JP3199904U - ブラシ - Google Patents
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Abstract
Description
最も一般的な製造方法は、1本の金属線をU字状に折り返して形成された2本の脚線の間に毛材を挟み、折り返し部と脚線の端部をクランプして脚線に撚りを加える方法である。
特開2006−15450号公報には、ブラシ毛が二重の螺旋状に配列された、磁気ディスク用基板の内周端面を研磨するブラシの製造方法が開示(図2B参照)されている。この研磨ブラシは、4本の金属線の各線の間に2列に毛材を挟み、これらの金属線を互いに捻り合わせることによって構成される。このブラシは、毛材の列のなす螺旋が二重螺旋となり、「ダブルスパイラルブラシ」と称される。
一方、実用新案登録第3009324号公報には、ブラシ毛となるフィラメントの2つの円筒状コイルの中にそれぞれ金属線を通し、その金属線を撚り合わせたねじりブラシが記載されている。
また特開2006−262984号公報には、2ないし4本の螺旋状に巻かれたブラシ毛となる繊維に、それぞれ金属線からなる軸部材を挿入し、両軸部材を捻り合わせてブラシ軸とし、ブラシ軸の周りに、繊維の多数のループを螺旋状に配列し、隣接するループの列間に螺旋状の溝を形成するマスカラブラシの製造方法が開示(図14参照)されている。
特許第5400984号公報に開示されたブラシは、円筒コイル状に成形されたブラシ毛としての2つの弾性線材と、各弾性線材の輪の中に通された2本の内側金属線と、これらの内側金属線と接近して、当該内側金属線との間にコイル状弾性線材を挟むように弾性線材の輪の外に配置された2本の外側金属線とが撚り合わされて形成される。弾性線材の多数のループが金属線の撚りに沿って長手方向に螺旋状に配列される。
特許文献2、3に記載されたブラシの製造方法では、金属線を撚るときに、螺旋状の毛材の繊維同士が直接接触することになるため、隣接する輪の間に互いに他方の輪が不規則に入り込んで螺旋の配列が不規則になる。毛材の繊維の太さが異なる場合や、螺旋が密着していない場合にこの現象が著しい。材質の異なる繊維の毛材を用いる場合には、均一な螺旋の配列が得られない。
特許文献4に記載されたブラシにおいては、コイル状に成形された特殊な毛材を用いる必要があり、直線状の毛材を用いては製造できないという問題点がある。
したがって、本考案は、ブラシ毛が、螺旋状に撚られた金属線の間に強固に保持され、金属線の撚りに沿って螺旋列を形成するブラシであって、熟練なしに、効率よく製造することができるものを提供することを目的としている。
本考案の他の課題を解決するためのブラシ21は、長手方向に連続的に撚られた2つの金属線23の間に、当該金属線23の撚りに沿って螺旋状に並ぶブラシ毛5の列を有する。2つ金属線23は、それぞれ外周に長手方向に延びる少なくとも1つの溝2aを有する溝付き線からなる。2つの溝付き線23は、互いに溝2aを対向させて螺旋状に延びる。撚られた2つの溝付き線23の相対向した溝2aの両縁の4点で毛材が強固に保持される。
本考案の他のブラシは、撚られた2つの溝付き線の互いに対向した溝の両縁の4点で毛材が強固に保持される。
図1、図2において、ブラシ1は、長手方向に連続的に撚られた金属線からなる1本の主線2と、金属線からなる2本の副線3,4との間に、撚りに沿って螺旋状に並ぶ概略直線状のブラシ毛5の列を保持してなる。
11 ブラシ
21 ブラシ
2 主線(金属線)
22 脚線(金属線)
2a 溝
2b 丸線部
2c 丸線部
2d 折り返し部
3 副線(金属線)
4 副線(金属線)
5 ブラシ毛
51 直線状毛材
52 コイル状毛材
Claims (5)
- 長手方向に連続的に撚られた2つの金属線の間に、当該金属線の撚りに沿って螺旋状に並ぶ単一のブラシ毛の列を有するブラシであって、
前記2つの金属線は、それぞれ外周に相対向して長手方向に延びる2つの溝を有し、この溝の両側に2つの丸線部を有する、断面メガネ型外形の溝付き線からなり、互いに一方の溝を対向させて密着し、当該溝を対向させた状態を維持して螺旋状に延びることを特徴とするブラシ。 - 前記2つ金属線は、単一の前記溝付き線を折り返して形成された2つの脚線からなることを特徴とする請求項1に記載のブラシ。
- 前記ブラシ毛は、概略直線状のフィラメントからなることを特徴とする請求項1に記載のブラシ。
- 前記ブラシ毛は、前記金属線の延線方向に連続するコイル状のフィラメントからなることを特徴とする請求項1に記載のブラシ。
- 前記ブラシ毛は、前記金属線の延線方向に連続するコイル状のフィラメントのループが切断されてなることを特徴とする請求項1に記載のブラシ。
Priority Applications (1)
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JP2015003394U JP3199904U (ja) | 2015-07-03 | 2015-07-03 | ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015003394U JP3199904U (ja) | 2015-07-03 | 2015-07-03 | ブラシ |
Related Parent Applications (1)
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JP2015134246 Continuation | 2014-09-10 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3199904U (ja) |
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2015
- 2015-07-03 JP JP2015003394U patent/JP3199904U/ja active Active
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