JP3197413B2 - リモートコントロール信号処理装置及びそれを用いたvtr - Google Patents
リモートコントロール信号処理装置及びそれを用いたvtrInfo
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- JP3197413B2 JP3197413B2 JP31783993A JP31783993A JP3197413B2 JP 3197413 B2 JP3197413 B2 JP 3197413B2 JP 31783993 A JP31783993 A JP 31783993A JP 31783993 A JP31783993 A JP 31783993A JP 3197413 B2 JP3197413 B2 JP 3197413B2
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- remote control
- control signal
- pulse
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリモートコントロール信
号処理装置に関するものであり、特にマイクロコンピュ
ータを用いて処理を行なうリモートコントロール信号処
理装置に関する。
号処理装置に関するものであり、特にマイクロコンピュ
ータを用いて処理を行なうリモートコントロール信号処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】リモートコントロール送信機から送信さ
れるリモートコントロール信号は一般に赤外線等を媒体
として伝送される。図5において、この信号は機器に設
けられた受信部60で受信されるとともに、波形成形さ
れる。その出力はマイクロコンピュータ61に送られて
処理される。
れるリモートコントロール信号は一般に赤外線等を媒体
として伝送される。図5において、この信号は機器に設
けられた受信部60で受信されるとともに、波形成形さ
れる。その出力はマイクロコンピュータ61に送られて
処理される。
【0003】最近のテレビジョン受像機やVTR、エア
コンディショナ等の機器では、1つのマイクロコンピュ
ータで沢山の処理・制御を行なうようになっており、リ
モートコントロール信号もそのマイクロコンピュータで
処理される。
コンディショナ等の機器では、1つのマイクロコンピュ
ータで沢山の処理・制御を行なうようになっており、リ
モートコントロール信号もそのマイクロコンピュータで
処理される。
【0004】この場合、マイクロコンピュータ61は図
6の(a)に示すリモートコントロール信号パルスPの
エッジ(例えば立ち上がりエッジ)で割り込み要求を受
ける(図6(b))が、他の処理を行なっているとき
は、その割り込み要求を受け付けるまで、遅れが生じ
る。図6(c)は割り込み受け付けのタイミングを示し
ている。また、図6(d)は割り込み処理時間を表わし
ている。
6の(a)に示すリモートコントロール信号パルスPの
エッジ(例えば立ち上がりエッジ)で割り込み要求を受
ける(図6(b))が、他の処理を行なっているとき
は、その割り込み要求を受け付けるまで、遅れが生じ
る。図6(c)は割り込み受け付けのタイミングを示し
ている。また、図6(d)は割り込み処理時間を表わし
ている。
【0005】図7はマイクロコンピュタ61による割り
込み処理のフローチャートを示しており、ステップ#5
でマイクロコンピュータ61内のプログラムタイマーを
ストップし、ステップ#10でタイマー値を読み出す。
そして、ステップ#15でタイマーをリセットスタート
させた後、ステップ#20で周期Tの計算及び、その周
期Tに基いて受信データの各ビットについて「1」又は
「0」を判定し、全体としてのデータ解読を行なう。ス
テップ#25でリターンしてメインのフロー(図示せ
ず)へ戻る。
込み処理のフローチャートを示しており、ステップ#5
でマイクロコンピュータ61内のプログラムタイマーを
ストップし、ステップ#10でタイマー値を読み出す。
そして、ステップ#15でタイマーをリセットスタート
させた後、ステップ#20で周期Tの計算及び、その周
期Tに基いて受信データの各ビットについて「1」又は
「0」を判定し、全体としてのデータ解読を行なう。ス
テップ#25でリターンしてメインのフロー(図示せ
ず)へ戻る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記ステップ#20の
処理はマイクロコンピュータ61の空いている時間にや
ればよい。しかし、入力があったときに、その入力パル
スのエッジに対する割り込み受け付けの遅れは、あまり
大きくなると、誤動作を招来する。この点に関し、図8
と図9を参照して詳述する。
処理はマイクロコンピュータ61の空いている時間にや
ればよい。しかし、入力があったときに、その入力パル
スのエッジに対する割り込み受け付けの遅れは、あまり
大きくなると、誤動作を招来する。この点に関し、図8
と図9を参照して詳述する。
【0007】まず、リモートコントロール信号は、パル
スの周期Tの長短によって「1」、「0」が決められて
いるものとする。そして、図9に示すように周期Tが
0.5ms≦T<1.5msの範囲にあれば「0」、1.
5ms≦T<3msであれば「1」と判定するものとす
る。図8の場合は、受信されたリモートコントロールパ
ルスは最初の周期が2msで、次の周期が1msである
ので、この部分は本来[1,0]という信号である。
スの周期Tの長短によって「1」、「0」が決められて
いるものとする。そして、図9に示すように周期Tが
0.5ms≦T<1.5msの範囲にあれば「0」、1.
5ms≦T<3msであれば「1」と判定するものとす
る。図8の場合は、受信されたリモートコントロールパ
ルスは最初の周期が2msで、次の周期が1msである
ので、この部分は本来[1,0]という信号である。
【0008】しかし、最初のエッジJ1の時点でマイク
ロコンピュータ61は図8(ハ)に示す如く他の処理を
優先して行なっているため図8(ロ)の如く割り込み要
求があっても、それをすぐに受け付けることができず、
600μs遅延して割り込み受け付けが行なわれたとす
る。また、次のエッジJ2では遅れなしに割り込み要求
が受け付けられたとする。このとき、タイマーの計測は
スタートからストップまで1.4msとなる。
ロコンピュータ61は図8(ハ)に示す如く他の処理を
優先して行なっているため図8(ロ)の如く割り込み要
求があっても、それをすぐに受け付けることができず、
600μs遅延して割り込み受け付けが行なわれたとす
る。また、次のエッジJ2では遅れなしに割り込み要求
が受け付けられたとする。このとき、タイマーの計測は
スタートからストップまで1.4msとなる。
【0009】そのため、判定処理では「0」と判定して
しまい、本来の「1」は正しく解読されない。次に、3
番目のエッジJ3での割り込み要求に対して、受け付け
が600μs遅れると、2番目のパルスから3番目のパ
ルスめでの周期は1.6msとなり、「1」と判定して
しまう。このようにして、遅延量に応じて解読の誤動作
が生じる。従って、従来の方法では、種々の処理・制御
を行なうマイクロコンピュータを使ってリモートコント
ロール信号の処理を行なうと、正しい解読ができない虞
があった。
しまい、本来の「1」は正しく解読されない。次に、3
番目のエッジJ3での割り込み要求に対して、受け付け
が600μs遅れると、2番目のパルスから3番目のパ
ルスめでの周期は1.6msとなり、「1」と判定して
しまう。このようにして、遅延量に応じて解読の誤動作
が生じる。従って、従来の方法では、種々の処理・制御
を行なうマイクロコンピュータを使ってリモートコント
ロール信号の処理を行なうと、正しい解読ができない虞
があった。
【0010】特に、VTRのモータ制御を行なうマイク
ロコンピュータでは、モータサーボの性能を確保するた
めにサーボ処理は優先的に処理されなくてはならず、ま
たスロー再生等の制御では精度の高いタイミングでの処
理が必要で、この時のタイマー等の他の割り込み処理も
高い優先度が要求される。このように、VTR等のリア
ルタイム性の高いシステムの制御用マイクロコンピュー
タには、この課題が常につきまとっていた。
ロコンピュータでは、モータサーボの性能を確保するた
めにサーボ処理は優先的に処理されなくてはならず、ま
たスロー再生等の制御では精度の高いタイミングでの処
理が必要で、この時のタイマー等の他の割り込み処理も
高い優先度が要求される。このように、VTR等のリア
ルタイム性の高いシステムの制御用マイクロコンピュー
タには、この課題が常につきまとっていた。
【0011】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、多機能を有するマイクロコンピュータを使っ
ても誤りが生じないリモートコントロール信号処理装置
を提供することを目的とする。また本発明はそれを使っ
たVTRを提供することを目的とする。
であって、多機能を有するマイクロコンピュータを使っ
ても誤りが生じないリモートコントロール信号処理装置
を提供することを目的とする。また本発明はそれを使っ
たVTRを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明のリモートコントロール信号処理装置は、フリ
ーランニングカウンタと;受信したリモートコントロー
ルパルスのエッジのタイミングで前記フリーランニング
カウンタの値をラッチするキャプチャレジスタと;前記
リモートコントロール信号パルスによって割り込み要求
を受けて割り込み処理を行ない、その割り込み処理にお
いて前記キャプチャレジスタでラッチされた値に基いて
リモートコントロール信号の解読を行ない、その解読結
果を出力するCPUとを備える。
め本発明のリモートコントロール信号処理装置は、フリ
ーランニングカウンタと;受信したリモートコントロー
ルパルスのエッジのタイミングで前記フリーランニング
カウンタの値をラッチするキャプチャレジスタと;前記
リモートコントロール信号パルスによって割り込み要求
を受けて割り込み処理を行ない、その割り込み処理にお
いて前記キャプチャレジスタでラッチされた値に基いて
リモートコントロール信号の解読を行ない、その解読結
果を出力するCPUとを備える。
【0013】
【作用】このような構成によると、リモートコントロー
ル信号パルスによるエッジでのカウンタの値の割り込み
をキャプチャレジスタでハード的に行ない、CPUでソ
フト的なタイマーをストップスタートさせて行なうもの
でないので、CPUが他の処理を優先して行なっていて
も、エッジでの値の確定が不正確になることはない。
ル信号パルスによるエッジでのカウンタの値の割り込み
をキャプチャレジスタでハード的に行ない、CPUでソ
フト的なタイマーをストップスタートさせて行なうもの
でないので、CPUが他の処理を優先して行なっていて
も、エッジでの値の確定が不正確になることはない。
【0014】尚、パルスのエッジによってCPUに割り
込み要求がかかり、その受け付けはCPUの処理状況に
応じて遅れるが、受け付けられた後に行なわれる割り込
み処理では、先にキャプチャレジスタでラッチされた値
に基いて行なう判定等の解読処理であるので、誤判定、
誤解読は生じない。
込み要求がかかり、その受け付けはCPUの処理状況に
応じて遅れるが、受け付けられた後に行なわれる割り込
み処理では、先にキャプチャレジスタでラッチされた値
に基いて行なう判定等の解読処理であるので、誤判定、
誤解読は生じない。
【0015】
【実施例】図1はVTRの回転制御サーボ用のマイクロ
コンピュータを利用してリモートコントロール処理を行
なう例を示している。図1において、1はリモートコン
トロール信号を受信し、波形成形する受信部で、その出
力のパルスPはワンチップのマイクロコンピュータ2に
供給される。
コンピュータを利用してリモートコントロール処理を行
なう例を示している。図1において、1はリモートコン
トロール信号を受信し、波形成形する受信部で、その出
力のパルスPはワンチップのマイクロコンピュータ2に
供給される。
【0016】3はクロックCLKをカウントするフリー
ランニングカウンタである。4は第1キャプチャレジス
タ、5はCPUである。M1〜M8は端子である。受信
部1からのリモートコントロール信号パルスPはキャプ
チャレジスタ4に加えられるとともに、割り込み信号発
生回路9を通してCPU5にも与えられる。
ランニングカウンタである。4は第1キャプチャレジス
タ、5はCPUである。M1〜M8は端子である。受信
部1からのリモートコントロール信号パルスPはキャプ
チャレジスタ4に加えられるとともに、割り込み信号発
生回路9を通してCPU5にも与えられる。
【0017】6は端子M3を通して入力されるFGパル
スに同期してフリーランニングカウンタ3の値をラッチ
する第2キャプチャレジスタである。また、7は端子M
4を通して入力されるPG9パルスに同期してフリーラ
ンニングカウンタ3の値をラッチする第3キャプチャレ
ジスタである。
スに同期してフリーランニングカウンタ3の値をラッチ
する第2キャプチャレジスタである。また、7は端子M
4を通して入力されるPG9パルスに同期してフリーラ
ンニングカウンタ3の値をラッチする第3キャプチャレ
ジスタである。
【0018】FGパルスはモータ11と一体に回転する
回転シリンダ12の一回転につき複数個発生され、PG
パルスは回転シリンダ12の一回転につき1つの割合で
発生される。13、14はFGパルス発生器とPGパル
ス発生器である。8はFGパルス、PGパルスの入力の
度に割り込み信号を発生する割り込み信号発生回路であ
り、その出力はCPU5に与えられる。
回転シリンダ12の一回転につき複数個発生され、PG
パルスは回転シリンダ12の一回転につき1つの割合で
発生される。13、14はFGパルス発生器とPGパル
ス発生器である。8はFGパルス、PGパルスの入力の
度に割り込み信号を発生する割り込み信号発生回路であ
り、その出力はCPU5に与えられる。
【0019】CPU5はFGパルスに基づく割り込みを
受けると、キャプチャレジスタ6でラッチされた引き続
く2つの値の差をとり、その差と予めメモリに記憶して
ある速度基準値との差を計算し、それを速度エラー信号
とする。また、PGパルスに基づく割り込みがかかる
と、キャプチャレジスタ7でラッチされた値と予めメモ
リに記憶してある位相基準値との差を計算し、それを位
相エラー信号(従って制御信号)とする。前記速度制御
信号と位相制御信号は例えばディジタルフィルタ等で計
算処理が施され、PWM回路10へ送られる。PWM回
路10の出力は端子M8を通して外部へ導出され、モー
タ11の回転制御に供される。
受けると、キャプチャレジスタ6でラッチされた引き続
く2つの値の差をとり、その差と予めメモリに記憶して
ある速度基準値との差を計算し、それを速度エラー信号
とする。また、PGパルスに基づく割り込みがかかる
と、キャプチャレジスタ7でラッチされた値と予めメモ
リに記憶してある位相基準値との差を計算し、それを位
相エラー信号(従って制御信号)とする。前記速度制御
信号と位相制御信号は例えばディジタルフィルタ等で計
算処理が施され、PWM回路10へ送られる。PWM回
路10の出力は端子M8を通して外部へ導出され、モー
タ11の回転制御に供される。
【0020】一方、受信部1で形成されたリモートコン
トロール信号パルスPの立ち上がりエッジJ1、J2、
J3、・・・によって図2に示すようにフリーランニン
グカウンタの値D1、D2、D3、・・・がラッチされ
る。図2(a)はフリーランニングカウンタ3の出力、
(b)はリモートコントロール信号パルスPを示す。リ
モートコントロール信号パルスPの立ち上がりエッジJ
1、J2、J3、・・・によって割り込み信号発生回路
9から割り込み要求信号が出力され、CPU5に与えら
れるが、CPU5は優先処理を行なってから、その受け
付けを行ない、リモートコントロール信号の処理を行な
う。
トロール信号パルスPの立ち上がりエッジJ1、J2、
J3、・・・によって図2に示すようにフリーランニン
グカウンタの値D1、D2、D3、・・・がラッチされ
る。図2(a)はフリーランニングカウンタ3の出力、
(b)はリモートコントロール信号パルスPを示す。リ
モートコントロール信号パルスPの立ち上がりエッジJ
1、J2、J3、・・・によって割り込み信号発生回路
9から割り込み要求信号が出力され、CPU5に与えら
れるが、CPU5は優先処理を行なってから、その受け
付けを行ない、リモートコントロール信号の処理を行な
う。
【0021】図2(e)はリモートコントロール信号処
理時間を示している。割り込み要求から、その処理が遅
れることがあるが、ここでの処理はキャプチャレジスタ
で先にラッチされている値を使って計算や判定(解読)
をするだけであるから、従来のような問題は生じない。
理時間を示している。割り込み要求から、その処理が遅
れることがあるが、ここでの処理はキャプチャレジスタ
で先にラッチされている値を使って計算や判定(解読)
をするだけであるから、従来のような問題は生じない。
【0022】尚、CPU5の計算では、引き続くラッチ
データの差(DN+1−DN)をとることを行なうが、この
とき単に差をとるだけでなく、次の式に基いて行なう、 (オーバーフローカウント値)×(キャリーの数)+
(DN+1−DN) 即ち、(DN+1−DN)以外に(オーバーフローカウント
値)×(キャリーの数)を加えている。
データの差(DN+1−DN)をとることを行なうが、この
とき単に差をとるだけでなく、次の式に基いて行なう、 (オーバーフローカウント値)×(キャリーの数)+
(DN+1−DN) 即ち、(DN+1−DN)以外に(オーバーフローカウント
値)×(キャリーの数)を加えている。
【0023】これは次のような理由による。フリーラン
ニングカウンタ3は図3(ロ)に示すように何回もオー
バーフローを繰り返しながら、カウントしているので、
例えばフリーランニングカウンタのカウント出力(図3
(ロ))に対してリモートコントロール信号パルス(図
3(ロ))が図示のような関係にある場合、J3からJ
4までの周期は単にD4−D3では得られず、これにオ
ーバーフロー時間tとキャリーの数(この場合、3)を
掛けたものt×3を加算しなければ正しい周期が得られ
ないからである。この計算を可能にするため、フリーラ
ンニングカウンタから図3(イ)に示すタイミングで生
じるリップルキャリーをCPUに入力するものとする。
尚、図1では、このリップルキャリーのCPU5への供
給線路は図示省略している。
ニングカウンタ3は図3(ロ)に示すように何回もオー
バーフローを繰り返しながら、カウントしているので、
例えばフリーランニングカウンタのカウント出力(図3
(ロ))に対してリモートコントロール信号パルス(図
3(ロ))が図示のような関係にある場合、J3からJ
4までの周期は単にD4−D3では得られず、これにオ
ーバーフロー時間tとキャリーの数(この場合、3)を
掛けたものt×3を加算しなければ正しい周期が得られ
ないからである。この計算を可能にするため、フリーラ
ンニングカウンタから図3(イ)に示すタイミングで生
じるリップルキャリーをCPUに入力するものとする。
尚、図1では、このリップルキャリーのCPU5への供
給線路は図示省略している。
【0024】上述したように本実施例では、キャプチャ
レジスタ4によってリモートコントロール信号パルスP
のエッジタイミングでフリーランニングカウンタ3の値
をラッチし、この値を使用してCPU5で計算するの
で、CPU5の割り込み受け付けが遅れても、正しいリ
モートコントロール信号パルスの周期が求まる。
レジスタ4によってリモートコントロール信号パルスP
のエッジタイミングでフリーランニングカウンタ3の値
をラッチし、この値を使用してCPU5で計算するの
で、CPU5の割り込み受け付けが遅れても、正しいリ
モートコントロール信号パルスの周期が求まる。
【0025】また、これ以外にも本実施例によれば、リ
モートコントロール信号のチャタリング対策も得られる
というメリットがある。即ち、図4(a)に示すように
リモートコントロール信号パルスPの前にチャタリング
CTが生じていた場合、(b)に示すようにキャプチャ
で何回もラッチされるが、そのラッチの値は次々と更新
され、真のパルス分の立ち上がりに同期したラッチによ
る値が残り、この値が使用されるからである。(c)は
割り込み要求を示し、(d)は割り込み受け付け(ロー
レベル)を示す。(e)は割り込み処理である。
モートコントロール信号のチャタリング対策も得られる
というメリットがある。即ち、図4(a)に示すように
リモートコントロール信号パルスPの前にチャタリング
CTが生じていた場合、(b)に示すようにキャプチャ
で何回もラッチされるが、そのラッチの値は次々と更新
され、真のパルス分の立ち上がりに同期したラッチによ
る値が残り、この値が使用されるからである。(c)は
割り込み要求を示し、(d)は割り込み受け付け(ロー
レベル)を示す。(e)は割り込み処理である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、C
PUでの割込み処理がおくれても、リモートコントロー
ル信号パルスによるフリーランニングカウンタのラッチ
はリアルタイムで行なわれ、且つその値が保持される。
割り込み処理の実行時に、その保持された値に基いて解
読が行なわれるので、解読に誤りが生じないという効果
がある。また、汎用タイマーをリモートコントロール用
に独占的に割り当てる必要がなく、回路の縮小によるコ
ストダウン又は他の用途にタイマーを使うことによる機
能アップが図れる。また、VTR等においてリモートコ
ントロール専用のタイマーを設ける必要がなく、キャプ
チャレジスタを1つを追加するだけで済むので、回路規
模の著しい増加を回避できる。
PUでの割込み処理がおくれても、リモートコントロー
ル信号パルスによるフリーランニングカウンタのラッチ
はリアルタイムで行なわれ、且つその値が保持される。
割り込み処理の実行時に、その保持された値に基いて解
読が行なわれるので、解読に誤りが生じないという効果
がある。また、汎用タイマーをリモートコントロール用
に独占的に割り当てる必要がなく、回路の縮小によるコ
ストダウン又は他の用途にタイマーを使うことによる機
能アップが図れる。また、VTR等においてリモートコ
ントロール専用のタイマーを設ける必要がなく、キャプ
チャレジスタを1つを追加するだけで済むので、回路規
模の著しい増加を回避できる。
【図1】本発明を実施したVTRの回転制御サーボ用の
マイクロコンピュータを利用してリモートコントロール
処理を行なう回路を示す図。
マイクロコンピュータを利用してリモートコントロール
処理を行なう回路を示す図。
【図2】その動作を説明するための図。
【図3】同じく動作を説明するための図。
【図4】同じく動作を説明するための図。
【図5】従来例のリモートコントロール信号処理装置を
示す図。
示す図。
【図6】その従来例の動作を説明するための図。
【図7】従来例のリモートコントロール信号処理の手順
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図8】従来例の動作説明図。
【図9】リモートコントロール信号の解読に関する図。
1 リモートコントロール信号受信部 2 マイクロコンピュータ 3 フリーランニングカウンタ 4 キャプチャレジスタ 5 CPU 9 割込み信号発生回路
Claims (3)
- 【請求項1】フリーランニングカウンタと、 受信したリモートコントロールパルスのエッジのタイミ
ングで前記フリーランニングカウンタの値をラッチする
キャプチャレジスタと、 前記リモートコントロール信号パルスによって割り込み
要求を受けて割り込み処理を行ない、その割り込み処理
において前記キャプチャレジスタでラッチされた値に基
いてリモートコントロール信号の解読を行ない、その解
読結果を出力するCPUと、 を備えるリモートコントロール信号処理装置。 - 【請求項2】前記フリーランニングカウンタ、キャプチ
ャレジスタ、CPUはワンチップマイクロコンピュータ
に含まれれており、該ワンチップマイクロコンピュータ
はモータ制御をも行なうようになっている請求項1に記
載のリモートコントロール信号処理装置。 - 【請求項3】請求項2に記載のリモートコントロール信
号処理装置を用いたビデオテープレコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31783993A JP3197413B2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | リモートコントロール信号処理装置及びそれを用いたvtr |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31783993A JP3197413B2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | リモートコントロール信号処理装置及びそれを用いたvtr |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07177582A JPH07177582A (ja) | 1995-07-14 |
JP3197413B2 true JP3197413B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=18092634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31783993A Expired - Fee Related JP3197413B2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | リモートコントロール信号処理装置及びそれを用いたvtr |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3197413B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7935358B2 (en) | 2005-01-31 | 2011-05-03 | Kao Corporation | Cosmetic skin preparation |
CN101208073B (zh) * | 2005-05-02 | 2012-09-05 | 株式会社高丝 | 彩妆类化妆品 |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP31783993A patent/JP3197413B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7935358B2 (en) | 2005-01-31 | 2011-05-03 | Kao Corporation | Cosmetic skin preparation |
CN101208073B (zh) * | 2005-05-02 | 2012-09-05 | 株式会社高丝 | 彩妆类化妆品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07177582A (ja) | 1995-07-14 |
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