JP3197527U - 面状結束バンド連結体及び面状結束バンド結束装置 - Google Patents

面状結束バンド連結体及び面状結束バンド結束装置 Download PDF

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Abstract

【課題】物品の収束部を結束するための面状結束バンドが多数個横並びに連結されて帯状になっている面状結束バンド連結体、及びこの連結体が実装される面状結束バンド結束装置を提供する。【解決手段】二つ折りにしたバンド状本体の一端部B1寄りの部位に少なくとも一つ係止突起31,32を設け、同じく他端部B2寄りの部位に係止突起31,32と嵌合する係止孔41,42をそれぞれ設けた面状結束バンド10を構成し、さらにその面状結束バンド10の多数個を横並びに連結して帯状の面状結束バンド連結体50とする。この帯状の面状結束バンド連結体50を渦巻き状に巻き取ってリールにして結束装置に実装するとともに、先端にある面状結束バンド10に被結束物の収束部を巻回して係止突起31,32を係止孔41,42に挿入することにより被結束物の結束を行う。【選択図】図9

Description

この考案は、食品を容れた包装袋、束ねられた草花の包み又は工業用部品の束若しくはその他包装されようとする物品(以下、「被結束物」という。)の収束部を結束するための面状結束バンドに関し、詳しくは、面状結束バンドが多数個横並びに連結されて帯状になっている面状結束バンド連結体、及びこの連結体が実装される面状結束バンド結束装置に関するものである。
従来から、図12に示すように、面状の結束バンド1を二つ折りにして、それにより被結束物2の収束部3を挟んでから、一端部1a寄りの部位に設けた係止突起4を、同じく他端部1b寄りの部位に設けた係止孔5に挿入することにより、被結束物2を結束する技術は公知である(特許文献1)。
前記係止孔5は、係止突起4の外径より幾分小さい短径を有する長穴状乃至は楕円状をなしているとともに、前記係止突起4は、先端が半球面をなす円筒状をなし、その付け根部分は、前記係止孔5の短径をなす周縁部が挿入される係止溝を有している。そのため、一旦、被結束物2を結束した結束バンド1においては、係止突起4と係止孔5との係合が確実になされ、容易に両者を解除できないという優れた効果を発揮する。
特開2009−96550号公報
しかしながら、上記構造及び形状を備えた結束バンド1を結束装置に導いて被結束物2を結束しようとすると、次のような問題がある。すなわち、一旦、被結束物2を結束した後、係止突起4と係止孔5との係合を強制的に解いて、被結束物2の内容物を改ざんしてから、例えば、被結束物2が袋であれば、袋の中から包装されている内容物を抜き取ったり、内容物に他の内容物を加えたりしてから、再度、係止突起4と係止孔5とを係合させた場合、被結束物2の内容物が改ざんされたという事実を被結束物2の所有者が感知できないという問題がある。
次に、前記構造の結束バンドを結束装置に実装し、その装置から結束バンドを1個ずつ結束装置の結束領域に供給するとき、結束バンド1をどのような状態にして結束装置に供給するかという問題がある。
そこで、本考案者は、上記二つの問題を解消できる結束バンドの構造について、鋭意、検討した結果、前記結束バンドにもう一対の係止突起と係止孔を設けるとともに、その結束バンドを横並びに連結し帯状の連結体にすればよいという事実を見出し、本考案を完成した。従って、本考案の課題は、被結束物の内容物が改ざんされたか否かを視認可能な結束バンドを提供すること(第一の課題)と、結束装置に対して結束バンドを供給可能な構造にした結束バンド連結体を提供すること(第二の課題)にある。
前記の課題のうちの第一の課題を解決するために、第1考案による面状結束バンドは(10)、二つ折りにしたバンド状本体(B)によって被結束物(20)の収束部(21)を挟んで結束する結束バンドにおいて、前記バンド状本体の両端部(B11,B22)寄りの部位に、一つの係止突起(31)とその係止突起(31)が挿入係止される挿入孔(41)とをそれぞれ設けるという手段を採用する。そして前記面状結束バンド(10)の内方寄りにある一対の前記係止突起(31)と挿入孔(41)にそれらの係合が解除されたことを発見できる視認部(41a)を設けるという手段を採用する。
第二の課題を解決するために、第2考案による面状結束バンド連結体(50)は、二つ折りにした合成樹脂製のバンド状本体(B)によって被結束物(20)の収束部(21)を結束する結束バンドの連結体であって、
前記結束バンドは、前記バンド状本体(B)の一端部(B11)寄りの部位に少なくとも一つ設けられる係止突起(31)と、前記バンド状本体(B)の他端部(B22)寄りの部位に前記係止突起(31)が挿入係止される挿入孔(41)とを備える面状結束バンド(10)であり、
前記連結体は、多数個の前記面状結束バンド(10)がハーフカットによる分離溝(51)を介して横並びに帯状に連結されてなるという手段を採用する。
なお、この態様において、一端部寄りの部位に第一係止突起と第二係止孔を設け、同じく他端部寄りに前記第一係止突起が挿入係止される第一係止孔と前記第二係止孔に挿入される第二係止突起とを設けた面状結束バンドとし、これを面状結束バンド連結体にして渦巻状に巻回することにより結束装置に実装可能にしてもよい。
さらに、第3考案による面状結束バンド結束装置は、第2考案による面状結束バンド連結体(50)が実装されることにより、被結束物(20)の収束部(21)を結束する結束装置であって、
基盤部(62)と、
この基盤部(62)の上に延びるリールアーム(61)と、
前記基盤部(62)に前記リールアーム(61)と対称的に斜め上方位置に設置される結束部(63)と、
前記面状結束バンド連結体(50)が前記面状結束バンド(10)の横並び方向に巻き取られてなるリール(52)と、を備え、
前記リールアーム(61)に懸架された前記リール(52)から、前記面状結束バンド連結体(50)が繰り出されて前記結束部(63)の所定位置に移送されるように構成されており、

前記結束部(63)は、
前記基盤部(62)の上に所定間隔を保って立てられた一対の支持板(64a,64b)と、
これらの支持板(64a,64b)の間で斜め上下方向に滑動する滑動板(65)と、
前記滑動板65の上端部に設けられる、被結束物(20)の収束部(21)を挿入可能な平面Y字形の案内隙間(66)と、
前記支持板(64a,64b)の間に前記滑動板(65)と所定間隔の空間を介して設けられる底板と、
前記滑動板(65)と前記底板との間の空間に設けられる結束駆動機構と、を備え、
前記結束部(63)に前記面状結束バンド連結体(50)が実装されるとき、前記リール(52)から繰り出される前記面状結束バンド連結体(50)が、前記滑動板(65)の板上を通過する移送ルート(R)を通して前記結束部(63)に供給されるとともに、この面状結束バンド連結体(50)の最先端にある面状結束バンド(10)が前記結束駆動機構の先端部に載置されるように構成され、

被結束物(20)の収束部(21)の結束時には、被結束物(20)の収束部(21)が案内隙間(66)に挿入されるのに伴って、前記滑動板(65)が所定距離だけ降下し、前記面状結束バンド連結体(50)の最先端にある面状結束バンド(10)が1個、前記分離溝(51)に沿って引き離される一方、前記結束駆動機構の作動に伴って、引き離された前記面状結束バンド(10)が前記収束部(21)を結束するように構成されており、
加えて、同被結束物(20)の結束の終了後に、前記滑動板(65)が斜め上に向かって上昇するのに伴って、前記結束駆動機構が前記面状結束バンド連結体(50)をワンストローク進行させることにより、新たに最先端になる面状結束バンド(10)が前記結束駆動機構の先端部に載置されるように構成されるという手段を採用する。
第1考案の面状結束バンドによれば、被結束物の内容物が改ざんされたか否かを外部から視認可能な結束バンドを提供することができる。
第2考案の面状結束バンド連結体によれば、面状結束バンドを結束装置に対して供給可能なコンパクトな構造にすることができる。
第3考案の面状結束バンド結束装置によれば、面状結束バンド連結体を構成している横並びの面状結束バンドを、結束装置に対して一つずつ確実に供給することができるとともに、結束作業者が、横並びの面状結束バンドからなる結束バンド連結体を用いて被結束物の結束作業を繰り返し行うことができる。
本考案に係る面状結束バンドの斜視図である。 同平面図である。 前記結束バンドの係止突起の部分縦破断面図である。 係止突起の上面図である。 面状結束バンドにより被結束物を結束する場合において、面状結束バンドの二つ折にした状態を示す斜視図である。 被結束物を結束バンドで結束した状態を示す部分斜視図である。 第一係止突起が第一係止孔に係合した状態を示す部分破断斜視図である。 第一係止突起と第一係止孔とを係合させて、その係合を解いたとき第一係合突起が第一折半部から部分的に破断し、残り部分が第一折半部と分離することなく残留する状態を示す部分破断斜視図である。 面状結束バンドが多数個横並びに連結している状態を示す連結体の部分上面図である。 本考案に係る結束バンドにより被結束物を結束するために使用される結束装置の斜視図である。 同結束装置の一構成要素が作動した状態を示す結束装置の斜視図である。 従来技術に係る結束バンドの使用態様を示す部分斜視図である。
次に図面を参照しながら、本考案を実施するための最良の形態を詳述する。図1及び図2に示すよう、本考案に係る面状結束バンド10においてその要部であるバンド状本体Bは、幾分可撓性のある合成樹脂から製造された面状成形体であり、長さ方向の中央部B3にくびれ部11を有している。そして、そのくびれ部11を中心にして、バンド状本体Bは、ほぼ左右対称になる形状をなしているが、(図1及び図2の左側に記載する端部である)一端部(以下、第一端部という。)B1からは外方の幅狭の突出片12が突出されている点において、(図1及び図2の右側に記載する端部である)他端部(以下、第二端部という。)B2の形状と相異している。以下、本考案では、バンド状本体Bのうち、第一端部B1が存在する折半部を第一折半部B11と称し、第二端部B2が存在する折半部を第二折半部B22と称する。
そして、前記バンド状本体Bの両端部B1、B2寄りの部位には、先端が半球面をなす短筒ドーム状の係止突起と、その係止突起が係止されるほぼ直方形の透孔である係止孔がそれぞれ設けられている。すなわち第一折半部B11において第一端部B1寄りには第二係止孔42と第一係止突起31が設けられており、第二折半部B22において第二端部B2寄りには第二係止突起32と第一係止孔41が設けられている。
しかしながら、第一折半部B11において第二係止孔42が第一係止突起31より第一端部B1により近い部位に存在するのに対して、第二折半部B22において第二係止突起32が第一係止孔41より第二端部B2により近い部位に存在するとともに、第一係止孔41は矢印のような平面形状をもって透設されており、その矢先部41aがくびれ部11の方を向いている点において第二係止孔42の形状と相異している。
また、第一係止突起31及び第二係止突起32は、図3及び図4に示すように、バンド状本体Bの一折半部から一体的に立ち上がる短筒部13とその先端に表面が半球面状のドーム部14とから構成されている。そして、短筒部13の側面においてバンド状本体Bの長手方向側には縦溝状のリブ15が形成されているとともに、短筒部13の付け根には前記方向を向く係止溝16が設けられており、後述するように他の折半部に透設されている係止孔の内縁部17に係止可能になっている。さらに、第一又は第二折半部のうちの一つの折半部の係止突起においてその短筒部の内面側には、後述する面状結束バンドの連結体を渦巻状に巻回されたとき、係止突起同士が上下に重なっても、そこに嵌合が生じないようにするために折半部に嵌合防止部18が形成されている。
次に、前記面状結束バンドBのくびれ部11寄りの中央部B3は、前記突出片12以外の部位より幾分幅狭に形成されており、その両縁側には被結束物に接触したとき、被結束物が滑るのを防止する三角片状の滑り防止部19が形成されている。
このような形状・構造を有する面状結束バンド10により被結束物を結束するには、図5に示すように、面状結束バンド10の中央部B3に被結束物を押し付けて、又は前者に後者を押し付けて、まず、面状結束バンド10をほぼ二つ折りにする。次いで、図6に示すように、第一係止突起31を第一係止孔41に強制的に押し付けると、面状結束バンド10による被結束物20の結束がひとまず完了する。なお、本考案において「二つ折りにする」とは、前記くびれ部11を境界にして面状結束バンド10を完全に二つの折るという意味に限定されるものではなく、前記中央部B3を被結束物の収束部に周りに巻回して少なくとも第一係止突起31を第一係止孔41に嵌め込むことができるようにするという意味に解釈しなければならない。
本考案に係る面状結束バンド10においては、第一係止突起31と第一係止孔41により結束された被結束物20の結束を解いて被結束物20中の内容物を取り出したり、さらに他の内容物を追加充填したりした後に、再度、前記の結束をする場合、前記同様に第二係突起32を第二係止孔42に挿入する。
しかしながら、前記内容物の取り出しや他の内容物の追加充填が被結束物20の所有者以外の者によって行われると、すなわち、第三者に内容物が改ざんされると、所有者にとって内容物が改ざんされていることに気が付かない。そこで、本考案に係る面状結束バンドにおいては、図7に示すように、第一係止突起31と第一係止孔41により被結束物20の結束がされた後、第一、第二折半部B11,B22の両端部B1,B2を引き離して、その結束を解くと、第一係止突起31が第一係止孔41の矢先部41aに移動する。その状態で第一係止突起31と第一係止孔41との係合を強制的に外すと、第一係止突起31の一部分は、第一係止孔41の内端面部に係止されるが、他の部分は前記内端面部より間隔の広い矢先部41aをすり抜ける。その結果、図8に示すように、第一係止突起31は、再度第一係止孔41に係合不能な状態で第一折半部B11にくっつく。従って、第一係止突起31の外観を見すれば、第一係止突起31と第一係止孔41との係合が解かれて内容物が改ざんされた否かを見破ることができる。
このような形状・構造を有する面状結束バンド10を結束装置に実装して被結束物を結束するには、多数個の面状結束バンド10を渦巻状に巻き取ってリールにする必要がある。そこで本考案において、まず、図9に示すように多数個の面状結束バンド10が横並びに連結して帯状になった面状結束バンド連結体50を可撓性の合成樹脂から成形して製造する。この製造過程で面状結束バンド連結体50から個々の面状結束バンド10を比較的容易に分離できるように、面状結束バンド10同士の境界付近にはハーフカットをした分離溝51を形成しておく。そして、この面状結束バンド連結体50を、図10に示すように、渦巻状のリール52にし、これを結束装置60のリールアーム61に支承させる。
本考案において、前記結束装置60として、前記リールアーム61及びそれから横並びにされた多数個の面状結束バンド10からなる帯状の面状結束バンド連結体50を繰り出して、その最先端にある面状結束バンド10を一つずつ所定の位置に固定するとともに、固定された面状結束バンド10の上方から被結束物20の収束部21を降下させることにより、その収束部21を結束できる装置であれば、いかなる装置も使用可能である。
しかしながら、本考案においては、平らな基盤部62の上に斜め上方に延びるリールアーム61と、それと対称的に斜め上方位置に設置される結束部63とからなる、側面がほぼY字形をなす結束装置60が好適に使用される。
前記結束部63は、基盤部62の上に所定間隔をおいて平行に立てられた側面形状がほぼ三角形状の一対の支持板64a,64bと、それらの間において斜め上下方向に滑動する滑動板65と、前記支持板64a,64bの間において前記滑動板65と所定間隔をおいて形成される空間を介して宛がわれる底板乃至は底板と側板と、前記空間に実装される結束駆動機構(いずれも図示なし)とからなる。
前記滑動板65の上端部には、被結束物20の収束部21を結束作業者が所定間隔をおいて両手に持って挿入可能なY字形の案内隙間66が形成されている。リールアーム61に懸架されたリール52から面状結束バンド連結体50を一点鎖線に示す移送ルートRを通して、図11に示すように面状結束バンド連結体50の最先端にある面状結束バンド10を結束駆動機構の先端部に供給・載置した状態にして、被結束物20の収束部21を結束作業者が両手に持って降下させると、面状結束バンド連結体50から面状結束バンド10が1個、引き離されるとともに、滑動板65も所定の距離だけ降下する。この間に前記結束駆動機構が作動して、前記収束部21が面状結束バンド10により結束される。なお、図11は、結束駆動機構の先端部に面状結束バンド10が載置される状態を示すために、前記滑動板65だけを手動で降下させた状態を示すものである。
このようにして被結束物20の結束が終了すると、前記滑動板65が斜め上に向かって上昇する。すると、それに伴って前記結束駆動機構が作動して、面状結束バンド連結体50をワンストローク上昇又は進行させ、結束部63に面状結束バンド連結体50を容易に供給でき、その結果、その先端にある面状結束バンド10を前記した結束駆動機構の先端部に供給して載置できる。従って、結束作業者が被結束物20の結束を繰り返す度に続いて結束作業ができるよう、結束駆動機構の先端部に面状結束バンド10が供給されるのである。このようにして、結束装置60に対して面状結束バンド連結体50及びそれを構成している面状結束バンド10を一つずつ確実に供給できるという効果を発揮する。
本考案は、その根本的技術思想を踏襲し考案の効果を著しく損なわない限度において、前記実施態様の一部を変更して実施できる。例えば、結束装置60に装着される面状結束バンド連結体50においては、多数個の面状結束バンド10を横に連結した帯状形状にすることに考案の意味が存在するから、バンド状本体Bの両端部のそれぞれに係止突起と係止孔が対として存在させる必要がなく、一端部に係止突起が存在し他端部にそれが挿入される係止孔が存在する態様も採用できる。
本考案は、結束作業者が被結束物を結束バンドで結束する分野に広く利用できる。
1:結束バンド,2:被結束物,3:収束部,4:係止突起,5:係止孔,10:面状結束バンド,11:くびれ部、12:突出片、13:短筒部、14;ドーム部、15;リブ、16:係止溝、17:内縁部、18:嵌合防止部、19:滑り防止部、20:被結束物、21:収束部、31:第一係止突起、32:第二係止突起、41:第一係止孔、42:第二係止孔、50:面状結束バンド連結体、51:分離溝、52:リール、60:結束装置、61:リールアーム、62:基盤部、63:結束部、64a、64b:支持板、65:滑動板、66:案内隙間、B:バンド状本体,B1:一端部、B11:第一折半部、B2:他端部、B22:第二折半部、B3:中央部、R:ルート。

Claims (2)

  1. 二つ折りにした合成樹脂製のバンド状本体(B)によって被結束物(20)の収束部(21)を結束する結束バンドの連結体であって、
    前記結束バンドは、前記バンド状本体(B)の一端部(B11)寄りの部位に少なくとも一つ設けられる係止突起(31)と、前記バンド状本体(B)の他端部(B22)寄りの部位に前記係止突起(31)が挿入係止される挿入孔(41)とを備える面状結束バンド(10)であり、
    前記連結体は、多数個の前記面状結束バンド(10)がハーフカットによる分離溝(51)を介して横並びに帯状に連結されてなることを特徴とする面状結束バンド連結体(50)。
  2. 請求項1記載の面状結束バンド連結体(50)が実装されることにより、被結束物(20)の収束部(21)を結束する結束装置であって、

    基盤部(62)と、
    この基盤部(62)の上に延びるリールアーム(61)と、
    前記基盤部(62)に前記リールアーム(61)と対称的に斜め上方位置に設置される結束部(63)と、
    前記面状結束バンド連結体(50)が前記面状結束バンド(10)の横並び方向に巻き取られてなるリール(52)と、を備え、
    前記リールアーム(61)に懸架された前記リール(52)から、前記面状結束バンド連結体(50)が繰り出されて前記結束部(63)の所定位置に移送されるように構成されており、

    前記結束部(63)は、
    前記基盤部(62)の上に所定間隔を保って立てられた一対の支持板(64a,64b)と、
    これらの支持板(64a,64b)の間で斜め上下方向に滑動する滑動板(65)と、
    前記滑動板65の上端部に設けられる、被結束物(20)の収束部(21)を挿入可能な平面Y字形の案内隙間(66)と、
    前記支持板(64a,64b)の間に前記滑動板(65)と所定間隔の空間を介して設けられる底板と、
    前記滑動板(65)と前記底板との間の空間に設けられる結束駆動機構と、を備え、
    前記結束部(63)に前記面状結束バンド連結体(50)が実装されるとき、前記リール(52)から繰り出される前記面状結束バンド連結体(50)が、前記滑動板(65)の板上を通過する移送ルート(R)を通して前記結束部(63)に供給されるとともに、この面状結束バンド連結体(50)の最先端にある面状結束バンド(10)が前記結束駆動機構の先端部に載置されるように構成され、

    被結束物(20)の収束部(21)の結束時には、被結束物(20)の収束部(21)が案内隙間(66)に挿入されるのに伴って、前記滑動板(65)が所定距離だけ降下し、前記面状結束バンド連結体(50)の最先端にある面状結束バンド(10)が1個、前記分離溝(51)に沿って引き離される一方、前記結束駆動機構の作動に伴って、引き離された前記面状結束バンド(10)が前記収束部(21)を結束するように構成されており、
    加えて、同被結束物(20)の結束の終了後に、前記滑動板(65)が斜め上に向かって上昇するのに伴って、前記結束駆動機構が前記面状結束バンド連結体(50)をワンストローク進行させることにより、新たに最先端になる面状結束バンド(10)が前記結束駆動機構の先端部に載置されるように構成されたことを特徴とする、面状結束バンド結束装置。
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