JP3201760B2 - 油井用改良管部材連結構造 - Google Patents

油井用改良管部材連結構造

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JP3201760B2
JP3201760B2 JP05387590A JP5387590A JP3201760B2 JP 3201760 B2 JP3201760 B2 JP 3201760B2 JP 05387590 A JP05387590 A JP 05387590A JP 5387590 A JP5387590 A JP 5387590A JP 3201760 B2 JP3201760 B2 JP 3201760B2
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    • F16L15/00Screw-threaded joints; Forms of screw-threads for such joints
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E21BEARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
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    • E21B17/02Couplings; joints
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属どうしのシールのために円錐形のシー
ル表面を有する油井用管部材に関し、更に詳細には、焼
付きを軽減した改良された高圧シールのために円錐形の
金属シールを具えた改良された油井用管部材連結構造に
関する。
〔技術背景〕
一つの構成部材を他の構成部材回りに回動させるよう
に設計された構造において、シール面の圧縮潤滑と摩擦
軽減のために溝が用いられてきた。例えば、機械装置の
設計においては、機械ブロックの孔内でシャフトが回動
しなければならない箇所に溝を具えたシャフトを設ける
ことは既知である。摩擦を軽減するためにシャフトに溝
が設けられ、圧縮された潤滑剤がこれらの溝を通じて流
れ、摺動面間の摩擦を軽減する。従って、これらの溝が
相互に連通して圧縮潤滑剤供給源に開口し、即ち、溝の
長さに沿って或いは溝の間に流体の連通が図られ、圧縮
流体が全ての溝を通じて流れて摩擦を軽減することが望
まれる。或いは、機械ブロックの内表面に載置されたシ
ャフトの回転が円滑であるように機械ブロックに溝が設
けられている。
ケーシング、穿孔パイプおよび配管を含む油井用管部
材は従来ネジ付きで40フィートの長さで使用されてい
る。管部材端部は、継手やピンと軸箱との連結の両方に
よって相互にネジ止め固定され、孔井の内部に降下され
る一連の管部材が形成される。管部材の内部と外部の間
で流体を分離する必要があり、このため従来、管端には
隣接する管部材即ち互に結合される管部材の類似した表
面との間に静的シールを形成するために、1つないしそ
れ以上の金属表面が設けられている。これらの管部材は
典型的に高回動力(ネジ力)によって連結されており、
かなりの軸方向荷重、例えば一連の管部材の重量が各連
結部に加わる。管部材間の金属どうしのシール面は最も
普通には円錐台形の形状である。高角度、例えば約15゜
のテーパ付きシール面は、軸方向力が増加したときに液
漏れし易く、一方、比較的長い低角度、例えば8゜未満
のテーパ付きシール面は連結作業の間に焼付を生じ易
い。
油井用管部材の金属どうしの円錐形シール面は比較的
平滑な表面肌に切削加工されており、切削工具の半径と
加工作業の送り速度は望ましい平滑面を仕上げるために
制御される。概ね、高速の送り速度によるシール面上の
機械加工溝は、管部材を連結する際に望ましくない焼付
を生じ易い抵抗力を惹起すると考えられており、避けら
れている。
油井用管部材の静的なシールのために、円錐形状の金
属表面で金属どうしの信頼性の高いシールを形成するた
めの改良された技術が求められている。特に、油井用管
部材の連結構造を組立る際に、金属表面どうしの望まし
くない焼付きは、特に比較的長く低角度のシール面にお
いて、重大な問題である。暫々、これらの金属表面どう
しは、最初の連結では望ましいシールを生じるが、“掛
け外し”作業を繰り返す間に金属シールが損傷し、形成
されたシールが実質的に次第に焼付をきたすようにな
り、シールの信頼性を大幅に損なう。
ある種の油井用管部材にはシールの信頼性を高めるた
めに1つまたはそれ以上のゴム性シールが設けられてい
る。しかしながら、このような一次シールを具えた管部
材は、概ね下降孔流体の広範な温度・圧力条件下では用
いられない。ゴムが下降時の著しい条件変化にさらされ
るからである。管部材のコストはこのようなシールに応
じて増加し、概ねゴムシールは連結作業を繰り返す際に
再利用できず、使用前にゴムの一次シールを点検しなけ
ればならない場合に掛け外しの時間がかかる。
従来の油井用管部材の他の不都合は、高い管内圧下で
低角度の金属どうしのシールのシール効果が低下するこ
とに関する。管部材のネジを連結するために通常用いら
れる潤滑剤はネジ溝からテーパ付きシール面に高圧下で
押込まれ、これにより円錐形シール面を径方向に離すの
に十分な力が生じ、管内圧が増加した際に液洩れがその
後生じるようになる。過剰なネジ潤滑剤を管内部に放出
させることにより、この圧力の高まりを除去する提案は
圧力流体を一方向に流すための装置を含むが、このよう
な装置は高価であり概ね信頼性に欠ける。管の内部とネ
ジとの間に2方向の通路を設けることにより、この圧力
の高まりを軽減する提案ではネジ潤滑剤を低コストで放
出できるが、管圧が増加した際に金属表面どうしを径方
向に離反させる流体圧を増加させる結果になる。
油井用管部材についての他の問題は、シール面に作用
する静的な力を適切に平衡させる管部材連結構造の設計
に関する。概ね金属シール面が位置する管部材ピン端で
は、シール面の径方向内側の管部材料は比較的薄い。従
って、構造上十分に完全でも、内部流体圧がこの薄い部
分を径方向内側に押し込みシールを破損するのを防止す
ることができない。一方、この部分が比較的厚いと、管
部材軸箱端のネジおよび/または金属シールは高圧に耐
えることができず、結合の破損やシール洩れを生じるこ
とになる。ピンと軸箱の両方が厚い場合には、締付圧、
即ち連結の際の機械的な締付けによって金属どうしのシ
ール面の間に生じる圧力が高過ぎて、これらの表面に望
ましくない付着性の摩耗や焼付きを生じ易くなる。
従来技術の不都合が本発明によって解消される。油井
用管部材の円錐形に類似したシール面の間で金属どうし
のシールを形成し、管内部の高圧下で、このような管部
材のシールの信頼性を改善するための改良された方法と
装置が以下に開示される。
〔発明の概要〕
本発明は 形成された油井内で潤滑剤を用いて金属管部材を同軸
的に連結するための油井用管部材連結構造であって: 各管部材が、軸方向に長い管体と、該管体内部の軸周
りの流路と、該管体の開口に近いネジ切りしたネジ端部
とを有し、ネジ端部は隣り合う管部材をネジによって構
造上相互に連結し、一つの管部材の一方の開口端は隣り
合う管部材の対応するシール面と液漏れのない金属どう
しのシール係合をなすための外側円周シール面を有し; さらに該シール面が付勢溝を有し、該付勢溝は、該外
側シール面のどの部分よりもネジに接近して軸方向に設
けられ、径方向に内側に向かってえぐられており、かつ
該付勢溝は過剰の潤滑剤を受容するために管部材のネジ
端部を円周に沿って囲んでおり、該管部材の結合部分の
断面肉厚を減少させるために、管部材連結構造の公称直
径の少なくとも3%の軸方向長さを有する 油井用管部材連結構造 を提供する。
本発明はまた 形成された油井内で潤滑剤を用いて金属管部材を同軸
的に連結するための油井用管部材連結構造であって: 各管部材が、軸方向に長い管体と、該管体内部の軸の
周りの流路と、該管部材の開口に近いネジ切りしたネジ
端部とを有し、ネジ端部は隣り合う管部材をネジにもっ
て構造上相互に連結し、一つの管部材の一方の開口端部
は隣り合う管部材の対応するシール面と液漏れのない金
属どうしのシール係合をなすための外側シール面を有
し; 該外側シール面が端部に、該管部材の軸に対して直角
の平面上に位置し、外側シール面から径方向内側に切り
込まれた焼き付き防止溝を有し、該焼き付き防止溝は管
部材のネジ端部を円周に沿って囲み、かつ該外側シール
面によって管部材内部流路から閉塞されており、該連結
構造を連結する際に金属シール面ネジとの間の焼き付き
を減少させるための潤滑剤を受容し; さらに該外側シール面が付勢溝を有し、該付勢溝は、
該外側シール面のどの部分よりもネジに近接して軸方向
に設けられ、径方向に内側に向かってえぐられ、かつ該
付勢溝は過剰の潤滑剤を受容するために管部材のネジ端
部を円周に沿って囲んでおり、さらに付勢溝は、管部材
の結合部分の断面肉厚を減少させるために、管部材連結
構造の公称直径の少なくとも3%の軸長にわたって管部
材の径方向に均一な深さを有する 油井管部材連結構造 を提供する。
本発明の特徴は、該連結構造が金属どうしのシール面
とネジとの間に軸方向に離れて配設された圧縮付勢溝を
含むことである。この付勢溝は、好ましくは連結構造の
ピン端にのみ設けられ、ネジ潤滑剤を受け入れる空隙を
与え、かつ増加した管圧が金属どうしのシール効果を高
めるように、連結構造ピン端のネジと金属どうしのシー
ル部分との間に比較的長く僅かに薄い壁部分を与える二
重の目的を果たす。ネジでの過剰の潤滑剤は、連結構造
の結合の際に金属どうしのシール面間で径方向の圧力が
引続き増加するのを防止し、これによりシールの信頼性
を高める。更にまた、管の内圧が増加するにつれ、付勢
溝によって形成されたピンの薄壁部分は、ピンでの金属
シール面の安全な径方向外側への撓みを許容してより一
層信頼性のある金属シールを形成する。
本発明の概念は、前述のようにピンと軸箱の連結構造
や、或いは隣接する管部材と中間継手を含む連結構造の
何れにも用いることができる。
本発明の他の特徴は、管内圧が環状圧力(管外圧)に
比較して大幅に増加した際に、液漏れのない金属どうし
のシールを維持する信頼性のある油井用管部材連結構造
を提供することである。
本発明の更に他の特徴は、油井用管部材のネジ連結構
造が、金属どうしのシール面を径方向に離反させる力を
作用させないパイプネジ潤滑剤を用いて連結されること
である。
また本発明の他の特徴は、掛外しを繰返す間にシール
やシール面が変形せずに、連結構造が信頼性よく連結さ
れることである。
本発明に係る油井用管部材連結構造はゴムシールを必
要とせず、各種の下降孔環境で使用できることは有利な
点である。
さらに、本ネジ連結構造は製造上のコストが経済的で
あり、従来の油井用管部材連結構造を本発明の概念を有
するよう容易に変更しうることも更に有利な点である。
〔発明の具体的態様〕
第1図は、管体と管内部の軸回りの流路とを有するパ
イプ、ケーシング等の一定長さの油井管状部材を連結す
るための、本発明に係る管部材連結構造を示す。これら
一定長さの管状部材は、従来の穿孔および/または石油
の回収操作のために油井中で連結され、各管状部材は管
部材の連続体を形成するように同軸構造に結合するため
のネジ端部を備えている。本発明は、短い継手を有して
いる隣接する管部材のネジ端部を連結するのに用いるこ
とができるが、一方の管のピン端部にネジ止めされる他
方の管であって通常の軸箱端を備えた一定長さの管を連
結するのに特に適している。従って、ここで用いられる
“管”とは前述のように長い管部材の他に長い管部材ど
うしを接続する比較的短い継手をも含む意図である。
第1図に示される油井用連結構造10は、管12の軸箱端
16と管14のピン端部18をネジ止めすることにより油井で
連結される。各管部材は相互の連結のために適合するネ
ジ20と22を各々備えている。一方、種々の形状のネジが
この相互連結のために用いることができ、好適な連結ネ
ジはアトラス・ブラッドフォード社(Atlas Bradford)
のネジ設計に係るものであり、これは−7゜のロードフ
ランクと25゜のスタッブフランクを有する。従来、典型
的に油井管のトルク潤滑剤が連結とそれに引続く操業の
準備のために、一方または両方のネジに用いられる。
管12の軸箱端16と管14のピン端18の両方には、他の管
部材の対応する表面27,29と係合するために、その軸端
に各々回動端面26,28が設けられている。各表面26,27,2
8,29は実質的に管部材の軸に対して直角の径平面に位置
し、連結作業の際に一方の管部材についてのトルク回転
を制限する。管部材の内部流路は一線に整合され、各管
部材は図示するように円周面30によって定められた公称
直径の流路を有する。管部材14のピン端部18は、径方向
の内側に僅かにすえ込み(upset)され、複数のネジ山2
2を越えて連続的に延びる比較的短いピン端32が周面33
によって定められたやや細径の環状流路を有するように
してもよい。
表面28,29によって形成された回動肩部とネジ20,22と
の間にはピン端部のテーパ面34と対応する軸箱部材のテ
ーパ面とからなる金属どうしのシールが軸方向に存在す
る。ここで用いる“金属どうしのシール”とは通常の意
味に用いられ、またシール効果を高めるために薄い油、
グリースなどの薄膜を金属表面の間に有するシールをも
含む。各テーパ面は円錐台の形状を有し、好ましくはそ
の管部材の軸中心線24に対して略7゜未満の比較的低角
度のテーパを有する。ピン上端は、図示するように、シ
ール面34の径方向内側に形成された複数の焼付き防止溝
38,40を有する。付勢溝は、好ましくは金属どうしのシ
ール面34,36とネジ20,22の間に軸に沿って設けられ、管
部材のピン端18において相対的に軸方向に長く径方向に
浅い円周溝表面42によって形成される。従って、隙間46
は管部材の軸端において溝表面42とその径方向の対向面
48との間に形成される。焼付き防止溝と付勢溝とは何れ
も以下に詳細に記載される。
第2図は本発明に係る管部材のピン端の一層詳細な断
面図である。丸味を帯びた外側角部54はシール面34と共
に平坦な端面28に連なり、該端面28は同様にテーパ付き
内表面52を経て環状円周面33に連なる。円錐シール面34
は典型的には端面28または角部54から軸方向に向かって
略3/8〜5/8インチ延設される。複数の焼付き防止溝38,4
0はシール面34から径方内側に各々切込み、該シール面3
4に沿って軸方向に任意に選択された位置に配設しても
よい。好ましくは、焼付き防止溝は軸方向に互いに離
れ、更に対応するシール面34の軸端から略等間隔離れて
配設される。
第3図は実質的にU字形の溝38をより詳細に示す。第
4図は実質的にV字形の溝40を示し、この溝は互いに約
35゜の角度をなす相対向したテーパ面64と丸い先端面66
によって形成される。各溝の径方向の外側端は、好まし
くはシール面34に続く部分62で僅かに丸味を帯びてい
る。各溝38,40は、好ましくは外表面34から径方向へ0.0
14インチ〜0.024インチの範囲で均一な深さを有する。
各溝38,40の軸方向長さ、即ち溝幅は好ましくは深さと
略等しく又は約3倍である。前述し、第1図に示したよ
うに、各溝は加工コストを最小にするように、管部材の
軸に直角な径方向平面上に位置する。連結作業を通じて
テーパ付きシール面が相互に廻し込められる際、溝38,4
0を設けることによりシール面どうしの焼付きを実質的
に最小にすることができる。焼付きは、7゜未満の比較
的低角度のテーパ付き金属どうしのシール面を形成する
場合に、シール面の軸長が低角度のテーパ面に対応して
長いので特に問題になる。焼付き防止溝によって改善さ
れる理由は充分には明らかでなく、定量化もされていな
いが、上記溝が組立操作の際に、過剰のネジ潤滑剤を受
け入れる円周貯留部として作用するためであると思われ
る。事実、ネジ連結構造の連結ないし分解の際に、連結
作業を通じてこれらの溝に流入した潤滑剤が摺動面34,3
6を断続的に濡らす。更に、溝38,40の潤滑剤は連結作業
の間に摺動面34,36によって蓄積された熱を、ピン端部
または軸箱端部の何れかの金属によるよりも効果的に冷
却し、これにより焼付きの傾向が一層減少する。また更
に摺動面34,36の間の金属どうしのシート部分での負荷
接触面積は溝の数と軸方向長さ(溝幅)の関数として減
少し、これによりシール圧が増加し、シール範囲の減少
によりシール面のシール効果が向上する。
溝38,40はまた加工工程で生じたシール面34,36上の
“過剰な金属”を受け入れる受容部を与え、これにより
シール面での金属どうしの望ましいシールを妨げるであ
ろう金属が溝に流入するようにしてシール効果を高め
る。望ましいシールを形成するために金属表面間の連続
的な接触帯が必要であり、これら両シール表面を一緒に
保持する最小限の接触圧は管部材の内圧よりも大きくな
ければならない。なぜなら、管部材の内圧はこれらシー
ル面を離反させようとするからである。これらシール面
34,36を機械加工する場合に伴う振動のために、経済的
な加工技術を用いては完全に“平坦”なシール面は不可
能であるが、これらシール面の“山部”は大部分の荷重
を支え、実際の接触から“谷部”を保護し、これによっ
て必要な接触圧を伝達するのを助ける。溝38,40は、シ
ール面34,36で“盛上り部分”を形成する金属が製造時
の冷間加工によって溝に“移動する”ようにした逃げ即
ち受容部を与え、これにより、これらシール面どうしの
接触範囲を大きくするための一層均一な平坦面が形成さ
れる。
また、第2図はシール面34とネジ22との間で軸方向に
延びる表面42によって形成された付勢溝をより詳細に示
す。この付勢溝は典型的にはテーパ面58を経てシール面
34に連なり、同様に向い側のテーパ面60を経てネジ部に
連なる。付勢溝は、管部材連結構造の公称直径の少なく
とも3%、好ましくは5〜6%の長さの軸方向に延びて
いる比較的長いピン端部分44に沿って形成されている。
例えば、本発明に係る付勢溝は、11〜3/4インチの呼び
直径を有する穿孔パイプについて、少なくとも1/3イン
チ好ましくは2/3インチの長さを有する。表面42によっ
て形成される付勢溝は、ネジ22に最も近接したシール面
34の最下端部43に対して、比較的浅く好ましくは約0.03
0インチ未満の、更に好ましくは約0.020インチ未満の軸
方向深さを有する。換言すれば、付勢溝の軸方向深さ
は、テーパ付きシール面の最大直径に対する付勢溝の軸
長の約5%未満、好ましくは約3%未満である。本発明
に係る他の油井用連結構造が第5図に示されている。第
5図に図示されている連結構造は、管部材のピン端部が
内部ネジを両端に有する比較的短い油井用継手にネジ止
めされ、継手の両端が前述の軸箱端部16に類似している
ことを除いて、第1図の連結構造に類似している。更に
管部材のピン端部の内周面56は、継手と管部材の残余の
軸長との内径に応じた直径を有する。第5図は、シール
面34の内側であって、結合された連結構造においてシー
ル面36の径方向内側の付勢溝46をより詳細に示してい
る。
付勢溝46の目的を第5図に基づいて説明する。ネジ2
0,22が噛合された際、ネジ上の過剰なネジ潤滑剤は該付
勢溝45に流入するようになり、金属どうしのシールを離
隔させようとする流体圧をシール面34,36の間に与えな
い。また、管部材ピン端部44の断面の肉厚が薄いことに
より、管部材の内圧が増加するのに伴ってシール面34が
外側に撓むようになる。この撓みの効果は、管部材の内
圧が500psiまたはそれ以上も管部材外圧を上回ることを
理解している当業者であれば正当に評価できるであろ
う。この撓みは、望ましいシールを維持するためにシー
ル面36が外側に動くのを許容する。
前述したように、付勢溝の設計においては、微妙な平
衡が維持されなければならない。もし溝の深さが大き過
ぎ、部分44の断面が薄過ぎると、部分44自体は、管圧の
増加に伴って溝46の内側に湾曲してシール面34を径方向
内側に動かす望ましくない傾向を生じる。また、もし付
勢溝の軸長が短か過ぎると、シール面34の望ましい内側
への撓みが得られず、しかも/または過剰なネジ潤滑剤
を受容するのに不十分な室が形成される。ネジ連結構造
がリグ側で結合された場合、シール面36の外側の軸箱端
は好ましくは引っ張り状態にあり、一方、シール面34の
内側のピン端部は圧縮状態にある。連結構造が孔井の中
に降下され、管の内圧が(環状)管外圧を超えて増加す
ると、ピン端部の圧縮力は増加した圧力差に応じてピン
と軸箱の両方について減少する。好ましくは、ピン端部
は少なくとも僅かに圧縮状態に止まり、少なくとも管部
材の見込み圧力かそれより小さい内圧に対して引っ張り
状態に“変化”しない。
比較的低角度のテーパ付きシール面を設けることによ
り、大きな軸方向加重が管部材に負荷されても、シール
面34,36間の金属どうしのシールが維持される。焼付き
防止溝と付勢溝の両方は、これらの溝を費用効果が高く
容易に検査できるように切削形成され、好ましくは管連
結構造のピン端部に形成される。既に述べたように、焼
付き防止溝と付勢溝の両方は各管部材のピン端部を囲
み、各溝は管部材のピン端部中心軸に対して直角の径平
面に沿って軸中心合わせされる。ここでは、2つの焼付
き防止溝を示して説明したが、ピン端部とシール面の軸
長に沿って焼付き防止溝を追加して設けてもよいことが
理解されよう。焼付き防止溝の各々は、シール面34,36
によって形成された金属どうしのシールによって管の内
圧から閉塞されている。従って、ピン部材のピン端に延
び、管部材の内圧から確実には閉塞されていない螺旋状
溝は避けなければならない。但し、螺旋状ないし蛇行し
た焼付き防止溝は、該溝が完全に管部材のピン端部を囲
み、管内圧から確実に閉塞されているのであれば、設け
ることができる。
本発明の前述の開示と記述は例示であり説明のためで
あって、添付した特許請求の範囲で本発明の思想から逸
脱することなく、該連結構造の細部について種々の変更
しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る油井管部材連結構造の半断面
図、 第2図は、第1図に示す連結構造の部分拡大断面図、 第3図は、第2図に示す焼付き防止溝の部分拡大断面
図、 第4図は、油井用管部材連結構造のピン端部に用いられ
る焼付き防止溝の他の態様を示す部分拡大断面図、 第5図は、本発明に係る連結構造の部分拡大断面図。 図面中、 12……管、14……管、 16……軸箱端部、18……ピン端部 20……ネジ、22……ネジ 26……回動端面、28……回動端面 30……内周面、32……ピン端部 34……シール面、38……焼付き防止溝 40……焼付き防止溝、46……付勢溝 52……内表面、54……外側角部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 15/00 - 15/08

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】形成された油井内で潤滑剤を用いて金属管
    部材を同軸的に連結するための油井用管部材連結構造で
    あって: 各管部材が、軸方向に長い管体と、該管体内部の軸周り
    の流路と、該管体の開口に近いネジ切りしたネジ端部と
    を有し、ネジ端部は隣り合う管部材をネジによって構造
    上相互に連結し、一つの管部材の一方の開口端は隣り合
    う管部材の対応するシール面と液漏れのない金属どうし
    のシール係合をなすための外側円周シール面を有し; さらに該シール面が付勢溝を有し、該付勢溝は、該外側
    シール面のどの部分よりもネジに接近して軸方向に設け
    られ、径方向に内側に向かってえぐられており、かつ該
    付勢溝は過剰の潤滑剤を受容するために管部材のネジ端
    部を円周に沿って囲んでおり、該管部材の結合部分の断
    面肉厚を減少させるために、管部材連結構造の公称直径
    の少なくとも3%の軸方向長さを有する 油井用管部材連結構造。
  2. 【請求項2】形成された油井内部で潤滑剤を用いて金属
    管部材を同軸的に連結するための油井用管部材連結構造
    であって: 各管部材が軸方向に長い管体と、管体の軸の周りの流路
    と、該管体開口端のネジ端部とを有し、各ネジ端部が隣
    り合う管部材と構造上相互に連結するためのネジを有
    し、一つの管部材の一方の開口端部が隣り合う管部材の
    対応するシール面と液漏れのない金属どうしのシール係
    合をなすための外側シール面を有し; さらに該外側シール面が付勢溝を有し、該付勢溝は、該
    外側シール面とネジとの間にシール面の他のすべての部
    分よりもネジに近接して軸方向に設けられ、径方向に内
    側に向かってえぐられ、かつ該付勢溝は過剰の潤滑剤を
    受容するために管部材のシール面を円周に沿って囲んで
    おり;さらに付勢溝は、管部材の隣接部分の断面肉厚を
    減少させるために、管部材連結構造の公称直径の少なく
    とも3%の軸方向の長さを有し、全長にわたって管部材
    の径方向に均一な深さを有する 油井用管部材連結構造。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の油井用管部材連結構造で
    あって、該付勢溝がシール面の最下端部に均一な径方向
    の深さを有し、かつ円周に沿って管部材を囲み、 該溝の均一な径方向の深さが溝の軸長の約5%であるも
    の。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の油井用管部材連結構造で
    あって、該管体において、外側シール面の付勢溝に対し
    てネジの反対側に軸方向に離れて設けられた、該外側シ
    ール面から各々径方向に切り込まれた焼き付き防止溝を
    有し、各焼き付き防止溝は管部材のネジ端部を円周に沿
    って囲み、かつ該外側シール面によって管部材内部の流
    路から閉塞されており、各焼き付き防止溝が該連結構造
    を連結する際に金属シール面間の焼き付きを減少するた
    めの潤滑剤を受容するもの。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の油井用管部材連結構造で
    あって、各焼き付き防止溝が管部材に対して直角の平面
    に位置するもの。
  6. 【請求項6】請求項4に記載の油井用管部材連結構造で
    あって、一方の開口端部が、外側シール面について、ネ
    ジの反対側に軸方向に離れて設けられている回動端面を
    含み、隣り合う管部材について管部材のトルク回転を制
    限するために、該回動端面が管軸に対して実質的に直角
    に径平面に位置するもの。
  7. 【請求項7】形成された油井内で潤滑剤を用いて金属管
    部材を同軸的に連結するための油井用管部材連結構造で
    あって: 各管部材が、軸方向に長い管体と、該管体内部の軸周り
    の流路と、該管部材の開口に近いネジ切りしたネジ端部
    とを有し、ネジ端部は隣り合う管部材をネジによって構
    造上相互に連結し、一つの管部材の一方の開口端部は隣
    り合う管部材の対応するシール面と液漏れのない金属ど
    うしのシール係合をなすための外側シール面を有し; 該外側シール面が端部に、該管部材の軸に対して直角の
    平面上に位置し、外側シール面から径方向内側に切り込
    まれた焼き付き防止溝を有し、該焼き付き防止溝は管部
    材のネジ端部を円周に沿って囲み、かつ該外側シール面
    によって管部材内部流路から閉塞されており、該連結構
    造を連結する際に金属シール面とネジとの間の焼き付き
    を減少させるための潤滑剤を受容し; さらに該外側シール面が付勢溝を有し、該付勢溝は、該
    外側シール面のどの部分よりもネジに近接して軸方向に
    設けられ、径方向に内側に向かってえぐられ、かつ該付
    勢溝は過剰の潤滑剤を受容するために管部材のネジ端部
    を円周に沿って囲んでおり、さらに付勢溝は、管部材の
    結合部分の断面肉厚を減少させるために、管部材連結構
    造の公称直径の少なくとも3%の軸長にわたって管部材
    の径方向に均一な深さを有する 油井用管部材連結構造。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の油井用管部材連結構造で
    あって、シール面が管部材の軸に対してほぼ7゜未満の
    角度のテーパを有するもの。
  9. 【請求項9】請求項7に記載の油井用管部材連結構造で
    あって、前記焼き付き防止溝が、外側シール面から0.01
    4インチ〜0.024インチの範囲の深さを有し、該深さと同
    等ないし3倍の軸方向長さを有するもの。
  10. 【請求項10】請求項7に記載の油井用管部材連結構造
    であって、各焼き付き防止溝が実質的にV字型の断面を
    有するもの。
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