JP3199667B2 - キャビン付トラクタ - Google Patents

キャビン付トラクタ

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JP3199667B2
JP3199667B2 JP22843597A JP22843597A JP3199667B2 JP 3199667 B2 JP3199667 B2 JP 3199667B2 JP 22843597 A JP22843597 A JP 22843597A JP 22843597 A JP22843597 A JP 22843597A JP 3199667 B2 JP3199667 B2 JP 3199667B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャビン付トラク
タに係り、より具体的にはキャビンの支柱形状を細工す
ることで居住空間の増大を図りつつキャビンを軽量化し
て乗降の仕易さと視界性を向上したキャビン付トラクタ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】運転操縦装置を取囲むキャビンを備えた
トラクタは、特開平8−332839号公報等で公知で
あり、従来のキャビンは、前後左右の支柱と天井枠とで
骨格体を構成し、乗降口に開閉自在なドアを備えたもの
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来におけるキャビン
の左右前支柱は、角柱形、中実形等の直線柱材を立設し
て構成されていたため、前支柱部分における居住空間の
増進は差程期待できるものではなかった。また、キャビ
ンの乗降口に開閉自在なドアを備えたとき、乗降の便を
図るため手摺を設けているものもあるが、従来ではこの
手摺は乗降の軽快さを意図としているにすぎず、該手摺
によって前方視界性の障害となるおそれがあった。
【0004】そこで本発明は、キャビンの前支柱をくの
字形に形成することによって、キャビン空間の増進を図
り、該支柱をくの字形にしたとき座屈性があることか
ら、この座屈性は手摺で防止し、この結果として支柱の
小形化(小形、小径)による軽量化を図ったキャビン付
トラクタを提供することが目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、運転操縦装置
16を取囲むキャビン17を備えているトラクタ2にお
いて、前述の目的を達成するために、次の技術的手段を
講じている。すなわち、本発明に係るキャビン付トラク
タは、キャビン17の左右前支柱18は高さ方向中間の
屈折部318を介してくの字形に形成されており、キャ
ビン17の乗降口に備えている手摺518の上下部位
を、前記屈折部318を跨いで前支柱18に固着してい
ることを特徴とするものであり、このような構成を採用
したことにより、キャビン17の前方部分での居住空間
を増進できて居住性、操縦性の向上が期待できながら、
左右前支柱18の屈折部318による座屈性の低下は、
手摺518によって防止し、延いては乗降の便を維持し
つつキャビン骨格の軽量化が図れるのである。
【0006】前記手摺518は、オペレータQの前方視
界Q1の影となる前支柱18の位置に装着されているこ
とにより、手摺518による前方視界Q1が障害となる
こともなく、更に、前支柱18と手摺518は、キャビ
ン補器618の取付板718で相互に連結されているこ
とによって、前支柱18と手摺518が剛結されて耐座
屈性を向上できるし、この際、取付板718およびキャ
ビン補器(作業灯等)618を前支柱18の影(死角)
に備えることで視界障害を抑制できるに至ったのであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照しながら説明すると、本発明に係るキャビン
17を装備している2軸4車輪形のトラクタ2の全容を
示している図1において、当該トラクタ2は左右の前輪
3と左右の後輪4とを備え、前輪3は操向輪であるとと
もに駆動可能であり、ここに、四輪駆動トラクタとされ
ているが、前輪3はこれに対する動力を断接して二輪駆
動(後輪駆動)にすることもできる。
【0008】トラクタ車体5は搭載エンジン6の後部に
クラックハウジングを介してミッションケース7を連設
することで構成されており、エンジン6およびこの前方
に備えたラジエータ等のエンジン補器は天板を開閉自在
としたボンネット8で被われている。トラクタ車体5の
後部上面には、左右のリフトアーム9を有する油圧昇降
装置10が搭載されており、図では三点リンク11によ
ってロータリ作業機12を昇降制御可能として着脱自在
に装着している。
【0009】左右の後輪4はそれぞれその内側に立設さ
れている後輪フェンダ13で被われており、この左右の
後輪フェンダ13間に運転席14が配置されており、こ
の運転席14の前方に備えている操縦ハンドル15とに
よって運転操縦装置16が構成されており、当該装置1
6は左右の後輪フェンダ13を含んだ独立装着形(車体
5上に脱着自在に搭載したものをいう)のキャビン17
によって取囲まれている。
【0010】キャビン17は左右一対の前支柱18と、
左右一対の後支柱19と、前・後支柱18,19の中間
でかつ後支柱19側に寄った後輪フェンダ13から立上
った中間支柱20と、空調装置(冷房、暖房、冷・暖
房、換気等)を有する天井部21とで箱形に構成されて
いて該キャビン17の底部板(フロアーシート)22は
運転席14の装着部位22Aがその前方部位22Bより
も一段高くなっている。
【0011】更に、キャビン17は、中間支柱20に備
えたピボット金具20Aを支点として開閉固定可能なド
ア23を備え、このドア23の開閉部位が昇降口とされ
ているとともにステップ24を備え、前後左右の底部に
備えている防振ゴム等による防振支持手段によってトラ
クタ車体6に搭載されている。また、キャビン17の後
支柱19は中間の屈折部19Aを介して逆くの字形に形
成されていて、該屈折部19Aがリフトアーム9の回動
支点(アーム軸)を横切る鉛直平面近傍に位置すること
で、キャビン17の全体が前方(従来より約5cm程)
に相対的に位置して搭載され、トラクタ2全体の重心が
前方に転移されることになって、ロータリ作業機12を
昇降自在に装着しても前後重量バランスが良好で、この
結果としてトラクタ全体は軽量化され水田作業に適応可
能とされている。
【0012】図3〜図9を参照すると、左右の前支柱1
8および左右の後支柱19は、図7および図8で示すよ
うに、断面矩形の対向角部を互いに内方に折曲形成した
くびれ部118,119を有する異形(角ひょうたん
形)断面に形成されることでくびれ部118,119に
よるリブ作用によって剛性を確保し、前支柱18では前
面ガラス218およびドア23における縁取り部材(ウ
ェザーストリップ)の当り面(位置決め)としてくびれ
部118を利用し、後支柱19では後面ガラス219お
よび側面ガラス319におけるウェザーストリップ21
9A,319Aの当り面(位置決め)としてくびれ部1
19を利用しており、このように構成することによって
運転席14に居るオペレータQの前方放射視界Q1およ
び後方放射視界Q2の影(視界の死角)にストリップ2
19A,319Aを位置させているとともに、くびれ部
118,119によるリブ作用によって、前・後支柱1
8,19の断面を小形化しても充分に剛性を確保し、こ
れ故、キャビン17の骨格体が軽量化できるのである。
【0013】左右の前・後支柱18,19の上端は、図
4で示すように方形の天井枠121によって相互に連結
されていて箱形の骨格体を構成しており、左右の前支柱
18は高さ方向中間部位(ボンネット8の天板相当部
位)において前方および左右方向に屈折する屈折部31
8を介して緩やかなくの字形とされることでキャビン1
7を相対的に前方側寄りに搭載してもキャビン17の居
住空間は確保しているとともに、左右の前支柱18と天
井枠121で構成される前支柱枠は図5で示すように下
方拡大形に形成されることで前方視界を拡大していると
ともに左右方向の居住空間を拡大しており、この前支柱
枠にワイパー418を有する前面ガラス218が装着さ
れている。
【0014】左右の前支柱18には、乗降用の手摺51
8が具備されており(図5では片方(左側)のみである
が左右角側に具備させても良い)、該手摺518は屈折
部318を挟んで(跨いで)上下部位において前支柱1
8に溶接又はボルト止め等で固着(着脱自在であっても
良い)されることによって、屈折部318を形成したこ
とによる前方、左右の居住空間の拡大を図りつつ、上下
方向の座屈性の低下を防止しているとともに、キャビン
骨格の軽量化を図っているのである。
【0015】前支柱18の耐座屈性の向上を図るのであ
れば、手摺518は屈折部318を挟んで(跨いで)支
柱18の上下部位で固着すれば良く、これ故、当該手摺
518は支柱18の内側(キャビン室内側)に具備させ
ることもできる。しかし、前方視界Q1を加味すると、
支柱18の影(視界の死角となる部位)に位置するよう
に図7で示すように装着することが望ましい。
【0016】また、前支柱18には、作業灯等のキャビ
ン補器618が付帯されるが、その取付板718を支柱
18と手摺518とに亘って固着乃至相互連結(溶接、
ボルト止め)することでより一層の耐座屈性を向上して
いるとともに、取付板(取付台)718および作業灯6
18を支柱18の影に位置することで、作業灯618等
による視界障害を少なくしている(図7参照)。
【0017】図3を参照すると、キャビン17の天井部
21は、天井枠121上にインナーとアウターとからな
る中空部を有するルーフ部材221を載置固定してな
り、ルーフ部材221の中空部に空調器(冷房、暖房、
冷・暖房、換気等)321が内装されており、空調器3
21のドレン水(ドレン媒体)は中柱20をダクトとし
て下方に流下可能としている。
【0018】図3および図5において、ボンネット8の
後部の操縦パネル108は、キャビン17内に在り、該
パネル108にハンドル15が支えられているととも
に、吊下げ式で踏込み形のペダル装置(ブレーキペダ
ル、クラッチペダル等)208が備えられており、図3
において符号23Aはドア23の開閉ノブを示してい
る。図6を参照すると、キャビン17の骨格を構成する
左右の後支柱19はフェンダ13上に立設されていて当
該部位が実質的に屈折部19Aとされており、左右の屈
折部19Aは水平方向の梁部材19Bによって互いに連
結されており、この梁部材19Bに後支柱19の下方部
位(下方部材)19Cの上端が固着(ボルト止め等)さ
れて下方に延伸されており、該下方部材19Cは実質的
に左右のフェンダ13の内側面に沿接されて該フェンダ
13を支持して後車軸ケース25に支持されている。
【0019】左右の下方部材19Cは互いに平行であ
り、この下方部材19Cの中間が第2の梁部材119B
によって互いに連結され、梁部材19B,119Bおよ
び左右の下方部材19Cによって方形(横長方形)の窓
17Aが形成されており、この窓17Aには図9で示す
ように梁部材119Bに支持されている透視板(ガラ
ス、透明樹脂)319によって閉塞されており、ここ
に、オペレータQの後下方視界Q3を確保している。
【0020】図6において、天井枠121、左右後支柱
19、梁部材19Bによって略台形の後方窓が形成され
ており、この後方窓には天井枠121に備えている左右
のヒンジ(図示せず)によって後部ガラス219が上部
を支点として開閉自在に備えられて当該後方窓を閉塞自
在としており、図示の実施形態では後部ガラス219は
図3で示す左右のガスダンパ17Bによって支持されて
おり、図6で示す施錠ノブ手段17Cによって梁部材1
9Bに係脱自在とされていて、該ノブ手段17Cをオペ
レータQが操作することでダンパ17Bを介して緩やか
に開閉自在とされている。
【0021】後部ガラス(ガラス板、透明樹脂板等)2
19の下縁には弾性縁取り部材(実質的にウェザースト
リップ)219Aが付設されており(後部ガラス219
の左右縁にも付設されている)、この弾性縁取り部材2
19Aと下部透視板319に付設した弾性縁取り部材3
19Aは、図9で示すように視界Q3の影(死角)とな
る梁部材19Bに位置して当接されるようになってい
る。
【0022】図3,図6および図8において、コンビネ
ーションランプ等の照明器具419が左右の後支柱19
の中間部位、すなわち、フェンダ13の上面と天井部2
1との間にネジ止め等によって着脱自在に付設してあ
る。すなわち、照明器具419は、従来、後輪フェンダ
13の後端上面に付設されていたが、これでは、後下方
視界Q3の障害となるし、また、泥土等の付着機会も多
いことから、本実施形態では、当該器具419を後支柱
19の中間に付設したのである。
【0023】ここで、当該器具419が後方視界の障害
となることから、後支柱19の上端部位に付設すると、
法規制(地上より2m)を守ることができないことか
ら、後支柱19の中間部位に付設したのである。このよ
うに、左右の後支柱19の中間に照明器具419を付設
することにより、オペレータQの後下方視界Q3が障害
となることはなく、また、図8で示すように視界Q2の
影(死角)となる部位に付設することで後支柱19の中
間に設けても視界Q2の障害となるのを防止しているの
である。
【0024】図2および図3を参照すると、キャビン1
7における左右の後支柱19における下方部材19C
は、後車軸ケース25にボルト止めされているハット型
支持台26に、ブラケット27と防振支持手段28によ
ってトラクタ車体5に搭載されており、後支柱19にお
ける下方部材19Cの下端に固着している左右の下部フ
レーム29が前方に延伸されていて左右の前支柱18に
連結されている。
【0025】すなわち、従来では左右の下部フレーム2
9の後底面29Aをハット型支持台26に防振支持手段
28を介して搭載していたのに対し、本発明の実施形態
では、後支柱19の下方部材19Cを後車軸ケース25
の前方側で上下方向に位置させて該下方部材19Cに固
着したブラケット27と防振支持手段28を介してトラ
クタ車体5に搭載し、ここに、キャビン17は従来より
も5cm程度前方に位置し、後支柱19の下方部材19
Cが後上り傾斜であることから、キャビン17を従来よ
り前方位置にしても居住空間は確保し、また、キャビン
17を従来よりも前方位置に搭載したことから、トラク
タ車体5の上面に着脱自在に搭載固定した油圧昇降装置
10をメンテナンスするときの持上げ空間30を確保し
ているのである。
【0026】油圧昇降装置10のヘッド部分10Aはフ
ロアーシート22の装着部位22Aで上方から被われて
おり、この装着部位22A上には、シート支持体31を
介して運転席14が装着されており、当該運転席14は
シート支持体31とともに装着部位22A上に着脱自在
であり、これら14,31を取外した状態で装着部位2
2Aに形成した開口窓22D(図4参照)を介して上方
から油圧昇降装置10を車体5に固定している上下方向
のボルトを締結弛緩可能とし、ここに、例えば160k
gという重量物であるキャビン17を取外さなくとも油
圧昇降装置10を車体5から上方に上記空間30内で持
上げて後方に抜き出すことで該油圧昇降装置10をメン
テナンス可能としている。
【0027】油圧昇降装置10の前方のミッションケー
ス7上には、エンジン6によって駆動される油圧ポンプ
装置32が設けられており、該油圧ポンプ装置32は装
着部位22Aによって被われているとともに、該部位2
2Aに形成した開口窓22Dを介してヘッド部10Aと
ともにメンテナンスが可能とされている。油圧ポンプ装
置32はエンジン6の出力軸に直結されたPTO推進軸
を介して図外のギヤ等を介して駆動されており、該油圧
ポンプ装置32は通常(従来)では、エンジン6の側面
に設けられていたものを、ミッションケース7上面に設
けることにより、ミッションケース7自体が作動油タン
クも兼ねていることから、配管部材を省略又は短尺化で
きるとともに、エンジン6の側面に備えたときは前輪3
の操向角に制限を与えていたのを併せて解消しているの
である。
【0028】また、フロアーシート22は装着部位22
Aを薄手板(例えば2mm)で構成し、オペレータの足
乗せ部となる前方部位22Bを厚手板(例えば3.0m
m)で構成しており、これによっても、車体重心を前方
に転移させているのであり、装着部位22Aを薄手板で
構成しても図4で示すようにその開口窓22Dの周縁に
固着しているシート支持体31のためのステー31Aに
よって強度は確保されているのである。このように、前
方部位22Bの板厚を分厚く形成することによって、オ
ペレータの足乗せ部である前方部位22Bの振動を抑制
しているのである。
【0029】図10〜図12を参照すると、左右のリフ
トアーム9を有する油圧昇降装置10に、外部油圧取出
装置1を装着した実施形態が示してあり、油圧昇降装置
10を構成する油圧ハウジング(油圧シリンダ本体)3
3に外部油圧取出用の油路34が形成されており、該油
路34に連絡(連通)されている外部油圧取出用のバル
ブ35を、前記油圧ハウジング33の上部で左右のリフ
トアーム9間に設けているのである。
【0030】具体的に説明すると、油圧ハウジング33
は鋳物製であって台座部36にミッションケース7に対
する取付孔36Aが形成されており、台座部36に膨出
形成した本体部37の後部左右壁にリフトアーム9のた
めのアーム軸38を回動自在に支持する左右ボス39が
形成されているとともに、本体部37の前内部には前上
り傾斜状としてシリンダチューブ40が内装され、この
シリンダチューブ40にピストンが摺動自在に嵌合され
ていてヘッド蓋41によってチューブ40の開口端が閉
塞されていて、この油圧ハウジング33がミッションケ
ース7の上面開口部を施蓋した状態での台座部36を上
下方向のボルトで着脱自在として搭載されている。
【0031】油圧ハウジング33の側壁(図では右側
壁)には、油圧ポンプ装置32からの作動油のための入
口(メイン)ポート42が形成されており、該ポート4
2は実質的にネジ管構成とされており、該ポート42に
配管が着脱自在として接続可能である。油圧ハウジング
33には、ドラフト制御弁装置43と水平制御弁装置4
4が左右に振分けられて装着されており、これら弁装置
43,44のための油路45、プライオリティバルブ4
6、リリーフバルブ47等が装着されているとともに、
トラクタ2にフロントローダを装着したときにはこのロ
ーダのための油圧取り出しポート48、ニュートラルポ
ート49およびドレンポート50等が具備されている。
【0032】ドラフト制御弁装置43は、上昇と下降の
ソレノイドバルブとパイロット切換バルブを一体化した
電磁パイロットバルブであり、図13で示すようにドラ
フトセンサ51、リフトアームセンサ52からの信号を
コントロールボックス53に送信し、このコントロール
ボックス53からの制御信号でドラフト制御が自動的に
可能とされている。
【0033】水平制御弁装置44は、トラクタ車体5に
備えている図13に示すローリングセンサ54の信号を
コントロールボックス53に送信し、三点リンク11に
おけるリフトシリンダ(リフトロッド)55をストロー
クセンサ56からの信号等によって制御するものであ
る。図13において、コントロールボックス53は、ド
ラフト・水平制御切換、ドラフト制御およびポジション
制御等のスイッチボックス57から各制御が設定、切換
自在であり、勿論ドラフト・ポジション制御については
マニアル操作も可能であり、このため、油圧シリンダ本
体33の右側にはマニアル操作のための取付穴が開口さ
れており、この開口は自動制御(オートドラフト制御)
のときは着脱自在なカバーによって施蓋されている。
【0034】リフトアーム9には持上げ揚力(油圧力増
強補助)のための伸縮形油圧シリンダ(アシストシリン
ダ)の取付孔9Aが形成されており、このアシストシリ
ンダのための油圧取出口58がシリンダヘッド41に形
成されているとともに該ヘッド41には落下調整弁59
が組込まれている。外部油圧取出用のバルブ35は、バ
ルブケース61に切換用スプール62を備えて構成され
ており、該スプール62は揺動アーム63を介してプッ
シュプルケーブル64の操作力によって切換自在であ
り、油圧取出部(油圧取出と戻りを含む)35Aは、実
質的に油圧取出ホースを着脱自在とするクイックカプラ
ーで構成されている。
【0035】この外部油圧取出用のバルブ35(バルブ
ケース、スプールを含む、以下同じ)は、油圧ハウジン
グ33の上面に、油路34と連通して直接装着すること
もできるが、図示例では油路34と連通した連絡油路6
0Aを有するスペーサ60を介在して油圧ハウジング3
3上部に着脱自在に装着されている。また、バルブ35
はこれのひとつを装着しても良いが図示例では中間スペ
ーサ65およびヘッドスペーサ66を介して複数個を上
下方向に積み重ねてボルト67によって着脱自在として
装着されており、油圧取出部35Aは水平面上において
後方に延伸されていて油圧取出ホースの脱着が容易とさ
れているのである。
【0036】油圧外部取出用のバルブ35に対する油路
34が油圧ハウジング33に形成されていることから、
外部にむき出しの配管は不要となり、スペーサ60、中
間スペーサ(これにも油路がある)65を積み重ねると
き位置決めと重合面のシールを確実にすることで油洩れ
は確実に防止できるのであり、また、左右のリフトアー
ム9間に設けられていることから、リフトアーム9の昇
降動作に油圧取出ホースとともに支障とならないのであ
る。
【0037】油圧ハウジング33には、その後立面にト
ーションバー(荷重感知部材であり、ドラフトセンサと
なる)68を有するトップリンク取付台装置69が装着
され、また、ミッションケース7に対する作動油の給油
プラグA等が備えられることから、図11および図12
で示すようにバルブ35は左右方向一方、図では左方向
に偏在して装着され、これによって三点リンク11を昇
降動作させたとき、バルブ35との干渉を少なくしてお
り、この結果として三点リンク11(左右のリフトアー
ム9)の揚程角は充分に確保されているのである。
【0038】図14〜図20を参照すると、連絡通路6
0Aを有するスペーサ60の詳細が図解されており、該
スペーサ60は油圧ハウジング33に対する着座部60
Bに複数のボルト挿通孔60Cを有し、該着座部60B
にドレンポート50が形成されているとともに、ボルト
挿通孔60Cに挿通した上下方向のボルトによって油圧
ハウジング33の上面に着脱自在として装着されている
ことから、油圧ハウジング33をトラクタ車体5に装着
した状態でスペーサ60を介してバルブ35が脱着自在
とされているのである。
【0039】更に、スペーサ60にはバルブ35の取付
座60Dが膨出形成されており、この取付座60Dにバ
ルブ35が中間スペーサ65、ヘッドスペーサ66を介
してボルト67により着脱自在であり、このことから、
油圧ハウジング33にスペーサ60を装着した状態でバ
ルブ(バルブユニット)35を着脱自在であり、これに
よって、メンテナンスがより一層容易とされているので
ある。
【0040】図21を参照すると、アーム軸38は油圧
ハンジング33に左右方向として貫通した筒状ボスに挿
通されていて該筒状ボスとの間に介在した左右の筒状ブ
シュ70を介して回動自在に支持されている。この筒状
ブシュ70は微振動による焼付けが激しいことから潤滑
することが必要であり、本実施形態ではドラフト制御弁
装置43および水平制御弁装置44が油圧ハウジング3
3の左右側壁に左右分配して配置されていることから、
ドラフト制御弁装置43の戻り油口(タンクポート)に
配管部材71を遊挿接続して戻り油の一部を配管部材7
1を介して右側のブシュ70に送液して当該ブシュ70
を半強制潤滑しており、一方、水平制御弁装置44の戻
り油口(タンクポート)に配管部材72を遊挿接続して
戻り油の一部を配管部材72を介して左側のブシュ70
に送液して当該ブシュ70を半強制潤滑してブシュ70
の焼付けを防止しているのであり、図21で示すよう
に、ブシュ70の外側にはOリング73とカラー74を
設けて戻り油の外部洩出を防止しているのであり、左右
のブシュ70に油膜を造成した残余の油はミッションケ
ース7内に還流されるのである。
【0041】なお、配管部材71については、右側にド
ラフト制御弁装置(オートドラフト)の代りに、メカニ
カル(機械)操作される(人為操作される)ドラフト制
御弁を設けたときには、このドラフト制御弁のタンクポ
ートに遊挿接続されるものである。ここで、タンクポー
トに配管部材71,72を遊挿接続したことにより、戻
り油の一部はその遊挿接続部を介してミッションケース
内に戻り、残余の戻り油が配管部材71,72を介して
左右のブシュ70を半強制潤滑するのであり、上述のよ
うに、油圧ハウジングの左右にドラフト制御弁(オート
又はメカニカルを含む)と水平制御弁をそれぞれ左右振
り分けて設け、この各バルブのタンクポートに配管部材
71,72を介在することでブシュ70の焼付けを防止
しており、この配管部材71,72も油圧ハウジング3
3で被ったかたちで前後方向に配置すれば良く、配管部
材71,72の配管も容易となるのである。
【0042】なお、配管部材71,72については、油
圧ハウジング33に孔形状として構成しても良く、油圧
ハウジング33に、外部油圧取出用の油路34、弁装置
43,44のための油路45等を形成することによっ
て、該油圧ハウジング33は大容量でありながらも、軽
量化が図れて水田用トラクタにおける油圧昇降装置10
として意義があるのである。
【0043】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、キ
ャビンの居住空間を増進しながら軽量で耐座屈性に優れ
たキャビン付トラクタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキャビン付トラクタの全体側面図
である。
【図2】トラクタ後部の立面図である。
【図3】キャビン付トラクタの要部側面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図3の前面(正面)図である。
【図6】図3の後面(背面)図である。
【図7】キャビンの前支柱部分の平面図である。
【図8】キャビンの後支柱部分の平面図である。
【図9】キャビンの後部窓部分の立面図である。
【図10】外部油圧取出装置を有する油圧昇降装置の側
面図である。
【図11】図10の平面図である。
【図12】図10の要部背面図である。
【図13】油圧回路の構成図である。
【図14】スペーサの平面図である。
【図15】スペーサの正面図である。
【図16】スペーサの側面図である。
【図17】図14のA−A断面図である。
【図18】図14のB−B断面図である。
【図19】図14のD−D断面図である。
【図20】図14のE−E断面図である。
【図21】油圧昇降装置の断面図である。
【符号の説明】
2 トラクタ 17 キャビン 18 前支柱 19 後支柱 318 屈折部 518 手摺
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−197942(JP,A) 特開 平9−86447(JP,A) 特開 平5−193529(JP,A) 特開 平8−332839(JP,A) 特開 平8−80746(JP,A) 実開 平7−24686(JP,U) 実開 昭63−13358(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 33/06 B62D 25/08 B62D 49/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転操縦装置(16)を取囲むキャビン
    (17)を備えているトラクタ(2)において、 キャビン(17)の左右前支柱(18)は高さ方向中間
    の屈折部(318)を介してくの字形に形成されてお
    り、キャビン(17)の乗降口に備えている手摺(51
    8)の上下部位を、前記屈折部(318)を跨いで前支
    柱(18)に固着していることを特徴とするキャビン付
    トラクタ。
  2. 【請求項2】 手摺(518)は、オペレータ(Q)の
    前方視界(Q1)の影となる前支柱(18)の位置に装
    着されていることを特徴とする請求項1に記載のキャビ
    ン付トラクタ。
  3. 【請求項3】 前支柱(18)と手摺(518)は、キ
    ャビン補器(618)の取付板(718)で相互に連結
    されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のキ
    ャビン付トラクタ。
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