JP3199734U - 二重ボトル - Google Patents

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Abstract

【課題】組み合わせ構造を採用し、多色及び保温等の効果を兼ね備え、従来の二重ボトルが単調であるという欠点を改善する二重ボトルを提供する。【解決手段】開口端32を有する外ビン30と、出入口42を有し、且つ開口端32から外ビン30に納置される内ビン40と、内ビン40及び外ビン30が相互に隔てられることで形成される空間12と、内ビン40と外ビン30との間に位置され、空間12に対して密閉作用を発生させる漏水防止リング48とを備える。これにより、液体が漏水防止リング48と外ビン30との間から漏れ出しにくくなり、外ビン30が透明であるため内ビン40の色が観察でき、多色な表現及び保温性も高い等の効果を兼ね備える。【選択図】図2

Description

本考案は、二重ボトルに関する。
二重ボトルまたは魔法瓶と呼ばれるボトルは、断熱による保温効果を具備し、やけどを負う危険性が低く、広く愛用されている容器である。
初期の魔法瓶は内ビンと外ビンの2つのビンを備えている。外ビンはステンレス材料で製造され、内ビンはガラスであり且つ表面には反射層(例えば、銀や水銀)が敷設され、熱を反射することで保温効果を得る。
なお、最近の魔法瓶は二重構造を有し、内壁と、外壁と、内壁と外壁との間に介在する断熱空間とを備える。内壁及び外壁には多くの場合ステンレス材料が採用され、断熱空間を真空状態にすることで空気が熱を伝える媒体とならないようにしている。
さらに、特許文献1に記載されている魔法瓶は、高分子ポリマー(例えば、プラスチック)で製造される二重のコップ体であり、コップ体の内壁及び外壁の間は断熱空間になる。内壁及び外壁の材質は同じであり、両者は高周波設備により溶融されて一体化する。
台湾実用新案第M405221号公報
しかしながら、前述した従来の技術では、これらの魔法瓶は通常単色である。よって、二重ボトルの単調な色合いを如何に改善させるかが、本考案が解決を目指す課題である。
そこで、本考案者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本考案の提案に到った。
本考案は、以上の従来技術の課題を解決する為になされたものである。即ち、本考案の目的は、二重ボトルを提供する。即ち、組み合わせ構造を採用し、多色及び保温等の効果を兼ね備え、従来の二重ボトルが単調であるという欠点を改善させる。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本考案に係る二重ボトルは、
開口端を有する外ビンと、出入口を有し、開口端から外ビンに納置される内ビンと、内ビンと外ビンとが隔てられることで形成される空間と、内ビンと外ビンとの間で隔てられて形成される空間を密閉させるための漏水防止リングとを備えることを特徴とする。
本考案の二重ボトルにおいて、上述の内ビン及び外ビンは透明である。前記漏水防止リングは内ビンと外ビンとの間で独立するリング体であり、内ビン及び外ビンの内の何れか1つと一体になる設計のリング体でもよい。また、前記漏水防止リングは0.5〜30mmの厚さを有する円周面である。
また、上述の二重ボトルは空気抜き構造及び係合構造をさらに備える。前記空気抜き構造は内ビンと外ビンとの間に設けられ、これは孔、溝部、或いは凹型孔から任意で選択され、内ビン及び外ビンの内の何れか1に形成される。前記係合構造は、内ビン、外ビン、及び漏水防止リングの内の何れか1つに設けられる凹部と、内ビン、外ビン、及び漏水防止リングの内の何れか1に設けられると共に凹部に挿入される凸部とを備える。
こうすれば、外ビンが透明であるため内ビンの色が目視でき、多色及び保温等の効果を兼ね備えて、従来のボトルが単調であるという欠点を改善できる。また、外ビンが内ビンに被覆することで内ビンと外ビンとで隔てられる空間の容積を縮減させ、空気抜き構造が気圧を解放する経路となり、さらに係合構造が内ビン及び外ビンを結合させることで、内ビンと外ビンとが分離するのを防止させる。
本考案の第1実施形態による二重ボトルを示す展開図である。 図1に示す二重ボトルを組み合わせの後の内の何れか1部の断面図である。 本考案の第2実施形態による二重ボトルを示す展開図である。 図3に示す二重ボトルを組み合わせの後の内の何れか1部の断面図である。 本考案の第3実施形態による二重ボトルの内の何れか1部の構成の断面図である。 本考案の第4実施形態による二重ボトルの内の何れか1部の断面図である。
本考案における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本考案の必須要件であるとは限らない。
<第1実施形態>
以下、本考案の具体的な実施形態について添付図面に基づき説明する。図1及び図2はボトル10の第1実施形態の具体的な構造である。前記ボトル10は図1の破線で示す蓋体20と、外ビン30と、内ビン40とを備える。上述の蓋体20の内部には一段の内ねじ山を有する(図示せず)。
前記外ビン30は透明な円形の容器であり、開口端32及び底部34を有し、且つ外ビン30の開口端32に隣接する箇所には2つの凹部36が設けられる。外ビン30の外側には滑り止めのための線紋が形成される(図示せず)。本実施態様では、前記外ビン30の底部34は封鎖されている。ある実施形態では、外ビン30の底部34は開放されている。
なお、上述の凹部36は、直径が外ビン30の壁面の長孔を貫通するようになる。当然ながら、凹部36が長形の溝部或いは弧形の溝部であり且つ外ビン30の内壁に形成されるものも、本実施形態の範囲内に含まれる。
前記内ビン40は円筒であり、出入口42及び封鎖部44を備え、液体が出入口42から内ビン40に注入され、或いは出入口42から外に流出される。内ビン40は漏水防止リング48及び結合段46を有する。上述の漏水防止リング48は内ビン40の外側の出入口42に隣接する箇所から突出し、且つ直径が漏水防止リング48の外部に形成される2つの凸部41に対応する。
本実施態様では、上述の凸部41の形状は凹部36の矩形ブロックに大方符合する。ある実施形態では、凸部41は鉤状の角ブロックである。
上述の結合段46は一段の外ねじ山を指し、蓋体20の内ねじ山に螺合されると共に取り外しも可能になる。
内ビン40が外ビン30に納置されると、漏水防止リング48の外径が外ビン30の開口端32の内径より大きい上、漏水防止リング48が外ビン30の内壁の開口端32に隣接する箇所に緊結されるため、外ビン30の内壁及び内ビン40の外側を隔てる空間12が形成されて密閉作用を提供し、液体がボトル10の内ビン30及び外ビン40に囲まれた空間12に漏れ出さないようにする。
外ビン30が内ビン40に被覆されると、内ビン30と外ビン40とを隔てる空間12の容積が縮減され、気体が凹部36に流入して気圧を解放する経路となる。これにより、凹部36がボトル10の空気抜き構造と同等になる。
また、漏水防止リング48の厚さは内ビン40の他の部位の厚さより薄く、凸部41が復位するのに必要な作用力を提供する。凸部41が圧迫されて外ビン30の開口端32を通過し、復位して対応する凹部36に係合されることで係合構造が形成され、内ビン30及び外ビン40を結合させて脱離しにくくさせる。
これにより、内ビン30及び外ビン40が透明なため、内ビン40の色が目視でき、内ビン40の液体の容量(或いは水位)を目測しやすくなり、多色及び保温等の効果を兼ね備えて、従来のボトルが単調であるという欠点を改善させる。
<第2実施形態>
図3及び図4はボトル10の第2実施形態である。構造は第1実施形態とほぼ同じであり、差異は、まず係合構造が無く、漏水防止リング48が外ビン30の内壁の開口端32に近接する箇所に緊結される点である。
次に、前記空気抜き構造は若干の溝部50であり、これら溝部50が外ビン30の内面の開口端32に近接される箇所に形成される。外ビン30が内ビン40に被覆する間に、内ビン30及び外ビン40を隔てる空間12では気体が圧迫されて図4の矢印の方向に外に漏れ出し、気圧が解放される経路となる。
内ビン30及び外ビン40でボトル10が構成された後、これら溝部50が媒体により封鎖され、液体が溝部50から内ビン30及び外ビン40で隔てられた空間12に漏れ出すのを防ぐ。
<第3実施形態>
図5はボトル10の第3実施形態である。構造は第2実施形態と概ね同様であり、差異は、まず、前記漏水防止リング48が円周面であり、0.5mm〜30mmの厚さWを有する点である。次に、前記空気抜き構造が外ビン30の内面に設けられず、内ビン40の外部に設けられる点である。確実な点は、空気抜き構造は漏水防止リング48が外ビン30に潜入する部位に形成される環状凹部54であり、同様に内ビン30及び外ビン40により隔てられる空間12の気圧を解放させる経路となる。
さらに、上述の媒体(図示せず)が漏水防止リング48と外ビン30との間に添加される。媒体は油や接着剤であり、漏水防止リング48及び外ビン30の密着度を高める。
<第4実施形態>
図6はボトル10の第4実施形態である。構造は第1実施形態と大方同じであり、差異は、まず、漏水防止リング48と凸部41とが分離されるが、漏水防止リング48が内ビン30と外ビン40とを隔てる空間12に対する密閉作用を尚有する点である。続いて、凸部41は長形構造であり、内ビン40と一体化するように設計され、且つ漏水防止リング48の上方に位置される。内ビン40が外ビン30に納置されると、凸部41が凹部36に係合される。
従って、本明細書に開示された実施例は、本考案を限定するものではなく、説明するためのものであり、このような実施例によって本考案の思想と範囲が限定されるものではない。本考案の範囲は特許請求の範囲により解釈すべきであり、それと同等の範囲内にある全ての技術は、本考案の権利範囲に含まれるものと解釈すべきである。
10 ボトル
12 空間
20 蓋体
30 外ビン
32 開口端
34 底部
36 凹部
40 内ビン
41 凸部
42 出入口
44 封鎖部
46 結合段
48 漏水防止リング
50 溝部
54 環状凹部
w 厚さ

Claims (10)

  1. 開口端を有する外ビンと、
    出入口を有し、開口端から外ビンに納置される内ビンと、
    内ビンと外ビンとが隔てられることで形成される空間と、
    内ビンと外ビンとの間で隔てられて形成される空間を密閉させるための漏水防止リングとを備えることを特徴とする二重ボトル。
  2. 前記漏水防止リングは内ビンと外ビンとの間で独立するリング体であることを特徴とする、請求項1記載の二重ボトル。
  3. 前記漏水防止リングは内ビン及び外ビンの内の何れか1つと一体になるように設計されるリング体であることを特徴とする、請求項1記載の二重ボトル。
  4. 前記漏水防止リングは0.5mm〜30mmの厚さを有する円周面であることを特徴とする、請求項1記載の二重ボトル。
  5. 前記内ビン及び外ビンから内ビンの水位を目視できることを特徴とする、請求項1記載の二重ボトル。
  6. 内ビン及び外ビンを隔てる空間に適用される空気抜き構造をさらに備え、空間の気体が空気抜き構造を通して外に放出されることを特徴とする、請求項1記載の二重ボトル。
  7. 前記空気抜き構造は孔、溝部、或いは凹型孔の内の何れか1つであり、内ビン及び外ビンの内の何れか1つに形成されることを特徴とする、請求項6記載の二重ボトル。
  8. 内ビンと外ビンとの間に設けられる係合構造をさらに備えることを特徴とする、請求項1記載の二重ボトル。
  9. 前記係合構造は、
    内ビン、外ビン、及び漏水防止リングの内の何れか1つに設けられる凹部と、
    内ビン、外ビン、及び漏水防止リングの内の何れか1つに設けられると共に凹部に挿入される凸部とを備えることを特徴とする、請求項8記載の二重ボトル。
  10. 内ビン、外ビン、及び漏水防止リングの間を密封させる媒体をさらに有することを特徴とする、請求項1記載の二重ボトル。
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