JP3201677U - スピーカ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化することができるバックロードホーン式のスピーカ装置を提供する。【解決手段】スピーカ装置は、キャビネット10及びスピーカユニット20を備えている。スピーカユニット20は、ヨーク22、マグネット23、ボビン24、コイル25及びコーン26からなる。キャビネット10は、仕切り板によって形成されてコーン26による振動時に空気振動を伝搬させる空気通路である音道を内部に有する。コーン26の正面側をキャビネット10の外側に向けるとともに、コーン26の背面側を音道の入口よりも手前側のキャビネット10内に設けた空間である空気室に向けて、スピーカユニット20をキャビネット10に組み付け、音道の出口をキャビネット10の外側に向けて解放させている。マグネット23はネオジムマグネットで構成され、かつコーン26の直径は2cm以下に設定されている。【選択図】図4

Description

本考案は、バックロードホーン式のスピーカ装置に関する。
従来から、バックロードホーン式のスピーカ装置はよく知られている。この種のスピーカ装置は、下記特許文献1に示されているように、例えば、スピーカの正面側を外側に向けて直方体状のキャビネットに組み付けるとともに、スピーカの背面側を仕切り板によってキャビネットの内部に形成したホーン部の入口側に位置させ、ホーン部の出口を外側に向けるようにしている。
特開2008−278229号公報
このようなバックロードホーン式のスピーカ装置は、良好な音を発生させることできる。しかしながら、従来のバックロードホーン式のスピーカ装置は、比較的大きく、小型の機器に搭載し難いという問題があった。
本考案は、前述した問題に対処するためになされたもので、その目的は、小型のバックロードホーン式のスピーカ装置を提供することにある。なお、下記本考案の各構成要件の記載においては、本考案の理解を容易にするために、実施形態の対応箇所の符号を括弧内に記載しているが、本考案の構成要件は、実施形態の符号によって示された対応箇所の構成に限定解釈されるべきものではない。
上記の目的を達成するため、本考案の特徴は、マグネット(23)を固定したヨーク(22)、ヨークに対して変位可能に支持されてコイル(25)の巻かれたボビン(24)、及びボビンに組み付けられたコーン(26)からなるスピーカユニット(20)と、仕切り板(11e1〜11e8)によって形成されてコーンの振動時に空気振動を伝搬させる空気通路である音道(S1)を内部に設けたキャビネット(10)とを備え、コーンの正面側をキャビネットの外側に向けるとともに、コーンの背面側を音道の入口よりも手前側のキャビネット内に設けた空間である空気室に向けて、スピーカユニットをキャビネットに組み付け、音道の出口をキャビネットの外側に向けて解放させたバックロードホーン式のスピーカ装置において、マグネットをネオジムマグネットで構成し、かつコーンの直径を2cm以下に設定したことにある。
この場合、例えば、キャビネットを、左右方向の長さを前後方向の長さより長く、かつ上下方向の長さを前後方向の長さよりも短くして直方体形状に形成し、空気室をキャビネットの左右方向の端部に設け、空間室に対向したキャビネットの上面部に貫通孔を設けて、スピーカユニットを貫通孔に貫通させてキャビネットに組み付けるようにするとよい。
前記のように構成した本考案においては、磁束密度が高くて非常に強い磁力をもつネオジムマグネットを用いたので、例えばコーンの直径を2cm以下というように、スピーカユニットを極めて小さくかつ軽くできて、スピーカ装置も小型化できる。これにより、本考案に係るスピーカ装置は、小型の機器にも容易に搭載できるようになる。また、スピーカユニットを極めて小さくかつ軽くしたので、高域の位相特性が良好になり、キレのある音が得られる。
また、本考案の他の特徴は、音道の全長を90cm以下に設定して、低域から中域までの音を出力するようにしたことにある。この場合、前記低域から中域までの音は、例えば、100Hzから1KHzまでの音である。
この本考案の他の特徴によれば、スピーカ装置を極めて小型化できるとともに、音のダイナミックレンジを広くすることができて、音量も大きくすることができる。例えば、6dB以上の音量を得ることができる。
また、本考案の他の特徴は、空気室の容積を、22cm以下にしたことにある。これによれば、特に、キレのある音を得ることができる。
本考案の一実施形態に係るスピーカ装置の上面図である。 図1のスピーカ装置の右側面図である。 図1のスピーカ装置をスピーカユニットの下方にて横断した横断面図である。 スピーカユニットの概略断面図である。 図1のスピーカ装置の等価図である。
以下、本考案の一実施形態に係るスピーカ装置について、図面を用いて説明する。図1は本考案の一実施形態に係るスピーカ装置の上面図であり、図2は図1のスピーカ装置の右側面図である。この実施形態では、キャビネット10のうちのスピーカユニット20が配置される面を上面(図2の上側面)、その対向面を下面(図2の下側面)、キャビネット10の長手方向を左右方向(図1の左右方向)、短手方向を前後方向(図1の上下方向及び図2の左右方向)とする。そして、スピーカユニット20を上方に向けた状態で使用するとともに、リスナーはキャビネット10の長手方向の面から音を聴取するとした場合に、リスナーから見て向かって左側をスピーカ装置の左側、向かって右側をスピーカ装置の右側、リスナーに近い側を前側、遠い側を後側と定義する。なお、この上下、前後、左右の表現は前述したような音の聴取環境における場合の例であって、音の聴取環境が変化すれば、上下、左右、前後の位置関係が変化することは言うまでもない。
スピーカ装置は、キャビネット10及びスピーカユニット20を備えている。キャビネット10は、上ケース11と底板12とからなる直方体形状である。このキャビネット10においては、本実施形態では、前後方向の長さL1が60mmであり、左右方向の長さL2が360mmであり、上下方向の長さL3が21mmである。
上ケース11は、樹脂により一体成型され、それぞれ平板状かつ長方形に形成されて、互いに直交する上壁11a、前壁11b、後壁11c及び左壁11dを有する。底板12は、樹脂により、平板状かつ上ケース11の上壁11aと同一形状である長方形に形成されている。そして、底板12は、その上面に、上ケース11の前壁11b、後壁11c、左壁11d及び後述する仕切り板11e1〜11e8の下端面を密着させて、接着剤により上ケース11の下面に固着されている。したがって、キャビネット10内には、右側のみを外部に開放させ直方体状の空間が形成されている。
上ケース11には、図3の横断面図に示すように、平板状かつ長方形の仕切り板11e1〜11e8が上ケース11と一体成型されて設けられている。仕切り板11e1,11e2は、上壁11a及び前壁11bの両内側面から直角方向に延設されており、それらの下端面を底板12の上面上に位置させ、それらの後端面を後壁11cの前方に位置させている。仕切り板11e2は、仕切り板11e1の右方に位置する。
仕切り板11e3〜11e5は、上壁11a及び後壁11cの両内側面から直角方向に延設されており、それらの下端面を底板12の上面上に位置させ、それらの前端面を前壁11bの後方に位置させている。仕切り板11e3は、仕切り板11e1と左壁11dの左右方向中間に位置し、仕切り板11e4は仕切り板e1と仕切り板11e2の左右方向中間に位置し、仕切り板11e5は仕切り板11e2と底板12の右端の左右方向中間に位置する。
仕切り板11e6は、上壁11aの内側面から直角方向に延設されるとともに、左壁11dの内側面から右方向に右側を若干前方に傾けて延設されており、その下端面を底板12の上面上に位置させている。仕切り板11e6は、仕切り板11e3の前端面よりも後方に位置し、その右端面は仕切り板11e3の左方に位置する。
仕切り板11e7は、上壁11aの内側面から直角方向に延設されるとともに、仕切り板11e3の前端面から左右方向に右側を若干後方に傾けて延設されており、その下端面を底板12の上面上に位置させている。仕切り板11e7の仕切り板11e3よりも左側部分は、前壁11bと仕切り板11e6の前後方向中間に位置し、その左端面は左壁11dの右方に位置する。仕切り板11e7の仕切り板11e3よりも右側部分は、前壁11bの後方に位置し、その右端面は仕切り板11e1の左方に位置する。
仕切り板11e8は、上壁11aの内側面から直角方向に延設されるとともに、仕切り板11e1の後端面から左方向に左側を若干後方に傾けて延設されており、その下端面を底板12の上面上に位置させている。仕切り板11e8は、仕切り板11e7と後壁11cの前後方向中間に位置し、その左端面は仕切り板11e3の右方に位置する。
このような仕切り板11e1〜11e8により、上壁11aと底板12との間には、図3にて矢印で示すように、仕切り板11e6の右端面と仕切り板11e3の左側面との間の位置から前壁11b及び後壁11cの右端面までに渡って徐々に広がる空気通路が形成されている。この空気通路が、スピーカユニット20による空気振動を伝搬させる空気通路であり、この空気通路を本明細書では音道S1という。そして、音道S1の全長は、本実施形態では90cmである。また、仕切り板11e6の右端面と仕切り板11e3の左側面との間の位置が音道S1の入口であり、前壁11b及び後壁11cの右端面の位置が音道S1の出口である。この音道S1は、入口から出口に向かうに従って広くなっている。
また、音道S1の入口の手前には、後壁11c、左壁11d及び仕切り板11e3,11e6で囲まれた領域(正確には、後壁11c、左壁11d、仕切り板11e3、及び仕切り板11e6を仕切り板11e3まで延長した平面で囲まれた領域)には、略方形状の空間が形成されている。この空間を本明細書では空気室S2という。この空気室S2の容積は、本実施形態では22cm3である。そして、この空気室S2と前記音道S1により、キャビネット10内にスピーカユニット20のホーン部が形成される。
この空気室S2に対向する上壁11aの位置すなわち上壁11aの左端部位置には、円形の貫通孔11a1(図4参照)が形成されている。貫通孔11a1が位置する上壁11aの部分には、スピーカユニット20が組み付けられている。スピーカユニット20は、図4の拡大縦断面図に示すように、シャーシ21、ヨーク22、マグネット23、ボビン24、コイル25及びコーン26を備えている。
シャーシ21は、環状に形成した底面部21aと、底面部21aの外周端部から上方に突出した円筒部21bと、円筒部21bの上方に設けられて環状に形成された環状部21cと、円筒部21bと環状部21cを連結する長尺状の複数の連結部21dとを有する。複数の連結部21dは、円筒部21bの上端部における周方向の複数の位置から斜め上方に向けてそれぞれ延設されて、環状部21cの内周面における周方向の複数の位置にそれぞれ接続されている。複数の連結部21d間には空間が設けられており、コーン26の背面側を外部に開放させている。
ヨーク22は、円盤状に形成された円盤部22aと、円盤部22aの中央位置にて上方に突出した円柱状の突出部22bとを有する。ヨーク22は、円盤部22aの下面にてシャーシ21の底面部21aの上面に固定され、突出部22bを上方に突出させている。マグネット23は、所定の厚さを有する環状に形成されて、上下方向にN極とS極に磁化されている。マグネット23は、その下面にてヨーク22の円盤部22aの上面に固定され、外周面をシャーシ21の円筒部21bの内周面に当接させ、その中央の貫通孔にヨーク22の突出部22bを貫通させている。このマグネット23は、磁束密度が高くて非常に強い磁力をもつネオジムマグネットである。この磁束密度は、本実施形態では1.9N/Aである。
ボビン24は、円筒状に形成され、その下端面を開放させて、その内部にヨーク22の突出部22bを侵入させている。ボビン24の上端面は、上面壁24aにより閉ざされている。ボビン24の下部外周面上には、コイル25が巻き回されている。このコイル25には、図示しない導線が接続されて、電気信号が供給されるようになっている。また、ボビン24の外周面には、環状に形成されたダンパ27がその内周面にて固定されている。ダンパ27は、その外周面にてシャーシ21の円筒部21bの上端部内周面に固定されている。ダンパ27は、弾力性を有する膜状の弾性部材で構成され、径方向に向かって波のように上下交互に曲げて形成されており、ボビン24のシャーシ21に対する上下方向の変位を許容する。したがって、ボビン24及びコイル25は、ダンパ27を介してシャーシ21及びヨーク22に上下方向に変位可能に支持されている。ダンパ27の強さは、本実施形態では1.16N/mmである。
コーン26は、弾性変形する薄膜の平板状部材で円錐状に形成され、円形の内周面部から円形の外周面部に向かって、外側を上方に傾けて延設されている。コーン26の内周端部はボビン24の上端部外周面上に固着され、コーン26の外周端部はシャーシ21の環状部21cの内周面上に固着されている。コーン26の内周端部の近傍には、上方に突出した球面を有する円盤状のセンターキャップ28の外周端部が固着されており、ボビン24の上面壁24aの上方が閉ざされている。本実施形態では、コーン26の重さは0.4gであり、コーン26の直径は1.9cmである。
このように構成されたスピーカユニット20は、コーン26の正面側(図4の上側)を上方に向けて、上ケース11の上壁11aに設けた円形の貫通孔11a1内に上方から挿入される。そして、シャーシ21の環状部21cの下面を、貫通孔11a1の外側の上壁11aの上面に密着させ、環状部21cを上壁11aの上面にねじ又は接着剤により密着固定する。これにより、スピーカユニット20は、キャビネット10の上壁11aに固定される。
このように構成したスピーカ装置においては、音に対応した電気信号をコイル25に供給すれば、ボビン24がシャーシ21及びヨーク22に対して、すなわちキャビネット10に対して図2及び図4で示す上下方向に振動する。このボビン24の上下方向の振動によりコーン26も上下方向に振動し、コーン26は空気を振動させる。コーン26の振動によるスピーカユニット20の正面側の空気振動は、キャビネット10の上方外部に伝搬されて、空気振動による音がキャビネット10の上側から外部上方に向けて発生される。
一方、コーン26の振動によるスピーカユニット20の背面側の空気振動は、空気室S2を介して音道S1の入口から音道S1に入り、音道S1を伝搬して、音道S1の出口すなわちキャビネット10の右方外部に伝搬されて、空気振動による音がキャビネット10の右側から外部右方に向けて発生される。そして、入口から出口に向かうに従って広げられている音道S1を伝搬する空気振動の状態を、図5にスピーカ装置の等価回路として示している。
上記のように構成され動作するスピーカ装置においては、マグネット23として磁束密度が高くて非常に強い磁力をもつネオジムマグネットを用いたので、コーン26の直径(外径)を小さくすることができ(本実施形態では1.9cmにすることができ)、スピーカユニット20を極めて小さくかつ軽くできて、スピーカ装置も小型化できる。これにより、上記実施形態に係るスピーカ装置は、小型の機器にも容易に搭載できるようになる。また、スピーカユニット20を極めて小さくかつ軽く、特にコーン26を軽くしたので、高域の位相特性が良好になり、キレのある音が得られる。
また、低域から中域すなわち100Hzから1KHzまでの音の再生を狙って、音道S1の全長を短くした。本実施形態では、音道S1の全長を90cmとした。また、キレのある音とするために、空気室S2の容積を一般的な0.07・a2から0.3・a2(aはコーンの半径である)である0.063リットルから0.27リットルよりも極めて小さな22cmとした。これにより、キレのある音を得ることができるとともに、音のダイナミックレンジを広くすることができて、音量も大きくすることができる。例えば、6dB以上の音量を得ることができるようになる。また、キャビネット10がかなり小さくなり、スピーカ装置を極めて小型化できる。
なお、本考案に係るスピーカ装置は、前述した実施形態に限定されるものでなく、本考案の技術的範囲内で適宜変更することができる。
上記実施形態においては、音道S1の全長を90cmという短い長さにしたが、キャビネット10の小型化を図る意味では、音道S1の全長を90cm未満としてもよい。また、空気室S2の容積を22cmという小さな容積にしたが、キャビネット10の小型化を図るとともに、キレのある音を得るために、空気室S2の容積を22cm未満にしてもよい。さらに、上記実施形態においては、コーン26の外径(直径)を1.9cmとしたが、コーン26の外径が多少大きくてもキャビネット10の小型化にはあまり影響しないので、このコーン26の外径を2.0cm程度まで大きくしてもよい。また、スピーカユニット20を小さくする点では、コーン26の外径を1.9cm未満にしてもよい。
また、上記実施形態では、シャーシ21にヨーク22を固定するようにした。しかし、これに代えて、シャーシ21にマグネット23を固定するようにしてもよい。この場合、シャーシ21の底面部21aを上記実施形態の場合よりも上方に位置させて、底面部21aの下面をマグネット23の上面に固定するようにするとよい。
また、上記実施形態においては、スピーカユニット20をキャビネット10の上壁11aの左端部に設けるようにした。しかし、これに代えて、スピーカユニット20をキャビネット10の上壁11aの右端部に設けるようにしてもよい。この場合、仕切り板11e1〜11e8を、上記実施形態の場合と左右対称位置に配置させるとよい。
さらに、上記実施形態においては、スピーカ装置のキャビネット10を左右方向が前後方向よりも長く、上下方向が前後方向よりも短い薄型の直方体形状とし、キャビネット10の上面にスピーカユニット20を設け、スピーカユニット20を上面に向けた状態での使用形態を例示した。しかし、これに限らず、スピーカユニット20を側面に向けた状態や下面に向けた状態で使用してもよい。また、キャビネット10の形状や、スピーカユニット20を配置するキャビネット10の面は、例示したものに限らない。例えば、キャビネット10の形状は直方体でなくてもよいし、スピーカユニット20はキャビネット10の側面に配置してもよい。
10…キャビネット、11…上ケース、11a…上壁、11a1…貫通孔、11b…前壁、11c…後壁、11d…左壁、11e1-11e8…仕切り板、12…底板、20…スピーカユニット、21…シャーシ、22…ヨーク、23…マグネット、24…ボビン、25…コイル、26…コーン、27…ダンパ、28…センターキャップ、S1…音道、S2…空気室
この場合、例えば、キャビネットを、左右方向の長さを前後方向の長さより長く、かつ上下方向の長さを前後方向の長さよりも短くして直方体形状に形成し、空気室をキャビネットの左右方向の端部に設け、空気室に対向したキャビネットの上面部に貫通孔を設けて、スピーカユニットを貫通孔に貫通させてキャビネットに組み付けるようにするとよい。

Claims (5)

  1. マグネットを固定したヨーク、ヨークに対して変位可能に支持されてコイルの巻かれたボビン、及びボビンに組み付けられたコーンからなるスピーカユニットと、
    仕切り板によって形成されて前記コーンの振動時に空気振動を伝搬させる空気通路である音道を内部に設けたキャビネットとを備え、
    前記コーンの正面側を前記キャビネットの外側に向けるとともに、前記コーンの背面側を前記音道の入口よりも手前側の前記キャビネット内に設けた空間である空気室に向けて、前記スピーカユニットを前記キャビネットに組み付け、前記音道の出口を前記キャビネットの外側に向けて解放させたバックロードホーン式のスピーカ装置において、
    前記マグネットをネオジムマグネットで構成し、かつコーンの直径を2cm以下に設定したことを特徴とするスピーカ装置。
  2. 前記音道の全長を90cm以下に設定して、低域から中域までの音を出力するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. 前記低域から中域までの音は、100Hzから1KHzまでの音である請求項2に記載のスピーカ装置。
  4. 前記空気室の容積は、22cm以下である請求項2又は3に記載のスピーカ装置。
  5. 前記キャビネットを、左右方向の長さを前後方向の長さより長く、かつ上下方向の長さを前後方向の長さよりも短くして直方体形状に形成し、
    前記空気室を前記キャビネットの左右方向の端部に設け、
    前記空間室に対向した前記キャビネットの上面部に貫通孔を設けて、前記スピーカユニットを前記貫通孔に貫通させて前記キャビネットに組み付けるようにした請求項1乃至4のうちのいずれか一つに記載のスピーカ装置。
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