫入されている貫入部を有し、前記支持杭は前記貫入部と地上部の範囲に亘って前記支持杭と重合して補強されていることを特徴とする、
    フェンス支柱。
  2. 前記固定手段は、前記支柱本体の地上部と前記支持杭の重合部に螺入して固定されている自穿孔式ビスであることを特徴とする、請求項1に記載のフェンス支柱。
  3. 前記支柱本体の地上部の外周面に、前記自穿孔式ビスを螺入するための下穴を有することを特徴とする、請求項2に記載のフェンス支柱。
  4. 前記下穴の径は、前記自穿孔式ビスの径より小さいことを特徴とする、請求項3に記載のフェンス支柱。
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