JP3197979U - 融雪装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な装置で、安価な、一般の家庭向きの融雪装置を提供する。【解決手段】降積した雪を投入するホッパー2に格子状やハニカム状に仕切り板3を内設し、このホッパー2に投入した雪を加熱して融かすために石油ヒーター6を設け、融かした雪水を排出可能に排水管10をホッパー2の底部に接続している。ホッパー2の下部を加熱可能にファンヒーターの石油ヒーター6を配設し、排水管10に多数の微少孔を開孔することが好ましく、さらにホッパー2の側面を二重状とし、ホッパー2の底面部を凸凹状とすることが好ましい。【選択図】図1

Description

本考案は、豪雪地域や降雪地域に利用可能な融雪装置に関するものである。
豪雪地域の除雪手段として、屋根の雪下ろし手段や、道路に積雪の除去手段、建物の周辺に積もった雪を融かす融雪手段等が知られている。
前記雪下し手段は、建物の倒壊を防止するのに重要であり、道路の積雪除去手段も自動車や人の通行のために重要である。しかし、これらは、専ら積雪部の移動といえるもので、建物の倒壊や自動車や人の通行に邪魔にならないようにするものであり、降積した雪を消滅するものでない。
その点、後者の融雪手段は、降積した雪を融かして消滅処理ができるため、積雪状態を消滅できる。しかし、従来の融雪装置は、大型で、価格が高く、ランニングコストも高く、到底、一般の家庭向きとしては購入して利用することが困難であった。
特開2012−184543号公報
そのため、できるだけ簡素な装置で、安価な、一般の家庭向きの融雪装置を提供することが課題であった。
本考案は、上記のような点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、実用新案登録請求の範囲の請求項1のように、降積した雪を投入するホッパーに格子状やハニカム状に仕切り板を内設し、このホッパーに投入した雪を加熱して融かすために石油ヒーターを設け、融かした雪水を排出可能に排水管をホッパーの底部に接続したことを特徴とする融雪装置を提供するにある。
また、請求項2のように、ホッパーの下部を加熱可能にファンヒーターの石油ヒーターを配設し、排水管に多数の微少孔を開孔したことを特徴とする融雪装置を提供するにある。
また、請求項3のように、ホッパーの側面を二重状とし、ホッパーの底面部を凸凹状としたことを特徴とする融雪装置を提供するにある。
またさらに、請求項4のように、ホッパーの底面の裏側に凸凹面の金属板を接合したことを特徴とする融雪装置を提供するにある。
またさらに、請求項5のように、ホッパーの内側面部または外側面部に石油ヒーターの加熱による排気用の排気管を配設したことを特徴とする融雪装置を提供するにある。
本考案は、実用新案登録請求の範囲の請求項1のように、降積した雪を投入するホッパーに格子状やハニカム状に仕切り板を内設し、このホッパーに投入した雪を加熱して融かすために石油ヒーターを設け、融かした雪水を排出可能に排水管をホッパーの底部に接続したことによって、雪をホッパーの格子状の仕切り板間に装填でき、石油ヒーターで加熱すると、装填した雪が装置の内壁面および仕切り板を介して加熱されて融雪する。融雪した水は、排水管を介して外部に排出され、屋根や道路に降積した雪を消滅することができる。
特に、ホッパーに石油ヒーターを設ける位だけなので、簡素で、安価に製造でき、さらにランニングコストも低く、降雪地域や積雪地域の一般家庭において十分に利用できる。
さらに、請求項2のように、ホッパーの下部を加熱可能にファンヒーターの石油ヒーターを配設し、排水管に多数の微少孔を開孔したことによって、ファンヒーターの石油ヒーターでホッパーの下部を加熱して上記のようにホッパーに装填して、雪を融かし、排水管を介して排出できるとともに、排水管の微少孔から蒸気状に放出できて、その周辺の雪を融かして消滅することができる。
また、請求項3のように、ホッパーの側面を二重状とし、ホッパーの底面部を凸凹状としたことによって、ホッパーの側面の断熱性を高められて、また凸凹状の底面での熱伝達性を高められ、熱効率よく加熱できて融雪することができる。
さらにまた、請求項4のように、ホッパーの底面の裏側に凸凹面の金属板を接合したことによって、ホッパーの底面に接合した凸凹面の金属板を介して石油ヒーターから熱効率よくホッパー内に伝達して融雪することができる。
またさらに、請求項5のように、ホッパーの内側面部または外側面部に石油ヒーターの加熱による排気用の排気管を配設したことによって、石油ヒーターによる排気管を介してその排熱を利用してホッパー内の雪を融かすことができる。
本考案の一実施例の概略正断面図、 同上の概略側断面図、 同上の排水管部の拡大平面図、 同上のホッパーの底面部の他の実施例の一部省略したやや拡大の概略側断面図、 同上のさらに他の実施例の一部省略したやや拡大の概略拡大概略側断面図、 同上のさらに他の実施例の装置を組み立て、分解自在とした概略正面図。
本考案の融雪装置1は、降積した雪を投入するホッパーに格子状やハニカム状に仕切り板を内設し、このホッパーに投入した雪を加熱して融かすために石油ヒーターを設け、融かした雪水を排出可能に排水管をホッパーの底部に接続したことを特徴としている。
融雪装置1は、図1、図2のように所要の大きさの箱状に鉄板等を折曲したりして所定容量のホッパー2を形成し、降積した雪を投入して融雪して排水処理するようにしている。
ホッパー2は、1500〜2000mm幅×600〜1000mm奥行×600〜1000mm高さの0.5〜2m3 容量の比較的小型として所要厚さの鉄板や鋼板等で形成し、その底面を1〜5度の傾斜面として雪水を排水処理しやすくしている。
また、ホッパー2の内部には、所定の間隔で格子状やハニカム状に鉄板や鋼板等の金属板の仕切り板3をホッパー2の底部から5分の1の高さから上端部にわたる高さ(好ましくは3分の1〜2分の1の高さ)に装着して、ホッパー2の底面部からの熱を仕切り板3に熱伝達して、装填した雪に熱伝達して熱効率よく融雪できるようにしている。
また、ホッパー2の上部には投入ガイド4を斜め状に設けて雪を投入しやすくし、さらに側周部を二重の筒状として側周面からの放熱をできるだけ防止して熱効率を高めるようにしている。
このように形成したホッパー2の下側には、図1、図2のように所要の空間部5を設け、その一側部に家庭用や工業用の石油ヒーター6を搭載して灯油を燃焼して得た熱を送風ファン7で空間部5に送給し、ホッパー2の底面を加熱してホッパー2内に装填した雪を融かすようにしている。上記空間部5の側周部や下部も、二重状として空間部8を設けたり、断熱材を装着して放熱するのを防止することが好ましい。
そして、上記ホッパー2の一側部に排水孔9を開孔して排水管9を接続し、融雪した雪水を排水処理するようにしている。
上記排水管10は、図3のように蛇行状とするのが好ましく、その側周面には多数の微小孔11を開孔し、加熱された雪水を微小孔11から蒸気として放出し、周辺の雪を融かして消滅できるようにしている。
また、上記した空間部5の石油ヒーター6と反対側の一端部には、排気管12を排設し、石油ヒーター6による排気ガスを排出するようにしている。必要により、所要のフィルターを設けることができる。13は走行用車輪、14は走行用把手である。
上記したホッパー2の底面の裏側には、図4のように凸凹面とした鉄板や鋼板等の金属板15を溶接したりして接合することもできる。
また、図5のように、上記した排気管12の一部または全部をホッパー2の内側面部や外側面部に沿うように配設し、排気ガスの余熱を活用して融雪するようにもできる。
また、図6のように、融雪装置1のホッパー2部をコーナー部にアングル材16等を介してボルト17で組み立て、分解自在に接合して形成し、夏期等の融雪装置1が不要時にボルト17をはずして解体し、部材等を重ね合せたりして、積み立てて嵩ばらずに保管するようにしている。
上記ホッパー2の側周面部や空間部5に所要の断熱材を貼付したりすることもでき、またファンヒーターでなくて石油ヒーター6をホッパー2の下側等の所要位置に配設することも可能であり、さらにホッパー2の底面部に良熱伝導材を使用したり、接合することも可能で、上記した本考案の趣旨にもとづいて適宜の省エネルギーや熱効率を高める手段を採択することができる。
図1、図2は、本考案の実施例を示すもので、融雪装置1は、図1、図2のように1500mm幅×600mm奥行×600mm高さのほぼ0.5m3 容量の小型の箱状に所定厚さの鉄板を折曲してホッパー2を形成し、降積した雪を投入して融雪して排水処理するようにしている。ホッパー2の底面は、5度の傾斜面として融雪して排水処理しやすくしている。
上記ホッパー2の内部には、所定の間隔で格子状に鉄板の金属板の仕切り板3をホッパー2の底部から3分の1位の高さに装着して、ホッパー2の底面部からの熱を仕切り板3に熱伝達して装填した雪を融雪できるようにしている。また、ホッパー2の上部には投入ガイド4を斜め状に設けて雪を投入しやすくし、さらに側周部を二重の筒状として側周面からの放熱をできるだけ防止して熱効率を高められるようにしている。
このように形成したホッパー2の下側には、図1、図2のように所要の空間部5を設け、その一側部に家庭用のファンヒーターの石油ヒーター6を搭載し、灯油を燃焼して得た熱を送風ファン7で空間部5に送給してホッパー2の底面を加熱してホッパー2内に装填した雪を融かすようにしている。上記空間部5の側周部や下部も、二重状として空間部8を設けて放熱するのを防止するようにしている。上記ホッパー2の一側部に排水孔9を開孔して排水管10を接続し、融雪した雪水を排水処理するようにしている。
上記排水管10は、図3のように蛇行状に接続し、その側周面に多数の微小孔11を開孔し、加熱された雪水を微小孔11から蒸気として放出し、周辺の雪を融かして消滅できるようにしている。また、上記した空間部5の石油ヒーター6と反対側の一端部には、排気管12を排設し、石油ヒーター6による排気ガスを排出するようにしている。
降積した5を除去するには、融雪装置1を走行用把手14を持って走行用車輪13を介して走行して所定の積雪部に移動し、スコープやコンベア等で積雪をホッパー2に投入し、石油ヒーター6を作動してホッパー2の底面を加熱し、装填した雪を融かしていく。
ホッパー2に投入した雪は、石油ヒーター6による加熱によってホッパー2の底面部、格子状の仕切り板3を介して融雪し、融雪した水は排水管10を介して外部に排出され、屋根や道路に降積した雪を消滅して除去することができる。
特に、ホッパー2に石油ヒーター6を設ける位だけなので、装置を簡素で、安価に製造でき、さらにランニングコストも低く、豪雪地域や積雪地域の一般家庭において十分に利用でき、熱効率よく除雪することができる。
また、ホッパー2の下部にファンヒーターの石油ヒーター6を配設し、排水管10に多数の微少孔11を開孔したので、熱効率のよい、安価なファンヒーターの石油ヒーター6でホッパー6の底面部を加熱してホッパー2に装填した雪を融かし、排水管10を介して排出できるとともに、排水管10の微少孔11から蒸気状に放出できて、その周辺の雪を融かすことができる。
また、ホッパー2の側面を二重状としたので、ホッパー2の側面の断熱性を高められて、熱効率よく融雪することができる。
図4は、本考案の他の実施例で、ホッパー2の底面の裏側に凸凹面の金属板15を接合したものである。本実施例では、ホッパー2の底面に接合した凸凹面の金属板15を介して石油ヒーター6から熱効率よくホッパー2内に熱伝達して上記のように融雪することができる。
図5は、本考案のさらに他の実施例で、ホッパー2の内側面部に石油ヒーター6の加熱による排気用の排気管12を配設したものである。本実施例では、石油ヒーター6によって生じる排気ガスを排気管12を介してその排熱を利用してホッパー2内の雪を融かすことができ、石油ヒーター6の熱を有効に利用するできるものである。
図6は、本考案のさらに他の実施例で、融雪装置1のホッパー2部をコーナー部にアングル材16を介してボルト17で組み立て、分解自在に形成したものである。本実施例では、夏期等の融雪装置1が不要時に、ボルト17をはずして解体し、部材等を重ね合せたりして、積み立てて嵩ばらずに保管するようにできて好ましい。
本考案は、豪雪地域や積雪地域における屋根に積もって雪下ろした雪や、道路等に積雪した雪の除去に広く利用することができる。
1…融雪装置 2…ホッパー 3仕切板 5…空間部
6…石油ヒーター 10…排水管 11…微小孔 12…排気管

Claims (5)

  1. 降積した雪を投入するホッパーに格子状やハニカム状に仕切り板を内設し、このホッパーに投入した雪を加熱して融かすために石油ヒーターを設け、融かした雪水を排出可能に排水管をホッパーの底部に接続したことを特徴とする融雪装置。
  2. ホッパーの下部を加熱可能にファンヒーターの石油ヒーターを配設し、排水管に多数の微少孔を開孔したことを特徴とする請求項1に記載の融雪装置。
  3. ホッパーの側面を二重状とし、ホッパーの底面部を凸凹状としたことを特徴とする請求項1または2に記載の融雪装置。
  4. ホッパーの底面の裏側に凸凹面の金属板を接合したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の融雪装置。
  5. ホッパーの内側面部または外側面部に石油ヒーターの加熱による排気用の排気管を配設したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の融雪装置。
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