JP3202156U - マイクロニードルの形成・収納用カートリッジ - Google Patents

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茂昭 井出
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Abstract

【課題】マイクロニードルの形成時から使用者がカートリッジよりマイクロニードルを取り外して使用する時まで、該マイクロニードルの無菌状態を維持する。【解決手段】マイクロニードルを形成して収納するための、上端3aを開口したキャビティ3と、該キャビティの上端に対し開閉自在の蓋体5とを備え、 該キャビティはマイクロニードルの突起に対応する孔を形成し得る底部3bを有し、該底部に孔を形成したキャビティ内にマイクロニードル形成剤を注入することによりマイクロニードルを一体に形成し、前記蓋体により該キャビティの上端を密閉することを特徴とするマイクロニードルの形成・収納用カートリッジ。【選択図】図1

Description

本考案は、マイクロニードルの形成・収納用カートリッジに関するものであり、更に詳しくは、皮下侵襲可能な又は非侵襲性のマイクロニードルを形成すると共にこれを収納するためのカートリッジ(容器)に係るものである。
近年、マイクロニードルによる薬物投与やワクチン投与などが実用に供されている。マイクロニードルとは、シール状のパッチにマイクロサイズの突起状の薬剤成分を剣山のように突設し、肌と密着させることによりその薬剤成分を皮下に浸透・溶解させるものである。マイクロニードルは無痛であるため、有痛の注射針より好まれる場合が多く、次世代経皮吸収製剤として注目を集めている。
しかし、従来のマイクロニードルにおいては、金型等のマイクロニードル形成手段によりマイクロニードルを形成した後、無菌状態を維持したまま該マイクロニードルを該マイクロニードル形成手段から取り出して包装し、無菌状態を維持したまま出荷し、保管しなくてはならず、手間やコストがかかるという欠点があった。
上記課題を解決するために、本考案は、カートリッジにマイクロニードルの「形成用金型」としての機能とマイクロニードルの収納容器としての機能とを持たせたものである。すなわち、カートリッジにマイクロニードルを形成して収納するためのキャビティと、該キャビティの開口上端に対し開閉自在の蓋体とを備えさせ、該キャビティ内でマイクロニードルを形成した後、該キャビティ内にマイクロニードルを収納したまま、該キャビティの開口上端を蓋体により密閉した状態で出荷、保管するようになし、以て、マイクロニードルの形成時から使用者がカートリッジよりマイクロニードルを取り外して使用する時まで、該マイクロニードルの無菌状態を維持し得るようにしたものである。
上記課題を解決するために、本考案は、下記のマイクロニードルの形成・収納用カートリッジを提供する。
(1)マイクロニードルを形成して収納するための、上端を開口したキャビティと、
該キャビティの上端に対し開閉自在の蓋体とを備え、
該キャビティはマイクロニードルの突起に対応する孔を形成し得る底部を有し、
該底部に孔を形成したキャビティ内にマイクロニードル形成剤を注入することによりマイクロニードルを一体に形成し、前記蓋体により該キャビティの上端を密閉することを特徴とするマイクロニードルの形成・収納用カートリッジ(請求項1)。
(2)前記キャビティ底部の孔はレーザー加工により形成する(請求項2)。
(3)前記蓋体は、カートリッジ本体と一体に形成する(請求項3)。
(4)他のマイクロニードルの形成・収納用カートリッジと分離自在に連結するための連結手段を備えている(請求項4)。
[請求項1の考案]
請求項1の考案によれば、形成されたマイクロニードルをマイクロニードル形成手段から一旦取り出してから包装・出荷する必要がなく、クリーンルーム内でマイクロニードルを形成した後、直ちに蓋体を閉じてキャビティを密閉した状態でカートリッジを出荷することにより、無菌状態が維持されたマイクロニードルを使用者に提供することができる。使用者は、使用の直前に蓋体を開いてキャビティからマイクロニードルを取り出すのである。すなわち、マイクロニードルは形成時から使用時まで無菌状態に維持することができる。なお、各カートリッジは、マイクロニードルを取り出した後、廃棄される。
[請求項2の考案]
キャビティ底部の孔は、レーザー加工により形成されるため、無菌状態で効率よく形成される。
[請求項3の考案]
蓋体は、カートリッジ本体と一体に形成されるため、カートリッジは効率よく、安価に製造される。
[請求項4の考案]
各カートリッジは、他のカートリッジと分離自在に連結するための連結手段を備えているため、カートリッジの保管、運搬時に好都合である。
図1は本考案において蓋体を開いた状態のカートリッジを示す斜視図である。 図2は同上カートリッジの断面図である。 図3は本考案における複数のカートリッジの連結状態を示す側面図である。 図4は本考案におけるカートリッジによるマイクロニードル製造過程を示す断面図である。 図5は本考案におけるカートリッジにより製造されたマイクロニードルを取り出す過程を示す断面図である。 図6は本考案におけるカートリッジにより製造されたマイクロニードルを用い皮膚に薬剤成分等を注入する状態の一例を示す側面図である。 図7は本考案におけるカートリッジにより製造されたマイクロニードルの平面図である。 図8は本考案におけるカートリッジにより製造されたマイクロニードルの側面図である。
符号1に示すものは、マイクロニードルの形成・収納用カートリッジである。カートリッジ1は、上端3aを開口したキャビティ3と、該キャビティ3の上端3aに対し開閉自在の蓋体5とを備えている。
キャビティ3は、マイクロニードルを形成して収納するための凹部である。キャビティ3は、図示の事例においては略円筒状に形成されているが、略三角筒状、略四角筒状等の略多角筒状体その他の形状に形成してもよい。
キャビティ3は、マイクロニードル7の突起9、9・・・に対応する孔11、11・・・を形成し得る底部3bを有している。図示の事例においては、マイクロニードル7は多数の突起9、9・・・を備えているが、突起9は単数であってもよい。すなわち、マイクロニードル7の突起9の数は、例えば、1〜1000本とする。また、マイクロニードル7の突起9は、例えば、太さが20μm〜100μm、長さが100μm〜1000μmとする。各突起9は、例えば先端を尖らせた錐体とする。キャビティ3の底部3bには、マイクロニードル7の突起9に対応する孔11を形成する。
底部3bに孔11、11・・・を形成したキャビティ3内にマイクロニードル形成剤13を注入することによりマイクロニードル7を一体に形成し、前記蓋体5により該キャビティ3の上端3aを密閉する。
前記キャビティ3底部3bの孔11、11・・・は、好ましくはレーザー加工により形成する。この場合、キャビティ3の底部3bはレーザー加工可能な熱加工性樹脂である必要があり、底部3bに図2の矢印15に示すように、レーザー光の照射により孔11、11・・・を形成する。また、キャビティ3の底部3bは孔11、11・・・を形成するに足る充分な厚みを必要とする。
蓋体5は、キャビティ3の開口した上端3aを密閉状態に保持し得るものであり、かつ、使用者がキャビティ3の上端3aから容易に外し得るものであることを要する。図示の事例においては、蓋体5は側壁部5aと天板部5bとよりなり、キャビティ3は底部3bから立ち上がる壁部3cを備え、該壁部3cの外方には蓋体5の側壁部5aの厚みに対応する隙間17を介して外壁部19を立設し、蓋体5の側壁部5aを該隙間17に圧入して蓋体5の天板部5bをキャビティ3の開口した上端3aに密接させるようにしている(図1参照)。なお、蓋体5にはキャビティ3の上端3aから該蓋体5を引き上げるための突片21を設けている。
蓋体5は、好ましくはカートリッジ1本体と一体に形成され、ヒンジ部23にて折曲自在とすることにより、キャビティ3の上端3aに対し開閉自在となす。すなわち、カートリッジ1と蓋体5とは、例えばポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂により一体に形成される。
各カートリッジ1は、好ましくは他のカートリッジ1と分離自在に連結するための連結手段25を備えている。連結手段25は、例えば、カートリッジ1の片面に突設した凸部27とカートリッジ1の他面に該凸部27に対応させて穿設した凹部29とよりなり、一方のカートリッジ1の各凸部27を他方のカートリッジ1の対応凹部29に挿嵌することにより複数のカートリッジ1を分離自在に連結するようになす。
本考案において、キャビティ3内に注入するマイクロニードル形成剤13としては、例えば、ヒアルロン酸、インスリン、インターフェロン、副甲状腺ホルモン、インフルエンザワクチン、マラリアワクチン、アルツハイマー病治療薬用ワクチン、抗癌剤治療薬等が考えられる。また、マイクロニードル形成剤13は、これらの薬剤等に他の成分を加えてなるものであっても差し支えない。
図4に示すように、キャビティ3内にマイクロニードル形成剤13を注入すると、キャビティ3の底部3bに形成された孔11、11・・・にマイクロニードル形成剤13が入り込み、突起9、9・・・を備えたマイクロニードル7が形成される(図7、図8参照)。
図5に示すように、マイクロニードル7は使用者がキャビティ3から取り外し使用する。使用時には、一例として図6に示すように、使用者は取り出したマイクロニードル7を肌31に密着させ、薬剤等のマイクロニードル形成剤13を皮下に浸透・溶解させる。
1 マイクロニードルの形成・収納用カートリッジ
3 キャビティ
3a 上端
3b 底部
3c 壁部
5 蓋体
5a 側壁部
5b 天板部
7 マイクロニードル
9 突起
11 孔
13 マイクロニードル形成剤
17 隙間
19 外壁部
21 突片
23 ヒンジ部
25 連結手段
27 凸部
29 凹部
31 肌


Claims (4)

  1. マイクロニードルを形成して収納するための、上端を開口したキャビティと、
    該キャビティの上端に対し開閉自在の蓋体とを備え、
    該キャビティはマイクロニードルの突起に対応する孔を形成し得る底部を有し、
    該底部に孔を形成したキャビティ内にマイクロニードル形成剤を注入することによりマイクロニードルを一体に形成し、前記蓋体により該キャビティの上端を密閉することを特徴とするマイクロニードルの形成・収納用カートリッジ。
  2. 前記キャビティ底部の孔はレーザー加工により形成することを特徴とする請求項1に記載のマイクロニードルの形成・収納用カートリッジ。
  3. 前記蓋体は、カートリッジの本体と一体に形成することを特徴とする請求項1又は2に記載のマイクロニードルの形成・収納用カートリッジ。
  4. 他のマイクロニードルの形成・収納用カートリッジと分離自在に連結するための連結手段を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のマイクロニードルの形成・収納用カートリッジ。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017143965A (ja) * 2016-02-16 2017-08-24 凸版印刷株式会社 経皮投与デバイス収容体
JP7033767B1 (ja) * 2021-09-12 2022-03-11 東洋レヂン株式会社 外耳・鼓膜の刺激用製品及び刺激器具

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