JP3203222B2 - 洗面化粧台 - Google Patents

洗面化粧台

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JP3203222B2
JP3203222B2 JP00887598A JP887598A JP3203222B2 JP 3203222 B2 JP3203222 B2 JP 3203222B2 JP 00887598 A JP00887598 A JP 00887598A JP 887598 A JP887598 A JP 887598A JP 3203222 B2 JP3203222 B2 JP 3203222B2
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mirror
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mirror cabinet
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良作 宇田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は洗面化粧台に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近車椅子利用者や子供などが利用しや
すいように、利用者に応じて洗面ボールを上下動し、所
望の高さで固定できる洗面化粧台が商品化されている。
このような洗面化粧台においては、洗面ボールとともに
その上部の鏡部も上下動させている。
【0003】しかし、洗面ボールと鏡部を合わせた重量
は重く、上下動構造をかなり頑丈にしなければならず、
コスト高を招いていた。また、このように重いと、車椅
子利用者や子供にとっては、上下動するのに力が必要と
なり、操作しにくいという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、鏡部は固定と
し、洗面ボール及びこれを支持するボール支持部のみを
上下動させる構成が考えられている。この場合、ボール
支持部は鏡部の前側にて上下動させる構成である。
【0005】しかし、この場合、ボール支持部の上動
時、ボール支持部の上部が鏡部の前側に下方から立ちは
だかる状態となり、鏡部の下方が使えず、車椅子利用者
や子供などにとっては、不便である。ボール支持部の上
部の前側に手鏡のようなものを別途持ってくるにして
も、これまた不便である。
【0006】本発明は、斯かる課題を解決するためのも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、家屋等の壁面
に非可動状態に固定され、前面に主鏡部を有するミラー
キャビネットと、このミラーキャビネットの下部に位置
する洗面ボールと、この洗面ボールが固定され、洗面ボ
ールとともに上下動するボール支持部とからなる洗面化
粧台において、前記洗面ボールの上部の前記ボール支持
部に第2ミラーキャビネットを備え、前記ボール支持部
は、上動時に前記第2ミラーキャビネットが前記ミラー
キャビネット内に下方から挿入し収納されるとともに、
下動時に前記第2ミラーキャビネットが前記ミラーキャ
ビネット内から下方へ出ていく構成とした。
【0008】また、前記第2ミラーキャビネットの前面
に補助鏡部を配置した。また、前記補助鏡部は、前記ボ
ール支持部の上動時に前記ミラーキャビネット内に下方
から挿入し収納されるとともに、下動時に前記ミラーキ
ャビネット内から下方へ出ていく構成とした。
【0009】
【発明の実施の形態】図1乃至図2において、1は本発
明の一実施例となる洗面化粧台本体、2は家屋等の壁面
4に、後述する主フレームを介して固定したミラーキャ
ビネット、3はボール支持部となる可動キャビネットで
ある。
【0010】ミラーキャビネット2において、5は前面
略中央に配置した主鏡部となる大鏡部、6は該大鏡部5
の右側部に配置した小鏡部、7は大鏡部5及び小鏡部6
の上部に配置し、洗面化粧台本体1の前部に位置する使
用者を照明する照明部、8は操作部、9は可動キャビネ
ット3に固定した陶器製の洗面ボールである。前記操作
部8は、大鏡部5の裏面に配設したヒータ(図示しな
い)に通電して、大鏡部5を加熱して表面のくもりを無
くすくもり止めスイッチ8a、照明部7をオンオフする
照明スイッチ8b、へヤードライヤーなどを使用可能と
するコンセント8cを配置している。
【0011】また、前記小鏡部6は、一方の長辺をミラ
ーキャビネット2に軸支されて開閉自在な構成とし、さ
らに小鏡部6の裏面にはヘヤークリームなどを収納する
収納棚(図示しない)が設けられている。
【0012】前記洗面ボール9は、シャワー10、該シ
ャワー10からの出湯量及び出湯停止を操作する水栓金
具11、洗面ボール9内底部に配置した排水口12、洗
面ボール9内側壁に設けた溢水口13、前記排水口12
の開閉を操作する操作つまみ14、水栓ボール9の下部
に配置されると共に、前面のネジ(図示しない)をはず
すことにより取り外しが可能となり、前記シャワー10
と水栓金具11とへの配管、及び排水口12と溢水口1
3からの配管を隠す点検パネル15、可動キャビネット
3を上下動可能とする操作レバー16を備えている。
【0013】また、可動キャビネット3は、洗面ボール
9の上部に取り付けられ、可動キャビネット3を最上部
まで移動したとき、ミラーキャビネット2内、即ちミラ
ーキャビネット2の大鏡部5及び小鏡部6の後側に完全
に挿入し収納され、可動キャビネット3を最下部に移動
させたとき、全て現われる第2ミラーキャビネット1
7、第2ミラーキャビネット17の前面でかつ大鏡部5
の裏面部に配置した補助鏡部となる第2鏡部18とを備
えている。
【0014】前記操作レバー16は、洗面ボール9の外
周縁部9a内に配置され、洗面ボール9の外周縁部9a
の前面部に略半円弧状に切欠いた切欠き部9bから覗く
構成としている。この構成により、使用者が使用中に、
不用意に操作レバー16に当接して、高さを変えてしま
うことを防止している。
【0015】また、前記第2鏡部18は、可動キャビネ
ット3を下方に移動、即ち洗面ボール9を下方に移動さ
せたとき、大鏡部5及び小鏡部6は壁面4に固定されて
いるので、上方に残ったままである。子供などの背の低
い使用者や車椅子利用者が、洗面ボール9を下げて使用
し、その際、鏡を見ようとしても、大鏡部5や小鏡部6
は高い位置にあって見れないが、可動キャビネット3を
下方に移動させたとき現われる第2ミラーキャビネット
17に第2鏡部18を配置しているので、この第2鏡部
18で見れるのである。
【0016】尚、19は可動キャビネット3を上方に移
動させたとき、点検パネル15の下部に現われる配管な
どを隠すフロントパネルである。
【0017】図3において、20は壁面4に固定され、
ミラーキャビネット2やフロントパネル19を固定する
メインフレーム、21はメインフレーム20の適所に設
けた補強材、22は正面視右側に配置し、可動キャビネ
ット3の可動を規制する右レール、23は同じく左レー
ル、24は右レール22と左レール23とに上下移動可
能に連結するレール連結部材、25はレール連結部材2
5に連結され、可動キャビネット3のフレームを形成す
る可動フレーム、26は該可動フレーム25とメインフ
レーム19の下部とを連結し、使用者の所望の高さで可
動キャビネット3を固定保持するガススプリング、27
は前記操作レバー16と連結し、ガススプリング25を
上下動可能な状態と固定保持状態とを切替える昇降機構
部である。
【0018】斯かる構成において、背の低い使用者が、
可動キャビネット3を下げる、即ち洗面ボールの位置を
低くする場合は、まず洗面ボール9の前面の切欠き部9
bから覗いている操作レバー16を片手で掴み、少し持
ち上げる。この時、操作レバー16からその動作が昇降
機構部27に伝えられ、ガススプリング26を上下動可
能な状態にする。
【0019】そして、洗面ボール9の上面を、あいてい
るもう一方の手で所望の位置まで押し下げる。すると、
洗面ボール9が下がるとともに、ミラーキャビネット2
の下部に第2鏡部18とともに第2ミラーキャビネット
が現われる。洗面ボール9が所望の位置に到達したと
き、操作レバー16を掴んでいた手を離す。この時、操
作レバー16から昇降機構部27に、この動作が伝わ
り、ガススプリング26を停止した位置に固定保持する
状態とする。
【0020】その後、使用者は、大鏡部5及び小鏡部6
を見るか、第2鏡部18を見て、水栓金具11などを操
作して、洗面化粧台本体1を使用するのである。
【0021】また、洗面ボール9の位置が低いので、高
くしたい場合、まず、洗面ボール9の切欠き部9bから
覗いている操作レバー16を片手でつかみ、持ち上げる
と共に、そのまま所望の位置まで持ち上げる。この時、
操作レバー16が持ち上げられた動作を昇降機構部27
に伝え、ガススプリング26を上下動可能な状態にし、
使用者の持ち上げる力で洗面ボール9を持ち上げる。第
2ミラーキャビネット17はミラーキャビネット2内に
挿入されつつ洗面ボール9が上昇する。
【0022】そして、所望の高さとなったとき、操作レ
バー16を離し、ガススプリング26を固定保持状態と
する。
【0023】その後、前述と同じように、使用者は、大
鏡部5及び小鏡部6を見ながら、また水栓金具を操作し
て洗面化粧台本体1を使用するのである。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、洗面ボールを上下動さ
せても、そのボール支持部でミラーキャビネットの主鏡
部を隠すことなく、大きく確保できるものである。ま
た、洗面ボールを下動させたとき、使用者の視線が前記
主鏡部より低くなって使用者の姿が主鏡部で見れなくな
っても、補助鏡部がその下方に存在するので、補助鏡部
でカバーされるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗面化粧台本体を示し、かつ洗面ボー
ルを上方に移動させた状態を示す図である。
【図2】本発明の洗面化粧台本体を示し、かつ洗面ボー
ルを下方に移動させた状態を示す図である。
【図3】本発明の洗面化粧台のフレームを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 洗面化粧台本体 2 ミラーキャビネット 3 可動キャビネット 4 家屋等の壁面 5 大鏡部 9 洗面ボール 17 第2ミラーキャビネット 18 第2鏡部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家屋等の壁面に非可動状態に固定され、
    前面に主鏡部を有するミラーキャビネットと、このミラ
    ーキャビネットの下部に位置する洗面ボールと、この洗
    面ボールが固定され、洗面ボールとともに上下動するボ
    ール支持部とからなる洗面化粧台において、前記洗面ボ
    ールの上部の前記ボール支持部に第2ミラーキャビネッ
    トを備え、前記ボール支持部は、上動時に前記第2ミラ
    ーキャビネットが前記ミラーキャビネット内に下方から
    挿入し収納されるとともに、下動時に前記第2ミラーキ
    ャビネットが前記ミラーキャビネット内から下方へ出て
    いく構成としたことを特徴とする洗面化粧台。
  2. 【請求項2】 前記第2ミラーキャビネットの前面に補
    助鏡部を配置したことを特徴とする請求項1に記載の洗
    面化粧台。
  3. 【請求項3】 前記補助鏡部は、前記ボール支持部の上
    動時に前記ミラーキャビネット内に下方から挿入し収納
    されるとともに、下動時に前記ミラーキャビネット内か
    ら下方へ出ていくことを特徴とする請求項2に記載の洗
    面化粧台。
JP00887598A 1998-01-20 1998-01-20 洗面化粧台 Expired - Lifetime JP3203222B2 (ja)

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JPH11206595A JPH11206595A (ja) 1999-08-03
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